レビューのご投稿は商品ページごとに設置しあるフォームよりお願いします。
現行販売商品についてはお写真付きのレビューを送っていただいた場合500ポイント贈呈させていただいております。ご投稿いただいたお写真とレビューは弊社の公式Instagramに英訳投稿させていただく場合がございます。(販売終了商品、Amazon商品につきましてはポイント贈呈はいたしておりません。)
大変参考になりました。
部屋とSPのセッティングと聴取位置に関する解説は大変参考になり有難うございました。音源をCDに変えてからず~っと試行錯誤を繰り返していましたが、漠然とした実感と一致する部分が多く有りセッテイングが非常に重要だという事を改めて認識しました。この大百科事典をもう少し早く見たかったと思うほどです。今回のレポートを参考にして、さらに気に入った音を手に入れる事が出来るように試行錯誤をして行きたいと思っています。
終の棲家の終のスピーカー
下の娘が入籍して出ていき、1年前に妻と二人きりの「終の棲家」を普請することを決め、3月に入居しました。4畳半ですが念願の書斎兼リスニングルームを確保できました。STEREO誌を見ながら38年前に組んだ長岡さんの20㎝一発BLHは、引っ越しを繰返したため満身創痍のうえ最近は油が抜けたのか合板の剥離が進み、しかも38年物のFOSTEXが劣化したのかキレがなくなっていたため、この際「終のスピーカー」の物色を始めました。ネットで見かけた音工房・大山さんのコンセプトに共感、去年に先ずはZ800-FW168HRを購入して組みました。軽度の難聴のうえ加齢で高音が聞こえなくなってきたので20万円の価値があるほどの違いが判るか不安でしたが、BLHでは聞こえなかったホールの残響がきれいに聞こえて感激!低音もコントラバスの締まった余韻が美しい!バッハの部伴奏チェロ組曲、バイオリン組曲やビヴァルディの調和の霊感は、在宅勤務で仕事しながらでも邪魔にならず小音量でよくかけますが、夜はウイスキー片手にダイアナクラールや中溝ひろみのジャズボーカルで癒され、酒が進むと何でもござれ、シベリウスやバルトークからジェフ・ベックやピンクフロイド、メンアットワークまで。システムは、YAMAHAの質量15.5㎏のAVアンプとCDデッキ、そして38年物のDENON DP57M + Audio-Technica AT7Vという、アンティークなるもハイCPな構成。(「ハイCP」という言葉は、長岡さんの発明かも知りません。)ソースはCDとLPだが、一応音質重視の録音。
昨年秋に「Z505これが最後」というメールをもらい、衝動買いしてしまいました。Z800-FW168HRは小型で完成度が高いと思っていましたが、9年の歳月をかけた(ほぼ)専用のウーハーとのこと、Z800に合わせて悪いわけないじゃん!ちょうど、地震でZ800ごと転倒しにくいスピーカー架台を探していたことでもあるし、ちょっと贅沢なアドオンをすることにしました。アンプに2出力あるので、チャンネルAにZ800、チャンネルBにZ505 を繋いで、ソースとその時の耳の聞こえによってA+BかAのみで聞いています。Z800だけでも低音は十分な気がしていましたが、これにZ505を加えると、低音の量もですがスピード感が良くなるようです。逆相接続+Z800密閉化で聞いています。Z505は組み終わってまだ1週間ですので、今のところのインプレッションはこの位です。なお、Z800もZ505も今のところ時間がなくて仕上げてないので積層合板むき出しです。バッフルの面取りは意匠的にも良いと思うのですが、断面の積層合板感は私の趣味には合いません。潰し塗装ができればよいのですが自信がなく、ウォルナットの突板を仕入れたので、夏休みにでも突板で仕上げる予定です。
組んでみての感想は、
① クランピングは手早く慎重に根気よく:ダボの加工精度も高く組みやすいが、接着後の圧着には気を遣う。ハンマーで圧入しても隙間が残ることが多く、特に作業した日は室温が20℃あったためか、タイトボンドが短時間で粘度増加して硬化し始めるようで、もたもたしていると隙間が空いたまま固まる。根気よく全部のクランプを締め上げた結果、最終的には目立つ隙間は無く仕上がったが。特に前面の天と地の稜の部分は、面取りしてあるのでクランプ力が旨く伝わらないので要注意。Z800のように、楔を使ってクランプした方が良いかも知れない。また有りったけのクランプを全部動員しても隙間がどうしても埋まらないことがあり、この時は焦った。クランプを斜めにかけて、より長い部分にクランプ力がかかるように工夫したら何とかなった。
