Z502のレビューページ

Z502 レビュー総合

4.8
Rated 4.8 out of 5
4.8 out of 5 stars (based on 14 reviews)
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Z502 お客様投稿レビュー

なんとなく物足りない感じの音がすっきりして聞きやすくなりました。

Rated 4 out of 5
2023年9月16日

音源:CDをUSBメモリにコピーしてからmarantz HD-DAC1に挿しています。

クラッシク,ジャズ,最近の若い人が聞くような和製音楽~なんでも聴きます。

AMP:ロシア製の管球を挿したSV-300BE(電源/ヒータ回路にコンデンサ追加)

ウドホーン:TD-4001, トランス式ATT(GA-300/TANGO)

LCネットワーク:空芯コイル, バックロードホーン:TL-1601b 

永遠のラジオ少年

フルレンジスピーカーの高音質化に必需品

Rated 5 out of 5
2023年3月22日

昔からフルレンジスピーカーの自然な音が好みで数年前から音工房さんのZ501を追加して楽しんでいました。近年ジャズを聴くことが多くなり評判を聞きアメリカのオーディオニルバーナのsuper8という20センチフルレンジユニットを昨年入手しましたがこのSUPER8は能率が97dbと高すぎてコンデンサーを変更してもZ501ではトウィーターの効果は得られませんでしたのでやむなくZ502を購入した次第です。1週間経過してみてZ502がフルレンジの良さを損ねることなく楽器やボーカルが自然で滑らかに感じられるようになり満足しています。かわいらしいZ501と比べサイズも重量もはるかに大型で視覚的にも安定感があります。なお使用している主な機器はアンプがSONY製の TA-A1ES. USB/DACが TEAC製の UD-505 +CG-10M.オーディオサーバーが IO DATA製の SOUNDGENIC RAHF S2HGなどです。

石垣マンタ

桑田佳祐が立ち現れてくる感覚が新鮮❣

Rated 5 out of 5
2023年3月5日

z800-FW168に502をセット

「いつも何処かで」桑田佳祐 z800単独ではどこかモノマネの桑田佳祐の感じがして【彼の声質がそうさせるのかモヤッとした感じ】たものが生まれ変わって現れた。他のボーカル曲アデルなどでも感じられた。

天野素一

最高のスパイス

Rated 5 out of 5
2022年11月24日

11月23日(祭日)待ちに待ったZ-502Ver2が我が家に届きました。

はやる気持ちを抑えて慎重に接続。

まず、音出しの感想の前に使用ピーカーの紹介をいたします。

我が家メインのスピーカーはZ703+マークオーディオMAOP7です。

本来はZ703はFOSTEXーFE108SSHP専用の箱ですが、

どうしてもFE108の音が好きになれずMAOP7使うことにいたしました。

結果、予想通り低音の過多のスピ-カーになり一か月余り低音と格闘することになりました。

しかし大山さんのスピカー追及道のブログを熟読しながら調整した結果、

低音のパンチ力が若干弱いながらも中高音の綺麗な響きのスピーカーを作ることができて満足しています。

だがやはり10㎝フルレンジ一発では高音域の艶ややかさ、糸を引くような伸びがやや足りない気がしたのでZ502を購入することにいたしました。

【音出しの感想】

音出しに選んだCDはベートーベンのトリプルコンチェルト:バイオリンとチェロとピアノの協奏曲で奏者はバイオリン/ソフィー ムッター・チェロ/ヨーヨーマ・ピアノ指揮/ダニエル ボエンハイムの巨匠3人.

この作品は3人のソロが入れ代わり立ち代わり演奏される合間をオーケストラが鳴り響き

時には3人がジャズセッションのようなバトルを演じるスリリングでユニークな曲で私の

お気に入りです。

音の印象ですが、もともとMAOP7はかなりの高音域まで出ていましたがややザラついた感じで今一歩でした。Z502を加えるとザラつき感がまったくなくなりバイオリンの音が

シルクのように滑らかで光沢感のある音に変貌したのに感動!

