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サイズを超えたスケール!Z1000-Bergamo
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
Z1000-Bergamo試聴会3月8日
半年ぶりに音工房Zさんにお邪魔し、Z1000-Bergamoのほぼ完成したモデルの試聴会に参加しました。
何度も試聴会に伺っていると、大山さんを始め、開発に携わっていらっしゃる皆さんと一緒になって、開発に参加しているような錯覚にとらわれます。
Z1000-Bergamoの印象は、まず、一言で言って、サイズを超えたスケール感だと思います。
いつも持参している、アキュフェーズ製の試聴用ディスク、冒頭にある「ツァラトゥストラかく語りき」のオルガンとコントラバスのハ音が、たった10cmφのシングルコーンからとは思えない、朗々とした響きで流れ出す。blind foldでは、誰も10センチとは思わないでしょう。
そして、Z501super tweeterを繋いだとはいえ、バッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ3番ガヴォット。これも、艶やかなヴァイオリンの響きが流れ出します。必要以上に弓と弦の摩擦音を放つことなく。
さらに、試聴会でいつも聴いているグノーの「操り人形の葬送行進曲」。例のヒッチコック・サスペンスシアターのテーマ曲として知られたものですが、あのクラリネットとファゴットを中心にした木管楽器から流れる怪しくもまがまがしいメロディが見事に表現されていました。うっかり、ニニロッソのトランペットを聴きそびれましたが、おそらく、良かっただろうと。
もう一枚持参した、サミー・デイヴィスJr.とローリンド・アルメイダのデュオは、愛聴盤のひとつですが、冒頭”Here’s That Rainy Day”のギターのハーモニクスから始まる透き通った音世界に、サミーの艶やかなの声が絡んでくる。ここが、何とも言えず、よいのです。意外だったのは、tweeterなしの短音道のダクトをつけたバージョンの音が伸びが、tweeterありの長音道ダクト・バージョンより良く感じたこと。男性ボーカルだったからでしょうか?
女性ボーカルは持参していなかったので、次回チャンスがあれば譲りたいと思いますが…
冒頭に書いたように、ガレージメーカー(失礼!)から出発された音工房Zさんが、いまや、マニアの間でひっぱりダコの中堅メーカーになられたのは、ずっと見守ってきた者としても、大変頼もしく、嬉しいことで、それに(勝手ながら共に開発に参加してきたと思っている)小生も立ち会えたのは、望外の喜びです。
ありがとうございました。
ソース:Special Sound Selection (アキュフェーズ/非売品) Sammy Davis Jr. sings and Laurindo Almeida plays
低音スペシャル
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
2022年3月8日:試聴会(10:00~)
以前よりZ工房さんのホームページを拝見しており大山さんの製品開発にかける熱意や妥協のない姿勢にいつも感服しており試聴会に初めて参加することにいたしました。
最初に大山さんより今回使用するZ1000-Bergamoはまだ完成前の最終段階の試作品であり、内部の構造が少し違う2種類のスピーカーを用意したので聞き比べていただくとの説明がありました。
試聴方法は10種類の音源を20秒ずつNO.1のスピーカーとNO.2の二種類のスピーカーで鳴らして好きな方にチェックをつける。つまりどちらのスピーカーが鳴っているかは、わからず音が自分の好みに合ったスピーカーを選ぶわけです。
使用した10種類の音源の内訳は
1.Hotelcarifornia
2.Chant
3.ハート・オン・ア・プラッター
4.ザ・シングスウィディドラストサマー
5.Softly As In A Morning Sunrise-The Modern Jazz Quartet
6.top of the world
7.Tears In Heaven
8.プニャーニスタイルによる)前奏曲とアレグロ
9.Scarlatti(D)Sonata In C,K159
10.1812
試聴は手慣れた様子で進みました。
全曲を聞き終わっての第一印象は低音域がすごく鳴り、とても10センチのフルレンジとは思えない物凄い量感の低音が出ていて、しかも締りのある気持ちがいい音で小型のスピーカーの低音とは信じられない。他の方もウッドベースの音が素晴らしく今までZ工房で聞いた中で一番低音が出ていたとおしゃっていました。
