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試聴会 お客様投稿レビュー
エネルギーあふれる情熱的な再生音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
4月にFE168SSHPを購入しましたが、バックロードのエンクロージャーを図面を頼りに自作する力は無く、どこかからキットが発売されるのを待ちながら取り敢えず18Lのバスレフに入れて様子を見ていました。今回の試聴の主な目的はバスレフと比較して低音がどこまで出るようになるかの確認でした。持参したCD はブラームスの交響曲1番で冒頭のティンパニの連打とその後のコントラバスの強奏時で確認しました。自宅バスレフではトーンコントロールなしではティンパニの連打は極端に言うと木魚のような軽い響きでしたが、この箱では豊かな低音が再生されました。自宅のバスレフでは木魚のような響きでは不満なので、トーンコントロールのBassを2時くらいにして補正するとそこそこ満足する低音になっています。試聴ではそれ以上の低音の響きの良さを期待したのですが、残念ながらバスレフのトーンコントロール補正以上の良さは実感できませんでした。自宅では感じているコントラバスの低音も今回は他のスピーカー含めて感じられなかったので再生環境が影響しているのかもしれません。試聴室に床がフローリングなのも気になりました。音量を大きくすると音が暴れるような感じも受けました。中域は明るくエネルギー感がありますが、その分音がまとまって聴こえ編成の大きな演奏では各パートの分離が足りないように感じました。(これは特にB&Wの比較で感じました)これは自宅のバスレフでの鑑賞も含めた感想ですが、このユニットは多人数の演奏の繊細な微妙なニュアンスの再現には向いていませんが、独奏や少人数演奏者の息遣いというか臨場感の再現に向いていて、演奏者と向き合っているような感覚を覚えた事も何度もあります。その分、鑑賞後はどっと疲れので長時間の鑑賞には向いていないと思います。今回は、試聴会という限られた時間と自宅とは違う環境だったので、試作エンクロージャーの貸し出し制度があればお借りして自宅でじっくり試聴したいと思いました。
明るく派手な音を好む人には グーなドンシャリ
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
試作版Z1000
型番からも判るように音工房社としてのメイン商品にしたいのでしょうね。
明るく派手な音はユニットのキャラかと思いますが、低音部分はご自慢のBHBS。
バックロードホーン(BH)は長い音道によりユニットの背面からの低音を同位相で前面に持ってくる効果があると理解しています。
BHの先端にバスレフ・ポート(BS)を付けるのは、音道の長さを短縮できるメリットがあるものと理解しています。
でも、今回のZ1000のものはBSとしての効果は殆ど無いのではないかと見ました。
事前のメールでの情報から、今回のBHの長さは1.95m、ザッと計算して174Hzの波長、と言うことは半分の87Hzが同位相となる。
今回のZ1000はこの87Hzの低音が心地よい低音として聞こえている。
今回のユニットはフルレンジ設計だが、トゥイーターを付けるのであれば、ウーファー仕様でキャラの少ないFW-168HSあたりで聞いてみたい。
長岡式D37
Z1000から切り換え直後ではまるでユニットが湿っているのではないかと思えるような音でした。
中低音が膨らんでいるのは、多分BH音道が木管楽器のようにある音で共鳴しているのでしょうか。
楽器の設計者に意見を聞いてみると良いかも知れません。
B&W
高齢の貴婦人という感じ、無理をしていない低音を聞くとホットします。
でも踊るならばもう少し若いフェロモンを感じたい気がしました。
Z1-Livorno
今回のもう一つの目的はこれを聞くこと。
映像で見た感じでは素直な音を出していそうに見えたから。
思っていたより明るい音で良さそう。
アマゾンから買えるとの情報は大収穫。
短期間でよくぞここまで。
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
BW802の音を初めて聴きました。しかし小生がJBL4345の音を聞いた時の様な感動が有りませんでした。そして今回の試作品ですが、中高音域が出すぎている様に感じましたが、ボーカルのチェック、小編成弦楽器、音確認当のモニターには良いなって思いました。BW802をリファレンスしても良いですが、決してBW802的で無く、BHの特徴を生かしたユニットに仕上がる事を望みます。
勉強になりました!
