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試聴会 お客様投稿レビュー
Z1000-Bergamo万能ハイエンドモデル、発進!
【Z1000-Bergamo】
前回3月8日の最終試作品試聴会では遅刻し、持込音源のみでの体験をさせて頂きました。
地元の友人との会話で、「製作側の選曲が効果を存分に体験出来る筈だからそれは大失敗でしたね」と諭され、急遽リベンジ参加させて頂きました。
完成品の外観はツキ板仕上げでZ1000-FE103Aのデザインを踏襲されたと言う事でとても高級感がございます。(フロントバッフルが15ミリ2枚厚で面取され点音源化されたデザインです)
開始前のBGMがかかっている時にスーパーツィーターを繋いでいたのでその出方を確認させて頂きましたが、穏やかに出ている感じでした。
音工房様の準備された音源では今までにない低音部のリッチな感じとスピード感を体験致しました。中高音域もうるさ過ぎる事なくとてもバランス良いフルレンジのレギュラー商品を味わう事が出来ました(2曲目の大砲の時はBergamoのフランジ部が揺れているのがはっきり目で確認出来ましたから視覚的にも感激致しました)
同じ枠に参加された方の音源で低音部の厳しいチェックをするものもありましたが、それは見事に表現されておりました。
また、マイルスの音源のを横で聴いた際にも録音時の空気感がそこにはあり、ここで演奏しているのではといった感じにかなり近いものがありました。キツイ生々しさではなく…やはり空気感でしょうか、とにかく素晴らしいんですね〜。
女性ボーカルものを持ち込まれた方の音源でスーパーツィーター無しを横で聴かせていただきましてLivornoと比較されていましたが、どちらも名機である事を感じました。(Livornoはゆったりした気持ちで聴いて凄く心地よいですし、Bergamoも決してうるさくなく繊細に表現しますし…)
自分の持込音源はスーパーツィーター付きでどうしても聴きたかったからので外して聴いていませんが、どちらも良好であるとは想像出来ました(今回は好きな音源を楽しく聴く事に集中致しました)
すぐにでも欲しいところですが、これからお小遣を貯めて購入への準備をしたいと思います。
年末なのかキット商品を出されるとの事ですが、自分的にキット購入の可能性もありまして…(18リッターダブルバスレフの可能性もブログで示唆があったのですが…)完成品と同じ容量で同じ音道での販売でお願いしたいです(試聴会のあの音にノックアウトされたものですから…)
試聴会は心地良い空間でした。Z1000-Bergamo完成おめでとうございます。
また欲しい機種が
【Z1000-Bergamo】
3月27日、道中桜を横目に見ながら何度目かの音工房Zさんでの視聴会は、Z1000-Bergamoのほぼ最終段階の音を聴くことがテーマでした。Z1000-Bergamoは音工房Zさんが、渾身の力を込めてMarkAudioさんと共同開発した10センチ新ユニットと専用BHBS箱ですが、まずその外観にとても好印象を持ちました。MarkAudioには珍しい黒いユニット、そして表面加工が美しい突板とやや丸みを帯びた箱のフォルム。いい音がしそうです。大きさも一般の家に置くにはぎりぎりのちょうどよい大きさでしょうか。
始めにリファレンス音源を聞かせて頂きました。オーケストラが一番良い印象で、序曲1812年の大砲音もつぶれずにならせるほどの低域の迫力。逆に女性ボーカルは声とバック演奏の調和が少しアンバランスにも聴こえました。普段もっとしょぼいスポーカーを小音量で聴いている耳ですのでこちらの聴力の問題かもしれませんが。
次にお待ちかねの参加者持参CD視聴の時間。他の参加者さんが聴かれたKind of Blueは素晴らしかったです。ピアノとベースの臨場感がスゴイ。私はチェロとコントラバスのDUOをLivornoSキットとの比較で聴かせて頂きました。Livornoもとてもいいのですが、Bergamoに替えると音の密度と表現力がぐっとアップする感じです。太田裕美はどちらも優しくしっとりと聴かせてくれましたが、Bergamoのほうが立体感と艶が増す印象です。長時間ゆったりと聴くにはLivornoで十分かもしれませんが、がっつりと音楽に浸るにはBergamoですね。
