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試聴会 お客様投稿レビュー
小さな巨人、とでも言っておきます。
【Z506-Livornosub】
1/29のZ506-Livornosubの試聴会に参加させていただきありがとうございました。
まず驚いたのは.最初に聴かせていただいたZ1-Livorno単体でも充分すぎるのでは?と思うほど低音が出ていたことでした。この小ささでこれはすごいなと。
そして当日のメインZ506-Livornosubを追加した試聴では更に驚きを通り越して感動致しました。重低音が聞こえるにとどまらず、前後左右に空間が広がるのをハッキリと肌で感じられまさに鳥肌ものでした。
見かけは小型のトールボーイ型スピーカーにしか見えないのに、正真正銘、これは小さな巨人だと。
私の持参した音源はゴーストライター騒動で有名になった佐村河内守(新垣隆自作指揮)、交響組曲ライジング・サンで、これはかつてギネスブックにのったらしい150人規模の超大編成。国宝級の錚々たる和楽器奏者と新日本フィルハーモニー交響楽団を若き新垣氏が指揮台で震える思いで纏め上げた演奏をビクターのxrcdで収録、マスタリングには惜しくも亡くなられたJVCの名エンジニア杉本一家氏も参加されていたという超弩級もの。
この曲のスケール間を余すところなく再生できていたのには、いい意味で呆れかえってしまいました。改めてスゴいなと。
このZ1-LivornoとZ506-Lvornosubの組み合わせかZ800-FW168HR単体かで悩むところです。アンプ等を含めると同じくらいの予算かと思います。比較試聴の機会などあると嬉しいです。
極めて質の高い低音再生
【Z506-Livornosub】
当日、参加者が6人でした。
最初、製品の説明、音工房Zの音源による試聴、その後参加者各自が持参した音源の再生という順番でした。
音工房Zの音源はブログ、メールで紹介されている高音質CDが使われていました。
興味のある方は入手されると今後、試聴会へ参加される場合など、ご自分の機器と比較できると思います。
またホームページに書かれていることが具体的に把握できると思います。
参加者の方が持参された音源の質が高く、参考になりました。
音質についてはサブウーファーの有無で明確な違いかありました。
特徴的なのはメインとして使用したZ1-Livornoのとの繋がりが非常に良いことです。
スピード感、位相など揃っている印象です。
同じスピーカーユニットを使っていること、密閉型であること、デジタルチャンネルデバイダーを使っていることによると思われます。
高域、中低域の音質が変わらず低音だけ伸びていました。
具体的にはパイプオルガンの音像がしっかりしたものになり、地に根をはったようになります。身体に響く低音です。
音場が広くなり立体感が出ます。
重たい低音でなく反応が速く感じます。小口径ユニットを使用しているメリットでしょう。
スピーカーボックスの補強が効いていると思われます。
スピーカーボックスの中身を見せていただいたことも収穫でした。
メインスピーカーだけ聴いていると十分満足できます。サブウーファーが加わると音の厚みや深みなどが加わります。
個人的に複数のサブウーファーを使用してきましたが、低音の質からするとコストパフォーマンスは高いと感じます。
クロスオーバーユニット内蔵アンプと安価なデジタルアンプの比較試聴がありました。
サブウーファーの恩恵はデジタルアンプでも十分感じられました。主にメインスピーカーの音質が影響している印象です。
サブウーファーを安価なデジタルアンプで駆動し、将来のグレードアップを見据える方法がありだと考えます。
百聞は一見にしかず、ホームページに書かれている事柄が具体的にわかりました。全体として質の高さが印象的でした。
まさに再生音を越える再現音
【Z506-Livornosub】
1月29日のZ506-Livornosubの視聴会参加させていただきありがとうございました。
今回の試聴会で、普通のリビングルームでも原音再生を目指せる事に奮起させてい
ただきました。感謝です。
試聴会の最初はZ1-LivornoにZ506-Livornosubの無しと有り。無しでも何ら不足無い
低音を聞かせていましたが、有りでは雰囲気が一変、圧倒的な重低音に圧倒されま
した。今回の様な上の帯域の低音・中低域に比しても負けないくらいの高音圧レベ
