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レビュー商品一覧

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Z703-FF125WKは調整出来る箇所が多いのでとことん楽しめそうです

Rated 5.0 out of 5
2025年4月14日

【Z703-FF125WK】

4月13日の16時のコマに参加させて頂きました。

D10を意識した製品という事で鳴りっぷりの良さを兎に角体験したいというのと、バーチ版を購入する前提でチエックをする事に専念致しました。

最初にブラインドテストを致しましたが、当方は6割Z703を選んだ形になりました。

特にクラシック系は聴いた事のあるものは(当時聴いた時の音が頭にしっかりありますので)それに近い方を選んでしまいましたので‥7割と言い直しても良いと思います。

バーチ版とMDF版との比較ではバーチ版の方がその録音時の空気感が出ている様に感じました。

MDF版は硬い感じというか無音に近い感じでは空気感が感じられないと言うか本当に雑味が聴こえてこない感じでした。

ジャズのコンボ演奏などならMDF版が良いと感ずる場合が多そうに感じました。

当方は主にビックバンドを聴くのでバーチ版の方が良いと感じましたがもうちょっとミッドが欲しい感じがしました。

途中で安達さんがMDF版の柵を1つ外して下さったので聴き直ししましたらバーチ版の方に表現が寄ってきましたので中低音域が増えたことがはっきりと理解出来ました。

ということは、バーチ版も柵を外すともっと自分の期待する音になるのではとの期待が出てきました。

当初はバーチ版のユニットの方がエイジング時間が多いのではと仮説を立ててみましたが、帰宅後に両方とも50時間以上のエイジングをしているように開発記録に書かれておりましたので別の理由があるのではないかと…。

D-10形態の場合は材料の比重の他に素材の表面のざらつきとかが大きく影響するのではとも思いました。

ここまでバーチとMDFでの差を感じたのははじめてでございます。

かつてBergamo試聴会時にバリトンサックスがきこえなくなったのですがこの商品は柵1枚でやや弱くても聴こえますので外してローエンドを下げないで聴き直しをしてみたいところです。

試聴会ではかなり低い周波数の入った音源があったので柵1枚のセツティングにしていたようですね。

勿論そこがこの製品の最大の魅力ですから…。

他にもキャンセルマグネットによる調整も出来るとの事で、これはバーチ版にサブバフルとキャンセルマグネットのオプションでとことん楽しんでみようかと強く感じました。

購入のポチッとは時間の問題ですね〜。

今回のZ703-FF125WK完成おめでとうございます。

ミックス犬マロンの耳

Z703-FF125WKの能率の高さに驚きました!

Rated 4.0 out of 5
2025年4月14日

【Z703-FF125WK】

新しいバックロードホーンスピーカーの視聴テストがあるというので参加しました。視聴用に持参したのは、毎度同じロンカーターのCD。ウッドベースの響きをテストできるので、音工房Zの視聴会はじめ、その他の視聴会には昔から使用しています。今回視聴して驚いたのは、明らかな能率の高さ。音の大きさはアンプで決まりますが、能率の高いスピーカー(50年前は皆このようなスピーカーでした)の音の出方は、ウッドベースの響きで分かります。JBLがジャズ向きと言われるゆえんかもしれませんが、今回視聴したスピーカーの音色は、JBLを凌いでました。ライブハウスのかぶりつきで聞くベースの音です。これは、能率の高いスピーカーでなければ味わえません。ただ、残念だったのは平原綾香の声が他のスピーカー同様にうまく再生できていなかった。ただ、B&Wのスピーカーより生声に近かったようなーー。

倉地育夫

【Z703-FF125WK Vs B&W-805 D3】

Rated 4.0 out of 5
2025年4月14日

【Z703-FF125WK】

4月13日の13時からの試聴会に参加いたしました。

Z703-FF125 Vs B&W-805 D3の比較でしたので非常に興味深い試聴会でした。ブラインドテストの私の結果は6対4でB&Wの勝利でした。あくまで私の私見です。音工房Zのファンから、あなたの耳と脳みそはブランド志向だとかBHBSの良さを理解していないとか批判を受けそうです。しかし6対4の結果はむしろ当然かと思います。相手は100万円越えのハイエンドSPで中古でも60万円以上の高値で取引されるSPです。正直ブラインドテストでも、どちらも甲乙つけがたい曲もありました。ホテルカリフォルニアは出だしのギターソロはB&Wが繊細で綺麗に聞こえ、続いて鳴る低音パーカッションはZ-703の方が張り出し感があり良いと感じました。 各自の持ち寄ったCDの曲の印象ですが、まずは私の曲ですが2001年宇宙の旅で有名なツアストラはかく語りきの序章は冒頭の30hz台の超低音はどちらもはっきり聞こえて遜色なく出ていました。後に続くファンファーレの金管楽器はZ-703の押出感は迫力があり良かった。ただし全体を通じてB&Wの繊細で綺麗な表現力は流石でした。ちなみに私の所有するZ-601、Modenaでは冒頭の超低音は全く聞こえず20秒後にいきなりファンファーレが鳴ります。 後は他の方が持参した、せせらぎの音は印象的でしたZ-703はあたかも目の前に、せせらぎの音が聞こえるようでリアルでした。B&Wはせせらぎの音は少し遠くで鳴っているように感じましたが、小鳥のさえずりがはっきりと綺麗に聞こえ奥行き感を上手く表現していました。 

