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音は良好!〈でも購入は保留〉
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
◉スピーカー視聴会 2021/06/24
一言で「音は良好!でも購入は保留」
※型番等について思い違いがあるかもしれません。その際は、どうかご容赦ください。
下記の5台について試聴いたしました:
①Z1000-FE168SSHP〈16cm〉
②長岡鉄男氏設計のD-37〈16cm〉
③B&W 802 Nautirus〈20cm〉
④スピーカー Z701-Modena〈8cm〉
⑤Z1 Livorno〈13cm〉
比較した印象は次のとおり:
①迫力ある音圧とアタック感は十分。
②音圧とアタック感は①と同様だが、最初に説明があったとおり、経年劣化のため中低音がブォンブォンとビリつくため、コンボのモダンジャズを聴く分には十分かもしれないが、交響楽や室内楽には向かない。
③再生音は①に近いが、比較して聴くと中低音の広がりと残響音が断然ふくよかで、高音の伸びも艶やか。Show more
④自宅のニアフィールドで聴く分には十分だが、①と比較するとボリュームを上げないと互角にはならない。口径が倍も違うとこれだけ変わるということを実感しました。
⑤見かけは①の半分しかないが、意外と互角に再生。
四人が持ち寄ったCDを各自10分で試聴した結果、③が1番、①が2番、⑤が3番と評価しました。
購入したいのはヤマヤマですが、現在製作途中のスピーカーが2組あるため、購入は保留いたします。どうか悪しからずご了承ください。
試聴楽曲は次のとおり:
〈村治佳織の『亡き王女のためのパバーヌ』ギターのとりわけ低音弦の響きが余韻をもっている。鈴木勲の ”BLOW Up! “ ベース音が目の前で弾いているかのように生々しく響く。CS&Nの “Guinevere” アコースティックギターと男性三声ハーモニー。
次の方〈ヴェルディ『レクイエム〜怒りの日』、ムソルグスキー『禿山の一夜』〉
その次の方〈ビッグバンドの『茶色の小瓶』『チャタヌガ・チューチュー』『ムーンライト・セレナーデ』〉
さすがの高級機でした
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
2021年6月25日Z1000-FE168SSHPの試聴会に参加させて頂き有難うございました。 私は、このような試聴会は初めてなのでいい経験になりました。
Z1000-FE168SSHPは大きな音で聞くと高音から低音まで音が前面に出て素晴らしいと思いました。低音も圧倒的でした。比較すると長岡先生のバックロードは音が少しおとなしく感じました。私はB&Wが最も気に入りました。音が前面には出てこないのですが、音に品があり全体が豊かな音で最も好きな音でした。
当たり前ですが音源により音は全く変わりますが、ドラムの音を大音量で聞くと本物の音のような素晴らしいを音になりますが、私が持ち込んだグールドのピアノの音は小音量にしたせいかよくなく、極端な言い方ですが自宅のスピーカーとそれほど変わらない印象でした。今回の試聴会は、初体験で非常に有意義でした。Show more
ロック系の迫力◎です
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
6月24日、貴社の試聴会に4月に続いて2回目の参加をさせていただきました。
開発段階の製品で試聴会をやっていただける、一回に4人という少人数で、自身の持ち込みの音源で試聴できるという、貴重な体験です。お忙しい中で、こういう機会を用意いただいたことに感謝申し上げます。
今回、一時間に4名の試聴ということで、私以外の方がお持ちになった音源を聴かせていただいてのレポートから記述させていただきます。
一人目の方
ロック系の音源
まず、開発機168の低音のエネルギー感が非常に印象的です。インスト系は、この168、16㎝ユニットながら低音の迫力がある点、◎です。Show more
女性Voは、168はちょっとかすれた感じになり、B&Wの方が艶っぽくてきれいです。
ただ、語尾がかすれるVoこそ、色っぽくて好き、という方も多いです。(好みの問題)