ルの重低音再生は聴いた事がありません。むしろ出し過ぎでは?と感じてしまいま
した。ソースの作成側もこのレベルまで再生されるとは思っていなかったのでは、
と思いました。
Z1-ivorno+Z506-Livornosubを24db/octカットのASP12000から18db/octカット+デ
ジアンに切り替えるとバッハのオルガン曲、ジュピターの女声ボーカルの表現が浅
く(演奏のキレが悪く)なるのを感じましたし、火の鳥の出だしにいたっては暗騒音
なのかソースの音なのかが判らなくなりました。これが被りの影響なのでしょうか。
一方、他のソースでは、その重低音再生に圧倒されるばかりで違いは判りませんで
した。よく知ったソースでないと違いは判り難いのかもしれません。
次のZ1000-Bergamo+Z506-Livornosubは圧巻でした。感動的でした。Z1000-Bergamo
は、ダクトのチューニング段階、最終形、キット版と試聴してきましたが、その時
に聴いた印象(記憶)を寸分も損なう事なく重低音(以降この様な被りの無い重低音再
生を超低音再生と称したい)が増強されています。バッハのオルガン曲はオルガンの
超低音が漂うだけでなくホールの壁や高い天井の存在が、ジュピターの女性ボーカル
は唇が生々しく空間にポッと浮かび上がるだけでなく温かみを持った身体の存在が実
体感をもって再現される様でした。そう、Z501スーパーツィーター等を追加すると音
場空間がぐっと広がる感覚が得られますが、このZ506-Livornosubによる超低音の追
加は、音場空間の実体化をもたらす様です。まさに再生音ではなく再現音です。
さて、こうなると極端な例ですが前回印象的だったZ700W-OMMF4MAICA一発使い+Z506
-Livornosubでは、どうなるか?両者のいいとこ取りができないか?と思っています。
この小ささでこの低音
【Z506-Livornosub】
1月29日のZ506-Livornosubの視聴会参加させていただき、ありがとうございました。
小さいというのが第一声で、Z1-Livornoのスピーカー台ともはや変わらないです。
にも関わらず一般には充分じゃないかと感じさせられる低音が、中低音の膨らみも感じさせずに、スピード感を持って押し出してきて驚きました。マルチアンプ構成の凄さに感嘆致しました。
低価格のサブウーファー用アンプでも印象変わらず、お手頃価格でこの低音が実現できるのは非常に凄い事と思います。Z1-Livornoとの相性はとても良く、アンプ含めて組み合わせでCPで勝てる市販品は無いのではと感じました。
Z-Bergamoとの組み合わせでも効果は明白ですが、元々低音が出るスピーカーなためカットオフの使いこなしがいりそうかなとも思いました。趣味的には楽しそうでもあります。
Z506,Z1Livornoとのつながり、◎です
【Z506-Livornosub】
今回久しぶりに貴社の試聴会に参加をさせていただきました。
私は、10数年前にサブウーファー追加にチャレンジし、全体のバランスを取る難しさから挫折した経験があり、今回どのようにアプローチして、どのような音を開発されたのか、興味を持って聴かせていただきました。
感想をまとめると
①Z1-Livornoのウーファ・ユニットと同じユニットを採用したシステムということもあり、つながりの違和感が全くない、非常にスムーズなシステムに仕上がっている
(おそらくDSPなど、細部のチューニングは苦労されたとは思いますが・・・)
②Z1-Livorno単品で完成度の高いシステムという印象を持っていたが、サブウーファ追加でさらにスケール感のあるシステムになっている
③Z1-Livornoを使う場合、一般にスタンドの使用を考えないといけないと思うが、スタンドのスペースで、上記②の効果が得られるサブウーファの追加は、メリット大と思う
今回のシステム、総合的によくできたシステムに仕上がっていると感じました。Livorno以外のシステムと組むとき、いかにチューニングを追い込んでいくのに苦労はすると思いますが・・・そこが、面白いところでもありますね・・・
私の準備した音源と試聴のポイントについて
自分の持っているスピーカー・アンプの組合せでテストし、どこをポイントに視聴するかを検討して、5枚準備してお伺いしました。
1.井筒香奈枝/時のまにまにⅣ④想い出のスクリーン/Gumbo/2014
井筒香奈枝は、インテリアデザイナーとして出発したが、プロのシンガーへと転身を図る。
