Z702-Modenaのレビューページ

※Z702-ModenaはV5以前はZ701-Modena,V3以前はZ701-ModenaBHBSminiという名称でした。内部の基本設計は同じため、2つともこちらのページにレビューをお願いいたします。

Z702-Modena レビュー総合

4.6
Rated 4.6 out of 5
4.6 out of 5 stars (based on 59 reviews)
非常に良い64%
良い34%
普通2%
悪い0%
非常に悪い0%

Z702-Modena レビュー投稿フォーム

Z702-Modena お客様投稿レビュー

個人的には音も見栄えも大変気に入っております!

Rated 5.0 out of 5
2017年1月13日

z701……初めてスピーカーというものを作りました…

塗装込みの制作時間は1ヶ月でした。組み立ては1週間程度で出来ました。もし2台目作るのであればもっと短縮できそうです!慣れれば作る時間も非常に楽しい時間でした。突板貼りはスピーカー両方に貼り計2回貼ることになると思いますが、2回目は繋ぎ目もわから無いレベルまで上手になりちょっと才能を感じてしまいました!……

というより、音工房さんの突板貼りセミナーと塗装中級編のおかげなんですけどね笑

塗り潰し塗装はしなかったのですが、まとめて買う方がカナーーリお得だったので知識としては一生モノだと思い買ってしまいました。破格値ですよ!

仕様としてはローズの突板でクリアー塗装バッフルはステインはチーク中塗り下塗りサンディングシーラーは上から艶消しクリアーという仕様にしました。参考までアップした画像と色合いを見てください。バージョン2なのでバッフルとの色合わせも悩みどころだと思います。ほぼ見た目のレビューですが視覚な物の方がわかりやすいかと思いましたので、音としては好みもありますし私としては今までに聞いたことがない音で鳴ってますね!響いてますので木の音なのかなあと思っています。個人的には音も見栄えも大変気に入っております!来月あたりにはアルペア6pに変えてみようと思っております。たのしみだなぁ笑

IY

JBL4312Mk2を使っていましたが低音に関してはJBLに負けていないと思います

Rated 4.0 out of 5
2016年4月29日

初めてのスピーカー制作で工具とか色々考えていると1年近くかかっていました。制作については音道の部分が一番難しかったです。また突板も初めての経験でしたが何とか完成しました。所々失敗がありましたが音に関しては、最初中低音ばかりで中音から高音にかけては、何かこもった感じになっていましたがエージングが進むとバランスが取れてきているようです。

JBL4312Mk2を使っていましたが低音に関してはJBLに負けていないと思います、中音高音に関してはJBLが明るい感じ、Z700は耳あたりが良い、音場はJBLは前に出てくる感じ、Z700は後ろに広がる感じです。

JAZZのボーカルはJBLの方が生々しい感じZ700は聞きやすい感じまだまだエージング途中なのでこの先どのように変わってゆくのか楽しみです。ちなみにJBLはただいまかたずけてしまって飾り台になっています。今後の作品を楽しみにしています。

HK

英国の一流ミュージシャンが驚いたZ701 Modena-BHBS mini

Rated 5.0 out of 5
2015年10月19日

リタイヤ爺様と大山氏の共通点は<上から目線がない>って事でしょう。お二人とも頂点と云っていいオーディオの専門家なのに、分からないことは分からないと素直におっしゃる。そんなお二人の素敵な人柄に惹かれ、僕のオーディオ熱が、この南スコットランドの田舎で、ン十年振りで再燃しちゃったんです。嬉しい事ですよね。

 林あり森ありの広大な敷地に、外壁の厚さが40cmあるヴィクトリア時代の我が家、さらにお隣さんまで1キロと、大音量でもご近所迷惑のまったくない浮世離れした環境も、オーディオ熱再燃をあと押ししてくれました。でも、そこらにいる野ウサギちゃんやリス、鹿たちには迷惑かも…

 リタイア爺様のコメント<小音量でも情報量が多いのが良いスピーカー>。Z601がまさにそうです。この小さなスピーカーの緻密な音質に僕はかなり満足しています。が…

 船便で届いた「Z701 Modena-BHBS mini」…塗装も含め半日で組上げました。Z601製作時、エメラルドグリーンの綺麗な絹のハギレでネットを自作したんだけど、女房の「私の絹のスカーフ知らない?」に一瞬ギクッ!だけど「知らないよ」と云っちゃった。で、今回のZ701のネットは、バスルームからブルーのゴシゴシタオルを失敬した。