ただ、168は、私の好みから言わせていただくと、Voにインストの低音がかぶってしまうところがあり、ちょっと気になりました。
(あくまでも、短時間・少数の音源だけでの第一印象ですが・・・)
E・クラプトン
B&Wは、gとVoが、すっきりきれいに分離しているところが印象的でした。
大地真央の生録
B&Wは、Voがきれい。168は、Voにインストがかぶった感じになるところがあります。
(上記ロック系と同様)
二人目の方
R・カーター/The Man with the Bass
168迫力あり良、B&WちょっとJazzっぽくない寂しい音に感じたが、Poを上げるとB&Wは鳴り出した。(ボリュームがかなり低めの試聴で、日頃こういう聴き方をされているのかな、と思います。私は、Jazzライブに月1,2回行くので、いつもそのイメージでかなり大音量で鳴らしています。)
168は、ボリューム上げるとバックロードっぽくなるところがあり、私は締まっていて、しかしきちんと主張する低域が好きです。(表現が難しいですが・・・)
少し膨らませた低域の方が迫力があって好き、と感じる人もいると思います。(好みの問題)
四人目の方
三味線の音
168、悪くはないが若干おとなしく感じる。B&Wの方が、三味線の音がより三味線らしく、フォーカスもB&Wの方がいいかな、と感じた。
私のかけた音源について
ほぼ1週間、時間があったので、約50枚の候補を挙げて、自分の持っているスピーカー・アンプの組合せをテストし、どこをポイントに試聴するかを検討して、7枚準備してお伺いしました。
1.Jim Tomlinson/the gentle rain
トムリンソン、デビュー2枚目のCD、ボサノバ集。4曲でステイシー・ケントが参加。
”the gentle rain”は、S・ケントのVoの舌の動きがきちんと出るか、間奏のtsがいい感じでバランスするか、が私のチェック・ポイントです。
今回の試聴会の時間では無理な話ですが、曲によってそれぞれの楽器の場所(定位)が変わるところもチェック要です。
2.Jheena Lodwick/You Raise Me Up(JVC XRCD)
今回のような試聴会や友人のシステムを聴きに行くとき、私としては外せないCD。
ポイントにしているのは、
①ボーカルとバックのバランスがいいこと
Voのバックのインストは、インストとしての主張はしながらもVoを邪魔しない。
②口が見えるような、舌の動きがわかるようなカワイイボーカル
③前奏0:20~バックのbが、メロディーの後ろでキチンと鳴っていること
しかも締まっていて膨らみすぎないこと(きちんとフォーカスしているイメージ)
①②③とも、スピーカーやシステムにより、大きく鳴り方が違うところがチェック要です。
3.フランクのヴァイオリンソナタ(A.デュメイ、M.ピリス)
曲◎、演奏◎の定番中の定番CD。
響き・倍音感があること、特にvlnは、艶っぽい音が出るか。
自分が鳴って欲しい鳴り方をするかどうかですが、文字で表現するのは難しいです。
4.SOLVEIG SLETTAHJELL/My Heart Belongs to Daddy
曲は、Jazzの有名中の有名スタンダード。しかし、2001年ノルウェーのライブは、21世紀の現代音楽かと思うようなds・tp・bのクールなイントロ、これから何の曲がはじまるのか、と思ったら、”わたしの心はパパのもの”・・・意外性の極致
私にとっては、このクールな”何だろう”と思わせるイントロとシュレッタイェルのスローな語りかけるように唄うVoのバランスをチェックするトラック
新開発168を中心に試聴の印象
開発機は、低域をいかに出すか、という開発方針でエンクロージャにBHBSを採用されており、ロック系など、迫力のある鳴り方をしているところは◎です。逆に音源によっては、中低域がVoにかぶるように鳴ってしまうところがあって、少しチューニングで下を落とした方が私は好きです。(好みの問題だと思います。)
⇒スピーカーとしては、膨らみすぎないように下を落とし、エネルギー感を出したいときは、プリで出すのがいいのかな、と私は思います。
上記2.の00:20からのbは、膨らんで少し歪みっぽい鳴り方なので、締まった低音にしながら、量感のある鳴り方をしてほしいです。(表現が難しいですが・・・)
