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Z1-Livorno お客様投稿レビュー
今まで作った自作スピーカーの中で最高です
今までスピーカーを長年自作してきましたが、何を思ったのか音工房さんのブログで、無性に本格的なスピーカーを一度作ってみたくなって購入しました。何か月か経って送られてきたのは、重量感のある荷物で、丁寧に何重にも梱包されたスピーカーキット一式でした。部品はどれも不良な物は皆無で素晴らしい状態でした。音工房さんの自社製品にかける情熱がひしひしと伝わって来るようで感動しました。説明書は手作り感のある好感の持てるもので分かりやすい手順で書かれており、さらに間違いやすい箇所なども敢えて載せてあり完成度の高い内容でした。
作成にかかる前にスピーカーのエイジングのため、とりあえずユニットを取り出してアンプに繋いでおきました。実際の組み上げは、部品それぞれが正確な寸法取りで加工されており、ユニット等の取り付けねじ穴までも正確にプリセットされていて配慮の行き届いたキット内容になっています。工作素人の私でも完成度を高く仕上げることができました。塗装は、レビューを上げておられる先輩諸氏のような塗装力はありませんので、表面全体の研磨と白のアンティークワックスだけですが、木材の材質がとても良いので十分綺麗に仕上がったと思っております。
ユニットを本体に固定し、一番最初は佐渡裕指揮のベルリン・ドイツ交響楽団ドヴォルザーク交響曲
第9番「新世界より」の第4楽章を聞いてみました。アンプはヤマハの古いAVX-1000DSPです。5.1chではなくステレオ再生で聞いてみました。
「・・・・凄い」これが最初の感想です。一番感じたのが解像度です。それぞれの楽器が一つずつ聞こえてくるかのような音です。次いで、ピークやディップの無い本当に効きやすいセッティングになっていると感じました。空気感や余韻、柔らかくどこ迄も伸びるような高音域と締まった感じの低音域、音響的数値以上の完成度の高いスピーカーだと感じました。
時々訪れる小さな孫の手からスピーカーを保護するため、サランネットをありあわせの材料で自作し、今、クラシックとジャズ三昧です。
音工房さん、良い製品を本当に有難うございます。これからもいい製品を世に送り出してください。
オーディオファンのひとりとして応援しております。
丁寧に作れて音も正確、育てがいのある大人のスピーカー
中学生の頃からスピーカーを自作してきましたが、ここ最近は市販エンクロージャーにユニットを入れて楽しむスタイルがメインになっていました。ただ、現在のオーディオ環境に少し物足りなさを感じるようになり、以前からメルマガで気になっていた音工房Zさんのスピーカー作りにチャレンジすることにしました。
久しぶりの本格的な箱作り、しかも2ウェイ+ネットワークということで手こずるかと思いきや、付属の説明書が非常に丁寧で、スムーズに組み上げることができました。
現在はテレビの左右に配置して音出し中。第一印象としては、非常に正確でタイトな音。低音も引き締まっていて、解像度の高い音がきちんと定位してくれます。色塗りはこれからですが、すでに完成度の高さに驚いています。
最初はやや硬質な印象もありましたが、エージングが進んだのか、あるいは耳が慣れてきたのか、次第にふんわりと自然な音に変化してきました。今後さらに聴き込んで、このスピーカーのポテンシャルをじっくり楽しみたいと思います。
ただいまZ1-Livornエージング中
今年3月に会社勤めを終え、趣味のオーディオに時間を掛けることが出来たことから、以前より気になっていたZ1-Livornキットを購入しました。
キットが届いてから、製作セミナーのビデオ講座試聴や製作レポートの確認をし、必要となる工具・資材の購入をしているうち、組立に入るまで1カ月ほど掛かりました。(資料が丁寧な説明で助かりました。)
クロージャーの組立は資材の加工精度が良く、ボンド接着以外余りストレスを感じることなく行えましたが、出来たクロージャーの塗装を含めた仕上げをどうするかに迷い、ほぼ1カ月にわたり木工塗装の動画セミナー(基礎・中級・上級・突板貼り)を幾度か見て、難易度や作業場所、作業工程に掛る時間等を考慮し、ベニヤ板の断面が気にならないよう突板[ウォールナット(板目)]貼り+クリア塗装で仕上げることにしました。併せトリマビットのセットも購入していたことから正面左右の角はRを取ってみました。
