試聴会のレビューページ

試聴会 レビュー投稿フォーム (試聴会で聞いたスピーカーの名前をお書きください。)

試聴会 お客様投稿レビュー

なんとも気持ちのいい音を奏でるスピカーです。

2022年10月17日

【Z702-Bergamo】

10月14日実施Z702-Bergamo試聴会

9月25日Z702-Bergamo試聴会に続き参加させて頂きました、その時に「エンクロージャの大きさからは想像を上回るスケール感!」と感心していました。

デモ音源の再生時、当然前回と同じように好印象で、低域から高域まで解像度が高く、そして変な癖もなく鳴っています。

スーパースワンも使用していますが、比べるとバックロードホーンではどうしても出てしまう、ボーボー感がまったく気になりません。(音工房Z様のスピーカーを購入するまでは、ボーボー感を気にすることなく使用していました、、、、)

10分間のフリー試聴では、Z100-Bergamoにスパーツイターをつけてもらい、Z800-FW168HRとの比較をメインにして試聴せて頂きました。

オーケストラ音源だけですが、Z100-Bergamoは若々しい音、Z800-FW168HRは大人の音、が今回の印象です、前にでてくる音に対して、臨場感を重視あたかもホールを大きくしたような音、でしょうか。

低音域はZ7100-Bergamoの方が出ている感じがしましたが、佐々木様の説明では逆でZ800-FW168HRの方が伸びているの事でした、持参したCDのグランサカの音がZ7100-Bergamoの方がはっきり聞こえたのでそう思いましたが逆でした、元気の良い鳴りっぷりで間違えたようです。

個人的な感想では長い時間をかけじっくり比較すれば違うかもしれませんが、今回の比較試聴では値段の違いも含めZ7100-Bergamoに惹かれます。

 

繰り返しの感想になりますが他の参加者が持参された色々が音源も聴き、Z702-Bergamoは綺麗でなんとも気持ち良い音を奏でるスピカーと感じました。

今回で3度目の試聴会でしたが、自宅では聞くことの出来ない「良い音」を聞きくことができ毎回楽しませて頂いています、ありがとうございました。

ひでちえ

マルチウェイスピーカーと差別化できる

2022年10月17日

【Z702-Bergamo】

先月のZ702-Bergamoの試聴会にも伺ったのですが踏ん切りがつかず、今回マルチウェイのフラッグシップであるZ800-FW168HRとの聞き比べができるとのことで再度参加させていただきました。

前回の試聴時に気になったのは女性ボーカルやホーンの高音域できつさが感じられた点で、これがスピーカーの特性によるものか試聴室の音響によるものなのかよくわからなかったのです。おそらく自宅のスピーカーに近い柔らか目の音が出るであろうZ800と比較すればある程度判断できるはずだと考えました。

試聴室には前回と同様に完成版Z1000-Bergamoとキット版のZ702-Bergamo、新旧のModenaが並んでいました。Z800-FW168HRがありませんでしたので、持ち込みCDの試聴時にお願いして繋いでいただきました。

用意されたデモ音源ではZ702-Bergamoからオルガンの重低音がこれでもかと響き、パーカッションの鋭いアタックも堪能できました。以前作った2019年ステレオ誌付録スピーカーのキットでは低域の微妙な遅れを感じましたが、Bergamoにはそういった違和感は皆無でした。

持ち込んだJane MonheitのTaking a Chance on Loveでベースと女性ボーカルを、Jaco PastoriusのWord of Mouthで低音のキレを、①Z1000-Bergamo(ツイーターなし)と②Z702-Bergamo(ツイーターあり)、③Z800(完成版ツイーターなし)で聞き比べました。

解像感はいずれも遜色なく、聞こえ方は違いましたが聞こえない音はありませんでした。

音色の明るさ元気さは①>②>③、シルキーさ(品の良さ)は①<②<③と感じました。ツイーターなしだとシルキーさは①>②なので、ツイーターの効果が分かり易かったです。

また低域については明らかに両Bergamoのほうが出ていると感じましたが、Z800も大人しく聞こえるものの30Hzくらいまでしっかり出ているとのことでした。聴感上のボリュームが合わせられていなかったようです。

肝心の高域のきつさについては、Z800と切り替えながら聞いてみるとそれほどの違いは感じられませんでした。他の方のCDでジャズピアノやホーン、ボーカルを聞いても同様でしたので、おそらく部屋の影響が大きかったのだと思います。もしかすると小口径の見た目からくる思い込みがあったのかもしれません。

