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レビュー商品一覧

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他では出会ない驚愕の音、音工房Zさんの代表作ではないでしょうか

Rated 5.0 out of 5
2023年7月25日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

7月21日の試聴会に参加させていただきました。

このZ1000-FE108Solはユニット再販のおかげで7年ぶりに復活したものです。

2016年8月6日、FE108Solという限定版のユニットで30Hzまで出せるBHBS式スピーカーを開発され、試聴会が催されて参加しています。

当時の記録(私のブログ)では30Hzの音がどういう質のものかを疑いながら参加し、以下の記述をしていました。

——————————————

「一応、30Hzは出てますよ」的なものではないかと、少々疑いながら参加したのだが、見事に部屋の空気を床を揺らして、肌や尻で感じる低音が試聴室に鳴り響いた。

大太鼓は目の前で連打される緊張感を伝え、ホルンもブラスらしく響いた。

……これがたった10cmの小さなユニットだけで出している音なのか、市販のスピーカーしか聴いたことのない人なら誰しも疑うだろう。

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「驚愕の音」と題していました。

小さなフルレンジユニットの利点、点音源に近いため音像定位が優れていることやFEシリーズの軽い振動系で微細な音も漏らさず再生してリアリティの優れた音場を作り出してくれること。

加えてこのZ1000-FE108Solでは大型のスピーカーシステムでもなかなか出せない30Hzもの極低音をしっかり出せているので以来ずっと私の中で忘れることのできないスピーカーでした。

7年の月日を経て、またこの音に接することができるという期待とキット版ではどう違いがあるのか、興味深々で参加しました。

まずはデモ音源、低音の再生能力がよくわかるソースや中高音の質がわかりやすいボーカルなどが使われ、完成品版とキット版を聴かせていただきました。

低音の伸びや締り、バスドラムの爆裂的な腹に響く音は圧巻でした。

Z1000-FE108SolとZ700-FE108Sol、どちらも十分に低域が伸びていて遜色ないのですがZ700-FE108Solの方が迫力を感じます。

これは中低域がZ700の方が若干多めに出ているためのようです。

中高音は7年前には気になった若干の煩さを感じませんでした。

Z1000はZ700よりよく言えば繊細、少し線が細い音に感じます。

Z700の方がボーカルに力強さを感じます。

中高域でのZ1000とZ700の差は、ユニットのエージングが異なるためと説明されていましたが、FEシリーズはコーン紙が薄いためユニット背面の空気室の影響を強く受けます。

Z1000とZ700では空気室のサイズや奥行きが異なるため、或いは背面からの音の反射の影響ではないかと勘繰っています。

持参したソース、鬼太鼓座の「三国幻想曲」の大太鼓の迫力、や玉置浩二のChocolate cosmos の「マスカット」のボーカルの生々しさ、私にはZ700の方が魅力的に感じます。

低域から高域までのバランス、リアリティ、すべてにおいて私の好みはZ700でした。

同席された方の多くもZ700を高く評価されていて、この製品が一回限りの限定であることが残念でたまりません。

FOSTEXさんがこのユニットの継続販売をしていただければ音工房Zさんが定番商品としてくださるだろうと思いますが、叶わぬ夢でしょうか。

勝手ながら、このZ1000-FE108SolとZ700-FE108Solは音工房Zさんの代表作だと思っています。

他では出会えない傑作だと……。

さとう

癖が無く扱いやすいですね

Rated 4.0 out of 5
2023年7月25日

主に、軽音楽・映画・アニメを 自作パソコン→TEAC UD-301→Accuphase E-260 でドライブしております。SPは座卓の上に置くというニアフィールド状態なので皆様とは全然違うかもしれません。

(良い点)

・精密加工されていて全く修正加工の必要がありませんでした。

・価格は安すぎると思います。自分で買い集めたら材料代金だけで軽く超える。

・サイズが手ごろ。小さすぎず大きすぎず。

・今のところ音にノイズが無く、SPの位置が分からない程です。

・音に変な癖が無いので聞き疲れたりしません。

・サブウーファー(古いですが Pioneer S-W7)との繋がりが良く自然な感じです。

 今までは KEF XQ-10 だったのでサブウーファーが頑張りすぎて音源が3カ所になっていました。

(今一つな点)

・合板そのままなので、うっかり上に濡れたものを置くと大変。気長に塗装できる人向け。

・部品だけなので、自作の経験がある人向け。特に電気回路を弄った経験が無いと難しい。

・回路図等が無いので、SPユニットの説明書やサイトの写真を参考にする必要があります。

・単体では低域不足。16cm と言っても低域に特化した代物では無いので期待しない方が良い。

 我が家のメインシステム(JBL S4700)は殆ど奥方がテレビを観るのに独占しており、不満に

なっていた所です。当システムはサブウーファーと組み合わせれば扱いやすいので満足できる

製品です。

syuriken

キット版は完成版の下位バージョンではない

Rated 5.0 out of 5
2023年7月25日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

