Z702-Bergamo レビュー総合
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Z702-Bergamo お客様投稿レビュー
立ち上がりが鋭く、柔らかい
だいぶ遅い評価となりました。
Z702-Bergamoを組み立てた時にL側は音道板が傾いてしまいました。側板を接着する際に力を加えて何とか修正し、接着で変形をおさえ込みました。
R側の組み立てではダボを入れて仮組を行った後で、説明書通りの接着順に接着剤で貼り付けますが、その際にも側板、天板、地板も一緒に仮組して、クランプします。次の接着は側板、天板、地板を外して、次の部品を接着します。この方法にしたので音道板が傾かないで組みあがりました。
しかし、塗装の際に1mの高さからコンクリートに落下させてしまい。角に大きな凹みを作ってしまいました。パテを埋めて修繕です。
エージングは十分に終了しておりません。Z501に1μFを入れて接続しています。
第一印象はフルレンジらしくない音ということでした。Z1000-FE168SSHPと比較するとおとなしい感じがします。フルレンジの良いところの立ち上がりが悪いというのではなく、立ち上がりは十分に鋭いのですが、角がとがっていないという感じです。フルレンジの定位感や立ち上がりの良いところをそのままに聞きやすい音に仕上がったと思います。長く聞いても聞き疲れはしません。ながら聞きにも最適なのではないのでしょうか(失礼)。音源を選ばない傾向です。いろいろなジャンルの音楽を聴く方にはお勧めです。
ピンクノイズでZ702-BergamoとZ1000-FE168SSHPの波形をとってみました。iPhoneのアプリKRKでの測定です。正確さには欠けますが、比較にはなるのではないでしょうか。
Z702-Bergamoの方が2-3kHzに落ちこみがありますが、フラットの印象です。Z1000-FE168SSHPの方に出入りがあり、このあたりで印象が変わるのでしょうか。勝手な推測です。的外れかもしれませんが。MarkAudio とFostexとのスピーカーの違いもあるのでしょう。
Z506-Livornosubが最近発売されました。手持ちのZ505-Trentoをサブウーファーとして同じような使い方をしてみようかと考えています。これからが楽しみです。
機器 Marantz SACD30n、LUXMAN L550AXⅡ
でかい。サイズも音場も。
アンプ:300Bキット
写真で見るだけでは分からなかったのですが、クランプネジの追加注文のお誘いが来たため、大きいことを覚悟していました。
実際、Z-1の倍くらいでしょうか。
使い込んでいると、フルレンジ1発の効果でしょうか、音の広がりが気に入っています。
またバフルの厚みの効果か、音の締まりもいいですね。
アンプの力にも対応して低音が伸びています。
お気に入りになりました。
満足しています
アンプはRCD-M41を使用中。ニアフィールドで主にNHK FMを終日聞いています。最近入手したCD,”So In Love”(John Di Martino’s Romantic Jazz Trio)を視聴しました。ブーミーな低音に多少違和感を覚えました。アンプの低音を2dB下げて使用しています。素人の感想でいうならベースのある音程だけ強調される感じで、悪い言葉で言うなら耳障りです。添付した写真はリビングの壁面にある、床から高さ約1m、奥行き30cmの棚状のスペースに置いた状態のものです。
ボリューム感あるが、締まった低音
Z702-Bergamo
ツィーター:FOSTEX T96A コンデンサー solen 0.8uF
