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試聴会 お客様投稿レビュー
10センチリファレンス
【Z601-OMOF101】
自作パイン箱(トランスミッションライン)にOM-OF101を入れて聴いています。
大山様のダブルバスレフに興味があり参加しました。
部屋や再生機器が異なるので聴き比べが難しいですが、一言で言うと力強く感じました。
自作箱(トランスミッションライン)は帯域が広いですが薄味なので一般受けはしないと思います。
これは希望ですが、大山様と一般人自作箱の聴き比べ試聴会など企画されてはと思っています。
現在のメインスピーカーはFE-208ES-R自作トランスミッションライン+自作ウッドホーンです。
Z601、音楽を楽しめるスピーカーです
【Z601-OMOF101】
11月18日、貴社の試聴会に3回目の参加をさせていただきました。
8月、ステレオ誌の特別付録、ONKYOのユニットが発売されたんですが、私の部屋はスピーカー10機種、アンプ20台、置き場所もないため、”今年は、まぁいいか”と思ってました。ところが、発売後の評判がどんどん上がり、”わたしもやってみようかな”と9月に本屋さんで購入しました。本に書かれているデータや各種エンクロージャーキットの情報を見ながら、いろいろ検討した結果、8Lでダクトを60Hzにチューニングしたエンクロージャーを作成することに決め、図面を引き、材料を集めて、約10日間かかって、完成させました。
10㎝という小型のユニットなので、あまり期待していなかったのですが、音楽を聴くのが楽しい魅力的なスピーカーに仕上がり、毎日楽しんでいます。
そういった中で、音工房さんが同じユニットで、アマチュアにはなかなか難しいダブルバスレフを開発されたということで、これはぜひ試聴したい、と試聴会に応募しました。
以下、その印象をレポートします。
1.Z800-FW168HR TWを12dB/octカットと6dB/octカットの比較試聴
同じ曲をどちらが鳴っているかわからないようにして、試聴者はどちらが好きな音か、記入するブラインドテスト
(1)最初に音が出た瞬間、非常にきれいな音で、”これは、高級機の音だな・・”というのが第一印象です。(最近、家で10㎝フルレンジを中心に聴いていたことも影響していると思います)
(2)1曲目は、楽器は6dB/oct、コーラスは12dB/octが良くて、両方どちらもいいな、と思ったのですが、全体の印象で僅差で12dB/octを選んでました。
(3)2曲目、3曲目のクラシックは、どっちがストラディのような高級なヴァイオリンの音がするかな、という視点で好きな音色の方を選択しました。
(4)あとで、結果を紙でいただいたんですが、私は2曲目、3曲目のクラシック(弦中心)は、6dB/octを選択、あとのPOP系、ヴォーカル系は全部12dB/octを選択してました。
基本、私の場合は、TWを12dB/octでカットした方が好きな音なんだ、ということがわかって、おもしろかったです。
2.次に、音工房さんが準備された音源で、③ONKYOユニット/ONKYOエンクロージャー④Z601-OMOF101の切り換え比較試聴
私の印象
(1)適度に締まった低域の音質、中域の密度感とも③より④Z601-OMOF101の方が明らかに上、ユニットの最良の音を出すためのエンクロージャー開発の効果が出ている。
(2)わたしが作ったシングルバスレフに比べ、Z601はエンクロージャーの振動が抑えられた締まった低音という感じがした。
理由は以下の2点か?
