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短期間でよくぞここまで。
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
BW802の音を初めて聴きました。しかし小生がJBL4345の音を聞いた時の様な感動が有りませんでした。そして今回の試作品ですが、中高音域が出すぎている様に感じましたが、ボーカルのチェック、小編成弦楽器、音確認当のモニターには良いなって思いました。BW802をリファレンスしても良いですが、決してBW802的で無く、BHの特徴を生かしたユニットに仕上がる事を望みます。
勉強になりました!
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
高級機の聞き比べは初めてでしたので、
ここまで差が出るのかと驚きました。
また、ソースによって向き不向きがあること、
個人の好みとの組み合せであることも分かりました。
■Z1000-FE168SSHP
ジャズは圧倒的でした。
正面左にサックス奏者がいるかのような臨場感。
これがB&Wになった途端、こじんまりとまとまってしまい、
まったく面白みがなくなります。
■Z701-Modena
こうしてくらべてみると8cmでここまで頑張るのかという驚きでした。
部屋で仕事BGMがメインのため、十分すぎる性能であることも分かりました。
ただし、ボーカルの「そこにいる感」はB&Wに譲る感じでした。
■B&W
女性ボーカルの臨場感がすごかったです。
「そこにいる感」は圧倒的でした。
あのツヤ感、存在感は何が表現しているのか?
■Z701-Modena+Z501・Z502
ボーカルの存在感=高音域と素人ながらに信じ込んでいたため、
Z701-ModenaにZ501、Z502を付けていただき視聴をさせていただきました。
私の好きな音にはなりました。
しかし「いる感」にはならないんですね。
とても不思議です。
ボーカルが前に出てくる音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
「さすが!」と思わせる音色。
ボーカルの声が前に出てくる感じを強く受けました。
ボーカルが入った小編成ユニット(バンド)、特に女性ボーカルの音源だとボーカルが1m以上前で歌っている錯覚に陥りました。
オーケストラ等の大人数編成の音源では横方向の音の広がり、スケール、臨場感が比較で聞いた B&W802 よりも劣る(失礼)と感じましたが、相手が B&W802 では仕方がないかもしれません。
ツイーターの有り無しでの比較もしていただきましたが、自分が好んで聞く音楽(アコースティックな部分が残っているロック、小編成のジャズ)ではツイーターが無くても問題は無いと感じました。これは自分の年齢(54歳)の問題で高音が聞き取りにくくなっているためかもしれません。(10年ぐらい前からモスキート音は聞こえなくなりました。)
ただ自分のリスニングルーム6畳にはサイズが大きすぎるかもしれません。Z1000-FE168SSHPの音を十分に味わうには10畳以上できれば20畳程度の部屋で3m以上の距離が必要だと思いました。
スピーカーの差が明らかに!
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
Z1000-FE168SSHP 低音は充実、明るい張りがある音質だが、透明感、楽器の余韻のニュアンスが出ていない=期待が大きかっただけにもう一つ
Z701-Modena 8㎝ 8㎝とは思えない素晴らしい音=重低音は出ないが、低音の厚みもあり、中高音は素晴らしい!!コスパが高い 好印象、疲れない音質で音楽を楽しめる最高だ!
Z800-FW168HR 元気で迫力がある音=高度にチューンされた印象で小型にもかかわらず好印象!!
バックロードホーンスピーカー D-37+FE168SS? 古いユニットで本来の音質と異なるので参考にならない!
参考に超高級B&Wが素晴らしい音質でバランスが取れ、透明感抜群、FE168SSHPにはないソフトな音質、女性ボーカルで大きな差が出る。上質な音だ!
演奏者が目の前にいるかのようなエネルギー感!