1970年代のアコースティックサウンドを好み、心を揺り動かす楽曲をハートフルに歌うことを身上とする。
(最近、英語の歌が多いですが、私は日本語のカバー曲が好きです)
彼女のCD・LPは、優秀録音盤として人気が高く、“ハイレゾの女王”と呼ばれている。
今回かけたのは、4曲目。最初の“el-b”が低くしっかりと出て、しかし膨らみすぎない、崩れない、さらにVoが電気で加工された感じではなく、普通に話しかけているかのように聴こえるか、がポイント。
2.Jheena Lodwick/①You Raise Me Up/(JVC XRCD)/2013.6
音源はアナログ・マスター・テープ、JVCのK2-24bitADコンバータ、デジタルK2を使用して製作した高音質CD【XRCD24】
今回のような試聴会や友人のシステムを聴きに行くとき、私としては外せないCD。
ポイントにしているのは、
①前奏0:20~バックのbが、メロディーの後ろでキチンと鳴っていること
しかも締まっていて膨らみすぎないこと(きちんとフォーカスしているイメージ)
②口が見えるような、舌の動きがわかるようなボーカル
➂ボーカルとバックのバランスがいいこと
Voのバックのインストは、インストとしての主張はしながらもVoを邪魔しない。
①②③とも、スピーカーやシステムにより、大きく鳴り方が違うところがチェック要素
3.MILES DAVIS/TUTU①TUTU/WARNER/1986
晩年のマイルスが1986年、何か新しいことをやろうと燃えて取組み、CBSからワーナーに移籍、アートディレクターの故石岡瑛子(1938~2012)にジャケットデザインを依頼、グラミー賞音楽賞、デザイン部門賞を獲得した1枚。
このジャケット、モノクロのマイルスのアップだけ。アルバム名も“MILES”の文字もなし。この発想がすごい。
音楽は、とにかく、アタマの一発”ダンッ”がカッコよく決まるか、オーディオにとってかなりハードルが高く、気持ちよく鳴らすのが難しいCD。一発目のキメと、マイルスの格調高いソロがたまらない魅力。オーディオ的には“きれいに鳴って・・・”では鳴らない。爆発する感じが欲しい。大型システムのように鳴らすのは無理としても、中域中心に密度感があって、雰囲気を感じさせ、楽しめる鳴り方をするかどうかがチェックポイント。
4.DIANA KRALL/LOVE SCINES①All or Nothing at All⑪My Love Is/IMPULSE!
①出だしのbとそれにかぶさってくるVo
このイントロの”b”とそのあとのg、ダイアナのスローな語りかけるように唄うVoのバランスをチェックするトラック
⑪jazzライブに行くと、時々聴くことのある“フィンガースナップ”
このトラックの“フィンガースナップ”、オーディオシステムごとにそれぞれ大きく違った音に聞こえるところが面白い。
(どれが正解か、は、わからないが・・・)
レコーディングとミキシングが、人気のアル・シュミット、とても音が生なましいところが魅力のCD
5.TRAN MANH TUAN/BODY & SOUL①BODY & SOUL /Made in Vietnam
サックスとピアノのデュオ、このMade in Vietnam のCD、サックスがすごい音で入っている。ラジカセやミニコンポでも感動する音だが、
オーディオシステムで聴くと、キーをたたく指の動き、音と音の間のブレスの音が聴こえ、生々しい。
デュオは、聴くにはつまらない音楽になることも多いが、この盤は例外。
私の音源での印象
音工房さんのシステムは、エンクロージャにBHBSを採用されるなど、小型のフルレンジでも低域をいかに出すか、という開発方針を感じていた。これは、ロック系など、迫力のある鳴り方を求める曲には◎だが、音源によっては、中低域がVoにかぶるように鳴ってしまうところがあって、少しチューニングで下を落とした方が私はいいかな、と思っていた。
(当然、音楽の趣味と音の好みの問題だと思います。)
その点、Z1-Livornoは、単品でも、小ぶりなサイズながら、バランスが良く、しっかりと中低域が再生され、いろいろな音源に対応できる良さを持っていると感じておりました。
今回、そのZ1-Livornoの下を広げるということで、興味を持って聴かせていただきましたが、上に書いた通り、スーパーウーファのつながりが良く、◎でした。