② バッフルの大きさ:バッフルが音道より0.2㎜ほど大きくカットされているのは良いアイデアだと考える。組んだ後にバッフルの面取り部分をsしサンドで落として、音道と段差なしのきれいな面取り面に仕上げられると思う。実は去年組んだZ800ではサブバッフルがバッフルより若干小さく、バッフルとサブバッフルの間に最大で0.2㎜程の段差が生じてしまっていた。仕上げの前に0.2㎜厚の木口テープを貼ってツライチにするか、パテを薄く盛ってツライチにするしかないと考えている。Z800のサブバッフルもバッフルより大きめにカットしてあれば、作業は簡単だったと思う。音工房様、ご検討ください。
最後まで読んでくださって有難うございます。
納得できる響きが気に入っています
いつも興味ある記事を配信していただき、楽しみにしています。
小口径SPの良さが気に入り、8cmSPでは御社のキット3台と自作2台を作成しました。
最もお気に入りは初代のZ701-Modena(組立誤差2mm以下で作成)ですが、200Hz前後の響きが気になり、9素子イコライザーで好みに合わせて使用しています。
今回10cmモデルの記事を見て、低域の厚みに期待し購入に至りました。
公称口径面積比で1.5倍は納得できる結果でしたが、聴感上の高域特性が老人の耳に届かなくなり、御社のツイーターキットを1μFに変更し追加しました。
現在はバランスのとれたModenaと、バランスに加え低域の厚みを増した今回キットを併用して楽しんでいます。
私は物作りと音楽が趣味なので、オーディオ的にはつまらないレビューですが、日頃の御礼を兼ねて投稿させていただきます。
脅威のコストパフォーマンス❗️
音に関してはど素人ですが、過去に見よう見まねで3台ほどスピーカーを製作しました。B&Wの低音を聴いて今まで聞いていたのは濁った低音だったことに衝撃を受けました。それ以来、いつかはB&Wを買おうと考えていたところ音工房の図面に出逢い、1万円でしかも8センチフルレンジが300万円のスピーカーに勝つとは言い過ぎじゃないかと思いながらも作ってみようと思い立ちました。
出来てびっくり、その音の凄さに衝撃です。8センチの小型スピーカーからこんな音が出せるとは。期待していなかった低音もかなりスッキリしていてB&Wと並べて聴き比べしたわけではないですが、記憶と比べてもそれほど劣っていないような気がします。私のポンコツの耳では充分なレベルの音になりました。
音質がすばらしいです。
今まで音工房様のスピーカー購入はZ1-Livornoを含めて4種類になります。最初の機種はバックロードホーンでこれは私の作り方が悪かったせいもあって低温がこもってうまくなりませんでした。この後しばらくスピーカーを作る気になれなかったのですが、BHBSというタイプのスピーカーがあることを知り作ってみました。機種はZ701-FE103 solでした。制作するのはけっこう大変でしたが、音は前のに比べて格段によくツイーターを足して聞いておりました。私の聞くジャンルは主にクラシックでちょっとジャズを聞いたりしていて、このスピーカーで満足していたのでもう作るつもりはありませんでしたが、家内がBTSを良い音で聴きたいと言い出し、今のスピーカを譲ることにしました。またちょうどクラシックに良いスピーカーのことをメールで見ましたので今回Z1-Livornoを作成してみました。制作に関しては箱が小さいことと、ダボ付きであったので非常にスムースに作ることができました。そして音ですが、全体に音が澄んでいて低音はキレが良く重厚で大変満足です。小編成のバロック、ピアノ・ソロなんかは演奏の場所にいるような没入感があります。本当にこのスピーカーは購入してよかったと思っています。
標準の1μを1.6μに変更してベストに
私のスピーカー構成は特殊で、Z800-FW168HR型を中心にして、低域にFW168HRを500㎐以下で追加し、さらに中域にケプラーコンのMonacor 13cmウーファー( SPH135KEP)を追加してサンドイッチ状に使用しているものです。FW168HR2本をZ505-Trentoのような同一ボックスにし、13cmとツイーターを別のボックスに入れて逆さまにセッティング。これにZ501を載せた形です。1.6μとすることにより、素晴らしい効果が出て、超高域から中高域、低域までも見事に生き生きと再生させてくれます。
コストパホーマンス最高
初めてのスピーカー製作でしたが、容易に仕上げる事が出来ました。
また、塗装については、木工塗装動画セミナーで、自分では上手く塗れたかなと思います。わかりやすく、動画の中での用具、塗装用品の紹介もあり、初めて作製する者には参考になりました。ただ、刷毛等は持ち合わせの物でしたので刷毛の筋等が少し出て気になりました。肝心な音に関しては、想像以上の出来映えではないかと思います。
同じタイプのONKYO D-412EX と比べて中低音が良い出来映えかなと思います。
Z800-FW168HRとの相性が抜群!
