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試聴会 お客様投稿レビュー

FE108-Sol(2023年復刻型)の音質の違いが大きかったです

2024年2月13日

【Z1-LivornoS/Z600-Cannonball100/Z1000-FE108Sol/Z700-FE108Sol】

今回の試聴会の目的は【点音】Z600-Cannonball 100を聴くことが一番の目的でした。

形状もさることながらスピーカーのバッフル面がどこまで音に影響するのかがとても気になっておりました。

まず見た目がとてもユニークでまるで今にも歩き出しそうなかわいい形状でした。

実際に音を聴くと確かに濁りのない純度の高い音色に感じました。

密閉式のサブウーハーの音圧が少し物足りない感じもありましたが。

また同じユニットで同じ容量のボックス、バスレフポートで普通の箱型のものと聴き比べ出来ればもっと点音の優位性が体感できるのではと思いました。

またサブウーハーを使っていたため他の試聴機とアンプやチャネルデバイダーなども全く違う構成でしたのでZ1-LivornoSやZ700-FE108solとの音質の比較は難しかったです。

それよりも印象に残ったのが新品のユニットが搭載されたZ700-FE108solと数年前に販売された当時のユニットが搭載されたZ1000-FE108solの聴き比べでした。

Z1000-FE108solは私も当時購入したお気に入りのスピーカーなのですが、その際の試聴会でキットのZ700との聴き比べをしたときは言われなければわからないレベルの音質の違いでした。

それが今回の新品のユニットのそれは全く違うスピーカーであるかの如く音質が異なり耳を攻撃してくるかのようなかなり刺激的なものでした。

それがエージングによる違いなのかユニットの再生産で何かが変わってしまったのかは新品のユニットを使い込んでいかないと判別は難しいと思いますがエージングでこれだけ音色が変わるということであるとスピーカーの良し悪しはかなりの時が経たないと判断するのは難しいということなのかもしれません。

そんなことを思いながら音工房Z様を後にした試聴会でした。

なおZ1-LivornoSも前のバージョンのものを所有しておりますがこちらは聞き馴染んだ音色で今回のマイナーチェンジでの大きな変化はでサイン以外では感じられませんでした。

無論チェンジ前後を2台並べて聴き比べすると多少の違いは気が付けたのかもしれません。

ヤマモト

前回より自分の好きな音になりました。

2023年10月25日

【Z508-Woofer1400】

今回は、スピーカーユニット以外は全て同じ仕様。

バスレフポートや、吸音材、ネットワークはそれぞれチューニングして有るとの事ですが純粋にユニットの比較になったと思います。

又スーパーツィーターも追加されたので、前回の試聴時にはツーウェイだった為期待していた感じでは無かったのが、今回大変良くなった。逆に低域の伸びや輪郭も良くなった。

デモCDを始めに聞いた時は、バイアスが掛かっていた中、38の方が低域が良く出ている様に感じたか、参加者が自分1人だったので同じ所を頻繁に切替えたが殆ど違いは無く、30の

方がしっかりした低域が出ている様に思えた。

持参した高橋まりこのボーカルは30の方がバランス良く此方の方が良かった。

CPも良く30のダブルウーハーを試してみたいです。

マサ

Z503+Z508すばらしい企画です

2023年10月24日

【Z508-Woofer1400】

503-Woodhorn1+Z508-Woofer1400

SB-AUDIENCE BIANCO-44CD-PK、38㎝:JBL2231A、30㎝:Dayton Audio DSA315-8

8月のウッドホーンの試聴会が旅行の日程に重なり、行けなくて残念な思いだったんですが、今回、同じホーン+ウーファーを38cmと30cmで比較試聴という企画、すぐに申込みました。

学生時代(20歳頃)、JBLに憧れ、300Lのエンクロージャを作り、2ウェイホーンシステムを楽しんでおりましたが、東京転勤になった時に持込みは無理と判断、人にあげてきた経過があります。今でも一番いい音で聴いていた時代だったな、という残念な思いが過ぎります。今回、同じ発想のシステムなので、非常に期待し、興味もあってお伺いしました。

