試聴会 レビュー投稿フォーム (試聴会で聞いたスピーカーの名前をお書きください。)
試聴会 お客様投稿レビュー
聴きたいスピーカーが聴けました
【Z600-OMMF4】
最初に、1/2/3スピーカーを聴きましたがわたくしが持っていったCDでは差が小さくてびっくりしました。その後、他の方のCDに変えると1-2-3の順になり、納得しました。Z1-LivornoSとそのキットの音質の差にも驚きました。ただZ800と比較すると、多少金額上がっても、Tweeterの質は上げたいですね。Desktop Speakerはいいと思いますが、我が家では大きすぎます。左右よりはモニターの上下に設置するサウンドバーの方が使いやすいかな。音はユニットサイズ、箱の割には良かったです。スーパーウーファーもあった方がいいですがおおきさが購入者に合うかどうかだと思います。我が家はですくしたはPC本体なので無理です。
抜群の定位の良さ!
【Z600-OMMF4】
初めて試聴会に参加しました。Z701-OMMF4を製作済みで、OM-MF4の凄さは分かっていたため、シングル・ユニットの超小型箱でどこまで鳴るのか楽しみにしていました。PCモニターの左右に設置されたZ701はBose Companion 2をさらにひと回り大きくしたぐらいのサイズで、世間一般の「超小型」より大きいですが、バランスの良さを追求したら、これより小さくは出来なかったのだろうと想像します。
今井美樹のI love a piano(低音成分はピアノの低音弦だけ)という優し目の曲をかけましたが、中高域はOM-MF4の魅力を完全に引き出し、抜群の定位の良さに、まず、驚かされました。試聴会では、開発中の3DウーファーがPCデスクの下に置かれて、その音量も調整が可能でした。重低音の多いソースを持ち込まれた、他の参加者の試聴では、流石にウーファーの効果大でしたが、Z600がPCスピーカーだ、と思えば期待以上に豊かな低音が出ていたと思います。Companion 2の持ち上げ過ぎの低音に比べれば、はるかに自然で、バランスの良い音です。
Z600キットの到着が待ち遠しくなりました。小学1年生になった孫のデスクトップに置くつもりにしていましたが、自分用に使うかもしれません。
相当悩んだ結果だと思います
【Z600-OMMF4】
楽しみにしていた試聴会でした。すでに音ムック他で箱がリリースされている中、音工房Zとしてどのような箱がリリースされるのか? 製作者側としてはどこに立ち位置を置くか、相当ご苦心なさったと思います。結果デスクトップのスピーカーとして立ち位置を決めたようですが視聴会ではスーパーウーファーと組み合わされていました。結果SWとセットされた音はPC用もしくはデスクトップスピーカーとしてはさすが!!の出来でした。
単体としては小容積BOXの限界なんでしょうね。今後の音工房Zに期待です。もともとダントツのスペックを持つスピーカーを十分に活かしたボックスだったと思います。
思いの外良い鳴りっぷり!
【Z600-OMMF4】
そもそもがZ600の試聴会故に最初にお聴きしたが、予想以上にオールマイティに鳴る。低音もそれなりに出ていて、用意されていたサブウーファーが鳴っているのか?と思ってしまうほど。再生系(PCのプレイヤーで中華DAC)の問題か、高音がギラついていたが、スピーカーのCPは高いと思う。
その他、(本命の)聴き比べ。Z800 、Z1、Z701。良くも悪くも優等生はZ1。オールマイティに鳴ってくれる。Z800は当初は?が3つくらいついたが、曲によって大はまり。全体的に余裕があり、高音はキツめだが、ハマるとスケール感はピカいち。最も予想以上だったのはZ700。この口径とは信じがたいスケール感で音のつながりも一発だけに良い。
今回、一人12分で自由に聴いて、というパターンだったが、焦ってしまい、切れ切れになるし、ゆったりと聴きたかったなという印象でした。初めて伺いましたが、また聴かせてください。ありがとうございました。
小型モデルもさすがの音でした
【Z600-OMMF4】
Z600-OMMF4の発表会でしたが、Z800-FW168、Z1-Livorno、Z701も聴かせて頂きました。
今回は敢えて試聴CDは二枚のみとし普段聞き慣れている音源をじっくりと聴き比べました。まずはチャーリーヘイデンのシェナンドアから。熟年のしわがれて渋いヴォーカルとパットメセニーのアコギの再現具合が聴きどころです。