B&Wも私の好みからすると、このb音に関しては量感不足です。
クラシックは、開発機168、B&Wとも響き・倍音感、艶っぽさともに私の好みからすると不足です。アンプ(プリか?)、部屋の影響かもしれません。ごく短時間の試聴なので、もうちょっと聴かないと、とは思います。10分ではクラシックは無理がありますね。
試聴が、168とB&W中心で、あまり時間をかけて聴くことができなかったZ1-Livornoですが、小ぶりなサイズながら、バランスが良く、しっかりと中低域が再生され、いろいろな音源に対応できる良さを持っていると感じました。帯域はあまり欲張らず、バランスのいい設計をされているところがいいのでは、と思います。(重心は、低め)
次回、視聴会に参加出来たら、50年代のJAZZなども聴いてみたいと思います。
以上、失礼なことも書いてしまったかな、と思いますが・・・
非常に楽しい催しでした。
本当にありがとうございました。
【試作版】はパンチ力あり明るく高音が伸び低音もそこそこ。中音がいまいち出ていない。
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
音工房Zのような箱作りに熱心な工房を訪ねるのは初めてであり、また試聴会も初めてであり、とても有意義な時間を過ごすことができました。スーパーツイータの視聴やネットワークの話も聞きたかったのですが時間がなく残念でした。学生時代にパイオニアの16cmフルレンジを大きな箱に入れて聞いていた頃が懐かしいです。ツイーターを自巻きコイル+コンデンサネットワークで繋いだのも懐かしい。箱で低音の出方が大きく変わることは知っていますが、ユニットの限界というのもあります。今回の単体FE 168SSHPはかなりの優れものと思います。それぞれ視聴した印象を述べますと、【試作版 Z1000-FE168SSHP】は、現代的というか若々しい明るい音、高音に伸びがあるのはツイーターのおかげか。低音もそこそこ出ているかなあという印象。長岡式BLHはユニットのヘタリか、パンチ力解像度に難あり。低音もボケていた。B&Wはホール間というか音の広がりというか、箱の構造によるものが大きいと思うがさすがだと感じた。ただし、Zに比べてメリハリが無いですね。古臭い印象です。3ユニットともに重低音はほとんど出ていなかったように思う。具体的には”CANTATE DOMINO”のパイプオルガンの30−40Hzは聞こえず、迫力もなかった。Zは中音をもう少し前に出して、スーパーウーハーを追加すれば完璧ではないかと思った。その分高価にはなるが市販品に比べればずっとお得では。Show more
要改善
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
20年ぶりの限定発売された、16cm強力フルレンジユニットFE -168SS-HPですから、最高のエンクロージャーに入れたい、と言うことで、音工房さんのエンクロージャーにはかなり期待をして待っていました。既にユニットは入手済、BHBSのテスト箱に入れて相当聴き込んでいますので、今回はそれとの比較に加え、D37及びB&Wのフロア型との比較を楽しみに訪問しました。会社を休んでまで試聴に来たのは初めてだった、と言うくらいの期待感です。
到着前に焦ったのは、紹介されていたパーキングが廃止になり、民家の建設現場になっていたことです。幸い少々離れたところにコインパーキングを見つけましたので、遅刻せずに済みましたが、車でいらっしゃる方は要注意です。(まだGoogleマップには載っていますので)Show more
と言うことで、自宅で散々試聴しているCDを幾つか見繕って持参し、しっかり聴いてきました。まず結論から申し上げると、B&Wの高級機と十分対峙できるポテンシャルは感じたが、要改良だと思いました。