年末にはキットの発売も検討されているそうで、また楽しみなチョイスが増えたなあと嬉しく思います。私にとってのゴールであるZ800の購入前に、悩ましい選択肢が出てきました。
ポテンシャルの高いスタンダードになりうるBergamo
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
音工房さんのお名前は1年ぐらい前に知りました。メルマガでいろいろ教えていただいて真摯にとりくまれているようですのでどんな音なのか興味を持っていました。今回は持ち込みのCDで他のスピーカーもきけるということでしたので試聴会に初めて参加いたしました。
Bergamo、 そうなかなかいいネーミングのスピーカーだな。ヨーロッパのスピーカーを目指しているのかな。 確かBergamoという曲名があったような気がしたのですが思い出せずにいました。 調べてみるとDebussyのベルガマスク組曲の意味はベルガモの、ベルガモの舞曲ということでした。 でも今回は大好きなDebussyのピアノを断念しました。理由は
ダイナミックレンジがある曲
低音と高音ともある曲
響きがよくわかる曲
スピードがあって音の粒がよくわかる曲
ということで3ピースのピアノ曲を選んで臨みました。2つはオラフソン演奏のPhilip GlassのEtudeから2曲と定番となっているガヴリリュクのプロコフィエフのピアノソナタ7番からのライブ録音の2枚のCDを持ち込みました。
さて、当日に参加すると驚いたことにこの時間帯は私1人となってしまい、比べ放題となりました。どうもありがとうございました。
まずブラインドテストで2種類のスピーカーからの音の好みを選ぶというテストです。
一瞬で最初の曲Hotel Californiaの声の印象はすごくいいなと思いました。 私の場合はダクト100mmと130mmの比較をすることでした。最初に聞いた時は音の差はあまり大きくないのですが定位がかなり違うように感じられました。 この時に選んだのは100mmのほうです。 曲によってはその定位の差はあまり感じられなかったりしました。 結局100mmを選んだ方が4回130mmが6回となりました。 私の好みである小編成のクラシックの 前奏曲とアレグロ、Scalrlatti Sonataは130mmを選んでいました。
そこでそのあとはこの130mmのスピーカーとZ800-FW168HRをかなりしつこくくらべてみました。
思っていたのはさらっとコメントを言うのかなと思っていたのですが大山さんのどうですか??という問いかけに話過ぎてしまいました。
このピアノの曲を聴いて思ったことです。
1. 1-2か月前にFostexさんの新しいスピーカーユニットをバックロードホーンで視聴する機会がありました。 確かにエージングが終了していないとしてもピアノの変な音のとげが聞こえてきたのと全体として低音も高音もでているけど。。。でもBergamoは全く違い、プロが作ったスピーカーで高いポテンシャルを持っているなとおもいました。
2. Z800-FW168HRと比べても高音もきちんとでているし、低音も量としてはでているけれど低音での音のきれいさ、透明感はやはりランクが違うのだなとおもいました。 ただ高音の質はBegramoいいと思います。 その時もはなしましたが値付けのポイントかなと思います。 前回あげた,高音、ダイナミックレンジ、音の粒はすごくいいです。低音と響きに差があるなと思いました。 家で考えてみるとスタンダードのレベルで十分にいいスピーカーの素質を持っていると思いました。 もしかしたら、反響音を抑えると低音は少し犠牲になるけれど透明感がまして私好みになるのかなとおもいました。
3. 音工房さんのお勧めでsuper twitter をBergamoにつけてみました。 ご説明では音が飛び出てくるよということなのですが私としてはそれもあるし、ピアノの低音の明るさ、生で聞く音の明るさが出てきたように思い効果は絶大だなと思いました。
ここまでくると正直、何時間でも聞きたくなってしまうのですが小一時間一人で占領してしまい大満足して帰りました。 またよろしくお願いいたします。
サイズを超えたスケール!Z1000-Bergamo