Z800-FW168HRと組み合わせ3way化すると、のびやかな低音はもちろん、高音の伸びも感じられ満足するスピーカーシステムになってます。
最近エージングも進んできて音楽をますます楽しんでいます。主に聞く音楽はクラシックで、室内楽の弦楽四重奏では、ヴァイオリン、ビオラ、チェロの四つの楽器の分離がわかって定位のすばらしさを感じます。大編成の管弦楽では、金管楽器特にホルンの音が素晴らしく、また打楽器のトライアングルやシンバルの音も冴え冴えと聞こえます。
再生機材は今のところMarantzのM-CR612ですが、CD、FM、ネットラジオを楽しんでます。これから、できる範囲で機材を充実していきたいと思います。
ただ、難点を言うと、Z505を製作するにあたり、その大きさと重量に年配の私(69歳)としては大変でやっと製作できたというのが本音です。しかし、製作できてうれしく思います。
大変なノウハウの無料公開に驚きました。
RPIとDACでハイレゾの室内楽を聞いています。手持ちの古いスピーカーとA級再生のできるアンプで聞いていますが小型の良いスピーカーに興味を持っています。木工の道具類は手持がありますので、公開頂いたノウハウを勉強させて頂き、自作に取り組もうと思っています。
まさに、ハイエンド
数年前から、こちらのキットの購入を検討しており、やっと買えました。
fostex GX100 を使用していたのですが、比較すると・・・
いや、比較にならないくらいの歴然とした差を感じました。
簡単に言うと、GX100を大きく鳴らすと、音が歪んでくすんでしまいますが、Z800では、まったく感じません。
解像度が高く、楽器それぞれの音をしっかりと鳴らしてくれます。
音の表現、好みに関しては、アンプやDACで変わるので割愛しますが、
これだけのものだと、それなりの物にしたくなります。
個人的にはソウルノートA2とハイエンドAVアンプが欲しくなりました。
兄が以前使ってた70万のスピーカーと比較しても負けてなく、それ以上(環境やアンプは雲泥の差なのに)と感じました。
塗装は水性うるしで仕上げました。手放すことはないので、雑な仕上げです。
組み立てて感じたことは、スピーカーケーブルの皮むきは、大山さんが使ってるのと同じものを使うことをお勧めします。
電線用のワイヤストリッパーでは、より線を切ってしまうことが多く、工具とケーブルを買い直しました。後、はんだは、音楽専用のを使い、こては、温度が400度以上になるものを使用した方がよいです。
最後に、この値段で販売してくれてる音工房Zさんに感謝しますし、本当にお勧めです。
口径を意識させない雄大なサウンドが
【Z1000-Bergamo】
この新しいBHBS(バックロードバスレフと名付けられている)の試聴会でしたが大変面白かったです。
HPやブログの方に詳しく解説がありますが口径からすると考えられないようなサウンドが出てきます。
特注ユニットとこの特別なエンクロージャーで雄大なサウンドが出てきますね。
仕上げも非常に美しいです、敢えて問題点があるとすればユニットのサイズからくる耐入力でしょうね。
大きなパワーを入力すると壊れるかもしれませんが、あまりにも充実した低域が出てきたのでついつい音量を上げてしまいましたがその時は大丈夫でした、つまり出てくるサウンドからはサイズの事を意識しなくなるという事です、それくらいインパクトがありました。
比べると13㎝2wayのZ1-Livornoはごく普通に聞こえました、比べると地味な感じでしたね。
比較せず単体で鳴らしている分には美しいサウンドが聞こえてくると思いますが、比較試聴するとこのBHBSより能率が低いため少し地味に聞こえましたが、音量を合わせながら聞くと最初感じたほどの音質差は感じなくなりました。
それでも低域の伸びや質感、量感はZ1000-Bergamoの方が遥かに優れているように聞こえましたね。
