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Z1-Livorno お客様投稿レビュー
真面目に作られたJ-POP聞くには抜群のコスパ
キット品。アナログ音源。Project、オーディオテクニカRT7, エレキット300B。タンノイ ターンべリーvs Z1 levorno。クラシック系は流石に表現力の差を感じる。が、80年代頃のニューミュージックを鳴らすとタンノイ以上かも知れない。表現力はタンノイだが、贅肉なしで上手く聞かせる。今のpopsに合うかはまだ分からない。
キレの良い音がスッと出てきます
なかなかまとまった時間が取れず、11月になってようやく組み上げることができました。
ダボ穴のおかげで組み立て自体は昨年作ったマークオーディオ専用箱よりはるかに楽でしたが、準備の時間がありすぎて突板貼りを思い立ち、下地のサンドペーパー掛けで肩が上がらなくなったのは大誤算でした。慣れないことをするものではないですね。筋肉痛で手が震えるので塗装は諦め蜜蝋仕上げになりましたが、遠目にはきれいに仕上がったと自画自賛です。
アンプに繋いでみるといきなり間の抜けた音で正直えっと思いましたが、NordostのCDでチェックすると片方の配線でLRを間違えていたことがわかり慌てて繋ぎ直しました。配線材を勝手に太めのスピーカーケーブルに変えた自分のせいも多分にあるのですが、ターミナルへのねじ止めは手探りなので結構手間がかかります。
ようやくちゃんと組みあがって音出しすると、低音過多でバランスは崩れていますがしっかりした音が出てきました。そのまま2時間ほど慣らしているうちにだんだんと落ち着いてきて、20時間ほど鳴らした現時点でもかなり良い音になっていると思います。19年のマークオーディオ専用箱は低音が遅れて響いて音場が広がるイメージでしたが、Z1-Livornoは音の立ち上がりが早く、小さい音も漏らさず鳴らして奥行のある音場を作っています。透明感が高いのにキレがあってプレゼンスもある、とても良質な音のスピーカーだと思います。
試しに森の音の環境音では背景音の中で鳥のさえずりの遠近感が自然に聞き取れます。BABYMETALのライブでは、スタッカートの効いたバスドラが小気味良く響きました。
ほかの方のレポートでは慣らしに1か月かかったとのことでしたので、これからの変化が楽しみです。
いつもながら良質な製品を安価で提供いただきありがとうございます。
現時点では、優秀なスピーカーであると評価していますが、少々苦労しました。
添付の写真のように、4台のスピーカー(いずれも音工房Z製で、それぞれにスーパーツィータ付き)を、LUXMANの切替器によって、自由に選択できる形にしています。168は完成品ですが、他は、キットを組み立てたものです。少々設置密度が高すぎるという問題があって、音質に影響している可能性がありますが、部屋の限界ですから諦めています。
Z1はやはりシングルスピーカーの製品に比較すれば、ネットワークを作ることから始める必要があって、時間が掛かりました。木工部分については、これまでの製品と特に違いはないので問題は無かったですが、何に時間が掛かったのか、というと、それは、スピーカーのエージングでした。組み立てが済んで、現時点で、1カ月半ほどが経過しましたが、余り大きな音を出せないために、長期間かかりましたが、やっと、エージングが完了したのでしょう、まともな音が出るようになりました。それまでは、どうしても音に曇りがあるのが気になって、色々と、例えばバスレフポートを閉じて密閉型にしてみたりしてみたのですが、結局のところ、エージングに時間がかかるスピーカーだった。これが結論です。ちょっと減点。
なぜ、4台もスピーカーを揃えたのか、と言いますと、168は上品な偉大な音質のスピーカーですが、やはり、クラシック向きのような気がします。ジャズやボーカルを気楽に聴くにには、前に音が飛び出してくる乗りの良い音が出るスピーカーも欲しいということです。Modenaは、女性ボーカルには100点。Z600のAlpair10は、確かに傑作だと思いますが、変わったスピーカーでして、常用という訳でもないです。Z1は、なんとなく男性ボーカル用に適しているような気がしたので購入しました。実際、その通りでしたので、満足しています。
満点にしなかったのは、やはり、組み立てやエージングに多少の苦労をしたからです。しかし、結果的に、チャレンジする価値のあるスピーカーでした。★4つ半がより正確な評価です。
写真の注:左右のスーパーウーファー(CW250D)は実働していますが、写真の真ん中にあるウーファーは、今や単なる置台です。
他の機器リスト
TEAC UD-505(w/外部電源CG-10M)、アンプはTEACの安物、505の駆動用の古いパソコン。音工房Zの音響パネルは絶対的なお奨め商品です。音楽のリアルさが倍増します。
良い意味で想定外の音!