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
Z1000-Bergamo試聴会3月8日
半年ぶりに音工房Zさんにお邪魔し、Z1000-Bergamoのほぼ完成したモデルの試聴会に参加しました。
何度も試聴会に伺っていると、大山さんを始め、開発に携わっていらっしゃる皆さんと一緒になって、開発に参加しているような錯覚にとらわれます。
Z1000-Bergamoの印象は、まず、一言で言って、サイズを超えたスケール感だと思います。
いつも持参している、アキュフェーズ製の試聴用ディスク、冒頭にある「ツァラトゥストラかく語りき」のオルガンとコントラバスのハ音が、たった10cmφのシングルコーンからとは思えない、朗々とした響きで流れ出す。blind foldでは、誰も10センチとは思わないでしょう。
そして、Z501super tweeterを繋いだとはいえ、バッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ3番ガヴォット。これも、艶やかなヴァイオリンの響きが流れ出します。必要以上に弓と弦の摩擦音を放つことなく。
さらに、試聴会でいつも聴いているグノーの「操り人形の葬送行進曲」。例のヒッチコック・サスペンスシアターのテーマ曲として知られたものですが、あのクラリネットとファゴットを中心にした木管楽器から流れる怪しくもまがまがしいメロディが見事に表現されていました。うっかり、ニニロッソのトランペットを聴きそびれましたが、おそらく、良かっただろうと。
もう一枚持参した、サミー・デイヴィスJr.とローリンド・アルメイダのデュオは、愛聴盤のひとつですが、冒頭”Here’s That Rainy Day”のギターのハーモニクスから始まる透き通った音世界に、サミーの艶やかなの声が絡んでくる。ここが、何とも言えず、よいのです。意外だったのは、tweeterなしの短音道のダクトをつけたバージョンの音が伸びが、tweeterありの長音道ダクト・バージョンより良く感じたこと。男性ボーカルだったからでしょうか?
女性ボーカルは持参していなかったので、次回チャンスがあれば譲りたいと思いますが…
冒頭に書いたように、ガレージメーカー(失礼!)から出発された音工房Zさんが、いまや、マニアの間でひっぱりダコの中堅メーカーになられたのは、ずっと見守ってきた者としても、大変頼もしく、嬉しいことで、それに(勝手ながら共に開発に参加してきたと思っている)小生も立ち会えたのは、望外の喜びです。
ありがとうございました。
ソース:Special Sound Selection (アキュフェーズ/非売品) Sammy Davis Jr. sings and Laurindo Almeida plays
低音スペシャル
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
2022年3月8日:試聴会(10:00~)
以前よりZ工房さんのホームページを拝見しており大山さんの製品開発にかける熱意や妥協のない姿勢にいつも感服しており試聴会に初めて参加することにいたしました。
最初に大山さんより今回使用するZ1000-Bergamoはまだ完成前の最終段階の試作品であり、内部の構造が少し違う2種類のスピーカーを用意したので聞き比べていただくとの説明がありました。
試聴方法は10種類の音源を20秒ずつNO.1のスピーカーとNO.2の二種類のスピーカーで鳴らして好きな方にチェックをつける。つまりどちらのスピーカーが鳴っているかは、わからず音が自分の好みに合ったスピーカーを選ぶわけです。
使用した10種類の音源の内訳は
1.Hotelcarifornia
2.Chant
3.ハート・オン・ア・プラッター
4.ザ・シングスウィディドラストサマー
5.Softly As In A Morning Sunrise-The Modern Jazz Quartet
6.top of the world
7.Tears In Heaven
8.プニャーニスタイルによる)前奏曲とアレグロ
9.Scarlatti(D)Sonata In C,K159
10.1812
