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引き締まった低音、広い帯域、シャープな音像、個性的なボーカル
【Z1000-FE168SSHP】
・今回の視聴会は、昔から憧れであった16cmフルレンジ製品の視聴会でした。
このような機会を設定していただき、音工房Zさんに感謝いたします。
・試聴会は、準備していただいた視聴時間は30分でした。
時間割は、前半は、音工房Zさんが準備した音源、後半は持ち込みのCDでの視聴でした。
前半は、様々な音源を短時間で切り換える方式で行いました。
いずれの音源も、破綻無く、きれいに再生されていると感じました。
・後半は、持ち込みCD4曲での感想です。
音の比較は、私が長年愛用している10cmフルレンジ・Z1000-FE103Solです。
これは、リアル感と抜けの良さは抜群ですが、抜ける周波数帯域があるのが弱点です。
①REBECCA Ⅳ・Hot Spice
Z1000-FE103Solで聞こえにくかった、ベース音の響きがしっかり聞こえ、期待通りでした。
女性ボーカルは、少し硬いイメージで、滑らかさが後退と感じました。
②SOUTHERN ALL STARS・NUDEMAN・思い出のスターダスト
男性ボーカルとバックコーラスが、きれいに分離し、かつクリアに聞こえ、期待通りでした。
③KENNY BARRON TRIO・THE MOMENT・ Fragile
ピアノ、ベース音は、クリアで抜けがよく、期待通りでした。
④CARMEN MAKI & OZ LIVE・Image Song
臨場感は十分で、期待通りでした。
女性ボーカルは、声質と合って、きれいに聞こえました。
この曲で、スピーカーを一時的に、Z1-Livornoに切り換えてみました。
すると、音場がスピーカーの左右に広がり、音に包み込まれ、とても聞きやすくなりました。
また、Z1000-FE168SSHPの戻すと、音場はシャープになりました。
聞きやすさでは、Z1-Livornoはとても魅力的でした。
以上をまとめると、私が感じた、Z1000-FE168SSHPは、
引き締まった低音、広い帯域、シャープな音像、ボーカルは10cmフルレンジに譲る、
となります。
・今回の視聴は、Z1000-FE103Solの弱点のカバーの確認が目的でしたが、
新たな弱点も感じました。
それを勘案しても、憧れの16cmであり、また、
情熱溢れる大山さんを筆頭とする音工房Zさんの製品であることから、
Z1000-FE168SSHPに期待したいと思います。
以上となります
わからない。
z1000 fe168sshpを試聴させていただきました。前作と音の傾向がちがうため、判断しかねます。発注はしましたので100時間使用してから再レビューいたします。
高級アンプ・プレーヤーで鳴らしてみたいが、置き場所がない
【Z1000-FE168SSHP】
最近までスピーカーはINFINITY Renaissance 90、アンプはDENON PMA-S1、CDプレーヤーはTEAC VRDS-25xsでしたが、年齢から重いコンポは扱いかねていたところ、ステレオ誌などで作例を発表されている浅生昉氏のFostex FF105WK用ダブルバスレフのキットを組んでみて、Renaissance 90に勝る点もあるコストパホーマンスの良さに驚き、このようなスピーカーに興味を持ちました。
閉店した二子玉川エクスペリエンスのフォステクスショールームには何度か行って、小澤隆久氏作のFE208-solバックロードホーン(無線と実験2017年11月号の作例か)の音に感激したりしましたが、CDプレヤーとアンプはアキュフェーズでした。
現用機種はCDプレーヤーDENON DCD-2500NE、アンプは安価で軽いのが取り柄のFX-AUDIO- D802J++等の中華アンプに愛想が尽きてMarantz NR1200、スピーカーは作りかけの箱を数組、完成品は音工房ZのZ1000-FE103Aのみ。クリーン電源としてVOLT AMPERE GPC-TQ。
私はクラシックを聴くので試聴には
① ショルティ指揮リングのハイライト CD(著作権法改正前の合法コピー版)
② SHM-CDの宣伝サンプル集「これがSHM-CDだ!」 UCCG-9869 SHM-CD
③ ショルティ指揮マーラー交響曲8番 PROC-2105/6 SACD(タワーレコード限定発売品)
