音工房Zの商品は2009年の開業以来、
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レビュー商品一覧

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素晴らしい!

Rated 5.0 out of 5
2016年11月20日

遅くなってすみません。海外に行くことが多いので、半年経ってやっとレビューができます。

私のシステムは骨董品に近く、30年以上になるJBL S101とフォステックスT-826,ソースはSONY HAP-Z1ES,Marantz CA10 + クラウンD45で、D45は100→110Vに昇圧し、ソースとプリアンプはサウンドブレインのノイズカットトランスで浮かせてます。

最初の音出しでは若干リボンの音色と言うか、線の細さと煩さを感じたのですが、少し慣らしが進んだところでJBLS101のホーンドライバのダイヤフラムとリボンの位置をきちんと合わせたところ、Z501の存在が消えたかの如く驚くような見事な音、音場が得られました。素晴らしい!

但し、ダイヤフラムの位置とはミリ単位で合わせないとたちまち高音域に癖がでます。

それくらいZ501がしっかり音を出しながら全体をサポートしているわけですね。T-826は完全にただのオブジェになりました。

神戸 啓文

かつて使っていたラック、ヤマハGTRと比べてもZ101は全く遜色なく、むしろ実用的で満足しています。

Rated 5.0 out of 5
2016年11月8日

オーディオがブームだった70年代後半に学生時代を過ごしました。

仕事にかまけ当時そろえた機材も引っ越しの度に散逸し、気がつけばミニコンポで暮らす身に。

そこへ「100万円vs3万円のアンプ対決」の記事がネットで目に留まり、辿って御社HPに行き着きました。

眠っていたオーディオ熱がよみがえり、上限20万円と決めてシステムを構築。まさに3万円代のアンプから再スタート。

かつて使っていたラック、ヤマハGTRと比べてもZ101は全く遜色なく、むしろ実用的で満足しています。

ターンテーブルを乗せる方には、このくらいの重量が無いと安定感が得られないでしょう。

上段の棚板は自作しましたが、オプションで取り付けられればなお良かったです。需要はあると思います、ご検討ください。

OA

商品を使ってみましたが音がしまるというか、低音がはっきりする感じを受けました。

Rated 4.0 out of 5
2016年9月9日

【バーチ乱反射ブロック】

今このレビューを書いているPC用のスピーカーのために購入させていただきました。

メールを見てお得かもしれないと感じて買ってみました。私はオーディオ関係にそこまでお金をかけれないので、コストパフォーマンスを大事にしております。

商品の評価ですが、初めて音工房さんを利用したのですが、すごい立派で驚きました。

本当に塗装というか、いろいろ手を入れればすごい実用的だと感じております。私は手を入れる知識がないので難しいのが残念です。

商品を使ってみましたが音がしまるというか、低音がはっきりする感じを受けました。

PCスピーカーの4点支持なのですが、効果はあると思います。

余談ですが、

の設置環境はスペースの関係上

雑誌の上ー>インシュレーター>スピーカーと

PCケースの上ー>インシュレーター>スピーカーという環境です。

今までは地震のジェルマット(100均)がインシュレーターだったのですが、

このインシュレータのおかげで立派に見えるようになったのでとてもよかったです。

もう一度パーチのインシュレータ小が販売されるとうれしいです。

これをつかいこなすにはそれなりの大きさのスピーカーでないと難しいきがするのが難点かもしれません。

私は安定感を大事にしたいので4点支持ですが、スピーカーの大きさ的にインシュレータの効果が弱まってしまうようです。

私は差がわかるほどの音量では聞きませんので問題ありません。

今後の製品を楽しみにしてます。

AY

間違いなくマニアをうならせることができる性能、またちょっとしたオーディオファンにも受け入れられる価格帯のバランスの取れたスピーカーです。

Rated 5.0 out of 5
2016年9月1日

初めての購入でキットから組み立てました。私の組み立て技能は文系の大学ですが、技術工芸の講義実習があり、ちなみに木製の箱を裁断からして釘を使わずに組み上げ、万力で圧着後ヤスリで丁寧に磨き、ニスを薄塗りで三度塗り込んだのちにコンパウンドで光沢が出るまで磨くというまさにキットを組み上げる行程でありますが、その実技で優をもらえる位でした。あくまでも初めての体験での話です。

本題に移りますが、今回購入のキットですが、キットにしては値段もいいですが、まず国内業者で右に出る業者はいないでしょう。エンクロージャーの組み上げからの感想から、まず木材なのに精度にこだわり裁断してあります。したがって組み上げ時に精度を出す作業がないので楽です。ここまで精度が出ていれば紙ヤスリをあて木で精度がでるので良質のエンクロージャーキットです。また動画でのサポートでかなり詳しく説明していただいているので、質問の必要ないと思われるほどです。

前述の腕前でも落とすことなく完成させることができました。

また剛性と重量を出すため合板でもかなり精度の良い合板を使用しているのが分かりました。私のイメージでは重量と剛性を出すには桜木と固定観念があったので目からうろこでした。次にスピーカーですが採用されているツイーターの分解能力が凄い。目を閉じて聞いていると管弦演奏の管弦楽器が別々に脳裏に浮かび上がるほどです。

使用のアンプはデノンのpma s10iiiですがバイワイヤリングは必要ないと思えるほどの再現力でした。ウーハーについてですが、耳障りな低音でない聞き心地の良い低音を再生してくれ、スピーカーだけで約13万するのも納得で、かといってエンクロージャーとの愛称もよく、またネットワークについても丁寧に解説動画があり初心者でも組み上げることが組み上げることが簡単に出来ると思います。さらにアッテネーターですが、これがまたかゆいところに手が届くと表しておきます。アンプでの再生でまずもってメーカー によるチョイスだと思いますが高音や低音をを絞ったり、ソースの録音においても同じように微妙な味付けがあると思います。それをアッテネーターによって多少なりとも補える。これにより逆に耳障りなほどの高音再生や低音重視に設定ができます。これは設定というよりはスピーカー再生能力のキャパシティーの幅がわかる実験的な要素やこのスピーカーの音質がどなたにでも受け入れることができる性能だと思いますが、、、、