試聴は手慣れた様子で進みました。
全曲を聞き終わっての第一印象は低音域がすごく鳴り、とても10センチのフルレンジとは思えない物凄い量感の低音が出ていて、しかも締りのある気持ちがいい音で小型のスピーカーの低音とは信じられない。他の方もウッドベースの音が素晴らしく今までZ工房で聞いた中で一番低音が出ていたとおしゃっていました。
試聴の後、大山さんからNO.1とNO.2の構造の違いは出口に取り付けてあるダクトがNO.1が100mmでNO.2が75mmの長さの違いだけで100mmの方はダクトが長い分低域が強く出て75mmの方はやや低域が引っ込んで中域がやや膨らむ印象かもしれませんとの説明でした。
最後にどのスピーカーを自分が選んだかが判る表が配られたので確かめたところNO.1が7曲でNO.2が3曲でした。ややNO.1が良く聞こえたようです。ただ意外なのは1曲目の有名なホテルカルフォルニアの低音のドカンと10曲目の1812の大砲の破裂音のドカンは低音の出ないNO.2を選んでいました多分自分の老体には刺激が強すぎてNO.1を避けたからかも? 6曲目のトップオブザワールドもNO.2を選んでいました。ボーカルがNO.2の方が綺麗に鳴っていたように感じられたからです。
最後に自分で持ってきたCⅮを各自で鳴らすことになり、私はショパンのピアノ協奏曲でオーケストラの音とピアノの音をチェックすることにしました。出だしのオーケストラの音は物凄い音の量でオーケストラのスケール感が良く出ていました。ピアノの音も元気ではじける感じで良い。しかしここでZ工房のエースZ800-FW168HRにチェンジしたところ、中高音域の奇麗な伸びと圧倒的な音の解像力に驚きました。綺麗すぎて気持ちが良すぎる感じで正に高級品。
次に別の方が持ってきたジャズクインテットのウッドベースの低音が良く出ていて、まるで目の前で演奏しているようにリアルに感じられました。
次に2001年宇宙の旅で有名なツァラトゥストラはかく語りきの序奏部分をかけたところオルガンの低弦波部分は圧巻でありました。私が今まで聞いたスピーカーではオルガンの重低音は確かに聞こえますが、どちらかといえば効果音のように聞こえ良い印象ではありませんでした。しかしZ1000-Bergamoはこれを見事に再現しており重低音の輪郭や響きが見事に表現され感心しました。
以上が私の初試聴会でした。
感想をまとめると低音域は凄く良いので文句なしですが、中高音域はZ800には及ばないまでも少し改善の余地があると思います。
追伸
実は2月10日~11日の2日かけてZ601-V2を制作しました。スピーカーは
Zmoderna-mk2が品切れであったので仕方がなく見た目と値段でDaytonAudio PS95-8を取付け、外装は掲載の写真のように塩ビシートを貼りました。
最初の音出しでは低音ばかりがよく出て中高音がキンキンと耳障りな音でしたが、1か月程経ちエージングが進んだせいか角が取れて良い音になりました。
しかしボーカルのしっとり感と音の量感が今一なので以前使用していたインフィニティーリファレンス21をセンタースピーカーとして繋ぎました。結果は適度に音が滑らかになり聞きやすくて良いです。
今はサブウーファーを使っていますがZ1000-Bergamoを使えば必要ないだろうなと思いながら試聴会のことを振り返っています。
全域に亘ってクリアーで抜けが良い音
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
一聴して全域に亘ってクリアーで抜けが良く音味も強靭で微弱音でも大音量でも
崩れたり汚れたりするところが無い再生音に魅了されました。Z-Bergamoユニット
の只ならぬポテンシャルを感じさせます。
また、小型箱のサイズからは想像もつかない重低音を機敏に軽快に再生している
ところはBHBSのなせる技なのでしょう。
ブラインドテストでは、力強くリッチに多幸感に満ち溢れた響きを聴かせるタイプ
とやや控えめだけど空間にスッキリ広々と響きを広げるタイプに分けられる様でし
た。前者がNO.2ダクト長75mmで後者がNO.1ダクト長100mmとの事でした。
個人の好みとしては断然NO.2を多く選択していました。しかしながら、クラッシク
