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自作スピーカー作成
高校生時代、某オーディオ雑誌を参考にスピーカーを自作しました。(故長岡先生のブックシェルフ型バックロードホーンです)音質は良かったですが低音の遅れによるエコー感が気になった記憶があります。その後は市販スピーカーのみ購入、なかなか気に入ったものはなく、ヤマハ定番のモニタースピーカ―、ボーカル専用のビクター製スピーカー、小型2wayフォステクス製スピーカーと妥協しつつも現在に至ります。今後、久しぶりに自作の可能性が出る大百科事典かと思いました。
音離れが大変よい。
①パワーAMP・プリAMP=真空管(オーディオ郡響手作り)
②CD-P=SA8004(marantz)
③ソース(CD)=DEF junko ohashi(大橋純子)、自己ベスト(小田和正)、フリオ・イグリアス1・私のドリカム(dream come true)、ザ・ベスト(杏里)
大変良かったです。
遮音板Z103。これを置いたことでスピーカーの音が直接聴けるようになり、素晴らしく音質改善できました。今まで聴こえなかった音まで聴こえるようになりました。
低域から高域へのバランスも良く、箱の大きさを超える響きの良さに満足できる一品です。
プリメインアンプ:ラックスマンL-500、CDプレーヤー:デノンDCD1650AE、アナログプレーヤー:トリオKP700Dで楽しんでます。スピーカーはアコースティックラボのボレログランデを長年使用してきました。メインはバッハを中心に小編成のバロック音楽(ピアノ、バイオリン、チェロ等)です。この度Z1-Livorno(キット)のエイジングも終わりいろんなジャンルを聞き比べていますが期待を超える分解能や響きの良さ、低域から広域へのスムーズ感等いずれも満足しています。67歳になります。御社のアドバイスを参考に艶有りのウレタン塗装を時間をかけて計10回(うち仕上げを5回)行い満足できる仕上げができました。本当に有難うございました。
自作ハイエンドスピーカー大百科事典、素晴らしい!
今まで雑誌の記事を読んで、見様見真似でスーパースワンを自作したことがありますが、知識がほとんどなかった為、未塗装で完成品の見栄えが悪く、音にも悪影響があると思っていました。
今回、スピーカー自作に関する丁寧で詳細な記事が数多くあり、次にスピーカーの自作をするのに大変参考なりそうです。
音の臨場感が増しました!
Z103音響パネルを、スピーカーの横と後ろに合計8枚設置しました。
設置によって音の臨場感が増し、今の住環境下では十分満足のいく音になりました。
利用した機材 アンプ:DENON、CDプレーヤー:SONY、スピーカー:B&W805Diamond
ソース バッハ パルティータ(グレン・グールド)他 クラシックCD
聴くのは、もっぱらバッハなどのクラシックCDです。
音の志向は臨場感で、できれば生音と変わらない音で聴きたいです。
コロナ感染拡大の前は、コンサートにたびたび行っていました。
また「バッハへの旅」というツアーで2回ドイツに行き、生音を堪能したこともあります。
コンサートに行けなくなりましたが、ほとんど生音と変わらない音で聴けるようになり、満足しています。
Z701-FE168SSHPとZ800-FW168HRで迷っています。
【Z1000-FE168SSHP】
先日はZ1000-FE168SSHの試聴会に参加させて頂きありがとうございました。
試聴してZ1000のスピード感とタイトな低音に驚き、私のメインシステムと音の方向性がかなり違うと感じました。
ちなみに私のメインシステムを紹介しておきます。
NAS、ネットワークプレ-ヤー:IODATA SOUNDGENIC HDL-RA2HF
DAC:プリメインアンプ内蔵
プリメインアンプ:DENON PMA-2500NE
スピーカー:JBL STUDIO290(3ウェイ20cmダブルウーファー)
現在はホームシアターとスピーカーを兼用(サラウンドはDENON AVR-X4400Hからプリアウト)していましたが、PMA-2500NEを購入したのに合わせてピュアオーディオ専用のスピーカーを買おうと思っています。
これまで小口径のスピーカーを何台も自作していますが、Z701-OMMF519やZ1-Livornoを購入して音工房Z様のスピーカーのコスパの良さが気に入っています。
そこで予算的にZ800-FW168HRキットを購入しようと思っていましたが、Z701-FE168SSHPキットが出ることを知り、音がほぼ同じと思われるZ1000-FE168SSHPの今回の試聴会に参加しました。
今のスピーカーは大型マルチウエイなので音の拡がりと低音の量感はありますが、音の定位と分解能が足りないと感じています。
それに比べFE168SSHPは低音がタイトで分解能が高く小編成の曲では音がひとつひとつ飛んでくる感じがしましたが、音数の多いオーケストラなどでは音の拡がりが少なく、曲を選ぶなと思いました。
前回の試作品試聴会では他のモデルとの比較出来たようなので、今回Z800と比較試聴してどちらにするか決めようと思っていましたが、今回はFE168SSHPだけだったので迷っています。
私は主にジャズ、バラード、ボサノバの女性ボーカルを聞きますが、FE168SSHPは音がタイトすぎて少し聴き疲れしそうな気がします。所有しているZ1と比べると、Z1とFE168SSHPの間ぐらいが私の好みですが、Z800はどちらの音に近いでしょうか。
FE168SSHPはユニットも箱も限定品で来週にも発売されるということなので、Z800の音の傾向を教えて頂けませんか。もしZ701-FE168SSHPキットもZ800と比較試聴出来るならばぜひ参加したいと思います。
お忙しい所申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
大満足!