試聴の後、大山さんからNO.1とNO.2の構造の違いは出口に取り付けてあるダクトがNO.1が100mmでNO.2が75mmの長さの違いだけで100mmの方はダクトが長い分低域が強く出て75mmの方はやや低域が引っ込んで中域がやや膨らむ印象かもしれませんとの説明でした。
最後にどのスピーカーを自分が選んだかが判る表が配られたので確かめたところNO.1が7曲でNO.2が3曲でした。ややNO.1が良く聞こえたようです。ただ意外なのは1曲目の有名なホテルカルフォルニアの低音のドカンと10曲目の1812の大砲の破裂音のドカンは低音の出ないNO.2を選んでいました多分自分の老体には刺激が強すぎてNO.1を避けたからかも? 6曲目のトップオブザワールドもNO.2を選んでいました。ボーカルがNO.2の方が綺麗に鳴っていたように感じられたからです。
最後に自分で持ってきたCⅮを各自で鳴らすことになり、私はショパンのピアノ協奏曲でオーケストラの音とピアノの音をチェックすることにしました。出だしのオーケストラの音は物凄い音の量でオーケストラのスケール感が良く出ていました。ピアノの音も元気ではじける感じで良い。しかしここでZ工房のエースZ800-FW168HRにチェンジしたところ、中高音域の奇麗な伸びと圧倒的な音の解像力に驚きました。綺麗すぎて気持ちが良すぎる感じで正に高級品。
次に別の方が持ってきたジャズクインテットのウッドベースの低音が良く出ていて、まるで目の前で演奏しているようにリアルに感じられました。
次に2001年宇宙の旅で有名なツァラトゥストラはかく語りきの序奏部分をかけたところオルガンの低弦波部分は圧巻でありました。私が今まで聞いたスピーカーではオルガンの重低音は確かに聞こえますが、どちらかといえば効果音のように聞こえ良い印象ではありませんでした。しかしZ1000-Bergamoはこれを見事に再現しており重低音の輪郭や響きが見事に表現され感心しました。
以上が私の初試聴会でした。
感想をまとめると低音域は凄く良いので文句なしですが、中高音域はZ800には及ばないまでも少し改善の余地があると思います。
追伸
実は2月10日~11日の2日かけてZ601-V2を制作しました。スピーカーは
Zmoderna-mk2が品切れであったので仕方がなく見た目と値段でDaytonAudio PS95-8を取付け、外装は掲載の写真のように塩ビシートを貼りました。
最初の音出しでは低音ばかりがよく出て中高音がキンキンと耳障りな音でしたが、1か月程経ちエージングが進んだせいか角が取れて良い音になりました。
しかしボーカルのしっとり感と音の量感が今一なので以前使用していたインフィニティーリファレンス21をセンタースピーカーとして繋ぎました。結果は適度に音が滑らかになり聞きやすくて良いです。
今はサブウーファーを使っていますがZ1000-Bergamoを使えば必要ないだろうなと思いながら試聴会のことを振り返っています。
全域に亘ってクリアーで抜けが良い音
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
一聴して全域に亘ってクリアーで抜けが良く音味も強靭で微弱音でも大音量でも
崩れたり汚れたりするところが無い再生音に魅了されました。Z-Bergamoユニット
の只ならぬポテンシャルを感じさせます。
また、小型箱のサイズからは想像もつかない重低音を機敏に軽快に再生している
ところはBHBSのなせる技なのでしょう。
ブラインドテストでは、力強くリッチに多幸感に満ち溢れた響きを聴かせるタイプ
とやや控えめだけど空間にスッキリ広々と響きを広げるタイプに分けられる様でし
た。前者がNO.2ダクト長75mmで後者がNO.1ダクト長100mmとの事でした。
個人の好みとしては断然NO.2を多く選択していました。しかしながら、クラッシク
のテラーク録音の様なミキシングや編集の少ない録音では、NO.1の方が圧倒的に優
れて聴こえました。録音現場の空間の容積まで再現している様な気にさせてくれま
す。
ダクト長に関しては、ユーザーがどちらでも選べる様にしていただけるとありがた
いと思います。
今回は開発に参加しているような感じでした。
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
さて、音工房Z試聴会も片手ぐらいは通わせて頂いていますが、
今回は今までとはかなり様子が違うと感じました。
いつもは開発完了のお披露目会的な会ですが、
今回はなんかすこし開発に参加しているような感じでした。
商品説明はほとんど無く、好き嫌いブラインドテストと、
フリー視聴は各自9分といつもの5分のほぼ倍、
商品アピールではなく生の感想(情報)収集目的を強く感じました。
音工房Zさんからの情報を極力しないことで刷り込みを排除したかったのかなとも思いました。