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
本日はZ1000-FE168SSHPの試聴会に参加させて頂きました。大山様、丁寧なご対応有難うございました。 自分の持ち込んだソフトはパット・メセニー。長岡先生のバックロードは音を前面に押し出しますが、Z1000-FE168SSHPはキャビネット全体から音を発する感じですね。最初は箱鳴り?と思いましたが、実は実際演奏を目の前で聴いたらこんなカンジになるでしょう。「かぶりつき」という言葉を思い浮かべながら拝聴しました。あと同時に聴かせてもらったZ-1LivornoSにも驚きました。以前自分はB&WのCM1を使っていたことがありますが、Z-1LivornoSの方が全然上です。キットで組めばコスパはスゴいものになりそう。
バランスがいい。
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
試聴会参加させていただき、どうもありがとうございました。とても楽しかったです。
いろいろ勉強になりました。
Z1000-FE168SSHP
…一番バランスよく感じました。すべての音域が満遍なく出ている感じで、ソースを選ばず聴ける感じがあります。他の参加者の方がかけたドラム音源の再生は特に素晴らしかったです。
長岡バックロード
…ぱっと聞きは一番印象がよかったです。ただ、ユニットが古くて低音が出ていないということで、説明を受けてから聞くとたしかに出てないなと。相対的にハイが抜けて聴こえたのが好印象につながったような気がします。
B&W
…バックロードを聞いた直後に聞くと、どうしても籠った感じが出てしまい、第一印象はダメでした。
しかしある程度比較試聴をしていくと、なんとも言えない品の良さが感じられました。さすが高級品、、なのでしょうか。
見た目のイメージも大きい気がします。Z1000-FE168SSHPの塗装済み完成品と並べて比較試聴してみたいなと思いました。
ドラムの再現性はバックロードの方が全然よく感じましたが、ピアノやバイオリンはB&Wの方が音に芯が感じられ、好印象でした。
あと、今回の試聴会のメインとは関係なくて恐縮ですが、
Z-1LivornoSはちょっと驚くくらいよかったです。
スケール感はトールボーイ型スピーカーには敵わないものの、「音質」は全くヒケをとっていないかと。
Z-1LivornoSはコスパ最強かも、と思いました。市販のブックシェルフと比較試聴してみたいですね。
追記:
ちょっとネガティブな感想で申し訳ないですが、一応追記させていただきます。
16㎝のスピーカーを今回初めて聞いたのですが、個人的には後半聞かせていただいた10㎝スピーカーの方が印象はよかったです。音の広がりは16㎝の方があるのかもしれないのですが、逆に言うと、どうもまとまりのない音に感じられてしまいました。
これはZ1000-FE168SSHPも長岡バックロードも同じ印象です。特にボーカルに差が感じられました。
16㎝はある程度距離をとってインストを聞く人向けかな、と思いました。
完全に余談ですが、現在自分が使っているZ1000-FE103Aが一番しっくり来たので安心しました。買った時はまだ試聴経験もあまりなく、見た目と直感で決めた部分もあったので、ちょっと不安な気持ちもありました(;^_^A
予定にないスピーカーを2本も聞かせていただいて、ありがとうございました。お手間おかけしてすみませんでした。
試作版Z1000-FE168SSHP クリアーで軽い(重くない)低音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
本日は貴重な機会をありがとうございました。言葉にするには未消化な感もありますが、癖がなく、膨らんだ感じにならない低域が印象的でした。、バックロード系で余分な響きがつくのでは?とも思っていたのですがそのようなこともなく、圧でごまかさずきちんと再生されていました。全般的には予想よりもストレート系の音の出方、といった感じでした。音量、部屋の広さでこの音が活かせるかが課題になるかと思いました。あと、Modenaですか、8センチの鳴りっぷりの良さに驚きました。
楽しかった