Z800はいずれの曲もワイドレンジに楽々と鳴らせますので、爽やかな印象。アコギの音の粒が綺麗で、ヴォーカルは少しだけ若い声になる印象。とにかく上質の音がゆったりと流れていました。
Z1は、Z800よりかなり小型なのに、中域の厚みが重厚でヘイデンの熟年の声にピッタリ。メセニーのアコギの雰囲気もしっかりと鳴らすので、そのまとまりの良い音場に引き込まれました。Z800よりレンジは少し狭いのでしょうが、音数が少ない音源では上級機に負けていません。聴き疲れしない大人の音でした。
Z701は低音がよく出るのに驚きました。上位に2モデルと比べると質感が少し粗くなる印象はありましたが、このスピーカーだけを聴いていれば十分満足できるクオリティです。
新製品のZ600-OMMF4ですが、ニアフィールドでは十分な質感で、低音も寂しくはありませんでした。聴き疲れのなさそうないい音です。
既に注文済みでしたが、間違いないものでした。到着が楽しみです。
視聴レビューです、型番はZ701-OMMF4だったと思いますが、なかなか良かったです
【Z701-OMMF4】
個人的な事情のために試聴会レビューが随分遅くなってしまいました。お詫びいたします。
2020年10月17日の試聴会で聴かせていただいたZ701-OMMF4(の型番だったと思います)のインプレッションを3ケ月遅れ!で以下書かせて頂きます。
当方が持ち込んだ試聴用ソース(USBメモリー)はすべてLPレコードからの48kHz16bitPCMによるPC取り込み物です。録音時期はいずれも1960年代の古い物、ピアノ曲だけが1975年頃(実は世界最初期のDENONによるPCM録音、ただし当時はLP発売)の物です。
みな半世紀も前に録音された古いソースですが、アナログLP音源は分厚い中低域とみずみずしい高域が持ち味で、そういったものをどれだけ出してくれるか興味もあり持っていきました。
LPレコードの欠点は、RIAA補正を持ち込んでもなおダイナミックレンジが狭いという厳しい限界、パチパチノイズなど劣化が不可避である点、ちゃんとした再生には物量がかかる、といった所でしょうか。
なお、試聴にあたってUSBソースからのPCMファイルの再生環境を準備していただき有難うございました。
今回の試聴は当方の音量操作でおおよそ小~中音量での試聴でしたが、その範囲でZ701-OMMF4は先述したLP音源の美点を中々良く出している印象でした。
また、6cmフルレンジのバーティカルツインという小型スピーカでありながら、低域の雰囲気も良く出していると感じました。これは箱のデザイン/チューニングの賜物でしょうか。
中~中高域は変な癖のない素直なもので定位感の揺らぎなども特には感じられず、これは使用しているメタルコーンユニットの素性の良さ、ばらつきの少なさによるものかもしれません。
実は当方も小口径メタルコーンフルレンジで中域おおよそ600Hz~13000Hzという超広帯域をカバーさせる3wayシステムをこの30年来変ることなく使用しておりますので、このバーチカルツインのメタルコーンユニットにはなんとなく親近感を覚えました。
視聴したソースの中で最も良い再生をしていたのは、唯一のポピュラーソースのビートルズのイエスタデイだったように思います。
ポピュラーの大半特に当時のポピュラーはダイナミックレンジが狭い物がほとんどですので、そういう意味ではLPレコード向きです。
イエスタデイのボーカルの実体感のある豊かさ、弦楽の暖かで深みのある音が良く再生されていたと思います。
一方で今回は試聴できませんでしたが、フルオーケストラ作品など優秀なデジタル音源の広大なダイナミックレンジの音楽ソースをpppからfffまで音色などの破綻なく余裕を持って再生する場合は、500Hz以下あたりを良質なウーファーでつなぐことなどが有り得ます。ウーファとの能率差の問題が出る場合にはCHデバイダー経由マルチアンプ方式等が良いと思います。
以上、限られた試聴の中での感想です。私もそうですがメーカー品に飽き足らないファン層にとっては、音工房Zさんの作品は砂漠の中のオアシスの緑ようなものでしょう。今後も引き続き頑張って頂きたいと願っております。
たったの6センチ口径とは信じられない! (11/5 試聴会)
【Z701-OMMF4】