そして値段もこれだけの性能で間違いなく安い。あるところでb&wのノーチラスを聞いたことがありますが、好みの問題があるのを承知で言いますがまず再生能力は突き抜けています。本製品と聞き比べをしてもパッと聞いたでけでは目を閉じているときっと判別できる人はいないでしょう。でもアッテネーターをいじって再生すると誰しも音工房zのZ800-FW168HRだと気付くはずです。アンプの性能比較のコメントも見ましたが、性格が似ているスピーカーにおいて視聴時に目を閉じて聞いてもスピーカーを判別できるものが販売されているスピーカーのなかにいくつ存在するでしょうか?もちろんハイエンドで性格が似ているもの限定で考えて下さいね。それだけのものをこの価格で販売されている音工房zさんは製造業としては利益率が低いことはどれだけの人が分かってもらえるでしょうか?

間違いなくマニアをうならせることができる性能、またちょっとしたオーディオファンにも受け入れられる価格帯のバランスの取れたスピーカーです。

率直に言いますしお気にさわるのなら無視して下さいね。ここからはオフレコとしてお願いいたします。以前花田スピーカー研究所について書き込んだ者です。もし発表会で聞く機会があれば参考にしてください。金管楽器や管弦楽系の再生能力についてはあちらの方が優れていると思います。ただ全体のバランスという点では間違違いなくZ800-FW168HR

の方が長時間聞いていても疲れないです。

向こうは音調の再生能力のデータを重視し過ぎており、パッと聞いたとこでは凄い分解能力や中音の厚みや高音がどこまで伸びるのかとか突き抜けた能力は感じられますが全体的に固く、ただ向こうはきっと一生販売されないものなのであくまでも参考であり、そして花田氏はノーチラスは音の波形が悪いとバカにしていたのですが私は長時間聞いていてもノーチラスの方が聞き疲れなく楽に聞けましたが、それに近い印象でした。

今後の活躍をお世辞抜きに期待しています。

TY

聴こえた音は、ガラリと変わったというのではなく、ところどころにサビが効いている感じです。

Rated 4.0 out of 5
2016年8月20日

前略、毎回の情報をゆっくりと読ませていただいております。

早速「Z501スーパーツイーター」のレビューに入ります。

購入の動機は、使用しておりますスピーカー5セットの内、高域用にホーンと低域用に38cmコーンウーハーを使用したALTEC「バレンシア」の高域にもう少し伸びが有れば良いかなと思ったからです。「Z501」が配達された時は、丁度日数の多い旅行の途中でした。帰宅してからも家族が着荷の知らせを忘れていたため、開梱が随分遅れてしまいました。

到着を知ってから、接続する為説明書を急いで読みました、接続は簡単にできました。どう音が変化するかなと、期待いっぱいで女性ボーカルの LP レコードのボリュームを上げてみました、聴こえた音は、ガラリと変わったというのではなく、ところどころにサビが効いている感じです。「バレンシア」ばかりで聴いている状況ではありませんので日数の割には通電の時間が少ないので、エージングが進んだ後の音をを楽しみに聴いて行こうと思っております。

藤岡 哲朗

Z701とは本当にマッチングがいい様です。

Rated 5.0 out of 5
2016年8月10日

約30年ぶりに「プア」オーディオから「ピュア」オーディオに戻ってきました。当時は併売されていたレコードがなくなってしまい新譜がCDでしか発売されない時代、またオーディオ機器の「中級機」が激減して、手の出ない高級機との大きな溝を感じていた頃で、結果、音質的な興味が失せてしまったのですが、戻るきっかけは昨今のハイレゾブームでまた「いい音」が気になっていたからです。

当時は聴く音楽の特性上32センチウーファーの密閉3ウェイでしたが、聴く音楽の幅が広がったのと、8センチフルレンジ1発の潔さに興味があったので、Z701-ModenaBHBS Mini を買ってみました。実はそのアコースティック楽器の様な綺麗な鳴りっぷりに、それはそれで満足していたのですが、ハイレゾの高域をヘッドフォンでだけでなく、せっかく買ったZ701…でも堪能したいと思い、スーパーツィーターを探していたところ、渡りに舟でZ501の予約受付が始まった、という経緯で購入しました。

安達さんの説明にもある様に、Z701とは本当にマッチングがいい様です。例えば某クラシック系ハイレゾストリーミング放送はナレーションの声が小さく、一方で楽曲のダイナミックレンジが広い為、音量レベルの差があり過ぎて個人的にかなり聴きづらいので、楽曲に合わせナレーションは聞こえるかどうかの音量にしています。そこにZ501を接続すると音量はそのままでもサ行の音がハッキリし、随分聞き取り易くなりました。ビル・エバンスなどは、予想通りライドシンバルのブラシの音がZ501があるとよりスリリングに聴こえて、全体の透明度が上がります。弦楽器ではスピッカートが良く聴こえるようになり、こちらも緊張感が変わりました。この感覚はある種のノスタルジーでもあり、「そういえば、その昔にもこういう音域は音量を上げていたときには聞こえていたのかも知れない」と思いました。でも当時はヒスノイズを始め様々なノイズの中に紛れて聴こえ ていた音であり、静寂からいきなりこの音域が聞こえるのは、まさに隔世の感があります。

私の環境では床置きなので、写真にはありませんがZ501の正面側にコインを挟んで仰角を付けています。夜に聴く機会が多くあまり音量を上げられないですが、Z501は私の環境では小音量でもメインと問題なくマッチングが取れ、且つ十分プレゼンスが高い、いい製品だと思います。ただムリを承知で言いますと、この構成(小径フルレンジ、スーパーツィーター、BHBS)を、もしコアキシャルでできれば、皆が黙ってしまう説得力があるのでしょうね。価格は何倍になるか分かりませんが(笑)、欲しいですね。

