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スピーカー本来の実力を発揮!
Z102は季節商品?なので、なかなか販売されないのですが、他社製スタンドの誘惑に打ち勝って、やっと入手。組み立て自体は、ダボ付きなので精度高く非常に簡単に組み上げることが出来るのは、いつもの音工房Z製品通り。最終組立前に、各々のパーツを紙やすりの番手を変えて2回整えた後に、蜜蝋アンティーワックスで仕上げ。支柱の空洞には、五色玉砂利 (2分(6~8mm))を目一杯に封入、オプションのスパイクを噛ませて、Z1-Livornoを載せた上で人工大理石板の上にセット。重量もあり、ぐらつきなく、見た目も良い感じ。
置き場も鳴く別のスピーカーの上に載せていたこれまでの音に比べると、ボワつきが減って音のキレが向上した印象です。Z1-Livornoは、こんな音をだせるのですね。スピーカーの実力を発揮するには、今更ながらですが、スピーカースタンドが重要ということを体感した気がします。
単に完成品を買ってくるのではなく、少しずつ、自分で工作しながら音出し環境を整えていけるのは、楽しいものです。バカ高いカネをかけずに。
その音は優れたキットの一言に尽きます
良く出来たユニットと構成によって、サイズを超えた音を聴かせてくれます。今日完成したばかりなのでこれからエージングという時期ですが、DALIのコンパクトサイズ当たりよりはB&Wのコンパクトサイズの音に近いと思います。購入製作された先輩諸氏の評価を聴いて高域よりを心配したのですが、思っていたよりもフラットに近く、女性ボーカルあたりは聴きやすいバランスで鳴っています。
世間やショップなどでは木目と黒のスピーカーばかりなので、思い切ってイタリアンレッドを目指して塗装を行いました。赤の吹き付けを五回、クリアーを三回でその都度サンドをかけて仕上げは車のヘッドライト磨き用液で仕上げました。なかなか良い赤です。屋外で見ると結構鮮やかですが、室内だとちょっと重めの赤に見えます。
どちらかというと低域が膨らみ気味かなとも思えるシーンもあります。難を言えば実際の能率は83dB付近か、それ以下の印象をアンプのボリューム位置から受けます。
もう少し低域方向を欲張らずに引き締める方向でも良かったような気もしますが、そこは自分でいろいろやってみます。
驚きでした。
びっくりの変化でしたが、少し高域が出過ぎるのでコンデンサーを2μFから1μFに変えたところ、入ってくるアコギの音やシンバルの音もいい感じになり、よく聴くノラジョーンズのハスキーボイスもそのままの感じで鳴っています。0.68μFにしてもいいかもと思っています。
スピーカー B&W PM1
プリアンプ JEFF ROLAND CAPRI
DAコンバーター north star design Excelsio
パワーアンプ belcante REF1000M モノ×2
大満足です
オーディオに関心のある(ただし「マニア」ではない)高齢(後期高齢者ー男)独居老人です。集合住宅に設置してクラシックを中心とする様々なジャンルの音楽を楽しんでいます。視聴環境については、添付写真をごらんください。
利用機材 いわゆるPCオーディオ。●PC:CPU Core i7、メモリ32GBのマウスコンピューター制のノートパソコン ●DAC:Fiio K5 Pro ●アンプ:ONKYO A-5VL ●音楽再生ソフト:foobar2000、Play Pcm Win
各楽曲における低音部の旋律等が明瞭に聞き取れ、満足しています。フルオーケストラ曲についてはそれなりの音量・環境で聴かない限り評価は出来ないはずで、小生の視聴環境ではそれは無理です。フルオーケストラ曲を堪能したい時は、コンサートに行きます。
商品到着時(完成品購入)集中的に聴いたのは、室内楽、声楽を中心とするクラシックとジャズ曲です。
クラシック音楽を聞き始めたのは大学入学の頃(もちろんレコード時代)から。一戸建て居住時代(65歳まで)のスピーカーはハーベス(ブックシェルフ)、ONKYOのD77、BOSE121。集合住宅転居時に持参したのはBOSE121。清水の舞台から飛び降りる心境で家族の反対にも関わらず、テクニクスの確か30万円を超えるレコードプレーヤーを購入したこともありました。staxのコンデンサー型のヘッドホンを購入した経験もあります。
音楽を聞き始めた頃お金がなくて買えなかったレコードの多くが現在いわゆる「パブリックドメイン」になっています。そしてネット上で(※)、当時のレコードの収録曲の多くがファイル化され(例えFLACファイル)公開・提供されています。大げさに言えば、涙が出るほどありがたい時代になっています。