私が思うにZ703-FF125WK-BHBSは12㎝の小口径でも超低音を見事に鳴らしていて脅威的です。但し中高音の表現はやや粗く繊細な楽曲には向かない気がします。 そこで勝手な意見ですが小口径のL-BHBSで小型のサブウーファーを作ってみてはどうでしょうか?みんなが驚くと思います。

グッサン

Z800-FW168HRの3-way化で音の間口が広がった

Rated 5.0 out of 5
2025年4月7日

Z800-FW168HRを組み立てた当時、専用設計のZ505-Trentoを購入する機会があったのですが、見逃してしまい後悔していたところ、Z507-Woofer700が発売されるとのアナウンスがありましたので、これはチャンスだと思い、思い切って、発売と同時に予約購入しました。

Z507-Woofer700は、ユーザにて20cm 2発構成とするか、25cm 1発構成とするかを選択可能で、エンクロージャーもバスレフ/密閉両方楽しめる設計のため、かなり悩みましたが、Z505-Trentoに近い構成にしようと、25cm 1発構成を選択しました。

到着したZ507-Woofer700のキットは、精度高くカットされた木材パーツが整然と梱包されていました。すぐに組み立てに着手し、3日ほどで、製作(Zクランプを使用)、塗装(ウレタンニス)、スピーカ/ネットワーク/端子組付けまでを終わらせ、メインシステムに接続しました。

Z507-Woofer700+25cm1発(SCANSPEAK 26W/8861T00)をバスレフスピーカモードで使用し、Z800-FW168HRのキットを組合せ、ネットワークは音工房さん推奨構成です。音源は、CDをリッピングしたものとハイレゾのストリーミングをPCからUSBで出力し、自作のシステム(DAC→ラインアンプ→パワーアンプ)を通して、再生しています。

初の音出しから2日間程度経過したころから、音が安定してきました。Z800-FW168HR単独でも2-Wayスピーカとしては十二分に満足していたのですが、今回の3-Way化により、低音のローエンドに近いところまで再生できるようになり、さらにこれまでよりも、音の間口が広がりました。当方の環境での話で恐縮ですが、これまで同様、ジャズシンガーがリスニングポイントの前で歌っているのに変わりはないのですが、音が点から出ているではなく、壁全体から面で攻めてくるような立体的な音の出方に変わり、大満足しています。

当方、集合住宅のため、音量が小さめで音楽を視聴していますが、3-Way化を試してみてよかったと思います。機会があれば、大音量で楽しみたいと思いますが、夢物語になりそうです笑。

Z800-FW168HR/Z507-Woofer700の位置関係で音が変わる(微調整の領域だと思います)ので、試行錯誤をしてみる価値はあると思います。贅沢な話かもしれませんが、使いこなしレポート的な補足情報を提供頂けばありがたいなぁと思います。

KJ

なんなん!!この音圧

Rated 5.0 out of 5
2025年4月6日

ボリューム控えめなのに、

低音の塊を打ち込まれてる感がするぞ!

別室の家人からドンドンとうるさい!と苦情が入った(汗)