7月22日 Z700-FE108Sol/Z1000-FE108Solの試聴会に参加しました。試聴会はFe168SS-HP以来2回目の参加です。

歳のせいか左耳が悪くなり、オーディオを楽しめるのもあと十年しかないと思ったので欲しいものは買ってしまうことにし、アンプはフォステクスAP25ですが、CDプレーヤーをデノンDCD-2500NEからラックスマンD-07Xに替えたところ、CDの音もなかなか良いと思った次第。アンプも早い内に相応の物を買いたいところです。

件のFE108SolユニットはベアホーンのバックロードホーンキットASB1081(浅生昉氏の監修、現在はASB1081 –Mになったらしい)に取り付け、手を入れるためダボ仕様を利用して片方の側板を接着せず2㎜ほど開けて聴いていました。箱を完成したのはごく最近で、キット付属の吸音材と内部配線は貧弱なので入れ替えたところ音が全く別物になり、10㎝ユニットとは思えない力強い打撃音や優れた定位感などに驚きました。そこで、このユニットを音工房Zさんの箱でも聴いてみたいと思い試聴会に参加しました。

Z700-FE108Sol(以下キット版という)とZ1000-FE108Sol(以下完成版という)の違いは専ら低音だけとのことでしたので、持参するCDは半世紀前のオーディオショーの定番デモ曲「ツァラトゥストラはかく語りき」にしました。この曲はパイプオルガンの最低音で始まるから低音テストにはもってこいです。今聴いているのはベーム指揮のSACD(タワーレコード限定PROC-2044)ですが、ベアホーンの箱で聴くとデノンDCD-2500NEでは雑音に埋もれて何の音かわからないがD-07Xではかろうじてパイプオルガンらしく聞こえ、デノンとラックスマンの違いが一番わかったソースです。

試聴会は22日4時の部、私を含め3人の参加で、1時間の前半が音工房Zさんのデモ、後半に各人が持ち寄ったCDを聴きましたが私はクラシック、他の人がポップスとジャズだったので好都合でした。

前半のデモではキット版の方が低音の力を感じました。完成版の方が下まで伸びていそうですが、キット版はやや高い聞こえやすい周波数の音圧が完成版より強いのでしょうか。バッハのトッカータとフーガのパイプオルガンがキット版では低音がうなって聞こえました。この様な音のうなりは生の音にはないと思いますが電気楽器では聴いたことがあり、迫力感にもなりますから善し悪しは好みの問題でしょう。完成版は素直な低音が少し物足りない気もしました。

後半の参加者のCDでは、完成版の音は余裕感や艶のある感じでは優れているが歌声が伴奏から上手く分離しない、個々の楽器の音についても同様の傾向でした。キット版はややドライでやせた感じの音ですが声などの分離は優れていました。どちらが良いかはソースと好みの問題だと思いますが、私はキット版の方が好みでした。キット版に付けたFE108Solの使用時間が完成版より短いそうで、これが完成版よりドライでやせた感じがする原因だったのかもしれません。とにかくキット版は完成版の単なる劣化バージョンではないと思いました。どちらの箱もベアホーンより良さそうな気がしましたが、試聴環境が違いすぎるので比較するのは無理です。

さて、「ツァラトゥストラはかく語りき」冒頭のパイプオルガン最低音ですが、どちらの箱もまともな音が出ませんでした。使用したアンプの値段は我が家のAP25とは一桁以上違いましたから、原因はCDプレーヤーがデノン2500より格下の1650だったからだと思います。

TAKEDA

すっきりとした音、且つ迫力あり。

Rated 5.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

Z700-FE108Sol/Z1000-FE108試聴会 7月22日参加させて頂きました。

自宅では今回と同じFE108Solをスーパースワンに取付使用していますので、音の違いに興味深々参加しました。

(ちなみに2018年にヤフオクで未使用品を2本57,000円で落札してます、2015年の販売価格は2本38,000円(税別)でした。)

スーパースワンですと、中低音に所謂ぼんつきがありますが、Z700-FE108Sol/Z1000-FE108両方ともぼんつきは感じず、非常にすっきりした音でした。すっきりした音は迫力に欠ける事が多いのですが、そんなことは全くなく低域も十分に出ていました。

用意して頂いたデモ音源は低域が多く含まれ、パイプオルガン、バスドラム等迫力十分。また低域に関してスーパースワンより、収束反応が速く次の音と被らなく感じ、低域の部分でもすっきり感がありました。

Z700-FE108Sol/Z1000-FE108の比較では、Z1000-FE108のユニットは発売時から使用で鳴らしこみ十分、Z700-FE108Solのユニットはデッドストック品使用で鳴らしこみ不足の違いがありますと前もって説明がありました。