FY

クラシック音楽を聴く分には、かなり満足しています。

Rated 4.0 out of 5
2016年8月3日

写真の通り、ScanSpeakユニットを中心とした3WAY自作システムに、アドオンとしてZ501を追加しました。音の出方が大きく変わるのかと期待しましたが、逆に「おとなしくなる」方向に変わったようです。これから、コンデンサーの容量や、コンデンサーのブランドそのものを変えて実験してみたいと音います。クラシック音楽を聴く分には、かなり満足しています。

Z501そのものの重量の軽さが気になります。ウッドケースの接地面に金属のインシュレーターを埋め込むなど、もう少し重量を増しても良いのかなと思いました。

NT

全体的に演奏会場の雰囲気と天井の高さを感じさせるもので、スーパーツイーターとしての効果抜群でした。

Rated 5.0 out of 5
2016年8月1日

音工房Zのメルマガをいつも楽しく読ませて頂いています。聴感を重視した独自の音へのこだわりとチャレンジ精神あふれる商品開発には頭が下がります。今回購入させて頂いたZ501も、本体スピーカの特徴を損なわずに超高域を改善するというコンセプトに惹かれて注文しました。7月末に届いた箱を開けてまずびっくりしたのが、その小ささと軽さでした。

さらに当方のシステムに設置して音だしした時の、能率の高さと音質改善の効果に目(耳?)をみはりました。昔、マジックキューブという玩具がありましたが、これはまさにマジカルキューブという名前がピッタリです。拙宅の写真のシステムは、ホーン型2ウエイのJBL4425(91dB)にパイオニアPT-R7リボン型スーパーツイーター(95dB)を8kH・6dB/octで組み合わせていますが、いつもはアッテネータで-4dB絞って聞いていました。Z501に替えたところ、さらに2~4dB絞って丁度良くなりました。

また、音質改善の効果については、期待通り、煩さを感じさせずに、レンジの拡がりと高域の華をもたらしてくれました。オーケストラの各楽器の輪郭がハッキリし、さらに低弦の響きもクリアになりました。全体的に演奏会場の雰囲気と天井の高さを感じさせるもので、スーパーツイーターとしての効果抜群でした。まだ届いて間もないので、これからネットワークの調整等試してみる予定ですが、大いに楽しみです。

Z501は極めて小さく軽いため、設置方法が難しいようです。本体スピーカの上面にうまく固定するために、1つアイデアをご紹介します。ホームセンターの防災グッズのコーナーで、強力耐震「貼ってはがせる転倒防止シート」というのを見つけました。小生は、透明なウレタンゴムシートで、厚さ2mm、2cm角のものを、Z501の底面に3枚貼り付けて使用しています。かなりしっかり固定できています。ご参考まで。

小嶋 宏明

残念ながら私の耳ではZ501の有り無しでの聴感の違いが今のところほとんど聞き分けられていません。

Rated 2.0 out of 5
2016年7月24日

 自宅を改築して6畳と狭いですが念願のオーディールームも確保しました。まだセッティングも完全ではないのですが、一応Z800-FW168HRに乗せて視聴を始めました。

 しかし残念ながら私の耳ではZ501の有り無しでの聴感の違いが今のところほとんど聞き分けられていません。年齢のせいで高音域が聞き取り難くなってきているせいも有ると思います。

 もともとZ800の帯域の広さには十分満足していおりこれ以上必要ないとは思っていましたので、Z501で何となくバイオリンの倍音の響きが豊かになったような気がする程度です。

 もう少しエージングをしてセッティングや配線それからコンデンサーも変えてみようと思いますので、その分は楽しみが増えました。

 Z501の本体の造形や加工精度は素晴らしいので見た目の効果は抜群です。(笑)

 尚、FE108Solを購入済みでZ1000-FE108Solの視聴会も申し込みましたので、予約が通ることを楽しみにしています。 できましたらZ800との比較とか、更にできましたらFOSTEXが出しているBK108-Solとの比較視聴ができたら嬉しいです。よろしくお願いします。

長瀬 明

半信半疑であったことが一気に払拭しました。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月23日

音響パネルは以前から興味があり、導入を検討していました。しかし市販品は、ちょっとした大きさのものはべらぼうに価格が高く、またそれに似合う効果もわからず、半信半疑の部分もあり購入に踏み切れませんでした。某雑誌でもSPFで自作する記事がありましたが、価格的には魅力でしたが、手間暇とデザイン的に満足できるものではありませんでした。

今回、Z103の購入に踏み切った理由は

・音響パネルについて効果とメリットをわかりやすく解説されていること。

・価格、デザインが良かったこと。

・以前、Z600-Alpair7Rを購入させていただいて、音質はもちろん、デザインとカット精度も良かったこと。等です。

さて本題です。まずセッティング状態ですが、最初はスピーカの外側に設置しておりましたが、試行錯誤の結果、現在は写真の通り、部屋のコーナーからスピーカの背面に設置しています。パネル設置後の変化として

・スピーカの存在感が低減し、音場感が広がった。

・オーケストラのソロ(協奏曲)の存在感が増し、奥行が出てきた。

・室内楽では各パートの位置関係がはっきりしてきた。

・表現が適切でないかもしれませんが、スピーカがうるさくなくなった(ボリュームを上げても聞きやすくなった)。

・ソロボーカルもビシッと定位する。

等、半信半疑であったことが一気に払拭しました。

パネルの設置場所を変えることや増やすことで、さらに改善効果が期待できることを実感し、うれしく思います。

今後パネルの増加導入を検討中です。

また音楽ソース(CD,LPレコード、FM等)と音楽ジャンルが広がり、さらに所有しているものを聞き直すことが楽しみになり、新たな再発見につながるのではないかと思います。