個人的にはZ800のような品の良いスピーカーとは明確な違いがありながら質的に十分対抗でき、価格的には大勝利の大変良いものだと思いました。

カレーの王子様

音は良いが、聞いていて楽しめません

2022年10月17日

【Z702-Bergamo】

良い音を聞いて楽しむ事と楽曲を聞いて楽しむ事の二つがオーディオを楽しむことになると思いますが、私が視聴会に参加して感じた事は楽曲を聞いた時に楽しむことができないスピーカーであるということでした。音楽を楽しむ一つの理由はリズムにあると思います、メインのメロディーが良くてもそれを下支えしているリズム隊が心地よく鳴ってくれないと楽曲全体に影響するからです。

視聴しました Z702-Bergamo のリズム隊の音の出方が前に出ていないと感じました。例えばドラムスのバスドラムの本来の音は「ドスッ」と表現したとしたらスピーカーからでている音は「トス」しとか聞こえません。またベースギターの音はドラムの音に消されて何を弾いているかわからない。この二つの楽器は楽曲の下支えしているのでこのスピーカでは楽曲を楽しめない理由がここにあります。しかしながら10Cmのスピーカーでそこまで要求するんだったら大型スピーカーの選択になるんでしょうね

今回持参しました音源は、Beck,Bogert & Appica Live in Japan 1973年です。このアルバムはギターとアンプ直やドラムもマイク直なので電気的に処理させていないので演奏者の音がそのまま聞けるためです

Z702-Bergamo + スーパーツイータについてですが、私的には高音が膨れ上がり煩く聞こえました。高音の量が上がると中間のメロディーが美しく聞こえるという錯覚に陥るようですが、例えばボーカルが綺麗に聞こえるようになるのはそのためなのでしょうが

でも実際のボーカルの声は再現できているのかと思うとかけ離れているように聞こえました。

PC1台で音楽製作(DTM)をしたときに、初めに陥ることですが、幾つもの音源を重ねて楽曲を作るとドラムのハイハットやシンバル等の高音楽器が埋もれてしまわないよう音量を上げてしまいます、これで全体の楽曲が良くなった感がするのです(錯覚)。しかし良くよく聞いてみると何かが違っています。そうですリズムの抑揚がなくなってしまうのです。こうなるとどの楽曲を聞いてもつまらなく感じてしまうのです。

話はスーパーツイータに戻しますが、高音を追加した時の人が感じる感覚は人それぞれですが、私はZ702-Bergamo 単体のみで聞いた方が素直な音で疲れないいい音だと感じました。もしスーパーツイーターを使う時は必ずサブウファー必須と思いました。

きよちゃん

試聴会前に購入済ですが、1点確認して頂きたいことががあります。

2022年10月12日

【Z702-Bergamo】

Bergamoの試聴会は3月の試作最終段階Z1000-BergamoとZ1000 Bergamo の完成品試聴会に続き3回目です。Z702-Bergamoは9/22に既に注文を入れさせて頂きましたが、Z1000-Bergamoとの音の違いがあるかが気になり確認のため参加させて頂きました。

今回の私のレビューは少し他の方とは違った内容になってしまいますことを最初にお知らせいたします。あくまでも私個人の感想で客観的な根拠などはございませんので参考としてお読みいただければ幸いです。

3月の2回の試聴会でBergamoの完成度の高さはよく分かりました。Bergamoの音については過去の私のレビューや他の参加者の方々のご意見を参考にしていただければ、このモデルの実力はよくお判りいただけると思います。今回はZ702-BergamoとZ1000-Bergamoの音は同じなのか違うのかと云う点に特化して試聴会に臨みました。

メルマガの

「Z1000-Bergamoの完成品との差ですが、

ブラインドテストではほぼわからない微妙

な差です。

ユニットのエージングが甘いからか、キット

版のZ702-Bergamoよりか完成品版のほうが

音が若干柔らかい気がしました。ですので

あと3日しっかりピンクノイズエージング

します(笑)」

との記載が気になり頭から離れず、両者の違いに集中することになってしまいました。

今回のメニューはZ702-Bergamo VS Z1000 Bergamo とZ702-Modena VS Z701-Modena の4機種の聴き比べがでした。最初Z702-Bergamo のデモの後、各自持参CDでの試聴という流れで進みました。Z702-Bergamo 単独のデモの時は出すぎるぐらいの低音と音離れの良いいつものBergamoの音が感じられました。しかし、持参CDで聴き比べをしていると何か違和感のようなものを感じました。何度もスイッチを切り替えて確認したので聞き違いとは考えにくいのですが、完成品のZ1000 Bergamo に比べKITのZ702-Bergamo は音が少し引っ込んだ感じで高音もZ1000 Bergamo の方が伸びているように感じられました。低域は同等ですがスケールがほんの少し小さくなったように感じられました。他の方のCDでも同様に感じられましたので小さな差とはいえ違いはあると確信しました。

