試聴会 レビュー投稿フォーム (試聴会で聞いたスピーカーの名前をお書きください。)
試聴会 お客様投稿レビュー
Z1-Livorno(S)は、フルレンジの音。
【Z600-OMMF4】
600-OMMF4は、試聴室の左側のデスクの上に置かれ、
デスク用の椅子に座っての試聴でした。
再生機器は、CD読み込み用のPC、1万円のデジタルアンプ「Doak Audio M3」、
「foobar2000」でした。
スピーカーとの距離が近いので、
ノイズやデジタルアンプの悪い部分がよくわかり、
集中して試聴できませんでした。
もう少し高価なDENON PMA-60、アナログ的な評価のIndeed TDA7498Eなどで
聴いてみたかったです。
Z600-OMMF4とは別に、いつもの位置に3種類のスピーカーが置かれ、
そちらを試聴する人が多く、Z1-Livorno(S)も聴き、
低音は少し物足りなさもありますが、フルレンジの音に近い、
非常によい音で、ほしくなりました。
OM-MF4用のものは、これが最後のようですが、
ロングストロークを生かして、6cmのユニット1つで、
こんな低音がでるのかというスピーカーを作ってほしいです。
音工房Zさんのブログを読んで、ユニットは買っているので、
よろしくお願いしまします。
用法にご注意の上にお使い下さい!
【Z600-OMMF4】
前回Z701-OMMF4の試聴会に続き2回目の参加となります。お忙しい中いつも楽しく有意義なお時間をご提供頂き誠にありがとうありがとうございます。
Z701-OMMF4は視聴会の感動が我慢できず購入してしまいました。時間がとれず未だに届いて開梱した時のままですが、夏までには何とかしたいと思っています。前回の試聴会の時に試作品OMMF4の1発仕様3.7L小型?版もありましたが、大山さんは販売するか迷っているとのことでした。Z701-OMMF4と同列に視聴すると余りに落差が大きく同じユニットとは思えないほどの差を感じるためだろうと私も感じました。ただメルマガをお読みの方ならご存知のことと思いますが、結構小型版の販売を希望れれる方がいらっしゃり、ニアフィールドPCオーディオ用という形での販売になったとのことでした。
試聴でもレギュラー、Z800-FW168HR、Z1-LivornoZ、Z701-Modenaの3機種とは別建ての試聴でした。通常の音工房Zの妥協のない商品とは全く別の商品で、色々トライしたが結論から言うと低音に関しては諦めて、必要な場合はサブウーファーを追加する方法で検討中で今回は試しにZ1-LivornoZのウーファー部を急遽SWとして組んでみたとのことでした。使用制限のある商品と考えるべき様です。
PCオーディオにピュアオーディオと同等の音を要求すること自体が無茶な注文であることは分かっていても、音工房Zさんのスピーカーなのでついつい期待が大きくなってしまいます。しかし、実際の使用用途はBGM的なナガラリスニングがほとんどで、床屋のミニコンポのような存在であれば良いと自分に言い聞かせて試聴しました。
Z600-OMMF4単体の音はバランスの良い癖のない音と感じました。他のPCオーディオのスピーカーをきちんと聞いたことが無く比較する知識が乏しいのですが、昔のデスクトップパソコンに付属していたスピーカの音のイメージが悪いのでPCオーディオ自体にあまり期待したことがありませんでした。しかし、これなら十分使えると感じました。そして次にSWの音量を上げていくと低音がプラスされいい感じになりました。調子に乗ってメインボリュームを上げていくと、音割れや箱の音がするようになりボリュームを下げざるを得ませんでした。この時前回の試聴の時にこのユニットは背圧には弱い方だとのコメントを思い出しました。音量を上げたときに手動で空気抜き(背面一部開放?)ができるような機能を持たせればもしかしたら改善できるかもなど勝手な妄想をしながら試聴を終えました。
他の方のレビューでサイズが大きく中途半端との指摘がありましたが、SW前提なら思いっきり小さくするとか、変形にするなどもありかと思います。
現在サブウーファーのキット商品は私が調べた限り販売されていないようですし、完成品は結構なお値段がする上大きなものが多くPCオーディオ用に使えるものは少ないのではないかと思います。折角Z-Livorno(13センチウーファー)というオリジナルウーファーがあるのだからこれを活用したサブウーファーキットの開発を期待しています。
