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小口径とは思えない良質の重低音
【Z506-Livornosub】
Z1-Livorno単体でもバランスのとれた生々しい音がしました。
ホテルカリフォルニア (イーグルス)冒頭のギター音は目の前に浮かび上がるし、火の鳥(ストラビンスキー)イントロダクションの重低音も雰囲気が出ていました。これだけ聞いていると 不足はありませんでした。
ところがZ506Livornosubを追加して聞いたところ、十分に伸びたローエンドに伴う「圧」のような空気感が生まれることに驚きました。
これはパイレーツオブカリビアン(サントラ)のオーケストラの臨場感を低域から支えていて、体に感じる迫力を堪能できました。
一方、Z1-Livornoの代わりにZ-Modenaと組み合わせるとやや低音域の重なりが余分に聞こえる印象でした。
以上はサブウーファーアンプ方式での感想ですが、ハイローコンバーター方式ではやや音が濁る印象です。せっかく再現性の高い低音を聞きくことができるのですから、迷わずサブウーファー方式にしたいです。なお、ディジタルフィルター方式の音は聞いていないのですが、将来の拡張性(マルチアンプ駆動など)も含めてこれも期待が大きいです。
一つ気になった点は、同席者が困るくらいの大音量で聞こうとすると、やや歪みっぽくなるところです。
今後はZ800−F168HRと組み合わせる20cm×2発のサブウーファーも開発予定で大音量に対応可能とのことでした。
今から楽しみです。
ネアカサウンド
Z600-alpair7R,Z700-FE88Solに引き続き約5年ぶりに製作。FE88Solのエージングが進み、今では私のリファレンス機として使用しています。開発経緯を読ませていただき今回も自信作と確信し、購入しました。また突板仕上げの材質を何にするか、迷いの末、カリン杢目に決定、素人ながらまあまあ綺麗に仕上がりました。
一聴すると高域に特長があり、明るい感じがしましたが、繊細で散乱、音場感もいいです。バイオリンのピチカート、ピアノのアタック音、その余韻も生々しい。
ロイヘインズのドラムのパワフル、ライブ感も素晴らしかった。
使いこなしレポートに記載されているように、ある程度音量を上げることでバランスが良くなりますね。
試聴してからまだ3週間程度ですが、今後エージングが進むことで真価を発揮するでしょう。
追伸
Bergamo用のサランネット(製作用)は発売しないのでしょうか。
機材 アキュフェーズ E-470 パイオニア PD-70AE
ソース THE ROY HAYNES TORIO VERVE 314 543 534-2
Alone/Hey Rim Jeon 赤坂工芸音研 AKL-025
Bach Partitas for solo/Florin Paul TACET S10
CARMEN-FANTASIE/MUTTER UCCG-51074
Palma Habanera/SAYAKA Blueingreen ZQBG1002
フルレンジにしてはいいのではないでしょうか
ピアノ(バイオリン)・ソナタやボーカル・ソロなど単一楽器演奏専用機として買ってみました。K2やTD725SWmk2やT500A MkⅢとともに使い分けながら使用しております。
素人の私の視聴レヴューでも見たい方が多くいらっしゃれば詳しく書きます。すいません、忙しいもので…。
小音量でのリニアリティがあります
20年ぶりのスピーカー自作です。フォステクスの限定ユニットということで大変興味があり、初めて音工房のキットを購入しワトコオイルオイルで完成品に近づけるよう組み上げました。まだ慣らしも終わっていないはずですが、夜中小音量で聴くリニアリティに優れています。アンプはヤマハのAVアンプですが、オーディオはピュアダイレクト2chで、その他は7.1chのメインスピーカーとしても使っていますが、違和感もなく良い感じです。高域の伸びが若干足りない気がしたので、慣らしも終わらないままスーパーツイーターZ501を追加、今後の状況でコンデンサー容量を変えてみます。
したしみやすく肩ひじ張らずゆったり聴けるサウンド