私の持参した1,2,4のCDの低域部、膨らんで少し歪みっぽい鳴り方になりがちですが、そういったことは全く無く、締まった低音が出てました。個人的な好みでは、量感はもっと欲しいところがあります。(f特的に伸びている、ということではなくて、エネルギー感)特に、3のマイルスは、きれいに鳴らすのではなく、一発目のキメにもっと迫力が欲しいです。(表現が難しいですが・・・)
私の前の方が、ワルターの“田園”をかけてくれましたが、かなり魅力的な音が出ていた、と思います。
クラシックは、コンサートに行くと、コントラバスやチェロの低音が、軽く弾いても、軽々と数メートル~2,30m離れていてもしっかり聴こえる、オーディオではしっかり出ないか、出ても重い低音になりがち・・・重くなるなら出ない方がマシ、くらいに私は思っています。
コンサートに行くとき、“予習(CDで聴いてから)”して行くんですが、CDでは気づかなかったピツィカートの音が、ポイント・ポイントで使われていることに気づくことが多いです。
クラシックは、ホントの“生”音、オーディオは電気、なかなかオーディオでは再現できない、別物の音になってしまう、(多分、録音時にすでにまともに入っていない?)
そんなことを考えながら、クラシックを聴いています。
今回、いい音が聴けて、非常に楽しい催しでした。
ありがとうございました。
音工房ZはTANNOYを越えたか?
【Z506-Livornosub】
Z601-OMOF101を購入以来御社のファンとなりました。
基本的に小型のシステムはうるさいだけで、音場を再現するに足らないものと信じ込んでおりました。
信じているのはTANNOYの15インチで、ゆったりとリラックスできる音場を醸し出してくれる素晴らしいシステムと思っていました。
ところが最近、タブレットやブルートゥーススピーカーが結構心地良い音場を醸し出してくれる事に気付き小型のシステムに興味を持った次第です。今回の視聴会では、最初にZ1だけのデモと次にZ1+Z506のデモ音源を聞かせて頂きましたが、Z1だけでも十分に低域が再現されていました。Z1+Z506では、デモ音源の最初にパイプオルガンの曲が再生されましたが、ホールのスケール感が一気に広がり荘厳な響きとなって聞こえたのには感動しました。Z501が出しゃばらないように控えめなセッティングになっていたので、重低音以外はZ1で十分で、+Z506は贅沢なトッピングで音楽を美味しく楽しめるものと感じました。
持参した音源で手島葵のボーカルをZ-Bergamo+Z506で聞きましたが、ボーカルの定位が素晴らしく手島葵の立ち位置が分かるかのようでした。TANNOYで味わえない10cmフルレンジのなせる業で感動ものでした。Z501に興味が有り視聴会に参加したのですが、今やZ-Bergamoに興味津々です。
ブックシェルフの良さを生かしたまま、良質な超低域を追加出来そうです。
【Z506-Livornosub】
1月29日試聴会に参加させて頂いたので感想投稿します。
●音工房Z奨励組合せ(Z1-Livorno+Z506-Livornosub/APA1200DSP/アキュフェーズ)
最初はサブウーハー有/無での比較試聴。従来のサブウーハーにイメージされた悪い印象(量感のみのブワブワ感、位相の乱れ、スピード不揃い等)は感じられず、良くできた提案だなと感じられました。ソースによりはっきり体感できるもの/出来ないものがあり、聴かれる音源によっては不要な場合もあるかもしれませんが、40Hzとはこういう事か。。。。貴重な体験をさせて頂きました。
●中華アンプとの組合せ
多少の粗さは感じられましたが、「比較しなければこれで十分」というレベルで大健闘でした。
●Z1000 Bergamoとの組合せ
調整にひと手間かかりそうですが、Z1-Livorn以外のスピーカーでも適応できる事を提示して頂きました。ただZ1-LivornoとZ506-Livornosubのウーハーは同一ユニットとの事、純正組合せの方が簡単に良い結果が出そうな事は明白でした。
●雑感
Z1-Livorno+Z506-Livornosubを組合わせると、見た目/大きさはまさに「普通のトールボーイ」です。ただ3ウェイと違い、ウーハーはアンプ直結/超低域のみ、コイルは入っていません。
ブックシェルフの良さを生かしたまま、良質な超低域を追加出来そうです。
新たな可能性が感じられます。
今回初参加させて頂きましたが有意義な休日になりました。ありがとうございました。
圧巻!