PCオーディオ(スピーカー)について色々調べているうちにOlasonicやECLIPSEなど面白いスピーカーにも出会い、また今回は机上にはのりませんでしたがDTM(プロ)用スピーカーなども存在することを知り、改めてスピーカーと云っても色々なジャンルが存在することが分かり奥深さを痛感しました。
今回は今後の開発を期待して★4つとさせて頂きました。Z701-OMMF4が完成したら比較用にZ1-Livornoを狙っています。メルマガは毎回欠かさず楽しく拝見させて頂いております。また、面白い記事を宜しくお願い致します。
ステージとコンサートホール空間が見て取れる様な再生
【Z600-OMMF4】
前回Z701-OMMF4の試聴会に引き続き参加させてもらいました。ありがとうございます。
今回のZ600-OMMF4はそのサイズの小ささに驚かされますが、出てくる音はZ701-OMMF4を
彷彿させるものでした。小型箱に押し込められた様な詰まった感じやハイ上がりのバラ
ンスの悪さが全くありません。OMMF4が自由闊達に歌わさせてもらっている感じです。
OMMF4というSPの素の音質がそのまま再現されていますね。低域はさすがに基音の再生は
無理ですが、バランス取りが余程巧みと見えて高調波によって低域バランスに過不足を
感じさせません。中低域以上は客観的モニター的な再現力です。モニター的と言っても
無味乾燥な訳ではなくソースの持つ情報を正確に色付け無く、静かにしかし活き活きと
再生しています。静謐な空間にポッと音像を展開し楽器とホールトーンも混濁する事なく
きっちりと表現し、ステージとコンサートホール空間が見て取れる様な再生です。
そして、それらがボリュームを絞ってもリニアに追従し、痩せたりぼやけたりしません。
Z701-OMMF4の時より音像定位はこちらの方が優れていてニアフィールドで真価を発揮し
そうです。オペラのライブ録音を再生したら素晴らしそうです。
しかし、大音量再生のfff時に差し掛かるとZ600では飽和感を感じさせてしまいました。
やはり6cm一発にロード不足もあり、この辺はいたしかたがないところかもしれません。
Z600に3D接続でZ1をSWで加えた事例も試聴させていただきました。よりスケール感がUP
しました。ただ、オケのライブ録音では3次元的な定位感が若干損なわれている様に感じ
ました。SWも2chステレオ接続にし、ハイカットもより強力にし、SWには空気感の再現だけ
に徹して試してみたい、その際は是非、Z501も加えてみたいと思います。
今回の一連のZ600の試聴は、PC+DAC+中華デジアンで行われました。比較試聴のZ800、Z1、Z701-ModenaはいつものデノンCDとアキュフェーズですが、このPCシステムは結構健闘して
くれていました。CDをPC画面上で操作して各トラック内を拾い聴きできるのもLP感覚で素敵です。是非導入しようと思った次第です。もうピュアオーディオはノスタルジーでしかないのかもしれません。ただ、中華は玉石混淆なので、試された範囲内でよいので是非ブログ内で御紹介いただければ幸いです。
最後に、比較視聴のZ800は圧倒的な透明度と分解能でした。アキュフェーズと中華デジアンとではどのくらい差がつくか興味があります。
Z600は期待以上
【Z600-OMMF4】
Z600は期待以上の音場感があり、また、サブウーファーとの相性も良く、検討してみたいと思います。キットが届くのが楽しみです。また、併せて試聴させていただいた、Z800-FW168HR、Z1-LivornoZ、Z701-Modenaでは、Z701-Modena+Z501のエネルギー感が気に入りました(その分肌理が粗いと感じるかもしれませんが)。
(試聴ソース:ダイアナ・クラール/LOVE SCENES、ルネ・ヤコブス/ペルゴレージ スターバト・マーテル)
いずれもいい音でした。
4月7日試聴会参加いたしました。
デスクトップスピーカーにはあまり興味がなかったため、前方に置かれていました以下の3種の聴き比べを行いました。
1.Z800-FW168HR、2.Z1-Livorno、3.Z701-Modena ソースは普段聴き慣れています洋楽ロック(TOTOのAfricaなど)。
当初Z1が本命でした。スピーカーを切り替えた時点では音が変わったかなと思うのですが、直ぐに耳が慣れてしまい違いがわからなくなってしまい甲乙つけ難いというのが率直な感想です。ロックだったせいもあると思います。あえて言いうなら、Z1は落ち着いた感じでちょっとつまらないかな、Z800は特徴がないな、Z701は見た目の割にいい音だなというところです。
