音工房Zの商品は2009年の開業以来、
商品をご購入いただいたお客様からたくさんの商品レビューをいただいております。
ご購入様はこちらのページから商品レビューをご記入頂けたら幸いです。            

レビュー商品一覧

レビューのご投稿は商品ページごとに設置しあるフォームよりお願いします。
現行販売商品についてはお写真付きのレビューを送っていただいた場合500ポイント贈呈させていただいております。ご投稿いただいたお写真とレビューは弊社の公式Instagramに英訳投稿させていただく場合がございます。(販売終了商品、Amazon商品につきましてはポイント贈呈はいたしておりません。)

音声がライブハウスで聞いている透明感

Rated 4.0 out of 5
2022年3月29日

ソース:八神純子アルバム カセットデッキ:YAMAHA TC-1000

アンプ:YAMAHA A-5

Z800-FW168HRと同時に組み立てはじめ2か月で音出しです。

Trentoは大きいので、組み立てに時間がかかりました。特にはみ出しボンドの払拭に時間がかかりましたが、木版の段差があると中々解消できず部分的には妥協して完了です。

シーラーのサンダー工程は、使い古しのペーパーを使いきることできれいに仕上がる感じです。出来上がりには満足してます。

アンプが40年前のトランジスタなんで、真空管アンプに入れ替えを検討してます。

阿部郁夫

アルペアシリーズの弱点(低音の厚み)を箱で良くカバーしていると思います。

Rated 5.0 out of 5
2022年3月28日

【Z1000-Bergamo】

私はアルペアの軽い金属コーンによる?弾む低音を求め歴代ユニット数種を経て現有の11maopに至りました。アルペアの薄い金属コーンと良く動くダンパーは入力信号に正確でも従来の紙コーンより量感が薄い様に感じてしまいます。

(同社紙コーンも使いましたが私には金属コーンの低音が合っていました)。

それらの経緯を踏まえ箱でどれほど低音を補えるかが今回のテーマでした。

特別仕様のユニットとはいえ口径からは想像以上の低音が出て大変良いバランスに聞こえました。

尚、ダクトのチューニングは200~400hzの出しやすい倍音を増強し下の帯域を厚めに感じさせる仕様ではと?よって50hz以下サブソニックの帯域はバッサリと無くなる感じですね。

今回は大変貴重な機会を頂きありがとうございました。

MAOP

フルレンジで締まったフォーカス+ホワイトシカモア突板仕上げはハイエンド機と互角以上でした。

Rated 5.0 out of 5
2022年3月28日

【Z1000-Bergamo】

試聴会のアジェンダは

代表の大山さんによる製品紹介、音工房Zさんが用意した音源を試聴、参加者持ち込み音源の試聴という順番です。

まずは音工房Zさんが用意した音源を試聴しました。

・Jennifer Warnes/Rock you gently

開発ブログの情報からボーカルものは得意ではないかと予想立てておりましたが、予想通りで色付け無く繊細な声質まで再生出来ていました。

・チャイコフスキーの序曲「1812年」

大砲の部分はやはり歪んで(クリップ)いました。他のスピーカーとの比較試聴はありませんでしたのでスピーカー単体かアンプ経路かはわかりませんが。

・Fourplay/Chant

イントロ部のフロアタムのアタック、そしてベースの入りともに輪郭が綺麗に取れた出音で再生されてました。

・キロロ/未来へ

邦楽の女性ボーカルも、高域のノビも気持ち良く再生されていたと思います。

続いて持ち込み音源での試聴です。

今回の持ち込み音源からは以下の4曲をセレクトしました。

1.Honeysuckle Rose – Jane Monheit

2.ダニー・ボーイ – 山中千尋

3.Sunday Strut – Blake Aaron

4.Rushing Water – Sting

1曲目は女性ボーカル+ピアノトリオのジャズですが、跳ねる様に子気味良いウッドベースからの囁くような女性ボーカルの入りが軽快に再生出来ていたと思います。

2曲目はピアノソロのジャズですが、下から上までバランス良く、綺麗なトーンで再生出来ていたと思います。

3曲目はギターフュージョンで音数の多い楽曲ですが、分離が厳しいのか若干団子感が出ていた様に思います。

4曲目では、イントロのドラムからのEベースの入りは歯切れの良いのですが、ボーカルで若干鼻が詰まった感じとなった点が少し気になった点です。

最後に、仕上げに関しての感想です。

今回初めて、高級ギターなどに使用されているホワイトシカモア突板を採用した仕上げは遠目では淡い色彩で上品であり、近くで見ると綺麗な杢目が印象的でした。

また30mmもの厚みで四隅を斜めにカットしたバッフル板がさらに高級感を出していると思いました。

私個人はスピーカー工作派なので、今後発売予定のキット製品を待ちますが、工作派でない方は今回お値打ち価格の完成品をお勧めします。

toby

迫力を感じました!

