※Z702-ModenaはV5以前はZ701-Modena,V3以前はZ701-ModenaBHBSminiという名称でした。内部の基本設計は同じため、2つともこちらのページにレビューをお願いいたします。
Z702-Modena レビュー総合
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Z702-Modena お客様投稿レビュー
低音がなかなかいい!
Z702-Modena(Ver6)は音工房Zの2作目です。
1作目はZ601(V2)+Z-Modena Mk2を2020年7月に作り、JBL以上の音の解像度、8cmからとは思えない低音に驚かされました。
中華アンプでは実力が発揮されないのではとDENON RCD-M41 CD RECEIVERを購入。
CDやパソコンから光ファイバー接続してネットのJAZZからK-POPまで楽しんでいます。
今回さらなる低音の質の向上を目指し、Z702-Modenaが(Ver5)から(Ver6)にUPグレードされたのを機にを購入しました。
制作のための道具、材料はすべてそろえたので組み立てに着手。タイトボンドで組み上げ、メッシュタイプのサンドペーパー#120と#400で磨き上げ、砥の粉で目止め。
仕上げサンディングをしてラッカーの黒つや消しを3回スプレー塗装、サンディングをして、仕上げに水性アクリルシリコン黒つや消しをスプレー塗装して仕上げました。
1作目と同様にパンチングネット([シャンディニー] スピーカー グリルカバー 2枚セット 174-03 ブラック 4インチ)をバランスのいい位置に偏心させてつけるためパンチングネットフレームを糸鋸でSPにあわせてカットし、強力両面テープで取り付けています。
SP切り替え装置で比較試聴しました。エージングが不完全なのでZ601に比べ、曇りがちな音質ですが低域はかなり低いところまで出ていてZ601が低音不足に感じるほどの第一印象でした。
色んな曲を比較試聴していくとてZ702の低音がぼんついて耳にこもって聞こえる感じがしてトーンコントロールでBASSを-6db下げると良い感じになってきました。
逆にZ601の低音を+6db上げるとこちらのほうが全体のバランスが良く、聞きやすく感じてきました。これが2年のエージング効果なのかもしれません。
このあとZ702は作業用別室にレイアウトしてiPadから中華アンプ(LEPYとFX-AUDIO YD-202J)をつなぎ試聴しました。
するとぼんついていた低音が引き締まり、切れが良く、明確でバランスのいい感じの音に変わりました。
改めてスピーカーのセッティングでこんなに音が変化することを再認識させられたことになりました。
これからエージングが進むとどんな音に変化していくのか楽しみです。
エージングにより軽やかで広がりのある華やかな音になりました
初めてのスピーカ作りにも関わらず、正確なカット、ダボ、クランプキットにより、組み立ては思いの外スムーズに進みました。ところが、過剰に研磨してしまい、下地が透けてしまうトラブルが発生!! 当初はクリア仕上げを計画していましたが、バッフルと天板をホワイトバーチの突板仕上げに変更し、なんとか事なきを得ました。
初出しの音は「自作SPってこんなもんか」というものでしたが、1ヶ月ほどすると(ワインをデキャンタに移すことで香りが引き出され、味わいがまろやかになるように)軽やかで広がりのあサウンドに大変身!これがエージング効果でしょうか? カッチリ作り上げたスタジオ音源よりも、ライブハウスやホールのような会場の空気感が感じられる音源が似合いそうです。
高音はModena、低音はBergamo
1 Z-Modena制作
Z800-168HRの組み立て以降、Z702-Modenaの組み立ては添付資料の組み立て手順とは異なる方式に変更しました。
部材の貼り付け、クランプはすべてのダボを打ち込んで全6面組み込んで行い、クランプは直交2方向で締め付ける方式に変更しました。
この結果、出来上がりの部材間の段差・ギャップはほぼゼロでした。
1 すべてのダボを打ち込んで全6面組み込んで、口形4面を貼り付け、クランプします。
2 側板1に口形4面を貼り付け、側面2を組み込んでクランプします。
3 音道板を貼り付け、側板2を組み込んでクランプします。
4 吸音材を貼り付け、側板2を貼り付けてクランプします。
5 ダクト、ターミナル、スピーカーを取り付けて完成。