組立ては、

部材数も少ないのでサクッと終わってしまいました。

音出し時もワクワクですが

製作時が楽しいのでもっと時間掛けたい、

バーチ仕様にウォルナット突板を貼ってクリアラッカー艶消しで仕上げてみました。

ツイッターは

100均で見つけたベースをアレンジして面白いものが出来ました。

ユニットは何方かもコメントされていましたが、磁力がすごいです、近くの金属は吸い寄せてしまい

離すのに一苦労するほどで、取り付けボルト(鬼目に変更)も磁気を帯びた状態です

箱に入っていても近くには磁気に弱いものは避けたほうがよさそうです

さて、肝心の音です

専門的なことは言えませんので感覚的ですが、

真空管アンプよりもデジタルアンプが相性いいですね

バッフルに榀合板4ミリを増貼りしたので、オリジナルの設計音とは変わってるかもしれませんが、

聴き疲れのない澄んだいい音です、低音は冒頭の通りすごいです

ただ、音の性質が全然違うので比較すること自体無理があるかもですが、

エースの208NSや108Solバックロードの方が音数や広がり感は上と感じています。

ちび

音のバランスが良い。

Rated 5.0 out of 5
2025年4月2日

AMP:真空管アンプ PAMP:真空管アンプ  CD-P:marantz SA8004

ソース:DEF Junko Ohashi フリオ・イグレシアス

ギイチ

造り手の熱意がつたわってきます

Rated 5.0 out of 5
2025年3月31日

スピーカーに対してある程度の自作経験や知識がある方で、活字が嫌いで無ければ、ほとばしる熱意を感じられると思います。

全ては実践出来ないものの、自作する際に入れる一工夫の選択肢が広がります。

初心者向けサイトや個人の趣味ブログとは別次元の、書籍に近い選択肢として楽しめると思います。

楽しんだもん勝ち

解像感が高い

Rated 5.0 out of 5
2025年3月27日

普段は、ヤフオクで購入した長岡式 D-10の箱にフォステクスFE-108NS(T90A ツイーター有)で音楽を楽しんでいます。

今回、Z701-Sienaを単身赴任先のPCオーディオ用に購入しました。

初めてのスピーカー組み立てだったことから接着の精度が若干甘かった部分はありますが、説明書等のおかげで素人でも簡単に組み立てできました。

塗装後、満を持して、1980年代録音のWAVファイルを再生してみたところ、正直なところ「なにか物足りない」と感じました。

奇麗には聞こえるんです。でも、何かが足りない。

そこで、音楽ソースを最新のものに変えてみたところ、素晴らしいスピーカーへ変わりました。

オーディオマニアではありませんし、耳も良くないので、スピーカーの批評をする資格はありませんが、スピーカーユニットは解像感が非常に高く、スピーカーボックスは音の立ち上がりと収束が早く、全体としては音を正確に出力するスピーカーだと思いました。

それ故に、音楽ソースを選び、録音が良くない音源だとこのスピーカーの良さを引き出せないと感じました。

ちなみに、アンプは Fosi Audio BT30D Pro を使用していますが、トーンコントロールでBASSを持ち上げると、中音が痩せて聞こえます。

TREBLEとBASSは同程度にした方がバランス良く聞こえました。

レビューを書きながら、いろいろな音源を聞いていますが、ボーカルの再生能力は本当に素晴らしいスピーカーだと思いました。

このスピーカーのおかげで、単身赴任先でも音楽を楽しむことができます。

natoshi

さよならZ800-FW168HR、Z702-Modena。こんにちはZ703-FF125WK。

Rated 5.0 out of 5
2025年3月27日

【Z800-FW168HR、Z702-Modena、Z703-FF125WK】

今回で試聴会に伺うのは4回目ですが、ブラインドテストは初めての経験でした。

私はZ800-FW168HRのキット版のユーザーです。今回参加の目的は、日常自宅で聴いているスピーカーの開発者が鳴らす音を聴ける最後の機会に立ち会い、自宅でも同じように鳴らせているかを確認することでした。

その目的がようやく達せられ大変満足致しました。と同時に私の部屋は低音が出にくいということも再確認でき、改めてこれからの課題が浮き彫りになった次第です。

先だって行われた、初めて体験したブラインドテストでは自分の嗜好がはっきりわかり納得しました。

前半のポピュラー系の曲では、鳴りっぷりの良いZ703-FF125WKを選んでおり、後半のクラシック系では805D3の表現を選んでおり、どちらがどちらかと、選ぶ理由も含めてほぼほぼわかって選んでいて、自分の耳が意外とちゃんと聴き分けられていて少し安心しました。

それにしてもZ703-FF125WKはすごいコスパではないでしょうか!? 聴かせていただいた中でも1812年の大砲の音を除けば805D3とがっふり四つの勝負をしていたと思いました。

永田 一紀さかやもん

突発性難聴の耳で聴いたZ800-FW168HR

Rated 5.0 out of 5
2025年3月24日

【Z800-FW168HR、Z702-Modena、Z703-FF125WK】

音工房Z様の試聴会

いつか聞いてみたいと思っていたZ800-FW168HRが生産終了というので3月15日の試聴会に参加しました。参加は3度目ですが試聴室のアンプ等もどんどん改善されています。私は2年程前から突発性難聴からのメニエール病の疑いで左耳の聴力が落ち音質も右とは異なり常に耳鳴りがあり、耳の状態を確認したかったのも参加した理由です。この半年ほどは回復傾向ですが、そのような耳で聴いた感想であることをご留意願います。

試聴会はZ703-FF125WK と B&W805 D3のブラインドテストで始まりました。10曲聴いてどちらが良いかです。最初はスピーカーの順番を入れ替えていることがわかったのですが途中からわからなくなり、ほとんど後から聞いた方を良いと回答したら、答え合わせをするとさんざんな結果でした。それでも9曲目のストラビンスキーは片方でしか聞こえない楽器があり、こちらがB&Wかと思ったら当たっていました。

Z703-FF125WK は音が固いもののメリハリがあり、B&Wは癖がなく柔らかく広がる音で聴き疲れはしないだろうがビットレートの低い動画を見ているような薄味で物足りない感じもあり、両者の優劣は付けにくいと思いました。帰宅してネットの情報をみるとB&Wには私と似たような評価もありセパレートアンプで聴きたいスピーカーらしいが、それはFF125WKも同じで、フォステクス製の専用バスレフ箱に入れてアキュフェーズのプリとモノラルアンプ2台で聴いたことがありますが素晴らしい音でした。

その後Z800-FW168HR、Z702-Modenaを加えた4つで普通の試聴会。

Z702-Modenaは小型ながらソースによってはB&Wと張り合える音です。ただし、低域の限界からか時々音程が高く聞こえることがあり、さすがに序曲1812年の大砲の再生は無理でした。

目当てのZ800-FW168HRは、どのソースも無難にこなす感じですが、同席した人が高域に少し癖があると言っていました。確かにB&Wの素直な高域とは違いますが、その人もオーケストラはZ800-FW168HR方が良いという意見で、私もB&Wは音の厚みに欠けるし脳天気に明るいところがあってワーグナーの暗い表現には向かないと思いました。