のテラーク録音の様なミキシングや編集の少ない録音では、NO.1の方が圧倒的に優
れて聴こえました。録音現場の空間の容積まで再現している様な気にさせてくれま
す。
ダクト長に関しては、ユーザーがどちらでも選べる様にしていただけるとありがた
いと思います。
今回は開発に参加しているような感じでした。
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
さて、音工房Z試聴会も片手ぐらいは通わせて頂いていますが、
今回は今までとはかなり様子が違うと感じました。
いつもは開発完了のお披露目会的な会ですが、
今回はなんかすこし開発に参加しているような感じでした。
商品説明はほとんど無く、好き嫌いブラインドテストと、
フリー視聴は各自9分といつもの5分のほぼ倍、
商品アピールではなく生の感想(情報)収集目的を強く感じました。
音工房Zさんからの情報を極力しないことで刷り込みを排除したかったのかなとも思いました。
大山様もどちらが好みか個々に直接聞かれていたなどいつもと違う感が感じられました。
前置きが長くなりましたので本題に移ります。
1曲目のホテルカリフォルニアを聴いただけで違いがハッキリと分かりました。
答え合わせを見てビックリ10曲全部100mmのダクトの方を選んでいました。
「日頃の鍛錬の結果、私の耳は正確に聞き分けができるようになりました。」
というのは自惚れで、明らかに2つのスピーカーは音が違いました。
多分、完全ブラインドテストで全く違うスピーカーと云われても信じたでしょう。
前回のZ800-FW168HRのネットワーク違いでは
定位感の違いは感じましたが音の違いと云うほどの差は感じませんでした。
しかし、今回は音そのものが違うぐらいの差がありました。
自己採点では6曲は自信がありましたが、2曲はどちらか50%ぐらい
2曲は違うかもしれないと思っていました。
もし、機種当てテストなら2曲はもう1方を選んでいたと思います。
しかし、好きな方を選ぶというテスト形式でしたので自分の好きな音を選んだら
偶然10曲とも100mmを選んだという結果となりました。
結論として私が売るなら100% 100mmダクトです。
詳しい説明が無かったですが、メールマガジンからするとS-BHBS音道構造
で合っていると思いますが、どちらも全くBH臭さを感じませんでした。
100mmの方はしっかりとした低音をベースに高域も癖を感じさせないナチュラルな音と思います。
定位がハッキリとしておりボーカル物からオーケストラまでなんでも行けそうです。
130mmの方は相対的に高域が勝っている感じで、低域が若干弱く感じました。
広がり感はこちらの方が感じますが、半面定位が大きくなりぼやけた感じがしました。
私には高域に癖の様な化工臭が感じられどうしても気になりました。
しかし、他の参加者のご意見を窺っていると私とは全然違う、
むしろ真逆の感想を持たれているように感じました。
正解率(お好み率?)が50%ぐらい半々で選ばれていたとおっしゃられていましたので、
この方はどちらも好きなのか、違いをあまり感じられていないのか、
あるいはこの方式のテストに慣れておらずブレがでているのか等と想像しています。
私はダクト長違いに没頭するあまりZ800-FW168HRも試聴対象になっていることを
すっかり忘れており次の方が3番を鳴らして初めて思い出したぐらいです。
別の方がBHの108soloを1番の100mmを外して試聴されましたが、
他の3名の方はこのスピーカの音がかなりお気に入りの様でした。
また、1番の100mmと2番の130mmでは2番が好みと感じられたようでした。
私はどちらかというとアンチBH派で、元々2年前のZ701-OMMF4で音工房Zさんにはまりました。
レスポンス抜群で迫力の重低音、リボンツイーターの繊細な高音との絶妙なバランスが最高です。
他の3名の方はBHの108soloをお気に入りの様でしたのでBH派だと思われますが、
その好みの違いが1番と2番の選択の差とさとなって表れたのではと推測しています。
2つの差はダクト長のみとのことですので、30mmの違いでこれだけ違いがでるなら、
10mm違いでもまた違った結果も考えられると思います。