※ 例えば、「クラシック音楽へのおさそい~BlueSkyLabel」
なお、視聴環境写真で右スピーカーの後に写っているのは趣味のロードバイクの替えホイールです。スピーカーと壁の距離を出すために手前にローボードを移動させてできた空間を収納場所として活用しました。
【補足】
使用していたBOSE121の「側」の剥離等から、久しぶりにSPの購入を考えました。
小生の視聴環境を考慮したとき、「よさそうだな」と興味をもったのは、
最終的に、貴社のSPと富士通テンのSPでした。
いろいろ悩みましたが、最終的に貴社のSPを選択した大きな要因は、
Z-Livorno-Sの完成品の造形デザインでした。
理屈はともかく、心に「ピッピッ」ときた次第。
したがって、当初から、「キット」は選択肢にはありませんでした。
品のある良い音、例えばボ-カルのソロ、楽器のソロは得意
【Z600-OMMF4】
4月7日に「越谷」は長岡先生のお宅があった駅だったかなと思いながら、「草加」で電車を降りて「音工房」へ初めての試聴会へ。
パソコン横に置いて使う小型SP
総評として、品のある良い音、例えばボ-カルのソロ、楽器のソロは得意だと思う。低音はあまり出ないが、バンバン低音出す事が良い事かと言うのは状況次第、PCの置き場所次第だし、家の中で時間構わず、そんなに低音って出せるものか?音楽だけでなく、Zoom会議でも使うのだろうし。
でも2.1のアンプを使ってと言うのはすごいアイデアだと思う。
聞いた曲
1)モーツアルト ピアノ連弾 ライブ録音
2)「Miss you」 ( 原曲ローリングストーンズ)*DTP
3)「マサチュ-セッツ」(原曲はビージ-ズ)*DTP
*私が現在やっているDesk Top Music(DTP)と言うのは、Midi Fileと言う
楽曲のファイルをPC上のDTPソフト(Reason Suit 11)にUploadして、
各楽器のパートを自分の好きな楽器に置き換えてアレンジして、ミキサ-上で
Pan(左右の位置や幅)や奥行を出すためにReverveをかけてたり、Echoをかけたり、左右同じ楽器にして片方のトラックを少し遅らせて立体感を出すようにする所謂「ミキシング」をしています。2)と3)はその結果をPC等で聴けるようにWavファイルに落としたものです。
1)ピアノデュオ、このソ-スには元々そんなに低い音は無いので、意外にこのSPにあっているのかもしれない、聞きやすいし、音の透明感が良く分かった。
2.)特にこの曲はRepeatが多いので、途中で嫌になったらどうしようかと思ったが、そんな事はなくずっと聞いていたい感じ、Bassのフレ-ズもちゃんと出ていた、DTP的な考え方では、低音を出したければそのトラックのイコライザ-で調整する。このSPのバックロ-ドフォーンの低音の出方にもっと使い込んで慣れてみないと分からない。
3)イントロのハーモニカの音像が思った通り、小さくなっていてGood、コーラスのパートもコーラスらしく鳴っていたと思う。
オ-ディオマニアって変な人が多いですが、要は良い音で鳴らしている限りあんまり文句言わない。そう言う意味では「このSP巧い事仕上げたのかな」と言う気がします、ただ作って見てひと夏超えて、秋になって空気が乾燥して、その時にどうなっているのか?ですね。
Z1-Livorno(S)は、フルレンジの音。
【Z600-OMMF4】
600-OMMF4は、試聴室の左側のデスクの上に置かれ、
デスク用の椅子に座っての試聴でした。
再生機器は、CD読み込み用のPC、1万円のデジタルアンプ「Doak Audio M3」、
「foobar2000」でした。
スピーカーとの距離が近いので、
ノイズやデジタルアンプの悪い部分がよくわかり、
集中して試聴できませんでした。
もう少し高価なDENON PMA-60、アナログ的な評価のIndeed TDA7498Eなどで
聴いてみたかったです。
Z600-OMMF4とは別に、いつもの位置に3種類のスピーカーが置かれ、
そちらを試聴する人が多く、Z1-Livorno(S)も聴き、
低音は少し物足りなさもありますが、フルレンジの音に近い、
非常によい音で、ほしくなりました。
OM-MF4用のものは、これが最後のようですが、
ロングストロークを生かして、6cmのユニット1つで、
こんな低音がでるのかというスピーカーを作ってほしいです。
音工房Zさんのブログを読んで、ユニットは買っているので、
よろしくお願いしまします。
用法にご注意の上にお使い下さい!