 じゃ、聴いてみましょう。ビル・エヴァンスの「タイム・リメンバード」。一曲目の長いソロ、戦場に赴く息子を思う母の気持ちを切々と訴える「ダニーボーイ(アイルランド民謡)」は心に沁みます。このアルバムの後半、LAでのライブは、拍手に奥行きを感じるしスネアやシンバルなど高域もリアル。

 パブロレーベル「ベイシー・ビッグバンド」の二曲目「フレックルフェイス」、演奏が始まって3分55秒、ドラムス、ブラス、ホーン、つまりオーケストラ全体が強烈に炸裂する一瞬がある。その爆発をものともしないZ701の迫力に思わずのけぞってしまった。たった8cmなんてウソでしょう。Z701!君はスゴイ!

 オーストラリアのジャネット・サイデルの「アート・オブ・ラウンジ」。特に6曲目「アット・サンダウン」がいい。アルトでほぼノンビブラート、微かにハスキーなジャネットの<かまとと>ヴォイスを、Z701はこの上なくほんわかと再生する。ジャネットも抱きしめたいけど、Z701!君も抱きしめまっせー。エッ?遠慮しとく?

 高域で声が裏返る人は珍しくないけど、ヘイリー・ロレンは色んな音域で声が裏返るめずらしいシンガー。アルバム「They Oughta Write a Song」の「枯葉」など、声がしょっちゅう裏返る。Z701がその裏返る瞬間を見事に再生するたびにもだえちゃうボク…。女房が呆れて、「勝手にもだえてなさい。ええ歳こいて…」

 エミリー・クレア・バローのアルバム「Like a Lover」とヘイリーの「Simply Love」、そのどちらにもある「On The Sunny Side of The Street」を比べてみる。健気なエミリーに対しやや色っぽいヘイリー。どちらもベースが大きくフューチュアされているけど、Z701の低域はこれで充分でしょう。

 1957年と云えばステレオ録音の黎明期。ソニー・ロリンズの西海岸での名演「ウェイアウト・ウェスト」は、ステレオ最初期とは信じられない好録音です。倉庫を兼ねた簡易スタジオでの録音だとは信じられない。ロリンズがテナーを高々と持ち上げる動きがはっきり見える。そして当時の、ブリッジの高いベースを弾くレイ・ブラウンの強力な運指をZ701はストレスなく再生。この点、やはりZ601を凌駕してますね。

 木野雅之がハンガリー交響楽団と共演した「ベートーベン・ヴァイオリンコンチェルト」は、演奏も録音も超一級。そのハイブリッド録音がゴールドディスクに選ばれたこのCD、英国のアマゾンで、なんと70ポンド(約1万2千円)の値が付いているのを見た。Z701は、東欧オーケストラの雄大さと、二十世紀の巨匠ルッジェーロ・リッチから譲り受けたという木野の名器の、なんとも艶やかで美しいサウンドを余すところなく再生する。「ロマンス」一番二番も出色の出来です。  

 長年アムステルダムを拠点に演奏活動してきたチェンバロの家喜(いえき)美子は、常に世界最高のレストアラーが修復した歴史的名器で録音している。日本の技師によるエディンバラでの録音「バッハ・ゴルトベルク」を初めて聴いた時、歴史的名器が等身大でそこにある生々しい臨場感に驚いた。

 半信半疑、大山氏の作品を見よう見まねで音響パネルを自作してみました。いい加減な作りなのに間違いなく効果あり。リタイヤ爺様を真似て左右のスピーカーの間に置いてみたところ、でっかいベースを弾きながら唄う、アルバム「思い出のパリ」のニッキ・パロットの、知的で甘く可愛い彼女の声が、すぐ目の前に生々しく出現した。さらに、ビル・エヴァンスのピアノがいっそう輝きを増したのにも驚いた。リタイヤ爺様の凄さに仰天しましたね。大山氏の本格音響パネルだと、その効果はもう絶大だと思う。音響パネルは必需品だと今は思ってます。「爺の喫茶室」で仏法の極意を簡明に説いてくださる実に有り難い爺様だけど、僕にとっては<神様、仏様、リタイヤ爺様>ですね。