Rated 5.0 out of 5
2022年3月28日

【Z1000-Bergamo】

Z1000-Bergamo の試聴会は3月8日のダクト長聞き比べに続いて2回目になります。音工房Zさんの試聴会は一昨年の Z701-OMMF4より参加させて頂いており、自分なりに音工房Zさんの音のイメージが分かってきたと思っています。Z800-FW168HR Z701-Modena Z1-LivornoS の他 Z601-OMOF101 他かなりの機種を聴かせて頂きました。残念ながらベースとなった Z1000-FE103A は聴いたことが無かったのが今回の心残りです。「百聞は一見に如かず」と云いますが、オーディオは「百見は一聴に如かず」と考え、今年はコイズミ無線さんの試聴会にも3回ほどお邪魔してフィディリ ティムサウンドの中島さんのNature collectionsシリーズも3台ほど聴かせてもらいました。他の2回は炭山アキラさんと生形三郎さんの作品で、4者で全く音の方向性が違いとても勉強になりました。特にフィディリ ティムサウンドのシステムはZ1000-Bergamoと同じメーカーMarkAudioのユニットですので、音作りの違いに興味深いものがありました。中島さんのシステムはシングルバスレフのオーソドックスな作りで、厳選された木材の響き?を生かした自然な音で、車で言えば自然吸気エンジンとでも云った感じです。対して音工房Zさんのシステムは大山さんの経験から捻り出された知恵の塊と云った凝りに凝った作りで、サイズからは考えられないようなスケールと低音感が特徴、車で言えば過給機エンジンと云った感じです。中でも Z1000-Bergamo はターボチャージャー+スーパーチャージャーのツインチャージャーとでも言いましょうか迫力のサウンドです。

Z1000-Bergamo は音工房Zさん専売?のBHBS方式ですが、1番の売れ筋 Z701-Modena とはかなり違いがありました。Z701-Modena は音量を上げたり、楽曲によっては低域を無理やり上げているかのようなバックロードホーン臭さと云うような癖が感じられます。私は箱の音はあまり出ない方が好みなので特に気になってしいます。この辺は逆にこの音がいいとおっしゃられていた方もいらっしゃいましたので私の個人的な志向が強いのかもしれませんが。ところが、Z1000-Bergamo にはそのような兆候は見られませんでした。試しにかなりの音量まで上げても癖はなく、ズンズンと音が前に迫ってきます。かなり個性的な鳴り方をしていた灰山アキラさんのスリムモアイ(ユニットのみで約17万円)と比べても、スピード感やレスポンスは負けておらず、それにも関わらず音に癖が無いのはビックリポンでした。また、意外に感じたのは小口径のフルレンジ1発は定位は良いが広がり感は表現しにくいというのが通説だと思いますが、このシステムは音の広がり感がかなりあり Z1-LivornoS と同程度に感じました。BHBSのセッティングでダクトからも中低域が出ているのでしょうか。ボーカル系のピンポイントがメインの方はスーパーツイーターを追加すれば調整はできると思います。うっかりして折角セッティングされていたスーパーツイーターを繋いでもらうのを忘れてしまい書けませんが、ブログではスーパーツイーター付きの方が音は明らかに良いとのことですので心配はいらないとは思います。

以上、良いことづくめばかりでは信憑性がありませので少しネガティブ?な部分にも触れたいと思います。開発経緯でも書かれていますが「ダブルバスレフに近い特性ですが、S-BHBSはダブルバスレフとトリプルバスレフの中間なのか山が3.5ぐらい。」の影響なのか中低域に多少アバレの様なきつい音がする時が感じられます。強いて言えばというレベルかもしれませんが私が突っ込むと、社員の佐々木さんも小声で「チョットやり過ぎたかも」とおっしゃられていました。ただ、ダクト等で調整ができますのでとのことなので味付けの範囲ではあるようです。吸音材を追加してもいいかもしれませんね。

最後に外観についてですが、視聴に行く前に販売ページをよく読めばよかったのですが、大変失礼なことを大山さんに申し上げてしまいました。「スピーカーはホワイトバーチで製作し表面はホワイトシカモアのツキ板で仕上げております。硬度のあるウレタン仕上げでつや消し仕様です。高級ギターに採用例の多いホワイトシカモアは飽きのこない美しい木目で、所有の喜びを満たしてくれます。」と書かれてたにもかかわらず、実物を見ると綺麗なのが分かりますが写真ではあまり質感が良く分かりません、従来の茶系も多色展開した方が良いのではないですかなどと・・・ 懺悔ですね。私の推測ですが Z1000-FE103A との違いを考えホワイト系の外観とし、ユニットも敢えて黒系にされたのかなと、今後このシリーズはレギュラー商品として長く販売されるのでしょう。茶系もあると選択肢が広がると思います。更に、高級ギターに採用例の多いホワイトシカモアとのことなら、サイドを茶系にして本当にギターカラーなんてのもどうでしょうか。

「追伸:商品の価格についてです。フルレンジのフラッグシップモデルですので当初ペア30万円で販売しようと思っていました。・・・・・・ できるだけ多くの人に楽しんでもらいたいという気持ちから本体20万円を切る価格でスタートさせていただくことにいたしました。」とのことですが、現在ウッドショックと言われるほどの木材の高騰、IC不足に便乗?したスピーカーをはじめとした中国部品の値上がりの中とても素晴らしい英断と思います。キットの方も10万円は切れると思いますとのことですので楽しみにお待ちしております。オカルトオーディオなどと揶揄されることの多いオーディオ業界で、真面目にユーザー目線で開発を続けることは大変だと思いますが頑張って下さい。

kochan

音圧が感じられる低音!