このユニットの魅力は低域の馬力、低音が大きなゴム毬のような塊でこちらにぶつかってくるところですが、それは十分表現されていました。これは自宅にあるテスト機でも表現できています。やはり気になるのは、ネット上でも散々指摘されている1〜2Kの山と7Kのピークが原因と思われる中高域の煩さ、荒さです。これは自宅の簡易スペアナでとっても度々出てくるもので、ユニット自体の特性なので、そこをどう抑えるのかが、プロのスピーカービルダーの腕の見せ所ではないか、と思っていました。ツイーターの繋がりが原因?とおっしゃっていましたが、ツイーターで却って穴埋めされているはずで、ツイーターを外せばもっとひどくなるのでは、と思います。当日は時間が無かったのでそこまでお願い出来ませんでしたが、後ほどの回ではその実験もされたとお聞きました。
試聴したのは、
・ヒラリーハーン パガニーニバイオリンコンチェルト 第3楽章
これは大変録音の良いもので、私も自宅でよく聴いていますが、バイオリンの音色とフォルテッシモの低音が交互に出てきて、大変心地よいソースです。このソースでは上記の癖がなぜかあまり強調されず(これは自宅でも同様ですが)、良い感じで鳴ります。B&Wとの比較においてもかなり互角だったと思います。低音が角ばって強く出てくるか、ちょっとボヤけるが、より下まで出てくるか、の差だったと思います。おそらく特性の山のところに主要な楽器がちょうど当たらないのでしょうか。
・EW&F Fantasy
これは高校生の頃から聴いているもので、電子楽器の煌びやかさとリズム楽器の馬力が交わって迫力のあるサウンドを生み出しています。低音の量感が控えめなので、スピーカーによってはアンバランスに貧弱に鳴る場合もあるのですが、この曲になると上記の特性が少し出てきました。この辺りはB&Wはさすがなもので、卒無くなっていましたが、迫力は少し後退する感じでした。
・女性ボーカル Whitney Houston / Body Guard、Celine Dion / Beauty & Beast
これらのボーカルはかなり煩かったです。迫力があるとの聴き方もあるかもしれませんが、音量を大きめにすると、耳に突き刺さってくるような感じがあります。音域的にちょうどピークのところにあるのでしょうか。これもB&Wはしっかり良い感じで鳴っている感じがありました。
最後にD37ですが、これは問題外で昔の長岡サウンドの嫌なところが強調されって出ている、と言う感じで、ハイ上がりを絵に描いたような感じでした。ユニットがへたっている、とおっしゃっていましたが、確かにそう言う傾向はありそうで、むしろFE 168SS-HPを入れて聴かせて欲しかったと思いました。低音がボアボアで聴けたもんじゃない、とおっしゃっていましたが、どんな感じで鳴るのか、興味ありました。
以上辛口コメントで恐縮ですが、今まで参加した試聴会ではかなり完成度の高いものが多かったので、今回も期待していたのですが、少々そこには及ばなかった、と言うのが全体のイメージです。ただ考えてみれば試作機を聴いてもらい、意見を収集する、と言う企画ですので、そこが狙いだったのかな、とも思っていますが、それにしては少し時間が不足していて、私の場合は家で類似のテスト機を持って聴き込んでいたので、良かったのですが、そうでないと評価が難しかったかもしれません。あくまでも私の個人的感覚なので、皆さんがどう思ったのか分かりませんが、上記の点を改善頂ければ本当にハイエンドになると思いますし、ぜひトップスピーカービルダーとして挑戦して頂きたいと思いました。
BHは進化しているなという印象
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
非常にワイドレンジで低域の量感と締り、中高域も美しく、ドラムからシンバルまで立ち上がり鋭く、よく鳴っていました。他のスピーカーと比べて一つ一つの楽器が楽器本来の音を出していたという印象でした。ただし、少しきついというか長時間聞くと疲れるかもしれません。少し音量を落として室内楽かカントリーを聞いてみたいと思いました。また10cmユニットのスピーカーも良く鳴っていて、改めて小型ユニット+BHの良さを認識できました。D37はドロ~ンとした感じで意外と聞けませんでしたし、B&Wの音も好きになれませんでした。
エネルギーあふれる情熱的な再生音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