シンセサイザーやピアノなど色々な音がはっきりと聴こえて、総じて満足しました。
Z800は他の方が聴いていらしてたジャズのベースでは抜群の音を出してました。
ということで買うなら値段の手頃なZ701かなと今は思っています。
試聴の機会を設けていただきましてありがとうございました。
さらなる発展を期待
【Z600-OMMF4】
PCオーディオ歴は20年ぐらいありまして、音工房Zさんの初PCスピーカーに興味が湧きましたので今回、参加させていただきました。システム関係の仕事をしている関係で、書斎には、デスクトップPCが3台、ノートPCが1台あります。
・メインPC:自作、SP:Timedomain Light
・サブ1:自作、SP:Olasonic TW-S7
・サブ2:自作、SP:自作(UNIT:YS89A-PSC)+ DAC + 中華デジアン
・ノートPC:NEC Lavie Sound by YAMAHA
パソコンの前にいる時間が長いこともあり、音にはそれなりにこだわってきました。
━Z600-OMMF4の音ついて━
一聴してわかるのが、すっきりくっきりとした気持ちのいい音。ニアフィールドで聞いているせいか、微細な音までくまなく再生している感じがします。音場も小さい音像ながらぱっと広がってて、自作PCスピーカーの箱庭的な音場でこもった感じとは鳴り方が全く違います。サイドバスレフ、エンクロジャーの傾きがよりいい効果を上げているのではと感じました。
━サブウーファーについて━
サブウーファーの効果はソースによりますが、当たり前ですが重低音の多く含まれている音源には効果は大きいです。ユニットの大きさからくる限界を広げて、ワイドレンジでスケールの大きい音場が再生されるます。今回は、2wayのスピーカーのウーファーを使った代用品でしたが、セットで専用の製品が欲しいと思いました。
━製品について━
今回の製品は、ピュアオーディオの観点からできるだけクオリティの高いPC用スピーカーを提供したいという設計思想から制作したものであると感じます。しかし、一般的なデスクトップ環境からみた場合、まだ、サイズがちょっと大きすぎるのではないかと思います。自分のメインPCは3台のディスプレイがシームレスな状態で設置されており、割り込んで設置するスペースがありません。また、アンプ内蔵のアクティブスピーカーではありませんのでDAC、AMPのスペースも必要となります。一般的な奥行が60センチ前後の机では、ディスプレイのサイドからかなり前に張り出した状態になることも気になります。単体ディスプレイでスペースの余裕があり設置に問題がない方でより高音質で楽しもうという方には最適だと思います。自分のPCスピーカーは、Timedomain、Olasonicともいい製品で満足していて、スペースも小さくて済み、代替品とは考えません。音量を大きくするとビビリ音がするようになったサブ2マシンの代用として考えています。
ただ、ノートPCがメインマシンの方には、大変いいのではないでしょうか?
内蔵および低価格の市販スピーカーとは比較にならないハイクオリティな音がもたらされると思います。
━最後に━
本格的に音楽を聞きたいという場合、自分の場合、リビングのAVシステムでとなりますがそういう方は多いのではないでしょうか?PC用としてながら作業で使用することが多いことを考えると、本製品はちょっと中途半端な印象を受けます。そこで、以下のような製品を音工房さんから発売されることを期待します。
・ディスプレイの下に設置可能な横長のスタイルのスピーカー
・ディスプレイ台と一体化したスピーカー
双方とも木工にこだわらずインテリアにもこだわったスタイリッシュで高音質なものであれば、現状そうした製品が少ないことから、かなり注目を浴びるのではないかと思います。
Z600+SWかなり良い
【Z600-OMMF4】
