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落ち着いた音 チェロの音が好きです
無伴奏チェロ組曲ヨーヨーマ版、カザルス版。1980年頃のタンノイアーデン2の上に設置。ヤマハのAクラス動作で、近所迷惑にならない時間帯には同時に鳴らしています。両者の音質が似ているように思います。もう少し、前に出てくる音かと思っていました。
ボリューム感あるが、締まった低音
Z702-Bergamo
ツィーター:FOSTEX T96A コンデンサー solen 0.8uF
AMP:FOSTEX AP20d
CD MARANTZ CM6200
DAC FX-AUDIO FX04J
塗装:漆風仕上げ:紫
聴き初めは低音の締まりが足りなかったと感じました。 エージングしていくうちに徐々に締まった低音。 それにくわえて、ボリューム感ある響きが残る低音の残響音が心地いい。 ライブ感のある音になりました。
今回は、内部に制振対策をあまりしないで木の響きを活かす方向にしたのが良かったようです。 高音域もハイハットのチャキチャキ音も好きな音になりました。 しばらくはこのセッティングで楽しみたいと思います。
以 上
音場に広がりが出ました
20年ぶりくらいにスピーカー製作を復活し、FOSTEXの限定ユニットを使った音工房のキットZ703-FE108SSHPを完成させましたが、小音量でも質の良い低音が出るのに対し、少し高音域の物足りなさを感じました。そこでZ501を追加。低域からのつながりも良くなり、2chで聞いている時の音場の広がりが良くなりました。また7.1chでもより包まれ感が出ています。
音源は全てApple musicのロスレス/ハイレゾロスレスへ移行し、ハイレゾを聴く際にはMacからUSB DDC経由で、気軽に聴く際はAir playでヤマハのAVアンプに繋いで聞いていますが、特に空間オーディオは良い感じです。
Z501自体は非常に明るい色だったのですが、スピーカー本体との一体感を考えてワトコオイルで着色しました。元々加工されているので、なかなかオイルは染み込みませんが、何度か繰り返して、少し番手の高いヤスリで擦り込んで良い感じに仕上がっています。
ブックシェルフサイズのフラッグシップ機
これまで、音工房Zさんの商品はZ1-Livorno、Z701-modena、Z700-FE108Solなどキット品を中心に入手してきました。自宅では生涯のアガリスピーカーとして30cmの3ウェイ機をメインで使っておりますが、音工房Zさんの試聴会に参加させて頂き、フルレンジならではのシャープな音像など、良さを十分に理解しておりましたが、あくまでサブ機として使用しておりました。今回、自宅とは別に試聴ルームを設けることになり、そこで使用するスピーカーは別に決まっていたのです。これまで同様、Z702-Bergamoの試聴会でいつも持ち込む音源を聴いたときに「コレだ」と思ったのです。音工房Zさんのこれまでのフラッグシップはフロア型というかトールボーイ型というか、音的には十分満足していましたが、スペースファクター的に導入できずにいましたので、ブックシェルフサイズでフラッグシップモデルの音が得られるモデルが出れば良いのにと考えていました。Z702-Bergamoの試聴会で出音とサイズが理想通りだった訳です。前述の新設する試聴ルームは広さ的に狭いのですが、このブックシェルフサイズでこの出音ならメインスピーカーとして使えると。ただし、白を基調として部屋でしたので、組み立て後の塗装もDIYで白く塗ったのですが、思い描く仕上がりにならず、プロの家具職人に杢目を生かした白で半艶クリア仕上げにしてもらいました。10cmとは思えない十分な低域と過剰過ぎない高域、クセの無いボーカル再生の中域で聴き疲れせず、長時間も試聴可能な理想的スピーカーで、メインスピーカーとして必要十分なモデルだと思います。セッティング的には高さ70cmのスピーカースタンドに真鍮製のアンカーピンを使用しています。使用機材はナカミチのシステム70をベースにDRAGONシリーズで運用しています。
最高!!
どんなソースも ベリーグッド
試してガッテン、納得!
