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Z501 レビュー総合

4.6
Rated 4.6 out of 5
4.6 out of 5 stars (based on 50 reviews)
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Z501 お客様投稿レビュー

とてもいいと思う。すごく、鮮烈、でかつ、豊かなキレのある低音と広がった高音域を感じさせる。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月10日

ハイレゾ系でのSPとアンプのモニタリング

これまで、買い置きしてきたオーディオ系をスピーカのモニターのためにセッティングして音出しをしてみた。

本来の目的は、音工房ZのBHBS方式のスピーカキットZ701(FE103sol)と、これは随分前に組み立てた(だけ。音出ししてない)、今日(7/9)届いたスーパーツィータ(ST)ユニットZ501とを組み合わせて、音出しをしてみよう、ということ。

今は亡き長岡鉄男先生のおっしゃるエージングを全くしてないので、一般的には、ハイ上がりな傾向が予想され、それにいきなり、ST組み合わせるっていう、まあ、どうなんでしょう、なんだけど、時間がないので仕方が無い。

**の居ぬ間に、大音量で、という時間制限のあるミッションなのだった。

音楽信号の流れは、以下の通り

音源は、アップルのiTunesのクラウド環境、かつMatchなので、たしか256kbps AAC。圧縮音源。

これを無線LAN環境のAppleTV(第3世代)で、受け、光出力で、DAにつなぐ。

このDAC兼プリアンプにDENONのDA300を使い、アップコンバートされ、192kHz/24bit 、相当? 内部処理は32bitらしい。

この出力をパワーアンプにつないで、それにスピーカを接続する。STは、ネットワーク内臓なので、パラにつなげる。

フロー的に書くと、

AppleTV(第3世代)→ 光ケーブル → DA(DA-300USB;DENON) → ピンコード → デジタルアンプ(SA-50:SMSL) → スピーカケーブル → スピーカ(Z701-FE103sol BHBS + Z501:スーパーツィータ)

DA300は、この場合、圧縮音源をアップサンプリングしてるんだけどね。

ま、うそんこハイレゾだけど、いいんですよ、これが。これでも、というべきか。音がいい。よくなる。

DA300は、その前に、ヘッドホンアンプのDA10で、その音の良さに感銘し、購入。安くなっているしね。

DENONは、さらに、低音たっぷり目にイコライジングしてる感じ。どうも、同社は一般的にそういう傾向らしい。

この点は、良し悪し。ただ、音の解像度と、無音時と大音量時のダイナミックレンジが劇的に向上する。すごい。パルシブになる。

で、アンプは、Amazonで評判が比較的よかったデジタルアンプを随分前に買っていた、こいつをこれまた、初めて使う。

つまり、ダブルモニター。テストとしては、本来は、よろしくない。

ただ、評判に基づけば、比較的小型のスピーカには、結構いい組み合わせのような気もするので、まずは、やってみよう、と。

このデジアンの当時の購入価格は、7,599。すごいよね。この安さ。

パネルは、電源のプッシュボタンとボリュームだけ。ボリューム周りが、ONだと青く光る。それだけ。

回路もたぶんシンプル。逆にいえば、ノイズの発生源が極めて少ない。マイコンとかうざいからね。

裏は、ピンコードの入力端子と、スピーカ端子、だけ。でも、筐体はしっかりしている。

SMSL SA-50 デジタルアンプ 50Wx2 T-AMP 高品質HIFI (ゴールド)。amazon で購入。

STMicroelectronics社製TDA7492と推奨回路定数通りのLCフィルタでClass Dのスイッチングノイズを低減。付属のDC24V-4.5A電源、

とのこと。直流の電圧が、比較的高い。これが、ミソらしい。電圧で音が変わるとかの記事がネットにある。

Amazonでは、とても評判がいい。評価が低いコメントは、サポートとか、アンプ性能以外の部分だった。石がTA2020とかでなくて、STMicroで、少し目新しかったので、勢いで購入。ただ、石自体は、2009年ぐらい?新しくはないようだ。