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
D-37は開放的なまさにバックロード、低音はロードがかかっていることが実感できる。
Z701-FE168SSHはD-37(多分FE168SS)より締まった音。ロード感は感じられなかった。
オルガンはよく低音が出ていた。バックロードというより、軽やかなバスレフ系の音。
リファレンスのB&W802は落語でいえば志ん朝、基本的で嫌な音は全部潰した音、Z701-FE168SSHは文枝になる前の新作を作り続けた三枝のような、面白みのある楽しい音。
華やかで楽しい音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
B&W802をリファレンスとして、試作機とZ800-FW168HRとの比較を主に行いました。低音域に関しては、試作機は802にあと一歩、というところまでしっかり出ていて、ホーン臭さは感じられず、ダンピングの効いた音でした。他の参加者が視聴に使われたCDに、空気が震えるようなバスドラの音が含まれていた時だけ、試作機は再生できませんでしたが、Z800-FW168HRとの比較においては、低域は勝っていました。
高域に近い中高域がとても華やかで、試作機から802に切り替えると「静か」に感じるほどですが、逆に長時間聴いていると少し疲れる気がしました。トゥイーターとの繋ぎの問題か、それともユニット自体の特性か分かりませんが、箱側で対応するなら、邪道ですがサランネットを試してみたくなりました。ただ、バイオリンソロの艶やかさなどはとても魅力的なので、そこは生かしてほしいです。
私にとっては慣れ親しんだ自然な音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
Z1000-FE168SSHP まだ試作最終段階のもの
私のオーディオ歴において、常にメインスピーカーはfostexでした 長岡式バックロード 特にD58との付き合いが長く オーディオフェアで、高価なスピーカーを聴いて魅力的だと感じても、部屋に帰ってまた聞いてみるとこちらの方が良いと思っていました。今回B&Wと比較しましたが、全く違うスピーカーだなと思いました。168の方が明るく開放的で、音場も広いように感じました。B&Wも素敵なスピーカーで、よく練られた感じが私にはします。低い音もこちらの方が伸びているようにも思います。ただ、オーケストラ曲をかけてホールの広がりを感じさせる超低音は出ないようで、そこは168も同じです。ただ古いバンロードではない方式のためか、168も思いの外低い音まで伸びています。今使っているサブウーファーは外せないなぁと思いました。雑誌ではこのユニットを音楽的と評する人もいてと思います。確かに音楽が楽しく美しく鳴る良いスピーカーだと思います。完成品かキットの組み立てかどちらかを購入するつもりです。
魔法の小箱
【Z600-OMMF4】
パソコン用のスピーカーとして使用しています。
パソコンでの動画再生、ゲーム等の音出しとして使っています。
YouTube 等のナレーション(声)の生々しさには驚かされました。屋内で撮影された映像のエコー感まで伝わってきます。小型スピーカーであるため設置スペースに制約が少ない等を考慮すると、卓上に設置しスピーカーとの距離が1m以内の空間では無敵のスピーカーだと思います。
パソコンデスクのラック(棚部)に設置しているため上下を逆にしていますが、こちらのほうが良い音に感じます。ラックの高さは目の位置で背筋を伸ばすとフルレンジユニットが耳の位置あたりになる感じです。
実に基本的且つ、現実的な内容だと捉えました。