比較試聴会は初めての経験で、各スピーカーの詳しい仕様を
メモしなかったので、付番された1から3の番号で記述することにいたします。
3は、外形がごくふつうのデスクトップスピーカーという印象ですが、
大音量でもビビらず、再生音はクリアで、聴き疲れしない音でした。
机上で仕事をしながら聞いたり、休憩時に気安く聴くにはこれで十分です。
エンクロージャー容積が低音再生に貢献すると言われているのを
体現しているように、3と比べて1は一気に再生の音域と音場が広がり、
BGMではなく、楽曲を鑑賞するにはこの位の容積が必要と思わせるものでした。
しかし、1から2〔Z701-OMMF4 〕に切り替えたとき、低音だけでなく、
女性ボーカルや大編成シンフォニーの高域の伸びと艶やかさが感じられたともに、
楽器の位置がより鮮明になり、音場の奥行きまで広がる思いがしました。
とりわけ、持参したメロディ・ガルドーの声が艶かしく、目の前で囁いている錯覚に陥りました。
このキットが届いたら、組み立てるのが楽しみになってきました。
定年退職後の断捨離で処分するつもりで箱詰めした千枚ほどのCDも、
このスピーカーで聴いてから処分しても遅くないな、と思ったほどです。
この種のスピーカーの比較試聴は初めてでしたので、機会があれば、
貴社のZ1-Livorno、Z800-FW168HRをはじめ、他社新作のSONY SA-Z1
なども交えて、ブラインドテストをしていただければ嬉しいと思いました。
元気で重低音を体で感じられる6センチツイン
【Z701-OMMF4】
本日は久し振りに音工房Z様の試聴会に参加いたしました。
Z701-OMMF4という6センチユニットを使ったフルレンジ2発という構造に興味深々です。
まずいつもの通り大山様から一通りのご説明を受けてからすっかり聴き慣れた試聴用ソースを。
確かにユニットの大きさからは想像できない低音を感じます。
まさに聴こえるのでなく音圧を感じるというのが正しい表現でした。BHBSおそるべし。
個人的にはもう少しバスレフのポート長めにして中低域に持って行っても面白いかと思いました。
その後自分のCDにて試聴しましたが目をつぶると10センチフルレンジ一発のZ1000-Fe103Solの音を思い出すレベルです。
とにかくボーカルが目の前に出てくるのと重低音の音圧が印象に残りました。
またツイーターもしっかり鳴っているのがわかるレベルですが決して邪魔をしない柔らかい音質でした。
この値段、大きさでこれを出されると正直困りますね。苦笑
その後今の私の本命、Z-1LivornoSとも聴き比べましたが流石に音の密度とバランスはZ-1LivornoSだなと思いつつ元気でリアルな音色にかなり心を動かされた試聴会でした。
Z701-Modenaの座が危うし、と勝手に心配してしまいました。
今回も貴重な体験をさせて頂きました。
最後にZ-1LivornoSの構造も教えていただきありがとうございました。
発売のお知らせを楽しみにしております。
Z701-OMMF4の音は、明るく前に来る
【Z701-OMMF4】
音工房Zさんの試聴会は、Z1000-FE103A(3/14)に続いて2回目です。Z1000-FE103Aは購入させていただき、6月に届いた時からメインシステムとして使用していますが、それまでは、ONTOMO MOOKのマークオーディオ編の2018年箱。そして2019年箱を購入してそれぞれ使用していました。
今回の2020年箱は、6センチが2発という事で興味津々で試聴会に参加しました。
試聴会では
【1】Z701-Modena
【2】Z701-OMMF4
【3】OMMF4が1発の試作機
を自由に切り替えて試聴出来る様になっていて、持参したポリーニのベートーヴェン ピアノソナタ第30番のSACDを聴かせてもらいました。
この録音は、当時33歳のポリーニの魅力が存分に発揮された名演であると共に、アナログレコード時代から名録音でも有名でしたが、2011年にDSD化され、SACDで発売されて更に評価が高くなった名録音中の名録音です。
グランドピアノの大きさが自然に表現され、低弦は長いんだという事を実感させてくれる録音なので、試聴ではその辺がどの様に表現されるのかに注目しました。