内心すごく期待。いい音のためには、単純が一番だからね。

なお、今回、STの付け替えなどで、ボリューム上げたまま、アンプの電源をOff/On したけど、ポップノイズは感じなかった。

後で気づいたが、これは結構大事。でなかったら、やばかったかも。

ちなみに、我が家の普段のアンプはヤマハのAVアンプ、A3010。9.2chでフルフル。サブウーファーも2つ。もっぱら、TV用。いやあ、最近のTVは音いいよね。これに、アップサンプリング環境を追加したいと、密かに考えております。

今回のは、その準備でもある。そろそろマルチチャネルのアップサンプリングも出てくるかと思うんだが、石はあるので、問題は価格。

新たなハイレゾ音源なんて限られてるし、気に入ってる今のリソース=音楽を如何に良くするかの方が、大事だと思う。

で、写真にちらっと写っているのは、それらの一部。でも、TV表示以外は、今回は関係無い。で、結論。

とてもいいと思う。すごく、鮮烈、でかつ、豊かなキレのある低音と広がった高音域を感じさせる。

10cmとは、ちょっと信じられない、ふくよかでキレのいいワイドレンジ。箱の設計のおかげだろうね。

この豊かな低音は、ある程度ボリュームを上げないとわからないかもしれない。

また、やはり、現時点では、バランス的には、STを外した方が、ナチュラル。

STをつけると、音が広がる感じがして、かつ綺麗な高音ではあるんだけど、やはり、高音域が過剰。かぶさってる感じ。

ネットワーク、といっても、コンデンサ一発だけど、これをもちっと低い値にして、クロスオーバーポイントをもっと上げた方がいいかもしれない。今、2.0μFらしいから1.47μFぐらいかなぁ。STの効果は確かにあるので、使いこなしたいと思う。

ま、いずれにせよ、もちっとね、エージングしてから調整した方がいいかもしれません。

アンプもいいと思う。8,000円弱のパワーアンプで、これだけの音なんて、信じられない。

相当、ボリューム上げたけど、まだフルじゃあない。このアンプはたいしたもんですよ。

ただ、ピンクフロイドの狂気の出だしでは、コーンがフラフラ、バフバフして壊れるかと思い、慌ててボリューム下げましたけどね。

ちょっと、硬めかなあ、という感じもちらほらするんだけど、それが、スピーカのエージング不足なのか、アンプの性格なのかは不明。D級アンプにどの程度エージングの効果があるのかも不明。

スピーカケーブルは、BELDENと、ST用には、VIVAホームで買った太めのOFCケーブルとアマゾンのバナナプラグの組み合わせ。

BELDENを今の段階では、切り刻みたくなかったので。

アマゾンのケーブルもあるけど、今回は、使わなかった。

バナナプラグは、大山さんご推奨だったので、以前買っておいた。こんな時には、便利ですね。

ということで、以下は、今回、モニターに使った音楽リスト。

名前/アルバム名/曲名 の順番

一曲目は、音とかではなく、これで始めてみたかった。

これまでのシステムでは、なーんか抜けが悪い、もさっとしてるけど、音楽が好きだから、きいてた。

お気に入りだけど音は良く無いという印象。

かつて、実家のそこそこのアナログ系、当然LP、システムでもそんな印象。当時のスピーカは、NS1000M。入り口のカートリッジはシェアとか。プレーヤはDENON、アンプはSANSUI。

1. The Band /Rock of Ages/ Weight いやあ、当たり前に聞こえるけど、すごくいい感じ。で、モニターを続ける気になった。

2. Charlie Haden / Nocturne / En La Orilla Del Mundo

3. Gladstone Galliza / Fascinio /A Un Paso Del Paraiso

4. Holly Cole Trio / Don’t Smoke in Bed / I Can See Clearly Now

5. Norah Jones / Come Away With Me / Don’t Know Why

6. Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon / Speak To Me

7. Sly & Robbie / Language Barrier / Make ‘Em Move

8. Steely Dan / Gaucho / Babylon Sisters

9. Richard Beirach / Hubris / Sunday Song

10. The Stanly Clarke Band / Find Out / Find Out

11. The Stanly Clarke Band / Find Out / Born In The USA

12. Weather Report / Heavy Weather / Birdland

今回は、時間の関係と気分の関係で、クラシック系は、なし。

特に、5のノラ・ジョーンズの声に、ちょっと違和感があった。また、9のリッチーバイラークのピアノのハイトーン部分とその倍音がST(Z501)の評価用によかった。これは、過去、何回聞いたかわかんないくらい聞いてる。今回も、STをつけたりはずしたりして、何回も聞いてみた。STがあると響きが綺麗で、広がる。