Rated 5.0 out of 5
2022年3月28日

【Z1000-Bergamo】

Z1000-Bergamoを視聴させていただきました。

大前提としてMarkaudioの”あの”音が好きな一人です。元々ワイドレンジなユニットだとは思いますが、フルレンジという使い方、口径面から考えても低音はどうしても厳しいところが出てくrかと思います。そこをバスレフで補う、というのはよくありますが音は出ているのでしょうがどうしても迫力/音圧までは伝わってこないのが一般的ではないでしょうか。今回のモデルはその点で全く異なる低音の出方だと思います。音量を上げて聞かれる方はより感じられるのではないかと思います。中高音に関しても小口径のフルレンジと言う事からか定位も表現も非常によく聞こえました。相当なチューニング、追い込みだと思います。あとは20Lという物理的にどうしようもない場所が取れるかどうか、と言所になるのでしょうか。それと個人的にはスパーツイーターはあった方が良かったと思います。

ブログや、視聴会の説明のなかでBHBSを採用したことで、、とお聞きしましたが、視聴会でたとえは普通のバスレフと今回の最終のBHBS仕様との比較視聴などもできると自作派としては非常に面白いと思います。バスレフは試作箱のクランプ留めのような状態でも良いと思います(逆に自作っぽくてさらに良いかと)。デモユニットがその分必要になってしまいますが。。

今後も素晴らしい音をよろしくお願いします。

kou

バランスの良い音

Rated 4.0 out of 5
2022年3月28日

楽器の音が高音から低音まで明瞭に聞こえて良いです。ギターの音などで

自分のイメージと違う(中音域を増やしたい)ので、今後工夫してみます。

塗装の説明動画は、大変参考になりました。

今回スプレー艶消し黒を7回塗りました。サンドペーパーもその都度かけて

満足の仕上がりです。(写真を添付します)

スピーカーは、7.2ch AVサラウンドアンプDENON AVR-X2500H につなげてテレビと

音楽を楽しんでいます。

DVDは、SONY BDZ-EW520 BlueRayレコーダーにて再生しています。

テレビを含めた写真を添付しました。

リアスピーカーは、2019年にSTEREO編、特選スピーカーユニットのマークオーディオ 

OM-MF519(8cmフルレンジ)バスレフで天井から吊り下げています、この写真も

添付しました。

オーディオは大学生のころJBLの音をめざしてFOSTEXの20cmフルレンジ片側2つと

日立のツイーターで作ったり、4チャンネルのリアスピーカーを三角錐型で

作ったりを40年前ごろ行っていました。

スピーカー作りはずっと行っていなかったのですが、サラウンドテレビモニター

スピーカーにJBL 4312MⅡを使用していて(写真のスピーカー2種類写っている 

右側)上記に記載したOM-MF519(8cmフルレンジ)バスレフを作り、こちらの方が

指向性、響き、バランス良く、その後同じOM-MF519にてその本に載っていた

バックロードを作って(写真の2種類写っている左側)、それがさらに

バランス良く、自分好みに調整して聞いていましたが、貴社のホームページ

を見てこのたび購入・制作して楽しかったです。

今後もメールとホームページを見ますので、よろしくお願いいたします。

小林 稔

完成度が高い

Rated 5.0 out of 5
2022年3月28日

【Z1000-Bergamo】

3月27日(日)にZ-1000Bergamoの完成品の試聴に参加いたしました。初回の10時に申込み、

20分程早く行って現物をじっくり見ました。白木仕上げ(ホワイトシカモア)の美しい外観に感激、やっぱり高級な突板木目は生地を生かしたクリアー塗装が最高ですね。

さて肝心の試聴ですが最初はZ工房さんで用意したCDで数曲試聴いたしました。小さな箱から想像できない音量が豊かで迫力のある中低音出ることにびっくりして唖然、又低音以外の中高音もバランスよく下から上までスムーズに伸びる素晴らしい音でした。さすが2年以上スピーカーユニットから開発したモデルであり完成度は非常に高い製品だと感じさせられました。

次に各自持参のCDの試聴になり、最初にジャズカルテットを聞きましたウッドベースの生々しい臨場感あふれる低音と部屋いっぱい広がる中高音にびっくり、又中高音の解像力も良くてマークオーディオのフルレンジとは思えない高いユニット性能を感じることができました。

次にツァラトゥストラはかく語りきの冒頭のオルガンの低弦波を聞くことにしました。思っていたよりおとなしい印象です。ダクトホーンを100mm~75mmの間に決めたそうで、その影響のようです、ただ我が家のリビングではこのぐらいの方が聞きやすいと思いました。

次にサラブライトマンをかけましたソプラノの高音部でやや耳につく反響音が出る場面がありました、そこで試しにZ-Livornoに換えたところピタッと収まりしっとりと聞きやすい音になりました、結果改めてZ-Livornoの性格の良さを再認識することになりました。やはり完璧なオールラウンドスピーカーを造るのは難いのでしょうか・・・・

後は、何百回も聞いたマイルスデイビスの名盤Kind Of Blueをかけてみました。いつも自宅で聞くより音が鮮明で音の伸びも良く心が吸い込まれそうになり感激いたしました。

他の方で太田裕美さんの曲を持ってきていました。ここでもやはりZ-Livornoの良さが出ていました。どうやらBergamoはかわいい女性は少し苦手のようです。

年末にはキットが販売になる予定らしいので無駄遣いしないで貯金しなければ!