高い加工精度とダボのおかげで、接着剤の養生2時間を確保しながら、丸2日で苦も無く出来上がりました。
願わくば、前面パネルと背面板にもダボがあれば完璧です。
2 Z-Modena音出し
エージング1週間後、Z800-168HR、Z702-Bergamo、Fostex GX100と聴き比べました。
CDプレーヤーはSONYの557ESD、アンプは300Bシングル無帰還アンプ。
まず低音。
EaglesやEuropean Jazz Trioなど、バスドラ、ベースギター、コントラバスが際立つ曲で聴き比べました。
例のHotel California。大音量ではFW168HRはドンと突き上げ、Z702-Bergamoはドォンと轟きますが、両ユニットともバスドラの迫力は互角です。Z702-Modena、GX100 は迫力が1ランク落ちます。Z702-Modenaは過大入力で箱鳴りが生じ音が濁ります。板厚15mm欲しいところです。
コントラバス・ベースギターについては、FW168HRはボンと弾けますが、Z702-Bergamo、Z702-Modenaはボォンと残響音が柔らかく響いて余韻が残り、むしろ過剰と思う時があります。
しかし、低音の少ない音源や夜間小音量で聴く時はむしろその残響音が心地良く感じられます。
次に、高音。
オーケストラ、ボーカルや、バイオリン、ピアノ、ギタ―のソロなど普段の音量で聴き比べました。
結果は、一番心地良かったのはZ800-168HRですが、次いで、Z702-Modena、Z702-Modenaの高音域は意外にもZ702-Bergamoよりも上です。
総合的には、Z800-168HRが一番ですが、低音ならZ702-Bergamo、高音ならZ702-Modenaと割れたので、低音重視ならZ702-Bergamoを、低音よりも高音重視ならZ702-Modenaを選択ということになります。
GX100は低音の迫力が1ランク落ちるものの高音はT250Dに次ぐ心地良さです。なかなか立派な製品です。
まとめ
1 soundもmusicもcomfortable(心地良い)が第一、との視点から感想を記しました。
2 長年にわたり聴き慣れてきた音は、staxのイヤスピーカーやZ800-168HRの音です。BHBSの音はこれらの音とは異質です。今回の聴き比べでもBHBSの音はシングルバスレフとは異質であると認識しました。
シングルバスレフのZ800-168HR、GX100の音は類似していて、ユニット本来の音であると推察します。
一方、BHBSのZ702-Bergamo、改造Z702-Modenaの音は類似していて、ユニットの能力を100%引き出すために音道の形状や長さなど木工技術により色付けして加工された音と考えます。
BHBSは高音から低音まで柔らかく響くのが特徴です。低音から高音まで共鳴という名のベールを1枚被っている印象です。この点が異質と感じた理由だと思います。
3 BHBSの低音は心地良く感じましたが、高音はどうしても心地良く感じられず、馴染めませんでした。高音ではこのベールが心地良く感じなかった理由だと思います。
4 音作りのコンセプトに隔たりのある2つのスピーカーシステムの今後の進化に期待します。
低音の締まりがもう一歩
アンプ:テクニクスSU-V7,プレーヤー:パイオニアPL-570・・・40年前の骨董品です。
ソース:アナログレコード、80年代J-ROCKなど BRUETOOTH接続でアマゾンミュージックも。
バスレフポートをゴム板で調整してみましたが、低音の締まりがもう一つです。何か良い方法ありませんか。
完成度が高いサウンドに感動‼
Z701-ModenaBHBSminiを試しに導入してから早6年、Z702-Modena(V6)となり成熟期と思い更新導入いたしました。まだエージング途中ですが、思ったとおり完成度が非常に高い仕上がりに大満足です。ひとつだけ低音の出過ぎ感がありますが何とか調整できそうです。音楽ソースはアナログLPだけですが、再生音の分解能がアップして音の重なりがハッキリ、リズムが明確になりライブ感アップです。私のオーディオライフに心豊かな時を与えていただき音工房Zスタッフ皆さんに感謝です。
ターンテーブル:DP-80 トーンアーム:SMR3012R ピックアップ:DL-102/DL-103
プリアンプ:PRA2000 パワーアンプ:HMA-9500mk2
その他:Z101オーディオラック Z102スタンドV2.1以前ジルコンサンド入り