使用機器はラックスマンM-7、C-7、CDプレーヤーマランツSA8001、他に3~4個の機器あり。
Z103の使い心地についてコメントさせていただきます。
元々スピーカーの後ろは壁でしたが数年前よりその壁にじゅうたんに近いカーペット状の素材を貼り付けておりました。
そして今、スピーカーとそのカーペット状の素材とスピーカーとの間にZ103をAタイプ1本、Bタイプ2本、左右それぞれに置いて鳴らしています。Z103の置き方が固まるまでは何回も移動を試みました。そして現在の形に落ち着きました。写真をご参考にしてください。
Z103を置くまでに較べれば低音を体で感じる度合いがウント強くなりました。
とにかく私は低音大好き人間ですからこのZ103を置いたことで豊かな低音に変化したことに感激し、音工房Z社に感謝しております。
バックロードくささがなくいいです。
まず機材はtriodeさんから借り物のネットワークストリーマーrs250、アンプはサンスイaua907moslimitedとtriode trz-300wを併用しています。部屋は5,5畳の洋間プレハブ工法の部屋です。
音工房zさんでは、modena、z700 – FW168v2.5,z700 108sol z501,など購入、拝聴させていただいております。
バックロードについてもバッキー等組み立て経験もあり、まあサンデーマニアくらいかな~と思っております。
早速拝聴した感想です。
ある程度の音量になると響き方などクセが音量にかぶさって私のバカ耳ではバックロードのスピーカーの区別ができなくなるので、小音量でのBGM程度の音量の評価とさせていただきます。
まずバックロードくささがない方で高速ドラムの響きが聞き取りやすく、modenaで感じた悪く言えば大雑把感がなく音が高級になったように思えました。もしかしたら中音の音圧があるからかもしれませんが、中低域の音量がしっかり聞き取りやすくなってますね。しかもちょっと音量上げてもいいと思えました。もうちょっと大きな部屋で鳴らしてみたいです!
アンプも長岡氏の影響でサンスイを使っていますがtriode の真空管アンプでジャズを鳴らすと相性がいいのか少し大雑把感がありダンピングファクターがないので当たり前ですが、長時間聞き疲れしない感じです。私には最高の組み合わせです。
音の評価では小音量でしか区別できませんが、
総合的に私の中ではこれまでのバックロードの中でNo1です。楽曲を何を選んでも低音の伸びを意識せずにスピード感、鮮度がありいわゆるオールラウンド型のバックロードスピーカーですね。
これが1桁台の価格で手に入るとは価格破壊ですね。これからも期待しています。がんばってください。
フルレンジスピーカーの高音質化に必需品
昔からフルレンジスピーカーの自然な音が好みで数年前から音工房さんのZ501を追加して楽しんでいました。近年ジャズを聴くことが多くなり評判を聞きアメリカのオーディオニルバーナのsuper8という20センチフルレンジユニットを昨年入手しましたがこのSUPER8は能率が97dbと高すぎてコンデンサーを変更してもZ501ではトウィーターの効果は得られませんでしたのでやむなくZ502を購入した次第です。1週間経過してみてZ502がフルレンジの良さを損ねることなく楽器やボーカルが自然で滑らかに感じられるようになり満足しています。かわいらしいZ501と比べサイズも重量もはるかに大型で視覚的にも安定感があります。なお使用している主な機器はアンプがSONY製の TA-A1ES. USB/DACが TEAC製の UD-505 +CG-10M.オーディオサーバーが IO DATA製の SOUNDGENIC RAHF S2HGなどです。
想像を絶する音がいとも簡単に出てくるスピーカー!