スピーカー作成では「オーディオというよりも木工だね」と妻から騒音や塗装臭の小言を受けつつも、天候に左右されましたが約2週間でクロージャーへの突板貼りと塗装を終え、5月末には仕上がりには細かな点で不満が残るものの、遠目にはそれなりに見栄えするものが出来上がり、早速、吸音材・ネットワーク・スピーカーユニットを取付けて音出しをしました。(吸音材の量はノーマル、スピーカーユニットには付属パッキン使用)
音楽はクラシックを中心にボーカルなども聴いています。
低音が思いのほか出るようで、ソースによっては他の作成者のレビューにもあるボン付きが気になるときもありますが、音そのものは色付けの無いモニター調のように感じられます。現時点では大編成のオーケストラ曲だと表現に余裕がないように感じるものの、これからエージングでどう変わっていくか楽しみにしたいと思います。
蛇足ですが、工具を買い揃えたこともあり、フルレンジのキットも気になったことからZ702-Modena(V6)+スーパーツィーターのキットを購入しました。これから作成に取り掛かるところです。
使用機材
Analog PL Micro BL-91(AT-677+外周イナーシャ)+MA-505Ⅲ
SACD アキュフェーズ DP-560
SONY SCD-XA9000ES
HDD PL SONY HAP-Z1ES
AMP アキュフェーズ E-470
SP インフィニティ Renaissance 80他
SPケーブル QED Performance Ruby Anniversary Evolution他
綺麗な自然な音です 高音から低音迄クリヤーに再生
若かりし頃(60年前)真空管アンプの部品や、良い音とは良いスピーカーとはの思いから秋葉原の電気街やソニービルでのジムランスピーカーの視聴などへ出かけた記憶があります。その後田舎へ移り住みオーディオも休眠状態でしたが音工房さんに出会いZ1ーLivornoを入手し60年前の良い音良いスピカーの答えがほぼ出たのではと感じています。まだ音出し3日目ですが。昔は国産のスピーカーは外観は立派ですが音がイマイチと云う感じでフォスターのFE103あたりで楽しんでいました。もちろん大金を出せば良いスピーカーもあったのでしょう。低コストで良い音を提供して下さる音工房さんに感謝です。マークオーディオのMF5はテレビの音声用とカーラジオ用にドア内に取り付け使用しています。機材等50年前のもので紹介できる程のものはありませんが3極真空管アンプを再調整して試したり今後の楽しみが増えました。
JAZZが楽しく聴けるようになった!
インフィニティ Refertence 10Eを使ってポップス フォーク ジャズなどを聴いていましたが低音に不満があり
色々探していたところで音工房Zさんを見つけ自作キットに興味を持ち試しにZ601-Modenaを作ってみました。
組立はスムーズでしたが塗装は挑戦しましたが難しかったので諦め壁紙を試しに貼って満足出来る感じに出来ました。8cmシングルでも思ったより良い音だったので、それならとZ1-Livornoに挑戦しました。エージングも済み、低音も良い音で今までよりジャズを聴くのが楽しくなりました。スピーカユニットの傷つきが心配なのでネットカバーを製作して使っています。これを機にApple Musicを契約し色々聴けるようになり定年後の楽しみが増えました。
ありがとうございます。
プリマインアンプ Accuphase E301(プリアンプとして使用)
TRIODE TRV-88SE(パワーアンプとして使用)
audio-technica AT-LP120XBT-USB
Maranta M-CR612(CDプレイヤー・ネットプレーヤーとして)
解像度に優れ、これからが楽しみです
Z702-V6に続き、本機を作成しました。前回の経験を活かし、今回は全てのサンディングを手作業で行い、無事に仕上げることができました。全くの素人でエージングを開始したばかりですが、”Z702に比べ解像度に優れ、スタジオ音源向きかな?”という印象です。写真の通り、AVボードに防振ゴムを挟んだだけの直置き状況ですので、Z102の再販開始を心待ちにしています。
まだ改善の余地あり
組み立てに関して
バッフルを最後にはめる順番のほうがいろいろ作りやすいです。
吸音材も三面分分割してそれぞれに貼るのが効率的。
箱自体も、接着ではなくねじ止めにすれば、万一の時の内部メンテもできるし
クランプなども不要でより現実的と思います。
これから塗装しますが、合板なので木口が積層まるみえなので、ここは思いきったポップな色にするつもり。