おもにジャズを主体にたまにクラシックも聴いています。ラックスマンの真空管アンプとCDプレーヤー、と御社のスーパーツイーターとセットで聞いています。月日が経つごとに音に落ち着きが出てきています。もう一段欲しい音もありますがコストパフォーマンスは秀逸だと思います。
常識を超える低音の量感と全体の解像力に少し驚く
製作にはボンドの定着を含め丸々1週間かかりました。塗装はしていません。セカンドハウスとしているマンションの一室の短辺方向に設置する予定。AV用のメインSPにしてクラシックBlu-ray/DVDを視聴します。(STR-DH590,UBP-X700)概ね良好だが、曲目(CD鑑賞時に多いが)により低音がボンボンすることがあるのが玉にキズ。近くセンターSP(DALI-SPE VOKAL)及びリアSP(Z601+Z-Modena MK2)を御社の音響ポール二段重ねの上に設置して5.1CHを構築する予定。どんな音が出るか楽しみです。
大変参考になりました。
今後も読み直して最良の状態でリスニングできるようにしていきたいと思います。
お金をかけないでいい音が聞ける方法が山盛りでした。
ありがとうございました。
でかくて重くてはきはきした音
これまで音工房Zさんのスピーカーキットを3台組んできて全てかっちりできていたので油断があったのかもしれませんが、Z702-Bergamoには手古摺りました。バフルの一辺に隙間ができてしまい、慌てて大山さんに問い合わせてパテ埋めを教えていただき、更にその上に添え木を圧着してなんとか組み上げました。またついでにZ1000に近づけるようバフルをサンダーで削りました。
何度もひっくり返して作業したので、第一印象は「でかくて重い」です。メインスピーカーのB3TB(トールボーイ)の隣にセットしてみても、試聴会で現物を間近で見ていたにもかかわらず「こんなに大きかったっけ?」と思うほどの存在感。Z1-Livornoがかわいく見えます。
さっそく音出ししてみると低音は出ていますが高音がきつく中音域がスカスカで「あれ?」という感じ。音工房さんで聴いた印象と違うので(配線も変えているし)慣らしが足りないのだろうかと数日大音量で鳴らし続けて、ようやくエッジとケーブルが馴染んだのかきつく感じた高域も落ち着きバランスの取れた音が出るようになりました。まだまだ変わるかもしれませんが現状の感想としては、「定位が良く響きは少な目で明快な音がする。余韻と低音の沈み込みは(B3TBに比べると)少ない。良くも悪くもダイレクトでストレートなのでボリュームは上げすぎない方がいい」です。
音源は主にROONでGUSTARD X-26proからNmode X-PM9に繋いで聴いています。マーカスミラーのベースのキレも管楽器の伸びも良い感じです。
元々のZ702-Bergamoの購入目的が音場型で響きと艶のB3TBと違う音が欲しかったからなので大当たりではありますが、セレクターで切り替えながら聞いているとスピーカーでこんなに音が違うんだと驚くほどです。もう場所がないのでこれ以上は増やさないつもりではありますが、また画期的な商品を期待しています。
自由に料理してください
【Z700W-OMMF4MICA】
音工房Z大山さんとのお付き合いは Z701-OMMF4 以来ですので既に2年以上になります。その間ほとんどの試聴会にお邪魔させて頂き、新作は勿論レギュラー品もほぼ聴かせて頂きました。今回ユニットがOMMF4MICAとのことでとても興味がありました。
Z701-OMMF4 は音の良さに惚れ込み音工房Zで最初に購入したSPです。とはいってもそれ以外はZ702-Bergamoの2台しか購入していませんのであまり偉そうなことは言えませんが、自分ではFANのつもりです。
さて、今回は私のお気に入りOMMF4の後継機とのことで期待は大きくコイズミ無線さんで、ONTOMOムック箱(ダブルバスレフ3L)とフィディリティム中島さんのMICRO_NC4(シングルバスレフ1,5L)は短時間ですが試聴しました。OMMF4MICAはOMMF4に比べ20%コーン紙が軽いそうですが、音が明るく元気な感じでした。約倍の容積とダブルバスレフの効果か音はONTOMOムック箱の方がよかったです。(中島さんごめんなさい。)