スーパーツイーター追加:FT-90H
エージングすればサブシステムには十分
前から、音工房 Z さんに興味がありましたが、メインはほぼ現行で満足していたのと、場所的な制約から購入する機会がありませんでした。(現行:SP Monitor Audio GS10、AMPU marantz PM8003)書斎のサブシステムの調子が良くなくなったので、次の物を探していました。Z702-Modena (Ver6)がちょうどよいサイズにリサイズされましたので、良い機会だと、昔の自作SP制作の虫が疼き、購入しました。購入前に現システムに効果があるかを確かめる為、Amazonで御社のスーパーツイーターを購入していましたが、大きな効果は得られず、これを使う機会も狙っていたことも購入の動機の一因です。さてクランプも一緒に購入し制作しました。カットが正確なので大きなミス(小さなミスはありましたが)はなく組みあがりました。音道の位置がミリ単位以下なのでボスがあるほうがより親切かなとお思います。クランプのおかげで組み上げは比較的容易ですが、やはり仕上げと塗装、特にペーパー掛けが大変で、工数がかかりました。さて音出しですが、メインのアンプに繋いで音出ししました。え!!て感じでした。酷かったです。100~150ヘルツぐらいにボンつきがあり低音がひどく不自然に感じられました。やってしまったかと思いつつこんなはずはないだろうと、エージングにかけることにしました。3日間ジャズ系の音楽を鳴らし続けたところ、ボンつきはかなりなくなり低音も素直に出てくるようになりました。10日位ならすと非常に素直な低音が出るようになりました。高音はフルレンジではやはり物足りず、スパーツイッターを追加し、2μ、0.82μ、offを切り替えられるように回路を作り、今のところ0.82μで聞いています。
これでかなりレベルがあがり、書斎のサブシステムとして非常にいいレベルとなり毎日堪能しています。小音量でしか聞かないのでサブシステムはクラスAの中華製パワーアンプにDAC(s,m,s,l su8)をつなぐ構成に変更しました。
これは個性のレベルなのですが、メインシステムと比較すると中高音の透明感が足らないこと、大きい部屋でのスケール感がどうしても不足する感じがあります。しかし、書斎のような小さい部屋では、中抜けがなく、少音量での表現力が気に入って毎日楽しんでいます。
満足です。(口径8cmでこんなに低音が出るなんて驚き!)
1.組立
各部材の寸法精度がかなり良いので、そんなに気を使わなくても短時間で問題なく組立できました。
2.塗装
仕上がりが良くなく、失敗です。初心者には難しい。経験が必要。
3.音出し
3.1 機材
アンプ ビクター EX-AR3
音源 Youtube(スマホ)
3.2 試聴の感想
a. 仲道郁代 「ショパンバラード1番」
ホールの響きが聞こえてくる。
b. Mischa Maisky 「バッハ無伴奏チェロ組曲1番」
目の前で弾いているような低音の響き。
c. ロレンツォ・ギエルミ 「バッハトッカータとフーガ」
パイプオルガンの最低音とは言わないが、100Hzくらいは十分聴こえてくる。
d. Beegie Adair Trio 「Autumn Leaves」
解像度良し。ジャズバーで聴いているような。。。バーボンが飲みたくなった。
コスパは最高。素人の感想です。
ミニコンポのスピーカーよりかなり良い音が出ています。
20年ほど前に購入したONKYOのミニコンポ、スピーカーユニットが壊れたので、当商品を購入制作、音といい形といいかなり良いです。満足しています。
【商品名】Z702-Modena(V6) 中音域から低音域の再生音がいい
【商品名】Z702-Modena(V6)
amp:FOSTEX AP 20D
DAC:FX-AUDIO FX04J+
USBから再生
ツィータ:エミネンスAPT30
JAZZ:ROCK(1960-1980年代 )
PCオーディオ
アンプ Nobsound ST-01 PRO 6K4
パソコン
もともとDIYが好きで、パソコンのスピーカーを自作を考えていました。
そう考えているときに音工房ZのHPを拝見し、とても一からの自作は無理と断念。
Z702ーModena(V6)自作キットを購入して組立音出ししました。
学生の時にはオーディオにハマっていましたが40年ぶりにまたそろえようかな~
今現在PCしか音源がありませんが非常に満足しています。