まず、Z1-Livornoの組み立ては塗装を別にすれば難なく簡単にできました。
サイズが扱いやすい小型の箱のイメージですからとても楽でした。
塗装は各種の方法を動画付きでとても参考にはなるのですが、いざ自分が挑戦心で進めてみても上手く塗れたなあ、と自分自身で納得できるものは一度も経験がありません。
塗装は私にとっては簡単ではありません。
動画を見ていますと簡単にきれいに仕上がる期待感が生まれますが、もっともっと経験を積んでからにしよう、と先延ばしばかりです。
従いまして塗装に関しましては参考になるお話ができませんので申し訳ありません。
Z1-Livornoを組み立てて何らかの塗装も終えて、いざ最初のドキドキする音出しですが、ショッキングというか、エージングゼロの音らしくありません。これが第一印象です。
高音のキンキン感やザラザラ感も無く、全体的にふわっとした大変まとまり感のある素晴らしい音が出てきました。
そして毎度のことながらCDを次から次へと変えては試聴を繰り返して、そして気がついた点は、低音がボンボン響くことでした。
このボンボン響く音が気になり、早速Z社の大山代表にメールで問い合わせたところこのボンボンと鳴る音はこのスピーカーの特性のようで、エージングを進めるうちに気にならなくなるよ、と返事を頂戴し安堵した次第です。
このZ1-Livornoは大ヒットしたとのお話通り簡単に説明できるものではありませんが、現在エージングは200時間ほど経過しております。
そして気になっていたボンボンは無くなり穏やかな、まろやかな、しっとりした、品格を感じさせる柔らかい音に成長しました。
およそこんな小さな箱から出てくる音とは思えない豊かな鳴りっぷりで、堂々としています。
音楽もジャンルを問わず何でもこなします。
例えば、カラヤンの1985年の音源でウイーンフィルの新世界第一楽章は最初から終わりまで一気に聴くことに呑まれました。
特にティンパニの音が眼前に迫ってくる鳴りっぷりは正に驚愕でした。
軽いJazzではビル・エブァンスの1961年の音源のWaltz For Debbyは古さを全く感じさせず、生々しいライブ感に包まれます。
昭和の歌謡曲やJ-POPもどの歌手も堂々と目の前で歌ってくれます。
実は今、最近発売されたLivornosubを左右に設置し、只今エージング中です。
轟く低音が加わりそうで楽しみです。
Z506-Livornosub 恐るべし!
5日間の製作期間を経て、2日間エージングを済ませ、本日より本格的に音出しした。
総括として、音の重心位置が下がり全体の音場感が増し、普段使いとして使用頻度が上がるシステムとなった。
製作段階で、補強板の挿入において4枚中の3枚でがハンマーでの打ち込みが必要であり、クリアランスをもう少し緩めても良いのではと思われる点が唯一の要改善点で、その他はダボ穴の精度バッチリで、安心して組立できた。 塗装はワトコのナチュラルオイル仕上げのみにした。
設置は、サブウーハ箱は附属の円盤状インシュレータとネジで床面設置し、Z1-Livornoはサブウーハ箱天板の上にスペーサなしで置いている。
駆動アンプシステムは次の通りである。
金田式DCパワーアンプを2式自作し、サブウーハ用のチャンネルフィルターを入れて一つの筐体に収納した2way専用アンプを準備した。電源は現在はAC電源、将来はリチウムポリマー電池に入替予定。
チャンネルフィルターは単純なRCによる-6dBカーブも検討したが、市販品に良い物があるとの情報で、今回は
NFJ社の製品(22Hz-240Hz可変ローパスフィルタ基板)を採用した。
Z1-Livornoは、従来でもバランスの良い2Way スピーカであったが、今回それに低音域が加わることで再生音全体の量も質も向上し、安心して聴けるスピーカシステムに変貌した この重心が下がった安定感抜群の音を一度聞いてしまうと、元には戻れなくなる。 また設置状態で13センチウーハーが縦に3段並んだ姿もまた美しいと
感じている。 サブウーハ側はフィルターを240Hzに固定して使用している。また、サブウーハ側とメイン側のアンプのボリューム位置は9時:10時位が最適と思われるが、今後少しずつ調整で追い込んでいくことになると思う。
メインスピーカシステムは、TADの38㎝ウーハー+1インチホーン+Fostexのホーンツィータによる3wayで
床を振るわす重低音と立ち上がり鋭い突き抜ける中高音が特徴である。
今回のサブウーハシステムは、スケール感は一回り小さくなるものの、音の重心がしっかりした安定感ある音場を再現でき、普段使いのシステムとして使用頻度が増すと思われる。 出来の良いサブウーハを追加すると、ここまでの音場改善が図られるのだと本当に実感した次第である。 「Z506-Livornosub」恐るべし! である。
今後、フィルター値やゲイン比などを替えて、よりリアルな音場再現に調整していく予定である。
ツァラトゥストラが語った!
「ツァラトゥストラはかく語りき」のイントロ部の通奏低音がしっかりとした「呟き」になりました!
これまでZ-1-LivornoSを愛聴していますが、「ツァラトゥストラ・・・」やオルガン曲などを聴くときは「ターンベリーLE85」に切り替えていました。それでも輪郭にモヤモヤ感を感じていました。
Z506-Livornosubですっきりした「呟き」に!!!