の3種を持参しました。
試聴日は8月5日でしたからZ1000-FE168SSHPは完成品か、極めて完成品に近い状態だったと思います。
試聴はFE168SSHPをフルレンジにしT90ASEをスーパーツィーターにした設定と、コイル入りのネットワークを挟んで2ウェイにした設定とを聴き比べました。
CD① 有名な録音ですが、その中のラインの黄金に雷の表現として金床をハンマーで打つ金属音があり、これがちょっとしたことで大きく音が変わるので、私はオーディオチェックに使用しています。ケーブル類やエイジングによる音の変化が良くわかり、アンプなら電源を入れた直後と30分程使った後でも大きく違います。キーンと鋭く澄んだ金属音なら合格、鈍く濁って聞こえたら落第と決めています。
これをフルレンジの設定で聴いたのですが金属音になりません。そこでネットワークを通した設定にしたのですが更に悪くなりました。T90ASEなら余裕で金属音が出るはずですから原因は他にあるでしょう。私は、試聴室のスピーカーケーブルが長いのが気になりました。
CD② ベーム指揮モーツァルト・レクイエムの合唱では、生で聞く合唱の声はドライで固い音なのですが、せっかくフルレンジでは出ている固さがネットワークを挟むと柔らかくなり、明らかに原音から遠ざかった音になりました。絵に例えれば写実派から印象派になったとでも言いましょうか、私は写実派なのでこのネットワークは不要です。
CD③ フルレンジ設定だけを試聴したのですが、ソプラノの声の伸びが足りません。原因は①の金属音と同じでスピーカー以外にありそうです。しかし、パイプオルガンの低音は見事。これは使用したアキュフェーズのパワーアンプの力でしょう、中華安物アンプからは出ない音だと思います。
残念ながら我が家には置き場所が無い(未組立の浅生昉氏作例FE208-solキットあり)のと、スケール感と低域の量感を除けば使用中のZ1000-FE103Aと大差ないと感じたので購入は保留しますが、これは試聴室のCDプレーヤーがDCD-1600NEだったのが大きく影響していたかも知れません。DCD-2500NEと聴き比べた1600NEと同じ不満を感じましたから。この二つは大差がなさそうな事を言っている評論家がいますが、大きく違います。それにしても、オプションの専用台は見るからに音が良くなりそうです。
エクスペリエンスのショールームではアキュフェーズの高級器で駆動したFostexのユニットが、どれも良い音を出していましたから、高級器で鳴らしたときのZ1000-FE168SSHPを、あの小澤氏作のFE208-solバックロードホーンや浅生昉氏作例キットと比べたらと思うと迷います。置き場所さえ在れば・・・。
音工房Zさんにお願いですが、スピーカーキット付属の内部配線ケーブルも悪くはないが、オヤイデ3398シリーズに交換すれば違いは出るので、完成品も配線ケーブルを指定できたりユーザーが交換できる仕様にしてくれるとありがたいです。
素晴らしい音です。
ヤマハのNS-F700と聞き比べるのが、恥ずかしいぐらい素晴らしい音です。小生の素人耳でも、明らかに違いがわかりました。
組み立ては2日で終わりましたが、これまで作成したキットと違い、ユニットの重さにはビックリしました。
今後のエージングが楽しみです。
試聴会の感想
【Z1000-FE168SSHP】
BHBSがどんな音をだすのかに興味があって、参加しました。
久しぶりにオーディオを始めて、1年もたっていない者の感想です。
音工房Zさんの広告を偶然見たことから、Z800-FW168HRを購入してみました。今回はZ800-FW168HRとどんな差があるのかも知りたいとも思いました。
Z1000-FE168SSHPの第一印象は音が前にでてくるというか、聞き手に突き刺さってくる印象です。フルレンジを聞き慣れている方には当たり前の感想かもしれません。これが定位感がるということなのでしょうか。 他の方も書いていらっしゃいますが、ジャズのピアノにはとても好印象を持ちました。 クラシックを聞いてみると音の広がりがあまり、感じられません。
Z800-FW168HR+Z505との組み合わせでは鋭さが軽減し、広がり感が増しました。表現が適切かはわかりませんが、薄くて見透かせるような布を通して聞くような、薄いベールをまとった女性を透かし見るような感覚です。これもなかなか悪くない、広がり感もあり、好みです。この組み合わせはクラシックの方が聞きやすいと思います。