41年ぶりに音楽をかけました。エージングはしていませんが、あまり気にしていません。少しずつの変化は認知できません。手許にはLPレコードしか音源が無かったので、あわててダウンロードしたりして音源をそろえています。マイク、ピクアップ、スピーカ、部屋以外のアンプなどは音質にはほとんど影響しないと思っているので安物を揃えました。(アンプ自作は時間がとれなかった)主にジャズやラテン音楽を聴いています。高音が聞こえなくなっていることにショックを受けました。マンションに引っ越したため音量を上げられないのがストレスです。
小さな躯体にこんな能力があるとは!驚きの製品です。
スピーカーはエルシー電器のLCC-M3、アンプはALPINE/LUXMAN LV104U、音源はApple MusicからデジタルデータをUSB-DACでアナログ変換しアンプに繋いでいます。ジャズ、クラシック、ヴォーカル、ラテン、カントリー&ウエスタン等々、幅広い ジャンルを聴いてます。驚いたのは、まず低音の輪郭がくっきりしたことです。
さらに全体的に音が締まり、楽器やヴォーカルの定位がはっきりして、7cmに満たないこのスピーカの性能に
驚きました。時間が許す限り、聴きなおしては一人悦にいってます。ありがとうございました。
オーディオの素人が言うのも失礼ですが、(まだ半分しか読んだり観たりしていませんが)素晴らしいの一言に尽きる盛りだくさんで、深い内容のレポートでした。非常に参考になり、感謝いたします。
利用した機材(下記の写真)—ノートパソコン:東芝Dynabook T75、プリアンプ:FX-AUDIO TUBE-03J+、スピーカー&メインアンプ:JBL104-Y3モニタースピーカー、ヘッドフォン:JVC HA-RZ910、ソース:ZARD What a beautiful moment DVD。→→→→→→(参考)45年前の機材—カートリッジ:DENON DL103(ポップス用),Enpire4000D3(クラシック用)、レコードプレイヤー:PioneerPL-61、カセットデッキ:Pioneer、プリメインアンプ:YAMAHA A-1、メインアンプ:LUXKIT A3500真空管アンプ(KITを製作)、自作スピーカー:ウーファー:Fostex 20cmエッジレス、スコーカー:ONKYO ホーン型、スーパーツィーター:ONKYO ホーン型、自作ネットワーク、スピーカーボックス:密閉式、ヘッドホーン:STAX mk3コンデンサー型。~~~これらの機材は、30年ほど前に、友人にあげたり、廃棄したりして処分しました。(LAXKIT A3500のみ保管中。)⇒この要因は、その後、30年間に渡り、大型のラジコンの飛行機やヘリコプター(エンジン機→電動機)の製作~飛行という趣味にのめりこんだため、家に趣味の品を保管するスペースが不足したためでした。→→→近頃、日曜大工をはじめて、電動工具を買い揃えたりしはじめたため、また、スピーカーを製作してみたいと思うようになりました。第1作の有力候補は、ONKYO 10cmフルレンジOM-OF101を御社のZ601(V2)キットに組み込んでみようかなと思案中です。まだ未定。
8月7日(土)試聴会 マルチウェイかバックロードホーンか
【Z1000-FE168SSHP】
「Z800とZ505」のユーザーにもかかわらず試聴室にお邪魔するのは初めてでしたが、視聴もろくにせずに導入したマルチウェイのZ800と、BHBSのZ1000はどれほど異なるかを確かめたいというが本当のところでした。もっとも、Z800のユニットの組み合わせは沢山の使用例があり、類似のシステムについては視聴しており、予想を裏切らない音でした。しかしながら、今回の試聴対象であるFE168SSHPは、今までのオーバーダンピング系ユニットとはやや異なる設計と感じており予想が難しいだけに大変楽しみな視聴となりました。