OMMF4にも感じたのですがこのユニットは成りに似合わず力持ちで大きめの箱に入れた時の方が本領を発揮すると感じます。シングルで10L、ダブルなら20Lぐらいはほしい気がします。前作のZ701-OMMF4 は20LーBHBSで低域が伸びた分スーパーツイーターが標準装備となるほどでした。因みにPC用に特化したZ600-OMMF4 (シングルバスレフ2,5L)は3Dサブウーファー前提のシステムでしたが、音量を上げると明らかに音に乱れを感じました。
結論から言うと音だけなら前作のZ701-OMMF4 をモディファイするのが簡単で確実です。しかし、昨今のロシア危機やウッドショックによる物価高騰で、ユニット自体も2千円の値上げ?前回でもトータル6万円でしたが今回は7万円になってしまいそうです。流石にこれではムックユニットには高すぎると私は心配しまいたが、大山さんは別の手を考案、キットユニット無しなら3万円を切ってきました。これは大歓迎なのですが、私は可能な限り2万円に近い金額を熱望していましたので今回のレビューは☆4つとさせて頂きました。音以外で-1となり大山さんには申し訳ありませんが、理由は最後に書きます。
さて、毎度のことですが前置きが長くなりましたので、本題の試聴会レビューに入りたいと思います。皆さんここをお読みの方はオフィシャルブログやメルマガは既にお読みだとは思いますが、もしまだの方は必ずお読みの上この先はお読みいただけると私の言わんとしていること、大山さんの開発趣旨がご理解できるのではと思います。
今回初めての試みとして試聴者のインタビューと云うのがありました。ポイントに弱い私は直ぐに手を挙げてしましました。今まで折角ペンネームで通していたのにバレバレになってしまいました。1分程度に纏めてとのことでしたので簡潔にとの思いがあり後で計ると40秒しかありませんでした。「音は普通でした・・・」というのが私です。あまりに短く皆さまにお伝えするには身がないのでこの辺も加味して私の感想を書きたいと思います。YouTubeである程度は分かりますが、実際の音はやはり違いがあります。
大山さんのYouTubeで試聴システムや試聴会の内容は公開されていますので詳しくはそちらをご覧ください。デモは一押しのOMMF4MICA/Modena(ユニットダブル)のみで、今回のデモソースはラテン系?が多かった気がしますが、私はその手のソースはほとんど聴かないので今一よくわかりませんでした。
試聴は私が最初でいつものソースを聴いてみました。まず感じたのは音場型と云うのはほとんど聴いたことが無く、どんな鳴り方をするのか興味津々でしたが意外と普通に感じました。特に違和感は感じませんでしたが、OMMF4MICAのみのシングルバスレフと比べると音に厚みがあり中低域がリッチで、定位は少し大きく感じますが広がり感は、通常の2chSPでは出せない雰囲気が感じられました。しかし、5.1chサラウンドなどに比べると自然な感じです。私の後に試聴された方のクラッシックのオーケストラ物などはとてもいい感じでした。
OMMF4MICA(シングルバスレフ)に切り替えると、広がり感はあまりなく音が細く感じられました。ただ、こちらの方がクリアーな音でピュアオーディオとしてはこちらがいいのかもしれません。ボーカル物やJAZZなどはシングルの方が自然に聴こえますが馬力?は明らかにダブルの方が上です。今回の箱は9Lだったと思いますが、ダブルで音量を上げても音の乱れはなくメインシステムとしても十分な素質はありそうです。
細かく見ていくとOMMF4MICAはOMMF4に比べハイ上がりとのことですが、確かにシングルバスレフではその傾向は強めに感じました。良く言えば明るめの音、悪く言えば煩い感じの音と云えなくもありません。ONTOMOムック箱では煩くは感じませんでしたので箱で対応可能なレベルと思います。ダブルの方では低域が伸びている分ハイ上がりな感じはしません。ただし、低域はあまり下の方までは出ていないようで、ソースによっては音に違和感がありました。これはシングルバスレフや銘柄違いのダブルユニットなどがが絡んでいると思われますが、サブウーファーを追加してあまり超低域を出さないなどの工夫で回避できると思います。また、低域を伸ばすと今度は高域に不満が出ると思います。ハイ上がりのユニットですので高域が不足している訳ではないのですが、広がり感がある反面定位が曖昧になりますので、高域を足すのではなく定位をハッキリさせるため、スパイス的にスーパーツイーターが有効なのではないか思えました。OMMF4MICAに音色が近くあまり出しゃばらないスーパーツイーターがあれば理想的です。以上が妄想を含めた私の感想です。