スピーカはジャンルに得意、不得意があることを認識させられました。
Z1000-FE168SSHPとZ800-FW168HR+Z505とでは高音域の違いがあるのではないかと大山さんのお話でした。4kHzの音が聞きにくくなっている年寄りですが、Z1000-FE168SSHPにネットワークを入れた接続があるというので、聞かせてもらいました。これにはちょっとびっくりの効果がありました。ネットワークなしに比べて、とても聞きやすくなった上に音が前にでてくるという感じは変わりません。
これまで、BHBSの音って、どんなものかと思っていました。今回Z1000-FE168SSHPの試聴会に参加して、BHBSに興味が湧いてきました。Z1000-FE168SSHPフルレンジにネットワークを入れてみるのも試してみたくなりました。
外観のデザインと質感、フルレンジでありながら広帯域で低域の量感もスケール感もあるハイクオリティ
【Z1000-FE168SSHP】
8月7日の試聴会に行って参りました。
このコロナ禍の中、感染力の強いインド株の脅威にさらされる中、一人ひとりの試聴としてできうる限りの感染対策をしていただいたことに、感謝と敬意を表します。
さて肝心なZ1000-FE168SSHPの試聴結果ですが、音と外観のクオリティの高さにまず目と耳を奪われます。
毎回、音工房Zの試聴会レビューで良いことしか書いてきませんでしたが、決して同社の回し者ではなく、それぞれの新作に驚きと感動を受けるからです。
毎回試聴会の前に、持参するCDを我が家で一番好ましいシステムで聴いてから試聴会では記憶した音と比較するのですが、今回はその準備ができずいきなり試聴会に臨んだので帰宅後に我が家のシステムで聴きなおしました。そのため試聴会で誤った発言をしたと後悔しています。
Z1000-FE168SSHPはソースを選ばないオールラウンドで持ち味を発揮できるスピーカーシステムという印象です。低域は鬼太鼓座の大太鼓の皮鳴りが見事に表現できる、量感もありながら締りのある低音です。
中高域は主にボーカルでキャラクターを見ますが、T90A-SEホーンツイーターが出しゃばらずその存在を感じさせないながら、しっかりとスパイスを効かせています。
カレンカーペンターの歌声が、その僅かにハスキーさのある部分が魅力的に表現されます。
ホーンツイターなので突き刺さるようなブラスの音を少し期待したのですが、準備不足でそれを確認できるソースを用意できませんでしたが、Jazz系のソースで過不足なく表現していると感じました。
突き刺さるようなブラスの音を感じるスピーカーはその高域がソースを選ぶことになりオールラウンドで楽しむことができませんので、よく吟味され調整されたのだと思います。試作機で指摘されたという高域の煩さは感じません。
<試聴で使用した音源>
1.鬼太鼓座 「三國幻想曲」
2.Cross wind(中川昌三) 「The Sidewinder」
3.My Classics!(平原綾香) 「Jupiter」
4.自己ベスト(小田和正) 「言葉にできない」
5.THEN&NOW:Christopher Hardy(tga) 「Alligator Overdrive」
フルレンジの良さを保ちつつ、フラットな音作り。
音像はスピーカーより少し前に表現され、16㎝ユニットと思えないスケールで聴かせてくれます。
エンクロージャーだけで40万弱の価格、それに高額のユニット。
しかし、このクオリティで高級感のある外観の佇まいは破格なのだと納得です。
心から欲しいスピーカーですが、我が家の財布の紐を握るカミさんの説得は厳しそうです。
Z1000-FE168SSHPの試聴会8月
【Z1000-FE168SSHP】
16センチのフルレンジFE168SS-HPを音工房Zさんがどの様に鳴らすのか、
興味津々で試聴会の申し込みをさせていただきました。
今回一人独占でOKという貴重な機会を用意していただきありがとうございました。
普段自宅ではZ701-OMMF4を主に使用していて、
気が向いたらZ600-OMMF4をセッティングして楽しんでいるので、
今回のZ1000-FE168SSHPの巨大というか背の高さに驚きました。
専用台とインシュレーターを含めると約1mの高さがあり、
