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試聴会 お客様投稿レビュー

視聴レビューです、型番はZ701-OMMF4だったと思いますが、なかなか良かったです

2021年1月20日

【Z701-OMMF4】

個人的な事情のために試聴会レビューが随分遅くなってしまいました。お詫びいたします。

2020年10月17日の試聴会で聴かせていただいたZ701-OMMF4(の型番だったと思います)のインプレッションを3ケ月遅れ!で以下書かせて頂きます。

当方が持ち込んだ試聴用ソース(USBメモリー)はすべてLPレコードからの48kHz16bitPCMによるPC取り込み物です。録音時期はいずれも1960年代の古い物、ピアノ曲だけが1975年頃(実は世界最初期のDENONによるPCM録音、ただし当時はLP発売)の物です。

みな半世紀も前に録音された古いソースですが、アナログLP音源は分厚い中低域とみずみずしい高域が持ち味で、そういったものをどれだけ出してくれるか興味もあり持っていきました。

LPレコードの欠点は、RIAA補正を持ち込んでもなおダイナミックレンジが狭いという厳しい限界、パチパチノイズなど劣化が不可避である点、ちゃんとした再生には物量がかかる、といった所でしょうか。

なお、試聴にあたってUSBソースからのPCMファイルの再生環境を準備していただき有難うございました。

今回の試聴は当方の音量操作でおおよそ小~中音量での試聴でしたが、その範囲でZ701-OMMF4は先述したLP音源の美点を中々良く出している印象でした。

また、6cmフルレンジのバーティカルツインという小型スピーカでありながら、低域の雰囲気も良く出していると感じました。これは箱のデザイン/チューニングの賜物でしょうか。

中~中高域は変な癖のない素直なもので定位感の揺らぎなども特には感じられず、これは使用しているメタルコーンユニットの素性の良さ、ばらつきの少なさによるものかもしれません。

実は当方も小口径メタルコーンフルレンジで中域おおよそ600Hz~13000Hzという超広帯域をカバーさせる3wayシステムをこの30年来変ることなく使用しておりますので、このバーチカルツインのメタルコーンユニットにはなんとなく親近感を覚えました。

視聴したソースの中で最も良い再生をしていたのは、唯一のポピュラーソースのビートルズのイエスタデイだったように思います。

ポピュラーの大半特に当時のポピュラーはダイナミックレンジが狭い物がほとんどですので、そういう意味ではLPレコード向きです。

イエスタデイのボーカルの実体感のある豊かさ、弦楽の暖かで深みのある音が良く再生されていたと思います。

一方で今回は試聴できませんでしたが、フルオーケストラ作品など優秀なデジタル音源の広大なダイナミックレンジの音楽ソースをpppからfffまで音色などの破綻なく余裕を持って再生する場合は、500Hz以下あたりを良質なウーファーでつなぐことなどが有り得ます。ウーファとの能率差の問題が出る場合にはCHデバイダー経由マルチアンプ方式等が良いと思います。

以上、限られた試聴の中での感想です。私もそうですがメーカー品に飽き足らないファン層にとっては、音工房Zさんの作品は砂漠の中のオアシスの緑ようなものでしょう。今後も引き続き頑張って頂きたいと願っております。

いっしゅう

たったの6センチ口径とは信じられない! (11/5 試聴会)