従来のオーバーダンピング系ユニットの欠点は、やはりソースを選ぶ傾向が強いというのが個人的な見解で、個人的にもマルチウェイとフルレンジ系を使い分けてきた経緯もあります。
大山さん推奨音源では、定番のEaglesからスタートしましたがフルレンジらしい定位の良さを味わうことができました。なお、別の音源ですがスーパーツイーター無しでも試聴してみましたが印象としてはおとなしい感じになったような気がしました。
Foliaでは、オーバーダンピング系ユニットの応答の良さが、過去の同系列ユニットと同じように温存されておりました。
一方、音域、ダイナミックレンジ共に広大なソースの定番であるショルティのマーラーでは、従来の同系列ユニットより低音に強い印象を受け、この点ではZ800単独を明らかに上回っていると思います。ただし、Z800は音工房Zさんの売りである、ハイエンドスピーカーを低価格で再現という点では、コンセプトにより近く、マルチウェイに慣れた方はZ800が無難な選択になるかもしれません。
個人的には、マルチとフルレンジで揺れてきた経緯があり、二つ並べてどちらかというと結構困ったと思います。いずれにせよ、Z1000はフルレンジの良さを温存したまま、ソースを比較的選ばず広い用途に使用できるシステムに仕上がっていると感じました。
視聴音源(大山さん音源以外)
La Folia, Savall(AV9805)
BYE-BYE BERLIN, Marion Rampal(HMM902295)
Bach, 協奏曲集, Rachel Podger(CCSSA34113)
Mahler交響曲8番, Solti,ChicagoSO(PROC-2105)
Consolation, Kalafina(88765490662)
その他
製作は正確な捕拿に助けられ、完成後は鋭い定置性に捕拿されて居ます。
材料は0.2mmの誤差で加工されたもので正確な捕拿が天板、底板、左右側板に施されていて、正確この上ないエンクロージャーが出来上がります。加えてスピーカーがフルレンジで傑作なので
「定置性」に優れ臨場感が抜群です。まるでPCのモニターの裏で私の為に歌い、演奏してくれている感じです。エンクロージャー内の各種板の位置は正確に測り印を付けると組み立てが楽です。接着剤は音工房お勧めの「Titebond」が乾燥が早く便利です。
Z1-Livorno専用 「エージング箱 Z-DB1」完成しました!!!
7月に待望のZ1キットが到着しました。
すぐに完成させて音出ししたいところですが土日しか作業ができず塗装まで入れると1ヶ月以上はかかりそうです。
その間スピーカーユニットをただ寝かせておくのはあまりにも時間の無駄と思い、エンクロージャーがなくてもエージング出来る「Z-DB1」を作成しました。
「DB1」? ………「ダンボールワン」です。
ダンボール箱の中にスピーカーユニットを閉じ込めてガンガンパワーを入れてエージングしようという魂胆です。
しかもZ1キットが送られてきた段ボール箱を使うところがミソです。
Z1キットを購入した人は皆さん作ることができます。
ダンボールなので作るのは簡単なのですが問題はダンボールにどの程度遮音効果があるかです。補強も兼ねて二重三重にタイトボンドで貼り重ねました。
ダンボール箱の蓋の留め具にもこだわりました。ガムテープでは味気ないので、タコ糸をぐるぐる巻きつけるやつを探しました。これをブンカビョウと言います。「文化鋲」です。
なかなかネットでも見つからず、やっと見つけたと思ったら最小ロットが100 個以上でした。
内職するわけではないので………..いろいろ探していたら東急ハンズに150円でありました。東急ハンズがお近くにあるか方は早めにお買い求めください!!!!
ついでにスピーカーターミナルにバナナクリップを奮発しました。お遊びですから、楽しまないと………..