試聴後の感想はモヤモヤしたものでした。それで今回のレビューは止めようかともさんざ迷いましたが真実が知りたく、思い切って投稿することにしました。私は熱狂的?な音工房ZファンでZ701-OMMF4購入以降、全機種の試聴会にお邪魔しています。お世辞ではなくどの機種も素晴らしく音工房Zの技術力には一目も二目も置いています。ですので音工房Zへの期待の大きさが理由の疑問かもしれませんことを皆さんにはご理解いただければと思います。

試聴終了ごの質問の時間に青木さんにこの点を直接ぶつけてみました。スイッチで切り替えると違いが分かるが、ブラインドなら分からない微妙な差とのことでした。でもオーナーになるなる自分としてはこの小さな差が気にって仕方がありません。

私の推測では、1)エージング時間の差、2)箱の差、3)ユニットの個体差、の3点が考えられると思います。両者の差は突板仕上げの有無、フロントバッフルエッジの面取りの角度と量、ユニット取付位置10mmの差、スピーカーターミナルで、内部容積や部材は全く同じとのことですので、私の駄耳では箱の差は聴き分けられないとおもいますので、エージング時間の差が一番怪しいと思っています。

そこでお願いなのですが、ユニットを入れ替えて聴いてみてもらえませんでしょうか、確実に答えが分かると思うのですが。

kochan

kochan

Z702-Bergamo 買いました

2022年10月3日

【Z702-Bergamo】

視聴会初参加の素人です

主に視聴した機材: Z702-Bergamo、Z702-Modena(V6)

ソース: Gloria Estefan:Tengo Que Decirte Alg

東京東京事変:紫電

今回のZ702-Bergamo視聴会の目的は2点あって、

①「Z702-Modena(V6)の差がどのくらいあるのか」と

②「自宅で使用しているSuperSwan&FE108SS-HPの音が一般的な再生音なのか」

を確認する事でした。

 結果、①Z702-BergamoはZ702-Modena(V6)に比して低域の量感やヴォーカルの伸びや質感が想像以上に勝っていました。

 Modena(V6)は筐体のサイズを加味すれば驚異的な低域再生能力なのですが、Bergamoを聞いてしまうと低域の質感や押し出し、何よりヴォーカルの艶と言うか響きが格段に勝っていました。(聞き終わった瞬間にBergamoの購入を決定しました)

 ②30年来の相棒であるSuperSwanに装着していたヘタったFE108Superを今年FE108SS-HPに換装したところ酷い音になってしまい、特に低域が暴走してしまった(恐らく部屋の形状が共振を生み出している可能性大です)ために色々調べて試していたところ、音工房Z様のレポートを元にホーン開口部をかまぼこ板で塞ぐことで疑似BHBS化したことにより低域が劇的に改善し、更にZ501を導入して高域不足を改善し全体的にそれなりのバランスが取れたと自己満足しております。

 が、自作歴40年来、自身の感覚のみで調整しており視聴会に参加したこともなかったため、世間一般の音とズレがないかが心配になり、確認するべく視聴会で同じ10cm口径ユニットの正統派BHBSであるZ702-Bergamoの音を聞きに来た次第です。

 結果、我が家のスーパースワンはフォステクスユニット由来の直球勝負の暴れん坊ながら世間一般の音とそれぼどズレてはいないことが分かりひと安心しました。

 また、他の参加者の皆さん持参の素晴らしい録音のソースにも触れられ、Z800-FW168Hの音も聞けて色々勉強になりました。目的を欲張った初視聴会でしたが、とても有意義で楽しめました。