勝手なこと言いましたが、最後に自宅で使用しているZ-601(v2)の写真を添付いたしましたSPユニットはマークオーディオのMAOP5です。低音が良く出る中高音の音が綺麗で解像力を感じる伸びの良いスピーカーですが、やはり女性ボーカルでまれにピーキーさをかすかに感じます。その時はセンタースピーカー(暖色系な音)を一緒にならすとかなり良い感じになります。

Z-1000Bergamoは一言でいうと小さな巨人(大物)です。

ぐっさん

Z1000-BergamoはBHBSらしい元気の良い音

Rated 3.0 out of 5
2022年3月28日

【Z1000-Bergamo】

試聴会に参加しました。

初めて見たZ1000-Bergamoは、想像よりも大きく、特に奥行きはZ800-FW168HRと同程度くらいの長さがあります。

バスレフのポートの大きさも印象的でした。

最初に大山さんか用意していたサンプル音源を視聴します。

どの音源も素晴らしい音で、特に低音の迫力は10cmフルレンジとは思えないものでした。これはすごいスピーカーができたなという第一印象です。

その後、

Z1000-Bergamo(完成品)

Z1-Livorno(完成品)

Z800-FW168HR(キット)

の3台を聞き比べることができました。

他の参加者の方はクラッシックの試聴盤を持ってきた方が多かったのですが、ジャンルによってZ1000-Bergamoは得意不得意があるように思いました。

私のメモを見返すと、以下のような記載があります。

Z1000-Bergamo

元気。ボーカルが前に。音が中心にまとまる感じ。豊かでパンチのある低音。ただし、曲によって低音がゆるく膨らむ。

オーケストラのような大きな編成では、解像感が少し足りないように感じる。

マリンバの高音はZ800-FW168HRに引けを取らない高品質。

Z800-FW168HR(キット)

Livornoよりも相当にレンジが広く、スケールの大きな音。おとなの音。

オーケストラでは他の機種を圧倒。

マリンバの低音部分をZ1000-Bergamoと聞き比べると、締まっていながらも左右、前後に広がる様子が、もう一段高いレベルにあると感じた。

Z1-Livorno(完成品)

Bergamoに比べ、2wayらしい解像度の高さあり。Z1000-Bergamoとは好みによって使い分けれそう。ただし、Z800-FW168HRと比べるとスケールの違いを感じてしまう。

Z1000-Bergamoはバスレフポートからの空気振動を感じ、箱全体で音楽を鳴らしているという、まさにBHBSらしい音です。特に、音量を上げると迫力が増して良かったです。比べて、Z800-FW168HRはスピーカーユニットそのものからしっかりと音がでているという印象で、音像がはっきりと見える感じがしました。

Z1000-Bergamoはバスレフポートの調整で低音の出方を調整できると,印象がもっと変わるのではないかと思いました。あるいは、スーパーツイーターを追加すると印象が変わりそうだなと感じましたが、それは試せませんでした。

NeoN

Z1000-Bergamo万能ハイエンドモデル、発進!

Rated 5.0 out of 5
2022年3月28日

【Z1000-Bergamo】

前回3月8日の最終試作品試聴会では遅刻し、持込音源のみでの体験をさせて頂きました。

地元の友人との会話で、「製作側の選曲が効果を存分に体験出来る筈だからそれは大失敗でしたね」と諭され、急遽リベンジ参加させて頂きました。

完成品の外観はツキ板仕上げでZ1000-FE103Aのデザインを踏襲されたと言う事でとても高級感がございます。(フロントバッフルが15ミリ2枚厚で面取され点音源化されたデザインです)

開始前のBGMがかかっている時にスーパーツィーターを繋いでいたのでその出方を確認させて頂きましたが、穏やかに出ている感じでした。

音工房様の準備された音源では今までにない低音部のリッチな感じとスピード感を体験致しました。中高音域もうるさ過ぎる事なくとてもバランス良いフルレンジのレギュラー商品を味わう事が出来ました(2曲目の大砲の時はBergamoのフランジ部が揺れているのがはっきり目で確認出来ましたから視覚的にも感激致しました)

同じ枠に参加された方の音源で低音部の厳しいチェックをするものもありましたが、それは見事に表現されておりました。

また、マイルスの音源のを横で聴いた際にも録音時の空気感がそこにはあり、ここで演奏しているのではといった感じにかなり近いものがありました。キツイ生々しさではなく…やはり空気感でしょうか、とにかく素晴らしいんですね〜。

女性ボーカルものを持ち込まれた方の音源でスーパーツィーター無しを横で聴かせていただきましてLivornoと比較されていましたが、どちらも名機である事を感じました。(Livornoはゆったりした気持ちで聴いて凄く心地よいですし、Bergamoも決してうるさくなく繊細に表現しますし…)