大山様もどちらが好みか個々に直接聞かれていたなどいつもと違う感が感じられました。
前置きが長くなりましたので本題に移ります。
1曲目のホテルカリフォルニアを聴いただけで違いがハッキリと分かりました。
答え合わせを見てビックリ10曲全部100mmのダクトの方を選んでいました。
「日頃の鍛錬の結果、私の耳は正確に聞き分けができるようになりました。」
というのは自惚れで、明らかに2つのスピーカーは音が違いました。
多分、完全ブラインドテストで全く違うスピーカーと云われても信じたでしょう。
前回のZ800-FW168HRのネットワーク違いでは
定位感の違いは感じましたが音の違いと云うほどの差は感じませんでした。
しかし、今回は音そのものが違うぐらいの差がありました。
自己採点では6曲は自信がありましたが、2曲はどちらか50%ぐらい
2曲は違うかもしれないと思っていました。
もし、機種当てテストなら2曲はもう1方を選んでいたと思います。
しかし、好きな方を選ぶというテスト形式でしたので自分の好きな音を選んだら
偶然10曲とも100mmを選んだという結果となりました。
結論として私が売るなら100% 100mmダクトです。
詳しい説明が無かったですが、メールマガジンからするとS-BHBS音道構造
で合っていると思いますが、どちらも全くBH臭さを感じませんでした。
100mmの方はしっかりとした低音をベースに高域も癖を感じさせないナチュラルな音と思います。
定位がハッキリとしておりボーカル物からオーケストラまでなんでも行けそうです。
130mmの方は相対的に高域が勝っている感じで、低域が若干弱く感じました。
広がり感はこちらの方が感じますが、半面定位が大きくなりぼやけた感じがしました。
私には高域に癖の様な化工臭が感じられどうしても気になりました。
しかし、他の参加者のご意見を窺っていると私とは全然違う、
むしろ真逆の感想を持たれているように感じました。
正解率(お好み率?)が50%ぐらい半々で選ばれていたとおっしゃられていましたので、
この方はどちらも好きなのか、違いをあまり感じられていないのか、
あるいはこの方式のテストに慣れておらずブレがでているのか等と想像しています。
私はダクト長違いに没頭するあまりZ800-FW168HRも試聴対象になっていることを
すっかり忘れており次の方が3番を鳴らして初めて思い出したぐらいです。
別の方がBHの108soloを1番の100mmを外して試聴されましたが、
他の3名の方はこのスピーカの音がかなりお気に入りの様でした。
また、1番の100mmと2番の130mmでは2番が好みと感じられたようでした。
私はどちらかというとアンチBH派で、元々2年前のZ701-OMMF4で音工房Zさんにはまりました。
レスポンス抜群で迫力の重低音、リボンツイーターの繊細な高音との絶妙なバランスが最高です。
他の3名の方はBHの108soloをお気に入りの様でしたのでBH派だと思われますが、
その好みの違いが1番と2番の選択の差とさとなって表れたのではと推測しています。
2つの差はダクト長のみとのことですので、30mmの違いでこれだけ違いがでるなら、
10mm違いでもまた違った結果も考えられると思います。
欲張って両取りを狙い115mmなんてのもいいかもしれませんし、
キットなら使い方で100mmと130mmをオプション設定で選べるなど楽しそうです。
これからのレギュラー品としてメイン機種の位置付けとなるスピーカーなら
多くの方に選ばれる汎用性を期待します。
間違っていたらすいません、大山さんは以前1点に秀でたスピーカーが好き
ともおっしゃられていた記憶があります。
Modenaは過去最も売れたスピーカーとのことですので、
万人受けを目指さない方がいいのかもしれませんが悩ましい選択です。
スピーカーキットではBHは人気アイテムですので、
BHにマイナーなイメージを持つこと自体が私の思い込みかもしれません。
※文章内訂正
誤:答え合わせを見てビックリ10曲全部100mmのダクトの方を選んでいました。
正:10曲中8曲100mmのダクトの方を選んでいました。
10曲全部100mmのダクトの方を選んでいるのはおかしいと思い再度確認しましたら8曲でした。まだまだ修行が足りないと反省しきりです。
言い訳がましくなりますが、それでも8曲選んでいるのはダダの偶然ではないと思います。
Z1000-Bergamo音工房Zさんとマークオーディオさんのコラボ、更なる高みへ
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
大山様にはメルマガで日々お世話になっております。
会社の同僚が作成したZ 701-OMMF4を有償で入手し、ディフォルトでは目と耳が疲れすぎるのでコンデンサを0.92μF相当に合成、ダクト長60ミリでビッグバンドものを愛聴しています。とても素晴らしいスピーカーでポップス物も申し分ありません。