今回試聴会に参加した目的にZ1-Livornoを再度試聴してみたいという理由もありました。
前回参加した時にそのサウンドが気に入ったので13㎝のウーファーであれだけのサウンドが出るならという事で同じ口径のウーファーを持ったものを自作してみました。
バスレフの最適容積はどれくらい必要かという事を念頭に検索してゆくとQts0.3前後のユニットを使った物で最大平坦を目指すというサイトにたどり着き制作してみたところ思いのほか低域が下に伸びたものが出来たので比較試聴したいとう邪な考えが思いつき参加させていただきました。
持参したソースでZ1000-Bergamoと自作の物を比べる(自作品は自宅で試聴環境が違う)といい勝負をしているという印象を持ちました。
13㎝ウーファーのバスレフでこれだけの低域の伸び、量感、質感が得られるなら、音工房Zがあれだけの試作や試聴を繰り返して製品をまとめ上げるなら13㎝のウーファーのバスレフでもZ1000-Bergamoに匹敵するようなシステムが作れるような気がしてなりません。
脱線しましたが今回の試聴会で色々なサウンドを聴き比べる事が出来、貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
期待に違わない驚愕の性能でした!
1. 視聴環境と購入の動機
Sony HDD Audio Player HAP-S1(2THDに換装、主にCDリッピングで3万曲収納)→ DENON DA-310USB ヘッドホンアンプ→パワーアンプNobsound中華製→スピーカーDALI Zensor-1
50年代Jazz、新しいものではPiano Trio、Vocal中心で満足していましたが、最近クラッシックを聴き始めたところスピーカーの力不足に愕然。交響曲は貧弱、Violinの高音は耳障り。替えるしかないと10万円以下で物色しましたが買えば後悔するリスクが大きいと感じ悩んでいたところネットでZ1-Livornoを発見。確信できたので3/30即注文、翌日到着、親切なキットで作りやすく1日で完成、これまで調整をしてきました。
2. セッティングの苦労と音質の感想
ユニットの質の良さはすぐわかりましたが、低音は出るものの不自然、また強い音が濁る時があったり、これはセッティングの問題なのだろうといろいろ試しました。最終的には、昔買ったYAMAHAのガタつかない重みのあるスピーカー台にわりと重厚な単板を密着させその上にスピーカーを直置きすることが最善となりました。インシュレーターをはさむと全然だめで直置きが良いのは不思議です。
音質の感想ですが、音の明瞭さ、立ち上がり、楽器の分離、音場、厚み、立体感、演奏の表現力などZensor-1をはるかに凌駕しました。サイズと価格からすれば驚きの高水準です。
3. スーパーツィーターの追加と大きな効果
スーパーツィーター無しでも充分ですが、Violinの高音再生がより良くなるのではという期待で、価格も手頃だし、4/13にキットを購入しました。0.82μFコンデンサーで繋がりも問題なく、Violin Concertoの高音の綺麗な伸び、見事です。スーパーツィーターが乗っかっていることで見た目も良くシステムの拡張感があって気分良く聴けます。
4. 感謝
昔、FE103で正方形のバックロードホーンを何本か作ったことがあるので、自作の有利性はわかっていたのですが、今回このような素晴らしいキットを提供いただけたこと、そして大幅なグレードアップができたことに感謝です。クラッシックの再生が目的でしたが、このスピーカーはどんなジャンルでもOK、保有している古い音源が蘇った感じで、いろんな曲を改めて楽しく聴くことができ嬉しい限りです。あとは塗装で見映えよくしようと思っています。本当にありがとうございました。
何だ、この音8cmのフルレンジから出る低音と、元々小径である高音とのバランスの良さ気持ち良い!