裸のスピーカーユニットをダンボール製バッフルに取付け、2組同時にエージングできるように作ったのですが、すでにエンクロージャーが完成している場合でも箱ごとエージングすることもできます。
ダンボールなので作るのは簡単と思って始めたのですが、いろいろ試行錯誤しながらやっていたらZ1-Livorno本体の作製(接着のみ)の3倍くらい時間がかかりました。
さて、肝心の遮音性ですが、想像以上に十分な効果がありました。高音は全く音漏れはなく、低音はダンボール箱自体がボンボン鳴りますがスピーカースタンドZ102に乗せて床から距離を取ることでかなり解消されます。さすがにリビングや寝室では気になりので納戸にサブシステムごと持ち込み一晩中鳴らしてみましたが全く気にならず大成功です。
これで一週間くらいエージングすればかなり音も熟れてくるのではないでしょうか。
音工房Z で商品化すれば結構売れるかも(笑)
仮作製のZ1-Livornoでエージングなしのユニットを2〜3時間聴いていますので、十分なエージング後のZ1-Livornoがどう変貌するか楽しみです。
それにしても四連の文化鋲は頼もしい………..
スキルを要求するスピーカー
【Z1000-FE168SSHP】
今回は30分1人独占の試聴会大変ありがとうございました。あまり参加者が集まらないとのお言葉に甘えて3回目の試聴会参加を申し込ませて頂きました。前の2回はOMMF4関連でしたのと1人10分との制約のため、他のモデルの試聴はあっという間に終わってしまいましたが、今回はたっぷり聞くことができました。
今回のZ1000-FE168SSHPに関して試作機での試聴会でのレビューに、中高域のピークについての厳しめのコメント「高域の調整が甘いという印象が多かったです。」との点が気になり改善後の音、音工房Zのハイエンドスピーカーを実際に聴いてみたかったので楽しい時間でした。
私は工作は得意ですが、耳はごく平凡な還暦過ぎのオヤジで感想は個人的な主観が多分に入っていることをご容赦下さい。興味はあるが来られなかった方の参考になれば幸いです。
実際に見るとかなり大型です。まず最初に感じたのは確かに中高域に独特の特徴がある点です。「中高音域が出すぎている様に感じる」「中高域の煩さ、荒さ」など試作機で指摘されていた点は完全には抑えられてはいないと感じました。FOSTEXのホームページでは「充実した低域とカラーレーションの少ない素直な中高域の音質」と書かれていますが、明らかに素直な中高域とは言い難く、メーカーとしては販売戦略上からそう言わざる負えなかったのか、以前のモデルに比べれば素直な中高域なのかもしれません。昔?コーラルのユニットは高域がキツクて普通の箱ではいい音がしない、しかし、バックロードホーンに入れるととてもいい音がするという話を思い出しました。もしかするとここがこのスピーカーのポイントであり、良い面と悪い面が紙一重の使いこなしの肝なのかなと思います。大山さんは2021/08/07のブログに「やれることは全てやり尽くした」「フルレンジユニットをスルーで使う場合どうすることができない部分がある」と書かれていますので、ある意味このユニットの個性として捉えた方が良いのかもしれません。
大山さんはZ1-Livornoの開発経緯の中で次のように書かれています。
「805はボーカル系やジャズ系、単発な楽器等では音にベールが一枚かぶったような、そして音の抜けが悪くこもったようにも聞こえる場合もあります。しかし、オーケストラのような複数楽器が同時に鳴るソースになるとマイナス面を感じることは極めて少なく、
「805でなければうまく再生できない」というような最上級の評価になることが多々あります。B&W805の音は当初、弊社の求める音ではないと考えていましたが、特定のクラシックソースに関して明らかに音が優れていると感じていました。特定のソースの再生において半端ない実力を発揮するスピーカーはある意味弊社がやっているバックロードに近いものも感じ「どのようにしたらこのような音が可能なのか?」と興味を持つようになり音工房Zでは805を実験対象として様々な研究をしてきました。」
B&Wがクラッシックに特に合うように特定のジャンルに合うスピーカーが大山さんは好きとも以前どこかで書かれていたように記憶しています。Z701-Modena を聴いた時も確かに8センチのフルレンジ1発とは考えられない低域が出ていますが、私には箱の共鳴?音のような癖の方が気になりました。しかし、和太鼓のソースを聴いたときにはあたかもスピーカーが和太鼓(楽器)になったかのようで他のスピーカーでは絶対に聞けない鳴り方でした。