総じてZ800-FW168HR の方がB&Wに比べると荒さもあるが好みの音です。しかし、ブラインドテストの成績からみると、私の難聴の耳にはこの二つより良いスピーカーでもあまり違いがわからないだろうと思いました。これが試聴会の収穫でした。

皆様も突発性難聴にはお気を付け下さい。耳の詰まり感などがあったら左右の聞こえ方に違いがないか確認し、あったら即耳鼻科へ。2週間以内の治療が必要ですが、それでも完治は3人に一人とか。

竹田

さよならZ800-FW168HR、Z702-Modena視聴会での意外?な気付き

Rated 5.0 out of 5
2025年3月18日

【Z800-FW168HR、Z702-Modena、Z703-FF125WK】

Z800-FW168HR、Z702-Modena が終売、廃番とのこと聴き納めと思い今年1回目の試聴会に出かけました。2020年の夏からですので6年目になります。当時30年振りにホームオーディオに復帰し家が近かったので試しに伺ったのがきっかけでした。

私はFOSTEXも長岡式バックロードホーンも聴いたことがありませんでしたので、Z701-Modena(V5)のBHBSの音は衝撃的でした。仕事の関係でカーオーディオのサブウーファーは色々聴きましたが、8cmのフルレンジでここまで低音が出るのが信じられませんでした。バックロードホーンは雑誌やネットの情報では賛否両論で、癖があるという悪いイメージが刷り込まれていましたので実際の音にビックリした覚えがあります。ただ、箱鳴りの様な低音を無理に持ち上げているような印象があり、曲を選ぶなーという感想を持ちました。(当時の私はバックロードホーンバージンでしたのでそう感じたのかもしれません)

Z800-FW168HR はその後度々通う中で一番聴いたシステムです。音工房Zのフラッグシップ10年以上君臨したシステムで、1500セットも売れたのですから悪いはずは有りません。唯一の問題はユニットの価格が高いためセット価格もそれなりになってしまう点だけです。価格の上がり過ぎた B&W などよりかずっとお勧めではないでしょうか。夏以降に後継モデルが予定されといるそうなので、懐に余裕のある方は2セット揃えて聴き比べなんて贅沢もアリかもです。

さて、今回はZ703-FF125WK という開発中のスピーカーのお披露目もあり最初にブラインドテストがありましたが、この辺のことは後半に書きます。ブラインドテストのあとは直ぐに個人試聴となりました。Z703-FF125WK、B&W805D3、Z702-Modena(V6)、Z800-FW168HR の順の並びで4台自由に切り替えられ、音量はほぼ同じになるように調整してあるとのことでした。Z703-FF125WK のみスーパーツイーターがセットされています。「さよならZ800-FW168HR,Z702-Modena 視聴会を実施します」との会でしたが、実際に試聴が始まると皆さん Z703-FF125WK 対 他3機種の聴き比べとなりました。

意外?だったのが Z702-Modena(V6)で、以前Z 702-Modena(V6)が改訂販売された試聴会のときは、Z701-Modena(V5)よりずいぶん癖が取れて聴き易くなったなといった感想は持ちましたが、音工房ZのエントリーモデルでZ800-FW168HRや他の音工房Zのモデルには及ばないと勝手に決めつけていました。しかし、今回先入観を持たずに聴くと十分メイン機として使える完成度に達していると感じました。これは、後から記載するブラインドテストの影響が大きかったかもしれません。低域だけなら Z703-FF125WK に勝っていると思います。8cmフルレンジユニット一発の点音源の定位の良さとBHBSによる中低域の強化、前後に音が広がる奥行き感がうまくブレンドされており、音道が長くないためバックロードホーンの癖も抑えられていると思います。長岡氏の最高傑作スーパースワンのエッセンスをうまく再現していると思えます。

Z800-FW168HR はブックシェルフ2wayとしては音離れの良さと癖のないオールマイティーな性格ですが、ツイーターの受け持ちが2K㎐からと広範囲なのが魅力的な音の要因とのことでした。エンクロージャーの形状もこの辺に関係しているそうで、4回に渡り青木さんがメルマガで配信中ですので参考になると思います。

話題のZ703-FF125WK ブラインドテストですが、B&W805D3 と交互にどちらが鳴っているか分からない状態で聴き、好きな方にチェックを入れるというものです。一見簡単そうですが初めてやると迷っているうちに次の楽曲になってしまい途中からグタグタになってしまいます。今回確か3回目(4回かも)で大分慣れました。コツはポイントを絞って好き嫌いをはっきりさせる方法です。今回のシステムでは、1)音の奥行立体感(空気感)、2)中高域の美しさ(艶やかさ)、3)低域の自然な音(低域が出ていても不自然ならペケ)の3点を中心に選びました。最初に結果を云うと10曲中なんと8曲 Z703-FF125WK を選んでいました(証拠写真を添付します)。B&W805D3 を選んだ2曲の内1曲はどちらか決められず最初の方にチェックしましたので、B&W805D3 を選んだのは実質1曲と云ってもいい結果で自分でも驚きました。今までは大体半分以下しか当たらずテストを受ける意味があるのか・・・ と思っていました。慣れればテストの意味は十分あると感じました。(但し、テスト方法が正しい場合に限ります)