 超大物ミュージシャンのバンドのキーボード奏者として世界ツアーに出ていた長女がロンドンからバンドメンバーを連れてきたのでZ701を聴かせた。ネットを外してユニットを見せると、一流ミュージシャンの彼ら、<信じられない!>を連発。<日本の技術はすごいやろ!>に全員深~く納得。大山氏とリタイヤ爺様は英国の一流ミュージシャンの頭を深く垂れさせたのでございます。このお二人には日本人として誇りを感じますね。

 Z601製作時、<なんで鳥の巣箱を二つも作ってるの>と呆れていた女房も、Z701による、彼女の好きな「ホテルカルフォルニア」の迫力に仰天。でも、バスルームのゴシゴシタオルの行方不明の理由がばれてしまった。

 リタイヤ爺様や大山氏のアドヴァイスは値千金です。お二人に対し、地球の裏側で謹んで頭を垂れています。素晴らしいサウンドをありがとう!感謝感謝です!

 さあ、お楽しみはこれからや!ワインはシャルドネ…、オーイ!エイのヒレ持ってきてちょうだーい!マヨネーズと醤油もなー! あゝ、こんなしあわせって…♪…

内間天馬

一言で言えば音が生々しいのです。

Rated 5.0 out of 5
2015年8月20日

小生55歳になる自作初心者です。製作前は多少の不安もありましたが、何度も工程を確認しながら、土日でコツコツと1か月かけて製作しました。出来ばえにも満足し、こんなに夢中に取り組んだのは何十年ぶりかと、楽しい時間を過ごしました。

さて肝心の音質ですが、とにかくびっくりです。

一言で言えば音が生々しいのです。クラシック、ジャズを中心に幅広く聴きますが、まず驚いたのはホールのライブな音空間を見事に再現することです。クラシックは臨場感が素晴らしく、こもった感じが全くしません。これが大山様のおっしゃっていた、フルレンジ一本での音の鮮度の違いという事でしょうか。コンサートから帰って、同じ曲をかなりの音量で聴いても、ホールの臨場感を味わえずモヤモヤしていたのが、このスピーカーで一掃されました。

今まで使っていたB&W685はCPの高い良いスピーカーだと思っていましたが、Z701の鮮烈な音と比べると、かなり音がこもって聴こえていた事に気づかされました。もう685を聴く気になれません。

音の透明感とそれに伴う音場空間の再現は素晴らしく、アコースティックな音源は本当に生々しい音に感じます。

小口径なのでスピーカーの存在を忘れて音に包まれ、本当にこれが鳴っているのかと、友人に驚愕されました。

フルオーケストラも難なく再生、音圧もけっこう感じます。定位はバッチリで、オケの楽器の位置もはっきり分かります。

ボーカルは目の前で歌っているようで、床にポン置きでも、ソフィー・ミルマンやダイアナ・クラールが我が家のリビングで歌っているようです。

伸びやかな中高域の素晴らしいユニットですね。そして低域はバックロードホーンの威力を思い知らされました。

専用スタンドキットも即註文し、到着が楽しみです。セッティングを詰めていけば、コンサートホールの特等席が約束されたものと期待しています。想像するだけでワクワクです。

この値段でとてつもないシロモノを手に入れたと喜んでいます。大山様の設計に脱帽。

良い商品を提供してくださって、ありがとうございます。

音工房ZのHPに出会えてよかった!

堀 暢雄

どうして8センチのフルレンジが32センチのウーハーより厚みのある低音の響きがあるのか謎ですね

Rated 5.0 out of 5
2015年7月30日

初の本格的スピーカー制作になります。

じっくり時間かけて1週間程で作る予定でいましたが早く聞いてみたいという思いから2日で作ってしまいました。

もう少し作る楽しみを味わいたかったです(笑)意外と簡単なんですね。

仕上げは突き板貼るか色を塗るか迷いましたが素人だし色塗りが失敗しても上から突き板貼ればいいと思い黒く塗ってみました。

真鍮製のネジがアクセントになり結構気にいりましたこれで完成とします。

エージングとかよく分からないのですが1週間程聴いた今では最初の音出しより音の分解能が上がった気がします。最初から良い音で鳴ってますよ。

のメインスピーカーであるダイアトーンと音の出方は違いますがいい勝負ですね。古いですがコンデションバッチリです!