【Z600-OMMF4】
前回Z701-OMMF4の試聴会に続き2回目の参加となります。お忙しい中いつも楽しく有意義なお時間をご提供頂き誠にありがとうありがとうございます。
Z701-OMMF4は視聴会の感動が我慢できず購入してしまいました。時間がとれず未だに届いて開梱した時のままですが、夏までには何とかしたいと思っています。前回の試聴会の時に試作品OMMF4の1発仕様3.7L小型?版もありましたが、大山さんは販売するか迷っているとのことでした。Z701-OMMF4と同列に視聴すると余りに落差が大きく同じユニットとは思えないほどの差を感じるためだろうと私も感じました。ただメルマガをお読みの方ならご存知のことと思いますが、結構小型版の販売を希望れれる方がいらっしゃり、ニアフィールドPCオーディオ用という形での販売になったとのことでした。
試聴でもレギュラー、Z800-FW168HR、Z1-LivornoZ、Z701-Modenaの3機種とは別建ての試聴でした。通常の音工房Zの妥協のない商品とは全く別の商品で、色々トライしたが結論から言うと低音に関しては諦めて、必要な場合はサブウーファーを追加する方法で検討中で今回は試しにZ1-LivornoZのウーファー部を急遽SWとして組んでみたとのことでした。使用制限のある商品と考えるべき様です。
PCオーディオにピュアオーディオと同等の音を要求すること自体が無茶な注文であることは分かっていても、音工房Zさんのスピーカーなのでついつい期待が大きくなってしまいます。しかし、実際の使用用途はBGM的なナガラリスニングがほとんどで、床屋のミニコンポのような存在であれば良いと自分に言い聞かせて試聴しました。
Z600-OMMF4単体の音はバランスの良い癖のない音と感じました。他のPCオーディオのスピーカーをきちんと聞いたことが無く比較する知識が乏しいのですが、昔のデスクトップパソコンに付属していたスピーカの音のイメージが悪いのでPCオーディオ自体にあまり期待したことがありませんでした。しかし、これなら十分使えると感じました。そして次にSWの音量を上げていくと低音がプラスされいい感じになりました。調子に乗ってメインボリュームを上げていくと、音割れや箱の音がするようになりボリュームを下げざるを得ませんでした。この時前回の試聴の時にこのユニットは背圧には弱い方だとのコメントを思い出しました。音量を上げたときに手動で空気抜き(背面一部開放?)ができるような機能を持たせればもしかしたら改善できるかもなど勝手な妄想をしながら試聴を終えました。
他の方のレビューでサイズが大きく中途半端との指摘がありましたが、SW前提なら思いっきり小さくするとか、変形にするなどもありかと思います。
現在サブウーファーのキット商品は私が調べた限り販売されていないようですし、完成品は結構なお値段がする上大きなものが多くPCオーディオ用に使えるものは少ないのではないかと思います。折角Z-Livorno(13センチウーファー)というオリジナルウーファーがあるのだからこれを活用したサブウーファーキットの開発を期待しています。
PCオーディオ(スピーカー)について色々調べているうちにOlasonicやECLIPSEなど面白いスピーカーにも出会い、また今回は机上にはのりませんでしたがDTM(プロ)用スピーカーなども存在することを知り、改めてスピーカーと云っても色々なジャンルが存在することが分かり奥深さを痛感しました。
今回は今後の開発を期待して★4つとさせて頂きました。Z701-OMMF4が完成したら比較用にZ1-Livornoを狙っています。メルマガは毎回欠かさず楽しく拝見させて頂いております。また、面白い記事を宜しくお願い致します。
Z600-OMMF4 小型サイズをほとんど感じさせない満足の音のバランス。
【Z600-OMMF4】
B&W804D3をメインシステムとして、また別室でのPC作業時のBGM用としてZ工房Z800-FW168HR(完成品)を愛用して音楽全ジャンルを楽しんでいる者です。
この度メインシステムの部屋でPC作業をする際、作業に集中してあまり音楽を意識しないときに、より気軽にBGM用としてのディスクトップスピーカーを用意してみたいと思い立ち、初めてのスピーカー自作も兼ねてZ600-OMMF4を選んでみました。