-1.わたしのアンプは、真空管(300B)なので、ダンピングが小さく、低域f0近辺では実際の音源より低音の余韻が鳴る感じ、よく言えばラウドネスがかかったようなふくよかな音、悪く言えば、締りの悪い低音となりがち。
-2.ONKYOのユニット、小型のわりに低域がしっかり鳴る分、特に側板が振動し、歪みっぽく鳴る傾向があるが、Z601は、ダブルバスレフの一段目の板材が側板を固定する補強材の役割をし、無駄な振動を押さえる効果をもたらしていると考えられる。
(3)クラシック(たぶん、チャイコフスキーの1812年)、大砲の音はZ601がよく出ていたと思うが、オーケストラ部分は、ONKYOエンクロージャー、Z601とももうひとつ、ONKYOのユニットそのものがクラシック、特にオケは苦手と思います。
わたしの作ったシングルバスレフもオケは苦手です。
3.各自が持参した音源で試聴
スピーカーは、①Z800-FW168HR(TW6dB/octカット)②Z800-FW168HR(TW12dB/octカット)③ONKYOユニット/ONKYOエンクロージャー④Z601-OMOF101の4機種切り換え
(1)セリーヌ・ディオン
4本それぞれ、それだけを聴けば満足するレベルと思うが、予想以上に音の違いがある。
グレードを評価すると②>①>④>③
②が私の一番好きな音
①は②と比べると一部の楽器の音がベールをかぶったような音になったり、ボーカルがヒステリックな感じになるところがある。
③は中域がうるさく感じるところがある。
168からONKYOに切り替えるとVoの重心が上がる。
(ONKYOも、十分に低音が出ているように感じるが、168の方がレンジが広い)
(2)私のかけた音源について
ほぼ1週間、時間があったので、約20枚の候補を挙げて、先月作ったばかりの8Lのバスレフでチェック、どこをポイントに試聴するかを検討して、下記2枚に絞ってお伺いしました。
-1.Jheena Lodwick/You Raise Me Up(JVC XRCD)
今回のような試聴会や友人のシステムを聴きに行くとき、私としては外せないCD。
ポイントにしているのは、
①ボーカルとバックのバランスがいいこと
Voのバックのインストは、インストとしての主張はしながらもVoを邪魔しない。
②口が見えるような、舌の動きがわかるようなカワイイボーカル
③前奏0:20~バックのbが、メロディーの後ろでキチンと鳴っていること
しかも締まっていて膨らみすぎないこと(きちんとフォーカスしているイメージ)
■①②は、どのシステムもそれぞれ◎
③については、168はもう少しbの音が鳴って欲しい。Z601は、bが膨らみ気味だが、
なんとか崩れず、○
*自作の8Lバスレフはこれからチューニングでこのbの音を締めたいと思ってます。
-2.MILES DAVIS/TUTU
晩年のマイルスが1986年、何か新しいことをやろうと燃えて取組み、CBSからワーナーに移籍、アートディレクターの故石岡瑛子(1938~2012)にジャケットデザインを依頼、グラミー賞音楽賞、デザイン部門賞を獲得した1枚。
とにかく、アタマの一発目”ダンッ”がカッコよく爆発しないことにはサマにならない、オーディオにとってかなりハードルが高く、なかなか鳴らすのが難しいCD。一発目のキメと、マイルスの格調高いソロがたまらない魅力。(言葉にするのは難しいですが)きれいに鳴って・・・ではダメ。
■168は、きれいに鳴るが、TUTUはもっと爆発する感じが欲しいと思う。Z601は、中域中心に密度感があって、十分に楽しめる鳴り方をした。
Z601-OMOF101の印象のまとめ
10㎝フルレンジながら、しっかりと密度の濃い中域が再生され、サイズ以上の低音が出て、非常に音楽を楽しんで聴けるいいスピーカーシステムだと思います。
ダブルバスレフは、アマチュアにはトライしづらいシステム、音工房さんのノウハウが活かされているんだろうと思います。
非常に楽しい催しでした。
本当にありがとうございました。
Z601-OMOF101は空間に響く完成度の高いスピーカー
【Z601-OMOF101】
ONKYOのOMOF101をONKYO推奨箱と音工房Z製ダブルバスレフ型のZ601-OMOF101の聴き比べをさせていただきました。Z601ーOMOF101と推奨箱との差ですが、高音域では余り差を感じませんでしたが、箱の大きさも違いますがZ601-OMOF101の方が中低音の厚みがあり聞きやすかったです。大きな違いは、音の広がり感をZ601-OMOF101で感じたことです。