Z1000-FE168SSHPはトランペットなどは目の前で吹いているかのように感じる反面、徳永英明のボーカルは今まで聴いたことのない声質に感じます。今まで聴いた音工房Zのスピーカーは大体フラットに仕上げられており、どれで聴いてもいつも聴いている徳永英明の声なのですがこのスピーカーは別テイクの録音なのではと思ってしまうくらいの違いを感じました。この点は最後にもう一度書きます。
1台で聴いていると慣れてしまうので、Z1-Livorno を繋いでもらい比較試聴という形で聴き比べました。本来、価格の近いZ800-FW168HR との比較が妥当なのでしょうが、個人的に興味のあるZ1-Livorno でやらせてもらいました。image2のオーケストラ曲などではZ1000-FE168SSHP からZ1-Livorno に切り替えてまず感じたのは、Z1-Livorno はまるでサラウンドスイッチを入れたかのように左右にフワッと広がって面で鳴っているような感じででした。広がり感はあるものの団子状の箱庭的な鳴り方で、なんとなくこもり気味と云うか悪く言えば一枚ベールの掛かったモヤッとした感じがしました。前回Z800-FW168HR との比較の時も同様の印象を持ちましたので、Z1-Livorno の目指した音(雰囲気)なのだと思います。開発経緯の前出の中でも「805はボーカル系やジャズ系、単発な楽器等では音にベールが一枚かぶったような、そして音の抜けが悪くこもったようにも聞こえる場合もあります。」とありますので私の耳がおかしいのではないはずです。Z1-Livorno はコストの制約の中でどれだけB&W805Nautilus&805D3 を凌駕できるかというコンセプトの小型2ウェイスピーカーで、Z1000-FE168SSHPはコストの制約のないトールボーイ型でフロアタイプと云える大きさの大型スピーカーです。高級ユニットのフルレンジ+スーパーツイーターと云う構成、B&W802 や長岡式バックロードホーンタイプを対象に音を詰めていったという差が出ていると思いました。Z1-Livorno 単体ならよく纏まったスピーカーと感じると思いますが、Z1000-FE168SSHPは比べると異質と云うより異次元の鳴り方とでも云った違いを感じます。
最後に最初に触れた中高域の癖についてですが、うっかり2台の聴き比べに没頭しているうちに時間が来てしまい折角用意して下さった2ウェイネットワーク接続の違いは聴き洩らしてしまいました。YouTube に2通りアップされていますのでそちらでお聴き下さい。但し、ヘッドホーンでは定位感や臨場感が実際のスピーカーと違ってしまい分かりませんので、購入を迷われている方は幸い8月29日(日)にまた試聴会が開催されるようですので実際の音を聴かれることお勧め致します。
ここからは私の妄想ですがスピーカー側でもうやれることが無いとのことなので、もし私が買ったとしたら細かな調整のできるチャンデバを使った本格的マルチシステム駆動かグラフィックイコライザーできればアキュフェーズなどのデジタルのやつで挑戦したいと思いました。余分な装置を挟むのは厳禁のピュアオーディオ界では嫌われがちなグライコですが、アキュフェーズの会長もYouTube で「多少デメリットはあるがメリットの方が遥かに大きい、昔のグライコは音を悪くしたが現在のものは音の劣化も少なくお勧めする。」と云った内容のことをおっしゃられてれています。
残念ながらアキュフェーズさんのデジタルグライコでシステムを構築するとスピーカーとグライコだけで150万とハイエンドオーディオの価格帯になり庶民には高根の花ですが、楽器屋さんが扱うプロ用のグライコなら現実的な価格で一度は試してみたいアイテムと考えています。
レコーディング側で無加工の音源などほとんど存在しないことを考えると、再生側でも必要最低限の調整は必須ではないかと思います。オーディオ販売店では機械を次々に入れ替えてもらわないと商売にならないので、色々理由を付けて機械の入れ替えを勧めますが、部屋やスピーカー自体に原因があるのならいくらアンプ等を替えても根本的な解決にはならないはずです。最近つくづく思うのですが雑誌や販売店の情報は鵜のみにせず、自分の聴いた音で判断すべきだと。若いころは雑誌の情報に踊らされて今考えると滑稽なことを色々やった思い出があります。今ではYouTube 等でたくさんの情報が氾濫していますが、アクセスを増やさんがためと思える物も散見されます。音工房Zさんの試聴会では売り込みはほとんどありません。ブログの内容もデータを公表し自社に不利なデータでもきちんと公開してくれます。