私の4畳半の趣味部屋にはL-A1とPD-TO5という環境があるのですが稼働時間は少なく、職場以外で多くの時間を過ごすLDKでは利便性からMarantz M-CR610を使用しています。ソースはCD、CDをiTunesでリッピングした音源、インターネットラジオとなります。ジャンルとしては交響曲やプログレッシブロックをゆっくり聞く時間が中々取れないので、最近はもっぱら70年代ブリティッシュロック、70年代アメリカンロック、80年代から今に至るヘヴィメタルをメインに聞いています。
LDKに鎮座するスピーカーは、昔のミニミニコンポ付属の物や、某ウッドコーンの時期もありましたが、「2018年Stereoマークオーディオ専用MDFキット」で音工房Zデビュー。工作も楽しめて音も良かったので次に「Z701-Modena Ver3」に手を出し、それまで自宅では聞いたことの無かった豊かな低音にノックアウトされました。そこで「Z701-OMMF519」にも手を出すのですが、個人的な好みとしては「Z701-Modena Ver3」の方が上。「Z701-OMMF519」は前述の4畳半部屋の主であった「長岡鉄男設計仮想同軸ホーンスピーカー(名称失念)」の後継者となります。
そんな状況の中「Z1-Livorno」の案内を頂きました。狭い我が家は既にスピーカーだらけなのに我慢できずに購入。届き次第組み立て。塗装はまじめにやると音を聞くまでに時間がかかるのが耐えられずWATCOオイルのナチュラルでさっさと仕上げ、毛布を上からかぶせて音漏れを減らした状態で夜通しエージング。翌日から家族の迷惑にならない時間を選んで少し大きめの音でエージングを進めた結果、はっきりとは覚えていませんが1か月程度でエージングという言葉が頭に浮かばなくなりました。
肝心の音の感想ですが、上から下までバランスが良く自然。品の良い音で聞き疲れしません。それよりも想定外だったのは音の活き活き感です。音の粒立ちが良く、小音量でも弾力感があり、隣の部屋に居ても活きの良さと迫力を感じます。今まであちこちの視聴室で聞いた高級オーディオの組み合わせでも感じたことのない想定外の良い音が狭い我が家の狭いLDKで味わえて驚いています。自分の表現力を棚に上げて言わせてもらうと、この音は測定値として表すことができないので、実際に体験しない限り分からないと思います。音工房Z様には今後もこのような個性豊かな製品開発を期待しています。あっ、でも置き場所が…。
落ち着きとスケール感が魅力の小型ブックシェルフ
音工房z製品は「OM-MF5+Z601(V2)」、「Z600-Alpair7R+スーパーツィーターキット」を利用していて、
高音が明瞭な明るい音色が気に入っておりますが、楽器数の多い曲は騒々しい感じがして落ち着きがないと感じます。
楽器数の多い曲は「FineAudio F501」で聞いていますが、トールボーイのためサイズが大きく、視聴場所が限られてしまいます。
小型でサイズがちょうど良いブックシェルフ型のZ800-FW168HRのキットの購入をずっと悩んでいたところ、
楽器数の多い曲に最適化されていることが期待できるブックシェルフ型の「Z1-Livorno」が廉価で販売されるということで予約購入しました。
材料のカット精度、ダボ穴の位置の精度が高く、過去に制作したZ601、Z600-Alpair7Rに比べると圧倒的に簡単でした。
ダボ穴があると圧着の時に全くズレないため確認作業もほとんど必要なくサクサク作れました。
組み立て工程は数時間で完了しましたが、黒の鏡面塗装をしたため製作開始から音出しまで2週間くらいかかってしまいました。
早く聴きたいのを我慢してじっくり塗り込んだので、外観についてはまさに高級スピーカーそのものとなりました。
24時間ほどピンクノイズを再生したのち、様々なジャンルの音楽を聴いてみました。
楽器数の多い曲については「OM-MF5+Z601(V2)」、「Z600-Alpair7R+スーパーツィーターキット」と比較して、
余裕のある落ち着いた音色となり騒々しい感じはありません。
トールボーイの「FineAudio F501」と比較すると、高音から低音の幅、スケール感は小さいですが、
デスク上や寝室などにおけるサイズ感を考慮すると、十分なスケール感です。
今後さらに鳴らし込んで、どのような状態に収束するのか楽しみです。