Z工房さんの製品はZ800-FW168HRはもちろん、音響ボードでも製品品質の高さを実感していたので安心して決めることが出来ました。
Z600-OMMF4は小型サイズなので制作難易度は低いのですが、何せ初めてのスピーカー工作なので、綺麗に仕上げる要領をつかんだときはほとんど完成直前という始末でした。笑 空気漏れをしないように隙間処理だけははじめから気を付けましたが・・・・
さて出来上がってから、私の手元にあった小型アンプでならしてみましたら、真っ先に感じたのは、小型サイズをほとんど感じさせない満足の音のバランスに驚いてしまいました。まさにニアフィールドなら私のメインシステムに匹敵するような自然な音に違和感がありません。
少し聞き込んでいるうちに、このスピーカーの潜在的能力に確信を持ち、アンプのグレードアップと、アンプ(内蔵USB-DAC)とPC間をつなぐデジタルデータ転送環境改善アクセサリー追加をしてみたところ、狙い通りスピーカーのグレードが2-3倍に上がったように見事な再生音になりました。実に綺麗で実にリアル、しかも力強い再生で、さらに高度な「小型サイズをほとんど感じさせない満足の音のバランス」に変身したのでした。
スピーカーOMMF4の性能を100%発揮させるZ600-OMMF4の設計と言えるのだと思います。
ニアフィールドスピーカーに興味があり、工作の手間をいとわない方、ぜひお勧めです。
ちなみに写真のZ600-OMMF4に四角いネットとZ工房のエンブレムが付いているのはこれも私の手元にたまたまあった物を流用しました。写真のバックがメインシステムです。
私の再生使用機器を記します。
アンプ DENON PMA-60 USBケーブル STC-USB2.0R2S デジタル信号整流器 UACU-700
WIN10再生プレーヤー PlayPcmWin (WASAPI排他モード使用)
歯切れの良い低音で迫力が出ました。
気になったスピーカーをチョイスし、出費も大きかったですが、満足しています。ログでしっかりした作りなのと近所に家が無いので、気にせずボリュームを上げられます♪
機器は、DENONのミドルクラスになります。
去年の暮れから始めて、やっと一段落しました。
ジャズをメインに聴いています。スピーカーの色はブライワックスでレトロな雰囲気にしました!
非常に説得力が強かったです。
耳と技術に自信があるからこそ、プロの情報をこれだけ惜しみなく共有できるのだ、という
大山さんの自負がうかがえる内容でした。
先週、私は偶然に立ち寄った店をきっかけにクラフトスピーカーへの興味が再燃したのですが、(オーディオについては長らく興味があったものの)クラフトスピーカーに関しては完全に素人でした。若いころから長岡鉄男さんのお名前は存じていましたが、どこからクラフトスピーカーに手を出していいものかわからないまま、数十年過ぎてしまった感がありました。
今回、音工房zさまのメルマガを知ることができたおかげで、クラフトスピーカーの世界に触れる入り口が出来たように思います。
オーディオは目に見えないながらも感性に訴えかけるという性質上、とかく抽象的な表現が多い世界でもあるのですが、大山さんのレポートは実践と根拠に基づく内容であるため、非常に説得力が強かったです。
こうした知見を共有なされる志は、クラフトスピーカーの世界における財産でもあると思います。願わくば、大山さんのノウハウをメルマガであれ書籍であれ、触れたいと思っています。
大山さんの今後のご活躍をお祈りするばかりです。
ステージとコンサートホール空間が見て取れる様な再生
【Z600-OMMF4】
前回Z701-OMMF4の試聴会に引き続き参加させてもらいました。ありがとうございます。
今回のZ600-OMMF4はそのサイズの小ささに驚かされますが、出てくる音はZ701-OMMF4を
彷彿させるものでした。小型箱に押し込められた様な詰まった感じやハイ上がりのバラ
ンスの悪さが全くありません。OMMF4が自由闊達に歌わさせてもらっている感じです。
OMMF4というSPの素の音質がそのまま再現されていますね。低域はさすがに基音の再生は
無理ですが、バランス取りが余程巧みと見えて高調波によって低域バランスに過不足を
