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試聴会 お客様投稿レビュー
Z601-OMOF101はコストパフォーマンス最高でした。
【Z601-OMOF101】
まずこのようなご時世の中試聴会を開催頂きありがとうございます。
今回はOM-OF101をメーカー推奨箱に入れたものと音工房Z製ダブルバスレフ型のZ601-OMOF101の聴き比べでした。
まずスピーカー本体の音は確かに言われているように値段を凌駕した音質で推奨箱でも十分聴くに耐えるものでした。
ただZ601-OMOF101を聴いてしまうと明らかに中低音から下の厚みが違っており差は歴然でした。
またダブルバスレフにありがちなディップがうまく抑えられているように思いました。
ただ私が普段聴くようなレベルまで音量を上げていくとスピーカー自体の限界を超えるのか高音の歪や箱自体の鳴りが気になりました。
特に合わせて試聴したスピーカーがZ800-FW168HRであったので仕方がないかもしれませんが。
やはり良い音を聴いてしまうと耳がそれが基準になってしまうようです。苦笑
最後に他の方のリクエストで聴いたZ1-LivornoSは音質の方向性は違いますがZ800-FW168HRに匹敵する良い音であるとも思いました。
またZ800-FW168HRのネットワークの違いをブラインドテストしましたが自分も所有しているのでどちらがどのネットワークであるかはすぐに判断出来ましたがどちらが好みかということになると見事に半々になってしまいました。
やはりすべてのジャンルでベストのネットワークというのは難しいようです。
ネットワークにこだわりだすときりがないのは購入当時に充分味わったのですがその気持ちがすこし持ち上がってきてしまいました。
新作 Z601-OMOF101は予想以上の出来でした。
【Z601-OMOF101】
11月18日17時の最終枠で話題のONKYO製OM-OF101用に開発されたZ601-OMOF101の視聴会に参加してきました。私は既にこのユニットを所有しており、7リットルほどのバスレフ箱に入れて聴いておりますので、それとの比較にとても興味がありました。結果ですが、Z601-OMOF101の音は我が家のセットとは次元の違う音質を聞かせてくれました。同じユニットとは思えないほどです。低温の音量と締まりが素晴らしく、家では寂しい高音域も自然に出ていました。ボーカル、弦楽器、オーケストラ、いずれもすばらしくメインスピーカーとして十分に使えると思いました。チャイコフスキーの序曲1812年の大砲音も雰囲気を出せていました。オンキョー設計推奨箱の音がとてもお粗末に聞こえるほどで、私は自分のCDをかける時間では、ONKYO推奨箱は最初の数秒聴いただけで、その後は切り替えるのを止めてしまったほどです。そして持ち時間いっぱいまでZ601-OMOF101とZ800を切り替えて比較し続けました。もちろん、音の美しさや全体バランスでZ800の優位は当然でしたが、比較さえしなければZ601-OMOF101の音はとても満足できるものでした。価格差を知らない人に聞かせれば、10倍近い差があるとはだれも想像できないと思います。それくらい満足できる音でした。音工房Zさん、また凄いものを作られたなと思います。
今回の視聴会では、Z800のネットワークを12dbに変更したものと従来の6dbとのブラインドテストも体験させていただきました。ブラインドテスト初体験の私はとてもワクワクしながら、2種類のZ800で次々再生される音源を聴き比べてゆきました。6dbと12dbはランダムで順番が変更されており、我々テスターは好きな方を選ぶというものでした。答え合わせの結果、私は10曲中7曲を12dbのほうが好きと答えていました。どちらもいい音の中であえて言えばという程度の差ですが、違いがより感じられる音源もありました。あっという間の1時間、とても楽しい経験でした。
音楽そのものに没入できる再現能力、圧倒的感動!