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
高級機の聞き比べは初めてでしたので、
ここまで差が出るのかと驚きました。
また、ソースによって向き不向きがあること、
個人の好みとの組み合せであることも分かりました。
■Z1000-FE168SSHP
ジャズは圧倒的でした。
正面左にサックス奏者がいるかのような臨場感。
これがB&Wになった途端、こじんまりとまとまってしまい、
まったく面白みがなくなります。
■Z701-Modena
こうしてくらべてみると8cmでここまで頑張るのかという驚きでした。
部屋で仕事BGMがメインのため、十分すぎる性能であることも分かりました。
ただし、ボーカルの「そこにいる感」はB&Wに譲る感じでした。
■B&W
女性ボーカルの臨場感がすごかったです。
「そこにいる感」は圧倒的でした。
あのツヤ感、存在感は何が表現しているのか?
■Z701-Modena+Z501・Z502
ボーカルの存在感=高音域と素人ながらに信じ込んでいたため、
Z701-ModenaにZ501、Z502を付けていただき視聴をさせていただきました。
私の好きな音にはなりました。
しかし「いる感」にはならないんですね。
とても不思議です。
ボーカルが前に出てくる音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
「さすが!」と思わせる音色。
ボーカルの声が前に出てくる感じを強く受けました。
ボーカルが入った小編成ユニット(バンド)、特に女性ボーカルの音源だとボーカルが1m以上前で歌っている錯覚に陥りました。
オーケストラ等の大人数編成の音源では横方向の音の広がり、スケール、臨場感が比較で聞いた B&W802 よりも劣る(失礼)と感じましたが、相手が B&W802 では仕方がないかもしれません。
ツイーターの有り無しでの比較もしていただきましたが、自分が好んで聞く音楽(アコースティックな部分が残っているロック、小編成のジャズ)ではツイーターが無くても問題は無いと感じました。これは自分の年齢(54歳)の問題で高音が聞き取りにくくなっているためかもしれません。(10年ぐらい前からモスキート音は聞こえなくなりました。)
ただ自分のリスニングルーム6畳にはサイズが大きすぎるかもしれません。Z1000-FE168SSHPの音を十分に味わうには10畳以上できれば20畳程度の部屋で3m以上の距離が必要だと思いました。
スピーカーの差が明らかに!
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
Z1000-FE168SSHP 低音は充実、明るい張りがある音質だが、透明感、楽器の余韻のニュアンスが出ていない=期待が大きかっただけにもう一つ
Z701-Modena 8㎝ 8㎝とは思えない素晴らしい音=重低音は出ないが、低音の厚みもあり、中高音は素晴らしい!!コスパが高い 好印象、疲れない音質で音楽を楽しめる最高だ!
Z800-FW168HR 元気で迫力がある音=高度にチューンされた印象で小型にもかかわらず好印象!!
バックロードホーンスピーカー D-37+FE168SS? 古いユニットで本来の音質と異なるので参考にならない!
参考に超高級B&Wが素晴らしい音質でバランスが取れ、透明感抜群、FE168SSHPにはないソフトな音質、女性ボーカルで大きな差が出る。上質な音だ!
演奏者が目の前にいるかのようなエネルギー感!
