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Z1-Livorno お客様投稿レビュー
澄んだ音に魅了!
久しぶりにLPレコードを聴き、アナログ音源に目覚め、PonyのS50年代スピーカーシステム(2way-18cmウーファ密閉式MODEL:SS-7010,40W6Ω)でクラシックや映画音楽を聴いていますが、歪んだ音が気になり、ネットで貴社のコーナーを見つけメール配信が気に入り、いきなり20万円はキツイのでブックシェル型の開発内容から発注しました。
組み立てもホゾ加工から、サンド調整もほとんどすることなく組み上がり、塗装は中レベル仕上げとし、ネットワークを組み上げ完成です。
試聴してみると、期待通りの澄んだ音色で、コストからしてとても気に入りました。これ以上のシステムアップは私の耳では良否判断できない領域でしょうから大変満足しています。
仮組状態で、現状使用してたスピーカを遥かに上回りました!
こんにちは。
私は、今回、Z1-Livorno自作キットを購入させていただきました、川越市に住むペンネームPathfinderと言います。
以前から貴社製品に興味は持っておりましたが、予算や時間の都合がつかず、長い年月間、購入には至らなかったのですが、今年、我が家に20畳ほどの倉庫を作り、そのコンセプトを「内装・設備などは出来るだけDIYにて手掛け、コスパを高くする」としておりまして、内装等の製作見通しがついたため、音響や映像関連の機器を設置していく中での一環として、Z1-Livorno自作キットの購入に至りました。
私自身も輸送機器関連のエンジニアを生業としおりまして、ものづくりには関心が高く、貴社の発信である「300万円超のハイエンドスピーカーは自作できます」を試してみたかった。という思いもありまして自作キットを購入させていただきました。
倉庫には、自動車を停めたり、簡易的な作業台や工具箱が配置されており、ただでさえ床面積が狭くなる中、スピーカーの設置は壁から飛び出すように設置された台の上に置くこととし、現在はB&Wの707S2が置かれております。
このB&Wスピーカーも長年の夢として、昨年に清水の舞台から飛び降りる覚悟で、長年貯めた小遣いにて購入し、自宅内の書斎机にて使用していたものを移設したスピーカーとなります。
このB&Wの707Sの音を聞いた際にも「さすがB&Wのスピーカー!高いお金を出して買って良かった!」と思っておりまして、今回購入のZ1-Livornoは「果たして、この707S2を超えるのか?」という疑問が、私の最大関心事項です。
つまり、「300万円超のハイエンドスピーカーは自作できます」と言われても「そんな比較できるスピーカーなんて持ってませ~ん(泪)、まずは15万円スピーカーからネ。」という意味でもあります。(笑)
納品されたZ1-Livornoのキットを横目に、進めている仕事を完了させ、いよいよ組立の開始です。一刻も早く音を聞きたくなり、ネットワーク配線を丁寧に作成した後は、さっさと箱を仮組し、いけないとは思いつつもクランパーにて止めた状態のみにて音を聞いてみました。
結果にびっくり!