小生の機材は、大山様お勧めの「ベリンガーのデジタルデバイダーDCX2496を使った」もので、ソースは、ドゥダメル指揮ベルリンフィル(2013録音)を、PCからDNP-2500経由で再生しています。今はストレスなく音に浸っています。
ありがとうございました。
桑田佳祐が立ち現れてくる感覚が新鮮❣
z800-FW168に502をセット
「いつも何処かで」桑田佳祐 z800単独ではどこかモノマネの桑田佳祐の感じがして【彼の声質がそうさせるのかモヤッとした感じ】たものが生まれ変わって現れた。他のボーカル曲アデルなどでも感じられた。
すごい 愛聴のCDをSACDで聞いたときのよう
28年前新品でDIATONEの2S-305入手 恐らく最後期の生産ロットでFOSTEXのGS90Aを加えてaccuphaseのA60 C2810 POWER CABLEはESOTERICのMEXELLと贅をたくしこれ以上の音は無いと思い込んでおりました 貴HPをみて本当にそんなにいいのかなー 失礼ですが疑っておりました 良くてびっくり 当品につなげ変えたことを内緒にしていたのを隣室で効いた妻に今までより音が良くなったけどどうかしたのと聞かれました 従来酒飲んでよって聞いていましたがこれだけの音を酔って聞くのは失礼に当たると思いシラフで聞き直しております とにかく凄い 2月14日当品到着したのが因縁めいていますが最高のVALENTINE PRESENT でした
驚きました!
キットが納品となり、片チャンネル1日ずつかけて、2日間で組み上げました。オプションのクランプは必須ですね。隙間なく組み上げるのには、結構、力がかかります。
サブウーファーを追加したら、音に奥行きが出て、驚くほど変わりました。音が細くて、寂しかったのですが、追加により、素晴しく重厚感も出て、大満足です。
アンプは、マランツのNR1200を使い、プリ出力からウーファーアンプを経由して接続しました。スピーカーAとBに、Z1とZ800を繋いでいるので、AとBの切り替えて、ウーファーを共有できるので、聴き比べもできます。
兎に角、感動ものです。
ただ、ウーファー用のアンプのスイッチを操作しなければならないのは、面倒ですが。
大満足の定位感
Apple Mac Mini上のミュージックにある音楽をDAC(オントモのラックスマン製 ヘッドフォンアンプ付 USB-DAC LXU-OT2)を通して、2023 Nobsound New NS-01G Pro (パワーアンプ bluetooth 5.0 100W アンプ スピーカー HiFi オーディオ 電源付き)に繋ぎ、Z700W-OMMF4MICA(OM-MF4-MICAを前後に配置)から出力しています。
6cmのスピーカーなのに、4000円程度のアンプなのに、低音も高音も想像以上によく鳴ります。何よりも驚いたのは、カーペンターズのオンリーイエスタディを聴いた時です。カレンが叩くドラムセットのドラム一つ一つの位置が10cm刻みでわかるように圧倒的な定位感をもって聴こえました。私自身はオーディオの素人ですが、PCオーディオとして、大満足です。今後エージングが進んで、音がどう変わっていくか楽しみです。
Z1000-Bergamoの出来が秀悦でした
【たくさん聞ける試聴会】
前々から気になってましたが聴けてなかったZ1-Livorno&Z506-Livornosubを聴きに試聴会で参加いたしました。
今回は大山様からの説明もなくそのまま各自の持ち寄った音源を試聴するタイプのものでした。
サブウーハーを追加といってもセンターに大きなウーハーをモノラルで設置するのでなくメインスピーカーの下に置いてまるでトールボーイスピーカーカーのような位置で置かれていたので違和感はありませんでした。
音色もカットしている周波数がかなり低域でスロープも極端に落とされていたので重低音が追加されるというよりも余韻がふくよかになるイメージでした。
実は私の実家が50センチ近いウーハーをセンターに置くシステムを組んでいて昔からその音を聴いて低音が遅れてくる感じがどうしてもなじめなかったのでそのようなことにならなかったことにほっとしてました。
ただメインスピーカーが出来が良くバランスが良いためサブウーハーを別途フィルターとアンプを用意してまで追加するメリットを感じるまでの効果は感じられませんでした。
Z1-Livornoのウーハー部分が2連になったら面白そうだなとは思いましたが。