私の場合、御社のエンクロージャー用の隅木と吸音材しかありませんので、大した内容は書けませんが、その昔(まだ20代の頃)、クレル、JBL4344、ソナスファベール、ラックスマン、デンオンのターンテーブル(これは凄かったです。この時代にショップが独自に超ジュラルミンのボードを切削してベースに使用していました)等々、使っていたことがありましたが、ある日突然に音楽を聴くことが全く楽しめなくなっていることに気づき、ショップのオーナーにその旨を話したところ、「いつも家の中で一番長い時間居るところはどこ?」と聞かれましたので、「台所のテーブルかな。」と返答したところ、「じゃあ、そこで音楽を聴けるようにすればいいんだよ。」と言われました。私はオーディオマニアではなく、少しだけ自分が満足できる音で好きな音楽を聴く人間であることに気づきました。今は年も取り(間もなく60歳です)ましたが、何故か小型の自作スピーカーを作ってしまい、その面白さに気づき始めたところです。今回、大山様の書かれた文章を読みながら、昔の事を想い出した次第です。
現在は自作フルレンジ+ピエゾツィーター、最近はやりの中華アンプ、ONKYOのipodトランスポーターで非圧縮音源を聴く日々です。ジャンルはソウル、ジャズ、女性ボーカルがメインですが、いずれの場合もドラムスの輪郭とキレが私にとっては大事な再生要素です。
レビューでも何でもない長文になりましたが、これからもオーディオではなく、より好みの音で好きな音楽を聴けるよう、大山様のこれまでの探求を参考にさせて頂ければと存じます。写真を添付しますが、ホーン型のピエゾは仮組み状態です。(恥ずかしながら)
これからも、良い製品、アドバイスを顧客の皆様にご提供下さいますよう、お願いを申し上げます。貴重な資料を有難うございました。
ルームチューニングには必須
当初はBタイプを丁番で接続し山形にして使用していました。その後スクリーン奥の窓の共鳴を抑えるため、合板で裏打ちして音響パネルを製作しました。下側には6枚、上側は分割されているため1枚ずつ使用。中央下は柱状拡散構造で製作しましたが、共鳴対策としては音響パネルのほうが良いようでした。また、効果増強のため上下の境界部位に追加の音響パネルを設置しました。合板の空白部位にはAmazonで販売している乱反射ブロックを張り付けています。
コーナー部分は音響ポール(Amazon販売)を、フロント:4段、リア:5段で設営しました。トップ部分は乱反射ブロックと柱状材で拡散体を製作しました。なお、リアの片側にはドアがあるため、棚の上に、2段、下の3段に関してはキャスターをつけて移動しやすくしました。
不要な共鳴が減少して今まで聞こえなかった音が聞こえるようになりました。また、飽和感が減少してパワーを入れても不快でなくなりました。これらの商品はルームチューニングには必須のアイテムですね。
フロントSP:パークオーディオDCU-173W+DCU-T114S、センターSP:DCU-F131K、サイドSP:DCU-F131P、リアSP:DCU-F122W、トップSP:DCU-F101WⅡ、サブウーファー:Z505-Trento
安価で小型ながら楽しめます!
箱の製作は、シンプルなバスレフなので比較的容易でした。ただし、配線は配線図を見る限りシンプルな一素子型ですが、実際にコードを捩ってハンダ付けする段階では少し混乱してしまいました。ターミナルを取り付けてコイルとコンデンサをつないだ方が良いと思いますが、そうすると接点が増えてしまい、痛し痒しといったところです。
ローパス用のコイルの値が大きいのにも驚きましたが、ウーハーの高域のピークを潰すのに必要と納得しました。ディバイダーは2素子型より1素子型の方が良いとかねて思っていましたが、この製品を購入して改めて実感・納得しました。ダラダラと伸びて減衰しないトゥイーターの高域をどう處理するかがポイントのようです。
写真のように、居間のTVの横に設置してSMSLのアンプを通して、気楽に音楽を聞いてみました。ボーカルは、フルレンジSPのような、ギョッとさせられる生々しさはありませんが、何を聞いてもそつなく再生してくれます。クラシックのオーケストラでは、僕の大好きな、ウィーン、ベルリン、ドレスデン、ミラノのオペラハウスのオケの音色をきちんと聴き分けられるように再生してくれることに驚きました。特にこのような小型SPで、シュターツカペレ・ベルリンのふくよかで繊細な音色を楽しむことができて感激しました。
ずばり、素晴らしいです!!
今年(2021年)の2月上旬、今から4カ月ほど前に、待ち焦がれていたZ1-LivornoSが届きました。
箱から出してみると、見た目が写真よりいいなと思いました。
じっと見つめていると、ウーファーの形が美人に見えます(!(^^)!)