OMMF4でマークオーディオ様のSPにぞっこんとなり今回の作品にかなり興味を持つこととなりました。
Z1000-Bergamo試作最終段階の箱が完成したとの事で参加させて頂きました(iPadが不調となり70分迷い歩いて遅刻参加させて頂きました)
会場には3セットが準備されており、1がダクト長100ミリとスーパーツィーター、2がダクト長75ミリ、3がZ800-FW168HR、での視聴環境でした。
持込曲4つ全てZ701-OMMF4で良好に再生しているものです…。(当方OMMF4耳になっていますが…)
持込曲1つ目は内堀勝ビッグバンドのWayneです。大変録音も良くイントロ部のTPセクションの力強さとSSのリードに気を取られるのですが4番テナーの音が聴こえるかが試されるポイントです。会場のSPとの距離のせいかもしれませんが4番テナーのメロディックではない音の聞こえ方が弱い感じです。もっと音量を下げ視聴すべきなのか反省がございます。楽器の全体的な雰囲気は2のダクト75ミリが出ているようです。
持込曲2つ目はボビーサナブリアビッグバンドの57th St.Manboです。この曲のバリトンサックスは元々聴こえやすいのですがどのように聞こえるかがポイントです。録音自体それぞれの楽器の音色がハッキリしているのですが…雰囲気は良く出ているのですがOMMF4よりややこもっている感じがしました。こちらは1のダクト100ミリスーパーツィーター付きの方がやや雰囲気が良いと思います。
持込曲3つ目はウディハーマンのサンダリングハードのパバーヌです。バスーンとバスクラが出てきますので音圧は抑えめですがただおとなしい再現になるのかバスクラの奥行き感の再現性がポイントです。思った程単調にはならず雰囲気は出ていますがバスクラ独特の奥行き感に惚れ惚れするには少し弱い感じでした。2のダクト75ミリが気に入りました。
持込曲4つ目はセルジオメンデスの悪魔の誘惑です。これは左側のバリトンサックスのストレートに吹くバッキングがきっちり聴こえるかがポイントですがさっぱり聞こえませんでした。これは試作品のせいではなく自分が70分歩いた直後で体調が悪かったのだと思います。
視聴ポイントを楽器の分離性に重点を置いてしまい少々意地が悪かったと反省しています。
曲の雰囲気の再現性、楽器の音色が自分の頭の中の音とフィットしているのが、気持ちいい音でして…。
試作品との事で想像していましたが気持ちいい音としては予想以上の音に驚いています。
完成品視聴会が待ち遠しいですが、2番の75ミリダクトにスーパーツィーターをつけてコンデンサのバリエーションで試してみたいものです。
大変有難うございました。
Z1000-Bergamoはサブウーファー無しでロンカーターを聴ける1品
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
居間の天井にはBOSEがぶら下がり、ONKYOスピーカーと組み合わせた4スピーカーをROTELのアンプで駆動して睡眠前に音楽を楽しんでいる。周波数テストCDで確認したところ40Hz以下も十分で、サブウーファーが無くてもロンカーターのウッドベースをライブ感覚で楽しめる環境だ。昼間の仕事は20畳ほどの事務所の一角に机を置き音楽を聴きながら仕事をしているが、使用しているのはZ601初期バージョンのスピーカー。このスピーカーはバランスが良く、どのような音楽にもそれらしく対応し、長時間聴いていても疲れない。ただし欠点は、サブウーファーが必要でヤマハYST-SW325を机の下に置かなければいけない。このようなスピーカー配置で自宅居間と類似環境にして音楽を楽しんでいる。もっぱらジャズやヒュージョン系が多く、それも10年以上前40年間のコレクションをデジタル(DVD品質)に落とした音源である。仕事場ではこれを垂れ流しにして楽しんでいる。
さて、Z1000-Bergamoの視聴会に参加して驚いた。OM-MF5より一回り大きなスピーカーでありながら、ロンカーターのベースをウッドベースとして聞かせてくれる。しかも口径が小さなスピーカーでありながら音が籠ることなく、前に出てくる。目をつぶればライブ感覚に指せてくれるスピーカーである。ただし、このスピーカーにも欠点があり、BHBSのポートの寸法で音楽の聴こえ方が少し変わるのだ。ただし、これはわずかな差であり、比較しなければわからない欠点である。Z601のバランスの良さには驚かされ2セットも購入したが、小口径ででありながらウッドベースの響きを聴かせるこのスピーカーも音工房Zの傑作の一つになるのかもしれない。、
音離れの良いスピーカーでした
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