 最後に大山様には素人の質問にも丁寧に対応いただき、本当に有意義で楽しかったです。ありがとうございました。

千成なり

フルレンジスピーカーの実力と、マグネシウムツイーターの音に驚きました。

2022年10月3日

10年以上前に販売された 11cmアルミコーンウーファーの2Wayシステム(ALR Jordan/Classic1)を 最近あらためて聴いてそのその定位の良さと解像度を再確認して、ただ、やはり低音はそれなりだよねと思っていたところ、BHBSという手法で8cmのフルレンジでスピーカーシステムの音を追及されている御社のことをWEBで知り興味を持ちまして、今回 視聴会に参加させてもらいました。

【Z702-Mondena】 今回の視聴会で一番びっくりしたのがこのモデルですね。8cmのフルレンジ一発でこんな音が出るというのは本当に驚きました。小口径のフルレンジスピーカーというと 元気はいいけど低域は伸びないし、解像度もいまいちという印象があったのですが、元気の良さはそのままにしっかり低域もでています。こういうスピーカーは やはりジャズとかポップの相性が良いというのをあらためて感じました。

【Z702-Bergamo】 こちらも、BHBSという方式の10cmフルレンジということでしたが、8cmに比べ余裕がでているのがありありとわかりました。 この10cmフルレンジですが、開発から音工房Z様がかかわっていらっしゃったとのこと。この違いは口径の違いだけではないのでしょうね。

【Z501スーパーツィーター】今回は Mondenaとの組み合わせで視聴となりましたが、Z501の威力にもビックリでした。Z501を追加することで、フルレンジで感じる中高域の混濁感が一掃されるのを感じました。音の輪郭がはっきりするとのことですが実感できましたね。これを聴いてしまうと、自分はZ501なしのMondenaはあり得ないかな。これならクラシック系のソースも大丈夫そうですね。

【Z502スーパーツィーター】今回は、視聴時間の最後にBergamoとの組み合わせできかせていただきました。やはり同じように中高域の音の輪郭がはっきりするという効果は確認させていただきました。残り時間が少なくZ800との比較視聴だったせいか、視聴したバッハの無伴奏バイオリン・パルティータでは、この音源がもともと高域が強調気味の録音のせいもありますが、ちょっと倍音過多の感じがありまして、Z502のレベルが高過ぎかなという印象でした。自分でZ502のレベルはアーテネッタの調整ができるということですので、聴きこんで調整したい誘惑にかられました。

【Z800-FW168HR】今回の視聴会では主役ではなかったのですが、私の方からお願いして聴かせていただきました。音が出た瞬間に、フルレンジモデルとは世界が違うというのがわかったというのが率直な感想です。自分はクラシックを中心にオーケストラものをよく聴いておりますので持参した視聴の音源との相性があったかもしれません。このスピーカーですが、自分の表現が稚拙で恐縮ですが、音と音の間に静寂を感じるとでも、もうしましょうか。ようするにそれだけ解像度が高いのでしょうね。B&Wの800D2、800D3も視聴会できいたことはあるのですが、この中高域はそれと同じレベルの世界ですね。試聴したバッハの無伴奏バイオリン・パルティータでも、倍音過多でも歪感がないのはさすがですね。ツイーターに使われている純マグネシウムの振動版は、ソニーのハイエンドヘッドホンなどにも使われ、音が良いのは知ってましたが、やはりその効果を引き出しているということなのでしょうか。

今回は、スーパーウーファーのZ505-Trentoとの組み合わせも一瞬ではありますが聴けましたが、ウーファー側のネットワークがはずされているとのことで残念ながらZ505との組み合わせでの実力は確認できませんでした。

Z505との組み合わせを含め、Z800-FW168HRをじっくりと視聴してみたいものです。是非、そのような機会を作っていただけるとありがたいです。

最後になりますが、今回の視聴会では、いろいろ新しい発見をさせていただきました。ありがとうございました。

Shino

エンクロージャーの大きさからは、想像を上回るスケール感!

2022年9月27日

【Z702-Bergamo】

Z702-Bergamo 9月25日実施

デモCDを聞いた印象は、低音域は想像をはるかに上回る量感で、しかも音の立ち上がりが速く、高音域も伸びており、一つ一つの音の分解能力も素晴らしいと思いました、もっともっと大きなスピカーが鳴っているような感じでした。

ドラムの激しい音は、音が飛び出してるような鳴りっぷりで驚きました。

JAZZやボーカルの音源では臨場感もたっぷり出ていました。

東京佼成ウインドオーケストラ演奏のCD持参しました、弱音から大音量まで含まれている音源ですが、全ての音量、音域で繊細かつ迫力満点でした。

自宅ではZ1000-FE168SSHP使用しています、部屋の要因もあるとのことですが、Z1000-FE168SSHPよりも「いい音」でなっていました、自宅での使いこなしがまだまだ足りないと再確認できた試聴会でもありました。

試聴会は勉強になりますので、できる限り参加したいと思っています、昨日はありがとうございました。

ひでちえ

Z702-Bergamo、確かです!