この時点ですでに707S2より良い音に聞こえました。
音響に関しては、甚だ素人ですので、表現の専門用語も良く分からないのですが、何と言いますか、左右のスピーカーの中央に入ると、歌ってる人の口元が明らかに中心にあることが分かるようになったとか、ピアノやギターの高音にメリハリが出た(解像度が上がったと言うのでしょうか?)とか。
何かの間違い?と思いつつ、同じ場所にて707S2に変えて同じ曲を聞いてから、さらにZ1-Livornoに戻してみても、やっぱり違います。
「これは、おもしろい!」としばらくは仮組みのままいろんな音楽を聴いておりました。
さて、次の週末、説明書に書かれていた木工ボンドやコイル・コンデンサ固定用のボンドも納入されましたので、いよいよ本組みに取り掛かり、きちんと組み直すと共に、しっかりボンドで固定し「仮組みであんな音が出るんだから、本組みするとどれだけ良くなるのだろう?!」と期待を膨らませながら組み上がり後に音を聞いたのですが「うーん、違いが良く分からない」(笑)
そこで、いろいろやってみたくなる魂が出てきまして、特典の使いこなしレポートを拝見し、バスレフポートの長さを110mmにし、吸音材の長さをアドバイスのようにカットして貼り直したりすると「差は小さいけど、確かに更に歌う人の口元が更に分かりやすくなった。」と感じました。
「これは、おもしろい!」と、調子に乗ってスーパーツイーターキットを購入し、自作スピーカー造りにハマり始めております。
納入されたスーパーツイーターを足早に組み立てて、Z1-Livornoに接続し、早速音を聞いてみますと、これがまた「私の耳では、良く分かりません。(泪)」「まあ、ジジイの耳はすでに高音を聞くことは出来ず、きっと高音は出ているものの、聞き取れないのだろうなあ。」と諦めておりましたが、しばらくいろんな曲を聞いていますと、鈴のようなリンリンという音や、トライアングルのカンカン・キンキンという音は、より明瞭度が上がったような感じがします。
さらに、Z1-Livorno+スーパーツイーターを一週間使用し、今週末あらためまして音楽を聴いていますと、「先週までと違ってなんか変?!」と感じます。
低音に違和感がありましたので、スピーカー後ろのバスレフパイプに近づいたところ、先週から何も変えていないのにも関わらず、明らかに低音の量が増えておりました。
アンプ側で低音の量を減らす工夫をしましたが、それでも追い付かず、別に設置しておりますサブウーファーの音も小さくなってしまい、全体の迫力が失われましたので、707S2を購入した際に付いてきました「低音を下げたいときにはこのスポンジをバスレフポートに入れてください」という品をZ1-Livornoのバスレフポートに使用してみましたところ、見事に低音がほどよく減衰され、サブウーファーとのバランスも良くなりました。
今回、Z1-Livornoキットを購入し、B&Wの707S2と入れ替えた効果がとても大きな差異だったことに驚いております。
このZ1-Livornoのベンチマークは、B&Wの805とのことで、次の興味は「100万円級のスピーカーに並ぶほどの音が出ているのか?」です。
私の707S2を購入する際に、秋葉原のヨ〇バシカメラで参考に聞かせてもらった805D3の音を思い出しながら「追い付いているような?それでもさすがに追い付いていないんじゃないか?」などと妄想にふけりながら、貴社のZ800-FW168HR自作キットに興味津々となっております。
お父さんは、またがんばって残業をして稼がなくてはいけません。(笑)
もし、Z800-FW168HRなどの視聴会をされる事がありましたら、参加させていただきたいと思っております。
いまいまZ800-FW168HRには手が出ないのですが、自作スピーカーにハマってしまった反動で、Amazonにて販売されております貴社のZ601とZ-Modena mk2を先日ポチってしまいました。
こちらも時間を見て組み立てるのがとても楽しみです。
2021年7月18日
川越市 Pathfinder
評判通り、素晴らしいスピーカーでした
レビュー遅くなりました。
R3年3月末にキットが届いておりましたが、忙しく直ぐに製作に取り掛かれず、4月末にやっと製作開始、精度の高い板カット&ダボ穴に助けられ、セミナー動画を見てGW中に箱は完成。
セミナー動画を見て染色&2ウレタン塗料による塗装に取り掛かりました。単身赴任先で模型用のエアブラシで挑戦しましたが、失敗&サンディングを繰り返しエアブラシはあきらめました。
その間にネットワークの半田付け作成、ブチルゴム&ゴムグロメットでフローティング化。
自宅の車&バイクメンテナンス用に使っているエアコンプレッサーを活用してのエアーガン塗装に変更、早速工具用品店でエアガン購入。
セミナー動画を何度も見直して、着色、下塗り3回、上塗り3回。乾燥には3日おいて溶剤の匂いがしなくなったところで#1200サンディング、コンパウンド粗目・細目・極細で磨きあげました。筆塗やエアーブラシより楽で綺麗に仕上がったと自負しております。メーカー製同等の出来に自己満足。
翌日、ネットワーク&ケーブル端子&ツィーター&ウーハーを取り付け音出し開始。
エージングが進むにつれて、バランスの良い音が出て来ており大変満足しています。
しばらくZ1リボルノを楽しむつもりです。
次は、Z800+Z505にするか、開発中のZ1000も楽しみです。
アンプ ヤマハRXV483 マランツSC5F・BB5F・SM5F
CDプレーヤー DENON DCDSA11
友人宅へ持ち込みテスト アキュフェーズC240&P300X
クイーン 松任谷由実 レディガガ&トニーベネット
エリッククラプトン レッドツェッペリン 竹内まりや
思っていた以上!!