追伸

所有されている方もいらっしゃると思いますが、これを機に、私が定番あるいはテストソースとして、最近購入して、オッと!と感じたCDをいくつか紹介します。

・SHELLY MANNE :234 UCCU-5169

・Lisa Batiashvili/Salonen :Violin Concerto No.1/Shostakovich DG477 9299

・Anda/Fricsay :Piano Concerto No.1他/Bartok  DG 447-3992

・Rachel Podger :Partita nr.3 BWV1006/Bach CCS14498

・SAYAKA :Palma Habanera ZQBG 1002

・BORODIN QUARTET :String Quartets/Shostakovich

CHAN 10064

大山様を通して各々の方々からコメントを聞けると嬉しいですね。

以上です。

村松 貴史

大好きなJazzのピアノトリオ,オスカーピーターソンのドラム、ピアノ、ベースが気持ち良くなってくれています。 

Rated 5.0 out of 5
2016年7月22日

2月に届いたZ600-Alpair7Rの製作に時間が取れず完成が7月になってしまいました。完成前にZ501が届き、両方の音出しを同時にしました。 

Z501がタモ材だということで、Z600にタモの突き板を貼りました。突き板貼りは初めてでしたが、動画の案内のおかげで失敗なく貼れました。同じトモであっても杢目の突き板を選んだためか、色合いが少し異なりますがあまり気にならない程度です。初音出しの印象は、写真で並んでいるのと同じように音質もZ800とZ1000の中間のような感じを受けました。

このスピーカーのサイズからは信じられないくらいの低音と、Z501からの隠し味の効いた高音で、この組み合わせはかなりいけるなーと思います。Z501&Z600のペアは今もっと小さな部屋で聞いております。大好きなJazzのピアノトリオ,オスカーピーターソンのドラム、ピアノ、ベースが気持ち良くなってくれています。 

尚、写真のZ800の上にあるのは自作のネットワークボードで、簡単にコンデンサーやコイルなどを取り替えることができるようにしたものです。まだ、取り替えて試聴したことはないのですが…

落合 豊

高音質へのこだわりがギュッと詰まっていて所有欲も満たしてくれる仕上がりだと思いました。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月16日

大山さんのスピーカーは2011年にZ600-SA/F80AMGを、2012年にZ600-Alpair7を購入し、2013年にZ800-FW168HRとFOSTEX CW250Aを購入して以降はずっとこの組み合わせをメインで愛用しております。

Z800-FW168HRに採用されているT250Dは非常に高分解能なツイーターですが、自分の環境では超高域がやや大人しい一方で3kHz近辺が強めに出る印象があります。超高域の量感が欲しくてアッテネーターを緩めると中高域も一緒に持ち上がって耳あたりがキツくなるので、仕方なくPCの再生ソフト(JRiverMediaCenter21)のパラメトリックイコライザーで調整して聴いていました。音質面ではほぼ満足でしたが、自分を騙して聴いているような感じがあって精神衛生上はあまりよくありません。

以前、大山さんがYouTubeにアップされていたスーパーツィーターブラインドテストを試したら20万円と5万円とで明確な違いを感じ、他の人からは「ツイーターは高音楽器だけじゃなく全帯域の倍音を司るから、いいツイーターを使えば全体的な音質が向上する。高音質を目指すなら、まずは高級なスーパーツィーターを入手すべし!」といった話を聞いたこともあり、スーパーツィーターには興味がありました。しかし予算的な都合と接続の敷居の高さ、そして仕事と育児で手一杯で時間・労力が趣味に割けないこともあり、導入には踏み切れずにいました。

そんな時に大山さんから案内があったのがZ501スーパーツィーターでした。優しく繊細な音のリボンツィーター+低能率を補うオリジナルホーンで超高域付加が主目的の設計、ネットワークつき・塗装済み完成品でこの価格というのは、今の自分にとっては正にドストライクなソリューションであり、即注文しました。

2カ月半後にようやく到着した実物は小ぶりでかわいい木のサイコロに美しいカーブのホーンと憧れのリボンツィーター、背面にはスピーカー端子がしっかり装着されており、高音質へのこだわりがギュッと詰まっていて所有欲も満たしてくれる仕上がりだと思いました。強いて難点を上げればホーン部分に木口の抜けというか小さい穴があるところがあり、周波数特性・志向特性に狂いが出ないかが少し気がかりではあります。聴感上は全く分からないので「関係ありません大丈夫です」と言ってくれればそれでいいのですが、木口の抜けによる特性の狂いについても実験され関係あるようであれば何かしらの対策を考えてくれるのが音工房Zというメーカーだとも思ってます。笑

音のほうはまだ長時間じっくり聴き込めていないのですが、気がかりだった能率不足は全く問題なく、T250Dよりむしろ高能率でホーン開口部からキラキラ・サラサラした高音がバンバン出ています。しかし流石にスパイス的と言うだけあって中高域の煩さは全く増加しません。

分解能の点でもかなりハイレベルですが、T250Dが元々かなり高分解能なだけに、自分の環境ではいわゆる「今まで聴こえなかった音が聴こえるようになった!」というような劇的な向上は感じませんでした。しかし、これまで不足気味だった超高域の量感がグッと増したので、T250Dのアッテネーターを従来より絞って使い3kHz近辺のキツさを和らげつつZ501によって超高域量感の増加を実現できました。

また、振動板表面積の増加が原因なのか、音像の厚みというか実在感が増した印象があります。ハイエンド2WAYブックシェルフ機にサブウーファーとスーパーツィーターを積んで、「これで実質セパレート型の超ハイエンドスピーカーだな!」と勝手に満足してます。

ただ、導入効果の大きさという意味では、Z800-FW168HRのように元々高性能なツィーターを搭載したマルチウェイ機よりも、高域量感の大人しい低能率フルレンジに合わせたほうが恩恵を感じやすいのかなとは思いました。気軽に脱着・持ち運びできるので、いつか20cm口径くらいのフルレンジにZ501を載せて聴いてみたいと思います。

今後の要望として、音工房Zのスピーカーごとにおすすめコンデンサー・おすすめ設置位置等の情報提供のほか、ケーブルの重さで引っ張られないような金属シャーシや専用インシュレーターのオプション販売、初期ロット購入者も対応できるような加工方法の提示をお願いしたいです。

今回も素晴らしい商品をありがとうございました!