2022年9月26日

【Z702-Bergamo】

秋晴れの9月25日、何度目かの視聴会に参加いたしました。今回の目玉はZ702-Bergamo(Z1000-Bergamo)のキット版と、Z702-Modena(Z701-Modenaのスリバージョン)でした。

Z702は注文済で11月の入荷を心待ちにしているのですが、敢えて実音を聴きに行ってきました。完成品のZ1000-Bergamoとの比較ができるようになっておりこまめに切り替えながら聴きました。結果ですが、音の傾向は全く同じでどちらも素晴らしく、私の耳には違いが分かりませんでした。注文して良かったと思える高音質です。女性ボーカルやクイーンのような元気のいいソースでは全音域のバランスが良く、パワーと音色のいずれも文句なしでした。クラシックの弦だけは、比較視聴できたZ800に負けてましたが、ロック、ジャズ、ボーカルにはBergamoで十分かなと思いました。

完成品のZ1000は以前に視聴経験がありキットが出れば買うつもりでしたが、正解でした。キット版では完成品の特徴である突板の美しさこそあきらめないといけませんが、この素晴らしい音で7万円は安いと感じました。スタッフの方のお話ではマークオーディオと共同開発されたユニットだけでもかなりコストがかかっているので、キット価格は戦略的な値付けとのお話でした。

次にZ702-Modenaですが、ロングセラーのZ701-Modenaの箱を高さは同じで幅をスリム化したものでした。メルマガで読んでいたので音を聴くのを楽しみにしていました。Bergamoの音とは差がありますが、ソースによれば十分楽しめる音で、スリム化のデメリットは感じませんでした。むしろヌケが良くなっている風にも聴こえました。

音工房さんの音にほれ込み、Z702-Bergamoで既に7セット目ですが、新製品が出るたびに興味をそそられます。

バルサ

まさに音工房Zがフラッグシップと位置付けた音工房サウンド!

2022年9月26日

【Z702-Bergamo】

Z1000-Bergamo Z702-Bergamoの視聴会に9月25日、最終日の最終回に伺いました。

比較スピーカーに、Z702-Modena(V5)及びZ702-Modena(V6)を視聴しました。

持参したCDは、DISNEY ON CLASSIC Magical Nignt2005と山口百恵Hitt Collecction Vol1です。

クラシックと山口百恵?ちょっとギャップがありますよネ!

ところがです・・・このZ-Bergamo、歌うんですネ~奏でるんですネ~。

驚きました!

上から下まで、全部の音が聴こえます!

私は、元々ディズニーおたくだったので、ディズニーのCDを、かなり持ってます。

勿論CDが違うだけで、同じ曲が入ったものばっか、山のように有りますが、今回持参したMagical Nignt2005の中に入っているパイレーツ・オブ・カリビアン全8曲の録音が良いんですヨ!

このCDを鳴らしきるスピーカーが中々無いんですヨ!

下手なスピーカーだと、今時なのに、音が割れちゃうものさえ有ります。

山口百恵のCDなんて、オーディオマニアからしたら、何だって感じですけど、ロックロール・ウィドーが、スピード感あって、これも好きなんです。

やってくれましたね!音工房さん。

見事に鳴らしてくれました!

早期割引がこの日の24時まで!

買うしかないでしょ。

買っちゃいましたヨ!一緒に行った友達の分まで!

これ売ったら、音工房さんは次にどんなの作るんですか?

しかも、702ならユニット付きで、定価69,800円!

キットですが、音工房さんのキットは、説明書が丁寧なので、大丈夫です。

音も、個人的には、Z1000の完成品より、Z702のキットの方が、良い音?に聞こえました。

思わず早期割のクーポン、使うの忘れちゃいました!