感じさせません。中低域以上は客観的モニター的な再現力です。モニター的と言っても
無味乾燥な訳ではなくソースの持つ情報を正確に色付け無く、静かにしかし活き活きと
再生しています。静謐な空間にポッと音像を展開し楽器とホールトーンも混濁する事なく
きっちりと表現し、ステージとコンサートホール空間が見て取れる様な再生です。
そして、それらがボリュームを絞ってもリニアに追従し、痩せたりぼやけたりしません。
Z701-OMMF4の時より音像定位はこちらの方が優れていてニアフィールドで真価を発揮し
そうです。オペラのライブ録音を再生したら素晴らしそうです。
しかし、大音量再生のfff時に差し掛かるとZ600では飽和感を感じさせてしまいました。
やはり6cm一発にロード不足もあり、この辺はいたしかたがないところかもしれません。
Z600に3D接続でZ1をSWで加えた事例も試聴させていただきました。よりスケール感がUP
しました。ただ、オケのライブ録音では3次元的な定位感が若干損なわれている様に感じ
ました。SWも2chステレオ接続にし、ハイカットもより強力にし、SWには空気感の再現だけ
に徹して試してみたい、その際は是非、Z501も加えてみたいと思います。
今回の一連のZ600の試聴は、PC+DAC+中華デジアンで行われました。比較試聴のZ800、Z1、Z701-ModenaはいつものデノンCDとアキュフェーズですが、このPCシステムは結構健闘して
くれていました。CDをPC画面上で操作して各トラック内を拾い聴きできるのもLP感覚で素敵です。是非導入しようと思った次第です。もうピュアオーディオはノスタルジーでしかないのかもしれません。ただ、中華は玉石混淆なので、試された範囲内でよいので是非ブログ内で御紹介いただければ幸いです。
最後に、比較視聴のZ800は圧倒的な透明度と分解能でした。アキュフェーズと中華デジアンとではどのくらい差がつくか興味があります。
非常に高い解像度、そこそこ満足な低音
音源:Amazon Music HDなど
DAC:TOPPING E30
AMP:KENWOOD A-1001、FX AUDIO TUBE04J、
初めて作る本格スピーカーキットですが、1パーツの接着に完全硬化の24時間を使ったため、組み立てには12日間、色塗りには4日間かかりました。21/2/14に完成し、そろそろ馴染んできたと思われるのでレビューを書きます。低音重視でダクト長は90mmです。テレビと繋いで映画鑑賞、低音を試すために普段聞かないトッカータとフーガニ短調BWV565、普段よく聞くJ-POPも聞いてみました。
比較対象SPは、1993年に発売されたKENWOODのミニコンポ「K’s」の「LS-1001」。
ゆったりとした豊かな低音が特徴のSPです。中高音を補完するために、音工房zさんの
スーパーツィーターキットを1.5μFのコンデンサーで逆相接続しています。
NFJの『Bonneville Eaters』を2つつなげて、2アンプ:2スピーカーを切り替えて
試せる環境で聞いていますが、意外とアンプの差はそれほど大きくありませんでした。
Lepy LP-2024Aにつないでもそこそこ聞けますし、むしろ、今どきのデジタルアンプとの
相性が良いのかもしれません。
Z701-OMMF4はテレビの日常使いにしようとすると、少し高音が耳について聞き疲れします。意外と良かったのは映画鑑賞。小口径ユニットの反応の速さが良いのか、効果音は爆発音を含めてかなりの迫力になりますし、セリフも聞きやすいです。
音楽に関しては、比較した2つが全く方向性の異なるスピーカーだったため、同じ音源なのに全く別の音楽のように聞こえます。曲によって向き不向きがあり、どちらかが絶対的に良いとは言い難かったですが、低音に関してはLS-1001の方が圧倒的に音圧が高く迫力があります。
一方、中高音部分のボーカルや弦楽器についてては、ベース音含めて Z701-OMMF4の方が
解像度が高く、一つ一つの音の輪郭がはっきりしていて、それでいて艶っぽさがあります。
抽象的ですが、寝室でなんとなく流すならLS-1001、しっかり聞くならZ701-OMMF4が良さそうです。
Z600は期待以上
【Z600-OMMF4】