辻田 明

Z800-FW168HRはスーパーツイーターなしでも十分に艶のある響きのある音を聞かせてくれる製品ですがZ501を加えると朝日をあびたような高音を感じ取ることができます。

Rated 4.0 out of 5
2016年7月11日

1年くらい貴社のホームページを読みながら自作の試みを検討していましたがZ701-Modena BHBSminiの販売をみて昨年春に第一作を製作することにしました。

 このときは慣れてないので突板や塗装はしないで身近にあった赤い包み紙を前面に貼り周囲は障子紙を貼りました。数ヶ月かけたのにまるで子供夏休みの宿題のような作品になりました。その後Z700-FE103-Solが出ましたのでさっそく購入し今度は塗装までして完成させました。秋の週末に組み立てて年末の休みの2日間でクリアー塗装しました。

 両者とも今まで聴いたことない世界にいざなってくれました。バックロードホーンの音は一度は聞いてみるものです。

 しかし、いずれもフルレンジだったので2ウェイのキットZ800-FW168HRも欲しくなり完成品を購入しました。

 それまでのメインスピーカーDALI400M2と聴き比べをしているとZ800-FW168HRにスーパーツイーターを試してみたくなりました。これも雑誌の付録程度のものもユニットだけで数千円しますしボックスまで試行錯誤し始めたら時間も費用もいくらかかるかわからないと思ったので今回のZ501スーパーツィーターを購入した次第です。

 今のところZ501スーパーツィーターは主にZ800FW168HRに接続して聴いています。

 Z800-FW168HRはスーパーツイーターなしでも十分に艶のある響きのある音を聞かせてくれる製品ですがZ501を加えると朝日をあびたような高音を感じ取ることができます。薬師丸ひろ子の花のささやき(花図鑑、モーツァルト原曲)の高音が部屋いっぱいに響き渡ります。バッハのトッカターとフーガ、ト短調 のオルガンが重低音も高音の華やかさもどちらも楽しませてくれます。多くはレコードで聞きますがZ501からレコードのノイズが確認できます。

 従来は高音の美しさを堪能したいときにDALI400で聴きチェロの中低音を部屋いっぱいに響かせたい時はZ800-FW168HRを使っていましたが現在は特にとらわれずにそのときの気分で切り替えて音楽を楽しませてもらっています。

 現状だけを書きましたがこうなるまでに貴社のレポートを参考にしながらオーディオルームの調整を何度となく調整しております。単なるスピーカーを置く位置だけではなくアンプの置く台や場所も狭い部屋でいろいろ置き換えました。単なるスピーカーキット販売だけではなく物理学的な事実に基づいたオーディオ理論の情報提供は貴社の本当の価値だと信じています

 写真後ろのレコードラックは自作です。18mm厚の集成材で1.8m幅の棚をつくり上下にレコードを集めていたため今回の熊本地震でもレコードの被害はありませんでした。スピーカーの反対側には18-24mm圧の同じく集成材で1.8mの重量級のオーディオラックを作成していたので被害はわずかでした。ラックの上に単に置いていた普及品のレコードプレーヤーもラックが重かったため落下を免れました。 これらの工作物もスピーカー自作で覚えた副産物です。

 ちなみにそれらの工作物で使った特別なものはZ203クランプだけです。また従来私自身木工工作をしてた経験も全くありませんでした。

 最後になりましたが

熊本地震のあと、キャンセルの希望を受け付けます、とのアナウンスがあり気配りして頂きありがとうございました。

4月18日にはスピーカー台のキットが地震の混乱のなか無事に配送されました。

 我が家は甚大な被害を受けた益城町に1Kmしか離れていない熊本市ですが幸い大きな被害もありませんでした。スピーカーは全て転倒しましたが音が出ないなどの被害はないので末永く傷ついたまま使っていこうと思っています。

高木 功

先輩方皆さんのコメントにもありましたが「8cmとは思えない」低音が出てきてます。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月11日

キットの組み立ては夕食後の3時間ぐらいを使い、一週間ぐらいで仕上げました。ただ、ダボが無いのは素人にはちょっと厳しかったですね。

 片方の天板などは斜めに接着されて、修正しようにもベニアの一層目を削り取るぐらいの荒療治が必要なくらいでしたので適当なところでサンディングを終了しました。「ガタゴト」した仕上げになりましたが、まずまずの出来栄えに満足してます。

 初音出しは「Celine Dion :All the way a decade of Song」でしたが、ボーカルがにいい感じに前に出て来てます。そして、評判の低音はというと「おお~!っと」ですね。先輩方皆さんのコメントにもありましたが「8cmとは思えない」低音が出てきてます。小生これが欲しかったんですよ。

 エージング不足なのか、複数の楽器が重なると明瞭さ(分解能)に乏しい感じです。小編成のJazzやボーカル向きなのかもしれませんね。 何れにしても今後の変化が楽しみです。大山さんありがとうございます。

渡部 政浩

とてもいいと思う。すごく、鮮烈、でかつ、豊かなキレのある低音と広がった高音域を感じさせる。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月10日

ハイレゾ系でのSPとアンプのモニタリング

これまで、買い置きしてきたオーディオ系をスピーカのモニターのためにセッティングして音出しをしてみた。

本来の目的は、音工房ZのBHBS方式のスピーカキットZ701(FE103sol)と、これは随分前に組み立てた(だけ。音出ししてない)、今日(7/9)届いたスーパーツィータ(ST)ユニットZ501とを組み合わせて、音出しをしてみよう、ということ。