私は B&W805D3 は勿論、他のB&Wもまともに聴いたことがありませんし、買えるわけもありません。そんな奴の意見を信じるかどうかはお任せしますが、B&W ファンの方には恐縮ですが今回聴いた B&W805D3 の音は好みではありませんでした。100万円のスピーカーはハイエンドではないとおっしゃる方はもう読まない方がいいと思います。私には B&W805D3 の低域の癖が気になりました。B&W805D3 を特徴づけている要素なのだとは思いますが、広がり感があまりなく自然さが感じられ難く、音工房Zの他の3機種から切り替えると明らかにこのシステムの低域のみ違うと認識できました。高域の音の魅力は認めますが全体としては、これで100万円ならいらないと云うのが私の結論です。(買えたとしても買いません、買えない僻みではありません!)

対して Z703-FF125WK ですが、¥7,700(税込)/1台の平凡?なユニットでバスレフ用でBHBSに向くとは思えない機種です。正直なところブラインドテストが始まるまで「安達さんこんな無謀な挑戦大丈夫ですか?」と腹の中で思っていましたが、結果は先ほど書いた通り杞憂に終わりました。慎重な安達さんが勝てないケンカをする訳はなかったのでした。

まだ、開発中とのことで詳細は不明ですがミドルサイズのBHBSで容量は15L強ぐらいで、丁度 Z702-Modena(V6)の倍ぐらいと考えてよいと思います。他3機種との聴き比べでは、Z702-Modena(V6)、Z800-FW168HR と(帯域によりますが)いい勝負で B&W805D3 のみジャンルが違う感じです。Z703-FF125WK はFOSTEXの明るい音ではありますが、FEシリーズの様な中高域の個性は強くはなく大人し目のユニットだと思います。安達さんに問い合わせたところ「FEシリーズの10センチと12センチも検討したのですが、私の趣向の変化かもしれませんが高域が納得いかずにFF初採用になりました。」との回答でした。5年以上安達さんとお付き合いになりますが、去年あたりから中高域への拘りが強くなったと感じていました。(Z701-Siena の開発時に強く感じるようになりました)

私の知る以前の大山さん時代は、低域命の音工房Zという印象が強くそれが魅力でもありました。私も最初、そこに惹かれて音工房Zにドハマリしました。しかし、去年は迷われていたのか、企業理念にブレが出ているように感じていましました。海外進出へのシフトやキットモデルの縮小計画などとても心配していました。オーディオ業界の衰退は避けられない現実です。私は生き残る術は安達(大山)さんを慕うファンを大切にすること以外にないと思っています。ユーチューバーの方たちは視聴者数を伸ばすため面白おかしくあれこれ書き立てますが、解決策が分かれば当にメーカーは手を打っているはずです。地道に一人一人のユーザーを大切にしている今までの安達さんのやり方が今できる唯一の策ではないでしょうか。

話しが横道にそれたので戻します。安達さんの嗜好に変化が有ったとしても、やはり音工房Zのスピーカーに低音の迫力は欠かせません。その点で Z703-FF125WK は Z702-Modena(V6)、Z800-FW168HR のレベルにはまだ達していないと感じました。Z702-Modena(V6)の方がより低くまで伸びており量感もたっぷりしています。Z800-FW168HR のシングルバスレフブックシェルフとは思えない押し出しの低域には圧倒されます。12cmのBHBSならこれらと同等以上も安達さんなら狙えると確信しています。中高域は元気で明るい音は良いのですが、まだ粗削りな感じがします。もう少し抑えたしっとり感とでもいった音なら最高です。エンクロージャーがコストの関係で最終ダクトの構造がスリット形状のため、バックロードホーンの様な粗さ(元気の良さ)が勝っているのかもしれません。この辺なら未だ調整変更可能ではないでしょうか。

最後に安達さんはスーパーツイーターを付けた方が良い結果とのことですが、老耳の私には無くても十分いい音でした。必要な方のみのオプションで即対応できますのであまり気にされる必要はないと感じました。

毎度ながら好き勝手な感想と要望ご勘弁ください。ただ、私の中では試作段階で B&W805D3 に8勝1敗1引分は既に名器の片鱗を見せていることは確かだと思います。今回の試聴会で最後に言いたいことは、Z800-FW168HR は後継が出るのでいいとして、Z702-Modena(V6)がこれで終売になるのはいかにも惜しいと云うことです。年1回生産とかでいいので存続できないでしょうか!

kochan

スゴイの一言!!!