10のスタンリークラークのベースとドラム、それと7のスライ&ロビーのは、低音のキレのテストにすごくいい録音だと思う。

古いんだけどね。生っぽい。

10での複数のドラムのかちっとあったテクニックは、なんとも言い難い心地よさがある。タンと、一つに聞こえるんだよね。

いい音楽をいい音で、聞きたい。スタンリークラークの1985年の音楽が鮮烈に蘇った感じがしました。

多分、彼らが聞かせたいと思った音に近づいたんじゃあないだろうか。そんな気がします。

佐々木 淳

Z800-FW168HRがZ1000-FE103Solに唯一負けていた超高音の華やかさがこのスーパーツイーターのおかげで追い付き、全体では追い越した感じになりました。

Rated 4.0 out of 5
2016年7月10日

大山様のメールでこちらの商品を案内いただいたときにまず思ったのは安い!でした。

メールをいただいたその日に注文すぐしたと思います。

届くまでの間2か月ほど期間がありましたがその間も制作過程のご連絡も随時公開されていたので楽しみにしながら待つことが出来ました。届いた商品を見てもきっちり作りこまれた感じからいい音が出る予感がしました。

我が家にはすでに音工房Z製のスピーカーが5つもあるのでどれに追加するかとっかえひっかえ試聴をしましたが標準のコンデンサーですと能率の低めのZ800-FW168HRが一番相性が良いようでした。

Z1000-FE103Solにも合わせてみましたが能率が追い付かないようで物足りなく元々スーパーツイーターで載せてあるYAMAHAのホーンツイーターのほうが合うようでした。相手が決まったところで正相で繋ぐか、逆相で繋ぐか3日ほどいろいろなソースで聞き比べて最終的にメリハリを感じられた逆相を選びました。

設置の角度も最初は本体の向きと合わせていたのですがその後大山様のメールで紹介されていたようにスーパーツイーターのみ自分のほうに向けたほうがより音像がリアルになりましたので今はその状態で使用しております。

Z800-FW168HRがZ1000-FE103Solに唯一負けていた超高音の華やかさがこのスーパーツイーターのおかげで追い付き、全体では追い越した感じになりました。ソースによって優劣の変わるこの2台のどちらで聴くか、しばらく楽しい悩みが増えました。

YH

いつまでも聞いていたいという気持ちになってくる

Rated 4.0 out of 5
2016年7月9日

「いつまでも聞いていたいという気持ちになってくる」

いい製品をリーゾナブルな価格で提供していただきありがとうございます。

もともと工作が好きで、20年くらい前に長岡先生のバックロードホーンを作成したのを皮切りに小型のシステムを何回か製作しました。キットではなく自分で加工するため精度が出ず、カンナやヤスリで微調整するのですが最後はパテと塗装でごまかしていたというのが実情でした。

初めて音工房Zさんから購入した製品はZ800-FW168HRでカットの精度の良さには感激いたしました。音は当初荒い感じで直前に使用していたONKYO Moniter500と併用していましたが、ダクトにゴムシートを丸めて入れて低音の調整をしたり、バイワイヤリングにしたりした結果、今はZ800のみですべてのジャンルを聞いています。

前置きが長くなりましたが、今回Z501スーパーツィーターを追加した印象ですが、もともとZ800は高音がきれいに再生できますので、劇的な変化は感じませんでした。 でもシンバルが強調されている曲、女性ヴォーカルの息遣いが入っている曲などを聞くとこの効果が感じられます。また今はただZ800の上に乗せただけですが、軽いので安定が悪いです。おもりを乗せてみたり下にいろんな素材のスペーサーを入れたりしてみて効果を試してみようと思います。これが自作オーディオの楽しみですね。