【Z506-Livornosub】
インプレッション(持込デモ音源:パガニーニヴァイオリン協奏曲1番 カントロフ版)
圧巻です。
スピーカーの存在が消えて音場の裾野が一気に広がるイメージで一音一音がタイトでよりクリアになりました。
イメージとしては巨大なヘッドホンに自分がすっぽりと納まったという感じで音楽そのものに集中できます。
密閉型なせいか音質的にはMagico A3が聴感上似ているなと自分には感じました。
ただ圧巻なパフォーマンスを引き出すには相応のフィルタ・アンプ部と徹底した部屋の定在波処理の為せる技とも感じました。
あとZ1-Livorno単体のパフォーマンスの良さも見直してしましました。
自分の小さな部屋(6畳間)ならサブウーファー部をステレオではなくあえて1chにしてZ1-Livornoの2.1chのシステムも面白いのではないかもと想像が膨らんでしまいます。
以下個人的蛇足・・・
大山氏がおっしゃる通り昨今コンシューマー向けDSP機器が充実してきましたが、自分のような初心者には敷居が高いのも拭えません。
パッシブサブウーファーは自由度が高い反面、組み合わせ機器によるパフォーマンスの差が出やすいのも現実かなと。
実際今回聴けたAPA1200DSPでドライブした音は御世辞抜きで圧巻でZ506 subwooferのパフォーマンスを最大限に引き出せていると思いました。
一方でFOSTEX AP20dとモノラル FOSI AUDIO M03と比べると大関と小結ぐらい差を感じました(低音の伸びと制動力)。
APA1200DSPは素晴らしいが・・・
Dayton audioで出しているAPA1200DSPは現在日本には販売代理店がないらしく個人輸入に頼らざるを得ないとのお話をいただきました。
説明書はもちろん英語で保証もどこまで受けられるかも定かでないという意味でハードルが一気に高いかなと。
廉価なアナログアンプでも聴いてみたい・・・
今後もし再視聴会をしてもらえるのであれば廉価機器のアンプをデジタルではなくアナログにして(例:ベリンガーCPL150 や thomann S-100mk2)、チャンネルデバイダーをCX2310 V2などで聴いてみたいなと思いました。
この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
Z506-Livornosubが来るのを楽しみに待っています
【Z506-Livornosub】
1/29のZ506-Livornosubの試聴会に参加しました。 期待に違わず素晴らしい低音を出してくれました。 特にストラビンスキー火の鳥では超低音の楽器の細かい動きがよくわかりました。 実は本ウーファーは既に注文済みで試聴会に来る目的は別のところにありました。①Z1-Livornoとのマッチング(将来のメインSPになるかもしれない)、②FOSI製ウーファーアンプの実力確認、の二つです。 自宅には音工房の同じ13㎝ユニットを一つ使うバスレフ式ウーファー(Amazonルートで販売)を半年ぐらい前から使用しています。 これも素晴らしいのですが今回素性が分かっているユニットを2つ使う密閉型ウーファーということで躊躇なく注文しました。 大きさもピッタリです。 2月末が楽しみです。 蛇足ですが試聴で使ったAccuphaseのA級メインアンプは素晴らしいですね。 FOSIの実力も大したもので値段の差ほど音の差はないというのが私の感想です。
大山様ほか音工房スタッフの皆様ありがとうございました。
意外な発見ができ面白かったです。
【Z506-Livornosub】
1/29 今年最初のZ506-Livornosub試聴会に参加しました。
Z701-OMMF4 以来2年以上ほとんどの試聴会にお邪魔させて頂き、新作は勿論レギュラー品もほぼ聴かせて頂きました。ただ、Z505-Trentoだけは聴きそびれてしまいリベンジ?で聴きに来伺いました。