4月にFE168SSHPを購入しましたが、バックロードのエンクロージャーを図面を頼りに自作する力は無く、どこかからキットが発売されるのを待ちながら取り敢えず18Lのバスレフに入れて様子を見ていました。今回の試聴の主な目的はバスレフと比較して低音がどこまで出るようになるかの確認でした。持参したCD はブラームスの交響曲1番で冒頭のティンパニの連打とその後のコントラバスの強奏時で確認しました。自宅バスレフではトーンコントロールなしではティンパニの連打は極端に言うと木魚のような軽い響きでしたが、この箱では豊かな低音が再生されました。自宅のバスレフでは木魚のような響きでは不満なので、トーンコントロールのBassを2時くらいにして補正するとそこそこ満足する低音になっています。試聴ではそれ以上の低音の響きの良さを期待したのですが、残念ながらバスレフのトーンコントロール補正以上の良さは実感できませんでした。自宅では感じているコントラバスの低音も今回は他のスピーカー含めて感じられなかったので再生環境が影響しているのかもしれません。試聴室に床がフローリングなのも気になりました。音量を大きくすると音が暴れるような感じも受けました。中域は明るくエネルギー感がありますが、その分音がまとまって聴こえ編成の大きな演奏では各パートの分離が足りないように感じました。(これは特にB&Wの比較で感じました)これは自宅のバスレフでの鑑賞も含めた感想ですが、このユニットは多人数の演奏の繊細な微妙なニュアンスの再現には向いていませんが、独奏や少人数演奏者の息遣いというか臨場感の再現に向いていて、演奏者と向き合っているような感覚を覚えた事も何度もあります。その分、鑑賞後はどっと疲れので長時間の鑑賞には向いていないと思います。今回は、試聴会という限られた時間と自宅とは違う環境だったので、試作エンクロージャーの貸し出し制度があればお借りして自宅でじっくり試聴したいと思いました。Show more
明るく派手な音を好む人には グーなドンシャリ
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
試作版Z1000
型番からも判るように音工房社としてのメイン商品にしたいのでしょうね。
明るく派手な音はユニットのキャラかと思いますが、低音部分はご自慢のBHBS。
バックロードホーン(BH)は長い音道によりユニットの背面からの低音を同位相で前面に持ってくる効果があると理解しています。
BHの先端にバスレフ・ポート(BS)を付けるのは、音道の長さを短縮できるメリットがあるものと理解しています。
でも、今回のZ1000のものはBSとしての効果は殆ど無いのではないかと見ました。
事前のメールでの情報から、今回のBHの長さは1.95m、ザッと計算して174Hzの波長、と言うことは半分の87Hzが同位相となる。Show more
今回のZ1000はこの87Hzの低音が心地よい低音として聞こえている。
今回のユニットはフルレンジ設計だが、トゥイーターを付けるのであれば、ウーファー仕様でキャラの少ないFW-168HSあたりで聞いてみたい。
長岡式D37
Z1000から切り換え直後ではまるでユニットが湿っているのではないかと思えるような音でした。
中低音が膨らんでいるのは、多分BH音道が木管楽器のようにある音で共鳴しているのでしょうか。
楽器の設計者に意見を聞いてみると良いかも知れません。
B&W
高齢の貴婦人という感じ、無理をしていない低音を聞くとホットします。
でも踊るならばもう少し若いフェロモンを感じたい気がしました。
Z1-Livorno
今回のもう一つの目的はこれを聞くこと。
映像で見た感じでは素直な音を出していそうに見えたから。
思っていたより明るい音で良さそう。
アマゾンから買えるとの情報は大収穫。
短期間でよくぞここまで。
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
BW802の音を初めて聴きました。しかし小生がJBL4345の音を聞いた時の様な感動が有りませんでした。そして今回の試作品ですが、中高音域が出すぎている様に感じましたが、ボーカルのチェック、小編成弦楽器、音確認当のモニターには良いなって思いました。BW802をリファレンスしても良いですが、決してBW802的で無く、BHの特徴を生かしたユニットに仕上がる事を望みます。
勉強になりました!