超高級品をよく聞いているわけではないため偉そうなことは言えませんが、ある程度のレベルの製品になってくるとすぐに違いが判るということはなく、いろんなソースを何回も聞くとなんだか前と違っていつまでも聞いていたいという気持ちになってくることがあります。この製品はそんな感じでCDをとっ替えひっ替え何枚も聞いています。

写真に写っているZ103音響パネルも同様で、音楽を気持ちよく聞いています。

使用システム

アンプ:マランツPM-11S2

CDプレーヤー:デンオンDCD1650RE

MJ

女性ボーカル、バイオリンの伸びと柔らかさ、ピアノのアタック音も素晴らしい立ち上がりです。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月3日

いつも新商品情報、技術解説(リタイア爺様の講義)、実験情報等楽しく拝読しています。

この度は、Z501を購入しZ800-168HRに接続して聴いています。当方のZ800-はネットワークを箱の外(スタンドの下に設置)に出しているので、T250DとZ501は直接パラでつながっています。Z501の方が数dB能率が高いのですが、超高域のみなので多分そのままで良いだろうと予測しました。

ところが広域がかなりきつく感じましたがエージング前なので少し時間をおいてからの調整と考え、軸をずらして聞くことにしました。一週間経っても、印象は大きく変わらなかったため、スピーカーケーブルを新調することにしました。というのもZ800-スピーカーは広域がやや静かなので、少し高域に華が出るケーブルを使っていたのでした。交換がピッタリはまり、滑らかで伸びのある高音に一変しました。女性ボーカル、バイオリンの伸びと柔らかさ、ピアノのアタック音も素晴らしい立ち上がりです。いろいろなソースを聴き直しております。

高域のレベルですが、ネットワークで6dB、Z501の中心軸を20度程ずらしていますので約3dB、合わせて9db程低音より絞っていることになります。ネットワークをスピーカーの中に入れている場合の調整は、単独ATTが必要なくらい難しいかなと思いました。コンデンサーでの調整は、軸上は良いのですが、トータルのZ501の音量が減り、部屋のライブ感、響きが減少しそうです。

スピーカースタンドは、栗と山桜の1枚板で作成し、一個の重量は9kg,上下を支える板は30度ずらし、板鳴きが分散放射するように考えてあります。インシュレーターは、ブナの半球です。材質もいろいろ(グラナディラ、桜、ゴム等)変えてみましたが、結論は形状が1番ということで今の半球になりました。

写真に写っている大きな箱は、今まで使っていたアルテック416-8B収容のもの、その他中音、高音用のホーンです。

小さなスピーカーは、欅の一枚板の自作スピーカーです。

これからは、年齢や音楽のジャンルも考え、Z800-168HRを中心に小型スピーカーを追求したいと思います。さしあたっては200V電源入力の2チャンネルマルチアンプを自作するなど工夫していきたいと思います。使用している機器が、Z101,103,501,など音工房一色になってきました。これからもユーザー目線の良い商品を楽しみにしております。

TK

もうこのスーパーツィーターなしでは音を聞く気になれません。

Rated 5.0 out of 5
2016年7月3日

音出しから200時間以上たったのでレビューを書きます

まず、第一印象で感動!

音が生々しくなり、音の世界が変わりました。超高音域が追加されるのはこういう事なのかと目を開かされる思いでした。バイオリン協奏曲のメインバイオリンの音がよく聞こえるようになりました。オケのバイオリンと管楽器の高温の伸びが良くなり、結果全体の音が広がりました。ピアノソロ曲も高温部分が部屋に響くようになり、リアルさが増しました。ジャズはシンバルの音が素晴らしい!生の音です。一聴感ではシンバル以外そんなに変化は無いように聞こえますが、聞き込むと音の質が良くなっているのがわかります。