2020年11月8日

【Z701-OMMF4】

比較試聴会は初めての経験で、各スピーカーの詳しい仕様を

メモしなかったので、付番された1から3の番号で記述することにいたします。

3は、外形がごくふつうのデスクトップスピーカーという印象ですが、

大音量でもビビらず、再生音はクリアで、聴き疲れしない音でした。

机上で仕事をしながら聞いたり、休憩時に気安く聴くにはこれで十分です。

エンクロージャー容積が低音再生に貢献すると言われているのを

体現しているように、3と比べて1は一気に再生の音域と音場が広がり、

BGMではなく、楽曲を鑑賞するにはこの位の容積が必要と思わせるものでした。

しかし、1から2〔Z701-OMMF4 〕に切り替えたとき、低音だけでなく、

女性ボーカルや大編成シンフォニーの高域の伸びと艶やかさが感じられたともに、

楽器の位置がより鮮明になり、音場の奥行きまで広がる思いがしました。

とりわけ、持参したメロディ・ガルドーの声が艶かしく、目の前で囁いている錯覚に陥りました。

このキットが届いたら、組み立てるのが楽しみになってきました。

定年退職後の断捨離で処分するつもりで箱詰めした千枚ほどのCDも、

このスピーカーで聴いてから処分しても遅くないな、と思ったほどです。

この種のスピーカーの比較試聴は初めてでしたので、機会があれば、

貴社のZ1-Livorno、Z800-FW168HRをはじめ、他社新作のSONY SA-Z1

なども交えて、ブラインドテストをしていただければ嬉しいと思いました。

Sarsky

元気で重低音を体で感じられる6センチツイン

2020年11月8日

【Z701-OMMF4】

本日は久し振りに音工房Z様の試聴会に参加いたしました。

Z701-OMMF4という6センチユニットを使ったフルレンジ2発という構造に興味深々です。

まずいつもの通り大山様から一通りのご説明を受けてからすっかり聴き慣れた試聴用ソースを。

確かにユニットの大きさからは想像できない低音を感じます。

まさに聴こえるのでなく音圧を感じるというのが正しい表現でした。BHBSおそるべし。

個人的にはもう少しバスレフのポート長めにして中低域に持って行っても面白いかと思いました。

その後自分のCDにて試聴しましたが目をつぶると10センチフルレンジ一発のZ1000-Fe103Solの音を思い出すレベルです。

とにかくボーカルが目の前に出てくるのと重低音の音圧が印象に残りました。

またツイーターもしっかり鳴っているのがわかるレベルですが決して邪魔をしない柔らかい音質でした。

この値段、大きさでこれを出されると正直困りますね。苦笑

その後今の私の本命、Z-1LivornoSとも聴き比べましたが流石に音の密度とバランスはZ-1LivornoSだなと思いつつ元気でリアルな音色にかなり心を動かされた試聴会でした。

Z701-Modenaの座が危うし、と勝手に心配してしまいました。

今回も貴重な体験をさせて頂きました。

最後にZ-1LivornoSの構造も教えていただきありがとうございました。

発売のお知らせを楽しみにしております。

ヤマモト

Z701-OMMF4の音は、明るく前に来る

2020年11月6日

【Z701-OMMF4】

音工房Zさんの試聴会は、Z1000-FE103A(3/14)に続いて2回目です。Z1000-FE103Aは購入させていただき、6月に届いた時からメインシステムとして使用していますが、それまでは、ONTOMO MOOKのマークオーディオ編の2018年箱。そして2019年箱を購入してそれぞれ使用していました。

今回の2020年箱は、6センチが2発という事で興味津々で試聴会に参加しました。

試聴会では

【1】Z701-Modena

【2】Z701-OMMF4

【3】OMMF4が1発の試作機

を自由に切り替えて試聴出来る様になっていて、持参したポリーニのベートーヴェン ピアノソナタ第30番のSACDを聴かせてもらいました。

この録音は、当時33歳のポリーニの魅力が存分に発揮された名演であると共に、アナログレコード時代から名録音でも有名でしたが、2011年にDSD化され、SACDで発売されて更に評価が高くなった名録音中の名録音です。

グランドピアノの大きさが自然に表現され、低弦は長いんだという事を実感させてくれる録音なので、試聴ではその辺がどの様に表現されるのかに注目しました。

まずピアノの大きさが一番大きかったのが【2】です。大きいというか、ピアノまでの距離を近く感じるので結果的に大きくなるというスピーカーでした。【3】も似た様な傾向だったので、これがOM-MF4の特性なのかなと思いました。