真ん中が引っ込んでいるウーファーとしては、DALIがありますが、DALIは凹みが大きすぎる感じで、見た目、あまりいい感じではありません。
Z1-LivornoSのウーファーは周囲から中心に向けてのラインの形状が、とても良い感じです。
まあ、この辺は、個人の好みですが。
さて、その音ですが……
音を出した瞬間に「お~!」と思いました。
音の分離が全体に良く、広域から低域まで、バランス良く、すっと出てくる感じです。
特に、中低域がしっかりと厚みを持った感じで出てきて、音楽全体のバランスが安定したものになっているように感じます。
低域は、このサイズのスピーカーとしては、びっくりするくらい厚くてしっかりしています。
これは、なんか、全然違うなと思いました。
ちなみに、私が使用しているシステムは次の通りです。
アンプ:Accuphase E-408
SACDプレイヤー:DENON DCD1500SE
USB DAC アンプ:SONY UDA-1
(Windows PC と iPodを接続しています。)
以前使用していたスピーカー:
BOSE Model 464
B&W CM1 S2
etc.
実は、音工房Z殿のスピーカーは、これが5台目です。
以下、少し長くなって申し訳ないのですが、これらのスピーカーを購入してきた経緯と、それぞれのスピーカーの感想を述べます。
2年ほど前、定年退職から半年ほど経った頃でしたが、学生時代にやっていたスピーカ作りをまたやってみたくなり、以前からメルマガの内容に色々と納得していた音工房Z殿に、 Z701-Modena(V3)を注文しました。
これだけの大きさのスピーカーを作るのは約30年振りでしたが、どうにか作り上げることができました。
音を出してみて、びっくりしました。
低域がすごいです。
これで本当に8cmフルレンジ?
という感じです。
うたい文句に嘘はなかったなと思いました。
高域もきれいで、ヴォーカルも自然な感じで素晴らしいです。
1カ月ほど聞き込んだ後に、セットで買っておいたツイーターをつけてみました。
高域が緻密になり、ヴォーカルも更に自然になった感じです。
一度ツイーターをつけて聞いたら、後戻りできない感じです。
実は、Z701-Modena(V3)を作る前に、小型のスピーカーで練習しようと思って、貴社のZ601の箱をアマゾンで購入し、マークオーディオのOM-MF5を取り付けました。
これが、本当に良い音で、普通に聞くには充分な音です。
OM-MF5の素性の良さを感じました。
また、サイズのわりに豊かな低域の出る貴社のBHBS方式のエンクロージャーにも感心しました。
このことがあって、貴社のZ701-Modena(V3)を作ってみようと思いました。
Z701-Modena(V3)の低域は素晴らしく、一度聞いてしまうと、Z601へはちょっと後戻りはできないかなという感じです。
そうこうしているうちに、貴社から Z701-OMMF519 が発売されました。
ユニットとしての素性の良さを感じていたOM-MF5の改良版のOM-MF519を、Z701-Modena(V3)と同方式、同サイズのエンクロージャーに入れる……
これは絶対聞いてみたいと思い、迷わず購入しました。
この年、2019年は、春にZ601、夏にZ701-Modena(V3)、そして、秋にZ701-OMMF519を作ることになりました。
さて、その音ですが……
Z701-Modena(V3)とZ701-OMMF519は、本当にいい勝負だと思います。
両者ともツイーターをつけた状態で聞いてみた感じなのですが……
Z701-Modena(V3)のほうが穏やかな鳴り方で、Z701-OMMF519のほうは音の切れが良くて明瞭度が高いと思います。
低域は、Z701-Modena(V3)のほうが量感豊かですが、すっきりとして明瞭度が高いという点ではZ701-OMMF519のほうが上だと思います。
上記の差は強いて言えばというところです。
ただ、ユニットとしての音の明瞭度は、OM-MF519のほうがZ-Modenaより若干上かなという感触はありました。