【Z701-FE168SSHP】
6月24日試作機の試聴会の報告に続き8月5日完成品、9月22日キット版の試聴会の感想
を報告します。
試作機の強靭で生々しい再現性に魅了されてしまいましたが、ソースによっては中高
域にキツさを感じる所がありました。しかし、完成品ではそれが目立たなくなり、
安心して音楽に没入出来る様になっていました。個人のキャラに例えると身体能力が
高く頭脳明晰だけど圭角が鋭く付き合い辛かった人の欠点が一変して、寛容性に富み
安心して付き合える人に成長したという感じです。最後の試聴会はキット版のみで完
成品との比較視聴はできませんでしたが、記憶の限りでは両者に違いは無く購入にキ
ット版を決めた事に安堵しました。
試作機とキット版の音源は音工房Z様のデモCD20分と参加者持ち込みCD各5分間で様々
なジャンルを試聴しました。まず音量レベルが一般家庭では出せない様な大音量であ
る事に驚かされます。16cm(小生はこれでも小口径だと思う)にも関わらず、市販マル
チウェイSPを凌ぐ低域の延びと分解能でした。6月24日のB&Wとの比較ではクラシック
のオケ物で余裕というかスケール感で負けるものの、それ以外のジャンルではほぼ互
角、伸びやかさや抜けではむしろ勝っている様に感じました。特にボーカルがドキッ
とする程生々しく、堪らない魅力です。声の破裂音の出始め、撥音の終わりの消え入
る間際の再現性は、FE168SSHPとBHBSの組合せによる音の立ち上がりと立ち下り、微
弱音の再生能力の賜物と思っています。
8月5日の完成品の試聴会はコロナ禍のため1人試聴会となり持ち込みCDで30分間たっ
ぷりと試聴できる事になったため、小生の音質判断に使っている鬼CD
①ブル4 チェリビダッケ ミュンヘンフィル ’88 ミュンヘンガスタイクホール
終楽章末尾弦楽器群のトレモロからホルンで壮麗に全曲が締め括られる所まで
②ドボ弦SQ作品12アメリカ ヤナーチェクSQ ’90 富山入善コスモホール
第2楽章と第3楽章の冒頭
で試聴させていただきました。いずれもマイクを直接録音機に繋いだ様な生々しい
録音ですが、残念な再生機器だと響きの薄い凡庸な録音に聞こえてしまいます。
まず①で特筆すべきは、ホールの残響音が楽器個々のパートと結び付きピッとフォ
ーカスして再現されていた点で、SP間に漫然と漂う従来SPの響きとは大きく趣が異
なりました。異次元体験と言ってもいいかもしれません。チェリビダッケのこの演奏
は極端なpppと遅いテンポの演奏で、この曲のイメージとしては納得できるものでは
ありませんでしたが、Z1000-FE168SSHPによる再生では、ホールの響きが個々に元の
楽器一つ一つと結び付けられて綾を成す音響のタペストリーが編まれていき荘厳な音
響空間に身を委ねる事が出来ました。嗚呼!チェリビダッケは、こういう芸術表現を
したかったんだとしみじみ感じ入りました。チェリビダッケが生前レコーディングを
一切許可しなかったのも、こういう再生能力を経験する機会に恵まれなかったためか
もしれません。改めてオーディオ機器の技術の進歩に感じ入った次第です。
②ではカルテットの掛け合いの妙、未発の音や気合いまでが感じられ、奏者の情念
までリアルに伝わります。もうこれ以上のSPシステムは要らないと思いました。
最後に中高域を減衰させるネットワークLを加えた試聴を行いました。①の豊かで清
澄な響き、②の未発の音は全て消え失せ、普通のSPシステムに激変してしまいました。
例えて言えば、高速ハイウェイを疾走していたスポーツカーが一般道に降りて軽自動
車に変身してしまった様な感覚です。たった1個のコイルが直列に入っただけで、これ
だけの変化が起こるとは驚きです。このネットワーク化を音工房Z様がオプション化
しなかったのも当然だったと思います。
去年のマーク-OMMF4といい今年のFos-FE168SSHPといい、そして音工房Z様御提供の
BHBSによるSPシステムに、オーディオ再生能力の目覚ましい進歩を実感しました。
もう、若き日の憧れ、ノスタルジィーとは決別します。前を向き新たな一歩を踏み
出します。
16cmフルレンジバックロードの進化形
【Z701-FE168SSHP】
まずデモ音源の最初のホテル・カリフォルニアからして低音がよく自然に出ているのがわかりました。