自分の持込音源はスーパーツィーター付きでどうしても聴きたかったからので外して聴いていませんが、どちらも良好であるとは想像出来ました(今回は好きな音源を楽しく聴く事に集中致しました)

すぐにでも欲しいところですが、これからお小遣を貯めて購入への準備をしたいと思います。

年末なのかキット商品を出されるとの事ですが、自分的にキット購入の可能性もありまして…(18リッターダブルバスレフの可能性もブログで示唆があったのですが…)完成品と同じ容量で同じ音道での販売でお願いしたいです(試聴会のあの音にノックアウトされたものですから…)

試聴会は心地良い空間でした。Z1000-Bergamo完成おめでとうございます。

ミックス犬マロンの耳

霧が晴れた景色を見ているよう

Rated 5.0 out of 5
2022年3月28日

ソース:JAZZ ソニーロリンズ 1965年7月録音

DENNON(レコードプレイヤ)→YAMAHA T-5(アンプ)→スピーカ

これまで使っていたスピーカは貰い物で小さくて音がしているだけのものといった感じでスピーカの導入を5年前から検討してました。 製品を購入しようかと情報を収集しているところに音工房さんの熱いメッセージが目に留まり、キットを製作する決意をしたのです。

2022年の1月に材料が届き組み立てに入ります。制作の90%がケースの組み立て塗装です。

自分は、染色して艶消しラッカーにしました。3月27日 音出し、今まで聞こえなかった楽器の音が聞こえます。特に高域でシンバルを触る音、音が忠実に再現されます。づっと聞いていたくなります。

今後は、スーパーツイータの導入、アンプもグレードアップする予定です。

進化は続きます。

阿部郁夫

FE208solのバックロードホーンを越えている

Rated 5.0 out of 5
2022年3月28日

 定年のお祝いに購入したFOSTEX製のFE208solのバックロードホーンと聞き比べをしました。まだエージングが十分ではありませんが、弦と金管楽器の美しさでうわまっています。

 精密加工とダボ付きのキットで製作は容易でしたが、専用クランプをケチったことが大失敗でした。わずかにできた隙間を埋めるためにパテを使用し十分に磨いたのですが、クリアニスのためがムラが出てしまいました。悔やまれます。木材と大型ネジを使って包み込むようなクランプは絶対必要です。

 LUXのA級アンプとDENONのSACDプレーヤーいずれも中級品ですが、音の差はスピーカーででると思います。音工房Zさんの次回作FE108SS-HPの制作ブログを楽しみにしています。はたしてFE208SS-HPは出るのでしょうか。楽しみは尽きません。

川崎 研一

また欲しい機種が

Rated 5.0 out of 5
2022年3月28日

【Z1000-Bergamo】

3月27日、道中桜を横目に見ながら何度目かの音工房Zさんでの視聴会は、Z1000-Bergamoのほぼ最終段階の音を聴くことがテーマでした。Z1000-Bergamoは音工房Zさんが、渾身の力を込めてMarkAudioさんと共同開発した10センチ新ユニットと専用BHBS箱ですが、まずその外観にとても好印象を持ちました。MarkAudioには珍しい黒いユニット、そして表面加工が美しい突板とやや丸みを帯びた箱のフォルム。いい音がしそうです。大きさも一般の家に置くにはぎりぎりのちょうどよい大きさでしょうか。

始めにリファレンス音源を聞かせて頂きました。オーケストラが一番良い印象で、序曲1812年の大砲音もつぶれずにならせるほどの低域の迫力。逆に女性ボーカルは声とバック演奏の調和が少しアンバランスにも聴こえました。普段もっとしょぼいスポーカーを小音量で聴いている耳ですのでこちらの聴力の問題かもしれませんが。

次にお待ちかねの参加者持参CD視聴の時間。他の参加者さんが聴かれたKind of Blueは素晴らしかったです。ピアノとベースの臨場感がスゴイ。私はチェロとコントラバスのDUOをLivornoSキットとの比較で聴かせて頂きました。Livornoもとてもいいのですが、Bergamoに替えると音の密度と表現力がぐっとアップする感じです。太田裕美はどちらも優しくしっとりと聴かせてくれましたが、Bergamoのほうが立体感と艶が増す印象です。長時間ゆったりと聴くにはLivornoで十分かもしれませんが、がっつりと音楽に浸るにはBergamoですね。

年末にはキットの発売も検討されているそうで、また楽しみなチョイスが増えたなあと嬉しく思います。私にとってのゴールであるZ800の購入前に、悩ましい選択肢が出てきました。

バルサ

大満足の続きです.