MJQのアルバム、フォンテッサは鉄琴とトライアングルの音が素晴らしいです。

それから津軽三味線の音も良い。

撥の当たり具合による音の違い。

ミュートや音の消え際の指使いの微妙さがリアルに聞こえます。

後は小生ケーブルTVにてクラシックや映画などを聞き、見ているのですが、超高音が追加されたことで効果音がリアルになり楽しめています。セリフもそうです。

総じて、家では常に何かしらの音を流している小生にとって、このZ501スーパーツィーターで超高音を追加したことによる恩恵は絶大なものがあります。

もうこのスーパーツィーターなしでは音を聞く気になれません。

Z800ーFW168HRとの相性も良い様でぽん付けで大丈夫でした。

このような廉価で素晴らしい商品を開発された音工房さんには感謝の思いが絶えません。

後はシステムが目標途中なので、全て揃えた時のこれとスピーカーがどのような音を出してくれるのかが楽しみです。

最後に、社員も増えられた音工房Zさんのこれからの益々の頑張りに期待しております。

あ、最後に。

最初耳との軸を外してセッティングしていたので違和感がありました。

使いこなしを見直して軸上にすると違和感もなくなりました。

使いこなしはちゃんと読みましょう(笑)

スピーカー:Z800ーFW168HR

Z501

システム:PC デスクトップHP V3A52CQ

DAC内蔵プリメインアンプ DENON PMAー50

HDD GLYPH Studio 2TB

プレーヤー Bug head

ケーブル類は割愛

YK

スーパーTWというよりはフルレンジの高域を改善するTWとしての位置づけです。

Rated 3.0 out of 5
2016年7月3日

このオーディオ不況の中、社業が増々発展されていますことを大変うれしく思っています。

まずは、結論から

○製品コンセプトは能率がさほど高くないスピーカーを中心に、最もシンプルなネットワークで高品位の超高域を追加ですが、このコンセプトは、基本的にフルレンジ対象と思います。

○長岡式の超高能率バックロードホーンであれば、コンデンサー一発でつなぐためには能率的に金属ホーンタイプしか選択肢がないということだったと思いますが、御社のメイン商品であるバスレフタイプの小口径フルレンジの場合などには能率的にはベストマッチのTWとして必須のオプションになると思います。

・スーパーTWというよりはフルレンジの高域を改善するTWとしての位置づけです。

○フルレンジの小型SP用途としてはこのデザイン(形状、大きさ)は秀逸で、仕上げももはや一流メーカー製品といってよいレベルに仕上がったと思います。

(もちろんすでに一流メーカーなのではありますが言葉の綾とお受け取りください。)

・薄っぺらの突板ではないリアルウッドの素材の良さがオスモと相まってTW単体の武骨な外観をナチュラルな風合いに変身させています。(子供がなめても安全!)

次は発展性

1.御社のメイン商品(最多販売)の小口径フルレンジについて、各々測定室を活用したデータを整備して必須TWオプションとして販売

○機種ごとにバッフル面との位置合わせを厳密に行ったF特データを購入サービスとして提供し、位置合わせ位置と位相を推奨する。

・コンデンサーとして、標準、おとなしめ、派手めの容量をセットで販売し、切り替えできるようなSWを付ける。(マニア向けというより一般向けかも)

○プアマンズの長岡派としては、単体の重量不足は否めず(デザイン上はまずいのですが)鉛などを重しに使うことになります。

・TWといえども音響エネルギーは馬鹿になりません。10㎏級のSP本体に付加するなら1㎏位の重量は最低ほしい。

(リアル長岡派ならSP本体100㎏、TW10㎏という感じでしょうか)

・小口径フルレンジ製品の必須オプションとしての発展的アイデアとしては、ウェイト(金属は鳴くので、鉛か)を仕込む。あるいはキットSP本体にねじ止めできるねじ穴加工を施し、そのフルレンジSP専用のTWポジションとして製品の周波数特性上の品質を保証します。

○超高域の指向特性改善として、ちょうどこのSTWを横に2個並べた形状で楕円ホーン(加工できるかどうか知りません?!)として高級感とプレミアム感を出すのもよいと思います。向きをバッフル面一にできるのでトールボーイタイプのSPトップに設置する場合のデザイン性も向上するかと思います