Z600は期待以上の音場感があり、また、サブウーファーとの相性も良く、検討してみたいと思います。キットが届くのが楽しみです。また、併せて試聴させていただいた、Z800-FW168HR、Z1-LivornoZ、Z701-Modenaでは、Z701-Modena+Z501のエネルギー感が気に入りました(その分肌理が粗いと感じるかもしれませんが)。
(試聴ソース:ダイアナ・クラール/LOVE SCENES、ルネ・ヤコブス/ペルゴレージ スターバト・マーテル)
いずれもいい音でした。
4月7日試聴会参加いたしました。
デスクトップスピーカーにはあまり興味がなかったため、前方に置かれていました以下の3種の聴き比べを行いました。
1.Z800-FW168HR、2.Z1-Livorno、3.Z701-Modena ソースは普段聴き慣れています洋楽ロック(TOTOのAfricaなど)。
当初Z1が本命でした。スピーカーを切り替えた時点では音が変わったかなと思うのですが、直ぐに耳が慣れてしまい違いがわからなくなってしまい甲乙つけ難いというのが率直な感想です。ロックだったせいもあると思います。あえて言いうなら、Z1は落ち着いた感じでちょっとつまらないかな、Z800は特徴がないな、Z701は見た目の割にいい音だなというところです。
シンセサイザーやピアノなど色々な音がはっきりと聴こえて、総じて満足しました。
Z800は他の方が聴いていらしてたジャズのベースでは抜群の音を出してました。
ということで買うなら値段の手頃なZ701かなと今は思っています。
試聴の機会を設けていただきましてありがとうございました。
さらなる発展を期待
【Z600-OMMF4】
PCオーディオ歴は20年ぐらいありまして、音工房Zさんの初PCスピーカーに興味が湧きましたので今回、参加させていただきました。システム関係の仕事をしている関係で、書斎には、デスクトップPCが3台、ノートPCが1台あります。
・メインPC:自作、SP:Timedomain Light
・サブ1:自作、SP:Olasonic TW-S7
・サブ2:自作、SP:自作(UNIT:YS89A-PSC)+ DAC + 中華デジアン
・ノートPC:NEC Lavie Sound by YAMAHA
パソコンの前にいる時間が長いこともあり、音にはそれなりにこだわってきました。
━Z600-OMMF4の音ついて━
一聴してわかるのが、すっきりくっきりとした気持ちのいい音。ニアフィールドで聞いているせいか、微細な音までくまなく再生している感じがします。音場も小さい音像ながらぱっと広がってて、自作PCスピーカーの箱庭的な音場でこもった感じとは鳴り方が全く違います。サイドバスレフ、エンクロジャーの傾きがよりいい効果を上げているのではと感じました。
━サブウーファーについて━
サブウーファーの効果はソースによりますが、当たり前ですが重低音の多く含まれている音源には効果は大きいです。ユニットの大きさからくる限界を広げて、ワイドレンジでスケールの大きい音場が再生されるます。今回は、2wayのスピーカーのウーファーを使った代用品でしたが、セットで専用の製品が欲しいと思いました。
━製品について━
今回の製品は、ピュアオーディオの観点からできるだけクオリティの高いPC用スピーカーを提供したいという設計思想から制作したものであると感じます。しかし、一般的なデスクトップ環境からみた場合、まだ、サイズがちょっと大きすぎるのではないかと思います。自分のメインPCは3台のディスプレイがシームレスな状態で設置されており、割り込んで設置するスペースがありません。また、アンプ内蔵のアクティブスピーカーではありませんのでDAC、AMPのスペースも必要となります。一般的な奥行が60センチ前後の机では、ディスプレイのサイドからかなり前に張り出した状態になることも気になります。単体ディスプレイでスペースの余裕があり設置に問題がない方でより高音質で楽しもうという方には最適だと思います。自分のPCスピーカーは、Timedomain、Olasonicともいい製品で満足していて、スペースも小さくて済み、代替品とは考えません。音量を大きくするとビビリ音がするようになったサブ2マシンの代用として考えています。
ただ、ノートPCがメインマシンの方には、大変いいのではないでしょうか?