いつもお世話になっております音工房Z様の試聴会に参加してきました。
今回はマークオーディオ様とコラボされたユニットを使用したZ1000-Bergamoの試聴会でした。
試作最終段階とのことでキットと同じようなべニア板の箱が2個並んでました。
外観は全く同じで内部が変わっているとの事だけ伺って早速試聴が始まりました。
いつもおなじみの音源を交互に鳴らしてどちらが良いかチェックしていくというものでしたが、一聴してわかるレベルに低音の出方が違っておりました。
一つは中低音が盛り上がった感じでもう一方は中低音はすっきりしていてその下の音域に盛り上がりを感じました。
ジャンルによってそのどちらが良いかは判断が難しく自分の結果を見たところボーカル主体の音数が少ない音源は前者を、楽器の数が多い曲は後者を選んでいたようで、6:4で前者を選んでました。
また一緒に行った嫁さんは7:3で前者でしたが私と選んだ曲は全く違ってました。
その後両者の違いがバスレフポートの長さの違いであることを教えて頂きなるほど、と思いました。
あと気になったのがユニット自体は同じなのですが中高音の出方が違うように感じたことでした。
そこで両者のポートを入れ替えていただき印象がそのまま逆転するか試させていただきましたがやはり前者のほうが音色が良く感じました。
大山様曰くもしかするとスピーカーの置いている場所とリスニングポジション、背面に置いてある音響パネルの角度の違いかも、とのことでした。
両者とも一番印象的だったのはとても音離れが良く目を閉じて聴いているとユニットの位置からでなくもっと上方から音が下りてくるような感覚であったことでした。
その後自分のCDを聴けるタイミングでZ1-Livornoとも聴き比べしましたがその印象は変わりませんでした。
ポートの長さが100mmと75mmでしたのでもしかしたらその間に一番良い長さがあるかもしれないと思いながら会場をあとにしました。
またどちらともZ501スーパーツィーターを付けるとより臨場感が増したので完成品が出来た暁にはそれを正相、逆相どちらが繋がりが良いかなども試聴出来ればと思います。
完成を楽しみに待とうと思います。
Z1000-Bergamoの発売が楽しみです
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
Z1000-Bergamoの視聴会に参加させていただきました。
今回はブラインド比較とフリー視聴合わせて以下4機種の聞き比べさせて頂きました。
①Z1000-Bergamo(テーパーダクト100mm仕様)
②Z1000-Bergamo(テーパーダクト130mm仕様)
③Z800-FW168HR+Z505-Trento
④Z1-Livorno
・Z1000-Bergamoのブラインド比較
①と②はテーパーダクトのみの違いとのことですが、聞き比べると明確に違うことに驚きました。ただ不思議なことに私のブラインド比較結果では好みがどちらか一方になることはなく曲によって分かれる結果になりどちらがいいか迷う形になりました。
・持ち込み音源での比較
他の参加者の楽曲も合わせて楽しく聞かせて頂きました。
③Z800-FW168HR+Z505-Trentoと比較すると①,②Z1000-Bergamoは鳴り方の傾向が全然違う印象があり、①,②よりも③の方が迫力と広がりがあるように感じられました。
④Z1-Livornoと比較するとZ1000-Bergamoはどちらの仕様でも一段と元気に聞こえてくる印象でした。
肝心のテーパーダクトの仕様違いについては130mmの方が特にボーカルが一段引き立ち、100㎜の方が落ち着いた印象を受けました。
Z1-Livornoを所有する身としては純粋にZ1000-Bergamoは音楽楽しく聞けていいなと感じましたので発売が楽しみになりました。
Z1000-Bergamo サイズからは信じられないような低音に驚きました。
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
#1(ダクト100mm),#2(ダクト130mm)はダクトの違いで中高音に差が出ることを初めて知りました。自分でダクトを調整するときは低域の肩特性が滑らかに変化し、聴感上違和感がないか確認していましたが、中高音も気を付けたいと思いました。シベリウスのフィンランディアでは#3と比較し#1,#2共、レンジ感は狭く感じました。トライアングルの音やスケール感は#3が良いと感じました。WES MONTGOMERYのA DAY IN THE LIFEでは#1,#2共、サイズを考慮すると、超低音の雰囲気も素晴らしかった。
クリアでハイセンスな音。音楽を楽しめる。