音工房Zさんの試聴用音源での感想をまとめると

ソース 38㎝ 30㎝ コメント

1.トッカータとフーガ 〇 ◎ 30㎝の方が落ち着いて聴ける

2.ホテルカリフォルニア 〇 ◎ 低域が締っている30㎝の方が好み

3.チャント ◎ ◎ 特に太鼓の皮の音が◎

4.ジュピター 〇 ◎ ブレスの音が生々しい

5.デュークスララバイ ◎ 〇 ドラム・シンバルの音38㎝が上か

6.アフロ・バンブー ◎ 〇 竹の音~低域、38㎝床から響く

7.歌よ △ △ Voが歪っぽい

8.火の鳥 △ 〇 低域が膨らみすぎ、30㎝の方がマシ

9.ユーライクH △ 〇 38㎝打楽器が歪っぽい、空振り?

◎:すばらしい、〇:良、△:普通

f特的には38㎝の方が下まで伸びていて、いいのかもしれないが、バスレフのチューニングは30㎝の方が合っているのでは、との印象。低域のエネルギー感を感じさせる100~200Hzあたりに密度感・エネルギー感があるチューニングになっているのでは、と感じる。

38㎝の方は、ダラ下がりに下まで伸びていると思うが、ややユニットが劣化しているのかもしれない。

ほかの3人が持ち込まれた音源では、38㎝の方ががいい、と感じるところが多かった。

*上表の◎、〇、△は、(音的には良くても)音楽として楽しめるか、もう一度聴きたいと思うか、という視点で感想を評価したものです。

私の準備した音源と試聴のポイントについて

2ウェイホーンシステムがあったら、何を聴きたいか、ということで、約100枚をピックし、自分のオーディオで約10日間テストし、最終的に10枚に絞り、どこをポイントに視聴するかを検討・準備してお伺いしました。

1.Jheena Lodwick/①You Raise Me Up/(JVC XRCD)/2013

 音源はアナログ・マスター・テープ、JVCのK2-24bitADコンバータ、デジタルK2を使用して製作した高音質CD【XRCD24】

今回のような試聴会や友人のシステムを聴きに行くとき、私としては外せないCD。

 ポイントにしているのは、

①前奏0:20~バックのbが、メロディーの後ろでキチンと鳴っていること

  しかも締まっていて膨らみすぎないこと(きちんとフォーカスしているイメージ)

②口が見えるような、舌の動きがわかるようなボーカル

➂ ボーカルとバックのバランスがいいこと

  Voのバックのインストは、インストとしての主張はしながらもVoを邪魔しない。

特に、上記①がスピーカーやシステムにより、大きく鳴り方が違うところが一番のチェックポイントとして、聴いている。

2.CURTIS FULLER/BLUES ette

①FIVE SPOT AFTER DARK/SAVOY/1959

最もJazzを感じさせる曲は?と聞かれたら、私は、迷わず“FIVE SPOT AFTER DARK”を上げる。作曲したBENNY GOLSONが意識したかどうか、わからないが、私は川越しにNYの摩天楼に夜の灯のともった景色を連想する。

当時のJazz menのレベルのすごさと 60年以上前の録音とは思えない“ゴルソン・ハーモニー”を楽しむ。

ただし、リアル感のある録音は◎だが、カーティス・フラーのtbが左に寄りすぎ、B・ゴルソンのtsが右に寄りすぎ、フラナガンのpは左右に広がるという、ステレオ初期にありがちな中抜け状態がちょっと残念。私は、家では左右のスピーカーをセンターに寄せ気味にして聴いている。