アンプ:周波数特性:20Hz-20KHz±5dB 定格入力:35W+35W 入力感度/インピーダンス:300mV/47kΩ
真空管:6P13×2、6F1×2
ソース:iPhone Amazon Music SONY CD Jazz 特にジャズ サキソフォン ボーカル クラシック音楽 演歌 70年代のJ-POPs 等 今まで聞いた曲を片っ端から聞いて原音に近い音を再認識し楽しんでいます。
組立などは、正確に採寸されたパーツなので最小の工具で綺麗に仕上げました。しかし、塗装には、サイディングシーラとヤスリ掛けそしてラッカー塗装に気を遣いすぎたのか、2〜3回程繰り返した等 苦労しました。
最後に裸のスピーカーが可哀想だったので、6mm厚の桐材をカーペンターで手に入れ、スピーカーの大きさにくり抜き、100円ショップで見つけた車のリアウインドウ用のシェードをサテン生地の代わりに加工しました。さらに、マグネット式の脱着可能にしました。なかなか高級感が増した様に思います。写真添付
私は小学校の時から電気工作に興味を持ち、ゲルマニュームラジオ、三極管ラジオ、トランシーバー、大学の時は学生寮でアンプや、スピーカーボックス等を作成しながら楽しんでいました。あれから暫く今の歳まで(71才)既製品で誤魔化していました。去年退職をし手持ち無沙汰になったので、ネットをググっていた時、「(株)音工房Z」さんに目を止め数万円で100万円台の音源を手に入れられるという記事に興味を抱き、私には丁度良い感動のスピーカーを手にしました。大山美樹音(安達 真)さん 有難う御座いました。
確かにコスパは良いと思います。
メインスピーカーはPMC OB-1です。このスピーカーの特徴は低音域を独自のトランスミッション方式(バックロードに近い)で駆動している事で、低域を22Hzまで延ばしているため、スピード感のあるベース音が聴かれます。ウーハーユニットの口径は170mmしかありませんが、低音域の量感は圧巻です。
ただツィーターはシルクドームを搭載しており、ドラムのシンバルやオーケストラのトライアングル等、金属楽器の再生が今ひとつ物足りないものがありました。
今回Z501導入にあたり上位機種Z502も検討しましたが、スピーカーの能率等考慮し決定いたしました。
一聴しただけで音の鮮度が高まったのが分かります。まだ鳴らし始めなので何とも言えませんが、これから色々なソース(アナログも含め)を聴き込んていきたいと思います。
あのユニットからこの圧倒的音圧と量感!
【Z1000-Bergamo】
BHBS型のフラッグシップモデルZ1000-Bergamoの試聴会に参加させていただいた。
往年のHiFiマニアの小生にはバスレフ(BS)やバックロードホーン(BH)の音の傾向や聴かせ方など少しく持ち合わせてはいました。偶然に大山様のBHBSシステムを知ることになり、メルマガを読んでいるうちにその性能に痛く興味を持ち、試聴の欲求が大きく膨らんでいました。そんなところに試聴会の案内があり、早速応募しました。
現在所有のBS型や密閉型では味わえないであろう「抜けの良い生に近い音」を期待して・・・。
試聴は、今回の案内のZ1000-Bergamoと購入を検討していたZ701-Modenaをリクエストし、同席の方のリクエストのZ800-FW168HRSとも聞き比べた。
まず、Z1000-Bergamo。
用意された試聴用音源をスタッフ氏のセットした音量で試聴開始。
その音は、低域がダンピングの効いたスピード感とスケール感で圧倒してくる。あの10センチのユニットだけで・・・。
小生には少し低域過多的で、ちょっと煩いかなと感じたが、同行の妻(ブラバンでパーカッションの経験あり)の曰く、「打楽器の振動が生音のように肌に響いた。今まで感じたことのない音、感動的だった」と。
Z-Bergamoフルレンジユニットの再生性能の高さなのか。
ただ、小生には期待した音の抜けの良さは、あまり感じられなかった。但し、定位感や音場の広がりはフルレンジ1本の面目躍如で、さすがと感じた。
次に、同じBHBSタイプのZ701-Modena。価格差での格の違いを頭に置きながら・・・。
まず、Z1000-Bergamoから切り替えたままだと音が瘦せて聞こえ、ここは音量を上げて何とか補正。矢張り更に小口径でこれほど低域までカバーすると、能率が若干犠牲になるのか。
しかし、線は細いがくっきりした音像で、聴き疲れしない心地良い音に好感を持った。特に、持参したCDのバッハのパイプオルガンを空気感を持ってスケール大きく鳴らしてくれたのには、好感度が倍加した。