床に置いてセッティングするのが前提のスピーカーで、
今の自宅ではセッティングが不可能というのを確認してしまいました。
その音ですが、
ジャズ系の音との相性は抜群で、
私家版のCDで、ライブのコンサートを録音した音源や、
今回は独占の試聴会という事で、
特別に許可を頂きMQA-CDのフルデコード対応のDACを持ち込み、
MQA-CDのサンプルディスクに入っているマイルス・デイヴィスの枯葉や、
アート・ブレイキーのモーニンなどを聴きましたが、
各々の楽器の生々しい存在感が際立ち、
サックスやトランペットの立ち上がりなど強烈で、
ウッドベースの大きさも表現されていて感心しました。
MQA-CDでのカラヤンのベートーベンの第5も、
オーケストラが舞台で鳴っているという感じが出ていて聞き惚れてしまいました。
しかし、同じくMQA-CDでのポリーニのベートーベンのピアノソナタNo30では、
右手の音域が際立ち過ぎて少し煩く感じましたが、
すぐにコイルを入れての試聴が出来て広域のピーク感が自然になるのを確認しました。
フルレンジにネットワークを入れるのは賛否あるようですがピアノのソロを聴く時は必須だと感じました。
BTSの曲や米津玄師の「レモン」。
BTSの曲やレモンは、この様なメジャーな大ヒット曲には珍しく40Hzの音が豊富に入っているんですが、
その低音域が楽音として存在感が増し曲の印象が変わってしまうという体験もしました。
さすが16センチのBHBSですが、
本格的なオーディオルームであれば、
Z1000-FE168SSHPの実力は十分に発揮出来るのに、
私の普通の部屋では本格的には鳴らせないし、
そもそも床置きセッティングが出来ないのが残念です。
Z1000-FE168SSHPはなかなか手強いスピーカーでした
【Z1000-FE168SSHP】
Z1000-FE168SSHPを30分間一人で試聴できるということで久し振りに音工房Z様を伺いました。
まず外観はここ最近の完成品シリーズ同様に高級感があってとても良いと思います。
一緒に行った嫁さんもカッコイイスピーカーだね、と言っておりました。
先日購入し最近よく聴いているZ1-Livorno完成品との聴き比べをしました。
まず音工房Z様の試聴会でいつも聴いている音源を聴かせてもらい、その後自分のCDを試聴しました。
Z1000-FE168SSHP単品とT90A-SEを追加した物を比較してツイーターがある状態が明らかに音場が広がり好印象でしたのでそちらをメインにしました。
ボーカル中心の静かな曲だとかなり良い印象だったのですがロック系のギター満載の曲だと中高音がかなり煩く感じボリュームを下げざるを得ない印象でした。
Z1-Livornoは溌剌感はかなり下がりますがその分音量を上げて聴いていても何も考えずに音楽に身を任せられるように感じます。
そのインプレッションを大山様に伝えるとZ1000-FE168SSHPとT90A-SEをマルチウェイ化出来るネットワークを作ってあるのでそちらを聴いてみてくださいとのことで配線を繋ぎ変えて試聴しました。
確かに煩いと感じるポイント辺りをうまく抑えながらクロスさせているようでとても聴きやすい印象でしたがFE168SS-HPが牙を抜かれた狼のような(苦笑)になってしまい勿体ない感じでした。
やはりこのユニットはフルレンジで使うべきのように感じました。
またこのユニットにこのサイズ箱の組み合わせの割に低音が物足りない感じもあり、その日の試聴会最後の順番だったこともあり大山様とあれやこれやと話し合いながら予定時間を超えて1時間くらい試してみましたがこれというところにはたどりつけませんでした。
なかなか手強いスピーカーかもしれません。
上手くハマる曲はこの部分は凄く良いな、と思うのですが1曲通して続かないというイメージを抱きながら試聴は終了しました。
16センチのフルレンジは10センチのそれとは比較にならない難しさがあるのだなと思いながら家路に着きました。
またの機会があれば次回こそ手懐けてやりたいと思う魅力ある音を出すユニットであったので余計にそれが引き出せたら化けそうなのですが。
大山様にはわがままな注文にお答えいただき感謝します。ありがとうございました。
タフなキットです。
完成したばかりで、もう少しエージングしてからの方がいいかな?
キットは精度よく、何も戸惑いません。唯、圧倒的大きさと重量に、老体には少し厳しい、かな?