最後に☆4つの件を書きたいと思います。価格の点でー1の評価と云いましたが、これはこの商品が高いと云う意味ではありません。ロシア危機やウッドショックなど物価高騰のため全てのものが値上がりしています。残念ながら我々の収入はそれに比例はしていません。オーディオは残念ながらおじさん(おじいさん)専用の娯楽で女性特におばさんには理解されない趣味だと思います。この厳しい環境を乗り切るためには少しでもコストダウンするしかないと思います。大山さんもメルマガでMDFの汎用BOXの妄想を語られていますが、私はこのシステムをベースとしたAMAZONのMDFモデルを試聴会の席で大山さんに要望しました。あまり汎用性を持たせ過ぎるのも個性がなくなりますので、フロントはマークオーディオOMMF4(CHN40)系に決め打ち、リアはOMMF4(CHN40)系/Modena/ユニット無しの3択とすることでコストダウンと汎用性を両立できると思います。更に、追加の要望として配線ターミナルはトップからリアに移してほしいと思います。一度システムが決まれば配線をいじることはほとんどありませんし、デザイン的にも上にない方がスッキリしますしスーパーツイーターや物を置くのにも平らな方が使い易いと思います。
以上が今回の試聴会の感想と要望ですが、一つ気が付いたことがあります。今までの試聴会はほぼほぼ完成形のシステムがあり一押しの大山サウンドが提案されていました。しかい、今回は半完成の提案型のままのシステムで使い方はユーザー任せで自由に料理してくださいと云うように感じました。既にOMMF4やModenaをお持ちの方なら箱を買うだけで楽しめますし、そうでない方はとりあえず箱を押さえておいてユニットはゆっくり考えるなんてのも楽しい悩みではないでしょうか。今回キットと完成品ではべニアの材質が一部違いますが、構造は全く同じだそうですのでブラインドテストなら音の違いが分かるか私には自信がありません。ただ、完成品の塗装は高級家具職人さんによるものだそうで素人ではとても歯が立たないと思います。突板仕上げのZ1000-Bergamo完成品と比べても見劣りしないレベルですので予算がある方はこちらがお勧めです。しかし、この予算ならZ702-Bergamo(キット)も買える価格になります。Bergamoとも聞き比べましたがBergamoは更に上を行ってます。あまり惑わせるのは大山さんに申しわけないのでこの辺で終わりにします。
購入して良かったZ (おすすめ!!!)
スピーカー Z702-Bergamo
アンプ PMA-2000AE DENON ※最近ヤフオクで、現代のアンプはPNP NPN のトランジスタが使われてないとか‥ 疑似コンプリメンタルとか‥
生産性の犠牲ですな‥
パソコン安物で再生。
DAC S.M.S.L D400EX D/Aコンバーター Bluetooth DAC フラッグシップDAC「旭化成AK4499EX」x2搭載
音工房さんのスピーカーは三つ目かな‥
音響ボードも買って有るがセッティングしてない‥
知人宅によく聞きに行く事が多く
DACの性能の可能性にキズク。
最新ICとルビジウムのクロックで性能が凄く上がるとか‥
さて、
スピーカースタンドの使った感想は‥
やはり高さが凄く良い感じ
床からの離れ具合も良いのかな
広がり等が良くなった
そして何よりも聞く環境が凄くいいことで
音の広がり、定位、低音の感じが良いです。
スタンドは必要ですね絶対。
中にはジルコンサンドと鉛の板1.5Kgを入れてあります。
スパイクも購入しましたがこれから使う予定です。
スタンドですがスピーカー本体の下の地震対策のネジですが
ワッシャーを別のにしたのがいいのかな‥ゴムなのかな、
どんどん入ってく感じ。