Rated 5.0 out of 5
2025年3月18日

【Z800-FW168HR、Z702-Modena、Z703-FF125WK】

Z703-FF125WK VS B&W805 D3 ブラインドテスト

10曲聴いて好きな方という採点では5対5のドローでした。

私の耳では甲乙つけ難い戦いでした。

B&W805 D3というハイエンドスピーカーと比べて

Z703-FF125WKが定価5万円の自作キット(しかもMDFの試作品)が遜色ないほどの音を出せることに驚愕しました。

ペーさん

Z703-FF125WKの完成が待ち遠しい

Rated 5.0 out of 5
2025年3月17日

【Z800-FW168HR、Z702-Modena、Z703-FF125WK】

音工房Z様の試聴会

今回はZ800-FW168HRとZ700-Modenaが終売になるとのことで聴き納めという意味合いで参加いたしました。

特にZ800-FW168HRはオーディオから離れていた私をこの世界に引き戻してくれた思い出の商品なので特に思い入れがあるスピーカーです。

といっても私が購入したのは10年以上前の初期モデルですが。

そこから幾度のバージョンアップされても本質は変わらず相変わらず聴き馴染んだ最上の音色でした。

それよりも驚いたのはZ703-FF125WKという全く予備知識のなかったスピーカーが鎮座しておりいきなりB&W 805D3とどちらの音色が好みかというブラインドテストが始まりましたことです。

フルレンジ一発のBHBSタイプのスピーカーと2WAYのバスレスポート型スピーカーでは音色の違いは明らかでした。

805D3は上品にまとまった優雅な音色なのですが細かいニュアンスが聴き分けられない感じ(音工房Z様のZ1-LivornoSが似た雰囲気)でしたがFF125WKはメーカーではバスレフ専用ユニットと謳っているようなのですがポートから発せられる低音は豊かでメリハリがあり中高音はフルレンジならではのはつらつとした音色を奏でとても好印象でした。

試聴会が終わってからFF125WKの音色はとても良かったのですがボックスが振動に負けて鳴っているのが気になってとスタッフの青木様にお伝えしたところなんとボックスがまだ試作段階でMDFの各所がねじで止まっているだけでボンドでの接着が全くされてない状態なんで…と言われ腑に落ちました。

この音色ベースでしっかりとした箱が出来ればスピーカーユニットが7000円/本であることを考えるとかなり楽しみな商品になるのでないかと感じました。

また【Z】スーパーツィーターキットが上部にセットされてましたがFF125WK自体が高音までしっかり表現されていたのであまり必要性は感じませんでした。

この先の楽しみがまた増えたように思います。

Z703-FF125WKが仕上がった頃にまた聴きに伺います。

ありがとうございました。

追伸Z700-Modenaは単体で聴くにはとてもお値打ちなのですが今回の3台のスピーカーと同列で比較するのはちょっとかわいそうな気がしました。

ヤマモト

自作は楽し😄

Rated 5.0 out of 5
2025年3月15日

Z701S ienaホワイトバーチ版を制作いたしました。

少し飛び出した箇所を、ヤスリで滑らかにし、塗装をしてスピーカーを装着。およそ、6時間ほどの作業で音出しに至りました。30時間を超えたあたりです。

他に使用しているスピーカーは、Z702Bergamo(2年使用)、Z 1Livorno(10ヶ月使用)。3種類での比較となります。なお、S ienaはS。BergamoはB。LivornoはLとさせて頂きます。

まず、ワルター指揮ウイーンフィルによる、ハイドン交響曲第100番「軍隊」1938年録音のモノーラルです。まず、Bの能率の高さが耳を惹きます。音像はB、S、Lの順で手前から奥に移ります。驚くべきはSと低域です。量感は物足りないものの、十分な響きです。やはりLの低域は量感に優れ、重心が低くて安心できる響きです。Bは全体にハイ上がり気味で、重心が高いものの、元気はつらつの音です。Sのバランスの良さに惹かれます。個人的に所有の3割ほどがモノーラル音源なもので、古い録音をどう聴かせてくれるかも、オーディオ装置として重要な評価要素となってきます。

続いて、バースタイン指揮ウイーンフィルのベートーヴェン交響曲第6番「田園」第一楽章。やはり3機種の特徴は同様です。Bの明るい、ややジャジャ馬的響きは魅力的です。Lの重心の低い落ち着いた響きはオーケストラの再生においては魅力ある響きです。Sは、その小さな筐体からは想像もつかない立派な響きを聴かせてくれます。

次にシューベルトの歌曲。

アーメリングの歌唱、ピアノはボールドウィンです。Sはスピーカー線上にピアノが位置し、歌手はその前に聴こえます。Bも同様にいたします。Lは歌がスピーカー線上、ピアノは奥に位置します。子音の響きはSが一番美しく聴こえます。 

続いて室内楽。シューベルトの「死と乙女」。アルバン・ベルク四重奏団の演奏です。Lの重心の低さがこの作品では一番良く聴こえます。Bは重心が高く響きの明るさが仇となった感じです。Sは重心こそやや高く感じますが落ち着いた響きはなかなかのもので、好感の持てる響きです。

以上で、個人的感想を終わります。やはり、自分で組み上げたスピーは愛着が湧いてくるのも事実で、完成品に比較して点が甘いかもしれません。

あばらかべっそん

精緻で密度が高く、実在感のある音

Rated 5.0 out of 5
2025年2月17日

試聴会で聴いたZ1000-Sienaの音に近づけるべく試行錯誤しながら改造して、ほぼひと月かけてようやく完成させることができました。最近の工具は便利ですが、使えるようになるまで苦労しました。