アンプはDENON、スーパーツイーターとスーパーウーファーを補助的に使っています。クラシック音楽を聴いています。クリアでハイセンスな音で音楽を楽しめる。小編成でも大編成でも録音の良しあしがはっきり表れる。大編成でフォルティッシモになると中低音の弦楽合奏部分がつぶれてしまうが、録音にもよります。ベルリンフィルのデジタル・コンサートを安心して聴けるのがうれしい。画面があると音質の良しあしにあまりとらわれなくなる。低音の伸びも十分で東響のサンサーンスの3番オルガン付き(録音賞)の迫力は十分表現できました。
写真のようにTVの横にセットしてます。古いスーパーウーファーが左の端に写っています。
クリアなハイセンスの音。クラシック音楽を楽しめます。
スーパーツイーターとスーパーウーファーを補助的に追加しています。AMPはDENON PMA-800NEとCDPLAYER、BLUELAYPLAYER TVはPANASONIC。という編成でCD,DVD,TVの音楽配信を聞いています。大編成のフルオーケストラでも一応楽しめるが小編成ものでうっとりするようなCDや音楽配信もある。CDの録音の良し悪しがはっきりわかるようになって演奏するCD選びがややこしくなった。SACDの威力を理解出来るようになりました。交響曲の最強音になると中低部の音がつぶれてしまうが、これは録音の故かAMPの故かこのスピーカーのせいか判断は難しい。ベルリンフィルのデジタルコンサートは録音が無理をしてないせいか、画面に気を取られるせいかこの面での不満が目立たなくなって安心して聞けるようになったのが何よりうれしい。
工作上に問題はありません。仕上げはただ黒く塗っただけで愛想はない。TVの両脇に置いてあります。
バランスがとれた音で感動しました。
OMOF101を自作の箱で聞いていたが低音がボンついて上手く再生できなかったのですが、
Z601で鳴らした音は低音から高音までバランスがとれた音で感動しました。
試聴機器:PCからtopping tp23です。
中音から低音の厚みが良い感じ
amp:fostex ap20d dac:fx-audio fx04j+
音は中音から低音の厚みが良いです。 ただ、定位が他社のスピーカを入れた箱と比べるとイマイチぼんやりします。
箱作製に問題があったのか? しばらく様子見ながら調整してみようと思っています。
塗装は金属風な箱をイメージしたものにしてみました。 (最初は木目を活かした塗装だったのですが)
大変役に立ちました
こうじゃないかなと今まで考えていたことも書かれており、すべての部分について同意または勉強になりました。現在70歳半ばでこれから先のオーディオライフも先が見えてますがこの事典の内容に沿って楽しんでいきたいと思います。
Z1-Livornoが最高のパフォーマンスを!
Z1-Livornoに早速セットとりあえずコンデンサーはそのままで試聴用にしているデイブグルーシンのマウンテンダンスを…低音域が勝ちがちで気になっていた音のバランスが改善され生々しい音になりました。TEAC TN-3B AT-VM95E DENON PMA -600NE Z1-Livornoの真価を見た!
憧れのバックロードホーンを手に入れた!
セミリタイアしている66歳男性です。
バックロードホーンについては、20歳代の頃からあこがれていまして、いつかはバックロードホーンを手に入れてやるぞと心に秘めていました。
60歳での定年退職を機に、アンプとCDプレーヤーを買い換えてしばらく楽しんでいました。それまで聴いていたオンキョーMONITOR2000Xも悪くなかったのですが、何か新しいスピーカーをと探していたところ、インターネットで音工房Zに巡り合いました。
音工房Zからスピーカーを購入したことはなく、実機での音も聴かずにで、一抹の不安もありましたが、フォステックスの評判の限定ユニットを使用していること、また、インターネットで見る限り、音工房Zのスピーカーづくりは信頼できるとの思いで、私の懐事情では決して安くないZ1000-FE168SSHP+TA90A-SEの購入に至りました。
音工房Zからはエージングを1日6時間×2週間程度とのコメントがありましたが、私の場合は、1日1時間で2カ月ですので、まだ少しエージング不足かもしれません。
現時点での音ですが、MONITOR2000Xと比べて、締りのある低音や音がスッキリしたことを感じています。私は、ヴァイオリンが好きなのですが、より艶っぽくなったと思います。また、DSDとPCMの違いが今まで以上によくわかるようになりました。巷で言われるバックロードホーンの癖は、私には感じられません。どのスピーカーにも当てはまることでしょうが、音を出してから1時間程度のウォーミングアップとそこそこの音量が必要なようです。