更なる欲望:スーパーTWの効果考察とマルチユニット向けの商品化

○コンデンサー容量を極端に小さくして、聴感上は聞こえないような15kHz以上の超高域を付加する音質改善に高額なTWを使用することがハイエンドマニアに知られていますが、なぜ聞こえないのに音がよくなるのかという物理的、生理学的な説明は聞いたことがありません。

・これには御社のSP製品よりはるかに高額なTWが正式オプションも含め使用されているようですがが、それは50kHz位までの周波数特性が低ひずみで得られる製品が高級TWにしかないからでしょう。

・当方もヤマハのJA0506を0.3μF以下の小容量コンデンサーでつないでみたりしましたが、本来のTWがあって、追加TWは(ほとんど)音は聞こえないのに品位が上がります。(最も分割振動させていないので15kHz以上はあまり期待できてはいないはずですが)

・ちょうどサブウーファーをつなぐと高域の品位まで向上するのと同じような感じです。

・実際には高域のインピーダンス補正にはなっていると思いますから、可聴域にも影響が出てくるのかと思います。

・おそらく実物のTWでなくスチコンを入れるだけでもいいような気もしています。(だって実際には音はほぼ認知できないのだから)

・御社のコンデンサー容量をパラメータにしたF得などのSP技術データに今後はインピーダンス特性も加えてほしいと強く希望いたします。(切に)

・データを提供いただくと(製品コンセプトから外れますが)高品位の大型コンデンサーの外付け使用も可能になります。(Fosのコンデンサー製品などの販売も可能かと)

○前述のような考察が必要と考えたのは、小生の場合Z501がベストフィットするSPがスワンくらいしか見当たらなかったからです。

・10㎝ウーファー+8㎝コーンTWの長岡設計では珍しい密閉式などTW付きのSPでは、現状のコンデンサー容量は少し大きいと感じました。

・TWと帯域が被り、大げさに言うと超強力磁気回路の限定ユニットを使った長岡式のように高域に向ってF得が上昇しているような聴感になります。

・鮮烈な感じが好みの人には良いと思いますが、録音が悪いと長時間試聴には少しきつい。

・ただ、これも好みになりますが、シンバルのブラシワークと外国語の子音はきわめて明瞭になります。

・能率が100dB近い長岡式のFE206系20㎝ダブルのバックロード+ヤマハ0506Ⅱでは圧倒的な能率の違いから聴感上の違和感が少ないですが、厳密な位置合わせができていないとF特には悪影響も出ているはずで、精神的にはつらいものがあります。

・そこで希望オプションとしてはコンデンサーの容量をさらに小さくして(アッテネーションしているだけですが)、8kHzというより15kHzくらいのちょうどウッドホーンで持ち上げた帯域を狙うとマルチのSP(要は市販を含む全てのSP)に対しても必須のオプションに化けると思います。

・特に0506のように高域共振を排除していて特性上15kHz以上急降下している金属ホーンにはマッチすると思いますし、Fosの超高級金属ホーンにも付加できるような予感がします。(実際の音圧を期待するものではないから、効果が体感できない人には詐欺に近いけれど、品位向上が分かるリスナーにはコストパフォーマンスはとても良い)

・御社のオプションのコンデンサーの追加バージョンに超高域付加用を期待したいと思いますが、もっと大柄で高級なコンデンサーを外付けするケースも考慮いただき、容量とカットオフ及び音圧のデータや聴感テストデータを提示いただけるとありがたいと思います。

以下は夢想の領域になります。(最近オーディオで夢想できるネタは少なくなってきました)

○長岡式では高能率金属TWは、晩年は鉛板で抑え込んでダンプされていましたが最初期はべニア合板くりぬきの積層ケースにはめ込んでありました。

・これを自作でうまく仕上げるのはなかなか大変でした。特に0506はバッフル内側取り付け仕様のため外周に段差があり、ジグソーで板材の穴あけ加工しましたが積層するとセンターがずれて接地面ががたがたになり往生しました

・もし、御社の高級板材で所定の口径がくりぬかれた素材を何枚かセットでTWケースセットとしてキット販売されたらそれなりのニーズはあるような気がします。

・特に、一番外側の開口部の板材は18㎜2枚くらいの厚みで専用ホーン加工したらデザイン的にもばっちりでバッフル面とも面一になり化粧っ気のないTW直置き(ポン置き)のユーザーは飛びつくような予感がします。