事前に開発記録やレビューを見ていたことや、塗装に時間をかけ見た目にこだわったことによる思い込みの要素はあると思いますが、
高級スピーカーに負けないとの言葉通りの品質の高いスピーカーだと思います。
Z1-Livornoを聴くと、もともと購入しようか迷っていたZ800-FW168HRはどんな音だろうと逆に期待が大きくなり、
またまたZ800-FW168HRのキットの購入に悩み始めた次第です。
【再生環境】
パソコン:Mac Book Pro(光出力)
再生ソフト:Audirvana
DAC:DENON PMA-800NE内臓DAC(MacBookから光入力)
アンプ:DENON PMA-800NE
※比較した「FineAudio F501」も同じ再生環境で再生し視聴しています。
これを待っていました。
初めて購入しました。
こんな庶民のスピーカーを待っていました。完成までいろいろな御苦労だったと思います。
添付画像では孫のいたずら対策で、市販のガードを付けています。
自己紹介
普段は木材加工をしています。
昔、上京して学生の頃、石丸電気とラオックスに通っていたある先輩がいました。
部屋に行くとnakamichiのドラゴンとか冷蔵庫かと思うような3wayスピーカーとか
ラジオを聴くために7連バリコンチューナーが置いてありました。
目に焼き付いたのはドラゴンの操作スイッチ。伝説の竜のうろこのようでした。
いろいろショックでした。
自分の部屋には1980というラジカセだけでしたから。
電気的な知識は皆無ですが。9500ヘルツまではまだ聞こえる60歳です。
遠隔地のため視聴会があっても参加できずに地団駄踏んでいます。
アンプの3倍、スピーカーに投資する。。。と どなたかおっしゃっていましたが
その通りになっている現在です。
購入のきっかけ
他の人の評価にもあるように、天下のB&W805D3と「互角の実力を備えたスピーカー」
と聞きつけました。2wayの小型ということ。製品化に二の足を踏むのも当然です。
世の中で一番競争の激しいグレードであり、ピンからキリまであるカテゴリ。
庶民が手を出せる価格。たとえ かみさんの了解がなくても・・・手に入るものがそこにある。
余談ですが天下のB&Wの構造解析で書いておられたことで
『 船のような構造。。』その仕切り板と丸穴は、
周波数の打ち消しあいを狙ったものかもしれません。箱の外には出てこないかもしれませんが。
キットの製作・感想
ダボ接続で狂いが最小で、寸法に余裕を持たせてあるとのことでしたので研磨をしても安心の
寸法採りです。PC画面を見ながら工程を進めました。ほかの方もやってらっしゃいましたね。
塗装をするために 研磨は150番から順番に240、280、400.水性塗料ー7回塗り。つや消し仕様。
これだけで10日以上かかりました。湿度の高い日は塗装できないためです。
据え置きの時の全体のバランスから、○○ノイの台座をまねて載せてみました。
奥行きと高さはある程度引き締まった低域に貢献していると思いました。
材質
加工しやすく、しかも音質には最大の貢献をするとのことで
普段使っているアカシヤの集成材のような硬さはなく、鉋の刃も飛ばない道具にやさしい。
今回はしていませんが木目を生かすこともできそうですね。
音質
20時間をやっと超えたところなのでまだ慣らし中ですが
『特定のクラシックソースに関して明らかに音が優れ。。』
と制作者の大山さんのコメントがあるように、オーケストラ、室内楽ですでに力を発揮しています。
この13センチウーハーとソフトドームツイーターなのにです。
加えてこのコンパクトな容積と重さです。
設置の部屋が12畳の鉄筋長方形なので、低域は出すぎかもしれません。
以前書いておられたとおり、音量と部屋の構造と設置場所は真剣に考えないといけませんね。
高域は耳に刺さるようなものではないと感じました。これからどう変化するでしょうか。
今の段階でも能力は高く、夜に弦楽器やピアノ独奏を小音量で流すのに、
周波数は上から下まで聞こえます。
落ち着いたころに周波数特性も確認しようと思います。
最初に考えたスーパーツイーターは見直しが必要になりそうです。
機材
アンプ onkyo A-9070 CDプレーヤー onkyo C-7070
CD DAVID OISTRAKH チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 OP。35