【1】は、ピアノまでの間に空間を感じられ客席から舞台の上に有るピアノの大きさが自然に表現されていて、ゆったり音楽に浸れる様に思いました。

低弦の長さは【1】も【2】も感じられましたが、【3】は一応表現されているかなという程度。低弦の鳴り方は【2】が独特で、楽音としては【1】の鳴り方の方が自然に思えました。【3】の鳴り方ではクラシックに限界を感じる様な鳴り方でしたが、サイズ的には頑張っているなぁと応援したくなる様な音でした。

試聴会では、他の方がオーケストラや管楽器、音工房Zで用意してあった国籍不明の民族音楽的なものから宇多田ヒカル、キロロ、マイケルジャクソンなどのPOP。ジャズのボーカル物など次から次へ鳴らしてくれたので頭の中がごちゃごちゃになっていますが、全体的に感じられるのは【2】は明るく前に来るという事です。

明るさは、【2】だけスーパーツィーターが付いているからなのでしょうか? レンジが広くなるのでそう感じるのが詳しい事はわかりませんが、前に出て来る感じは独特に思えました。ピアノソロの低弦の鳴り方に迫力は感じるが、空間という雰囲気は少し足りない様に思われ、もしかしたらロックやヘビメタは楽しいかもしれません。

【2】のZ701-OMMF4はもう予約済みなので、自宅でZ1000-FE103Aと比べたり、そのロックやヘビメタを聴いてみたいと思います。今回の試聴会、ありがとうございました。

soubay

百聞は一聴に如かず !

2020年11月6日

【Z701-OMMF4】

2020年11月05日(木) Z701-OMMF4の試聴会に参加しました。

試聴会は、(1)Z701-Modena、(2)Z701-OMMF4、(3)OMMF4バスレフ3.7ℓ箱で実施されました。少人数だったので時間的な余裕があり、追加でZ1-LivornoやZ800-FW168HRも比較試聴させて頂きました。私は、試聴ソースとして「FOR JAZZ AUDIO FANS ONLY VOL.5」のCDを持参し、個人的な好みで、ピアノ中心の曲と女性ボーカルの曲の中から好録音と思われる数曲を選択しました。

在宅勤務で自宅にいる時間が増え、懐かしい音源を聞きなおしたり、作業中のBGM用として音楽を聴く機会が増えた事で、長い間くすぶっていたオーディオ熱が再燃し、引っ越しを機に自分の部屋で楽しむための新システムの導入を考えていました。そんな折り、偶然にも友人も同様に「音工房Z」の製品に注目している事が判り、一気に「オーディオ少年時代」に戻って会話が盛り上がり、試聴会への参加を勧められた事が参加のきっかけでした。

試聴会では、Z701-OMMF4の6cmフルレンジ2個+ツイータの構成とチューニングされたエンクロージャでの音の完成度の高さに驚かされたのと同時に、事前の友人との会話の中で私が呈した「ツインユニット構成に対する疑問」を払拭するに十分なバランスの良さを感じました。コンデンサーによるローカットのみでのツイータ追加も功を奏しているようで、不自然さのない音域の広さを経験して、正に「実際に聴いて納得した」というのが正直なところです。友人が試聴会への参加を勧めてくれた事に感謝しています。

一方で、私だけの事情ですが、新しい自室のスペースやリスニングポジションを考えるとBHBS 20L のエンクロージャは6㎝の小口径ユニットの割には「微妙な大きさ」です。

言うまでも無い事ですが、同時に比較試聴させて頂いたZ1-LivornoやZ800-FW168HRもそれぞに完成度が高く、スペースファクターには大きな差がないように見えましたので、正直、いろいろと試聴させて頂いた事で選択肢が広がり、かえって悩ましくなりました。

また、追い打ちをかけるように、試聴室において音響パネルの効果が大きいことを聞き、そもそも、スピーカーの選択だけではなく設置方法やリスニングポジションなども見直す必要があるのではないかと思い至り、試聴会からの帰宅直後から自宅の図面を見て考えこむようになりました。音響パネルの追加には家具の配置変更が必要そうです。