・フォスの高級重量級TW(900や500)でもやはり筐体は確実に鳴き、完全なダンプも難しので、合板取り付けできたらダンプ効果で余分な輻射音がなくなり、重量効果も加わって全域にわたって品位が上がります。

・能率も2~3dBは上がってF特の暴れも減ることが期待できます。

・特に、廉価な(といっても高価ですが)軽量級金属TWは超高級TW並に変身するのではと思います。

・イメージとしてはちょっとしたウッドブロック並みの形状と重量を有し、背面にはコンデンサーを固定し、コンデンサーに直列接続するSPケーブルの端子台が取り付けられていて、コンデンサーもいくつか切り替えできるようなデザインです。

・きっと御社経由でのFosの900や500シリーズも売れます!??

○夢の続き:スワンの開口部専用オプション開発

・今回のZ501は標準コンデンサーでは当方手持ちSPではスワンにはマッチしましたが、大山様のレポートにあるようにスワンの低域はもともとドンシャリのドンの帯域が盛り上がっているように感じます。

・小生は大山様のリポートとは若干好みが分かれるのかFEの紙系コーンの限定ユニットでは強力になればなるほどハイ上がりでドンシャリ傾向が強まるように感じ、写真のようにMg系のユニットに変えました。

・これで高域の歪っぽさが消えて(おとなしくなって)聴けるようにはなったのですが低域の癖は(当たり前ですが)相変わらずです。金属系の鈍い色合いでマッチするヤマハ0506オリジナルのパラ使用によって広域は切れ込みと高品位化がほぼ両立できましたが、全体としては低域とアンバランスで悩みの種となっています。

・そこで御社が開発中のバックロードホーンの開口部にバスレフダクトを付けて特性改善するようなメール記事を拝見しますと、スワンにベストマッチしたバスレフダクト付きの開口部の締め切り蓋キットをオプション販売していただけたら、低域の平坦化と最低域の伸長ができるのではと夢想してしまいうのです。

・スワン愛好者はものすごい数だと思いますが、うまくいけばデファクトオプションになるような気もします。(後面開口でもあるし、オリジナルがベストという結果にもなるかもしれない)

・これも無響室での測定による客観的なデータが得られる音工房ならではの強みが期待でいるからです。(オーディオ業界は神話に近い詐欺が跋扈し過ぎで、結局市場は縮小してきました)

余分なことも書かせていただきましたが、プアマンでも今後もささやかな夢を見続けられるように、ますますの製品拡充とご発展を期待します。

IK

音のリアル感が伝わって来ました、高域の伸びが素晴らしい、音の暖かさ音の艶音の豊かさ音のバランス等、リボンツィーターの追加でAV関係の再生等実にリアル感を感じています。

Rated 5.0 out of 5
2016年6月30日

初めましてオーデォ歴は50年以上の道楽爺です。

今回Z501を2セット購入致しました。50年以上大型システムばかり追求してきましたアルテック38+マルチセルラホーン+ゴトウ・ファイナルオーディオ・JBL等々無駄な浪費をしてきました、長年住み慣れた3階建て専用オーデォルーム付から老後の為マンションに住み替えを契機にシンプルなシステムにしようと考えて居たところに、大山様の記事3万円のアンプと100万円のアンプを聞き比べるなる記事に遭遇、大山様のスピーカに出会いました、昨年引っ越しを前に7月末Z800-168HR完成品を購入音を出した瞬間今迄の考えを変えざるを得ませんでした、大型システムでなければNOの私でした、音の暖かさ音の艶音の豊かさ音のバランス等大型システムの無駄に気ずかされました現在15畳のリビングの片隅にセットしています、昨年12月Z601-Modena完成品を購入音を出した瞬間耳を疑いました、思わず耳で確認しました、Z800-168HRに負けていません 小さな巨人です。