3番目はZ800-FW168HRS
長くフラグシップの座にあるこのSPシステムは、試聴に供された音源全てを落ち着きのある上質な音で再生していた。外観も含め間違いのない優等生であると感じた。
応対していただいた大山様ほかスタッフの皆様の丁寧で親切な対応で楽しく試聴させていただき、妻共々感謝しております。有難うございました。
最後に、願わくは売り切れのZ701-Modena(V5)が早急に大きな値上げもなく販売に供されることを祈って、筆を置きます。
音が舞い降りてくるような感覚のスピーカーでした
【Z1000-Bergamo】
前回に引き続きZ1000-Bergamoの試聴会に参加いたしました。
そのときは最終段階の試作箱でバスレフポートの長さによる音の変化(好み)を試聴しましたが今回は完成品として1ペアのみセッティングされておりました。
まずはいつもの音源を聴かせていただきました。
完成品が最終的にどのポートになったのかは聞きませんでしたが箱が剛性の高いバーチ材に変わっており前回試聴したときよりも全域で定位感が増してました。
第一印象はとても素直にボーカルが前に出てくるなあというものでした。
低音に関してはあまり重低音に振ってない感じで実用的な部分を重視しているのかなと思いました。
自分の持って行った音源で聴くときに普段自分が使用しているスピーカーと比較したほうがわかりやすいかと思いZ800-FW168HRとZ1000-FE108solとの聴き比べをさせて頂きました。
結論から言うとZ1000-Bergamoはボーカルを中心とした楽曲を聴くのにとても特化しているように感じました。
Z800-FW168HRのような耳に聴こえないような高音から重低音まですべての音を余すことなく密に出すわけでもなく、Z1000-FE108solのように能率の高いユニットで溌剌とした音色を出すこともないのですが、目を閉じるとまるでそこでアコギで弾き語りをしている人が居るかのようなリアルな弦が擦れる音、ボーカルの口が見えるかのような定位感があり何も考えずに音楽を楽しめるという印象でした。
時間があればスーパーツイーターを付けた状態で試聴出来ればさらにレンジの広がった立体的な音色が楽しめたのでないかと思います。
ただただ自分の好きな音楽をいつまでも聴いていたいと思わせるスピーカーでした。
ボーカルにピッタリのZ1000 Bergamo
【Z1000-Bergamo】
19日のZ1000 Bergamo の完成品試聴会に参加しました。
音工房Z様のデモ音源で、チャイコフスキーの交響詩1812年の大砲の音でコーンが激しくピストン運動するのを面白く眺めたあと、持参したいつものAccuphase の試聴用SACDに移行。
ツァラトゥストラから聴き始めましたが、期待に違わない、しっかりしたオルガンとコントラバスの16Hz(おそらく高調波音なんでしょうが…)が鳴り響きました。
そのあと、オルフのカルミナブラーナ、グノーのマリオネットの葬送行進曲と聴き、ロッソの夜空のトランペットと聴いて、スーパーウーハーなしでも、高域がバランス良く再生されたのが、素晴らしいと思いました。
もう一枚は、Miles Davis のライブ盤”We want Miles”から冒頭の Jean Pierre を聴きましたが、マーカスミラーのベースに絡んでけるマイルスのハイノートが突き刺さるように鳴り、こちらもバランスの良さを感じました。
ボーカルにピッタリと最初に書きましたが、実は今回、自分のCDとしてはボーカルを持参しなかったのです。
が、もう一組の参加者の方が女性ボーカルばかりを聴かれ、それで分かったのが、ボーカルの良さです。
喉の奥で声帯を震わせて出てくる空気が、声となってそのまま眼前に浮かび上がるような、錯覚を覚えました。
ちょうど、ボーカリストの口と声がイメージでき、ストレートに飛び出して、大きすぎない。
広がりすぎて中抜けになったり、後ろに引っ込んだりと、ボーカル再生はなかなか難しいものがありますが、このZ1000 Bergamo はボーカルのために作られたように思います。
製作途中の試聴会で持参した、ローリンド・アルメイダとサミー・デイヴィス Jr.のデュオ・アルバムのCDで確かめられなかったのが悔やまれますが、きっと素晴らしいボーカルを聴かせてくれたと思います。
最後に特筆すべき、筐体の仕上がりの美しさです。