素晴らしい試聴会をありがとうございました。既に多くの注文が入っているとの事でしたが、他の方も書かれているように「200セットの限定生産」などと云わずに、様子を見ながらでも追加生産をご検討下さい。

Y.I

音と空間の高精度な再現性

2020年11月6日

【Z701-OMMF4】

今回の試聴会を開催してくださった音工房Z様に感謝いたします。

試聴会では、(1)Z701-Modena(V5)、(2)Z701-OMMF4、(3)OMMF4バスレフ3.7ℓ箱、で実施さ

れました。(1)はバランスの良く取れた音で低域の再現性も驚く程高かったです。音にフ

ルレンジらしい軽やかさと活きの良さがあり市版の30㎝3Wayより好ましい音楽を奏でて

くれています。(2)の本機になると唖然とするくらいの別格の音で、その感想の委細は後

述します。(3)はSTEREO誌の試作記事にあった箱に単独1個使いのみで使用されたもので

、いかにも小型SPという帯域とスケール感でした。しかし、音の出方、高域の音質は、

ほぼ(2)と同質でした。

(2)は(3)をスケールアップ、高精度化した上に空間再現能力が超高級機並みになった再

生音と言えます。(3)に有った喧しさは影を潜め清澄静謐ながら(3)の持ち味であるキビ

キビとしたキレの良い再生音が保たれています。

高域がやや強調されていて、Amazonのレビューではガラスの様な硬い音質と言う記載も

ありますが、硬く突き当てるというよりは光を浴びせかけるという感覚で、全体を統一

する生音の自然な空気感は一毛も損なわれてはいません。

サイズとか価格等の一切のエクスキューズ無しに、このSPシステムの際だった特徴を言

語化すると音と空間の高精度な再現性と表現したく思います。

再生帯域の広さと共に大音量でも崩れたり混濁しない点には驚嘆させられます。無音の

間の静寂感も抜群で妙なザワツキが感じられません。本当に静かな佇まいを感じさせて

くれます。それでいて微弱音の再現性も抜群でホールエコーの最後の一滴まで再現して

います。

空間再現性も音の定位だけでなく奥行きや高さなど空間の広がりまで再現しており、コ

ンサートホールステージ上の位置関係が目に視える様でした。スーパートゥイーターと

の絶妙な繋がりが成功しているように思いました。

難点を強いて挙げれば、ゆったりと寛げる雰囲気ではない事で、(2)の本機は人によっ

ては合わない人がいるかもしれません。楽曲や演奏に聴取者を真摯に向き合わさせると

ころがあって気安く聞き流させない磁力があるのです。

特筆すべきは、古い録音(ミュンシュ/ボストン響/ダフニスとクロエ)であっても鮮やか

に再現し汚く醜く再生する事がありませんでした。再生音を変形したり余計な物を付加

する事が殆ど無いのでしょう。入手したら当分の間は在庫レコードを聴きまくる羽目に

なりそうです。本気で向き合うメイン機器になる事と思います。

                                     以上

佐渡 裕

低音の量感驚きです。

2020年11月6日

【Z701-OMMF4】

低音重視の、音を楽しむには最適なスピーカーです。

繊細な弦楽器(室内楽)のピアニシモの焦点がボケるのが気になりました。

欲を言えばの話です。

トータル充分楽しめる音だと思います。

細かな要求に対してはセッティングで追い込み好みの音にする。

Z701-OMMF4はそんな高いポテンシャルを持ったスピーカーだと感じました。

購入を検討してみたいと思います。

大山様スタッフの皆様の熱意を感じ取れました。

ありがとうございました。

      

磯貝朝之

Z701-OMMF4は6センチユニット・ツインのマジック・ボックス

2020年11月5日

【Z701-OMMF4】

すでに購入予約した後でしたが、Z701-OMMF4の試聴会に参加しました。これが6センチユニットから出る音かと驚くばかりの、一言で言って、期待を裏切らない、素晴らしい出来だと思いました。