楽しみにしていたZ501が6月14日に届きました、スピーカケーブルは前もって準備、すぐに接続音を出した瞬間感動しました。音のリアル感が伝わって来ました、高域の伸びが素晴らしい、音の暖かさ音の艶音の豊かさ音のバランス等、リボンツィーターの追加でAV関係の再生等実にリアル感を感じています。今レビューを書きながら、東大法学部卒業の異色のジャズボーカリスト 鈴木 重子のマイ・ベスト・フレンドを聞きながら最高の気分です。高音の伸びが実に素晴らしい。写真の中のミキサーは若いころの名残です、売り出し前の歌手等ミキサーを担いで色々奮闘してきました、常時入力の為リアルタイムの操作ができます、便利です。

AV関係はDA変換器を使っています。我が家のメインシステムは現在オーバーホール中です。仮のシステムでも素晴らしい音を出してくれます。一生ものです。大山様の益々のご発展をお祈りいたします。浮気するような製品開発を期待しています。有難うございました。

松崎 定勝

高音の伸びが素晴らしく、リスニングの直ぐ近くまで 届く感じです。エージング後の変化が楽しみです。

Rated 4.0 out of 5
2016年6月30日

高音の伸びが素晴らしく、リスニングの直ぐ近くまで

届く感じです。エージング後の変化が楽しみです。

城川原 修

音域が拡がり、特に弦楽器の音がよりクリアーでかつ奥行きも感じられるようにました。

Rated 5.0 out of 5
2016年6月29日

Z800-FW168HRに載せて使っております。Z701Modena-BHBSminiをサイドスピーカーにしたサラウンド音場で、TV録画したコンサートやPCに取り込んだ音楽をKORGのDAC経由で聴いております。これまで200時間位鳴らしており、エージング後の感想になると思います。

半年前から左耳が耳鳴りするようになり、治療で衰えた8KHZ以上の高音域だけを上げる補聴器をつけていますが、そのためか、Z-501の有無よる違いがはっきり分かります。音域が拡がり、特に弦楽器の音がよりクリアーでかつ奥行きも感じられるようにました。

Z-800ーF168はクリアーですが硬い音に感じてましたので、Z-501の追加とZ701Modena(サイドスピーカ)との組み合わせで、部屋全体がピュアーな音で包まれるようになり大満足です。

アンプはヤマハのAVアンプ((RX-A1050)とマランツのPM8004です。

”The Beatles/1967-1970”(CD)を聴くと、改めて彼らの音楽の素晴らしさを感じさせてくれます。ヴァイオリンやギターなどの弦楽器が、今まで以上により生々しく聞こえるようになりました。

FT

中低域の改善という副産物を得ることができて満足しています。

Rated 4.0 out of 5
2016年6月26日

いつも楽しく拝読させていただいております、商品、無事届きました。

早速、取り付けて鳴らしました。写真のスピーカシステムはバブル真っ盛りの頃に作ったもので、その後15年位まえに写真のスーパートゥィータを追加しました。大分前のことですので、記憶は定かではありませんが、当時、下の方がなかなかカットできず、結局14kHz、12dB/octで繋いだことを思い出しました。今回、新旧ユニットを比較しました。従来の組み合わせは、高い周波数でクロスさせたにも関わらず、結構下のほうまで出ていることに改めて気がつきました。高域を伸ばすというよりは、高域にエネルギバランスが寄り中低がマスキングされた感じです。これに対して、新ユニットは全体のバランスがとれ下のほうもしっかり聴き取れるようになりました。

では、無と新ユニットとの比較はどうかというと、スーパートゥィータを追加する際、必ず悩むのが、追加することの必要性です。もともと無くても成立しているものに、追加するわけですから、余計なことをしている可能性もあり、この答えは現時点ではわかりません。時間をかけて判断するしかありません。もともと今回の購入動機は、音質のへ不満からではなく、以前から仰々しいデザインに違和感を覚えており、新製品の紹介を見てすっきりかつかわいらしいフォルムに魅了されてのことでしたが、中低域の改善という副産物を得ることができて満足しています。ヴァーティカルツインの場合、天面に置くとトゥィータから離れてしまいますので、苦肉の配置です。紐で中吊り状態でお見苦しいですが、近いうちにしっかり固定するつもりです。

GY