外にもチェロの高音が明るく軽やかになり又やや引っ込んだ音だったピアノが前にでて来て高音がキラキラした感じになり思わずウットリ、後はやや埋もれていたオーケーストラのバイオリンの音が明瞭に聞こえるようになったのでびっくり大感激。

もう一枚のCDはカールリヒターのパイプオルガン演奏のバッハ。これは音が部屋全体に広がりすっぽり包まれるような感じ。オーディオに関心のない妻の一言が「まるで教会で聞いてるみたい」本当にリアルな音です。

【総評】

一言でまとめるとZ502はスピーカの音を格上げする秘伝のスパイスです。

【システム】

アンプ:PSAudio製 /Stellar Strata

CDプレーヤー:マランツ/CD6006

レコードプレーヤー:Trio/KP700D

ぐっさん

コンサートホールで聞いているような雰囲気にしてくれます。

Rated 5 out of 5
2022年4月14日

音工房さんとのおつきあいは、4年ほど前にZ800-FW168HRS(V3)とSPスタンドの完成品を購入したのがきっかけで始まりました。

その後、Amazonで販売のスーパーツィーターキットやZ103音響パネルA、Bを追加しました。部屋は、2階のいびつな空間であるため、Z103音響パネルの配置を何度も変更しては試聴することを繰り返し、なんとか音像がセンターに整い心地よい環境にすることが出来ました。

Z800は、AV(5.1chサラウンド)とピュアオーディオのメインスピーカーとして、LUXMANのSP切り替え器で切り替えながら使用しています。その音質と質感の高さには満足しておりましたが、更に音場を豊かにするデバイスとしてスーパーツィータZ502を追加することにしました。

Z502は、Z800の上に縦置きとし、アッテネータは4の位置で使用しています。

Z502を追加してびっくりしました。音場がより豊かにリアルになり、楽器一つ一つの音が明確となってコンサートホールで聞いているような雰囲気にしてくれます。今までにあまりピンとこなかったCDもまた聞き返したい気持ちになりました。

また、Z502には、滑り止め&制振パッド8個が付属するようになりました。このパッドはZ800の上にピタリと張り付いて良い感じです。先日、震度3の地震がありましたがZ502がZ800の上でズレることはありませんでした。(パッドはAmazonでも販売され始めましたね)

F.K

スーパーツィータZ502の効果を実感

Rated 5 out of 5
2021年12月19日

 スーパーツイーターの記事を読んでいるうちに欲しくなり、Z501にするのか、Z502にするかで悩みました。

Z501でも十分と考えておりましたが、Z502のリボンツイーターの方が大きいので単純に聴取する範囲も広くできるだろうと勝手に考えて、Z502を選択しました。

高音が聞きづらくなっている年寄りでも違いが分かるかが一番の懸念点です。

 音工房さんの開発経緯を読むと「音の変化は超高域だけではありません。」とあります。本当かいなと半信半疑です。まずは聞いてみなくてはと、音を出して確かに違うなということが分かりました。年寄りの耳でも聞き分けられてホッとしました。

Z800-FW168HRとZ505の音でも十分に気に入っていたのですが、Z502を追加することで全体がふくよかになり、表現に豊かさが増した感じになります。記憶している音に近づいてきている気がしています。

たとえて言うなれば、これまでは絹のような肌触りの音を聞いていましたが、ビロードのような肌触りの音になったのではないかと思います。上手なたとえとはいいがたいと思います。

スーパーツイーターの効果ってこんなにあるのだと実感しました。「超高域だけが改善されるだけだろう。」という認識が一掃されました。

なお、聴取領域が拡大するであろうということで、横置きで使っています。

記事の中で周波数特性が広域や低域でも変化しているというので自分でも測定してみました。高価な機器は買えませんので、iPhoneのアプリを使って測定しましたので、信頼性は低いかと思います。PCからピンクノイズを発生させ、アプリで測定したデータを見ると確かに高域に変化があります。数回測定してみても同じような結果となり、測定した波形を見るだけでZ502の有無が分かります。記事の内容はなるほどと納得させられました。2kより高域に変化が見られます。残念ながら、低域は和室だからか、測定に問題があるのか波形からは明確な変化が分かりませんでした。

 音工房さんの記事はきちんとお調べになって、書かれているのが分かり、好感が持てます。

 もう、Z502を切り離して聞くことはありません。

kobatsh

どこで歌っているかが分かる定位感

Rated 5 out of 5
2021年12月19日

 和室で聞いており、吸音がすごいのだろうと思っており、Z103を購入しました。Z103 Aを2セットとZ103 Bを2セットです。

 Z103 Aをスピーカーの背面と横に、Z103 Bを聴取位置に正対するようにスピーカーの横に設置しました。もちろん大山さんのレポートを参考にしました。(写真にはスピーカーの背面に設置したパネルはわずかしか写っておりません。)