今は亡き長岡鉄男先生のおっしゃるエージングを全くしてないので、一般的には、ハイ上がりな傾向が予想され、それにいきなり、ST組み合わせるっていう、まあ、どうなんでしょう、なんだけど、時間がないので仕方が無い。

**の居ぬ間に、大音量で、という時間制限のあるミッションなのだった。

音楽信号の流れは、以下の通り

音源は、アップルのiTunesのクラウド環境、かつMatchなので、たしか256kbps AAC。圧縮音源。

これを無線LAN環境のAppleTV(第3世代)で、受け、光出力で、DAにつなぐ。

このDAC兼プリアンプにDENONのDA300を使い、アップコンバートされ、192kHz/24bit 、相当? 内部処理は32bitらしい。

この出力をパワーアンプにつないで、それにスピーカを接続する。STは、ネットワーク内臓なので、パラにつなげる。

フロー的に書くと、

AppleTV(第3世代)→ 光ケーブル → DA(DA-300USB;DENON) → ピンコード → デジタルアンプ(SA-50:SMSL) → スピーカケーブル → スピーカ(Z701-FE103sol BHBS + Z501:スーパーツィータ)

DA300は、この場合、圧縮音源をアップサンプリングしてるんだけどね。

ま、うそんこハイレゾだけど、いいんですよ、これが。これでも、というべきか。音がいい。よくなる。

DA300は、その前に、ヘッドホンアンプのDA10で、その音の良さに感銘し、購入。安くなっているしね。

DENONは、さらに、低音たっぷり目にイコライジングしてる感じ。どうも、同社は一般的にそういう傾向らしい。

この点は、良し悪し。ただ、音の解像度と、無音時と大音量時のダイナミックレンジが劇的に向上する。すごい。パルシブになる。

で、アンプは、Amazonで評判が比較的よかったデジタルアンプを随分前に買っていた、こいつをこれまた、初めて使う。

つまり、ダブルモニター。テストとしては、本来は、よろしくない。

ただ、評判に基づけば、比較的小型のスピーカには、結構いい組み合わせのような気もするので、まずは、やってみよう、と。

このデジアンの当時の購入価格は、7,599。すごいよね。この安さ。

パネルは、電源のプッシュボタンとボリュームだけ。ボリューム周りが、ONだと青く光る。それだけ。

回路もたぶんシンプル。逆にいえば、ノイズの発生源が極めて少ない。マイコンとかうざいからね。

裏は、ピンコードの入力端子と、スピーカ端子、だけ。でも、筐体はしっかりしている。

SMSL SA-50 デジタルアンプ 50Wx2 T-AMP 高品質HIFI (ゴールド)。amazon で購入。

STMicroelectronics社製TDA7492と推奨回路定数通りのLCフィルタでClass Dのスイッチングノイズを低減。付属のDC24V-4.5A電源、

とのこと。直流の電圧が、比較的高い。これが、ミソらしい。電圧で音が変わるとかの記事がネットにある。

Amazonでは、とても評判がいい。評価が低いコメントは、サポートとか、アンプ性能以外の部分だった。石がTA2020とかでなくて、STMicroで、少し目新しかったので、勢いで購入。ただ、石自体は、2009年ぐらい?新しくはないようだ。

内心すごく期待。いい音のためには、単純が一番だからね。

なお、今回、STの付け替えなどで、ボリューム上げたまま、アンプの電源をOff/On したけど、ポップノイズは感じなかった。

後で気づいたが、これは結構大事。でなかったら、やばかったかも。

ちなみに、我が家の普段のアンプはヤマハのAVアンプ、A3010。9.2chでフルフル。サブウーファーも2つ。もっぱら、TV用。いやあ、最近のTVは音いいよね。これに、アップサンプリング環境を追加したいと、密かに考えております。

今回のは、その準備でもある。そろそろマルチチャネルのアップサンプリングも出てくるかと思うんだが、石はあるので、問題は価格。

新たなハイレゾ音源なんて限られてるし、気に入ってる今のリソース=音楽を如何に良くするかの方が、大事だと思う。

で、写真にちらっと写っているのは、それらの一部。でも、TV表示以外は、今回は関係無い。で、結論。

とてもいいと思う。すごく、鮮烈、でかつ、豊かなキレのある低音と広がった高音域を感じさせる。

10cmとは、ちょっと信じられない、ふくよかでキレのいいワイドレンジ。箱の設計のおかげだろうね。

この豊かな低音は、ある程度ボリュームを上げないとわからないかもしれない。

また、やはり、現時点では、バランス的には、STを外した方が、ナチュラル。

STをつけると、音が広がる感じがして、かつ綺麗な高音ではあるんだけど、やはり、高音域が過剰。かぶさってる感じ。

ネットワーク、といっても、コンデンサ一発だけど、これをもちっと低い値にして、クロスオーバーポイントをもっと上げた方がいいかもしれない。今、2.0μFらしいから1.47μFぐらいかなぁ。STの効果は確かにあるので、使いこなしたいと思う。

ま、いずれにせよ、もちっとね、エージングしてから調整した方がいいかもしれません。

アンプもいいと思う。8,000円弱のパワーアンプで、これだけの音なんて、信じられない。

相当、ボリューム上げたけど、まだフルじゃあない。このアンプはたいしたもんですよ。

ただ、ピンクフロイドの狂気の出だしでは、コーンがフラフラ、バフバフして壊れるかと思い、慌ててボリューム下げましたけどね。

ちょっと、硬めかなあ、という感じもちらほらするんだけど、それが、スピーカのエージング不足なのか、アンプの性格なのかは不明。D級アンプにどの程度エージングの効果があるのかも不明。