Rated 5.0 out of 5
2022年3月25日

袋ナットがスパイクの調整にやや困難でしたので、ロートレットナットに変更しました。スパイク不要の時ナット内にスパイクを入れ込むことができ便利です。

タカボウ3

ポテンシャルの高いスタンダードになりうるBergamo

Rated 5.0 out of 5
2022年3月23日

【試作最終段階Z1000-Bergamo】

音工房さんのお名前は1年ぐらい前に知りました。メルマガでいろいろ教えていただいて真摯にとりくまれているようですのでどんな音なのか興味を持っていました。今回は持ち込みのCDで他のスピーカーもきけるということでしたので試聴会に初めて参加いたしました。

Bergamo、 そうなかなかいいネーミングのスピーカーだな。ヨーロッパのスピーカーを目指しているのかな。 確かBergamoという曲名があったような気がしたのですが思い出せずにいました。 調べてみるとDebussyのベルガマスク組曲の意味はベルガモの、ベルガモの舞曲ということでした。 でも今回は大好きなDebussyのピアノを断念しました。理由は

 ダイナミックレンジがある曲

 低音と高音ともある曲

 響きがよくわかる曲

 スピードがあって音の粒がよくわかる曲

ということで3ピースのピアノ曲を選んで臨みました。2つはオラフソン演奏のPhilip GlassのEtudeから2曲と定番となっているガヴリリュクのプロコフィエフのピアノソナタ7番からのライブ録音の2枚のCDを持ち込みました。

さて、当日に参加すると驚いたことにこの時間帯は私1人となってしまい、比べ放題となりました。どうもありがとうございました。  

まずブラインドテストで2種類のスピーカーからの音の好みを選ぶというテストです。

一瞬で最初の曲Hotel Californiaの声の印象はすごくいいなと思いました。 私の場合はダクト100mmと130mmの比較をすることでした。最初に聞いた時は音の差はあまり大きくないのですが定位がかなり違うように感じられました。 この時に選んだのは100mmのほうです。 曲によってはその定位の差はあまり感じられなかったりしました。 結局100mmを選んだ方が4回130mmが6回となりました。 私の好みである小編成のクラシックの 前奏曲とアレグロ、Scalrlatti Sonataは130mmを選んでいました。 

そこでそのあとはこの130mmのスピーカーとZ800-FW168HRをかなりしつこくくらべてみました。

思っていたのはさらっとコメントを言うのかなと思っていたのですが大山さんのどうですか??という問いかけに話過ぎてしまいました。

このピアノの曲を聴いて思ったことです。

1. 1-2か月前にFostexさんの新しいスピーカーユニットをバックロードホーンで視聴する機会がありました。 確かにエージングが終了していないとしてもピアノの変な音のとげが聞こえてきたのと全体として低音も高音もでているけど。。。でもBergamoは全く違い、プロが作ったスピーカーで高いポテンシャルを持っているなとおもいました。 

2. Z800-FW168HRと比べても高音もきちんとでているし、低音も量としてはでているけれど低音での音のきれいさ、透明感はやはりランクが違うのだなとおもいました。 ただ高音の質はBegramoいいと思います。 その時もはなしましたが値付けのポイントかなと思います。 前回あげた,高音、ダイナミックレンジ、音の粒はすごくいいです。低音と響きに差があるなと思いました。 家で考えてみるとスタンダードのレベルで十分にいいスピーカーの素質を持っていると思いました。 もしかしたら、反響音を抑えると低音は少し犠牲になるけれど透明感がまして私好みになるのかなとおもいました。 

3. 音工房さんのお勧めでsuper twitter をBergamoにつけてみました。 ご説明では音が飛び出てくるよということなのですが私としてはそれもあるし、ピアノの低音の明るさ、生で聞く音の明るさが出てきたように思い効果は絶大だなと思いました。 

ここまでくると正直、何時間でも聞きたくなってしまうのですが小一時間一人で占領してしまい大満足して帰りました。  またよろしくお願いいたします。

やまさん

エージング後、高解像度かつバランスの取れた音に

Rated 5.0 out of 5
2022年3月23日

FE168SSHPのエージングがほぼ終わり、音がでてきたのでレビューをさせていただきます。

オリジナルのZ701-FE168SSHPに装飾的な点で若干手を入れさせて頂きました。

天板の両サイドを内丸かんなで丸みをつけ、ポート下側のみサンダーで丸みをつけ、マホガニー突き板を張りました。塗装はOSMOのエクストラクリアで木目を浮き上がらせ、仕上げはOSMOのカウンタートップを塗りました。OSMO塗装は非常に楽です。一方、初めての突き板張りのため、しばらくしてから浮き上がることもあり、苦戦。

底付近の突き板が剥がれないように、パドックの棒を足として付けております。音には大きな影響は与えていないようです。

さて、音の方ですが、当初、スピーカーケーブルにOyaideのTsunamiを接続していたためか聞き疲れすることもあったのですが、試しにBeldenのウミヘビケーブルに繋ぎ替えたところ、低音も出るようになりバランスのよい音に変化。中音、高音とも分解能の高いスピード感のある音になっています。低音のボリューム感はほんのわずか弱い気もしていましたが、エージングが進みじわじわ低音がでるように変化していき、バランスの取れた音に変化、今まで聞いていた音楽が異次元の領域に入りこんでしまいました。

スーパーツイーターの調整はこれからとなります。また、途中の音道に後から吸音材の調整をできるように、スピーカー端子のところに76mm直径の穴をあけ、手を入れられるようにしましたので、吸音材を入れるとどのように変化するか遊んでみる予定です。