と思っていたら、Z-Modena(mk2)が出るとのことではないですか。
貴社からのメールには、OM-MF519が刺激になって開発した、ということが書かれておりましたので、何だかすごく納得が行き、即、購入予約をしました。
12月に届き、早速交換してみたところ、かなり違います。
音の明瞭度がかなり増しており、それでいて、穏やかで感じの良い鳴り方は健在です。
ただ、OM-MF519を改めて聞いてみますと、これもいいところがあるなと、やはり、いい勝負かなと思っています。
年が明けて2020年、FOSTEXの70周年記念ユニットFE103Aを使ったフルレンジスピーカーZ1000-FE103Aが完成したとのことで、メールの開発経緯をじっくり読ませていただきました。高額のスピーカーなので、購入するかどうか、かなり迷いました。しかし、30年前の学生時代に初めて作ったスピーカーがFE103を使ったスピーカーで、その後、スピーカー作りに凝ってしまって、D-3やスワンを作ったこともあり、FE***にはかなりの思い入れがあったので、思い切って購入することにしました。
6月になって、ついに、届きました。
音を出した瞬間、「お〜!」と思いました。
Z701の両機種に比べて、音の明瞭度がかなり上です。
特に、中高域の分解能はすごいです。
女性ヴォーカルの声は、すごいリアルさです。
そういうわけで、しばらくは満足して聞いていたのですが、段々、ちょっと?という感じになってきました。
中高域の分解能は確かに1級品だと思うのですが、少し前に出過ぎる感じがします。そして、中高域の音の明瞭度に比べて、中低域から低域にかけての音の明瞭度が若干低い感じがします。ですから、高域側と低域側で音の出っ張り方が違い、明瞭度も異なる感じに聞こえ、アンパランスな感じがあります。低域がやや非力でぼんやりした感じに聞こえてしまうのです。Z701両機種の低域に比べて、低域の音の質は上だと思うのですが、高域とのアンバランス感のせいで、Z701両機種のほうが聞きやすい感じがします。
この辺は、聞く人の好みが大きく影響しそうな気がしますが、自分には、Z1000-FE103Aの低域が、中高域に比べて非力でぼんやりした感じに聞こえることが、なんとなく違和感があり、少し残念という感じになってしまいました。
ということで、スピーカーを切り替えて、適当に楽しんでいたのですが、いずれのスピーカーも微妙に何かが足りないような気がして、Z1-LivornoSが出たら購入することをほぼ決めていました。キットではなく完成品にしたのは、Z1000-FE103Aが完成品なので、これと勝負するにはやはり完成品にしたいという単純な気持ちからでした。
ここで、やっと、最初に書いたZ1-LivornoSの感想につながることになります。
Z1-LivornoSの音は、本当に素晴らしく、これだけの音が自分の部屋で鳴ったのは初めてです。
クラシック、ジャズ、ヴォーカルもの、どれも素晴らしく、ジャンルを選ばないように感じます。
ただ、女性ヴォーカル、特にユーミンの場合ですが、Z1000-FE103Aのほうがユーミンの感受性の豊かさのようなものが伝わってきて、聞き応えがあります。
これに関しては、FE103Aの中高域の音質の高さが効いているのかなという感じがしました。
Z1-LivornoSにスーパーツイーターZ501をつければ、FE103Aに負けない中高域が出てくるかな? と思っていたところに、いいタイミングでZ501が販売再開になりました。
すぐに購入し、取り付けて聞いてみました。
ほぼ、思った通りの効果があったように思います。
これなら、ユーミンもFE103Aに負けません。
ということで、現在、Z1-LivornoSをメインに、時々、Z1000-FE103Aを鳴らして楽しんでいます。
Z1000-FE103Aは、音全体にメリハリと勢いのあるところがあり、このような音を聞きたい気分になった時は鳴らしています。
なかなか音の世界は深いものだと思います。
以上、自分のこれまでの経緯と感想を取り留めもなく、長々と書いてしまいました。
もし、何らかのご参考になりましたら幸甚です。
高域は見事に綺麗になります!