鬼目ナットを入れる時もしっかりとまっすぐに入れる事‥ 注意かな
小さな六角レンチより大きめの使いやすいのが良いと思うな。
スタンドの足の長い部分は少し反り気味なのかなしっかりと圧着する事かな
ハンマー等で叩いてしっかり入れて、
クランプでしっかりと固定。
オーディオ切りがない‥
あっちをやるとこっちみたいな
バランスを取るのが難しい。
やっと形になってきたかんじです。
楽しい買い物ができました。
8月中旬キット到着、即日組み立て、その後猛暑日が続き外での作業が出来ず9月は休日毎に雨が降り、塗装作業が進みません。その間、木工塗装動画セミナーを何度も視聴 、艶なし塗装で塗装色はマホガニーに決め染色塗装、ウエスで拭きとりすると、結構な毛羽が立ちそれからまた、最初の素地調整を念入り行い、再度染色かなり濃く塗りました。サンディングシーラーで下塗り中塗り仕上げ塗りを行い特に支障なく10月初旬完成、予想以上の出来でした。
クラシック、ジャズを中心に毎日1、2時間聴いて楽しんでます。
Maranta PM4200
s.m.s.l SA-50
eleklt TU-8100
TEAC CD-P1850
PIONEER PL-1200
Fostex Fe103-Sol
Fostex FE203✖️2
小さな名機
【Z700W-OMMF4MICA】
私、2年ほど前よりZ工房さんのホームページを興味深く拝見しておりましたが
フルレンジ1発でそんなにいい音がするのか半信半疑でした。そこで試しに
今年の2月にZ600をアマゾンで購入して自分の耳で確かめることに致しました。
結果は目からウロコで想像をはるかに超える魅力的な音に私のスピーカーの
固定観念は崩れ去り、完全にノックアウト。
その後、今年の10月にZ703(キット)を制作し11月にZ502を取付けて完成
十分満足したので今年は試聴会に行くのはもうやめにしようと思っていましたが
前後にフルレンジ2発の装着モデル発表の試聴会のお誘いメールきたので
YouTubeでまず試聴した結果、かなりいい低音が出ている様子なので実際に
確かめたくなり参加いたしました。
当日、視聴室入ると頭にスピーカー接続端子が付いた奇妙な実験器具のようなZ700W-OMMF4MICAが2台置いてあり、№1はOM-MF4-MICA(前面)取付と
Z-Modena(背面)取付の2発の仕様。
№2はOM-MF4-MICA(前面)取付の1発の仕様
音の印象は№1はOM-MF4-MICA(前面)の元気で溌溂とした中域と
良く伸びた高音、そして後ろのZ-Modena(背面)から出る量感たっぷりの低音。
№2は中音、高音寄りで低音不足。結果№1の勝ち
OM-MF4-MICAはマークオーディオの製品らしい中高音の解像と
高音のキラキラ感が気持ち良く、少しハイ上がりな音ですがFostexのようなキンキンした感じが上手に抑えられています。もちろん10㎝のような量感は今一ですが
そこはZ-Modena(背面)がスピード感のある低音で良くカバーしており
音場が広く元気な音のスピーカーです。
試しにクラシックのオーケストラを聞きましたがこのサイズのスピーカーでは
聞いたことない音の広がりと量感を表現していました。
その後、カーペンターズを聴いてみました。自分の中ではカレンの歌声はフルレンジ1発ではあの優しいしっとりと感じが出せず、いつもZ1-Livornoに劣る印象でした。今回も僅差で及ばない気がしましたが今までで一番心地良い音でした。
私の勘ですがこの2発の音場型スピーカーは音が混ざって少しボケて柔らかい音質に変化するのかもしれません。
フォープレイも聞きましたが、ベースはスピード感のある十分な低音で、ピアノもはっきり前に出てくるいい音でした。Z1000Bergamoの小型版のような感じです。
個人的な印象ですがこのスピーカーは小型ブックシェルフでは難しい音場の広さや
音の量感を十分に表現できる個性的で魅力的なスピーカーです。
また他のスピーカーに交換すれば音の変化が楽しめるユニークなスピーカーだと思います。手軽な小さな名機の誕生です。期間限定商品ではもったいない。
最後に手前味噌になりますがZ703の写真を添付いたします。
満足です。(口径8cmでこんなに低音が出るなんて驚き!)