先ずはZ600です。試聴したソースは持ち込みのリリーという歌手のダルシマーというアルバムで、低音から高音まで満遍なく入っています。PCでCDを再生しちょっと大型のDAC(高性能っぽい)から中華Dアンプ(出力が2系統ありSW専用にした系統の専用ボリュームあり、メインSPとSWを別々に音量調整可、且つメイン系統はトーンコントロールも可、という優れもので近かぢかHPで紹介してくださるとの事)を経てデスクトップのPCモニター両脇のZ600とSWとしてデスク下に木の台に置いたZ1が一本設置という設定でした。Z600のボリュームを最適にしSWのボリュームを上げ下げして試聴しました。SWがゼロの時はこのソースでは近すぎるせいか私にとってはハイアガリな感じでバランスがいまいちでした。SWを上げると低音も加わりバランスよく音楽を奏で始めました。他の人の感想を聞くと、やはり個人の好みというのはあるもので人によってはSWは要らないと仰る方も居りあーいろいろだな、と感じました。単純な2WAYスピーカーを1本机の下に置いただけでなんでこんなバランスの良い音になるのだろう?と思いました。その私なりの考察としては、ネットワークなしで机の下に入れているのに低音しか耳に届かないのは指向性の高い中構音は机に遮られ耳に届かず回り込みやすい低音ほど耳に届きまるで性能の良いネットワークを組み込んだシステムのような効果があるためではないか!と思いました。このあたりの分析は的を射ているのでしょうか?気になります。
このSWのアイデアはとても優れていると思います。大山様流石です。
そのあとは念願のZ800、Z1、Z701の試聴もしました。音源はリリーのCD,DENONの1600プレイヤー、アキュフェーズ?の高そうなアンプを通していますのでZ600よりもハイグレードな設定でした。感想としては、Z800は高音から低音まで出ているが中音のボーカルが少し棘がある様に、Z1は高音が少なくボーカルが素敵、Z701は高音から低音までバランスが良いが何か少し足りない感じで全てが一定以上のレベルにあり流石音工房Zの製品と思いました。
帰宅後このレビューを書くにあたり大山様に確認したところすべての試聴SPは大体30時間くらいのエージング、との情報を頂き、あっそうか!と合点がいく部分もありました。それは高音の強すぎや足りなさ、低音の量や伸びのなさ、等きっとまだまだ本来の音が出きって居ない部分はよりエージングが進むにつれバランスの良い素晴らしい音に熟成していくと思いました。今回はこのような素晴らしいSPの試聴ができる機会を得られましたこと感謝いたします。
さすがの音工房Z製Z600-OMMF4
【Z600-OMMF4】
Z600-OMMF4の発注後ではあったので、試聴会の募集が始まってからも遠慮して静観していましたが、少し経ってまだ空きがあったので、強いて参加してきました。
携帯端末などを音源にして音楽に接する機会が増えましたが、やはりヘッドフォンでなく、ニアフィールドであってもちゃんとした音で聴きたいものですね。
さすが音工房Z!期待に違わず、6センチ径の音のまとまりの良さがとても好感を持てました。
驚いたのは、パソコンのディスプレイ横に並んだ幅10センチ足らず、高さ25センチほどの小ぢんまりしたボックスに入った6センチシングルコーンから、ツァラトゥストラの冒頭のオルガンとコントラバスのC音が聴こえてきたことでした。
アキュフェーズ社の伊藤前社長から頂いたアキュフェーズ特製のデモSACDで、音工房Zの視聴会にはいつも持参してかけて頂いているので、自分にとって比較しやすいのです。(オケはオランダ放送フィルですが、比較的新しい音源です。)もちろん高調波が鳴っているだけに違いないのですが…
どうせ無理だろう、ほとんど音としては聴こえないと思っていたものが,オルガンらしいそれなりの存在感で聴こえたので、この6センチの低域再生能力の高さを実感できました。
このCDにはニニ・ロッソの夜空のトランペットも入っていますが、艶やかなトランペットは期待通りでした。
もうひとつ、思いつきで持参した、Miles DavisのLive音源
“We want Miles”で、冒頭Jean Pierre はMarcus Miller のベースのスラップ奏法がどんなふうに鳴るかと思ったのですが、ニアフィールドで聴くと、スタジオ音源と違って新宿西口広場と言うロケーションのせいか、CBSのセパレーションの良さが却ってアダとなった感じで、ステレオ感の違いが耳について、思ったほど良くなかったものの、ベース音の再生能力としては、十分力を発揮してくれたと思います。、
Z800やZ1とは比べるべくもありませんが、
可能な限り小型化目指して設計したとのこと。箱のサイズと径6センチと言うユニットサイズに対して十分なパフォーマンスだと思います。
なにより6センチシングルコーンの音のまとまりの良さ、コンパクトさが、デスクトップリスニングを見直させてくれると思いました。