また、今回の試聴会では、Z800-FW168HRのネットワーク12dB版と6dB版の聴き比べもさせていただきました。多少の音のつややニュアンスに違いは聞き取れましたが、どちらも良い音でいずれでも良いとの判断になりました。結果としては6:4で12dB版ネットワークのZ800-FW168HRを選ばせていただきました。
現在は、Z701-FE168SSHPを組み立て中でしばらくはこちらに集中いたします。機会がありましたらZ800-FW168HRとサブウーファーありなし、メーカー製のアクティブサブウーファーとの比較をお聞かせいただきたいです。
このような機会をいただいて感謝しております。
Z601-OMOF101 バランスが低域に偏っていて、再生音に力が足らない印象でした。
Z601-OMOF101とムック本でメーカー設計のボックスとの比較でしたが、試聴の音源は、ほとんど低域の比較用の音源で全体のバランスは分からないのが残念でした。
Z601-OMOF101は伸びのある気持ち良い低域の再生音でしたが、ご説明でも苦労された点とのことでしたが、中域が少し引っ込みバランス的には物足らない感じでした。
メーカー設計のボックスは音も前に出てバランスはとれていた印象でした。
しかし、持ち込みの音源で女性ヴォーカルを何人か聞いてみましたが、
どちらのボックスからも素直な美しい声は出てきませんでした。???。
戸惑いながら先ほど聞いていたZ800-FW168HRの2wayシステムに切り替えると
普通に美しい声で聞こえてきました。
OMOF101のユニットの問題かもしれません。
ちょっと残念な印象でした。
低音は不足無しです。よくを言えばスパーツイーターが欲しくなります。
【Z601-OMOF101】
6dBと12dBの比較よかったです
自分の好みが明解になりました。
クラシック系は12dBが好でした。そのほかはソースによりばらけました。
ありがとうございました。
元気なジャジャ馬
【Z601-OMOF101】
音工房Zさんの試聴会参加は今回で三回目です。
ブラインドテストは初めての経験でしたので参加を希望しました。
Z800のネットワークの差による音の違いを聞き分けると言うものでしたが 、正直言って良く判りませんでした。
事前の情報が不足していたので、6デシベル・カットはトゥウィーターにコンデンサー一発のみ、12デシベル・カットは正式なネットワークが組み込まれている物・・と、理解していました。
私の予想では、コイル特有の反響音のようなものが出るので簡単に判断出来ると思っていたのですが、どちらも非常に良く似た音で全くお手上げでした。
後で解ったのですが、どちらにも立派なコイルが入っており、しかも、ネットワークからユニットまで長いリード線があり、あれでは本来の音が出ないのでは無いかと心配になりました。
次にONKYOのユニットによる箱の差を聞くモノでした。
初めて聞くユニットですので、基本的な音の傾向が判りませんが、おそらくコーン紙を叩くとカツカツと言う堅い音がして重めでfoの低いユニットかと思います。
元気に跳ねるような明るい音でJBL系を思わせる音でした。
試聴会では大音量で鳴っていましたが、ピアノやボーカル等の比較的小編成の音楽は得意かも知れませんが“大序曲1812年”などは限界を超えたのか音が濁って聞こえました。
大砲の音は勿論ダブルバスレフの方が良く出ていましたが、箱さえ大きければ低音が出るのか、ダブルバスレフの効果なのかは解りません。
小さいユニットから超低音を引き出すことがスピーカーBOX作りの生き甲斐ですが、このユニットを使って、バックの音道が4m以上(40Hz程度が同位相で出てくる)となる箱に入れて鳴らしてみたい気がします。
Z601-OMOF101はコストパフォーマンス最高でした。
【Z601-OMOF101】
まずこのようなご時世の中試聴会を開催頂きありがとうございます。
今回はOM-OF101をメーカー推奨箱に入れたものと音工房Z製ダブルバスレフ型のZ601-OMOF101の聴き比べでした。
まずスピーカー本体の音は確かに言われているように値段を凌駕した音質で推奨箱でも十分聴くに耐えるものでした。