その間Z-SienaユニットはZ1000を真似て削り出したバッフルを介してZ600-Cannonballに取り付けて慣らしをしていたのですが、小口径で軽い振動板と近くに置いたネジが飛びついてくるほどの強力なマグネットの相乗効果なのかこれがとんでもなく良い音で鳴るので、「これが完成形で良いんじゃね?」と何度も挫けそうになりました。Z-SienaユニットとZ600-Cannonballとの組み合わせは精緻でありながら空間がみっちり詰まった芯のある音で、さすがに70Hzくらいから下はすっぱり落ちてしまうものの、かえってサブウーファーとの相性はZ-Bergamoより良い感じでした。

なんとか完成したエンクロージャーにZ-Sienaユニットを組み込み丸一日鳴らして馴染ませてから聞いてみました。Z600-Cannonballで惚れ込んだ鮮度と密度の高い実在感のある音はほぼそのままに低域が伸びている感じで、Z701-Siena(改)単体でもクラシックからジャズ、メタルまで大概の曲が気持ちよく聴けます。が、試聴会の際にも感じたようにやはり超低域は薄くなりますので、50Hz以下をサブウーファーで補ってあげるとバランスがより良い感じに整うと思います。

ジャンルの得手不得手はあまり感じませんでしたが、あえて言うなら高域がくっきり描かれるためドンシャリの音源はきつい音に聞こえることがありました。ただ美空ひばりさんの「川の流れのように」のサ行や高橋竹山さんの津軽三味線などは刺さらず気持ちよく聞けましたので、録音の良し悪しが原因なのかもしれません。

ユニット単体の素性の良さをきっちりと引き出した、誰にでも薦められる本当に良いスピーカーだと思います。個人的にはZ600-Cannonball用にスピーカーユニットがもう一組欲しいところですね。再販を期待します。

カレーの王子様

自分の好みの音では無かった

Rated 3.0 out of 5
2025年2月17日

所有しているZ1-Livorno,Z600-OMMF4と比べると中音域がスカスカに感じてしまい好みでは無かった

Z600-OMMF4からグレードアップを狙っていたが叶わず

アンプ: Arylic H50

プレーヤー: 同上,PC,スマホ(BT接続)

YTR01

大きさで断念したトールボーイスピーカーを超える音を手に入れました。

Rated 5.0 out of 5
2025年2月3日

 以前、小さな店舗でこだわりのスピーカーを販売していたお店で、非売品のトールボーイスピーカーを試聴しました。

 フルレンジユニットから奏でられる驚くほどリアルな音、そしてそのサイズからは想像もつかないほど豊かな低音。

 初めてその音を聴いたときの感動は、今でも忘れられません。

 どうしても手に入れたかったのですが、スピーカーの箱があまりにも大きく、導入を断念した苦い思い出があります。

 それから数年が経ち、たまたま見た記事から音工房Zさんのスピーカーの存在を知りました。

 情熱をもって開発に費やされた時間と労力のレポートを拝見し、その想いは本物だろう思い。購入を決意しました。

 初めてのスピーカー自作ということもあり、じっくりと数日かけて組み立てを進め、ようやく完成。

 そして、いざ機器に接続し、音を鳴らした瞬間――

 あのときの感動を超える音が、目の前に広がりました。

 自らの手で苦労して作り上げたという愛着を差し引いても、心が震えるような素晴らしい音。

 リアルな音像と豊かな低音に包まれ、お気に入りのナンバーを再生するたび、思わず笑みがこぼれます。

使用機材

アンプ:Crown PS-400 / Studio Reference II / 清流管交換式 2A3 ロフティンホワイトアンプ

再生機材:CD – Marantz PMD-331 / PC + ONKYO WAVIO SE-200PCI LTD サウンドカード

B珠

室内楽には最高かも

Rated 5.0 out of 5
2025年2月3日

今までかなり大型の英国製フロア型を使っていて、それはそれでかなり満足していたのだが、当機はフルレンジで定位や音場感がいいだろうし、木の質感が美しいだろうな、こういうのも使ってみたいなと思って、音も聴いてないのに衝動買いした。

接合の確実さや木の質感、仕上げはキットより完成品の方が絶対によいだろうとも思ったので完成品にした。けっこうな出費だが・・・・。

しかし、待ちくたびれたというより、注文したのを忘れたころに届いたこのSP、音を出してみてこれはすごいかも、室内楽には最高かもと思った。

まるで眼前に演奏者を見ているかのように、リアルな定位、音場感がある。フロア型マルチウエイSPがこと定位という点ではどれだけあいまいなものかがわかってしまい、わが家では室内楽に関してはもうフロア型の出番はないだろうなと思う。実際、それ以来ずっとこのSPで聴いている。

もちろん、オーケストラになると低音が全然足りないので、マルチウエイ・フロア型に太刀打ちはできない。

しかし、そもそも、スピーカーでオケを聴こうというのが無謀なのだ。ここ何年もオケが聴きたいときはヘッドフォンを使っている。

今後もおそらく室内楽中心のオーディオ生活になるであろう私にとって、最高の宝物が天から降ってきた思いだ。すごいサプライズやった。

なお、ツイーターはあえて注文しなかった。

まずはフルレンジで聴いてみて必要ならツイーターつけようと思ったが、当面はこれだけでいけそうだ。ツイーター付きの他のスピーカーに比して、高音に現状で不満は感じない。それに、しばらく使ってこのSPの個性を見きわめてから、どんなツイーターがあるのか検討するのもまた楽しいだろうなと思った次第だ。