まるでバイオリンの響板のカエデの木肌を思わせるものでした。
大山さんが、サイトに載せている画像では、この木の模様が綺麗に出ないと残念がっていらっしゃいましたが、間近に見て惚れ惚れしました。ぜひ、どなたも現物をご覧になることをお勧めします。
小型であり、身近におけるので素晴らしい
Z1-Revornoキット組立後報告(2)
先回はキット組立完了までの報告を致しましたので、今回はZ1-Revornoを私がどのように活用しているかについてご報告を致します。
40年ぐらい前に私は家電メーカで光ディスク装置のアナログ部の開発担当者でした、リストラによって技術職から事務職に職種変更の後に退社して、現在は老後の趣味としてオーディオ機器の自作を楽しんでいます。老人ですので、高域の音は難聴で聞こえません。
よって、自分なりに評価できる音域である低域、中域の音に意識が集中します。
Z1-Revorno組立後、パイプオルガンの音を聞きたいと思い、家電メーカ製のアンプ内蔵のサブウーファーを1個追加しましたが、Z1-Revornoとサブウーファーとの音の繋がりが悪く困り果てました。そして、Z1-Revornoからの音を活かしてサブウーファーからの音がZ1-Revornoからの音に重ならないような急峻な低域フィルタをサブウーファーの入力側に使うしか手はないとの思いに至りました。
この時に、『音工房 Z 大山美樹音著 「ハイエンドスピーカー制作レポート 5 サブウーファーの自作・運用方法」』の記事を見つけ、私の考え方と完全に一致したので早速48dB/oct以上の減衰特性を有するRCアクティブ低域通過フィルタを製作することにしました。
しかしながら、回路図は書いたものの、カットオフ周波数を可変にするための多連可変抵抗器の入手が困難であるという問題に遭遇しました。
このご時世、日本製は無理であるとしても、絶対に世界のどこかの会社が私の要求スペックに合致したICを提供しているに違いないとの確信の元に調査したところ直ぐにmaxim社のICが見つかりました。このICはコンデンサ値の変更のみならずクロック周波数の変更でもカットオフ周波数を自由に変更できますので、現在は可変抵抗器を用いてクロック周波数の変更ができるようにしています。そして、カットオフ周波数を70Hzに設定してパイプオルガンの音を楽しんでいます。なお、このICは8次の低域通過フィルタとなっており、カットオフ周波数の10%上の周波数は殆ど聞こえないほど切れ味抜群のフィルタです。音の遅れ、カットオフ周波数付近の位相のあばれは私の耳では聴き分けられません。
もう一つのZ1-Revornoの活用方法としては、私の老化した耳が果たしてハイレゾ音を聴き分ける可能か否かを実験しています。私は、インターネットからダウンロードした、同一ソースに源を発する、ビット数、サンプリングレートが異なり、DSD、LPCMの各種フォーマットの音を聞き比べていますが、今のところ、まだ、CDとの差異を認識することができません。
Z1-Revornoは小型であり、一番長い時間を過ごす食堂に置くことができるので、Z1-Revornoの音を長時間聞くことができます。いつかは、ハイレゾ音とCD音との区別ができるのではとの淡い期待をしています。
ハイレゾの情報量の多さが音質の良さに繋がり、その典型がDSDであるとの説を私の友人から聞いています。
しかし、乏しい知識と経験にも拘わらず、元技術者として以下のような直感的な仮説をDSDに関して私は立てています。
➀デジタル処理の利点を活用
低振幅レベルのアナログ信号(例えば、カートリッジで検出した信号)を直接に20Bit以上に変換し、その後はデジタル処理をして、最終段でアナログに変換するので、アナログ小振幅領域における音質劣化がない。
②DSDの特徴であるノイズシェーピングの効果
音響信号帯域に存在するノイズを可聴帯域外に追い出して、音響信号帯域のノイズフロワを低減している。
③DSDはパルス密度変調PDMであると同時にスペクトラム拡散PWMとも言える(妄想的な見解かも知れない)。
一般のPWMの場合には、周期一定でありパルス幅が変化する。DSDの場合には周期が音響信号に応じて変化するPWMとも解釈でき、サンプリング周波数の概念がないスペクトラム拡散変調とも言える。よって、サンプリング信号の周りに発生する側帯波、情報信号の整数倍のスプリアスの発生がない。