1.組立
各部材の寸法精度がかなり良いので、そんなに気を使わなくても短時間で問題なく組立できました。
2.塗装
仕上がりが良くなく、失敗です。初心者には難しい。経験が必要。
3.音出し
3.1 機材
アンプ ビクター EX-AR3
音源 Youtube(スマホ)
3.2 試聴の感想
a. 仲道郁代 「ショパンバラード1番」
ホールの響きが聞こえてくる。
b. Mischa Maisky 「バッハ無伴奏チェロ組曲1番」
目の前で弾いているような低音の響き。
c. ロレンツォ・ギエルミ 「バッハトッカータとフーガ」
パイプオルガンの最低音とは言わないが、100Hzくらいは十分聴こえてくる。
d. Beegie Adair Trio 「Autumn Leaves」
解像度良し。ジャズバーで聴いているような。。。バーボンが飲みたくなった。
コスパは最高。素人の感想です。
フュージョン系ニアフィールドスピーカー
【Z700W-OMMF4MICA】
Z700W-OMMF4MICA(Wスピーカー、シングルスピーカー)、Z1-Livornoキットの比較試聴会です。「音場感」というワードに惹かれて参加させていただきました。
当初、ソースがフラメンコやフュージョンばかりで、その際はZ700W-OMMF4MICAのWスピーカーの効果覿面。確かに鮮鋭さではシングルだけれど、音の豊潤さの違いは歴然。有無を言わさずWに軍配。一方、Z1-Livornoと比べると大口径の差か、Livornoの余裕感が如実に現れた。Livornoはホールで、Z700W-OMMF4MICAはコンパクトなライブハウスで、といった鳴りの違いが顕著だった。私が持参したソースはチェロのソロとオーケストラだったが、チェロは広がり感では劣るもののLivornoのもたつきの方が目立つ結果に。そしてオーケストラは物足りなさが。
総評としては、「コンサートホールのような壮大な音場空間」ではなく「ライブハウス感」であり、クラシックよりフュージョン、といった印象。私が過度に「音場」を期待しただけに「?!」でしたが、気軽に元気な音を楽しめるし、スピーカーの増減や前後入れ替えなど、楽しみに事欠かないセットだなという印象です。
素人の僕でもわかりやすい文章で助かりました
レポートを参考に作ってみようと思います。
ありがとうございます。
Z700W-OMMF4MICA 前後にユニットを配置した音の広がりは面白い
【Z700W-OMMF4MICA】
前後から音が出るという面白いシステムに興味を持ち、12/17の試聴会(13時~)に参加しました。
試聴会では前側にOMMF4MICAが、背面にZ-Modenaのユニットが完成品版に装着されたものと、背面を塞いで前面にOMMF4MICAが付いたキット版の比較ができました。
OMMF4MICAのキャラクターが高域強めで元気のいい、明るくキレのいい音なので好みはここで決まります。私は好きな音です。
前面だけのOMMF4MICAシングルではそのキャラクターが際立ち、音像の定位もよく、6cmユニット1発とは思えない低音を聴かせてくれますが、背面にZ-Modenaを追加した方を聴くとしっかり低音が出るので1発の方は少しもの足りなく感じます。
では肝心の前後配置でどういう聴こえ方だったか。
定位をあまり気にしない音源ではふわーっと広がる感じの音場が魅力的で、前1発に切り替えると寂しく感じます。
しかしふわーっと広がる音場は臨場感のあるものではなく、効果音的な感じで音像定位は1発シングルより後退します。
この効果音的というのは昔流行ったDSPでコンサートホールの雰囲気を出すような感じです。
「臨場感」と言ったのは、後述するコンサートライブの音源で残響音がホールの端の方に消えていくような空間を感じるとか、本当に目の前で歌っていると感じるようなリアリティを含めてのことで、そういう臨場感を感じるスピーカーや音源は多くありません。
一つ懸念しているのは背面から出る音は背面の環境(壁との距離や置いてある物など)の影響が大きく出て、設置環境次第で変わるのではないかということ。
背面ユニットの効果を自在に調整できれば定位感や音場感を好きなようにできるので、背面ユニットの音量を調整できるアッテネーターかあるいは物理的な減衰器があればいいなと思ってしまいました。
或いは背面はスコーカーの低域カット程度の時定数で、中高域だけでもいいかもしれません。