これまでMonitor Audio, Bronzeを使用していましたが、音出しした瞬間今まで聞こえていなかった音が沢山聞こえるようになりました。低音のめりはりも格段に上です。これからエージングを進めればさらに向上すると思いますが、現時点では値段の数倍の価値はあると思います。また事前にメールで連絡したら、予定納期よりも3週間以上繰り上げて送っていただけました。ありがとうございます。自作は初めてでしたが組み立ての質問にも一日で返信いただきサポートも完璧です。
想像してたとおりだった。
音工房の自作スピーカーはこれで9作目。バックロードホーンに比べると箱を組んで配線してはい出来上がりと、とても簡単お手軽だった。音出しが我慢できず、まだ塗装してません。今までは色んな塗り方をしてきたので今回は木目調塩ビを貼って仕上げようと思ってる。
さて音の方だが、これまでの物も大変安価で素晴らしかったのだが、どうしてもオーケストラの強奏するヴァイオリンの音色に不満があり、B&Wに勝るとも劣らずの真相を確かめるべく購入。写真のように職場にてオンキョーのスーパーウーファーSL-10と組み合わせて使用。アンプはソニーのAVアンプDA5500ESを2チャンネルで使用。TEACのDAC UD-H01 にMacBook ProからのUSB接続、Apple MusicとAmazonHDの二つのサブスクを利用して聴くのがメイン。時折CDも聞くが手軽さで前者ばかりになってる。
ヴァイオリンの音は自分の理想に一歩近づいた。がまだまだ時折解像度不足かヒステリックで潰れた音になるのはDACが安物のせいかも。女性ヴォーカルが実に心地よく音像は比較的大きく豊かで艶と色っぽさもしっかり出てくる。
柔らかめの音色で刺激は少なくハイハットも潰れたりしない。ファーガーソンのシャープなトランペットのハイトーンも幾分ソフトになる感じはある。スーパーウーファーはスイッチで55HZでクロスと言うことになってるが、つながりがよく、オーケストラもジャズも実に心地よい。とにかく音色が素晴らしい。この値段で高級スピーカーを味わえること間違いなし。因みにクラシックはAmazonをジャズはApple Musicを使用して聞いてる。あと上に乗ってるスーパーツィーターは結線されていません。
安価で小型ながら楽しめます!
箱の製作は、シンプルなバスレフなので比較的容易でした。ただし、配線は配線図を見る限りシンプルな一素子型ですが、実際にコードを捩ってハンダ付けする段階では少し混乱してしまいました。ターミナルを取り付けてコイルとコンデンサをつないだ方が良いと思いますが、そうすると接点が増えてしまい、痛し痒しといったところです。
ローパス用のコイルの値が大きいのにも驚きましたが、ウーハーの高域のピークを潰すのに必要と納得しました。ディバイダーは2素子型より1素子型の方が良いとかねて思っていましたが、この製品を購入して改めて実感・納得しました。ダラダラと伸びて減衰しないトゥイーターの高域をどう處理するかがポイントのようです。
写真のように、居間のTVの横に設置してSMSLのアンプを通して、気楽に音楽を聞いてみました。ボーカルは、フルレンジSPのような、ギョッとさせられる生々しさはありませんが、何を聞いてもそつなく再生してくれます。クラシックのオーケストラでは、僕の大好きな、ウィーン、ベルリン、ドレスデン、ミラノのオペラハウスのオケの音色をきちんと聴き分けられるように再生してくれることに驚きました。特にこのような小型SPで、シュターツカペレ・ベルリンのふくよかで繊細な音色を楽しむことができて感激しました。
スピーカーは大きさじゃ無い!