ただZ601-OMOF101を聴いてしまうと明らかに中低音から下の厚みが違っており差は歴然でした。
またダブルバスレフにありがちなディップがうまく抑えられているように思いました。
ただ私が普段聴くようなレベルまで音量を上げていくとスピーカー自体の限界を超えるのか高音の歪や箱自体の鳴りが気になりました。
特に合わせて試聴したスピーカーがZ800-FW168HRであったので仕方がないかもしれませんが。
やはり良い音を聴いてしまうと耳がそれが基準になってしまうようです。苦笑
最後に他の方のリクエストで聴いたZ1-LivornoSは音質の方向性は違いますがZ800-FW168HRに匹敵する良い音であるとも思いました。
またZ800-FW168HRのネットワークの違いをブラインドテストしましたが自分も所有しているのでどちらがどのネットワークであるかはすぐに判断出来ましたがどちらが好みかということになると見事に半々になってしまいました。
やはりすべてのジャンルでベストのネットワークというのは難しいようです。
ネットワークにこだわりだすときりがないのは購入当時に充分味わったのですがその気持ちがすこし持ち上がってきてしまいました。
新作 Z601-OMOF101は予想以上の出来でした。
【Z601-OMOF101】
11月18日17時の最終枠で話題のONKYO製OM-OF101用に開発されたZ601-OMOF101の視聴会に参加してきました。私は既にこのユニットを所有しており、7リットルほどのバスレフ箱に入れて聴いておりますので、それとの比較にとても興味がありました。結果ですが、Z601-OMOF101の音は我が家のセットとは次元の違う音質を聞かせてくれました。同じユニットとは思えないほどです。低温の音量と締まりが素晴らしく、家では寂しい高音域も自然に出ていました。ボーカル、弦楽器、オーケストラ、いずれもすばらしくメインスピーカーとして十分に使えると思いました。チャイコフスキーの序曲1812年の大砲音も雰囲気を出せていました。オンキョー設計推奨箱の音がとてもお粗末に聞こえるほどで、私は自分のCDをかける時間では、ONKYO推奨箱は最初の数秒聴いただけで、その後は切り替えるのを止めてしまったほどです。そして持ち時間いっぱいまでZ601-OMOF101とZ800を切り替えて比較し続けました。もちろん、音の美しさや全体バランスでZ800の優位は当然でしたが、比較さえしなければZ601-OMOF101の音はとても満足できるものでした。価格差を知らない人に聞かせれば、10倍近い差があるとはだれも想像できないと思います。それくらい満足できる音でした。音工房Zさん、また凄いものを作られたなと思います。
今回の視聴会では、Z800のネットワークを12dbに変更したものと従来の6dbとのブラインドテストも体験させていただきました。ブラインドテスト初体験の私はとてもワクワクしながら、2種類のZ800で次々再生される音源を聴き比べてゆきました。6dbと12dbはランダムで順番が変更されており、我々テスターは好きな方を選ぶというものでした。答え合わせの結果、私は10曲中7曲を12dbのほうが好きと答えていました。どちらもいい音の中であえて言えばという程度の差ですが、違いがより感じられる音源もありました。あっという間の1時間、とても楽しい経験でした。
音楽そのものに没入できる再現能力、圧倒的感動!
【Z701-FE168SSHP】
6月24日試作機の試聴会の報告に続き8月5日完成品、9月22日キット版の試聴会の感想
を報告します。
試作機の強靭で生々しい再現性に魅了されてしまいましたが、ソースによっては中高
域にキツさを感じる所がありました。しかし、完成品ではそれが目立たなくなり、
安心して音楽に没入出来る様になっていました。個人のキャラに例えると身体能力が
高く頭脳明晰だけど圭角が鋭く付き合い辛かった人の欠点が一変して、寛容性に富み
安心して付き合える人に成長したという感じです。最後の試聴会はキット版のみで完
成品との比較視聴はできませんでしたが、記憶の限りでは両者に違いは無く購入にキ
ット版を決めた事に安堵しました。
試作機とキット版の音源は音工房Z様のデモCD20分と参加者持ち込みCD各5分間で様々
なジャンルを試聴しました。まず音量レベルが一般家庭では出せない様な大音量であ