爆音で比較したらモデナの音は高音はよく出ていますが若干柔らかく湿り気があるというか疲れない音。ダイアトーンの方が硬いのかもしれません。

明らかに違うのは低音の方でダイアトーンの方はドスンとキレがあり内臓に直接くる感じですが、モデナの方はズンと厚みがあるからだが包み込まれるような音です。逆の予想でいました(汗

どうして8センチのフルレンジが32センチのウーハーより厚みのある低音の響きがあるのか謎ですね。

そもそも2万5千円のスピーカーがその10倍の値段のスピーカーと同じ土俵で比較するのが間違いだと思うのですが(笑

音楽は どんなジャンルでも聴きます。主にネットからダウンロードしたハイレゾ音源ですが、モデナとダイアトーンは 同じ位のクオリティで、音の出方がまるで違うので ジャンルにより切り替えて聴く楽しみができました。車に例えるなら ダイアトーンは元気なツインカムエンジンモデナは トルクのあるターボエンジンというとこでしょうか(笑

因みに ポートには桟は2本とも挿して出口を絞ってます。

開放だと中低域の量感が増えますバックロードらしい感じですが絞った方が好みですね~。

山本 健一

Z601-Modenaに比較して高域から中域の切れの良さ加えて、奥行きのあり、おなかに響く重低音はさすが聞き応えがあります。

Rated 5.0 out of 5
2015年7月2日

今回で3回目の製作です。6/13から6日間で組立、6/14にツキ板米松板目Lシート、6/23アマゾンへ電動トリマー・ビットを発注。6/25-6/28ツキ板貼付、梅雨の晴れ間2日間でホームセンター購入のラッカーランディグシーラー、ラッカーニスで塗装しました。初めてのツキ板使用で2回大山さんへメールしてアドバイス頂き7/1音出しができました。

最初の音出しで低音が出なくて、よく見ると、前回同様にユニット取付けビスのバリ盛り上がりでバッフル板にユニットベースが密着してなかった。 猛反省。

Z601-Modenaに比較して高域から中域の切れの良さ加えて、奥行きのあり、おなかに響く重低音はさすが聞き応えがあります。長時間聞いてもちっとも疲れない心地のよい音楽を聴いています。

梶原 正章

オリジナルとは若干音も異なるかもしれませんが、低域から高域域にかけて癖が少なく20センチクラスと間違えるような低域で音離れが良く小型スピーカーの傑作です。

Rated 5.0 out of 5
2015年6月28日

今回はパーチクルボードからパイン集成材に、さらに開口部を前側に無断変更してしまい申し訳ありません。

オリジナルとは若干音も異なるかもしれませんが、低域から高域域にかけて癖が少なく20センチクラスと間違えるような低域で音離れが良く小型スピーカーの傑作です。

無垢材は乾燥ひび割れの恐れがあるので乾燥が進んでから塗装予定です。

テイクファイブ

聴き始めたばかりですが私にとってかなり好きな音です。低音がすっきりとした印象です。

Rated 5.0 out of 5
2013年5月11日

大山様

GWに製作始めてようやっと完成し本日11日から音を出し始めました。塗装はまだです。いつもながらパーツの精度はすばらしく言うことはありません。これはどういう音が出るのかいろいろ想像しながら製作するのも楽しいものです。聴き始めたばかりですが私にとってかなり好きな音です。低音がすっきりとした印象です。

これまで購入した大山様のスピーカーをとっかえひっかえしながら聴いている日々です。お陰で楽しい毎日を過ごしております。ありがとうございます。

松崎和幸

特にフルートやアコースティックギターの音の余韻が気持ちいいです。

Rated 4.0 out of 5
2013年5月10日

製作はほぼ1日程度掛かりました。

始めての音の印象は鳴りっぷりがいいなとの印象でした。

低音もそれなりに出てましたが高音がスカッと出ていて聴き疲れが無くいろんなジャンルを長々と聴いちゃいました。特にフルートやアコースティックギターの音の余韻が気持ちいいです。また逆にマーカスミラーの低音ばっかりなのもそれなりに聴けました。

木下登