⑤LOVE YOUR SPELL IS EVERYWHERE/ SAVOY1959

“超”がつく名盤“BLUES ette“の中で、”どの曲が好きか?“と聞かれれば、私は、この

”LOVE YOUR SPELL IS EVERYWHERE“これを楽しく聴けるか、自分がLiveに行ったら、どんな音で聴きたいか、の視点でチェック。

3. CURTIS FULLER/BLUES ette Part Ⅱ/SAVOY/1993

日本コロムビアが“SAVOY”の全権を買収、上記59年の録音から30年以上を経た93年、オリジナルメンバーを集めて、名盤“BLUES ette”を再演するという奇跡のような企画が実現した。

(物故したbのジミー・ギャリソンに代って、レイ・ドラモンドが採用されたが・・・)

しかも、1曲目に私の好きな“LOVE YOUR SPELL IS EVERYWHERE”を持ってきている。

ところが、音楽的にはすばらしいのだが、オーディオ的には、“うん???”という低域を持ち上げすぎたバランス、低音の出ないモニターでミキシングしたか、それとも、ミニコンポ用に音を作ったか、不思議な録音。そこを意識しながら、チェックする。

4.MILES DAVIS/TUTU①TUTU/WARNER/1986

晩年のマイルスが1986年、何か新しいことをやろうと燃えて取組み、CBSからワーナーに移籍、アートディレクターの故石岡瑛子(1938~2012)にジャケットデザインを依頼、グラミー賞音楽賞、デザイン部門賞を獲得した1枚。

このジャケット、モノクロのマイルスのアップだけ。アルバム名も“MILES”の文字もなし。この発想がすごい。

このCD、とにかく、アタマの一発”ダンッ”がカッコよく決まるかどうか、ここにかかっている。ただ、オーディオ的にはとてもハードルが高く、気持ちよく鳴らすのは難しい。

一発目のキメと、マイルスの格調高いソロがたまらない魅力のCDだが、オーディオ的には“きれいに鳴って・・・”のシステムでは鳴らない。ボリュームを上げて、爆発する感じを出したい。

5.MICHEL CAMILO &TOMATITO/SPAIN②Spain/Verve/1999

Spainは、チック・コリア作。

このトラック、普通のジャズギターとは違うTOMATITOのスパニッシュギターを楽しむ。

とかく、Duo作品はつまらない演奏になりがちだが、Duoゆえの緊張感と楽器が少ないがゆえのアタックの切れ味を感じさせる録音となっているところをチェック。

6.ALF KJELLMAN/JUNE 1999①IT’S BEEN SO LONG/REFLECT/2007

気持ちのいいテナーの後ろで、bなど低音楽器が鳴っている。

この低音が、しっかり鳴っているのが分かるか&気持ちの良いテナーを邪魔しない鳴り方をするか、に注目して聴く。

私の音源での印象

ソース コメント

1.J・ロドウィック 38,30とも〇、0:20のbは、30㎝の方が私の好みの音◎

2.BLUE ette(59) 38の方が全般に好みの音◎

3.BLUE ette(93) 38,30とも違和感のある低音にはならなかった(逆に不思議)

4.MILES もっとエネルギー感が欲しい。ドライバーもおとなしいかも?

5.Spain 38,30とも〇

6.ALF KJELLMAN 38,30ともテナーは◎、低音楽器はもっと鳴ってもよいのでは?

こういうシステムをキットで販売されたこと、大変な英断だと思います。

また、今回聴かせていただいたシステム、ここまで追い込むのに大変な苦労があったものと推察します。

今までの、Zさんのキットと違い、ユニットに何を使うか、ダクトのチューニングを何Hzにするか、ネットワークをどうするかetc・・・いろいろ自由度がある分、従来からクラフトオーディオで遊んでいる者としては、興味があります。