試聴会は三度目になりますが、今回もアキュフェーズの伊藤社長から頂いた、こういった試聴にピッタリのSACDを持参。

1曲目はいつものツァラトゥストラ。パイプオルガンのC音の連続とティンパニの連打を難なく再生。広がりや奥行きも感じられる。ブラインドで聴いたら、6センチ2発と当てられる人はいないだろう。さすがに比較した6センチシングルでは、箱の容積が小さいこともあり、二次高調波より上しか鳴ってない感じで、音色も違って違う楽器に聴こえるほど、はっきりとした差がある。もうひとつ聴いたのは、グノーのマリオネットの葬送行進曲。ファゴット、クラリネット、オーボエ、フルートと木管楽器の音色の違いをきっちりと描き分け、管の口径の違いを髣髴するものでした。

トランペットにブラスを代表させて聴いた響きも、金管らしさをつぶさに表現して満足のいくもの。

CDをかえて、ノーマルながら、武久源造さんのチェンバロの繊細な響きと、ビオラダガンバの艶やかな音もあますところなく鳴らしきっていました。短い時間ながら、マーク・オーディオ製6センチユニットをツインにしての20ℓ箱に入れた時の底知れない能力の高さと、ここまで追い込んだ音工房Zの技術を実感できた試聴会でした。

たっつあん

キラキラと前に出る音

2020年11月5日

【Z701-OMMF4】

20/11/5 15:00の試聴会に当日予約で急遽参加させていただきました。

試聴させていただいたのは以下の機種です。

1番:Z701-Modena

2番:Z701-OMMF4

3番:OMMF4 3.7Lバスレフ試作機

他の方は、多分、Z1-Livornoキット・多分、Z800-FW168HRあたりも聴かれていました。

当日急に参加したため試聴のための音楽ソースを持参しておらず、スマホに入れてあるMP3を聞いてみようとしたら、USB-C to 3.5mmの変換ケーブルも家に忘れ、仕方なくiPad miniのイヤホンジャック経由のamazon musicで男性ボーカルのJ-POPを試聴させてもらいました。1人10分の持ち時間なので、聞きたい部分をぱらぱらと聞く感じです。

井風 なんなん

久保田利伸 LA・LA・LA・LOVE SONG

角松敏生 I can’t stop the night(イントロのベースを聞いてみたかった)

米津玄氏 馬と鹿

平井大 Life is Beautiful(イントロのウクレレを聞いてみたかった)

清水翔太 My Boo

全体の印象を書きますが、僕は全くオーディオに詳しくはなく、音楽はたまに聞く程度であることを差し引いてご覧ください。

Z701-Modena:全体的に優しく、柔らかい音がします。このスピーカーを買う目的で聞いていたら、これだけで満足していたように思います。普段聞いているのは20年以上前の「Kenwood A-1001+LS-1001」ですが、フルレンジ1発のスピーカーも良いなぁって素直に思いました。ただ、後に聞いた「Z701-OMMF4」と比べると、低音部分の出方がゆっくりというか、ふわっとしているように感じます。

Z701-OMMF4:とにかく音が。特にボーカルがポーンと前に飛び出してくるように聞こえます。全体に音がキランキランしていて、「Z701-Modena」とは全く別の音源であるかのように聞こえます。ウクレレのコロンコロンした感じはとても強く出ますし、一方でベースの音もしっかりと聞こえます。それぞれの音がくっきり、はっきり聞こえてくる感じです。

リラックスするために聞きたいのならば「Z701-Modena」、聞きこみたいのなら「Z701-OMMF4」、長時間聞くなら「Z701-Modena」、短時間なら「Z701-OMMF4」かなぁ。

OMMF4試作機:2台と一緒に聞くのは可哀そうかと。多分、大きさの割に十分な音がしているように思うのですが、どうしても物足りない印象になってしまいます。ただ、多分、低音もそこそこ出ているように思いました。