Mookの箱のキットを入手しようかと思っていたのを見送って待った甲斐がありました。
スラント形状と底をバスレフのアイデア◎です
【Z600-OMMF4】
昨日、貴社の視聴会にはじめて参加させていただきました池田と申します。
私は、2018年に発売されたマークオーディオOM-MF5をバスレスエンクロージャーで使用しており、シャープでさわやか系の音と感じております。リビングのTV台の中にセットして、時々鳴らしています。
今回、貴社でニアフィールド使用を前提としたZ600の開発意図・過程・ご苦労された点等、ネットで情報読ませていただきましたが、小型&ニアフィールド用であっても低域もしっかり出したいというところがポイントであることがわかりました。
構造というか、形状で”なるほど”とそのアイデアに感心したのが、スラント形状と底をバスレフ構造にうまく利用されている点です。グッドアイデアだと思います。
今回、一度に4名の視聴会ということで、私以外の方がお持ちになった音源を聴かせていただいてのレポートから記述させていただきます。
一番良かったのが、低域成分が多いので難しいのでは、と思った”ツァラツゥストラ”いいバランスで鳴っていて、私は◎と思いました。
音源を持ってこられた方が、録音が古いのでもう一つとおっしゃっていた”ボサノバのボーカル”これも私としては良く鳴っていると思いました。
ちょっと驚いたのが、小型システムではとても無理だろうと思ったエレキ・マイルスの”WE WANT MILES”、イメージしていたより、はるかにバランスのとれた鳴り方をしたのでびっくりでした。(私の中では、エレキ・マイルスは爆音でないと楽しめない、という考え方に変わりはありませんが・・・)
私のかけた音源について
実は、何を持っていこうか、リストをチェックし、候補を選んで実際にいろいろなセットで鳴らしてみて、どこをポイントに視聴するかを検討して、7枚準備してお伺いしました。
1.Jheena Lodwick/You Raise Me Up(JVC XRCD)
今回のような視聴会や友人のシステムを聴きに行くとき、私がポイントにしているのは、
①ボーカルとバックのバランスがいいこと
②口が見えるような、舌の動きがわかるようなカワイイボーカル
③前奏0:20~バックのbが、メロディーの後ろでキチンと鳴っていること
しかも締まっていて膨らみすぎないこと(きちんとフォーカスしているイメージ)
②③は、スピーカーやシステムにより、大きく鳴り方が違います。
2.MILES DAVIS/TUTU
晩年のマイルスが1986年、何か新しいことをやろうと燃えて取組み、CBSからワーナーに移籍、アートディレクターの故石岡瑛子(1938~2012)にジャケットデザインを頼み、グラミー賞音楽賞、デザイン部門賞を獲得した1枚。
とにかく、アタマの一発目”ダンッ”がカッコよく爆発しないことにはサマにならない、オーディオにとってかなりハードルが高く、なかなか鳴らすのが難しいCD。一発目のキメと、マイルスの格調高いソロがたまらない魅力。
2014年7月、一ノ関ベイシーで聴いて、この音楽のすごさに開眼、いつかその感動を再現したいと思っている。
3.BRIAN BROMBERG/The saga of Harrrison Crabfeathers
bソロではじまり、シンバルが左から、そのあとpが合流。bに負けないバランスできちんと鳴るかどうかが、”音”ではなく、音楽として楽しめるかどうかのカギ。
3本のスピーカーの印象
・Z800‐FW168HR
高域の余韻が特に素晴しく、素性の良さを感じる。
今回、持って行かなかったが、クラシック、交響曲はもちろん、弦楽四重奏とか、ちょっとデリケートな楽曲を聴いてみたい、と感じた。
・Z1-Livorno
見かけは小ぶりだが、しっかりと中低域が再生され、上記2.のMILESもかなりいい線の鳴り方をする。次回、視聴会に参加出来たら、50年代のJAZZなども聴いてみたい。
・Z701-Modena
私は、締まっていて、しかしそこそこ量感のある中低域が好みのため、ちょっと膨らみすぎに感じた。たぶん、もう少し小ぶりな部屋でもう少し小さめの音量で鳴らせば、本領を発揮できたのかもしれない。次回、視聴会に参加出来たら、別の音源で聴いてみたい。
感想は以上です。
はじめて貴社視聴会に参加させていただきましたが、非常に楽しい催しでした。
本当にありがとうございました。