転勤で2ウェイホーンスピーカーを手放してから30年が経過してしまいましたが、もう一度やってみたいと考え始めています。

イケさん

スペシャルな重低音体験出来ました。

2023年10月23日

【Z508-Woofer1400】

10月21日 Z508-Woofer1400 30センチ38センチウ-ファ-試聴会

始まりの38センチでデモ音源が鳴った瞬間びっくりしました、ここでの試聴会で今まで聞いた事がない音で、重低音が素晴らしく中音域もはぎれの良い音が飛び出してきて、1曲目のパイプオルガンは地響きをも感じました。

音展 東京国際フォーラムのJBLブースで聴いた音を思い出しました。(1本100万越えのスピーカーでしたので、音工房Z様のはコストパフォーマンスは抜群ですね。)

中音域のはぎれの良いのは、ホーン型の特徴でしょうか?気持ちの良い音です。

今回のスピーカーは、ウーファー以外は同じでしたが、38センチの方が低域は当然としても、不思議と高音域の伸び中音域もよりハッキリと聞こえました。

では、38センチの方が好みかといわれると,反対で30センチの方が好みに合いました。

38センチは曲を選ぶようで、パイプオルガンやスローテンポ寄りの楽曲は良いのですが、クラッシックでもハイテンポ寄りになると低域の立ち上がりと音離れが若干遅くもたつきを感じました。

その点30センチの方が、重低音の迫力は劣りますが、音の立ち上がりと音離れが良く、どんな楽曲でもフィットするようで聴きやすかったです。

自宅では16センチのフルレンジ バックロードホーン(Z1000-FE168SSHP)を使用していますが、持ち込んだCDを聞いた時も、こんなにも重低音が含まれていたのか!!と驚きました、まさにスペシャルな体験でした。

自宅に戻り再度CD聞いてみましたが、試聴会で聴いた重低音とは違い、あっさりとしていて少し残念です。

5年間はバフル、背板セミオーダーも可能との事、とても他のメーカーではそこまで対応できません、さすがです。

今回も楽しい試聴会ありがとうございました。

ひでちえ

ホーンドライバーの音色の再現性を感じました。

2023年10月23日

【Z508-Woofer1400】

久し振りに音工房Z様の試聴会に参加してきました。

高級なスピーカーに採用されているウッドホーンタイプのスピーカーの音を聴いたことなかったのですが結果非常に良い体験ができました。

いつものように試聴用の曲が流れた瞬間に音の情報量と自然な音色に感心しました。

その後自分の普段聴いている音源を聴き比べしましたがその曲のジャンルによって38センチのペーパーコーンのゆったりを包み込むような音色

と30センチの金属振動板のアタックの良い音色とそれぞれ得手不得手があるように感じました。

30センチウーハーのほうが能率が低かったこともあり少し低音に物足りなさも感じたのであのボックスであれば2発にしてポートも前に持って

きたらよいかもと思っているうちに視聴時間が過ぎておりました。

聴き比べる二つのスピーカーはウーハーの大きさと振動板の違い以外はネットワークやホーンドライバー、

スーパーツイーターに至るところまで全て一緒とのことでしたが低音は元より中高音から上の領域に至るまで全く別のスピーカーに感じました。

また聴いたことはありませんがJBLなどは38センチのウーハーを直結(フルレンジ)で使い

ドライバーとツィーターのみコンデンサーでローカットしボリュームでレベル調整しているものを多いようですので

そういったネットワークでも聴いてみたいです。

ベンチマークがJBLS9800とのことでしたので今回のスピーカーはまだウーハーの選定やボックスの作りなど試作の域を超えてないように感じましたが

大山様のことなので近いうちにこれが完成品というホーンドライバーユニットのスピーカーをお披露目してくれると期待します。

完成した暁にはJBLS9800とのガチンコのブラインドテストの試聴会を開催して欲しいです。

ヤマモト

低音が無理なくでている38㎝の勝ち。(38㎝ VS 30㎝)