 Z103を設置して一番のおおきな違いは定位感が増したことです。ヴォーカルがどこに立って歌っているのか生々しくわかります。オーケストラの楽器位置が手に取るようにわかりやすくなりました。音量も若干大きくなったのではないか感じました。気のせいかもしれません。

 いままでは和室で音が吸収されていて、定位感があいまいになっていたのではないかと思います。

 とにかく、音響パネルの効果を実感した次第です。

 当初はパネルの有無の違いを確かめようかと思いましたが、撤去と設置が思いのほか大変で時間がかかり、あれ、こうだったかなとか記憶があいまいになり、諦めました。

 組み立てはZ800の時に購入したクランプを長ナットと長ねじを追加して、締め付けられる範囲を広げて使用しました。

Z103 Aは蝶番で連結してスピーカー背面と横に設置して、Z103 Bは木枠を自作し、足をつけて自立するようにしました。

kobatsh

「聴こえないはずの音」が。

Rated 5 out of 5
2020年11月5日

スーパーツィターZ502をZ800-FW168HRに追加しました。

 FW168HR単独でも十二分に臨場感のある音楽を楽しんでいました。何故、追加したかといいますとその前にスーパーツィターZ2501を繋いでいる時にこんなに音の奥行というか瑞々しい説明しきれない音楽が耳に届いていました。そこで、バージョンアップしたというZ502を導入した次第です。

 先ず追加して感じたことは、もうZ502を外して聴くことが出来ないということです。その他、私は主にジャズを聴くのですが聴いているうちに心地よさから居眠りをしていることも多くなりました。よく年齢を重ねると超広域の音が聞こえないといわれていますが、まさに、「聴こえないはずの音」が聴こえてくるような気がするから不思議です。きっとこれが空気感というものだと思います。

 特にオーディオマニアではありませんが、スピーカースタンド、スピーカーカーケーブル、インシュレーターには気を使っています。Z502には黒檀のインシュレーター、オヤイデのスピーカーケーブルを使っています。

使っているオーディオについて

ラックスマンプリメインアンプL507U

ラックスマンSACDプレイヤーD-06

トライオードプリメインアンプ。プリアンプ、CDプレイヤー

音楽の旅人

派生音再生の重要性

Rated 5 out of 5
2020年10月25日

他のユーザーさんのレポートを読んでみると、STWを使用した印象として、超高域が伸びるというより、雰囲気や立体感が増した、というコメントが多く見られますし、私も同じ印象を受けます。これは何故なのか、自分なりに考察してみました。

弦楽器の調弦をする時、隣の弦と同時に重音で5度(または4度)を合わせますが、5度をピタゴラス的に(周波数の整数比で)正確に合わせると、低い方の弦の1オクターブ下が差音として鳴るのが聴こえます。原理的にはもちろんそうなのですが、下手な奏者ではなかなかそうはいきません。これは、実は数字上の周波数の差が技術的な問題で聴こえにくくなることを意味しています。スピーカーの世界ではよく倍音のことだけが議論になりますが、現実は正しく高次倍音が鳴っていないと、差音、倍音との差音…(=派生音)も正しく聴こえにくくなる。もっと言うと、可聴範囲外までスピーカーが鳴っていないと、派生音として聴こえるはずの可聴範囲内の情報量も少なくなる、または情報にエラーが生ずる、と私は考えています。(CDというメディアが初めて登場した頃にも、似たような議論がありました。)この辺りは作曲家のヒンデミットが「作曲の手引」1という著作で詳しく書いています。(あまりに詳しすぎるので読んでいく途中で頭がクラクラするほどです。)

音工房Zさん主催の試聴会で体験したZ501とZ502の裸状態の比較については、Z502単体の再生帯域が可聴範囲までよく広がってしかもその中で音と音との関係が繋がっていることがわかりますし、音圧もかなりあるように思えます。それに比べるとZ501の方は、「音を並べている」 ような詰まった感覚を覚えます。(あくまでも比較すると、という条件でですが。)