あとの2台の2way、とにかく安心して聴ける音だなぁと感じました。特にZ800-FW168HRは悪い印象の部分がなかったです。

「Z701-Modena」と「Z701-OMMF4」については、全く印象の違う2台ですが、買えるのが1台だけだとすると、意外にもどちらにすべきなのかかなり迷ってしまいました。色んな音が聞こえる感じ、立体感と音の広がりを感じるところとか「Z701-OMMF4」は派手な魅力があります。ただ、ちょっと耳につく曲もあるように思いました。

「Z701-OMMF4」は、うちにあるFX-AUDIOのTUBE-04Jという真空管プリメインアンプにつなぐと音が和らいで、むしろ聞きやすさが出るのかもしれないなぁと思いました。あるいは、コンデンサを変えてもう少しカットする周波数を上にするのも聞きやすさには繋がるかもしれません。

試聴後には工房も見せていただきましたが、こちらも興味深く見学させていただきました。ありがとうございました。

sasa

高価なユニットを使ったスピーカと比べても遜色のない出来栄え ~スピーカ作りへの情熱と確かな知識・経験に基づく設計の妙~

2020年10月30日

【Z701-OMMF4】

2020年10月17日(土)雨 Z701-OMMF4の試聴会に初めて参加しました。

私は、約9か月前Z800-FW168HRキットを購入し、さらに25センチユニットを使用したウーファーを自作し、この組み合わせをメインのスピーカとして、非常に満足して音を楽しんでいます。一方、机の上に置けるブックシェルフ型程度の大きさで、中高音がクリアで豊かな低音が出る第二のスピーカが欲しいと思っていました。これは、在宅勤務が増え、勤務中でも良い音で音楽を流しておきたいという欲求があったからでした。そんな時、今年のONTOMO MOOKに採用された6cmフルレンジの特長やスペックを確認し、特に小型であるにも関わらず低音が良く出るとの特長があるので、机上に置いても楽しめるような小型のスピーカが作れないかと個人的に検討していました。しかし、大山様のブログの“ワイドレンジでハイエンドスピーカとガチンコ勝負できるものになった”という記事が飛び込んできた時、ぜひ音を聞いてみたいと思い、試聴会に参加させていただきました。

試聴会では、(1)Z701-Modena(2)Z701-OMMF4(3)OM-MF4を 3.7ℓエンクロージャに入れた3機種と、お願いして接続していただいたZ800-FW168HRの4台を切り替えて試聴することができました。(1)はバックロードホーン型のスピーカですが、8 cmのフルレンジ1個でこれだけの低音がでていることに、まず驚きました。ですが、何曲か聞き比べていると、初めて、このタイプのスピーカを聞いたせいか、その出方が独特で、少々、低音の切れに物足りなさを感じるようになりました。(2)は6 cmフルレンジ2個にツイータの構成ですが、高域から低域まで幅広くカバーされており、中高音はきれいにのび、ほどよく深みのある低音が出ていることに驚きました。ツインにしたことで低い方にシフトするところをツイータがうまくカバーしており、曲によっては、多少、気になる時もあったと記憶していますが、素晴らしい出来栄えだと感じました。定位についても、いろいろと試行錯誤されたとのお話がありましたが、私は気になりませんでした。これらのデメリットをカバーして余りある出来に、再び感激した次第です。正直なところ、私のレファレンスとなっているZ800と比べても遜色のないものに仕上がっており、もしブラインドテストをやったら聞き分けができるかな?とも思いました。まさに、情熱を持ってスピーカ作りをされ、確かな知識と経験、そして発想力による設計の妙だと思いました。ちなみに(3)は机の上に置くことはできますが、私が期待していた音とは違っていましたし、このままの状態で販売しても音工房Zの味付けが無いので、面白くないと思いました。ここからは、私の都合で無理な話になるかもしれませんが、Z701-OMMF4の音が、机の上に置ける程度の大きさで実現できれば最高です。また、音質を徹底的に追及していく姿勢は変えてほしくはないのですが、さらにラインアップを充実させ、多様性への方向性も考慮していただければ幸いです。私は、今まで通り大山様のスピーカ作りを楽しみにしております。

KK