持ち込んだCDとその印象は以下です。
——————————————
1.鬼太鼓座の「三国幻想曲」
これは試聴会で毎回使用しますが、大太鼓の鳴り方で低音の質をみます。
悪くない、けどやはり6cmユニットなので腹に来るほどではありません。
2.玉置浩二 2015年旭川コンサートライブの「しあわせのランプ」
このCDは我が家のFE103をダブルバスレフで作ったスピーカーではギターの弦をはじく音やボーカルが極めて生々しく、残響音はホールの隅に消えていくような空間を感じる優れた録音です。
残念ながらそういう臨場感は前後にユニットを配置した方で感じることはなく、前面だけの方でもあまり感じませんでした。
或いはOMMF4MICAユニットが原因かもしれませんが、このCDの音質の良さを全く感じなかったのが気になります。
ちなみに我が家ではZ-1でもこのCDの録音の良さを表現できています。
3.聴きなれた女性ボーカル、カーペンターズのNow and Thenからマスカレード
ユニット(OMMF4MICA)のキャラクターがわかります。
キレのいい元気な音、残念ながらふくよかさや声の色気は表現してくれません。
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以上はあくまで私の印象です。
ひょっとしたらJazzなどは得意なスピーカーかもと後になって思いましたが、今回Jazzの音源は試していません。
Z700W-OMMF4-MICAは演奏者から聴きえる音に近いかも…
【Z700W-OMMF4MICA】
12月17日の13時の試聴会に参加させて戴きました。
当日のスピーカーは1番に完成品の後ろにModenaをつけたもの、2番にキットの後ろに蓋をつけたものがセットされていました(当然ながら前側はMICAがデフォルトですが…)
音工房さんが準備されていた音源では非常に反応の良い点が理解することができました。
しかしながら音源の編成が多い訳では無いので音色の基準になる自分の知っている音が探れないのでハイあがりを強く感じる事は無く、2番の後ろ蓋のほうが少し弱い程度で、1番が良さそうだなといった感想でのスタートとなりました。
各自持ち込み音源を鑑賞する時間帯となり、他の方の音源でカーペンターズを聴かせて頂きました。
当時まさにオンタイムで散々聴いていた名盤ですから耳がしっかり覚えております。
その記憶と比較しますと定位的には2番なのですがかなりハイ上がりでカレンの胸声アルトには聴こえませんでした。
1番はかなり良いのですが定位的には少し?が頭の中に巡ってしまいました。
自分の持ち込み音源の際には2番のスピーカーをBergamoのキットに替えて貰いました。
1つ目はボブミンツァーのビッグバンドでDMPレーベルの前に東芝EMIで出したThe Horn Man Bandの
「I Hear A Rhapsody」で鑑賞しました。
こちらの曲はDMPのステレオマイク1本撮りでは無いですが1番スピーカーは見事な再現をしてくれました。
自宅のZ701-OMMF4でも良い再現をしていましたが、それよりも良い場面も感じられました。
感じとしてはDMPレーベルの宙吊り1本マイクを取り巻いたホーンセクションの音源を散々聴いていますので、その回り込んだ音にも近い感じですがそんなに回り込んではいなくて…中で一緒に演奏している感じも少し致しました。
途中で2番スピーカーに換えましたがボリュームを2目盛上げて聴かせていただきました…今回のスピーカーの能率の良さも比較してわかりました。2番も良かったですがビッグバンドを愉しむにはレスポンス、楽器の分離性で今回のMICAかなりおすすめだと思いました。
2つ目はゲイリースマリアンのバリトンサックスのコンボによるライブ「Cindy’s Tune」で鑑賞しました。
各楽器の音色を確認する為でしたが全く不安がございませんでした。
音工房さんの開発ブログを見る前に当方でも7.5リッターのバスレフ箱にMICAを入れたりZ701-OMMF4に入れたり下半分にMICAを入れたり試してみましたが、MICAは能率が良い点とハイ上がりなので、入れ換えを繰り返すと元気の良い点が気になってしまい金属のOMMF4がかわいそうになってきました。当時金属のOMMF4は凄いと思いましたが…。自宅にてMICAのハイあがりを解消するには至らず、Z701-OMMF4の下半分にMICAを入れてコンデンサーを色々試しています。