値段的に厳しいと思いますが、むく板バージョンがあるとうれしいかも。
C/Pに優れた小型スピーカー
【経緯】
SONYの普及クラスのAVアンプSTR-DH790と組み合わせリビングでの気軽な映像・音楽鑑賞用に購入
自作歴はそれなりにありますがリビングではこれまでは音工房Zの「16センチユニット用MDFバスレフキット」を加工してナカミチのSP-S652のを入れ、外付けでヤマハNS470のツィーターユニットを組み合わせ使っていました(18dB/oct)。
【感想】
小型スピーカーにはイコライジング前提で鳴りのよさを求めてきましたがZ1-LivornoはサイズのわりにワイドレンジでF特もとても素直。アンプの”Pure Direct”モードをオン・オフしても音の傾向が変わらないことに驚かされ認識を新たにしました。
ツィーターZ-Astiの高域は本当によく伸びていて金物や弦楽器の倍音がきれい。
低域は重低音は無理ですがベースの音階は十分取れるし量感もそれなりに(このサイズでウォーキングベース等の醍醐味が味わえるのはちょっと感動)。
ダイナミックレンジはやはりサイズ相応と思いますが上記用途の範囲で音量を上げていっても破綻は感じませんでした。
キットの価格で考えると全般にC/Pは非常にに優れていると言えると思います。
【製作】
基本は説明書のとおり組み立てましたが工夫した点として
・ネットワーク基盤や吸音材取付のため、片側の側板を最後に接着
・配線は圧着しすべて無半田で接続
・接着剤の量はこれまでの経験から最小限に(クランプ時間は十分に)。
・ダクトポートの取付部には事故融着テープを巻いて固定
製作で一番苦労したのはダクトポートの加工・調整。端材とカッターナイフの刃を使い110mmの位置にケガキ線を入れあとは地道に。
ファストン端子のスピーカーユニットとの接続はかなり固めですが、マイナスドライバを使って正しい方向に力を加えると比較的スムーズに挿入できました。
今後の課題としては先に他機で効果的だったBi-Amplifier接続をZ1-Livornoでも試してみたいですね。
想像を絶する音がいとも簡単に出てくるスピーカー!
まず、Z1-Livornoの組み立ては塗装を別にすれば難なく簡単にできました。
サイズが扱いやすい小型の箱のイメージですからとても楽でした。
塗装は各種の方法を動画付きでとても参考にはなるのですが、いざ自分が挑戦心で進めてみても上手く塗れたなあ、と自分自身で納得できるものは一度も経験がありません。
塗装は私にとっては簡単ではありません。
動画を見ていますと簡単にきれいに仕上がる期待感が生まれますが、もっともっと経験を積んでからにしよう、と先延ばしばかりです。
従いまして塗装に関しましては参考になるお話ができませんので申し訳ありません。
Z1-Livornoを組み立てて何らかの塗装も終えて、いざ最初のドキドキする音出しですが、ショッキングというか、エージングゼロの音らしくありません。これが第一印象です。
高音のキンキン感やザラザラ感も無く、全体的にふわっとした大変まとまり感のある素晴らしい音が出てきました。
そして毎度のことながらCDを次から次へと変えては試聴を繰り返して、そして気がついた点は、低音がボンボン響くことでした。
このボンボン響く音が気になり、早速Z社の大山代表にメールで問い合わせたところこのボンボンと鳴る音はこのスピーカーの特性のようで、エージングを進めるうちに気にならなくなるよ、と返事を頂戴し安堵した次第です。
このZ1-Livornoは大ヒットしたとのお話通り簡単に説明できるものではありませんが、現在エージングは200時間ほど経過しております。
そして気になっていたボンボンは無くなり穏やかな、まろやかな、しっとりした、品格を感じさせる柔らかい音に成長しました。
およそこんな小さな箱から出てくる音とは思えない豊かな鳴りっぷりで、堂々としています。
音楽もジャンルを問わず何でもこなします。
例えば、カラヤンの1985年の音源でウイーンフィルの新世界第一楽章は最初から終わりまで一気に聴くことに呑まれました。
特にティンパニの音が眼前に迫ってくる鳴りっぷりは正に驚愕でした。
軽いJazzではビル・エブァンスの1961年の音源のWaltz For Debbyは古さを全く感じさせず、生々しいライブ感に包まれます。
昭和の歌謡曲やJ-POPもどの歌手も堂々と目の前で歌ってくれます。
実は今、最近発売されたLivornosubを左右に設置し、只今エージング中です。
轟く低音が加わりそうで楽しみです。