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
高級機の聞き比べは初めてでしたので、
ここまで差が出るのかと驚きました。
また、ソースによって向き不向きがあること、
個人の好みとの組み合せであることも分かりました。
■Z1000-FE168SSHP
ジャズは圧倒的でした。
正面左にサックス奏者がいるかのような臨場感。
これがB&Wになった途端、こじんまりとまとまってしまい、
まったく面白みがなくなります。
■Z701-Modena
こうしてくらべてみると8cmでここまで頑張るのかという驚きでした。
部屋で仕事BGMがメインのため、十分すぎる性能であることも分かりました。
ただし、ボーカルの「そこにいる感」はB&Wに譲る感じでした。
■B&W
女性ボーカルの臨場感がすごかったです。
「そこにいる感」は圧倒的でした。
あのツヤ感、存在感は何が表現しているのか?Show more
■Z701-Modena+Z501・Z502
ボーカルの存在感=高音域と素人ながらに信じ込んでいたため、
Z701-ModenaにZ501、Z502を付けていただき視聴をさせていただきました。
私の好きな音にはなりました。
しかし「いる感」にはならないんですね。
とても不思議です。
ボーカルが前に出てくる音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
「さすが!」と思わせる音色。
ボーカルの声が前に出てくる感じを強く受けました。
ボーカルが入った小編成ユニット(バンド)、特に女性ボーカルの音源だとボーカルが1m以上前で歌っている錯覚に陥りました。
オーケストラ等の大人数編成の音源では横方向の音の広がり、スケール、臨場感が比較で聞いた B&W802 よりも劣る(失礼)と感じましたが、相手が B&W802 では仕方がないかもしれません。
ツイーターの有り無しでの比較もしていただきましたが、自分が好んで聞く音楽(アコースティックな部分が残っているロック、小編成のジャズ)ではツイーターが無くても問題は無いと感じました。これは自分の年齢(54歳)の問題で高音が聞き取りにくくなっているためかもしれません。(10年ぐらい前からモスキート音は聞こえなくなりました。)Show more
ただ自分のリスニングルーム6畳にはサイズが大きすぎるかもしれません。Z1000-FE168SSHPの音を十分に味わうには10畳以上できれば20畳程度の部屋で3m以上の距離が必要だと思いました。
スピーカーの差が明らかに!
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
Z1000-FE168SSHP 低音は充実、明るい張りがある音質だが、透明感、楽器の余韻のニュアンスが出ていない=期待が大きかっただけにもう一つ
Z701-Modena 8㎝ 8㎝とは思えない素晴らしい音=重低音は出ないが、低音の厚みもあり、中高音は素晴らしい!!コスパが高い 好印象、疲れない音質で音楽を楽しめる最高だ!
Z800-FW168HR 元気で迫力がある音=高度にチューンされた印象で小型にもかかわらず好印象!!
バックロードホーンスピーカー D-37+FE168SS? 古いユニットで本来の音質と異なるので参考にならない!
参考に超高級B&Wが素晴らしい音質でバランスが取れ、透明感抜群、FE168SSHPにはないソフトな音質、女性ボーカルで大きな差が出る。上質な音だ!
演奏者が目の前にいるかのようなエネルギー感!