止せばいいのにウレタン塗装をしてしまった2ウエイユニットに合わせるべく、ウーファーも油性ウレタン塗装にして色合わせしました。エアーコンプレッサーがありながら塗装ベンチを設けるには邪魔で刷毛塗り。素人の私としては、満足しています。6回塗装に約1週間、運び出し運び込みで筋肉痛。(笑)置く場所を考え、ウーファーまでの配線を長くしようと思います。
まずは密閉型で音出し開始。ソースは喜多朗のASIAから、機材はTEACのプレーヤー、オーディオリサーチ社製プリとメインアンプで、未だに真空管アンプです。(笑)
音は綺麗、唯、大太鼓の音がもっと腹を打つような感じと期待していましたが、オトナシイ。
恐らく、これでオーディオの趣味は一段落、と。これ以上は置けません。
Z102にベストのインシュレーターはこれた!!
こんにちは、浜の白山羊さんです。
Z102 をベストの状態に追い込みたくて色々試しています。
手持ちのインシュレーターが何種類かあったのでZ102に乗せて比較試聴してみました。
①ユニチカのRASK
②AudiotechnicaのAT6099
③DELCATECのCeramic Tuning Base
④EXCEL SOUNDのSORBOTHANE
⑤東急ハンズの黒檀ブロック
まずそれぞれのインシュレーターを改めて使ってみてスピーカースタンドの音質改善には向かないかなと思うものがありました。
④のSORBOTHANEと①のRASKです。SORBOTHANEはCDプレーヤーのような駆動装置の振動を押さえるのが目的でスピーカーの音質改善用ではないと思います。
またRASKは大変優れた低音吸音材で私も自作の65リッターのバスレフの中に何枚か入れて低音を抑えていますが、あくまでも吸音材としての使用が本来でスピーカースタンドの音質改善用とは少し違うような気がします。
⑤の黒檀ブロックは東急ハンズで12個入り240円の超お買得品ですが「15mm角」で少し小さすぎたようであまり変化は感じませんでした。
ただし黒檀ブロックはある程度の大きさのものを使用すると明らかに音質が変化します。私はTAOC 300DHとメインスピーカーとの間に50mm角の黒檀ブロックを挟んでいますがピアノの響きが全く違ってきます。ピアノの音に透明感を求めたいのであれば黒檀ブロックはかなりお薦めです。(ただし低音はかなり減衰しますが……..)
結局AudiotechnicaのAT6099とDELCATECのCeramic Tuning Baseの一騎打ちとなりましたがどちらもインシュレーターとしての効果は十分ありました。低音はカチッと引き締まりしっかり芯のあるウッドベースが聞こえ、中高域については女性ボーカルに艶が出てきます。
AT6099は低域も中高域も優等生的に鳴らし、Ceramic Tuning Baseは素朴な響きが楽しめます。
ジルコンサンド入りZ102はそれだけで十分な制動効果がありますからインシュレーターの追加による変化はプラスα程度ですが、小型スピーカーを机やテーブルに直接置いて聴いている場合はインシュレーターの使用でかなりはっきりした効果が出ますので是非試してみてください。
使用機材
スピーカー Audio Pro AVANT S-20
marantz LS-7VK
アンプ. Accuphase E305V
プレーヤー. DENON DCD S10-2
DEONO DAC DA-310 (amazon music HD )
音の良さに感動しました。
Z800-FW168HR(キット)+Z501スーパーツイーターで、RME-DACIFSをラインアンプとしラックスキットの6500Aアンプで、主にCDやミュージィックバードのデジタル系の音を聴いています。
スピーカーはキットですが、非常に作成しやすく色もクリアにしてウレタンの2液仕上げとしました。ネットワークは外出しとして、コイルを鉄心にしたりコンデンサーも色々試しましたが、今はオリジナルにしています。今度は、6db/octにしようと思っています。
とても使いやすく、素直な音が気に入っています。大山様の記事でずいぶん勉強させていただきました。今後もよい商品を楽しみにしています。
高音がきれい
フルレンジスピーカー Alpair7MSに追加(コンデンサー0.56μF)
プリメインアンプ:ヤマハA−S801
BDレコーダー:ソニーBDZ−EW1200
D/Aコンバーター:ランサーリンクDCT−3
よく聞く曲は、女性ボーカル、洋楽ロックなど。
C0.56μFはAlpair7msとバランスが良いと感じた。鳴りすぎている感じは全くない。それでいてきちんと鳴っていて、それまでAlpair7msの高音に不満は全然なかったが、やはり存在感が出てきた。
追加してみて良かったと思う。
澄んだ音に魅了!