る事に驚かされます。16cm(小生はこれでも小口径だと思う)にも関わらず、市販マル
チウェイSPを凌ぐ低域の延びと分解能でした。6月24日のB&Wとの比較ではクラシック
のオケ物で余裕というかスケール感で負けるものの、それ以外のジャンルではほぼ互
角、伸びやかさや抜けではむしろ勝っている様に感じました。特にボーカルがドキッ
とする程生々しく、堪らない魅力です。声の破裂音の出始め、撥音の終わりの消え入
る間際の再現性は、FE168SSHPとBHBSの組合せによる音の立ち上がりと立ち下り、微
弱音の再生能力の賜物と思っています。
8月5日の完成品の試聴会はコロナ禍のため1人試聴会となり持ち込みCDで30分間たっ
ぷりと試聴できる事になったため、小生の音質判断に使っている鬼CD
①ブル4 チェリビダッケ ミュンヘンフィル ’88 ミュンヘンガスタイクホール
終楽章末尾弦楽器群のトレモロからホルンで壮麗に全曲が締め括られる所まで
②ドボ弦SQ作品12アメリカ ヤナーチェクSQ ’90 富山入善コスモホール
第2楽章と第3楽章の冒頭
で試聴させていただきました。いずれもマイクを直接録音機に繋いだ様な生々しい
録音ですが、残念な再生機器だと響きの薄い凡庸な録音に聞こえてしまいます。
まず①で特筆すべきは、ホールの残響音が楽器個々のパートと結び付きピッとフォ
ーカスして再現されていた点で、SP間に漫然と漂う従来SPの響きとは大きく趣が異
なりました。異次元体験と言ってもいいかもしれません。チェリビダッケのこの演奏
は極端なpppと遅いテンポの演奏で、この曲のイメージとしては納得できるものでは
ありませんでしたが、Z1000-FE168SSHPによる再生では、ホールの響きが個々に元の
楽器一つ一つと結び付けられて綾を成す音響のタペストリーが編まれていき荘厳な音
響空間に身を委ねる事が出来ました。嗚呼!チェリビダッケは、こういう芸術表現を
したかったんだとしみじみ感じ入りました。チェリビダッケが生前レコーディングを
一切許可しなかったのも、こういう再生能力を経験する機会に恵まれなかったためか
もしれません。改めてオーディオ機器の技術の進歩に感じ入った次第です。
②ではカルテットの掛け合いの妙、未発の音や気合いまでが感じられ、奏者の情念
までリアルに伝わります。もうこれ以上のSPシステムは要らないと思いました。
最後に中高域を減衰させるネットワークLを加えた試聴を行いました。①の豊かで清
澄な響き、②の未発の音は全て消え失せ、普通のSPシステムに激変してしまいました。
例えて言えば、高速ハイウェイを疾走していたスポーツカーが一般道に降りて軽自動
車に変身してしまった様な感覚です。たった1個のコイルが直列に入っただけで、これ
だけの変化が起こるとは驚きです。このネットワーク化を音工房Z様がオプション化
しなかったのも当然だったと思います。
去年のマーク-OMMF4といい今年のFos-FE168SSHPといい、そして音工房Z様御提供の
BHBSによるSPシステムに、オーディオ再生能力の目覚ましい進歩を実感しました。
もう、若き日の憧れ、ノスタルジィーとは決別します。前を向き新たな一歩を踏み
出します。
16cmフルレンジバックロードの進化形
【Z701-FE168SSHP】
まずデモ音源の最初のホテル・カリフォルニアからして低音がよく自然に出ているのがわかりました。
自分が使っている長岡鉄男先生のD37-FE168ESで再生の難しい音源を持参しましたが、見事に上手く再生出来ていたように思います。
まずバックロードホーンでは低域の遅延からかボーボーなりがちなコントラバス。齋藤順Voclassic NightのDSD5.6ハイレゾ音源ではボーボー音を気にさせなかったです。
藤田恵美カモミールベストオーディオではバックロードホーンではホーン鳴きでギターの音がドロドロと鈍る感じがするが、そこもすんなりと再生していました。
最後に大編成オーケストラ。かつてギネスブックにのった150人クラスの和洋楽器編成、ビクターXRCDの優秀録音、佐村河内守(新垣隆自作指揮)交響組曲ライジングサンのスケール感もよく出ていたし、分解能もなかなか見事だったと思います。
時間がゆるせぱ御社の最も売れ筋といわれるZ800-FW168HRと比較視聴できたらより良かったかと思いました。
遅くなりましたがどうもありがとうございました。