自分が使っている長岡鉄男先生のD37-FE168ESで再生の難しい音源を持参しましたが、見事に上手く再生出来ていたように思います。
まずバックロードホーンでは低域の遅延からかボーボーなりがちなコントラバス。齋藤順Voclassic NightのDSD5.6ハイレゾ音源ではボーボー音を気にさせなかったです。
藤田恵美カモミールベストオーディオではバックロードホーンではホーン鳴きでギターの音がドロドロと鈍る感じがするが、そこもすんなりと再生していました。
最後に大編成オーケストラ。かつてギネスブックにのった150人クラスの和洋楽器編成、ビクターXRCDの優秀録音、佐村河内守(新垣隆自作指揮)交響組曲ライジングサンのスケール感もよく出ていたし、分解能もなかなか見事だったと思います。
時間がゆるせぱ御社の最も売れ筋といわれるZ800-FW168HRと比較視聴できたらより良かったかと思いました。
遅くなりましたがどうもありがとうございました。
完成度の高さを感じました
【Z701-FE168SSHP】
当日は視聴したい3曲を5分に編集してCDで持参しました。
Bass OutlawsのIllegal Bassのアルバムから3 Kinds of Bassを視聴しました。
「低音の無法者」が演奏する「違法な低音」のアルバムから「3種類の低音」と言う曲になります。
自宅では、TANNOYの15インチで聴いておりますが、Z701-FE168SSHPは15インチに迫る迫力あるBASSを聴かせてくれました。
2曲目は、マドンナのMadame XからDark Balletを視聴しました。
小型のシステムではハイ上がりでうるさく感じる曲ですが、中盤の低音とバランスよく聴けました。
3曲目は、イ・ムジチ合奏団/フェリックス・アーヨでヴィヴァルディの「四季」 から「秋」を視聴しました。
T90A-SEの高音が心地よく、これは完全にTANNOYを凌いでおり完成度の高さを感じました。
69歳の爺なので高い音は聴こえませんが、聴こえなくても心地よさで感じる事が出来ました。
御社のような工房が草加市内にあることは市民として誇らしいです。
セッティングが楽しみなシステムと感じます。
【Z701-FE168SSHP】
ジェニファ、カレン、マイケル、クラプトン、ドミノ そして短時間でしたが、ガーファンクル、
山本潤子さんなど、ボーカルに全集中して聞きました。同試聴の方が、「ツイーターの距離を短く出来ない?」と質問されてましたが、さらに定位をもとめるのであれば、同軸タイプしかないのでしょう。ユニットの解像度はかなり、A36の柔らかい音質にも負けずカチッとし音も再生。ほれました。
やはり、Z800-FW168HRを試聴したく、次回お願いします。
元気で張りのある音…でもアンプ、CDPでかなり変わるかも。
【Z701-FE168SSHP】
視聴室に入りZ701-FE168SSHPだけが設置されているのを見て、思わず「ずいぶんスマートで、大丈夫かな」が第一印象でしたが、15分間で20曲のデモ音源を聴かせていただき、どの曲も張りがあって切れ味のいい元気な音…やっぱりFostexの音だと安心しました。低音も入っていればバッチリ出てきます。でも、ボーカルはややきつめ、奥行き感、空間の広がり感も今一つと感じました。(デモ音源は10曲くらいにして少し長めに聴きたかった)
音色は不思議と自宅でサブで利用している3ウェイのSP(パイオニアのS-955Ⅲ)に似ていて、S-955Ⅲにムチを入れた様な感じの音でした。利用しているアンプが同じアキュフェーズだからかもしれません。(35年も聴いているS-955Ⅲにムチをいれたらこときれる?(笑))
自宅ではメインSPにD-58ES(FE-208ESR)を利用していますが、低音はZ701-FE168SSHPの方が出ている感じがします。なお、D-58ESはアンプをアキュフェーズのE-308からNmodeのX-PM7にしたら音がかなり変わりましたので、Z701-FE168SSHPもアンプ、CDPを変えて聴いてみたいですね。
利用中のSPは2台とも大型なのでS-955Ⅲはそろそろ引退…と新規購入を考えています。
本日はありがとうございました。
【Z701-FE168SSHP】
Z701-FE168SSHP試聴会に参加させていただきました。
○御社で用意していたCDソースでの印象
・ライブのホテルカルフォルニアのギター、拍手のクリアーさが印象的でした。バスドラは普通でした。