Z1-Livornoを以前からレポート読んで興味を抱いておりました。キットはダボ式でとても組み立て易くスムーズに完了。木調シート張りで仕上げてみました。ジャンルはJazz系が多く音出しして未だ間もないですがバランスの取れた疲れない音に満足!大音量で聞けない環境下では38ウーファーにも全く引けを取らないのにビックリです。
聴いていて疲れない音
いつも真摯な取り組み、丁寧な対応など感心しております。
また詳細なメールやレポート有難うございます。
さてZ1の製作ですが塗装含めて約1週間で完成いたしました。
音出し後約1か月半でのレポートです。
再生機材はTopping E30DACからアンプ約40年前のサンスイAU-D607Fへ、スピーカーケーブルはカナレ4S8片側約5m、スピーカーは従来これまた約30年前のBOSE501Z+FOSTEX T90Aで長年聴いておりました。
ジャンルはジャズが多いですがなんでも聴きます。
最近はNHKBSのジャズ番組などの録画再生が主流になっております。光ケーブルでE30へ。
ですからこのBOSEとの比較となります。
最初の音出しの時の第一声は「なんじゃこりゃ」でした。
モヤモヤしていてそのくせ低音がボンボンとゴムまりのように弾んでいてとても聴いていられませんでした。
こりゃエージングに時間がかかるなーと思いました。
ほぼ毎日1日8時間ほど鳴らしました。
1週間ほどで少し落ち着いてきた感じ。
以前からB&Wの音は知っていましたのでやはりケブラーコーンの音だなと思いました。
そもそもこのスピーカーのコンセプトからして当然こういう傾向になるのを承知で注文しましたので一応は満足しクラシック用にと思っています。
1か月半がたちだいぶこなれてきたようなのでここらへんで感想を述べたいと思います。
まず音の立ち上がり立下りが極めて緩いという感じ。
低音は50HZぐらいから弱まり30HZはほとんど出ない感じ。
しかしクラシックを聴く分にはこの滑らかさ、心地よさは十分ではないかと思う。
ジャズを聴くには圧倒的にBOSEに軍配が上がる。
ウッドベース第1弦の解放音、唸り、箱の響きまではっきり再生する。
クラシックでもやはりBOSEの音のほうが私は好きだ。
Z1でももう少し音のレスポンスが向上すればいいと思う。
100万円近くのスピーカーの音とはこんなものかと思った。
ま、楽しんで作らせていただきました。有難うございました。
追記
完成1か月後スピーカーの留めねじを増し締めをしました。
結果、俄然特にツイーターの音がよくなりました。
上記の感想はその増し締め後のものです。
中低域の厚みとすっきり高域に感激!
ディスクトップオーディオの小音量再生にてMUSIC BIRDを中心にジャズ、ヒーリング、ポップス、ロックをまったり流しっぱなしで聴いています。
第一印象は、B&Wに似ている? これまでフルレンジを主に十数本は自作してますが、フルレンジに比較して中低音域の厚みがまるで違い、中高域はウーファーとトゥイーターのつながりが良く、すっきり聞き疲れしない音色といった印象です。ペア5万円台でこの音は超ハイCP機と思います。
リスニング環境は、小出力アンプをパワーアンプ代わりにして何台か気分で切り替えて使っていますが、キット自作の真空管アンプやアナログアンプよりデジタルアンプ(Nmode X-PW1 MKⅡ)の方が相性良さそうです。
欲を言えば、これもフルレンジのBHなどと比較しての話ですが、小音量再生しているとつい音量を大きくしたいという欲求に駆られてしまうので、ここが使用上の自戒注意点といったところでしょうか。どこぞで大音量で鳴らしてみたい!
文句なしのコスパです。
NASに保管した音源をROON経由で鳴らすために導入しました。
DAC:Mytec Brooklyn DAC+
ストリーマー:Node2i
アンプ:自作KT88PP
の構成JAZZやクラシック等々何でも鳴らしています。
ソースのジャンルが広いので、何でもそれなりに鳴らせるスピーカーを探していました。
メイン機ではないのでコストの安いものを探しており、キットを作ることにしました。
コンデンサのみ、少し高級なものに換えてエージングしましたが、200時間経過したあたりからサブセットにはもったいないくらいの音が鳴っています。
値段を考えますと素晴らしいと思います。