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
本日はZ1000-FE168SSHPの試聴会に参加させて頂きました。大山様、丁寧なご対応有難うございました。 自分の持ち込んだソフトはパット・メセニー。長岡先生のバックロードは音を前面に押し出しますが、Z1000-FE168SSHPはキャビネット全体から音を発する感じですね。最初は箱鳴り?と思いましたが、実は実際演奏を目の前で聴いたらこんなカンジになるでしょう。「かぶりつき」という言葉を思い浮かべながら拝聴しました。あと同時に聴かせてもらったZ-1LivornoSにも驚きました。以前自分はB&WのCM1を使っていたことがありますが、Z-1LivornoSの方が全然上です。キットで組めばコスパはスゴいものになりそう。Show more
バランスがいい。
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
試聴会参加させていただき、どうもありがとうございました。とても楽しかったです。
いろいろ勉強になりました。
Z1000-FE168SSHP
…一番バランスよく感じました。すべての音域が満遍なく出ている感じで、ソースを選ばず聴ける感じがあります。他の参加者の方がかけたドラム音源の再生は特に素晴らしかったです。
長岡バックロード
…ぱっと聞きは一番印象がよかったです。ただ、ユニットが古くて低音が出ていないということで、説明を受けてから聞くとたしかに出てないなと。相対的にハイが抜けて聴こえたのが好印象につながったような気がします。
B&W
…バックロードを聞いた直後に聞くと、どうしても籠った感じが出てしまい、第一印象はダメでした。Show more
しかしある程度比較試聴をしていくと、なんとも言えない品の良さが感じられました。さすが高級品、、なのでしょうか。
見た目のイメージも大きい気がします。Z1000-FE168SSHPの塗装済み完成品と並べて比較試聴してみたいなと思いました。
ドラムの再現性はバックロードの方が全然よく感じましたが、ピアノやバイオリンはB&Wの方が音に芯が感じられ、好印象でした。
あと、今回の試聴会のメインとは関係なくて恐縮ですが、
Z-1LivornoSはちょっと驚くくらいよかったです。
スケール感はトールボーイ型スピーカーには敵わないものの、「音質」は全くヒケをとっていないかと。
Z-1LivornoSはコスパ最強かも、と思いました。市販のブックシェルフと比較試聴してみたいですね。
追記:
ちょっとネガティブな感想で申し訳ないですが、一応追記させていただきます。
16㎝のスピーカーを今回初めて聞いたのですが、個人的には後半聞かせていただいた10㎝スピーカーの方が印象はよかったです。音の広がりは16㎝の方があるのかもしれないのですが、逆に言うと、どうもまとまりのない音に感じられてしまいました。
これはZ1000-FE168SSHPも長岡バックロードも同じ印象です。特にボーカルに差が感じられました。
16㎝はある程度距離をとってインストを聞く人向けかな、と思いました。
完全に余談ですが、現在自分が使っているZ1000-FE103Aが一番しっくり来たので安心しました。買った時はまだ試聴経験もあまりなく、見た目と直感で決めた部分もあったので、ちょっと不安な気持ちもありました(;^_^A
予定にないスピーカーを2本も聞かせていただいて、ありがとうございました。お手間おかけしてすみませんでした。
試作版Z1000-FE168SSHP クリアーで軽い(重くない)低音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
本日は貴重な機会をありがとうございました。言葉にするには未消化な感もありますが、癖がなく、膨らんだ感じにならない低域が印象的でした。、バックロード系で余分な響きがつくのでは?とも思っていたのですがそのようなこともなく、圧でごまかさずきちんと再生されていました。全般的には予想よりもストレート系の音の出方、といった感じでした。音量、部屋の広さでこの音が活かせるかが課題になるかと思いました。あと、Modenaですか、8センチの鳴りっぷりの良さに驚きました。
楽しかった
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
D-37は開放的なまさにバックロード、低音はロードがかかっていることが実感できる。
Z701-FE168SSHはD-37(多分FE168SS)より締まった音。ロード感は感じられなかった。
オルガンはよく低音が出ていた。バックロードというより、軽やかなバスレフ系の音。
リファレンスのB&W802は落語でいえば志ん朝、基本的で嫌な音は全部潰した音、Z701-FE168SSHは文枝になる前の新作を作り続けた三枝のような、面白みのある楽しい音。