内蔵および低価格の市販スピーカーとは比較にならないハイクオリティな音がもたらされると思います。
━最後に━
本格的に音楽を聞きたいという場合、自分の場合、リビングのAVシステムでとなりますがそういう方は多いのではないでしょうか?PC用としてながら作業で使用することが多いことを考えると、本製品はちょっと中途半端な印象を受けます。そこで、以下のような製品を音工房さんから発売されることを期待します。
・ディスプレイの下に設置可能な横長のスタイルのスピーカー
・ディスプレイ台と一体化したスピーカー
双方とも木工にこだわらずインテリアにもこだわったスタイリッシュで高音質なものであれば、現状そうした製品が少ないことから、かなり注目を浴びるのではないかと思います。
自分が工作した気分を味わえて気分がよくなります。
道具はサンダーくらいしか持っていませんが、レポートを拝見していると、自分が工作した気分を味わえて気分がよくなります。
Z600+SWかなり良い
【Z600-OMMF4】
先ずはZ600です。試聴したソースは持ち込みのリリーという歌手のダルシマーというアルバムで、低音から高音まで満遍なく入っています。PCでCDを再生しちょっと大型のDAC(高性能っぽい)から中華Dアンプ(出力が2系統ありSW専用にした系統の専用ボリュームあり、メインSPとSWを別々に音量調整可、且つメイン系統はトーンコントロールも可、という優れもので近かぢかHPで紹介してくださるとの事)を経てデスクトップのPCモニター両脇のZ600とSWとしてデスク下に木の台に置いたZ1が一本設置という設定でした。Z600のボリュームを最適にしSWのボリュームを上げ下げして試聴しました。SWがゼロの時はこのソースでは近すぎるせいか私にとってはハイアガリな感じでバランスがいまいちでした。SWを上げると低音も加わりバランスよく音楽を奏で始めました。他の人の感想を聞くと、やはり個人の好みというのはあるもので人によってはSWは要らないと仰る方も居りあーいろいろだな、と感じました。単純な2WAYスピーカーを1本机の下に置いただけでなんでこんなバランスの良い音になるのだろう?と思いました。その私なりの考察としては、ネットワークなしで机の下に入れているのに低音しか耳に届かないのは指向性の高い中構音は机に遮られ耳に届かず回り込みやすい低音ほど耳に届きまるで性能の良いネットワークを組み込んだシステムのような効果があるためではないか!と思いました。このあたりの分析は的を射ているのでしょうか?気になります。
このSWのアイデアはとても優れていると思います。大山様流石です。
そのあとは念願のZ800、Z1、Z701の試聴もしました。音源はリリーのCD,DENONの1600プレイヤー、アキュフェーズ?の高そうなアンプを通していますのでZ600よりもハイグレードな設定でした。感想としては、Z800は高音から低音まで出ているが中音のボーカルが少し棘がある様に、Z1は高音が少なくボーカルが素敵、Z701は高音から低音までバランスが良いが何か少し足りない感じで全てが一定以上のレベルにあり流石音工房Zの製品と思いました。
帰宅後このレビューを書くにあたり大山様に確認したところすべての試聴SPは大体30時間くらいのエージング、との情報を頂き、あっそうか!と合点がいく部分もありました。それは高音の強すぎや足りなさ、低音の量や伸びのなさ、等きっとまだまだ本来の音が出きって居ない部分はよりエージングが進むにつれバランスの良い素晴らしい音に熟成していくと思いました。今回はこのような素晴らしいSPの試聴ができる機会を得られましたこと感謝いたします。
さすがの音工房Z製Z600-OMMF4
【Z600-OMMF4】
Z600-OMMF4の発注後ではあったので、試聴会の募集が始まってからも遠慮して静観していましたが、少し経ってまだ空きがあったので、強いて参加してきました。
携帯端末などを音源にして音楽に接する機会が増えましたが、やはりヘッドフォンでなく、ニアフィールドであってもちゃんとした音で聴きたいものですね。
さすが音工房Z!期待に違わず、6センチ径の音のまとまりの良さがとても好感を持てました。
驚いたのは、パソコンのディスプレイ横に並んだ幅10センチ足らず、高さ25センチほどの小ぢんまりしたボックスに入った6センチシングルコーンから、ツァラトゥストラの冒頭のオルガンとコントラバスのC音が聴こえてきたことでした。
アキュフェーズ社の伊藤前社長から頂いたアキュフェーズ特製のデモSACDで、音工房Zの視聴会にはいつも持参してかけて頂いているので、自分にとって比較しやすいのです。(オケはオランダ放送フィルですが、比較的新しい音源です。)もちろん高調波が鳴っているだけに違いないのですが…
どうせ無理だろう、ほとんど音としては聴こえないと思っていたものが,オルガンらしいそれなりの存在感で聴こえたので、この6センチの低域再生能力の高さを実感できました。
このCDにはニニ・ロッソの夜空のトランペットも入っていますが、艶やかなトランペットは期待通りでした。
もうひとつ、思いつきで持参した、Miles DavisのLive音源