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
本日はZ1000-FE168SSHPの試聴会に参加させて頂きました。大山様、丁寧なご対応有難うございました。 自分の持ち込んだソフトはパット・メセニー。長岡先生のバックロードは音を前面に押し出しますが、Z1000-FE168SSHPはキャビネット全体から音を発する感じですね。最初は箱鳴り?と思いましたが、実は実際演奏を目の前で聴いたらこんなカンジになるでしょう。「かぶりつき」という言葉を思い浮かべながら拝聴しました。あと同時に聴かせてもらったZ-1LivornoSにも驚きました。以前自分はB&WのCM1を使っていたことがありますが、Z-1LivornoSの方が全然上です。キットで組めばコスパはスゴいものになりそう。
バランスがいい。
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
試聴会参加させていただき、どうもありがとうございました。とても楽しかったです。
いろいろ勉強になりました。
Z1000-FE168SSHP
…一番バランスよく感じました。すべての音域が満遍なく出ている感じで、ソースを選ばず聴ける感じがあります。他の参加者の方がかけたドラム音源の再生は特に素晴らしかったです。
長岡バックロード
…ぱっと聞きは一番印象がよかったです。ただ、ユニットが古くて低音が出ていないということで、説明を受けてから聞くとたしかに出てないなと。相対的にハイが抜けて聴こえたのが好印象につながったような気がします。
B&W
…バックロードを聞いた直後に聞くと、どうしても籠った感じが出てしまい、第一印象はダメでした。
しかしある程度比較試聴をしていくと、なんとも言えない品の良さが感じられました。さすが高級品、、なのでしょうか。
見た目のイメージも大きい気がします。Z1000-FE168SSHPの塗装済み完成品と並べて比較試聴してみたいなと思いました。
ドラムの再現性はバックロードの方が全然よく感じましたが、ピアノやバイオリンはB&Wの方が音に芯が感じられ、好印象でした。
あと、今回の試聴会のメインとは関係なくて恐縮ですが、
Z-1LivornoSはちょっと驚くくらいよかったです。
スケール感はトールボーイ型スピーカーには敵わないものの、「音質」は全くヒケをとっていないかと。
Z-1LivornoSはコスパ最強かも、と思いました。市販のブックシェルフと比較試聴してみたいですね。
追記:
ちょっとネガティブな感想で申し訳ないですが、一応追記させていただきます。
16㎝のスピーカーを今回初めて聞いたのですが、個人的には後半聞かせていただいた10㎝スピーカーの方が印象はよかったです。音の広がりは16㎝の方があるのかもしれないのですが、逆に言うと、どうもまとまりのない音に感じられてしまいました。
これはZ1000-FE168SSHPも長岡バックロードも同じ印象です。特にボーカルに差が感じられました。
16㎝はある程度距離をとってインストを聞く人向けかな、と思いました。
完全に余談ですが、現在自分が使っているZ1000-FE103Aが一番しっくり来たので安心しました。買った時はまだ試聴経験もあまりなく、見た目と直感で決めた部分もあったので、ちょっと不安な気持ちもありました(;^_^A
予定にないスピーカーを2本も聞かせていただいて、ありがとうございました。お手間おかけしてすみませんでした。
試作版Z1000-FE168SSHP クリアーで軽い(重くない)低音
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
本日は貴重な機会をありがとうございました。言葉にするには未消化な感もありますが、癖がなく、膨らんだ感じにならない低域が印象的でした。、バックロード系で余分な響きがつくのでは?とも思っていたのですがそのようなこともなく、圧でごまかさずきちんと再生されていました。全般的には予想よりもストレート系の音の出方、といった感じでした。音量、部屋の広さでこの音が活かせるかが課題になるかと思いました。あと、Modenaですか、8センチの鳴りっぷりの良さに驚きました。
楽しかった
【試作版 Z1000-FE168SSHP】
D-37は開放的なまさにバックロード、低音はロードがかかっていることが実感できる。
Z701-FE168SSHはD-37(多分FE168SS)より締まった音。ロード感は感じられなかった。
オルガンはよく低音が出ていた。バックロードというより、軽やかなバスレフ系の音。
リファレンスのB&W802は落語でいえば志ん朝、基本的で嫌な音は全部潰した音、Z701-FE168SSHは文枝になる前の新作を作り続けた三枝のような、面白みのある楽しい音。