まずピアノの大きさが一番大きかったのが【2】です。大きいというか、ピアノまでの距離を近く感じるので結果的に大きくなるというスピーカーでした。【3】も似た様な傾向だったので、これがOM-MF4の特性なのかなと思いました。
【1】は、ピアノまでの間に空間を感じられ客席から舞台の上に有るピアノの大きさが自然に表現されていて、ゆったり音楽に浸れる様に思いました。
低弦の長さは【1】も【2】も感じられましたが、【3】は一応表現されているかなという程度。低弦の鳴り方は【2】が独特で、楽音としては【1】の鳴り方の方が自然に思えました。【3】の鳴り方ではクラシックに限界を感じる様な鳴り方でしたが、サイズ的には頑張っているなぁと応援したくなる様な音でした。
試聴会では、他の方がオーケストラや管楽器、音工房Zで用意してあった国籍不明の民族音楽的なものから宇多田ヒカル、キロロ、マイケルジャクソンなどのPOP。ジャズのボーカル物など次から次へ鳴らしてくれたので頭の中がごちゃごちゃになっていますが、全体的に感じられるのは【2】は明るく前に来るという事です。
明るさは、【2】だけスーパーツィーターが付いているからなのでしょうか? レンジが広くなるのでそう感じるのが詳しい事はわかりませんが、前に出て来る感じは独特に思えました。ピアノソロの低弦の鳴り方に迫力は感じるが、空間という雰囲気は少し足りない様に思われ、もしかしたらロックやヘビメタは楽しいかもしれません。
【2】のZ701-OMMF4はもう予約済みなので、自宅でZ1000-FE103Aと比べたり、そのロックやヘビメタを聴いてみたいと思います。今回の試聴会、ありがとうございました。
百聞は一聴に如かず !
【Z701-OMMF4】
2020年11月05日(木) Z701-OMMF4の試聴会に参加しました。
試聴会は、(1)Z701-Modena、(2)Z701-OMMF4、(3)OMMF4バスレフ3.7ℓ箱で実施されました。少人数だったので時間的な余裕があり、追加でZ1-LivornoやZ800-FW168HRも比較試聴させて頂きました。私は、試聴ソースとして「FOR JAZZ AUDIO FANS ONLY VOL.5」のCDを持参し、個人的な好みで、ピアノ中心の曲と女性ボーカルの曲の中から好録音と思われる数曲を選択しました。
在宅勤務で自宅にいる時間が増え、懐かしい音源を聞きなおしたり、作業中のBGM用として音楽を聴く機会が増えた事で、長い間くすぶっていたオーディオ熱が再燃し、引っ越しを機に自分の部屋で楽しむための新システムの導入を考えていました。そんな折り、偶然にも友人も同様に「音工房Z」の製品に注目している事が判り、一気に「オーディオ少年時代」に戻って会話が盛り上がり、試聴会への参加を勧められた事が参加のきっかけでした。
試聴会では、Z701-OMMF4の6cmフルレンジ2個+ツイータの構成とチューニングされたエンクロージャでの音の完成度の高さに驚かされたのと同時に、事前の友人との会話の中で私が呈した「ツインユニット構成に対する疑問」を払拭するに十分なバランスの良さを感じました。コンデンサーによるローカットのみでのツイータ追加も功を奏しているようで、不自然さのない音域の広さを経験して、正に「実際に聴いて納得した」というのが正直なところです。友人が試聴会への参加を勧めてくれた事に感謝しています。
一方で、私だけの事情ですが、新しい自室のスペースやリスニングポジションを考えるとBHBS 20L のエンクロージャは6㎝の小口径ユニットの割には「微妙な大きさ」です。
言うまでも無い事ですが、同時に比較試聴させて頂いたZ1-LivornoやZ800-FW168HRもそれぞに完成度が高く、スペースファクターには大きな差がないように見えましたので、正直、いろいろと試聴させて頂いた事で選択肢が広がり、かえって悩ましくなりました。
また、追い打ちをかけるように、試聴室において音響パネルの効果が大きいことを聞き、そもそも、スピーカーの選択だけではなく設置方法やリスニングポジションなども見直す必要があるのではないかと思い至り、試聴会からの帰宅直後から自宅の図面を見て考えこむようになりました。音響パネルの追加には家具の配置変更が必要そうです。
素晴らしい試聴会をありがとうございました。既に多くの注文が入っているとの事でしたが、他の方も書かれているように「200セットの限定生産」などと云わずに、様子を見ながらでも追加生産をご検討下さい。