曲の途中で瞬時にスピーカーを切り替えながら聞けば、箱の容量も違うので当然かもしれませんが、低域感にZ1000-FE108に軍配が上がり、高域もエージングのためか?Z1000-FE108に軍配が上がります。

しかしながら、Z700-FE108Solでも十分以上に楽しめました、コストパフォーマンスは最高に良いので購入するか大いに悩んでいます。

ひでちえ

高い分解能

Rated 4.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

音工房Z様には初めて訪問させていただきました。

最初に、用意されたデモ音源を聞かせていただきましたが、一聴して、

・空間の分離が良い(拡がり、高さもさることながら、奥行きが良く出ることに驚きました)

・音数が多い

・弾力のある低音

が好印象で、ボーカルからオーケストラまで様々な音源を楽しく聴くことができました。

 上記はどちらのスピーカーも同様に備えている印象ですが、Z1000の方は高域がより滑らかというか、メーカー製スピーカーに近い印象、Z700は比べると中低域が少し多めに出ているように感じました。聞いた順番やユニットのエージングの違いもあるかもしれませんが、私としては、Rawな感じのZ700がより好みでした。

 自宅ではスーパースワン(FE108ESⅡ)を使用しています。部屋の違いもあるかもしれませんが、今回視聴させていただいて、空間の分離、音数の多さなどの違いに、少しショックを受けました(笑)、自分なりに工夫を続けたいと思います。

 今回は素晴らしい音を聞かせていただき、いい勉強になりました。音工房Z様の益々のご発展をお祈りしております。どうもありがとうございました。

S.Y.

10センチ一発とは思えない迫力

Rated 5.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

7/22のZ1000-FE108Sol / Z700-FE108の試聴会に参加させていただきありがとうございました。

私は数年前にバックロードホーンに興味を抱いて自作したことがありますが、なかなか期待したような音は出ずバックロードホーンとはこんなものかと諦めていたところです。

FE-108Solに関しては名機である云々の話は以前から聞いておりましたが、今回限定再生産されることになり音工房zさんからエンクロージャーキットの販売もされるとのお知らせをいただきすぐに購入を決めました。前にZ601-OMOF101を組み立てておりとても気に入っておりますので迷いはありませんでした。

Z1000、Z700両方とも10センチ一発とは思えない迫力のある表現力に驚きました。

私がバックロードホーンに抱いていた音とはかなり違った印象です。低音の量感は十分で尚且つ中高音域もバランスよく出ていると感じました。

私は渡辺貞夫カルテットのCDを持参して聴かせていただきましたが、それぞれの楽器の特徴もよく表現されていたと思います。ただ、ボーカルの音源をもっと聴いてみたかったです。

Z1000は完成品でエイジングも進んでいるとのこと、Z700よりマイルドで奥行きのある音を感じました。ボックスの奥行きが700より大きいのでそれによる違いもあるのではないかということでした。私的にはZ700のクリアな音が心地よく思えました。エイジングが進むとどうなるか楽しみです。商品の到着を心待ちしております。

櫻井

「噂」通りのZ1000-FE108sol/Z700-FE108sol

Rated 5.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

7月23日、15時からZ1000ーFE108sol/Z700-FE108solの視聴会に、音工房仲間の友人と行ってきました。

音工房さんも絶賛する「噂」の108solがどんなものか?

高音が綺麗との話でしたので、女性ボーカルのマライヤキャリーのCD他、最後は私のお気に入りのカリビアン オブ パイレーツを聴いてみました。

率直な感想を書きます。

明らかにZ1000の圧勝と思いました。

音工房さんの話では、Z1000はかなり鳴らし込んでいて、Z700は、今回新品状態でマウントしたので「エージングが未完了」との事です。

Z1000

とにかく音が綺麗です。

透き通っています。

さすが音工房さんで、低音も相当出ております。

音の広がり感が凄く有ります。

とにかく心地好いです

いつまでもいつまでも聴き続けていたいです。

108SSHPのような、独特な癖はない。

「噂」通りの透き通った音質に「凄い」の一言でした。

Z700

優しい音です。

良いか悪いか、少しハスキー感(良く言えば音に太さがある)が有ります。

若干音のこもり感を感じました。

エージング次第でどう変わるのかと言う状態です。

総評

108solは「噂」通りでした。そして、音工房Zさん、裏切りませんでした。

ユニットは既に予約済みですが、私は、やはり、Z700を買うつもりです。

理由は、一つ目としてZ1000を購入しても、結果として、エージングが完了するまで、視聴会で聴いたZ700に近い状態だとおもうこと。また、逆に言えばキットのZ700は、エージングが完了すれば、視聴会で聴いたZ1000に近い音になると思うからです。

音工房Zさんが、研究の結果、仕上げた商品ですから、間違いないでしょう。

もう一つの理由は、キットを作る楽しみがあること。

そして、何といっても6万円台で買えることに、最大の魅力を感じます。

ユニットと合わせて、10万円少しで、この音を聴いたら、他は聴けないです。

最後に、Z1000とZ700の容積が何故違うのかを伺いました。金額に差があるので、差別化のためかと質問したところ、Z1000をそのままキットにした場合、素人では組み立てが難しいため、Z1000と遜色ない状態で、素人でも組み立てやすいZ700を仕上げたとの事です。