次に通常のシステム+Z502有無の比較試聴については、同じ音源をZ502無しで聴くと、音程が若干ですが下がったような錯覚を覚えます。これは、先ほど述べた差音の周波数がずれてしまったからかもしれません。Z502有りですと、可聴域の音色に細かなニュアンスが加わります。ただし、必ずしも艶がある方向というわけでは なく、原音はこのようだと想像できる音色に近く思えます。また、距離感も立体的で、奥行き、音場の空気を感じます。普通なら雑音のように聴こえる音にも存在感があり、情報量の多さがよくわかります。 これらは、Z502を購入後、自宅で試聴した印象と同じです。

という訳で、耳に至るまでの伝送経路の音域は可聴範囲を超えて広い方が原音を忠実に再現しやすい、ということが体験できるSTWだと私は思います。

(使用機材:conrad-johnson PV-5/MV-50, Pioneer PD-70, Z800-FW168HR(V2.5)、ソース:色々)

1 https://www.amazon.co.jp/作曲の手引-1953年-パウル・ヒンデミット/dp/ B000JB8DEK

Testore

音工房のハイエンドの追求も最終章に到達か?

Rated 4 out of 5
2020年10月13日

Z502はZ800-FW168HRに追加したZ505-Trentoと組み合わせるスーパーツィーターとしての購入でしたが、音出しでの第一印象は「能率高!!!」でした。

これなら長岡式バックロードホーンのSTWとしても十分使用可能です。長岡式バックロードではFosのホーンツィーターを使用していますが、コンデンサー一発でアッテネートは不要なシンプルな構成が可能です。しかしZ800-FW168HRの能率は一般的なものですからZ501はともかくZ502では絶対的に能率オーバーなのでアッテネータが必要です。基本長岡イズムに染まっているので絞るとか減らすとかいう言葉は嫌いなのですが、Z502接続後速攻でアッテネータを絞りました。固定抵抗の組み合わせが音質的にはベストでしょうが、外付けで抵抗やコンデンサーがぶら下がっているのは見た目が悪く、ネットワークが本体に組み込まれているのは製品として正解だと思います。またコンデンサーはとても高価なムンドルフで、もはや自分で手を入れる要素はほぼ皆無で、ネットワークとしては完ぺきでしょう。(その分高価ですが・・・)

Z800-FW168HR単体でのTWは質もいいのであまり絞る必要もなくSTWを単独で追加するメリットもほとんどないと思いますが、Z505を導入すると不思議にSTWがほしくなってしまいます。音響エネルギーのバランスなのでしょうか。STW追加のメリットも不思議なものです。もともと加齢で7000Hzの聴音テストが聴こえない耳になり下がっていることに加えメインアンプに真空管を使用しているため超広域再生はオカルトの世界のはずですが、STW追加で中低音にSW追加だと高音にも影響が出てきます。質が良くなるというか雑味が減るというか雰囲気が上質になる感じがあります。また全体に奥行きと余韻が感じられ立体感が増して聞こえます。追加した音域が目立って強調されるという場合はバランスが悪くアッテネートが必要なので、よいバランスの場合は一聴では追加のメリットはほとんどないのですが、不思議なことに音の構造というか骨格がしっかりしてきて生演奏に近づく感があります。アンプからみて並列負荷が増えることで何らかのメリットがあるのかもしれません。

Z800-FW168HRに追加したZ505-Trentoとの組み合わせだとZ502は縦置きではなく横置きにした方が見下ろされる感じが減ってすっきりします。Z502はFosの金属STWのような重量はなく存在感は今一なのですが、音の勢いというか浸透感は金属ホーンに劣ることはなくこれは新たな発見でした。ムンドルフ採用もあるのでしょうがピーキーな感じが一切なくごく自然な音調です。Fosの金属TWも最近は金属的な響きが減ってきていることもあり、周波数特性も伸長して振動板の種類というより素材そのものの質が重要視されてきているのでしょう。しかし何よりも高価すぎて手が出せない世界に行ってしまいました。FosのSTWは重いとはいえ金属は多少なりとも鳴くので重量付加による音質向上効果が確実にありますが、Z502も横置きにして滑り止めのためコルクシートを敷いて重量付加しております。超高域だけではありますが音響エネルギーは結構大きいものです。個人的には奥行きを増やして更なる重量増加もありかなと感じますがウォルナットの木質は硬質感が漂っていい雰囲気ですね。

キュー