久しぶりにLPレコードを聴き、アナログ音源に目覚め、PonyのS50年代スピーカーシステム(2way-18cmウーファ密閉式MODEL:SS-7010,40W6Ω)でクラシックや映画音楽を聴いていますが、歪んだ音が気になり、ネットで貴社のコーナーを見つけメール配信が気に入り、いきなり20万円はキツイのでブックシェル型の開発内容から発注しました。
組み立てもホゾ加工から、サンド調整もほとんどすることなく組み上がり、塗装は中レベル仕上げとし、ネットワークを組み上げ完成です。
試聴してみると、期待通りの澄んだ音色で、コストからしてとても気に入りました。これ以上のシステムアップは私の耳では良否判断できない領域でしょうから大変満足しています。
Z102にジルコンサンドは3Kgがベスト!?
2月に限定発売のZ102を申し込み、6月にようやく組み立てました。( と言っても支柱を接着しただけですが…..)
一気に塗装まで済ませてから調整しようと思っていたのですが、とにかく早く音を聴きたくて下塗りしただけで色々試してみました。
支柱内の充填材としていくつか候補がありますが値段もお手頃なジルコンサンド5Kg入りをコイズミ無線で3個購入しました。
最初、充填材は目一杯詰めるのがベストと思い込み15Kg分購入したのですが、その後調べてみると充填量には適量があり、色々試して見る必要があるとわかりました。(購入前に調べるべきでした…….)
当然使用するスピーカーによって低音の量感が違うので支柱に目一杯充填してデッドにするのか、ある程度空間を残して支柱も鳴らしてやるのかはケースバイケースです。
とりあえず今回は手元にあった「Audio Pro AVANTO Sー20」と「marantaz LSー7VK」で試しました。
ジルコンサンドの量を調整する方法としては1Kgずつビニール袋に詰め、さらに補強のためハンカチで作った小袋に入れたものにタコ糸を結びつけ支柱の上から出し入れできるようにしました。
小袋に小分けにしたためどうしても支柱内に隙間ができてしまい最大5袋(5Kg)までです。
最初に空洞のままで鳴らしたのですがやはり胴間声ぽく聴こえてしまい、支柱が鳴っている感じです。
次に最大5袋充填してみると確かに低音は締ってくるのですが少し締まり過ぎて音楽が寂しくなる感じです。
何曲か聴いては天板を外し、1袋ずつ量を変えて聴いてみたのですが私の好みとしては3Kgがベストという結果になりました。
もちろん使用するスピーカーの低音特性によって大きく差が出ると思います。
皆さんもご自分の愛機で試してみて下さい。
但し、くれぐれもジルコンサンドの買いすぎにご注意!!!!
……..15Kg買って9Kgも余ってしまった……
次は「Z102にベストのインシュレーターはこれだ!!!」を報告したいと思います。
手元にあったインシュレーター5種類を試してみました。
①ユニチカのRASK
②audiotechnicaのAT6099
③DELCATECのCeramic Tuning Base
④EXCEL SOUNDのSORBOTHANE
⑤東急ハンズの黒檀プロック
……….ただいま試聴中です……
いつも大山さんのメールを楽しく読ませていただいています。
今日は新しいメールが来ているかなとパソコンを開けるのが楽しみなのですが、メールのない日は少し寂しくなります。
黒山羊さんからのお手紙を待っている白山羊さんの心境かなと思いペンネームを「浜の白山羊さん」にしました。
これからも楽しみに待っています。
仮組状態で、現状使用してたスピーカを遥かに上回りました!