その後Z800-FW168HRSとZ1000-BergamoにZ502スーパーツイーターを追加して試聴しましたがどちらもスーパーツイーターがないほうがバランスが良く感じました。特にZ-Bergamoの音色はとても私好みの素晴らしい音色でした。
スーパーツイーターを追加するのであればZ501のほうがバランスが取れるかもしれません。
Z1-LivornoとZ800-FW168HRSやスーパーツイーターのZ501はは所有しているのですがおかげでZ1000-Bergamoの所有欲が出てしまいました。笑
大山様と知り合ってもう10年以上になりますがその頃と変わらない情熱をスピーカーに傾けている姿勢に関心しながら試聴会を後にしました。
帰りにZ505-TrentoSが入口に鎮座しているのを見て今更ながらにZ800-FW168HRSとセットで聴きたくなりました。
次回機会があれば試聴をお願いしようと思います。
文句なしのハイコストパフォーマンス
Z702-Bergamo レビュー
2021年3月末に転居。そのおかげで、約30年ぶりに個室で音楽を聴けるようになりました。ただ、転居費用が予定より嵩み、オーディオにかけられる予算が減少。そこでスピーカーの自作を試みようと、以前からメルマガを拝読していた音工房ZさんのModena V.5を制作。想像以上のその音に、驚きと喜びを感じておりました。そして、昨年10月新製品の試聴会に参加。Bergamoキットの音質とコスパに驚愕。オーダーをした次第です。仕事の関係で1月中旬の配達をお願いしました。1月17日荷物が到着。休みであった、23日作成した次第です。
制作時、前回使用したクランプが長さが不足し、フロントパネルは63kgの私が20分ほど座っておりました。それを除けば、正確な採寸とダボのおかげでスムーズに出来上がりました。水性ニスで塗装して、少しでも早く乾かすため、浴室の衣類乾燥を利用。スピーカーの取り付け配線を済ませて、約12時間で音出しまでこぎつけました。乾燥不足、エージング不足のため、最初の音出しは高音がメタリック感じました。日に日に良くなっています。
完成して、まず感じたのはデカイ。試聴会で見ていたはずなのに、実際組み上げてみると、幅はM odenaの倍ほどに感じます。
さて、制作から10日、音出し20時間ほどのレビューです。バスレフダクトのカットはせずに入れてあります。少しボリュームを抑えての試聴を開始。そうすると、音はある程度エージングが進みききやすくなりましたが、ハイ上がり。低音不足に感じます。Modenaと比較すると、低域はModenaの方が出ています。ただ、聴感上の能率が異なり、同じボリュームで聴くと、中高域の情報量に差がありました。試聴会ではもっと低音が出ていたはずと、少しずつボリュームアップ。すると日常的ボリュームを超えたあたりから、俄然低域の質と量が変化。明らかにModenaのそれを上回りました。Modenaもサイズを考えれば十分な低域の響きですが、無理に頑張ってる印象になりました。また、オーケストラの再生音も、比較すると自然でスケールも大きなものです。
制作から25日目、バスレフダクトを外して長さをカット。低音の量感が増加。全体に重心が下がった感があります。引き締まった低音でブーミー感はありません。弦楽四重奏曲で、チェロが巨大にならないのも好感です。
ソースで使い分け
お気に入りのヘッドホンと同じ音が飛び出してきます。
☆4つですが、エージング途中なので評価はもっと上がるかもしれません。
以下、エッジを貼り直してエージング中のオンキョー・D-500との比較になります。
オーケストラはD-500が好みですが、ピアノはZ702の方が響きがよく○。ピアノ協奏曲、悩みます。
ボーカルはZ702の方が良いです。ロック、ギターも良いですね。
聴き比べるとD-500は中域が凹んでいるのが分かりました。切り替えて聴くのが楽しい。
30年以上前に揃えた機器の蘇生(アンプ:ボリューム交換、リレー磨き、CD:分解修理等)に始まり、Z702の完成まで更に1ヶ月。休日の楽しい仕事を与えられた気分です。ありがとうございました。
機材:パイオニア・A-717、デンオン・DCD-1600等
ソース:ベルリンフィル・モーツアルト交響曲29&39、アルゲリッチ・バッハBWV826&807、リッピントンズ・Moonlighting、ビートルズ・アビーロード(LP)等