利用オーディオ機器

プリアンプ:C-2410、パワーアンプ:オクターブRE-130II、インターフェース:RME Fireface UFX、Foobar2000、CDプレーヤー&DAC:DCD-SX1、スピーカーケーブル:Belden、スーパーツイーター:T90A-SE

ikos

満足しています。

Rated 5.0 out of 5
2022年3月23日

今回Z505-Trentoを購入させていただきました。届いたのが2022年2月の中旬です。一応出来上がって大まかな音のチューニングが出来たのが2月の20日、約1ヶ月かかりました。Z800・FW168HR Ver2の製作をしたのが2014年の5月連休でしたので7年9ヶ月ぶりのスピーカー製作でした。前回は車庫の隅っこで苦労して短時間で組み立てたのですが、今回は家の裏に作業場を作りゆっくり製作したので、前回よりはトラブルなく綺麗な仕事が出来ました。届いた品物に瑕疵はなく、すべて綺麗に整っておりました。組立も塗装も説明書やビデオなどを前もって学習してから行いました。サポートがしっかりしているので本当に助かります。独自に工夫したことは接着時に養生テープでマスクをしたことでしょうか?接着剤の付着による汚れは全くなくきれいに接着が出来ました。塗装はクリア塗装、組み立てる前に出来るところを塗装して組み立てたあとにさらに追塗装しました。苦労したのはバフルの取付です。不覚にも左右ともわずかながら隙間が残りました。やむをえずパテで埋めました。前もってダボが全部底まで届くように準備はしておいたのですが接着剤を塗ってダボを打ち込んでバフルを貼り合わせる段になって隙間が……、もうその時点で引き返せませんのであとは圧着するのみです。何かいい工夫があるのでしょうか?

オーディオは学生の頃から趣味です。1970年代後半、秋葉原をさまよっていたころを思い出します。しがない学生でしたのでなけなしのお金をはたいてコンポーネントを組み立てました。あの頃から考えたら本当にいい品物が手に入るようになりました。特に音工房Zさんには本当にお世話になりました。文句なしにハイエンドクラスのスピーカーを私のような庶民の人間でも手にすることが出来るように名器をつくっていただき感謝の気持ちでいっぱいです。スピーカーに数百万円もかけるわけにはいきませんし、それでいい音が出るとも限りません。ブラインドテストをおこないユーザーからも専門家からもいろんな意見を取り入れて、その都度改善して作り上げたものですので購入することに迷いはありませんでした。本当にありがとうございました。

ヤッターマン

精度が高く(多分50μぐらい)大満足です。

Rated 5.0 out of 5
2022年3月17日

フィンランドバーチベニアは音工房Zのマウントアダプターを使用しており、Z102が出てすぐに購入しました。ハセヒロオーディオのスピーカーboxを載せています。不要な音を反射しないよう白木仕上げとしています。ユニットはfostex FE103sol

takabou3

めちゃくちゃいい音

Rated 5.0 out of 5
2022年3月17日

z103 2セット購入部屋がコンサートホールの様です、自分で組み立てた事も感動プラスです。

York385

サイズを超えたスケール!Z1000-Bergamo

Rated 5.0 out of 5
2022年3月15日

【試作最終段階Z1000-Bergamo】

Z1000-Bergamo試聴会3月8日

半年ぶりに音工房Zさんにお邪魔し、Z1000-Bergamoのほぼ完成したモデルの試聴会に参加しました。

何度も試聴会に伺っていると、大山さんを始め、開発に携わっていらっしゃる皆さんと一緒になって、開発に参加しているような錯覚にとらわれます。

Z1000-Bergamoの印象は、まず、一言で言って、サイズを超えたスケール感だと思います。

いつも持参している、アキュフェーズ製の試聴用ディスク、冒頭にある「ツァラトゥストラかく語りき」のオルガンとコントラバスのハ音が、たった10cmφのシングルコーンからとは思えない、朗々とした響きで流れ出す。blind foldでは、誰も10センチとは思わないでしょう。

そして、Z501super tweeterを繋いだとはいえ、バッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ3番ガヴォット。これも、艶やかなヴァイオリンの響きが流れ出します。必要以上に弓と弦の摩擦音を放つことなく。

さらに、試聴会でいつも聴いているグノーの「操り人形の葬送行進曲」。例のヒッチコック・サスペンスシアターのテーマ曲として知られたものですが、あのクラリネットとファゴットを中心にした木管楽器から流れる怪しくもまがまがしいメロディが見事に表現されていました。うっかり、ニニロッソのトランペットを聴きそびれましたが、おそらく、良かっただろうと。

もう一枚持参した、サミー・デイヴィスJr.とローリンド・アルメイダのデュオは、愛聴盤のひとつですが、冒頭”Here’s That Rainy Day”のギターのハーモニクスから始まる透き通った音世界に、サミーの艶やかなの声が絡んでくる。ここが、何とも言えず、よいのです。意外だったのは、tweeterなしの短音道のダクトをつけたバージョンの音が伸びが、tweeterありの長音道ダクト・バージョンより良く感じたこと。男性ボーカルだったからでしょうか?