2023年10月23日

【Z508-Woofer1400】

今回の視聴会は収穫の多い会でした。

前回の視聴会では迷うことなく30センチに軍配を上げました。

今回は、音工房Zさんが用意していただいたソース、他の参加者方々のソースそして私のソースを全て聴いてみた結果では38㎝の方がよかったと感じることが多かったです。重低音にフォーカスすると、無理なく包み込まれるように出ているのが38㎝、30センチの方はやや無理して出しているような感じを受けました。聴きなれている私のソースでは、弦楽合奏では38㎝の圧勝、ピアノトリオ+ボーカルでは小差で38㎝の勝、J-popのアカペラ部分では30センチの圧勝と判断しました。

なぜそうなったのか私なりに考えてみますと、重低音が含まれているクラシック系ソースでは38㎝に軍配が上がり、重低音が含まれていない女性アカペラでは38㎝ウーファーのメリットよりもデメリットが出てきてしまったのかなと思いました。38㎝ウーファーには1000㎐以上を受け持たせるのは少し無理があるのかもしれません。その意味では38㎝ウーファーが本領を発揮するのは2インチドライバーとの組み合わせなのかなぁと勝手に想像しています。

さて、現在我が家には自作ボックスに入れた38㎝ウーファー(メインシステム)と以前購入した28㎝ウーファー(ユニット単体)があります。当初は28㎝用と考えていたのですが、今回の箱の出来が素晴らしいので、メインシステムの自作ボックスの代わりとするのか、28㎝用とするのか、それとも以前公開していただいた70リットルを28㎝用として自作するのか、この1週間悩みたいと思います。

竹林芳久

自然な中低域の38cmウーファーと低域を頑張った30㎝

2023年10月23日

【Z508-Woofer1400】

まず気が付いた点は、38㎝ウーファーの自然な中低域です。ローエンドは十分伸びているもののうるさい低域ではなくグランカッサなどの歯切れはいいと感じました。

一方、30㎝ウーファーは厚みのある低温で艶っぽさがあるものの、低域の音程により音量に変化があるのが少し気になりました。その低域の歯切れは改善してほしいところです。具体的には火の鳥の冒頭のグランカッサでは細かい連打が聞き取りにくかったです。

ほかに女性ヴォーカルのリアルさにその差が大きく出ていました。

38㎝は目の前で歌っているように聞こえたものの、30㎝では数メートル離れたところで歌っているように聞こえました。

30㎝ウーファーと140Lのエンクロージャをうまく組み合わせるには、バスレフダクトを試聴時の2本から1本に減らすとか、さらには密閉箱で素直にローエンドを伸ばすなどの今後の可能性があるように思えました。