こんにちは。
私は、今回、Z1-Livorno自作キットを購入させていただきました、川越市に住むペンネームPathfinderと言います。
以前から貴社製品に興味は持っておりましたが、予算や時間の都合がつかず、長い年月間、購入には至らなかったのですが、今年、我が家に20畳ほどの倉庫を作り、そのコンセプトを「内装・設備などは出来るだけDIYにて手掛け、コスパを高くする」としておりまして、内装等の製作見通しがついたため、音響や映像関連の機器を設置していく中での一環として、Z1-Livorno自作キットの購入に至りました。
私自身も輸送機器関連のエンジニアを生業としおりまして、ものづくりには関心が高く、貴社の発信である「300万円超のハイエンドスピーカーは自作できます」を試してみたかった。という思いもありまして自作キットを購入させていただきました。
倉庫には、自動車を停めたり、簡易的な作業台や工具箱が配置されており、ただでさえ床面積が狭くなる中、スピーカーの設置は壁から飛び出すように設置された台の上に置くこととし、現在はB&Wの707S2が置かれております。
このB&Wスピーカーも長年の夢として、昨年に清水の舞台から飛び降りる覚悟で、長年貯めた小遣いにて購入し、自宅内の書斎机にて使用していたものを移設したスピーカーとなります。
このB&Wの707Sの音を聞いた際にも「さすがB&Wのスピーカー!高いお金を出して買って良かった!」と思っておりまして、今回購入のZ1-Livornoは「果たして、この707S2を超えるのか?」という疑問が、私の最大関心事項です。
つまり、「300万円超のハイエンドスピーカーは自作できます」と言われても「そんな比較できるスピーカーなんて持ってませ~ん(泪)、まずは15万円スピーカーからネ。」という意味でもあります。(笑)
納品されたZ1-Livornoのキットを横目に、進めている仕事を完了させ、いよいよ組立の開始です。一刻も早く音を聞きたくなり、ネットワーク配線を丁寧に作成した後は、さっさと箱を仮組し、いけないとは思いつつもクランパーにて止めた状態のみにて音を聞いてみました。
結果にびっくり!
この時点ですでに707S2より良い音に聞こえました。
音響に関しては、甚だ素人ですので、表現の専門用語も良く分からないのですが、何と言いますか、左右のスピーカーの中央に入ると、歌ってる人の口元が明らかに中心にあることが分かるようになったとか、ピアノやギターの高音にメリハリが出た(解像度が上がったと言うのでしょうか?)とか。
何かの間違い?と思いつつ、同じ場所にて707S2に変えて同じ曲を聞いてから、さらにZ1-Livornoに戻してみても、やっぱり違います。
「これは、おもしろい!」としばらくは仮組みのままいろんな音楽を聴いておりました。
さて、次の週末、説明書に書かれていた木工ボンドやコイル・コンデンサ固定用のボンドも納入されましたので、いよいよ本組みに取り掛かり、きちんと組み直すと共に、しっかりボンドで固定し「仮組みであんな音が出るんだから、本組みするとどれだけ良くなるのだろう?!」と期待を膨らませながら組み上がり後に音を聞いたのですが「うーん、違いが良く分からない」(笑)
そこで、いろいろやってみたくなる魂が出てきまして、特典の使いこなしレポートを拝見し、バスレフポートの長さを110mmにし、吸音材の長さをアドバイスのようにカットして貼り直したりすると「差は小さいけど、確かに更に歌う人の口元が更に分かりやすくなった。」と感じました。
「これは、おもしろい!」と、調子に乗ってスーパーツイーターキットを購入し、自作スピーカー造りにハマり始めております。
納入されたスーパーツイーターを足早に組み立てて、Z1-Livornoに接続し、早速音を聞いてみますと、これがまた「私の耳では、良く分かりません。(泪)」「まあ、ジジイの耳はすでに高音を聞くことは出来ず、きっと高音は出ているものの、聞き取れないのだろうなあ。」と諦めておりましたが、しばらくいろんな曲を聞いていますと、鈴のようなリンリンという音や、トライアングルのカンカン・キンキンという音は、より明瞭度が上がったような感じがします。
さらに、Z1-Livorno+スーパーツイーターを一週間使用し、今週末あらためまして音楽を聴いていますと、「先週までと違ってなんか変?!」と感じます。
低音に違和感がありましたので、スピーカー後ろのバスレフパイプに近づいたところ、先週から何も変えていないのにも関わらず、明らかに低音の量が増えておりました。
アンプ側で低音の量を減らす工夫をしましたが、それでも追い付かず、別に設置しておりますサブウーファーの音も小さくなってしまい、全体の迫力が失われましたので、707S2を購入した際に付いてきました「低音を下げたいときにはこのスポンジをバスレフポートに入れてください」という品をZ1-Livornoのバスレフポートに使用してみましたところ、見事に低音がほどよく減衰され、サブウーファーとのバランスも良くなりました。