AMP:FOSTEX AP20d
CD MARANTZ CM6200
DAC FX-AUDIO FX04J
塗装:漆風仕上げ:紫
聴き初めは低音の締まりが足りなかったと感じました。 エージングしていくうちに徐々に締まった低音。 それにくわえて、ボリューム感ある響きが残る低音の残響音が心地いい。 ライブ感のある音になりました。
今回は、内部に制振対策をあまりしないで木の響きを活かす方向にしたのが良かったようです。 高音域もハイハットのチャキチャキ音も好きな音になりました。 しばらくはこのセッティングで楽しみたいと思います。
以 上
ブックシェルフサイズのフラッグシップ機
これまで、音工房Zさんの商品はZ1-Livorno、Z701-modena、Z700-FE108Solなどキット品を中心に入手してきました。自宅では生涯のアガリスピーカーとして30cmの3ウェイ機をメインで使っておりますが、音工房Zさんの試聴会に参加させて頂き、フルレンジならではのシャープな音像など、良さを十分に理解しておりましたが、あくまでサブ機として使用しておりました。今回、自宅とは別に試聴ルームを設けることになり、そこで使用するスピーカーは別に決まっていたのです。これまで同様、Z702-Bergamoの試聴会でいつも持ち込む音源を聴いたときに「コレだ」と思ったのです。音工房Zさんのこれまでのフラッグシップはフロア型というかトールボーイ型というか、音的には十分満足していましたが、スペースファクター的に導入できずにいましたので、ブックシェルフサイズでフラッグシップモデルの音が得られるモデルが出れば良いのにと考えていました。Z702-Bergamoの試聴会で出音とサイズが理想通りだった訳です。前述の新設する試聴ルームは広さ的に狭いのですが、このブックシェルフサイズでこの出音ならメインスピーカーとして使えると。ただし、白を基調として部屋でしたので、組み立て後の塗装もDIYで白く塗ったのですが、思い描く仕上がりにならず、プロの家具職人に杢目を生かした白で半艶クリア仕上げにしてもらいました。10cmとは思えない十分な低域と過剰過ぎない高域、クセの無いボーカル再生の中域で聴き疲れせず、長時間も試聴可能な理想的スピーカーで、メインスピーカーとして必要十分なモデルだと思います。セッティング的には高さ70cmのスピーカースタンドに真鍮製のアンカーピンを使用しています。使用機材はナカミチのシステム70をベースにDRAGONシリーズで運用しています。
バックロードくささがなくいいです。
まず機材はtriodeさんから借り物のネットワークストリーマーrs250、アンプはサンスイaua907moslimitedとtriode trz-300wを併用しています。部屋は5,5畳の洋間プレハブ工法の部屋です。
音工房zさんでは、modena、z700 – FW168v2.5,z700 108sol z501,など購入、拝聴させていただいております。
バックロードについてもバッキー等組み立て経験もあり、まあサンデーマニアくらいかな~と思っております。
早速拝聴した感想です。
ある程度の音量になると響き方などクセが音量にかぶさって私のバカ耳ではバックロードのスピーカーの区別ができなくなるので、小音量でのBGM程度の音量の評価とさせていただきます。
まずバックロードくささがない方で高速ドラムの響きが聞き取りやすく、modenaで感じた悪く言えば大雑把感がなく音が高級になったように思えました。もしかしたら中音の音圧があるからかもしれませんが、中低域の音量がしっかり聞き取りやすくなってますね。しかもちょっと音量上げてもいいと思えました。もうちょっと大きな部屋で鳴らしてみたいです!