以上の①~③は信号周波数の高低に依存しない概念を含んでいるので、このことが、高域の音を聞き取ることができない老人でもハイレゾとCDとをいつかは区別できるのではとの期待を持つ根拠になっています。
ハイスピードのFESTEXにない良さを持っています
Z601-OMOF101は一か月前に完成していて事務所でBGMスピーカーとしてエージングさせてました。
1年前に製作に取り掛かりながら木ねじが舐めてしまい完成が頓挫していたZ701ーOMMF519もほぼ同時に完成したので自宅で鳴き合わせとなりました。このスピーカーは背面の下が開口部となっているので本来は床にベタ置きすべきもの。アンプはA-S2000 とPMA-1600NEを切り替えて使っています。ジャズとクラシックで試聴したところ、Z601-OMOF101は情報量ではFE103に遠く及ばないものの、レンジは十分に広く聞き疲れしないものです。FE108等のハイスピードサウンドに疲れた後に切り替えるとくつろいで聞き続けることができます。Z701ーOMMF519は情報量はFE103と比べても遜色ありません。 まあ、こんな不安定な場所に置かれていては公正な評価とは言えず、どちらもFE103の場所と同等な位置でしっかりした台に設置されれば本領を発揮するでしょう。
安心してお気に入りの曲が聞けます
z601v2 ⇒Z1-Livorno ⇒Z601-OMOF101と3品目の購入です
使用機材はminiPC + Topping DX7 pro + 150wx2でかなりあやしいけどAB級中華AMPですが
8kg+α造りはしっかりしてます
【箱作成】
・構造的にはamazon販売のz601 v2とほぼ同じで同封の取説の順番でやれば苦労する部分は無かった
です 内部のスリット部分も前後のガイドと端材のスペーサを挟むとしっかり収まりgoodです。
・Z1-Livornoにはダボ設定されてましたがどうしても面一にならずトリマで整える事になったので
切り口が綺麗で寸法も有る程度出ている場合不要だと思います。
(今回無しなのでかえって良かったです)
・z601 v2と大きな違いはサイズとmdf⇒バーチベニヤですがt12mmなので少し不安でした
実際組み立ててみると十分な強度あることがわかりました。 mdfだと接着面が同等でも材料自体
が粉を最小限のノリで固めてあるだけなので木端を接着して箱型にしてもボソボソとした
感じになってしまいますが、バーチベニヤは箱型に接着するとキッチリと強度upしているのが
わかります。
・第2関節でノックして見るとカンカンという響き有ります。若干響きが音にも乗って
いる感じなのでFrバッフルはmdf 12mmを張り合わせています。
・大音量で音が崩れるのは想像できますが意外と近接試聴の場合
小音量でも箱の響きの違いは気になります
(フルレンジは壊れなくてもユニットが無理して頑張ってる感が出やすいので忍びなくなります)
・塗装は今回こそ木目を生かしたいと思いましたが、自分の技量では仕上がりに不安を覚えたので
潰し塗装にしました でもmdfに比べれば下地処理に時間かかりました。
【音出し】
z601 v2やontomoの同時発売エンクロージャーに比べて大きいのでスペース取り不利ですが
音を聞いたら何とかして置き換えしたいと思いました。
ontomoエンクロージャーとは次元の違う音にビックリです。 元々中高域にフルレンジ特有の
カサカサ音や取って付けた様なギラギラした所が少ないユニットですがとても自然な感じで
中低域から100Hz以下まで質感をキープしたまま伸びている感じです。
自作箱の場合、何Hzまでレスポンスしてるか等気になってしまいますが今回は
DECCA 80th Anniversary-80(あまり優秀録音では無いですが)を流しで聞いてしまいました。
・fostex 限定ユニットの様な凄い音を聞かせるタイプで無く楽曲に聞き入っていける感じです。
・自作DBの宿命でローエンド欲張ると中低域にシャクレ発生 逆にシャクレを意識しすぎると
DBの良さを感じられないという残念な失敗作を量産しています。
(元々の長岡式DBも小口径でズドーンと出すのを意図して設計されてる気がしてます。)
・今回のキットは割高感有って躊躇してましたが結果的には買って良かったです。
・定価7000円程度の10cmフルレンジからここまでの音が引き出せる事を体感してしまいました。
・音工房Zのスタッフの方々が真面目にじっくりと取り組まれた結果が
このキットに詰め込まれている感じします。
