比較視聴の702-Modena2機種も、良いんですが、比べたら可哀相な位、Bergamoは良いです。

東京フィルハーモニー交響楽団(たぶんディズニーが優秀な人だけを引き抜いて、ネバーランド・オーケストラと改名)の、カリビアン・オブ・パイレーツ。50人から70人位のフルオーケストラで、とにかく音が密度が高く、下はウッドベースを弦で引いている部分が再現されており、地響きのごとく、Bergamoは2機種とも、唸りをあげてくれました!

余談ですが、私はオーディオは好きですが、ベートーベンやシューベルトといったクラシックは、少し苦手です。

一般的に、オーディオ好きは、クラシックやジャズを聴いてると思って、敷居を高くしている人がおりますが、ディズニー音楽も立派なクラシックですよ!

歌謡曲あり、演歌あり、音楽に国境は有りません。

どんな曲でも、このBergamoなら、中華製の1万円前後のアンプでも、絶対に聴けます!

最近、買ってしまった・・・スピーカーは、今年の5月を皮切りに、音工房Z700-FE108EΣをヤフオクで、B&W CM7をリサイクルショップで、音工房Z601(V2)をアマゾンで、音工房Z703-FE108EΣを音工房さんで。

そして今回Z702-Bergamoを!

友人と二人でハマリました!

最後に、私は決して、音工房さんの回し者では有りません。

最近、音工房ファンになってしまった?一人です。

金田

自分の中で魅力的な音に思えてきました。

2022年6月28日

 Z1000-FE108SSHPの2回目の試聴会にお邪魔させていただきました。9日に次いで2回目です。Z1000-Bergamoも2回伺っていますので今年早くも4回目となります。実はFE108SSHPの試聴会にはコイズミ無線にも3回お邪魔しており都合5回聴いたことになります。時系列に感想を書きます長くなりますがしばしお付き合い下さい。

 最初は評論家A氏の超シンプルバックロードホーンです。

解説の中でスピード感、半端ないスピード感を連発、あまりスピード感という言葉に馴染みのない私には何を強調したいのかよく分かりませんでしたが、生々しい音、目の前で楽器を演奏しているような音とのことで、両機とも鮮度が落ちるので吸音材は無しとのことでした。こちらは突き刺さるような音で私には全く受け付けられない音でした。シンプルバックロードホーンの方はオーソドックスな形状ですが吸音材はなしのためキツイ音に感じました。以上、最初のFE108SSHPとのコンタクトが刺激の強い音と云うイメージが植え付けられました。

2回目は別の評論感B氏のデモ機は「stereo 2022年4月号」に掲載された本立一体型ダブルバスレフで、リビングに置いても違和感がない生活に溶け込むデザインを目指たそうで、ダブルバスレフのポートはΦ50mmの穴を開けただけとのことでした。音の印象はあまり記憶がございません。

3回目はFOSTEX仕様書に載っている推奨エンクロージャーです。スフィンクスはブロックごとに分けピラミッドのように

積む構造のため、製作や移動が楽とのことでした。内部はバックロードホーンで音はスリムモアイに近い刺激の強い音でした。

 やはり生の楽器の音を目指して設計したとのことでした。推奨エンクロージャーはさすがにそれほど刺さる音ではありませんが、音工房ZのZ1000-FE168SSHPに比べると癖を感じました。FE168SSHPの推奨エンクロージャーも聴けましたがFE108SSHP用と同じ傾向でした。

 以上がコイズミ無線で試聴した4機種で、FE108SSHPは高域に特徴があるユニットと云う観念が植え付けられました。この時点では私の好みの音ではないと思うようになり今回は音工房Zの視聴会は行かないつもりでした。しかし、いつもの大山さんのお誘いの文句に誘われて1回目の試聴会に行きました。

<<★音工房Z 1回目の試聴会の感想>>

スーパーツイーター(T90A-SE)は必須とのことで終始ツイーター付きの試聴でした。まず感じたのは低音の迫力で、大山さんも10㎝では最強レベルとおっしゃられていました。私は思わず低域が出すぎでもう少し抑えてもいいのではなどと口走るってしまったぐらいの音でした。1,8mのL-BHBSの容量が効いていると思いました。Z701-Modenaと比べると音のグレードは2ランクは上で、Z701-Modenaで感じたバックロードホーンの癖は全く感じられませんでした。Z1000-FE168SSHPと比べるとスケール感は少し小さくなりますが、10畳以下の部屋では全く不満はでないと思います。