現在は、スピーカーやリスニングの位置を変えて試行錯誤しているところです。私の評価ですが、☆4つにしました。なぜ、☆5つではないのかというと、エージング不足、セッティング不足によるものでしょうが、もっと生々しいスピード感溢れる音が聴ける筈だとの思いからです。これからも、このスピーカーの持っている性能を引き出すために、アンプをセパレートに買い換えようか、DACを変えてみようかなど、妄想が膨らんでいくばかりです。
ソース
・ホテルカリフォルニア/イーグルス 192kHz/24bit flac
・富嶽百景/音太鼓座 192kHz/24bit flac
・シューベルト ピアノ五重奏曲「ます」/アンネ=ゾフィー・ムター 96kHz/24bit flac
・ケルンコンサート/キース・ジャレット 192kHz/24bit flac
・ペールギュント/カラヤン ベルリンフィル SACD
オーディオ機器
・SACDプレーヤー:デノン DCD-SX11(DACとしても使用)
・プリメインアンプ:アキュフェーズ E-370
自分だけのコンサート会場ができました
Z701-FE168SSHPとT90A-SEとの組み合わせで6畳のミニコンサート会場ができました。
前のスピーカーでは、面白くなくて聞く事の無かったCDが素晴らしい音楽として響いております。棚に眠っていた宝を再発見しています。
6畳の小さな部屋で大音量も出せない環境ですが、全帯域にわたってバランスの良い自然な音が出ているのではないかと思います。
今思いつく印象は、
・スピーカーが鳴っている感じではなく、音楽が演奏されている感じです。
・全帯域に渡って、頑張って音を出している感じは全く無く、堂々として余裕がありながら、さりげなくすんなりときちんと全ての音を再生できいる感じです。ユニットもエンクロージャも大きいからでしょうか。
・余韻(残響)が非常に美しいです。
・太鼓やドラムの音がレスポンス良く響きを持って演奏されます。
・クラシック(大編成・小編成・独奏)・ジャズ・その他どのジャンルでも、しっかりと忠実に再生してくれる様です。その意味で、特に苦手というジャンルは無いかと思います。
・声の質感や楽器の音色については、好みに差があって評価が難しいですが、誇張や色付けが少なく、そのまま再生されている感じで、私は気に入っています。
ハイエンドの音というのはスピーカーだけでは成しえないので、たとえ数百万円のスピーカーでも、音楽を聴きたくならないスピーカーなら私には何の価値もありません。
粗末なオーディオ機器類で、これだけの音が再生できて、自分だけのミニコンサート会場ができたという事実をもって、大山様(音工房Z様)の理念はほぼ実現できているのではないかと思います。
あくまで私個人の印象ですが、このスピーカーは、
FOSTEX様の優秀なユニットと音工房Z様の多くの経験と高い技術力によってできた
「いろいろな音楽をもっと聴きたくなる貴重な良いスピーカー」だと思います。
これから長く使っていける傑作(銘機かも)と思います。
今後も良いスピーカーを作り続けてください、応援しております。
[機器]ひまじんの粗末なオーディオ機器類(色々と涙ぐましい工夫はしています)
[音源]CD・DVD・BD、クラシック・ジャズ・その他
真打ち!Z1000-FE168SSHP!
・Jazzライブ名盤、BILL EVANS TRIO、WALTS FOR DEBBY のMY FOOLISH HEART を聞いてみます。すると、演奏の開始とともに、会場にすっと引き込まれライブ演奏を楽しむことができます。これで十分と思えます。その理由を、私の見解でレポートします。まず、音が澄んでいます。こもった感じが全くありません。次に、極小音量まで明瞭です。そのため、楽器の余韻までスムーズで、会場内のざわめきもリアルに感じます。さらに、各楽器が分離し、しっかり定位します。周波数特性は、低音は引き締まり、高音は煩くなく、中音は出しゃばりません。以上の特徴から、ピアノ、ドラム、バス、さらに観客のざわめきが自然に響き、楽しむことができます。
・これらの音を楽しむため以下の準備をします。装置は部屋の中央で、スピーカとの距離は1.5m前後の比較的近距離での聴取です。まず、高域に影響を与えるサランネットは、カッコいいのですが取り外します。次に、音の指向性が強いので、リスナーは左右のスピーカーと正対し、左右の軸の交点付近のスイートスポットを探します。さらに、音量を上げすぎないようにして、聴覚の負担を減らします。迫力がないくらいの音量で良いと思います。あとは、少し部屋の照明を少し落として目を閉じれば、準備完了です。
・REBECCA Ⅳ、May be TomorrowのHot Spice を聞いてみます。こちらは、メリハリのきいたロックナッバーです。聴き所は、NOKKOの溌剌としたボーカルです。このボーカルを最初に聞いたとき、知っている声と微妙に違うな!と感じました。しかし、すぐに慣れてしまい気にならなくなりました。他のミュージシャンのソースでは、最初から違和感がない場合もあるので、相性もあるように思えます。ボーカルの再生音は、好き嫌いが分かれるかもしれません。