女性ボーカルは持参していなかったので、次回チャンスがあれば譲りたいと思いますが…

冒頭に書いたように、ガレージメーカー(失礼!)から出発された音工房Zさんが、いまや、マニアの間でひっぱりダコの中堅メーカーになられたのは、ずっと見守ってきた者としても、大変頼もしく、嬉しいことで、それに(勝手ながら共に開発に参加してきたと思っている)小生も立ち会えたのは、望外の喜びです。

ありがとうございました。

ソース:Special Sound Selection (アキュフェーズ/非売品) Sammy Davis Jr. sings and Laurindo Almeida plays

たっつあん

低音スペシャル

Rated 4.0 out of 5
2022年3月13日

【試作最終段階Z1000-Bergamo】

2022年3月8日:試聴会(10:00~)

以前よりZ工房さんのホームページを拝見しており大山さんの製品開発にかける熱意や妥協のない姿勢にいつも感服しており試聴会に初めて参加することにいたしました。

最初に大山さんより今回使用するZ1000-Bergamoはまだ完成前の最終段階の試作品であり、内部の構造が少し違う2種類のスピーカーを用意したので聞き比べていただくとの説明がありました。

試聴方法は10種類の音源を20秒ずつNO.1のスピーカーとNO.2の二種類のスピーカーで鳴らして好きな方にチェックをつける。つまりどちらのスピーカーが鳴っているかは、わからず音が自分の好みに合ったスピーカーを選ぶわけです。

使用した10種類の音源の内訳は

1.Hotelcarifornia

2.Chant

3.ハート・オン・ア・プラッター

4.ザ・シングスウィディドラストサマー

5.Softly As In A Morning Sunrise-The Modern Jazz Quartet

6.top of the world

7.Tears In Heaven

8.プニャーニスタイルによる)前奏曲とアレグロ

9.Scarlatti(D)Sonata In C,K159

10.1812

試聴は手慣れた様子で進みました。

全曲を聞き終わっての第一印象は低音域がすごく鳴り、とても10センチのフルレンジとは思えない物凄い量感の低音が出ていて、しかも締りのある気持ちがいい音で小型のスピーカーの低音とは信じられない。他の方もウッドベースの音が素晴らしく今までZ工房で聞いた中で一番低音が出ていたとおしゃっていました。

試聴の後、大山さんからNO.1とNO.2の構造の違いは出口に取り付けてあるダクトがNO.1が100mmでNO.2が75mmの長さの違いだけで100mmの方はダクトが長い分低域が強く出て75mmの方はやや低域が引っ込んで中域がやや膨らむ印象かもしれませんとの説明でした。

最後にどのスピーカーを自分が選んだかが判る表が配られたので確かめたところNO.1が7曲でNO.2が3曲でした。ややNO.1が良く聞こえたようです。ただ意外なのは1曲目の有名なホテルカルフォルニアの低音のドカンと10曲目の1812の大砲の破裂音のドカンは低音の出ないNO.2を選んでいました多分自分の老体には刺激が強すぎてNO.1を避けたからかも? 6曲目のトップオブザワールドもNO.2を選んでいました。ボーカルがNO.2の方が綺麗に鳴っていたように感じられたからです。

最後に自分で持ってきたCⅮを各自で鳴らすことになり、私はショパンのピアノ協奏曲でオーケストラの音とピアノの音をチェックすることにしました。出だしのオーケストラの音は物凄い音の量でオーケストラのスケール感が良く出ていました。ピアノの音も元気ではじける感じで良い。しかしここでZ工房のエースZ800-FW168HRにチェンジしたところ、中高音域の奇麗な伸びと圧倒的な音の解像力に驚きました。綺麗すぎて気持ちが良すぎる感じで正に高級品。

次に別の方が持ってきたジャズクインテットのウッドベースの低音が良く出ていて、まるで目の前で演奏しているようにリアルに感じられました。

次に2001年宇宙の旅で有名なツァラトゥストラはかく語りきの序奏部分をかけたところオルガンの低弦波部分は圧巻でありました。私が今まで聞いたスピーカーではオルガンの重低音は確かに聞こえますが、どちらかといえば効果音のように聞こえ良い印象ではありませんでした。しかしZ1000-Bergamoはこれを見事に再現しており重低音の輪郭や響きが見事に表現され感心しました。

以上が私の初試聴会でした。

感想をまとめると低音域は凄く良いので文句なしですが、中高音域はZ800には及ばないまでも少し改善の余地があると思います。

追伸

実は2月10日~11日の2日かけてZ601-V2を制作しました。スピーカーは

Zmoderna-mk2が品切れであったので仕方がなく見た目と値段でDaytonAudio PS95-8を取付け、外装は掲載の写真のように塩ビシートを貼りました。

最初の音出しでは低音ばかりがよく出て中高音がキンキンと耳障りな音でしたが、1か月程経ちエージングが進んだせいか角が取れて良い音になりました。

しかしボーカルのしっとり感と音の量感が今一なので以前使用していたインフィニティーリファレンス21をセンタースピーカーとして繋ぎました。結果は適度に音が滑らかになり聞きやすくて良いです。

今はサブウーファーを使っていますがZ1000-Bergamoを使えば必要ないだろうなと思いながら試聴会のことを振り返っています。

ぐっさん