そんなことまで、配慮してくださる音工房様に感激です。

Z1000-FE108sol/Z700-FE108sol、「噂」通りの本物でした。

金田富喜次

素晴らしい。満足度高い。

Rated 4.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

一言レビュー:どんなものが最高と言えるかわからないので、とりあえず今の自分にとっては満足、と言う意味で四つ星にしました。

自作の経験が少ない私にとって10センチのスピーカー(以下SP)がこんなに鳴るの!?という驚きの体験だった。量感・迫力があり、音もよくほぐれていたと思う。私には専門的知識も無く、澄んだ中高音が好き(といってもサッチモや森進一のダミ声が嫌いなわけではなく、要は拡声器を通さない感じの音が好き)、低音はベースやドラムのアタックの瞬間に空気がふわっと広がる感じが好きといった個人的な好みがあるだけである。

そんな基準から敢えて今回の二機種(FE108sol1000型と700型)をレビューすると中高音は1000の方が強調感がなく私にとって自然な音に聞こえた。一方、700の方は高域から低域までストレスなく音が噴き出る感じで、これも快感だった。事実、今回の参加者さんからは700の中低音を評価する声が多かったように思う。

私は700は箱が良く鳴っているのかもと思い、代表者さんに箱の強度の違いを質問すると、板の厚みも材質も変わらないが、1000のSPは長期間鳴らしているのに対し700のSPは最近装着したばかりで音に硬さが残っているとのこと。その点と箱の容量・中の構造などで違いが生じているものと想像した。

実は私には手持ちで未使用の10センチフルレンジのSPがあり、それをゆったり鳴らす箱を探す目的で当社製品の試聴会に参加した。残念ながら手持ちSPと今回の二機種は不適合のようだが、今回の二機種も大変気に入った。前述の通り現在の音では1000が好みだが、価格・手作りの楽しみ、そして鳴らし込みによるSPの成長を考えると700の選択も大いにあり得る。何本も箱を置くスペースも無いし、ここは大いに悩みどころだ。

最後になりましたが大変貴重な経験の機会を頂きありがとうございました。又、的外れかも知れない素人の勝手な感想お許しください。

YS

FE108sol

Rated 5.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

今回初めて試聴会参加させて頂きました。

ほぼホームオーディオは素人同然なので、直感に頼ってZ700とZ1000を聴き分けさせて頂きました。

意外とZ700でも大きさのハンデに関わらず量感と良い意味でドライさに気に入りました。

早速先程注文致しました。

自分で組み立てられるか自信無いですが、頑張ろうと思います。

機会がありましたら、また参加させて頂ければと思います。

有難う御座いました。

ukbanzai

バランスよい10㎝フルレンジの傑作

Rated 4.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

2023年7月22日(土)

フォステックスFE108-SoLを聞くのは初めなのでどんな音なのか楽しみにしておりました

第一印象は低域から高域まで綺麗に繋がった癖の無い素直な音で特に中音域は素晴らしく音色は明るく透明感を感じさせる絶品でした。低音域はZ工房さん御得意の締りのある輪郭のはっきりしたフルレンジ独特の音色です。重低音の音圧はやや控えめの品の良い印象でした。

今回、意外だったのはキットのZ700と完成品のZ1000の音の違いでした。Z700はやや中音域が張り出して前にでてくる感じで元気がある若々しい印象で、Z1000は中音域は少し引っ込んだ感じで、その代わり高音域の細かい音のニュアンスまで表現する大人の音、そんな感じでした。確かにZ1000の方が箱の容積が少し大きいようです。それと中の構造も少し異なるそうです。このぐらいの違いは、使いこなしの段階でZ700なら後からスーパーツイーターを追加すれば良くなりそうだし、Z1000を乗りの良い音にしたければサブウーファーを追加して少し音量を上げれば変わりそうな気がします。

とにかく、どちらも完成度の高い名機と呼べるフルレンジスピーカーだと思います。

最後にフォステックスさんへお願いです。

今回FE108Solを聞いてみて、この製品はかなりの時間と手間をかけてじっくりチューニングされブラシュアップされたユニットだと感じられました。願わくばFE108Solを過去の名機にせず高級スタンダード商品として毎年少量販売したらどうでしょうか。またいつかFE108Solを超えるフルレンジを作ってフルレンジファンをびっくりさせて下さい。

ぐっさん

キット製品(Z700)の完成した場合の音が聴けた

Rated 3.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

ソースは持って行かなかった。私はオーデイオマニアではなく音楽愛好家(特にJazz)なので、スタジオにあるジャズアルバムから馴染みのあるものを選んで聞いてみれば充分と思っていました。ところがそんなチャンスは無かった!