今年のstereo ムック本は「オンキヨー製10㎝フルレンジ・スピーカーユニット OM-OF101」ですね、19日から発売されますが今年も開発されますか。変わったデザインの新技術のユニットですので、箱も何か新しいアイデアが盛り込まれることを期待しています。
自作の楽しさを満喫しました。音はこれからが楽しみです。
長年愛用したQUADのESL63proがついに絶命した後10年近く音から遠ざかっていました。発注していたキットが2021年6月末に到着、組み立てはすぐにできましたが、下地調整と塗装に時間をかけたため8月上旬になってやっと音出しにこぎ着けました。サラ・ヴォーンの口が小さくなって音像低位がはっきりしたことが驚きでした。エージングでこれから先が楽しみです。動画も利用した懇切な製作塗装手引きに感謝です。一つだけ反省を追加、塗装は明るいところでやりましょう。刷毛の毛1本落ちたことに気がつかず塗装を続けてしまいました。これも自作記念と思って大切にしたいと思います。塗装については、有機溶媒を使いたくなかったので、水性サンディングシーラーとアサヒペン高耐久2液ウレタンニスつや消しクリヤを使いました。
バックロードホーンとしてはとても高い完成です。
【Z1000-FE168SSHP】
私もバックロードホーンを製作したり、他の方の作品を聞いていますが、ダクト付きのバックロードホーンの威力をあらためて認識しました。バックロードホーンにありがちな洞窟音のような制動の効かないボーボー音は皆無で、音をのびやかに細かい表現を発揮し、全体域に渡りシャープな再生音は、メーカーの高価なマルチウェイシステムには絶対に無い、躍動感あふれる生々しい本来の音楽を表現していました。Fostex FE168SS-HPのユニットの魅力を極めて高度に引き出していることが良くわかりました。Fostexのユニットの進化ぶりもよくわかるものでした。かつてのFostexオーバーダンピングユニットは耳に突き刺さるような不快な高調波歪があり敬遠していましたが、その様なマイナス要素もほとんど解消されていることも認識できました。少し残念なのはコロナ下で限られた時間内での試聴であったことでした。
まあいいと思います。
【Z1000-FE168SSHP】
Z1000-FE168SSHP聴かせていただきました。スーパーツィーター付きで。
TOTOのAfricaは、自宅でよく聴いているせいか感動のような驚きはなかったのですが、まあいいんじゃないのといった感想でした。
マルチウエイ化した場合も聴かせていただきました。気のせいかもしれませんが、音がきめ細かくなって聴きやすくなった感じがしました。
ベートーヴェンの交響曲3番も聴き、奥行きがあっていいなと思いました。
キット販売されたら購入したいと考えております。
ありがとうございました。
マルチウエイ化
デスクトップPC用に
パソコンで動画やyouturbeをメインに聞いています。
モニターの両脇に置いてあるのが、Z1-Livornoになります。
オスモオイルでクリア仕上げにしてあります。
2枚目が4段積みにしてある機材です。
下のROLAND SRA-1200 アンプ以外は自作になります。
3段目がES9038Pro DACで2段目がAK4495 DACになります。
1段目がぺるけ氏のトランジスタ式ミニワッター Part5です。
音に関しては皆さんのように評価できるほどの耳を持っていないのでわかりませ。
箱の組み立ては分かり易い説明書とダボのお陰で板がずれるこよなく簡単に組み立てられました。
迫力満点のBHBSと感じたがもう少し聴いてみたい
【Z1000-FE168SSHP】
Z1000-FE168SSHP+T90A-SE
2階の視聴室に入った時CD再生中であり、一瞬すごい音がするスピーカーと感じた。その後いろいろな音楽を聴くとちょっと低温が出過ぎでは感じ出した。T90A-SEが高温域で頑張っているためか中音域が思ったほど前に出てこないように感じた。これは音量のせいかもしれないが長時間聴いていると疲れてくるのである。もう一つ音源はCDであったがLPを聴いてみたとも思った。今回の視聴会は自分の持っているZ800-FW168HR+Z505-Trebto+Z501との比較であったが全体のバランスでZ800が良いと感じた。もっとも30分強の視聴時間であったので評価には時間が短いのでもう少し聴いてみたい。そのためには完成品はちょっと高いのでキットを購入するしかない。Z505を作った時大きさ、重さで苦労したが、今回のZ1000はZ500以上の30kg超の重さと聞き躊躇しているところである。