・以上をまとめると、Z1000-FE168SSHPは、ボーカルはソースとの相性があるものの、高解像度なユニットを、熟慮された箱に納め、バランス良い周波数応答を実現した、臨場感あふれるスピーカーといえます。そして、音質は真打ちレベルと思います。
・私は、気分により、またはソースにより、端正にまとまった音が聞きたくなるときがあります。この場合、Z800-FW168HRの出番です。設置は部屋の制約から、Z1000-FE168SSHPの上に置いています。そしてツィーターの高さを合わせるため、ウーハーを上側にしています。音は上方向から降ってきますので、少し背筋を伸ばして耳の位置を高くして聴きます。Z800-FW168HRは、各楽器やボーカルがうまくミックスされるので、安心して聴くことができます。
・最後に、スピーカーメーカーのFOSTEX、その性能をフルに引き出す箱メーカーの音工房Z、さらに様々な情報提供をいただく全てのオーディオ愛好家に、深く感謝します。おかげさまで、楽しい音楽ライフをおくることができています。ありがとうございます。
・使用機材‥AMP:DENON PMA-QSA11、CD player:DENON DCD-QSA1、Record player:DENON DP-57L、カートリッジ:DENON DL301Ⅱ、Z1000-FE168SSHP ツィーター:T90A-SE
Z501(V2)とスーパーツィーターキットを比較試聴してみて
1月19日にZ501(V2)が我が家に届きました。
スーパーツィーターは ”キット” を3年以上前から使用していますが、ほとんどの方のレビュー同様その効果は素晴らしく常に繋ぎっぱなしです。
Z501の購入は何度か検討したのですが同じユニットを使用していて価格が4倍ほど違うというところがネックでした。
今回は”期間限定商品”ということで思わずポチしてしまいました。
“限定”という言葉には弱いです。
早速「Z1-Livorno」と「自作JBL」に取り付けてのレビューです。
Z501の効果はもはや周知のことですので、今回は「Z501(V2)」と「キット」の音の違いを確認するのが目的です。
まずは外観から、
Z501は思ったより小さくて手に取ると愛着のわく可愛い出来で、ウォールナットの仕上げは大変美しく手間をかけた家具の趣です。
色合いも思ったより明るくて白木のエンクロージャーともよく合います。
付属の滑り止めパッドは、普段よく使用している「山本音響工芸のブチルゴムGS-8」より少し柔らかく粘着性があり、太めのコードを使用してもZ501がずれることは全くありません。
さて、音の方ですが、比較試聴しやすくするために写真の様にスピーカーセレクターを使用しました。
アマゾンで購入した”Felimoa”という安価な中国製のセレクターですが、同様の他社製品が「スピーカー端子のバネが飛んだ」とか「2〜3回の使用ですぐに壊れた」とか散々なレビューの多い中で、比較的好評な評価を得ている製品です。
今のところ健在で、いい仕事をしてくれていますがスピーカー端子の直径が3mmほどしかなくかなり細めのコードしか使えないのが残念です。
このセレクターに「Z501」と「キット」を繋ぎ、瞬時に切り替えて違いを確かめることにしました。
キットのコンデンサーも1.0μFに合わせてあります。
まずはZ501(V2)を繋いでいつものYumingから、
「ただわけもなく」は冒頭のギターの響きがどう聴こえるかがポイントですが、やはりZ501のホーン効果でしょうか、ピンポイントで前に出てくる感じで音がまとまってくる分、音圧も少し高くなったように聴こえます。
Z1-Livorno」+ 「キット」 では今ひとつ満足できなかったYumingの歌声もZ501 を繋ぐことで細かいニュアンスが浮かび上がり「キット」より表情が豊かになったように聴こえます。
Eddie Higgins Trioの「懐かしのストックホルム」でもZ501の方がシンバルのハイハットがよりリアルに聴こえ、ピアノも艶っぽくなりました。
Z501 のホーン効果は絶大なりと感じたのですが、
小澤征爾・サイトウキネンのバッハの “Air” を聴いた瞬間「んっ?」となりました。
キットの方が高域がフワーッと部屋に広がりまさに「天上の音楽」を聴いている感があります。
バッハで高域が突き刺さってきては興醒めです。
バッハやモーツァルトを楽しむには「キット」の方が相性がいいこともあるようです。
何時間も試聴して結局のところ、Z501メインで、どちらも「あり」かなというのが私の結論です。
何を聴くかによって使い分けを楽しむということでしょうか。
一つ確かなことはキットを聴いて「いいな」と感じた人は、Z501 も必聴だということです。