今回が御社の試聴会は初参加だったのでルールを知りませんでした。

伊達民彦

FE108-SOLは確かに銘機でした!

Rated 5.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

今回の試聴会の1週間前にMJオーディオフェスティバル2023に行ってきました。私はFOSTEX限定ユニットFE108Solの音を聴いたことがありませので、FOSTEX推奨の箱でFOSTEX純正の音の試聴が目的です。ただ、MJフェスティバルを意識してか多少オーバーデモかなとも感じました。以前市販していたFE108-SOL用 バックロードキャビネット BK1082-SOL CLは並列2発で、スーパーツイーターはなし。アンプとCDはラックスマンのフラッグシップといったラインナップで反則技ではとも思える豪華版でした。なお、FE208SS-HPもFOSTEX推奨のバックロードキャビネットにスーパーツイーターはなんと、ホーンスーパーツィーター T500AMK3を0.22㎌のコンデンサーで100khzから降として繋ぐ殿様仕様も聴きましたので最後に番外編としてお知らせしたいと思います。

音工房Zの試聴会は2020年の秋以降できる限り参加していますので、過去のレビューも参考にしていただければ幸いです。今回試聴のユニットは前回の限定品のため中国製です。今回は国内製になったので何か良くなっているといいですね、また、完成品は当時のものなので十分エージングが済んでいるが、キットの方は組み立てたばかりでユニットはほぼ新品状態でまだまだ本調子ではない旨の説明がありました。

実際聴いてみると確かにキットの方はエッジやダンパーが馴染んでいない感じで音が硬め、低音の伸びが不足しており、一番気になったのは余分な音が付加されているように感じました。これは完成版との比較での印象ですので単品で聴いたらそれほど気にならないかもしれません。対して完成品は音がクリアーで柔らかな印象で臨場感が左右のみならず前後にも広く、それでいて定位もボヤけずとても聴きやすく感じました。ただ、高域だけはキットに比べ大人しいというか伸びが無く聴こえてしまいます。キットの方は余分な音が載った分高域が伸びたように感じたのかもしれません。実際ほとんどの曲で完成品の方が良く聴こえましたが、ポップスなど何曲かはキットの方が良かったです。試聴時間の前にスーパーツイーターをプラスした音も聴かせて頂きましたが、完成品も高域不足は感じませんでしたので、低域が極限まで伸びている音工房ZのBHBS(バックロードホーン)にスーパーツイーターは必須と考えた方が良いと思いました。

では、FOSTEX推奨箱と比べた感想はどうでしょうか、音工房Zの方が1発なのに低域は下まで伸び量感は圧倒的な迫力です。FOSTEXも普通のバックロードホーンとしては癖のない素直な方だと思いますが、コントロールされた低域の締まり具合は断然音工房Zの勝ちです。FOSTEXのバックロードホーンは長岡鉄男氏の音の再現を目指したものだと私は感じました。このシステムはオーケストラの生の音を再現することをメインに作られているのだと思います。元FOSTEX出身の評論家や長岡氏を崇めるビルダーの方の作品と通じるものを感じる音です。FOSTEXの営業さんもバックロードホーン好きの方にはたまらない嵌る音と言われていました。私は大山さんの音の方が好みなのでどうしても音工房Zの方の肩を持ってしまいます。

音工房Zの完成品とキットの音について私の感想を書きたいと思います。先に記しました通りキットは本調子とは言えないので、完成品の音を基準に書きます。トールボーイのバックロードホーン(桟を付けるとBHBS-Lタイプ)で、下の伸びは10㎝クラスではピカ一だと思います。量感もたっぷりでスーパーウーファーを必要と思われる方は少ないと思います。音質は透明感とツヤがあり癖のない上品な音です。FOSTEXのユニットの中では稀な繊細な音です。HP系は後継?限定モデルですが全く別物です。EΣは聴いたことがないので分かりませんが、このユニットならバスレフでもかなりいい音が出せそうです。私はこのユニットの美点はコーン紙の軽さ(Mms)、エッジ&ダンパーの追従性、大き過ぎないマグネットなどが絶妙のバランスで構成されていることだと思います。

キットの方もユニットのエージングが進めば完成品に近づくと思われますのでどちらも選らばれても後悔は無いと思います。ただ、最近のBergamoやFE108SS-HP用のBHBSと比べ、ベースはバックロードホーンですので、バックロードホーンの癖ははっきり感じられます。良く言えばBHBSとバックロードホーンでの良いとこどりですが、バックロードホーンからBHBSへの過渡期の作品ともいえます。長岡氏の音が好きな方なら無条件でお勧めです。