 大山さんも開発ブログでも再三指摘されている高域のピークによると思われる荒レですが、完成版試聴機でも完全には抑えられてはいない印象でした。Z1000-Bergamoも多少アバレの様なきつい音がする時が感じられましたが、味付けの範囲とのことでしたので、今回の荒レはユニット固有の癖と考えてよいかと思います。

 ただ、上記の評論家エンクロージャーや推奨エンクロージャーに比べれば遥かに癖は抑えられています。バックロードホーンの生々しく前に出てくる音はしっかり出ていますので、バックロードホーンマニアの方には全然問題ないレベルかもしれません。どちらかというとアンチバックロードホーン派の私には気になってしまいました。

 最後にもう1点感じたのが10㎝フルレンジとしては音の広がりが良く、Z1000-FE168SSHPに迫る勢いを感じました。そのためかボーカル系の定位が大きめになっていますがコンデンサーの変更などで好みに調整できるかもしれません。

 なお、比較試聴用にスーパースワンを用意して下さいました。私はスーパースワンを聴いたことがなかったのでとても勉強になりました。大山さんも「108SSHP&スワンになると、現在の出口を半分以上絞らないとバランスとれない気がします。スワンが使えたのはFE108Solあたりまでがギリギリかなという気がしました。」とのことで、確かにバランスは問題ありですが、今まで聴いたことがない感覚で不思議なスピーカでした。ちなみにツィーターは付けないフルレンジのみのです。

 

<<★音工房Z 2回目の試聴会の感想>>

さて、やっと25日の試聴会の報告です。9日の試聴会で高域の反響が今一つということで更に改善したバージョンです。スーパーツイーターはZ501です。改良点は3つで、

1)ミクロンウールを2枚から3枚に増やした。(内部で固定されているそうで増減は大変?)

2)コンデンサーの容量を小さくしてスーパーツイーターのクロスポイントを高くした。(外付けですので交換は簡単)

3)サランネット(グリルカバー)に特殊素材を張ったものを開発した。更にネットワークで2WAYにした場合も用

意していただきました。

 

1)+2)の状態でまず試聴しました。癖はほとんどなくなり荒レは感じられませんでした。広がり感は若干狭くなりましたが、ボーカル系の定位はよくなりました。低音は相変わらずの迫力でトータルで音工房Z最強の10㎝BHBSが完成したと思います。

 次にネットワーク仕様を聴きました。時間の都合でスーパーツイーターはT90A-SE?でした。この仕様は同じスピーカーとは思えない鳴り方でした。今までが2chピュア―オーディオだとすると、サラウンドシステムとでもいうか体の後ろまで包み込まれるよな鳴り方で、まるで映画館の中で聴いているような感覚になりました。ネットワークについてはデメリットの方が強調されますがこういう鳴らし方も、使用用途によってはありかなと私は結構気に入りました。

3番目は1)+2)+3)でしたが駄耳の私には違いが分かりませんでした。視覚的にはユニットの造形を見せた方がカッコイイと思います。

 今回も、比較試聴用にスーパースワンを用意して下さいましたので、前回聴けなかったスーパーツイーター付きを試しましたが、これは完全にアウトでした。スーパーツイーターのためデメリット部分が強調され、高音と低音がばらばらで2カ所から音が鳴っているように感じられ、しかも低音が明らかに遅れて出てきます。出口を絞る程度では対応は難しいのではと思います。スーパースワンにはハイ上がりでオーバーダビングの低音が出難いユニットでないとバランスが取れないようです。FOSTEXにスーパースワン用ユニットを作ってもらうしかないようです。

 以上が、2月から続いたFE108SSHP試聴の全てですが、帰路炎天下歩きながら何かスッキリしないものが残りました。

 いつもは最終完成品の音に満足し満ち垂りた気分で駅に向かうのですが、今回は何か引っ掛かります。要望した改善点はクリアーされたのですが、前回9日の音も捨てがたいということに気づきました。FE108SSHP+バックロードホーンの音に対する刷り込まれた悪いイメージが払拭され、自分の中で魅力的な音に思えてきました。

 FOSTEXが何故高域のピークを敢えて残したまま発売したのか、FOSTEXの方とも話す機会がありましたがこの商品に対する思い入れは強く感じました。我々一般のユーザーがどの様に感じるかは十分予測できたはずです。それでもピークを残したまま発売したのは、たとえ多少の粗があっても貫きたい音を求めた結果なのではないのか、と思うのは私の考えすぎでしょうか。

kochan