FUSION BEST コレクション フォープレイ
ストラビンスキー 春の祭典 オランダ放送フィル
完成したキットを見ながら思います。
『日本のスピーカーメーカーがイマイチぱっとしないのは、
音を決める最終決定権をもっているエンジニアが
周波数特性をフラットにすることばかりに気をとられているから』
この言葉は刺さります。同じことを思っていましたから。
おわりに
収益的にもきつい商品なのによくぞ決断してくださいました。
シンプルな形なのでアレンジにも心が動きます。
繰り返しますが、私のようなものはこれを待っていました。
ですが気になることがあります。どなたか書いておられましたが
『しばらくは幸福だろうが、やがて次の機種に目がうつってゆくような気がする』
ここを先途と音工房の世界に引きずり込まれる、悪い予感が・・・
肩の力を抜いてサラッと音を出している感じが疲れなくて快適です。
シンプルなネットワークに魅力を感じてキットを購入し早速組み立てました。通常であればじっくり塗装をしてからスピーカーユニットを組み込んで完成させるのですが、今回は早く音を出してみたかったので塗装せずにスピーカーユニットを組み込んでしまいました。
さっそく今まで使っていたZ701-Modena(V3)からスピーカーケーブルを差し替えて音出しをしてみました。最初はエージングが全くされていないのでギョッとする音がでましたが、5分も鳴らしていたら安定してきました。エージングの収束が小型フルレンジスピーカーZ-Modenaよりもかなり早いように思いました。1週間ほど聞いた感想ですが、あまりにも自然で癖のない音に驚いています。情緒的な言い回しになりますが、Z701-Modena は BHBSという複雑な音道のなかで 8cmのフルレンジスピーカーを無理やり駆動してめちゃくちゃ頑張って音を出している感じがありました。とにかく、毎日毎時毎分ず〜っと頑張っている感じに愛着を感じる反面聞いていてちょっとつらい感じもします。ところが、Z1-Livorno は上から下までさらっと音を出している感じ、才能のある優秀なやつが、肩の力を抜いて一切ムリをせずきっちりと仕事をしている感じと言えばいいのでしょうか。聴く方も肩の力を抜いて聴いていられるので長時間鳴らしていても疲れないようです。
私が40年前に初めて買ったスピーカーがダイヤトーンのDS-37Bという3Wayスピーカーで、1本59,800円でしたから物価上昇を無視しても Z1-Livorno 2本セットよりも高価な製品でした。ウーファーも32cmもあって、ものすごい低音が出るかと思いきやZ1-Livornoと同等、Z701-Modenaの足元にも及ばないものでした。しかも大きなスピーカーユニットを使っているせいか、定位も甘く全体にボケた音が出ていた記憶があります。スピーカーのような枯れた技術が40年経ったからといって飛躍的に進歩するとも思えないのですが、こんなに低価格小型であるのに、32cmウーファーを使った3Wayを軽くねじ伏せてしまう実力に感激しております。
とまあ、良いことばかり書きましたが、超優秀な優等生はつまらない気もしています。音工房Zのキットはカッティング精度も良く組み立ても非常に簡単に出来てしまうのですが、Z1-Livornoを聴いていると、良い音をあっさり簡単に出しているように感じてしまいます。もちろん開発者の大山社長とスタッフの皆さんはもの凄く苦労されたとは思うのですが、出来上がった製品は軽々と結果を出しているようです。
その点、Z701-Modenaは組み立てもちょっと面倒でしたし、出来上がった後も常に全力で頑張って音を出している感じはあるのですが、あの箱とあの8cmユニットから、こんな凄まじい低音が出てくるのかと驚きとともに嬉しくなってしまいました。40年前に友人の家で遭遇したBOSEの901SS、凄まじい低音とジェットエンジンの空気取り入れ口のような場所からシューシュー空気が出てくるのを見たときの感動を思い出してしまいました。何か今までの自分の経験を遥かに超えた凄いものに触れた感動がZ701-Modenaにはあったのです。
Z701-ModenaとZ1-Livorno、どちらが好きかと聞かれたら私ならZ701-Modenaと答えると思います。でも、これから毎日聴くのはZ1-Livornoの方になると思います。素晴らしいスピーカーです。
オーディオやDIYに縁がなかった方々にも是非!