“We want Miles”で、冒頭Jean Pierre はMarcus Miller のベースのスラップ奏法がどんなふうに鳴るかと思ったのですが、ニアフィールドで聴くと、スタジオ音源と違って新宿西口広場と言うロケーションのせいか、CBSのセパレーションの良さが却ってアダとなった感じで、ステレオ感の違いが耳について、思ったほど良くなかったものの、ベース音の再生能力としては、十分力を発揮してくれたと思います。、
Z800やZ1とは比べるべくもありませんが、
可能な限り小型化目指して設計したとのこと。箱のサイズと径6センチと言うユニットサイズに対して十分なパフォーマンスだと思います。
なにより6センチシングルコーンの音のまとまりの良さ、コンパクトさが、デスクトップリスニングを見直させてくれると思いました。
Mookの箱のキットを入手しようかと思っていたのを見送って待った甲斐がありました。
スラント形状と底をバスレフのアイデア◎です
【Z600-OMMF4】
昨日、貴社の視聴会にはじめて参加させていただきました池田と申します。
私は、2018年に発売されたマークオーディオOM-MF5をバスレスエンクロージャーで使用しており、シャープでさわやか系の音と感じております。リビングのTV台の中にセットして、時々鳴らしています。
今回、貴社でニアフィールド使用を前提としたZ600の開発意図・過程・ご苦労された点等、ネットで情報読ませていただきましたが、小型&ニアフィールド用であっても低域もしっかり出したいというところがポイントであることがわかりました。
構造というか、形状で”なるほど”とそのアイデアに感心したのが、スラント形状と底をバスレフ構造にうまく利用されている点です。グッドアイデアだと思います。
今回、一度に4名の視聴会ということで、私以外の方がお持ちになった音源を聴かせていただいてのレポートから記述させていただきます。
一番良かったのが、低域成分が多いので難しいのでは、と思った”ツァラツゥストラ”いいバランスで鳴っていて、私は◎と思いました。
音源を持ってこられた方が、録音が古いのでもう一つとおっしゃっていた”ボサノバのボーカル”これも私としては良く鳴っていると思いました。
ちょっと驚いたのが、小型システムではとても無理だろうと思ったエレキ・マイルスの”WE WANT MILES”、イメージしていたより、はるかにバランスのとれた鳴り方をしたのでびっくりでした。(私の中では、エレキ・マイルスは爆音でないと楽しめない、という考え方に変わりはありませんが・・・)
私のかけた音源について
実は、何を持っていこうか、リストをチェックし、候補を選んで実際にいろいろなセットで鳴らしてみて、どこをポイントに視聴するかを検討して、7枚準備してお伺いしました。
1.Jheena Lodwick/You Raise Me Up(JVC XRCD)
今回のような視聴会や友人のシステムを聴きに行くとき、私がポイントにしているのは、
①ボーカルとバックのバランスがいいこと
②口が見えるような、舌の動きがわかるようなカワイイボーカル
③前奏0:20~バックのbが、メロディーの後ろでキチンと鳴っていること
しかも締まっていて膨らみすぎないこと(きちんとフォーカスしているイメージ)
②③は、スピーカーやシステムにより、大きく鳴り方が違います。
2.MILES DAVIS/TUTU
晩年のマイルスが1986年、何か新しいことをやろうと燃えて取組み、CBSからワーナーに移籍、アートディレクターの故石岡瑛子(1938~2012)にジャケットデザインを頼み、グラミー賞音楽賞、デザイン部門賞を獲得した1枚。
とにかく、アタマの一発目”ダンッ”がカッコよく爆発しないことにはサマにならない、オーディオにとってかなりハードルが高く、なかなか鳴らすのが難しいCD。一発目のキメと、マイルスの格調高いソロがたまらない魅力。
2014年7月、一ノ関ベイシーで聴いて、この音楽のすごさに開眼、いつかその感動を再現したいと思っている。
3.BRIAN BROMBERG/The saga of Harrrison Crabfeathers
bソロではじまり、シンバルが左から、そのあとpが合流。bに負けないバランスできちんと鳴るかどうかが、”音”ではなく、音楽として楽しめるかどうかのカギ。
3本のスピーカーの印象
・Z800‐FW168HR
高域の余韻が特に素晴しく、素性の良さを感じる。
今回、持って行かなかったが、クラシック、交響曲はもちろん、弦楽四重奏とか、ちょっとデリケートな楽曲を聴いてみたい、と感じた。
・Z1-Livorno
見かけは小ぶりだが、しっかりと中低域が再生され、上記2.のMILESもかなりいい線の鳴り方をする。次回、視聴会に参加出来たら、50年代のJAZZなども聴いてみたい。
・Z701-Modena
私は、締まっていて、しかしそこそこ量感のある中低域が好みのため、ちょっと膨らみすぎに感じた。たぶん、もう少し小ぶりな部屋でもう少し小さめの音量で鳴らせば、本領を発揮できたのかもしれない。次回、視聴会に参加出来たら、別の音源で聴いてみたい。
感想は以上です。
はじめて貴社視聴会に参加させていただきましたが、非常に楽しい催しでした。
本当にありがとうございました。