スピーカケーブルは、BELDENと、ST用には、VIVAホームで買った太めのOFCケーブルとアマゾンのバナナプラグの組み合わせ。

BELDENを今の段階では、切り刻みたくなかったので。

アマゾンのケーブルもあるけど、今回は、使わなかった。

バナナプラグは、大山さんご推奨だったので、以前買っておいた。こんな時には、便利ですね。

ということで、以下は、今回、モニターに使った音楽リスト。

名前/アルバム名/曲名 の順番

一曲目は、音とかではなく、これで始めてみたかった。

これまでのシステムでは、なーんか抜けが悪い、もさっとしてるけど、音楽が好きだから、きいてた。

お気に入りだけど音は良く無いという印象。

かつて、実家のそこそこのアナログ系、当然LP、システムでもそんな印象。当時のスピーカは、NS1000M。入り口のカートリッジはシェアとか。プレーヤはDENON、アンプはSANSUI。

1. The Band /Rock of Ages/ Weight いやあ、当たり前に聞こえるけど、すごくいい感じ。で、モニターを続ける気になった。

2. Charlie Haden / Nocturne / En La Orilla Del Mundo

3. Gladstone Galliza / Fascinio /A Un Paso Del Paraiso

4. Holly Cole Trio / Don’t Smoke in Bed / I Can See Clearly Now

5. Norah Jones / Come Away With Me / Don’t Know Why

6. Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon / Speak To Me

7. Sly & Robbie / Language Barrier / Make ‘Em Move

8. Steely Dan / Gaucho / Babylon Sisters

9. Richard Beirach / Hubris / Sunday Song

10. The Stanly Clarke Band / Find Out / Find Out

11. The Stanly Clarke Band / Find Out / Born In The USA

12. Weather Report / Heavy Weather / Birdland

今回は、時間の関係と気分の関係で、クラシック系は、なし。

特に、5のノラ・ジョーンズの声に、ちょっと違和感があった。また、9のリッチーバイラークのピアノのハイトーン部分とその倍音がST(Z501)の評価用によかった。これは、過去、何回聞いたかわかんないくらい聞いてる。今回も、STをつけたりはずしたりして、何回も聞いてみた。STがあると響きが綺麗で、広がる。

10のスタンリークラークのベースとドラム、それと7のスライ&ロビーのは、低音のキレのテストにすごくいい録音だと思う。

古いんだけどね。生っぽい。

10での複数のドラムのかちっとあったテクニックは、なんとも言い難い心地よさがある。タンと、一つに聞こえるんだよね。

いい音楽をいい音で、聞きたい。スタンリークラークの1985年の音楽が鮮烈に蘇った感じがしました。

多分、彼らが聞かせたいと思った音に近づいたんじゃあないだろうか。そんな気がします。

佐々木 淳

Z800-FW168HRがZ1000-FE103Solに唯一負けていた超高音の華やかさがこのスーパーツイーターのおかげで追い付き、全体では追い越した感じになりました。

Rated 4.0 out of 5
2016年7月10日

大山様のメールでこちらの商品を案内いただいたときにまず思ったのは安い!でした。

メールをいただいたその日に注文すぐしたと思います。

届くまでの間2か月ほど期間がありましたがその間も制作過程のご連絡も随時公開されていたので楽しみにしながら待つことが出来ました。届いた商品を見てもきっちり作りこまれた感じからいい音が出る予感がしました。

我が家にはすでに音工房Z製のスピーカーが5つもあるのでどれに追加するかとっかえひっかえ試聴をしましたが標準のコンデンサーですと能率の低めのZ800-FW168HRが一番相性が良いようでした。

Z1000-FE103Solにも合わせてみましたが能率が追い付かないようで物足りなく元々スーパーツイーターで載せてあるYAMAHAのホーンツイーターのほうが合うようでした。相手が決まったところで正相で繋ぐか、逆相で繋ぐか3日ほどいろいろなソースで聞き比べて最終的にメリハリを感じられた逆相を選びました。

設置の角度も最初は本体の向きと合わせていたのですがその後大山様のメールで紹介されていたようにスーパーツイーターのみ自分のほうに向けたほうがより音像がリアルになりましたので今はその状態で使用しております。

Z800-FW168HRがZ1000-FE103Solに唯一負けていた超高音の華やかさがこのスーパーツイーターのおかげで追い付き、全体では追い越した感じになりました。ソースによって優劣の変わるこの2台のどちらで聴くか、しばらく楽しい悩みが増えました。

YH

私のオーディオライフを変えたスピーカーです。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月10日

私のオーディオライフを変えたスピーカーです。

ひょんなことから大山様の3万円のアンプと100万円のアンプのガチンコ勝負のレポート拝見しそこからこちらのスピーカーキットがあることを知り値段は高級スピーカーとしては破格の安さ、自作キットとしては破格の高さ(笑)に数日悩んだ末に注文しました。

購入の決め手は大山差のホームページの生真面目さでした。

この人の良いと思う音を聴いてみたいというのが一番だったと思います。

キットの制作に関して車の整備、鈑金塗装を営んでいることもあり箱作りから塗装までに必要な設備、工具類もすべて持っているということもありましたが。

購入時にハタガネがなかったのでオリジナルクランプも一緒に購入しました。

キットが届いてまずびっくりしたのが梱包の丁寧さでした。

組み立て自体はマニュアルに沿ってやれば特にトラブルもなく仕事終わりに1週間くらい掛けて完成しました。

時間がかかったのは塗装で車の部品を塗装するのと違いウレタン塗装に持っていくまでの下地作りがとても難しくピアノブラックの満足いく状態までに塗っては乾かし削りの繰り返しを1か月かけてしまいました。

おかげで木の塗装の勉強ができてしまいました。

やっと音が聴けるようになったのでまずはネットワークもバスレフポートも標準の状態で完成させました。

出てきた音はまさに高級スピーカーの音でした。

今まで聴き慣れた音楽に再生しきれてなかった音があることに一つ一つ感動しながら寝るのを忘れて聴きこんでしまいました。慣れてくるとネットワークがいじれることを思い出しおすすめのパターンは一通りやらなければならないと思いパーツを買い揃え使いこなしレポートに紹介されているのを順番に聞き比べしました。