今回、Z1-Livornoキットを購入し、B&Wの707S2と入れ替えた効果がとても大きな差異だったことに驚いております。
このZ1-Livornoのベンチマークは、B&Wの805とのことで、次の興味は「100万円級のスピーカーに並ぶほどの音が出ているのか?」です。
私の707S2を購入する際に、秋葉原のヨ〇バシカメラで参考に聞かせてもらった805D3の音を思い出しながら「追い付いているような?それでもさすがに追い付いていないんじゃないか?」などと妄想にふけりながら、貴社のZ800-FW168HR自作キットに興味津々となっております。
お父さんは、またがんばって残業をして稼がなくてはいけません。(笑)
もし、Z800-FW168HRなどの視聴会をされる事がありましたら、参加させていただきたいと思っております。
いまいまZ800-FW168HRには手が出ないのですが、自作スピーカーにハマってしまった反動で、Amazonにて販売されております貴社のZ601とZ-Modena mk2を先日ポチってしまいました。
こちらも時間を見て組み立てるのがとても楽しみです。
2021年7月18日
川越市 Pathfinder
組み立ては精度よくできました。ただ塗装がビデオを見ながらしたのですがうまくいきませんでした。
Z1000-FE103Aのスタンドとして使っています。Z1000-FE103Aの性能をよく引き出してくれていると思います。
評判通り、素晴らしいスピーカーでした
レビュー遅くなりました。
R3年3月末にキットが届いておりましたが、忙しく直ぐに製作に取り掛かれず、4月末にやっと製作開始、精度の高い板カット&ダボ穴に助けられ、セミナー動画を見てGW中に箱は完成。
セミナー動画を見て染色&2ウレタン塗料による塗装に取り掛かりました。単身赴任先で模型用のエアブラシで挑戦しましたが、失敗&サンディングを繰り返しエアブラシはあきらめました。
その間にネットワークの半田付け作成、ブチルゴム&ゴムグロメットでフローティング化。
自宅の車&バイクメンテナンス用に使っているエアコンプレッサーを活用してのエアーガン塗装に変更、早速工具用品店でエアガン購入。
セミナー動画を何度も見直して、着色、下塗り3回、上塗り3回。乾燥には3日おいて溶剤の匂いがしなくなったところで#1200サンディング、コンパウンド粗目・細目・極細で磨きあげました。筆塗やエアーブラシより楽で綺麗に仕上がったと自負しております。メーカー製同等の出来に自己満足。
翌日、ネットワーク&ケーブル端子&ツィーター&ウーハーを取り付け音出し開始。
エージングが進むにつれて、バランスの良い音が出て来ており大変満足しています。
しばらくZ1リボルノを楽しむつもりです。
次は、Z800+Z505にするか、開発中のZ1000も楽しみです。
アンプ ヤマハRXV483 マランツSC5F・BB5F・SM5F
CDプレーヤー DENON DCDSA11
友人宅へ持ち込みテスト アキュフェーズC240&P300X
クイーン 松任谷由実 レディガガ&トニーベネット
エリッククラプトン レッドツェッペリン 竹内まりや
思っていた以上!!
これまでMonitor Audio, Bronzeを使用していましたが、音出しした瞬間今まで聞こえていなかった音が沢山聞こえるようになりました。低音のめりはりも格段に上です。これからエージングを進めればさらに向上すると思いますが、現時点では値段の数倍の価値はあると思います。また事前にメールで連絡したら、予定納期よりも3週間以上繰り上げて送っていただけました。ありがとうございます。自作は初めてでしたが組み立ての質問にも一日で返信いただきサポートも完璧です。
使わない環境には戻れない
【スピーカー能率補正機能付スピーカー切替器】
Z800-FW168、D-55(FE208ES-R付)、jazzman J-01X、(この他にもあり)という能率がかなり違う機種をソースごとに選んで鳴らしています。
これまでそれぞれの特色は分かっていたつもりでしたが、音量を揃えた上での瞬時切り替えで、きちんと比較することにより、それぞれの特色が鮮明になりました。個性をこれまで以上に楽しめるようになり、それぞれのスピーカーと改めて出会ったかの思いです。使用しているアンプ(ROTEL RA-980BX)には音量リモコンが付いていなかったこともあって、環境がとても快適になりました。
不満はまずデザインです。プリアンプユニットとセレクターユニットとの一体感がありません。ユニット間の接続端子の場所が表と裏とに異なっている理由も分かりません。電源スイッチが後部にあるのも不便です。
また、取扱説明書は少々分かりにくいです。スピーカー接続端子への番号の振り分けは、なぜこうしたのか不思議に思います。将来的にはスピーカーユニットの増設も考えていますが、この取扱説明書を見ると、私にはハードルが高いかもと思えてしまいました。
それはともかく、今の私には必需品です。ご紹介いただきましたことを感謝いたします。