では、このスピーカーに弱点は無いのでしょうか。どんなスピーカも完璧なものは無いと思います。得意な曲ジャンルがあればそうでない曲も必ずあります。このユニットのスウィートスポットは広いですが音工房ZのBHBS用に作られているわけではありませんし、BHBS-Lには欠点もあります。それはバックロードホーンには避けられない低域から中低域にかけての音の遅れや過剰に上乗せされた場合の音で、所謂バックロードホーン臭い音が完全には消し切れていない点です。Bergamoなどはずっと短い音道ですので癖が出難く、ユニットも専用品ですので理想的な音に近づけ易いと思いますが、音道が長くユニットを弄れない状況ではこれ以上は無理と云うものでしょうか。Bergamo並みに音道を短くしたものを聴いてみたいです。大山さん7年の進歩を試してみてはいかがですか。

FE108-SOLは追加の限定販売が実施されました。今なら国内生産のFOSTEXのユニットが手に入ります。将来このような機会はもうないかもですね。

最後にFE208SS-HPの方についてお知らせします。FE108Solよりなぜか爆音デモ!、FE108Solとの違いを強調したかったのでしょうか? 高域が出にくいためか、コーンが重たいためか音はHPシリーズの中では一番癖がないのですが、逆にFE108SS-HPと比べると音が矢のように刺さるようなリアル感がなく、大きな塊となって迫ってくる感じでフルオケのクラッシックなどは最高ですが、ジャズやボーカル物、ロックなどは定位がボヤけバックロードホーンの癖が強く感じられました。わざとそのような音作りをしたのだと思いますが私には許容限度外でした。大山さんもFE108SS-HPやFE168SS-HPでもスーパーツィーター は必要と云われていましたが、20㎝ともなるとメーカーとしてもスーパーツィーター なしでは無理と気付いているのでしょう。バックロードホーンに拘らず良質な木でシンプルに大きめのシングルバスレフ+ホーンツイーターなんてのがいいかな、なんて妄想しますが10万円+ツイーター+エンクロージャーはカミさんの許可は無理ですね。

kochan

10cm1発では考えられない!

Rated 5.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

FE108Solの鋭い切れ味に、エンクロージャーのおかげで十分な重低音も加わり、この1台さえあれば十分・何の不満も感じませんでした。

せなんぼう

聞きしに勝る10㎝ユニット&箱

Rated 5.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

7月21日 Z700-FE108Sol/Z1000-FE108Solの試聴会に参加しました。試聴会はZ1-LivornoとZ702-Modena8(V6)の試聴会以来の3年ぶりです。2階の試聴会場の背面には全面に音響パネルが設置される等設備も充実されてました。またこの度は初めてお会いする大山社長直々の説明があり、そのお人柄に接することが出来たことも幸いでした。

今般の試聴会のユニット108Solですが、完成品には2016年発売されたユニットが、自作キットには再販ユニットであったため、同条件での比較が難しい状況でした。

大山社長よりご説明があった通りエイジングされた完成品Z1000からは高域の角が取れた音色で、奥行き、広がりが自作キットのZ700より顕著でした。これはユニットだけの違いからではなく、ユニットと箱が相まって奏でられるものではないでしょうか。そう認識できたのは、テスト音源最初のトッカータとフーガニ短調のパイプオルガンの重低音と残響音、それと2番目に持込再生された方が弦楽器の楽曲であったので、バックロードホーン十八番の鳴りっぷりで明確な違いが認識できたからです。

またZ700ではボーカル音域での華やかで躍動感のある音色はZ1000と違っていましたが、これは箱の要因なのか、ユニットの新旧が要因なのかは不明です。同伴の妻はZ1000の角が取れた中域から高域を評価してましたが、私はこの華やかで躍動感のあるクリアーな音色のZ700が気に入りました。

低音は遜色ありませんでした。しかしながら低音域でも広がりはZ1000が勝っていました。

どちらにしても、自宅のD-118では出ない音なので、Z700もエイジングが進めばZ1000に近づく音場が再生できることを期待して、7月末期限の箱は購入しておきます。

この度は貴重なお時間を賜りありがとうございました。

いつも夫婦随伴

長岡式バックロードホーンを越えた

Rated 4.0 out of 5
2023年7月24日

【Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

本日7月21日、Z1000-FE108Sol / Z700-FE108Sol を試聴させて頂きました。

長岡さんが生前、オーディオマニアではバックロードホーンが人気を博しておりました。ステレオ好きな友人・知人宅にお邪魔すると必ず長岡式バックロードホーンがありました。私も負けずに20cm2発のバックロードホーンを作り愛用しておりました。

時は流れて時代も変化する中あの人気があったバックロードホーンも今は影がない状態になっているように感じます。

今もバックロードホーンという名称を聞くと何故か良い音と認識してしまうのは、当時の情報が刷り込まれているからなのでしょうか?