欲張って両取りを狙い115mmなんてのもいいかもしれませんし、
キットなら使い方で100mmと130mmをオプション設定で選べるなど楽しそうです。
これからのレギュラー品としてメイン機種の位置付けとなるスピーカーなら
多くの方に選ばれる汎用性を期待します。
間違っていたらすいません、大山さんは以前1点に秀でたスピーカーが好き
ともおっしゃられていた記憶があります。
Modenaは過去最も売れたスピーカーとのことですので、
万人受けを目指さない方がいいのかもしれませんが悩ましい選択です。
スピーカーキットではBHは人気アイテムですので、
BHにマイナーなイメージを持つこと自体が私の思い込みかもしれません。
※文章内訂正
誤:答え合わせを見てビックリ10曲全部100mmのダクトの方を選んでいました。
正:10曲中8曲100mmのダクトの方を選んでいました。
10曲全部100mmのダクトの方を選んでいるのはおかしいと思い再度確認しましたら8曲でした。まだまだ修行が足りないと反省しきりです。
言い訳がましくなりますが、それでも8曲選んでいるのはダダの偶然ではないと思います。
Z1000-Bergamo音工房Zさんとマークオーディオさんのコラボ、更なる高みへ
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
大山様にはメルマガで日々お世話になっております。
会社の同僚が作成したZ 701-OMMF4を有償で入手し、ディフォルトでは目と耳が疲れすぎるのでコンデンサを0.92μF相当に合成、ダクト長60ミリでビッグバンドものを愛聴しています。とても素晴らしいスピーカーでポップス物も申し分ありません。
OMMF4でマークオーディオ様のSPにぞっこんとなり今回の作品にかなり興味を持つこととなりました。
Z1000-Bergamo試作最終段階の箱が完成したとの事で参加させて頂きました(iPadが不調となり70分迷い歩いて遅刻参加させて頂きました)
会場には3セットが準備されており、1がダクト長100ミリとスーパーツィーター、2がダクト長75ミリ、3がZ800-FW168HR、での視聴環境でした。
持込曲4つ全てZ701-OMMF4で良好に再生しているものです…。(当方OMMF4耳になっていますが…)
持込曲1つ目は内堀勝ビッグバンドのWayneです。大変録音も良くイントロ部のTPセクションの力強さとSSのリードに気を取られるのですが4番テナーの音が聴こえるかが試されるポイントです。会場のSPとの距離のせいかもしれませんが4番テナーのメロディックではない音の聞こえ方が弱い感じです。もっと音量を下げ視聴すべきなのか反省がございます。楽器の全体的な雰囲気は2のダクト75ミリが出ているようです。
持込曲2つ目はボビーサナブリアビッグバンドの57th St.Manboです。この曲のバリトンサックスは元々聴こえやすいのですがどのように聞こえるかがポイントです。録音自体それぞれの楽器の音色がハッキリしているのですが…雰囲気は良く出ているのですがOMMF4よりややこもっている感じがしました。こちらは1のダクト100ミリスーパーツィーター付きの方がやや雰囲気が良いと思います。
持込曲3つ目はウディハーマンのサンダリングハードのパバーヌです。バスーンとバスクラが出てきますので音圧は抑えめですがただおとなしい再現になるのかバスクラの奥行き感の再現性がポイントです。思った程単調にはならず雰囲気は出ていますがバスクラ独特の奥行き感に惚れ惚れするには少し弱い感じでした。2のダクト75ミリが気に入りました。
持込曲4つ目はセルジオメンデスの悪魔の誘惑です。これは左側のバリトンサックスのストレートに吹くバッキングがきっちり聴こえるかがポイントですがさっぱり聞こえませんでした。これは試作品のせいではなく自分が70分歩いた直後で体調が悪かったのだと思います。
視聴ポイントを楽器の分離性に重点を置いてしまい少々意地が悪かったと反省しています。
曲の雰囲気の再現性、楽器の音色が自分の頭の中の音とフィットしているのが、気持ちいい音でして…。
試作品との事で想像していましたが気持ちいい音としては予想以上の音に驚いています。
完成品視聴会が待ち遠しいですが、2番の75ミリダクトにスーパーツィーターをつけてコンデンサのバリエーションで試してみたいものです。