いつもは他の方のレビューを見るとバイアスがかかりそうなので、白紙の状態で好き勝手に書かせてもらっています。しかし、今回は自分の感想に不安がありカンニングさせてもらいました。Z505-Trentoのレビューも改めて読み返しましたが、それほど外れてはいなかったと分かり思い切って書きます。とはいいましても今回も動画撮影に参加して既に収録済みですので今更の感はありますが。
サブウーファーを追加する理由は、低音が弱い、もっと下の音域まで再生したい等があると思います。音工房Zのスピーカーは単体でも十分低域は伸びており量的にも不足はないと思います。毎回試聴会では大山さんの低音へのこだわりは半端ないと感じます。しかし、Z800-FW168HRでも低音が足りないという方もいらっしゃいますので、サブウーファーは必要なようです。
今回サブウーファーの追加でどの位単体と差が出るのかという点を基準に試聴会に臨みました。最初にZ1-Livorno単体、次にZ506Livornosubを追加してのデモと云う順番でした。フィルターはAPA1200DSPデジタルフィルーで途中からFOSTEX AP20D+Fosi Audio M03 のアナログフィルターに変更だったと思います。2曲目のホテルカリフォルニアまではサブウーファー有無しでの両者違いがあまり感じられず、単体でも低音の効いた生々しい音がしました。しかし、3曲目のジュピターのボーカルでアレ!と感じました。声が単体より生声に近く定位がはっきり感じられました。更に30Hz代の音の入った音源になると量感の差は勿論ですが、空気感やスピード感の差が歴然と出ている感じでした。FE108SSHPほどではありませんが音が前に飛び出す感じで、Z1-Livorno単体では音は左右には広がっていますが引っ込み気味で、悪く言えば平面的な鳴り方に感じてしまいます。
Fosi Audio M03 のアナログフィルターでは低音の圧は上がりますが、空気感までは感じられませんでした。フィルターの性なのかアンプの性かは分かりませんが、APA1200DSPと比べるとリアルさも劣ります。今回聴いてませんがハイロ―コンバーターは元々カーオーディオに比較的安価にアクティブ型サブウーファーを追加するための部品で、音質は犠牲にされていますので一時しのぎと考えた方がいいと思います。
個人の試聴時間はZ1000-Bergamoとペアリングして聴きましたが、私にはそれほど音の繋がりの悪さは気になりませんでした。サブウーファーを追加すると空気感が出て前後の奥行き感が感じられます。特にボーカル系やオーケストラ等には効果が高いと感じました。Livorno同士は同じユニットですので違和感がないのは当然ですが、他のスピーカーでも問題なく使えると感じました。特にAPA1200DSP等なら細かな設定もできますので、気に入った音に追い込めると思いました。
今回予想とはちょっと違った意外な発見ができ面白かったです。なぜそう感じられたかは幾つか理由が思い浮かびます。スーパーツイーターを追加すると本来再生帯域でない低音が伸びたり良く聞こえたりするように、サブウーファーの追加で中域に何らかの影響が出ているのでは。バスレフやBHBS(バックロードホーン)などはどうしても位相のズレなどの癖が音に影響を与える可能性がありますが、低域を密閉型のサブウーファーに受け持たせたことで癖が出にくくなり両方の良いとこどりができるのでは。大山さんも箱の設計で低域と中域を同じユニットが受け持つ場合、どちらかを上げると他方は下がる関係になると書かれています。あくまで私の妄想の域を出ませんが、サブウーファーが単に低音増強だけではなく音質などをコントロールできれば楽しいと思いませんか。
Z800−F168HR用のサブウーファーも開発予定とのことですが、価格と大きさ、どれだけの需要が見込めるか大山さんも悩んでいるようでした。今回のZ506Livornosubが88,000円デジタルフィルターを足すとウーンとなりますが、Z800−F168HR用はいくらになるのでしょう。