40年という時が過ぎて長岡さんを師匠と仰いでいるこちらの試聴会に参加させて頂きました。

上記2台を聞いた感想は、リズムの抑揚で楽しむ楽曲は得意とせず、ボーカルやオーケストラの楽曲には向いている感じがしました。これは、40年前作ったバックロードホーンも同じ感じでしたので懐かしいと感じました。

では、視聴した2台の違いについての感想は、

①パイプオルガン、②オーケストラ、③アコースティック、ホテルカルフォルニア についてです

初めにZ700-FE108Sol は

① 流石に10cm とは思えない音の広がりがあり、特にベース部分の低音がこちらに迫ってくる音圧を感じました

② このような音源は得意なんだろうな、ずーっと出音に向き合っていたいと感じます

③ アコギの音は良いのだが、リズム隊の低い音がうるさく感じる、何故かというと低い音の高い部分の音が出まくって肝心の

 低い音が出ていない為ですね。これは人によってリズムが激しく鳴って迫力があると感じるので、この辺は楽器の生音を聞くと違いが分かります

Z1000-FE108Sol について

① 全体的に低い音から高い音まで平均的に鳴っている優等生的な音と感じました。これだったら楽曲最期の足ペダルの低い音に重低音を期待しましたが、それほどでもなくここはZ700に軍配が上がります

②こちらも優等生的な良い音なのだが、聞いていてつまらない感がします何故だろう

③アコギのギターもしっかりと再現されているようだけれども良く聞いていると演奏者がどの様に弾いているんだろうという表現力に欠ける、このスピーカーは優等生的と言ったのはこの事で出てくる音がまともであるがゆえに、言葉を変えていうと聴く側に対して上から目線の態度(ごめんなさい)の様に感じました。

Z1000-FE108Sol / Z700-FE108Sol の感想として

Z1000-FE108Sol  は完璧な優等生

Z700-FE108Sol 荒けづりの中で良いものは良い、悪いものは悪いと表現できるスピーカー

きよちゃん

追加レビュー、劇的に変わったと思います。

Rated 5.0 out of 5
2023年7月13日

アンプ デンオン PMA-2000AE ヤフオク

DAC  S.M.S.L D400EX

GUSTARD U18 DDC

外部クロック ヤフオク安いの

ノートPC

スピーカー  音工房Z  Z702-Bergamo ユニットの後ろにおもり装着してます。

           キット内部音道‥ウレタン塗装済み

SPスタンド   ※NFJ 特注仕様 Φ20×10mm アルミ削り出しインシュレーター

音響パネル

電源コンセント自作(知人フィルター入) 

基本再生方法はPCでデータを‥

スピーカーキットを購入後試行錯誤で

音を調整してきました‥

知人が徹底的に微調整工夫をし改良してるので

私もやりやすく‥

しかしなかなか上手くいかず悩む床でした‥

今回スタンドを知人宅で聞くと凄く良く‥

自宅に持ち帰りセッテイング‥

今回はスタンドとスピーカーの間にインシュレーター(3点置き)を

置いた事で一段と良くなりました。

これが凄く良くて音が聞きやすく成り

自然に‥

また音が浮いてる感じというか

音と音楽の表現が豊かになったこと‥

定位、奥行き、中高域低温の音の性能を出すことが出来る感じです。

これは実験をするしか無いですね‥

ちなみにスタンドはスパイクも使用してます、これも凄く音が代わります。

スタンドの中には鉛の棒一本と、ジルコンサンドを適量入れてます。

アンプやスピーカーで音は変わりますがセッチングの重要性が最近わかりました。

部屋とのマッチングや

例えばスピーカーの高さ、後ろの壁との距離‥

アンプ、スピーカーの本来の実力を出し切るためにも

セッテイング、使いこなしは必要‥勉強有るのみですね。

奥が深すぎと考えすぎると‥

ゆっくりぼちぼちですね‥

たむ。

小さなSPとは思えないほど良い音を聞かせてもらっています。

Rated 5.0 out of 5
2023年7月10日

音工房さんからZ701-Modenaと脚、ツイーターを同時購入しまして、ピアノブラックをめざして脚、Modena、ツイーターを全て同じ艶あり黒の塗装にしました。塗り重ねと研ぎでかなり労力と時間を使いましたが、ほぼ思い通りに仕上がりました。

このままでも低音部はかなり出ているのですが、パイオニアの車載用ウーファーを追加しまして部屋で聞けるようにしました。重厚感と中高音のメリハリがありとても満足しています。

工作大好き爺

万人の求める音の追求の結晶

Rated 5.0 out of 5
2023年7月2日

レポートを拝見させて頂きました。故長岡氏のバックロードホーンの魅力が蘇るようでした。氏の志を継承して趣味から研究起業されようですが頭が下がる思いです。また悪なき音の追求をローコストで提供する企業姿勢に感銘を受けました。