・ボーカル系のソフトは申し分のない感じでした。
・ウッドベース系のソースも良かったです。
・クラシックのバイオリンは、少し固さを感じるものがありました。
・マイケルジャクソンのビリージーンのベースラインは量、質ともちょっと物足りない感じがしました。
○持参のソース(女性ボーカル2点とクラシック、バイオリン)での印象
・女性ボーカル2点はいつも聴いている感じと違和感がありませんでした。良かったです。
・クラシックは、多分バイオリンがきつめに鳴ると予想しましたがけしてそんなことはありませんでした。
・2wayということで定位感の良さを期待しましたが、特に印象はありませんでした。
○スピーカーの音か、部屋の音か、周辺機器の音かが中々判断しづらいので以下はお願いしたいです。
・CDをアキュフェーズのパワーアンプに直結という形でしたが、コントロールアンプを使った通常の組み合わせを希望
・部屋が広いのでパワーアンプはA級アンプでなくハイパワーのものが良いのではないか
・SACDプレーヤーはワンランク上げた機器を希望
Z701-FE168SSHPの音世界に圧倒されました
【Z701-FE168SSHP】
9月22日、新作のZ701-FE168SSHPの視聴会に参加させて頂きました。アンプ、CDプレーヤーはいつも通りの音工房さんの機材です。私は音工房ZさんのユニットZ-Modena MkIIやV601はじめ3種の小型箱を愛用して6-10センチのフルレンジユニットでもっぱらニアフィールドリスニングを楽しんでいますので、それらとの比較として感想を記させて頂きます。
大山様の商品紹介の後、まずは音工房さんがご用意された20分ほどの各種音源を聴きました。結論ですが、今回視聴した大型箱とフォステクスの限定16インチユニットの音世界は別次元のものでした。音場の広がりに包まれ、ツイーターの効果もあるのか高域がとても自然でした。そして極めつけが中低音の存在感と質感。ウッドベースの響きと弾みが目の前で再現される感じや、フラメンコのサパテアード(靴で床を踏み鳴らす)の音のリアルさがとても印象的でした。
次に私の愛聴盤である「Duo di Basso」「ラウラ・パウジーニ」「チャーリーヘイデン」を8分間聴きました。Duo di Bassoのコントラバスは、小型箱のニアフィールドでは聴こえにくい音がゆとりをもって美しく再現されていました。ラウラ・パウジーニの力強いボーカルと広い音域は体と心にぶつかってくる感じです。チャーリー・ヘイデンのシェナンドアは老年ボーカルの渋さとパット・メセニーのギターが聴きどころなのですが、昨日の音にはいつもの3倍は感動しました。
いずれもニアフィールドでは味わえない音楽の深さと感動のレベルが一気に上がった感じです。今の住環境では厳しいのですが、住環境が変わる際にはぜひとも導入したいと思わせてくれる製品でした。
8/29の①Z-1000-FE168SSHPに続き、9/22の②Z701-FE168SSHPの試聴会に参加させて頂きました。
【Z701-FE168SSHP】
・厚いバッフルの有無は、①と②で音の差異として明確に表れると推測して臨みましたが、見事に音は近似で、私はブラインドテストでの聴き分けをクリアする自信はありません。(つまり②の出来「も」良い)
・FOSTEX製ユニット(限定・汎用共)による自作スピーカーを既に2セット利用中であるため、今回のFOSTEX限定ユニット購入・作製は見送るつもりでした。が、たまたま立ち寄ったコイズミ無線にて推奨箱(BH)に入った音(T90A-SE付き)を聴いてしまい、即、限定ユニットを確保するに至ってしまいました。
・箱を何にするか迷いましたが、①の試聴会の好印象にて、②の視聴会を待たずに、FOSTEX純正箱ではなく②の箱にすることを決定・発注させて頂きました。
・FE168SS-HPによる中高域、低域は良好で違和感なし(上質なハイエンドの音かと)。T90A-SEが受け持つ超高域のみ、個人的には、女性ボーカルの子音がキツめで、高域部分の声質感が若干違和感アリかな?と感じましたが、楽器の超高域だと違和感なし。噛ませるコンデンサで調整・比較する手もありますので、問題はないかと。
・今回、初めて「ダボ」加工のキットで箱を組み立てることができるため(追加のダボ加工費、安いこと!)、完成時に接合部の1~2mmの段差が発生することをかなり回避できそうで、今からキットの到着が楽しみです。