華やかで楽しい音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
B&W802をリファレンスとして、試作機とZ800-FW168HRとの比較を主に行いました。低音域に関しては、試作機は802にあと一歩、というところまでしっかり出ていて、ホーン臭さは感じられず、ダンピングの効いた音でした。他の参加者が視聴に使われたCDに、空気が震えるようなバスドラの音が含まれていた時だけ、試作機は再生できませんでしたが、Z800-FW168HRとの比較においては、低域は勝っていました。
高域に近い中高域がとても華やかで、試作機から802に切り替えると「静か」に感じるほどですが、逆に長時間聴いていると少し疲れる気がしました。トゥイーターとの繋ぎの問題か、それともユニット自体の特性か分かりませんが、箱側で対応するなら、邪道ですがサランネットを試してみたくなりました。ただ、バイオリンソロの艶やかさなどはとても魅力的なので、そこは生かしてほしいです。Show more
私にとっては慣れ親しんだ自然な音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
Z1000-FE168SSHP まだ試作最終段階のもの
私のオーディオ歴において、常にメインスピーカーはfostexでした 長岡式バックロード 特にD58との付き合いが長く オーディオフェアで、高価なスピーカーを聴いて魅力的だと感じても、部屋に帰ってまた聞いてみるとこちらの方が良いと思っていました。今回B&Wと比較しましたが、全く違うスピーカーだなと思いました。168の方が明るく開放的で、音場も広いように感じました。B&Wも素敵なスピーカーで、よく練られた感じが私にはします。低い音もこちらの方が伸びているようにも思います。ただ、オーケストラ曲をかけてホールの広がりを感じさせる超低音は出ないようで、そこは168も同じです。ただ古いバンロードではない方式のためか、168も思いの外低い音まで伸びています。今使っているサブウーファーは外せないなぁと思いました。雑誌ではこのユニットを音楽的と評する人もいてと思います。確かに音楽が楽しく美しく鳴る良いスピーカーだと思います。完成品かキットの組み立てかどちらかを購入するつもりです。Show more
魔法の小箱
【Z600-OMMF4】
パソコン用のスピーカーとして使用しています。
パソコンでの動画再生、ゲーム等の音出しとして使っています。
YouTube 等のナレーション(声)の生々しさには驚かされました。屋内で撮影された映像のエコー感まで伝わってきます。小型スピーカーであるため設置スペースに制約が少ない等を考慮すると、卓上に設置しスピーカーとの距離が1m以内の空間では無敵のスピーカーだと思います。
パソコンデスクのラック(棚部)に設置しているため上下を逆にしていますが、こちらのほうが良い音に感じます。ラックの高さは目の位置で背筋を伸ばすとフルレンジユニットが耳の位置あたりになる感じです。
実に基本的且つ、現実的な内容だと捉えました。
私の場合、御社のエンクロージャー用の隅木と吸音材しかありませんので、大した内容は書けませんが、その昔(まだ20代の頃)、クレル、JBL4344、ソナスファベール、ラックスマン、デンオンのターンテーブル(これは凄かったです。この時代にショップが独自に超ジュラルミンのボードを切削してベースに使用していました)等々、使っていたことがありましたが、ある日突然に音楽を聴くことが全く楽しめなくなっていることに気づき、ショップのオーナーにその旨を話したところ、「いつも家の中で一番長い時間居るところはどこ?」と聞かれましたので、「台所のテーブルかな。」と返答したところ、「じゃあ、そこで音楽を聴けるようにすればいいんだよ。」と言われました。私はオーディオマニアではなく、少しだけ自分が満足できる音で好きな音楽を聴く人間であることに気づきました。今は年も取り(間もなく60歳です)ましたが、何故か小型の自作スピーカーを作ってしまい、その面白さに気づき始めたところです。今回、大山様の書かれた文章を読みながら、昔の事を想い出した次第です。Show more
現在は自作フルレンジ+ピエゾツィーター、最近はやりの中華アンプ、ONKYOのipodトランスポーターで非圧縮音源を聴く日々です。ジャンルはソウル、ジャズ、女性ボーカルがメインですが、いずれの場合もドラムスの輪郭とキレが私にとっては大事な再生要素です。
レビューでも何でもない長文になりましたが、これからもオーディオではなく、より好みの音で好きな音楽を聴けるよう、大山様のこれまでの探求を参考にさせて頂ければと存じます。写真を添付しますが、ホーン型のピエゾは仮組み状態です。(恥ずかしながら)
これからも、良い製品、アドバイスを顧客の皆様にご提供下さいますよう、お願いを申し上げます。貴重な資料を有難うございました。