とかくこのハイエンドオーディオ業界は、利益性を優先するが故に音の追求の本質が欠けている中で正しい情報を得るのに大変苦労します。またオーディオの音の追求は、リスニング環境を含め『いい音の定義』が人それぞれで異なる所が難儀する所です。本レポートでもF特よりも環境が重要であることが指摘されておりますが全くその通りだと思います。また、経験則に基づく試行錯誤による商品開発は、説得性があるものだと感じました。特にBHの設計は、理論ではなく自分の耳と勘、経験値が支配しておりますので、おそらくその経験則から生み出されてきた御社の商品群も大変信頼がおけるものだと確信します。私もBHの持つ点音源、音場感を追求するローエンドユーザーとして今後も期待をしております。(所有Ref SP ;D-101S w/FE108Super,D-55 w/FE208Super)

Vacation_f

狭いアパートでも気兼ねなく聞ける

Rated 5.0 out of 5
2023年6月29日

勤族なので常にアパートの一室で隣に遠慮しながらオーディオを楽しんでいます。

今までZ601(V2)/Z-Modena-MK2のピアノがとても綺麗に鳴るのでかなり満足していました。より良くModenaを聞くためにボリュームを上げたいのが非常に悩みどころでした。今回、妻に頭を下げ1年分の小遣で買ってもらい、ようやく3年目の念願成就!! 塗装に手間取り音が出るまで2か月たちましたが塗装動画セミナーのおかげで艶消し塗装で大満足です。

さて、Z800-FW168HRの音出しですが・・・その前にエージングから始めようと思いとりあえず床に転がして試しにノートPCから音楽を鳴らしてみたところ・・・あれっ!!

鳴らしているのは確かに床に転がしたZ800-FW168HRのはず、でも奥の空間から聞こえる。しかもこんなに小さな音量なのに。エージングの時間がもったいなくそのまま聞き続けました。本気でレビューしたくなる程に心が躍りました。

この40年間、2~4万円前後のスピーカーを10種類ほど音工房zさんのも含めて作りました。でも、ピアノやギターが自然に聞こえる(木や硬い紙の感じが無い)スピーカーにようやく出会えた感じです。

日中の中音量はもちろんの事、ボリュームをかなり絞っても物足りなさは感じません。今も隣人に気にせずこんな時間まで音楽に酔いしれています。今日はもう一杯おかわりかな・・・

システム構成:

テレビは5.1chで、

【SONY】STR-DH590

【Z】Z800-FW168HR

  (フロントLR2台)

【Z】Z601(V2)+【Z】Z-Modena-MK2+【Z】スーパーツィーターキット

  (リアLR+センター3台)

【FOXTEX】FW305+75ℓバスレフ

  (ウーファー1台)

音楽を楽しむ時はZ800-FW168HRだけにしてPCからSpotifyをかけています。

Marusuke

低音がなかなかいい!

Rated 5.0 out of 5
2023年6月23日

Z702-Modena(Ver6)は音工房Zの2作目です。

1作目はZ601(V2)+Z-Modena Mk2を2020年7月に作り、JBL以上の音の解像度、8cmからとは思えない低音に驚かされました。

中華アンプでは実力が発揮されないのではとDENON RCD-M41 CD RECEIVERを購入。 

CDやパソコンから光ファイバー接続してネットのJAZZからK-POPまで楽しんでいます。

今回さらなる低音の質の向上を目指し、Z702-Modenaが(Ver5)から(Ver6)にUPグレードされたのを機にを購入しました。

制作のための道具、材料はすべてそろえたので組み立てに着手。タイトボンドで組み上げ、メッシュタイプのサンドペーパー#120と#400で磨き上げ、砥の粉で目止め。

仕上げサンディングをしてラッカーの黒つや消しを3回スプレー塗装、サンディングをして、仕上げに水性アクリルシリコン黒つや消しをスプレー塗装して仕上げました。

1作目と同様にパンチングネット([シャンディニー] スピーカー グリルカバー 2枚セット 174-03 ブラック 4インチ)をバランスのいい位置に偏心させてつけるためパンチングネットフレームを糸鋸でSPにあわせてカットし、強力両面テープで取り付けています。

SP切り替え装置で比較試聴しました。エージングが不完全なのでZ601に比べ、曇りがちな音質ですが低域はかなり低いところまで出ていてZ601が低音不足に感じるほどの第一印象でした。

色んな曲を比較試聴していくとてZ702の低音がぼんついて耳にこもって聞こえる感じがしてトーンコントロールでBASSを-6db下げると良い感じになってきました。

逆にZ601の低音を+6db上げるとこちらのほうが全体のバランスが良く、聞きやすく感じてきました。これが2年のエージング効果なのかもしれません。

このあとZ702は作業用別室にレイアウトしてiPadから中華アンプ(LEPYとFX-AUDIO YD-202J)をつなぎ試聴しました。

するとぼんついていた低音が引き締まり、切れが良く、明確でバランスのいい感じの音に変わりました。

改めてスピーカーのセッティングでこんなに音が変化することを再認識させられたことになりました。

これからエージングが進むとどんな音に変化していくのか楽しみです。

britzwing