Fabre2000

遅ればせながら真価発揮中

Rated 5.0 out of 5
2025年2月3日

やっとレビューが書けます。一時はこんな音ではレビューどころじゃないと落胆していましたが、どうやら危機脱出です。

 さて肝心の音のレビューの前に前段として梱包と外観について少し。これまで何度か同社製品を購入していますが、その度に梱包については感心するばかりでした。今回も例に違わず見事なものでした。これなら通常輸送で破損の心配など微塵も無い懇切丁寧で適切な梱包です。またユーザーにとって開けやすい処置がされているのも嬉しい限りです。そして本機を取り出して予め購入しておいた同社製スピーカースタンドに設置します。スタンドの販売時期が本機と重なりラッキーでした。耐震用の固定穴もスタンドの天板前縁とSP前縁を揃えて置けばぴったり一致したのも細かい配慮で嬉しかった事の一つです。設置を終えてSPを眺めるとその面構えと佇まい、仕上がりの良さが相まって素晴らしい音がするに違いないと感じる外観です。

 さて閑話休題、本題の音のレビューについてです。本機が拙宅に到着したのが1月24日夜でした。翌日に梱包を開けSPスタンドに設置して専用部屋にセッティングを行い聴き始めます。因みに使用機材はCDPがDENON1650NE、プリメインアンプがマランツPM8004、同社製音響パネルを設置しています。試聴ソースは「マーカスミラーのM2,マイケルジャクソンSACDのスリラー、ビルエバンスのSACDワルツフォーデビー、デイブグルーシンのマウンテンダンス、マイルデイビスのライブアランドザワールド、スティービーワンダーのSHMCDキーオブライフ、キースジャレットのケルンコンサート等々」です。

 最初の印象は何の変哲もない普通の音。Zサウンドに共通するものは感じますが安達さんの言われる聴き疲れせず聞き惚れるような音とはとても思えません。まあ初日だからとは思いつつエージング20時間を済ませて出荷してもらったSPですので最初からまずまずの音が出ると思い込んでいました。そんな事で初日は3時間余り聴いて終了。そして2日目からは微小信号への反応を良くしたいとの思いで極小音量で3時間ほど鳴らします。それを終えて夕食後に3時間程本格的に聴き込みました。3日目も同様に行いましたが余り変化は有りません。この時の感想は「これならこれまで購入したZ800-168HRやZ1000‐103solや108sol、103Aの方が良い音がするなあ、本機で無ければ出ない音って言うのはこんな音なのか?」と疑問が沸いてきました。それでも気を取り直して後方に設置してある音響パネルとの距離を縮める等セッティングの変更を行いながら4日目5日目を同様に過ごしますが変化は有りません。前述の既存機種では力強く量感の有るバスドラの音が聴けるソースを聴いてみても質量とも全く及びも付かない音しか出てきません。また綺麗な高域が持ち味と言われてましたが前述の168HRのツイーターの方が遥かに良いとしか感じられません。これまでの10センチフルレンジの音に慣れているのか8センチフルレンジの音は元々こんなものなのかとガッカリしていました。

 状況が好転したのは6日目の30日夜の事です。聴き始めは昨夜と同様でパッとしない音でしたが1時間ほど聴き続けると突然曇り空が一気に快晴に転じたかのような生き生きとした音がスピーカーから溢れ出して来ました。ここからはのめり込むように1時間程聴き続けました。この音なら安達さんがメルマガに書かれた音質評価に全て同意できます。綺麗で良質な中高域と底力のある量感豊かな低域で音楽を生き生きと再生します。「これがこのユニットとエンクロージャーの実力か」と嬉しくなりました。音質について別の表現をしますと解像度が高く小さな音や細かい音まで良く再現します。ハイ上がりではないのでおとなしい音と思ってましたが拙宅ではこれまでのZサウンドを見事に継承していると思いますし低域については口径や箱のサイズを忘れるような見事な音がします。もう素晴らしくて聞き惚れます。今回も素晴らしいスピーカーを届けていただき誠に有難うございました。最後に拙宅においては微小信号でのエージングが約15時間通常音量(70W8Ωで短針9時半のボリューム位置)で約20時間のエージングを経て本領発揮しています。これから使用される方のご参考になればと一言付け加えて置きます。

新家健

コンパクトで十分美しい音

Rated 5.0 out of 5
2025年1月28日

推奨のタイトボンドを十分塗り硬化時間考慮Z203クランプ多用して要所を強く締結した。必然生じる0.5位のズレはCannonball製作ではろくろ的に回して硬化途中修正出来たが箱では多少は無視しないと不可。完成品と値段差の一因だろう。仕切り板配置見てコンナでと思ったが完成してみると試聴会での完成品を思わせる十分満足な音。制作前Cannonballに仮取付してみたがやはりこの箱の方がマッチと思う。アンプはDENONの総合コスパ品。

TAKA