ビッグバンドを愉しめるものを探していましたので強く購入に向けて傾いております。
今回のキット購入にむけて当方の現実的な利用法ですが…フロントは当然MICAで、リアは余分にある金属のOMMF4にてスタートすることになると思います。バーチのサブバッフルか3Dプリンターによるサブバッフルが市販されていますが本体に鬼目ナットでModenaの穴をあけておいてサブバッフルの穴を45度ずらせば穴位置1ミリ差を回避できるものと考えております。
ゆくゆくはModenaも買って愉しむ予定でありますので鬼目ナット問題と穴差1ミリ問題は重要と考えております。
この度はZ700W-OMMF4-MICA完成おめでとうございます。
初めての2ウェイスピーカーです
Z800-FW168HR組み立て記
組み立て
仕事の合間に組み立てたので、組み立てに1か月かかってしまいましたが、やっと完成しました。
精巧なパーツと木工用クランプにより、すんなり組み立てることができました。
木工用クランプで締め上げるとボックス中央部の締め付けが甘く若干隙間があるので中央付近に10cmx5cmのコピー用紙6枚を挟み、中央部を押し付けて隙間ゼロにしました。
はみ出したボンドは直ちに濡れ雑巾で拭き取りました。
音出し
音出しの慣らし運転をして2週間が過ぎました。
いろいろなジャンルの曲を聴いています。
我が家の従来の2アンプ3スピーカーシステムとは異なるサウンドです。部屋も14畳間ではなく6畳間に設置したので音が変わるのは想定の範囲です。
14畳間では曲目によっては低音や超高音に物足りなさを感じますが、6畳間のイージーリスニング用なのでこれで十分です。
6畳間ではSTAXのコンデンサーヘッドホンを常用していますが、これからはZ800の出番が増えるでしょう。
この2ウェイスピーカーはバイワイヤリングなので、バイアンプで2つのスピーカーを鳴らすことにチャレンジしたいと考えています。
2022年12月15日
使ってみて "あゝ、びっくりした" の連発!
Z103を2枚購入し、音がどう変わるか早く知りたくて、塗装後回しで先ずはフロアータイプのJBL s4700の後に左右1枚を後の壁と平行に並べて音を聴いてみた。
そしたら、何としたことか出てきた音が2~3割大きな音で、慌ててボリュームつまみで調整し、その後音色がどう変わったのか聞き入ってしばらく席に張り付いてしまった。
私の一番気にしていた低音の出方が一気に倍位に膨れ、メリハリが明確になった。
明確に違う音が…いとも簡単に!
Z103/Bタイプを購入し、Aタイプに続き2度目の購入だったが開梱してびっくり。
何に驚いたか?
木の色が随分白かった!
木の材質はパイン材であったた。ちゃんと商品欄にも書かれていた。しかしクリアーでも少し沈んだ色合いになるだろうからまあいいや、と次に進むことに。
やがてタイプA同様にオスモカラーウッドワックス エキストラクリアーで塗ってみた。
キレイに簡単に仕上がった。が、色合いが随分白い!!
次回購入時は少し色が付いている塗料にしようと決めていた。
そしてしばらくして、今度は再度チャレンジしてみようと追加でBタイプを再購入した。
今度こそと意気込んで着色オイルを購入した。
今回はワトコオイルのミディアムウォルナットに決めた。
最初に裏面及び周囲木口より塗り始めた。速やかに簡単に塗れて色合いもグッド、内心これでよし!とほくそ笑んだ。しかし歓びはここまでであった。
その後、表の乱反射面を細めの刷毛で丁寧に塗り始めたが中央近くになれば溝が段々深くなり、凹面は難なく塗れるが溝の側面は簡単には行かず、結果として何回も刷毛でなぞることになった。
こうして何とか出来上がった。2枚目は少し時間的に短く、3~4枚目はかなりスピーディーに塗れたのはよかった。
4枚とも仕上がって立てて並べてガックリ肩を落とした!
なんだ この出来映えは?
裏面の色合いの倍位の濃さになってしまっていた。又塗りムラや色ムラで滅茶苦茶!
今考えると乱反射面は機械でくり抜いてある関係か溝の面が粗く、その分しみ込みが深いため色が濃くなってしまった。予想外の出来事であった。
まあこれも勉強の内だ、と諦め、又チャンスがあれば一層目はクリアを塗り2層目にこのミディアムウォルナットで試してみようと誓を立てた。