Z1-LivornoSのところにZ501の感想を記載しました。以下、そのコピペに若干追加して記載いたします。
Z1-LivornoSの音は、本当に素晴らしく、これだけの音が自分の部屋で鳴ったのは初めてです。
クラシック、ジャズ、ヴォーカルもの、どれも素晴らしく、ジャンルを選ばないように感じます。
ただ、女性ヴォーカル、特にユーミンの場合ですが、Z1000-FE103Aのほうがユーミンの感受性の豊かさのようなものが伝わってきて、聞き応えがあります。
これに関しては、FE103Aの中高域の音質の高さが効いているのかなという感じがしました。
Z1-LivornoSにスーパーツイーターZ501をつければ、FE103Aに負けない中高域が出てくるかな? と思っていたところに、いいタイミングでZ501が販売再開になりました。
すぐに購入し、取り付けて聞いてみました。
ほぼ、思った通りの効果があったように思います。
これなら、ユーミンもFE103Aに負けません。
Z1-LivornoSを使い始めてから約4ヶ月、これにZ501を取り付けてから約2ヶ月半が経ちました。
最近、Z501のエージングが効いてきたのか、高域がどんどん良くなってきています。
「鳴っていたのは分かっていたけど、この音はこんな綺麗な音で入っていたのか」
と感動する時があります。
以前、Z701-Modena(V3)やZ701-OMMF519に、Z501のホーンの無いもの、即ち、Amazonで売っている1セット約1万円のスーパーツイーターをつけて聞いていましたが、このような濁りのない綺麗な高音は出てきませんでした。Z1-LivornoSの高域自体がZ701-*****より優れており、その相乗効果があって綺麗な高域が出ているとは思いますが、ホーン自体の効果はかなりあるのではないかという感触があります。
ということで、Z501には大変満足しております。
これから、更にエージングが効いてくるとどんな音になるか、楽しみです。
スピーカーは大きさじゃ無い!
Z1-Livornoを以前からレポート読んで興味を抱いておりました。キットはダボ式でとても組み立て易くスムーズに完了。木調シート張りで仕上げてみました。ジャンルはJazz系が多く音出しして未だ間もないですがバランスの取れた疲れない音に満足!大音量で聞けない環境下では38ウーファーにも全く引けを取らないのにビックリです。
知らなかった事ばかり!
今までスピーカーは何台も購入致しましたが、スピーカーの「Ageing」等した事がありませんでした。一般的に電気製品は使う程に寿命が短くなりますが、スピーカーも寿命が有ると思っていました。趣味が工作なので約二年ほど前にZ601V2キットを購入、組み立て後試聴してみると今まで所有していた物とあまり音質が変わったようには感じませんでした。
その後折角作った物なので飾っていましたが、今回「百科事典」を頂いて「ageing」の説明を見て「びっくり」再度「試聴」して見ると以前とはまるで違う感覚の音、特に低音が小型
スピーカーにしては驚くばかり、エンクロージャーは置いていただけでしたが「Ageing」は
済んでいるのかな?などと思いながら今はPCに接続「TuneInRadio」や「YouTube」を毎日聞いています。
聴いていて疲れない音
いつも真摯な取り組み、丁寧な対応など感心しております。
また詳細なメールやレポート有難うございます。
さてZ1の製作ですが塗装含めて約1週間で完成いたしました。
音出し後約1か月半でのレポートです。
再生機材はTopping E30DACからアンプ約40年前のサンスイAU-D607Fへ、スピーカーケーブルはカナレ4S8片側約5m、スピーカーは従来これまた約30年前のBOSE501Z+FOSTEX T90Aで長年聴いておりました。
ジャンルはジャズが多いですがなんでも聴きます。
最近はNHKBSのジャズ番組などの録画再生が主流になっております。光ケーブルでE30へ。