喜多川 清

滑らかでありながらもくっきりとエッジが立ったクリアーな音

2023年8月31日

【Z503-Woodhorn1/30センチウーファー】

8月19日の試聴会に参加させていただきありがとうございました。

今回の試聴会は音工房Zの1インチ木製Woodhorn1によるJBL4320系と音工房のローコスト

組合せの聴き比べでした。

まず音工房セットは、音出しした瞬間から、滑らかでありながらもくっきりとエッジが

立ったクリアーな音が印象的でした。ウーハーとコンプレッションドライバーとの繋が

りも自然です。いつもの音工房試聴ソースを通しで聴きくと、Z800-FW168HRの延長線上

で強度とスケールをUPしていた様な音に聴こえます。全帯域に亘って余裕、安心感が

感じられました。微小音での繊細感や静寂性も引け目を取りません。大型SPでまま感

じられる重さや鈍さは感じられず、軽快な低音がコンプレッションドライバーをしっか

りと下支えしていました。

一方のJBL4320系は、重低音の延びとスケール感、コンプレッションドライバーの質感で

音工房セットを上回っていましたが、低域の重さと鈍さに時代を感じました。更に中低

域が薄く弱くいのですが、それでコンプレッションドライバーとの繋がりで破綻する事は

無く、むしろ中低域の存在感を敢えて薄め、コンプレッションドライバーに全ての音楽表

現を託してしまったかの様です。嫌な音は一切聴こえませんが出ない音も多々ありデフォ

ルメして聴かせているのかもしれません。音場も後に引っこんでいました。瞬時切り換え

ブラインドテストでは音工房セットに負けてしまうかもしれませんが、自宅で寛いでノス

タルジーに浸って聴く分には、このJBL4320系も悪くないです。

小生にはコンプレッションドライバーを使うつもりは全く無くて、音工房がJBLビンテージ

をどの様にまとめ上げたか?に興味あり参加しました。

しかし、いざ試聴会に参加してみると、1インチ木製Woodhorn1のおかげなのか、ホーン臭さ

は全く感じられず、改めてコンプレッションドライバーの威力に魅了されてしまいました。

フルレンジコーンやドームスコーカーを一般車でハイウェイを走る様に例えるなら、コンプ

レッションライバーは、レーシングカーでサーキットを飛ばす様なものに感じます。まるで

別世界です。

こうなると、JBL375/2440に憧れた2インチでの音が楽しみです。今ならデジタルチャンネル

デバイダーとデジタルアンプで低価格で楽しめるので、心を動かされつつあります。

IT

Woodhorn1と30cmウーファーがベストマッチ

2023年8月29日

【Z503-Woodhorn1/30センチウーファー】

2023年8月21日視聴会

お忙しいなか貴重な時間を有難うございました。音工房Z様のことを知りZ1000 Bergamoを作成して素晴らしいスピーカーだと実感しました。大山様が実験を何度も繰り返しながらスピーカー設計されているからこその製品だと思いました。普段はジャズとクラシックをよく聞いていますが、交響曲の楽曲にはやや物足りなさを感じていました。今回はWoodhorn1と30(38)cmウーファーの組み合わせにより視聴ができるとのことで申し込みさせていただきました。

Z1000は張りのある華やかな中高音域と低音域ともに素晴らしいですが、箱が鳴る低音と30cmクラスのユニットから直接出てくる低音の違いは歴然で耳で感じるというよりも体で感じる音と言った方がよい違いがありました。

Woodhornは、中・高音域の伸びと張りが素晴らしいです。コンプレッションドライバーの違いによる音の違いはそれほど感じられませんでした。どちらも素晴らしいです。

30cm・38cmウーファーは共に、低音域がよく伸びて余裕が感じられる出方です。しかし、スピーカーユニットによる音色の違いが歴然でした。

音色については好みが分かれるところだと思います。

30cmは切れのある華やかなレスポンスがよい低音に聞こえました。

38cmは深みのあるしっとりとした低音ですがややレスポンスが遅く感じられました。この違いはスピーカーユニットが金属かコーン紙か、新品か中古品かによる違いと思います。できることならば同じ素材のユニットで30cmと38cmの違いを比較してみたかったです。

1インチWoodhornとの組み合わせとしては、私の好みは30cmウーファーだと思いました。

低音域とスケール感は大型ユニットスピーカーが一番だと思っていますが、リスニングルームの広さやご近所への音漏れ、コストパフォーマンスを顧慮すれば今回の30cm70Lがベストな組み合わせだと思いました。

貴重な聞き比べの機会を頂き有難うございました。

タカ

音楽のジャンルによって違ったように聞こえました

2023年8月29日

【Z503-Woodhorn1/30センチウーファー】

30cmのウーフアーと38cmのウーフアーの聞き比べに伺いました。

私のいつも聴くジャンルはクロスオーバーが主体で、30cmの方が音圧、バランスが良く感じました。それに比べて38cmは容量も大きいし、口径も大きいので期待をしていましたが、低音の響きがいまいちでした。

同席していた方がお持ちしたコルトレーンのCDを聴いているとその逆で、38cmの方がバランス、低域が出ているように思え、30cmは低域不足感、音がこもった感じに聞えました。

30cmのウーファーのメーカーを教えて頂けたら嬉しいです。

かめ吉