それぞれがきちんと個性を持っていて甲乙はつけがたかったのですが今はツイーターは標準より少し下まで出してウーハーは標準の状態で聴いております。

結構音を大きくして聴くことが多いため推奨のバスレフポートですとすこしボアつく感じがあったため大山様に教えていただいた板ゴムを使った調整でポートの直径を4mmほど細くして重低音のみ出てくるようにしました。

購入後半年くらいでウーハーが歪むようになった時もさらに1年後ツイーターが片側音が出なくなった時も大山様に連絡するとFOSTEXに連絡を入れてくれ両方とも無料にて修理、交換していただき3年以上経つ今も迫力のある音を奏でてくれています。

今では音工房Z製のスピーカーが5種類に増えておりますがこちらのスピーカーは常にアンプに繋がっております。

さらにこの度Z501が上に載ったためさらにグレードアップしました。これからもよろしくお願いいたします。

YH

音出ししてまず感じたのは音のリアルさでした。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月10日

大山様の世界にのめりこんでから2番目に制作にかかったスピーカーです。

バックロードホーン方式のスピーカーを聴いたことがなかったのと作るのに時間がかかる大作をやってみたかったことも購入に踏み切る決め手になりました。Z800-FW168HRは組み立て自体1個何時間でしたがこちらはキットが届いてから形になるまできっちり1か月ほど掛かりました。

作る過程を楽しみながらじっくりできたので完成したときは達成感がありました。

途中で迷わずに済んだのはキットに同封されていたレポートとホームページで公開されていた詳細なレポートがあったのとキットのカットの正確さだと思います。

付けるときにずれたりしなければ90度を確認したときに狂って組んでしまうことは全くありませんでした。

塗装は前回のZ800でさんざんやったので今回はクリアに少し色を付けて木目を生かした状態でクリア塗装のみにしました。

音出ししてまず感じたのは音のリアルさでした。

レンジが広いわけでも音がフラットであるわけでもない感じなのですがとにかくリアルでアコースティックな音楽ではまるで生演奏を聴いているかのようはリアル感は鳥肌が立ちました。

その後Z1000-FE103solやZ800-FW168HRを購入するたびにアンプから外されスペア機にされるのですが時々思い出したように聴きたくなりそのたびにこのスピーカーの独特な世界観に感動させられております。

YH

小音量のバランスの取れた音楽に徹した再生には一番優れていると思います。

Rated 4.0 out of 5
2016年7月10日

Z800、Z700、Z1000でもうしばらく十分と思っていたところにメールいただいたのがこちらのスピーカーでした。

まるでB&WのようなR型エンクロージャーの美しさに一目ぼれして気が付いた時には購入お礼メールが届いておりました。笑

大山様のいうようにレポート通り作っていけば工具さえ持っていれば特に迷うこともなく作れる精度のキットです。

メインイベントはべニアをRに沿って曲げながらインパクトドライバーで抑え込みながらくっつけていくところでしょうか。

折れそうで折れない絶妙な角度でねじが打ち込め気が付くときれいなR状になっていくのはやっていて最初はびくびくしながら、最後は楽しみながらできました。

きれいなシナべニアの木目を生かすため塗装はクリアのみ、木がクリアを吸ってしまうので塗っては乾燥、細かいサンドペーパーで研いではまた塗ってを果てしなく繰り返し納得いく状態なるまで10回くらいは繰り返したでしょうか。

最終的には車同様クリアを鏡面にバフとコンパウンドで仕上げました。

音出してまず感じたのは音に金属っぽさがないことが意外でした。

今まで聴いてきた金属系のスピーカーブラインドでもアルミ、チタン、マグネシウムがそれぞれ判別できるのですがこのスピーカーはそれがなくとても素直な音が出るのが不思議でした。

夜中にあまり音が大きくできないときに小さな音でも低音までしっかり再生してくれるのでとても重宝しております。

流石にいつも聴くような大音量で再生するには容量不足は否めませんがその領域は隣にあるZ1000やZ800に任せて小音量のバランスの取れた音楽に徹した再生には一番優れていると思います。

何よりもスピーカーとしても外観の美しさ、ネットもマグネットで着くタイプなので外した時に穴が無いのもとても気に入っております。許されることであれば枕元に置いておきたいくらいです。

上記の使用状況からまだまだエージングには時間がかかりそうですがかわいい1台です。

YH

市販の100万円クラスのスピーカーも数々聴いてきましたが正直敵なしだと思います。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月10日

大山様のスピーカーキットにのめりこんでからしばらくして案内いただいたZ1000。

流石に金額が金額だけにかなり悩みましたが心底惚れているZ800を超えるZ1000、やはり聴かないわけにはいかないという気持ちで購入しました。

ファーストインプレッションは華やかさでした。

Z800で聴いている時の迫力のある音の世界と違って同じソースをZ1000で再生した途端まるで部屋がパッと明るくなったような錯覚に襲われます。

こればかりは表現が難しいのですが103solの性格なのか大山様のセッティンの賜物なのか。

とにかく時間を忘れて音の世界にのめりこめるスピーカーは出会うことはそうそうないと思います。

市販の100万円クラスのスピーカーも数々聴いてきましたが正直敵なしだと思います。

YAMAHAのホーンツイーターを0.22μFのコンデンサーを介して逆相で繋いで聴いてますが正直実家にある804ダイアモンドあたりでは勝負になりません。圧勝です。

このスピーカーに勝負を挑めるのは隣にあるZ501という援軍を従えたZ800くらいでないでしょうか。

このスピーカーを末永く聴くために限定品のFe103Solの8Ωバージョンを2セット新品でゲットしてしまいました。これで当分安心です。笑

うちの環境ではその後お送りいただいたポートですと音がボア付いてしまうので元々のポートでホントの重低音を楽しんでおります。

大山様にお願いがあるとすればこれ以上のスピーカーは作らないでほしいということくらいでしょうか。(爆)

いずれにしろこのスピーカーは私のこれからの人生を末永く共にしていくことになるでしょう。

YH