ですからこのBOSEとの比較となります。
最初の音出しの時の第一声は「なんじゃこりゃ」でした。
モヤモヤしていてそのくせ低音がボンボンとゴムまりのように弾んでいてとても聴いていられませんでした。
こりゃエージングに時間がかかるなーと思いました。
ほぼ毎日1日8時間ほど鳴らしました。
1週間ほどで少し落ち着いてきた感じ。
以前からB&Wの音は知っていましたのでやはりケブラーコーンの音だなと思いました。
そもそもこのスピーカーのコンセプトからして当然こういう傾向になるのを承知で注文しましたので一応は満足しクラシック用にと思っています。
1か月半がたちだいぶこなれてきたようなのでここらへんで感想を述べたいと思います。
まず音の立ち上がり立下りが極めて緩いという感じ。
低音は50HZぐらいから弱まり30HZはほとんど出ない感じ。
しかしクラシックを聴く分にはこの滑らかさ、心地よさは十分ではないかと思う。
ジャズを聴くには圧倒的にBOSEに軍配が上がる。
ウッドベース第1弦の解放音、唸り、箱の響きまではっきり再生する。
クラシックでもやはりBOSEの音のほうが私は好きだ。
Z1でももう少し音のレスポンスが向上すればいいと思う。
100万円近くのスピーカーの音とはこんなものかと思った。
ま、楽しんで作らせていただきました。有難うございました。
追記
完成1か月後スピーカーの留めねじを増し締めをしました。
結果、俄然特にツイーターの音がよくなりました。
上記の感想はその増し締め後のものです。
そこまで考えてあったとは。
自作ハイエンドスピーカー
大百科事典
大事なことは、全て押さえられていて
作り手を迷わせない内容です。
コメントで何人もの方が触れておられる通り
ここまで公表していいのかと思います。
私が気に入ったところを少し紹介
【バスレフダクト】
簡易ダクト用 ゴムシート丸め 。。。P7
確実で、実に簡単な方法
【吸音材】
数々の構造特性についての研究成果から、
密閉型とフルレンジでは吸音材の効果が小さい
バスレフでは効果が大きい・・・・・・・・・・・・・・P16、P17
振動板の重量差や、
スピーカーエッジの素材における差異
グラスウールの密度と吸音の特性
重いものは低域に効果あり
軽いものは高域に効果あり・・・・・・・・・・・・・・P20
ミクロンウールの特性は
SPの完成度に欠かせない視点
(中低域をそのままにしたいとき)・・・・・・・・・・P21
【スピーカーセッティング】
ある程度、低域が外に抜けてくれる”ごく普通の部屋”・・P12
【音響パネル】
スピーカーセッティングの定常波については、
間に壁を作る事でも解消される
これは物理の教本にも書いてある
『振幅・波長・振動数の等しい波が、互いに
逆向きに進んだ時にのみ発生する』
【Q&A】
インシュレーターについて
大音量なら違いが出るが、それ以外では
高さや位置を変えることで 音への効果がある
『まとめ』
1:一般家庭で趣味でやるには不可能な
領域と視点で構成されている
2:データに基づく分析
仮説を立てて、確認
また次の課題が見えてくる展開
3:大事なことは、全て押さえられていて
初心者に優先順位を迷わせない 内容になっている。
4:購入者や、視聴会参加者の情報のフィードバックや、
音のプロのアドバイスなどで進化を続ける
もの作りが難しくなる世の中だが、技術は磨かずにはいられない
工房の人々や、関係者の方々の苦労と達成感が伝わってきます。
余談ですが
人が音楽を聴くときは
その要素
生まれつき持つ耳と その時の気分 その時の体調
それで3通り
部屋 音源 アンプ 音量
さらに4通り
イコライザー エフェクター ミキシング リミッター
さらに4通り
リズム 周波数帯 構成楽器
さらに3通り
少し考えても これだけある選択肢
奥が深すぎます。
でもそれを踏まえて敢えて
『超高級スピーカーと
同等の音質のスピーカーを自作することは可能である』
と言える大山さんとスタッフの皆さんです。