Z800-FW168HRを生んだ大山さん渾身の2way廉価版、ということで期待を持って購入いたしました。9年前、同じくらいの価格帯だったZ700-DCUF122Wの苦労を全く忘れるくらいの組み立ての容易さは、もはや洗練の極みと言っていいでしょう。
完成版と比べると何の変哲も無い素朴なデザインなのですが、出てくる音はDCUF122Wよりずっと明るく押し出しも強い一方、無理のない透明さも兼ね備えているという、欠点の少ない2wayだと思います。今年リリースされた小島弥寧子さんのオルガン「聖月夜」のCDを聴くと、手に届くところに楽器が存在しているかのようなリアリティが感じられます。ただ、非常に酷なことだとは思いますが、Z800-FW168HR+Z505-Trentoで同じソースを比べてみると、デビューしたてのタレントと大女優ほどの格の違いが歴然と露わなのは、まあ仕方の無いことなのでしょうか。あと、スピーカー自体の調整要素はあまり多くありませんが、同じような価格帯の完成品と比べれば素材としては格段に良いものですので、オーディオやDIYに今まであまり縁がなかった方々には是非ともオススメしたいモデルですね。まだ製作して1ヶ月ですので、これからエージングが楽しみです。
フルレンジ一発からの卒業 これは凄いものに出会いました。
これまでフルレンジ一発(FE83-Sol、FE108EΣ、昨年のマークオーディオ@音工房Z)一筋でしたが、音工房Z殿の熱い商品説明/ストーリーを見て、初めて2wayにチャレンジ。音出し後、ちょっとした感動が続いています。これは素晴らしい!
<組み立て>
音工房Zとは、2019マークオーディオのMDFキット以来、2度目。ダボ付きのZ1-Livornoの方が圧倒的に組み立てが容易でした。箱組はあっさり終わりましたが、ネットワーク組み立ては、終わってみればそれ程難しくは無かったのですが、配線クロス等々何回も説明書を見直しながらの作業。
またフィンランドバーチ材は初めてだったのですが、最初はケバケバ多く、MDFの方が見た目綺麗と思った程。箱組み立て後、手持ちの紙やすりを3種類ほど番手を変えて、ゴシゴシ、手触りが激変。その後、塗装を上手く出来る自身がなかったため、一番簡単そうな蜜蝋ワックス(ターナーのAntique Wax)を塗り込み。直ぐに乾くし、色合い、手触りも良く、結構満足。
<機材他>
DCD-1600NEとPMA-1600NE、他にAudirvana経由でDSD音源を再生。主に、女性ボーカル系とクラシックのピアノ協奏曲系を聞いています。これまで、特に女性ボーカルは、フルレンジ一発の8cmがベスト、と思い込んでいたのですが。。Z1-Livornoは、何というか、音が鮮度良く分かれつつも纏まっているような音。これに比べると、(これまで澄んで聞こえていた)FE83-Solがボワボワで焦点がが合わない音に聞こえてしまいます。JacinthaのDanny Boy、テレサ・テンの空港、渡辺真知子のRainy Day等々聞いていて痺れました。
ショパンのピアノ協奏曲2番でこれまで聞こえていなかった音も発見する等、次は手持ちソースを聞き直す作業に入らざるを得ないようです。。音工房Zのお陰ですね。
そもそも2wayを持っていなかったので、もしかしたら、上記の感想は当たり前のことなのかもしれませんが、とても街のオーディオショップの陳列スピーカーでは出会えない体験でしょうから、御社のHPの誘因力と訴求力は素晴らしいですね。それ以上に製品も。
生の音に近い音が聴ける
私の現在のスーピーカーですが、マッキントッシュLS330は少しうるさく感じましたが、このスピーカーは、うるさく感じません。長く聴く事が出来ます。組立ても素人の私でも、わかりやすく、BOXの正確さには驚きました。使用したアンプは、MA6800です。ソースとしては、オーケストラ演奏、クラシック、演歌当ですが、確認しましたが、非常に聞きやすく、疲れません。私にとっては良いスピーカーです。
今までの音とは違いました。やっと私の好きな音にめぐりあいました。
有り難うございます。