大変有難うございました。
Z1000-Bergamoはサブウーファー無しでロンカーターを聴ける1品
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
居間の天井にはBOSEがぶら下がり、ONKYOスピーカーと組み合わせた4スピーカーをROTELのアンプで駆動して睡眠前に音楽を楽しんでいる。周波数テストCDで確認したところ40Hz以下も十分で、サブウーファーが無くてもロンカーターのウッドベースをライブ感覚で楽しめる環境だ。昼間の仕事は20畳ほどの事務所の一角に机を置き音楽を聴きながら仕事をしているが、使用しているのはZ601初期バージョンのスピーカー。このスピーカーはバランスが良く、どのような音楽にもそれらしく対応し、長時間聴いていても疲れない。ただし欠点は、サブウーファーが必要でヤマハYST-SW325を机の下に置かなければいけない。このようなスピーカー配置で自宅居間と類似環境にして音楽を楽しんでいる。もっぱらジャズやヒュージョン系が多く、それも10年以上前40年間のコレクションをデジタル(DVD品質)に落とした音源である。仕事場ではこれを垂れ流しにして楽しんでいる。
さて、Z1000-Bergamoの視聴会に参加して驚いた。OM-MF5より一回り大きなスピーカーでありながら、ロンカーターのベースをウッドベースとして聞かせてくれる。しかも口径が小さなスピーカーでありながら音が籠ることなく、前に出てくる。目をつぶればライブ感覚に指せてくれるスピーカーである。ただし、このスピーカーにも欠点があり、BHBSのポートの寸法で音楽の聴こえ方が少し変わるのだ。ただし、これはわずかな差であり、比較しなければわからない欠点である。Z601のバランスの良さには驚かされ2セットも購入したが、小口径ででありながらウッドベースの響きを聴かせるこのスピーカーも音工房Zの傑作の一つになるのかもしれない。、
音離れの良いスピーカーでした
【試作最終段階Z1000-Bergamo】
いつもお世話になっております音工房Z様の試聴会に参加してきました。
今回はマークオーディオ様とコラボされたユニットを使用したZ1000-Bergamoの試聴会でした。
試作最終段階とのことでキットと同じようなべニア板の箱が2個並んでました。
外観は全く同じで内部が変わっているとの事だけ伺って早速試聴が始まりました。
いつもおなじみの音源を交互に鳴らしてどちらが良いかチェックしていくというものでしたが、一聴してわかるレベルに低音の出方が違っておりました。
一つは中低音が盛り上がった感じでもう一方は中低音はすっきりしていてその下の音域に盛り上がりを感じました。
ジャンルによってそのどちらが良いかは判断が難しく自分の結果を見たところボーカル主体の音数が少ない音源は前者を、楽器の数が多い曲は後者を選んでいたようで、6:4で前者を選んでました。
また一緒に行った嫁さんは7:3で前者でしたが私と選んだ曲は全く違ってました。
その後両者の違いがバスレフポートの長さの違いであることを教えて頂きなるほど、と思いました。
あと気になったのがユニット自体は同じなのですが中高音の出方が違うように感じたことでした。
そこで両者のポートを入れ替えていただき印象がそのまま逆転するか試させていただきましたがやはり前者のほうが音色が良く感じました。
大山様曰くもしかするとスピーカーの置いている場所とリスニングポジション、背面に置いてある音響パネルの角度の違いかも、とのことでした。
両者とも一番印象的だったのはとても音離れが良く目を閉じて聴いているとユニットの位置からでなくもっと上方から音が下りてくるような感覚であったことでした。
その後自分のCDを聴けるタイミングでZ1-Livornoとも聴き比べしましたがその印象は変わりませんでした。
ポートの長さが100mmと75mmでしたのでもしかしたらその間に一番良い長さがあるかもしれないと思いながら会場をあとにしました。
またどちらともZ501スーパーツィーターを付けるとより臨場感が増したので完成品が出来た暁にはそれを正相、逆相どちらが繋がりが良いかなども試聴出来ればと思います。
完成を楽しみに待とうと思います。