アンプも長岡氏の影響でサンスイを使っていますがtriode の真空管アンプでジャズを鳴らすと相性がいいのか少し大雑把感がありダンピングファクターがないので当たり前ですが、長時間聞き疲れしない感じです。私には最高の組み合わせです。
音の評価では小音量でしか区別できませんが、
総合的に私の中ではこれまでのバックロードの中でNo1です。楽曲を何を選んでも低音の伸びを意識せずにスピード感、鮮度がありいわゆるオールラウンド型のバックロードスピーカーですね。
これが1桁台の価格で手に入るとは価格破壊ですね。これからも期待しています。がんばってください。
文句なしのハイコストパフォーマンス
Z702-Bergamo レビュー
2021年3月末に転居。そのおかげで、約30年ぶりに個室で音楽を聴けるようになりました。ただ、転居費用が予定より嵩み、オーディオにかけられる予算が減少。そこでスピーカーの自作を試みようと、以前からメルマガを拝読していた音工房ZさんのModena V.5を制作。想像以上のその音に、驚きと喜びを感じておりました。そして、昨年10月新製品の試聴会に参加。Bergamoキットの音質とコスパに驚愕。オーダーをした次第です。仕事の関係で1月中旬の配達をお願いしました。1月17日荷物が到着。休みであった、23日作成した次第です。
制作時、前回使用したクランプが長さが不足し、フロントパネルは63kgの私が20分ほど座っておりました。それを除けば、正確な採寸とダボのおかげでスムーズに出来上がりました。水性ニスで塗装して、少しでも早く乾かすため、浴室の衣類乾燥を利用。スピーカーの取り付け配線を済ませて、約12時間で音出しまでこぎつけました。乾燥不足、エージング不足のため、最初の音出しは高音がメタリック感じました。日に日に良くなっています。
完成して、まず感じたのはデカイ。試聴会で見ていたはずなのに、実際組み上げてみると、幅はM odenaの倍ほどに感じます。
さて、制作から10日、音出し20時間ほどのレビューです。バスレフダクトのカットはせずに入れてあります。少しボリュームを抑えての試聴を開始。そうすると、音はある程度エージングが進みききやすくなりましたが、ハイ上がり。低音不足に感じます。Modenaと比較すると、低域はModenaの方が出ています。ただ、聴感上の能率が異なり、同じボリュームで聴くと、中高域の情報量に差がありました。試聴会ではもっと低音が出ていたはずと、少しずつボリュームアップ。すると日常的ボリュームを超えたあたりから、俄然低域の質と量が変化。明らかにModenaのそれを上回りました。Modenaもサイズを考えれば十分な低域の響きですが、無理に頑張ってる印象になりました。また、オーケストラの再生音も、比較すると自然でスケールも大きなものです。
制作から25日目、バスレフダクトを外して長さをカット。低音の量感が増加。全体に重心が下がった感があります。引き締まった低音でブーミー感はありません。弦楽四重奏曲で、チェロが巨大にならないのも好感です。
ソースで使い分け
お気に入りのヘッドホンと同じ音が飛び出してきます。
☆4つですが、エージング途中なので評価はもっと上がるかもしれません。
以下、エッジを貼り直してエージング中のオンキョー・D-500との比較になります。
オーケストラはD-500が好みですが、ピアノはZ702の方が響きがよく○。ピアノ協奏曲、悩みます。
ボーカルはZ702の方が良いです。ロック、ギターも良いですね。
聴き比べるとD-500は中域が凹んでいるのが分かりました。切り替えて聴くのが楽しい。
30年以上前に揃えた機器の蘇生(アンプ:ボリューム交換、リレー磨き、CD:分解修理等)に始まり、Z702の完成まで更に1ヶ月。休日の楽しい仕事を与えられた気分です。ありがとうございました。
機材:パイオニア・A-717、デンオン・DCD-1600等
ソース:ベルリンフィル・モーツアルト交響曲29&39、アルゲリッチ・バッハBWV826&807、リッピントンズ・Moonlighting、ビートルズ・アビーロード(LP)等
ネアカサウンド
Z600-alpair7R,Z700-FE88Solに引き続き約5年ぶりに製作。FE88Solのエージングが進み、今では私のリファレンス機として使用しています。開発経緯を読ませていただき今回も自信作と確信し、購入しました。また突板仕上げの材質を何にするか、迷いの末、カリン杢目に決定、素人ながらまあまあ綺麗に仕上がりました。
一聴すると高域に特長があり、明るい感じがしましたが、繊細で散乱、音場感もいいです。バイオリンのピチカート、ピアノのアタック音、その余韻も生々しい。
ロイヘインズのドラムのパワフル、ライブ感も素晴らしかった。
使いこなしレポートに記載されているように、ある程度音量を上げることでバランスが良くなりますね。
試聴してからまだ3週間程度ですが、今後エージングが進むことで真価を発揮するでしょう。
追伸
Bergamo用のサランネット(製作用)は発売しないのでしょうか。
機材 アキュフェーズ E-470 パイオニア PD-70AE
ソース THE ROY HAYNES TORIO VERVE 314 543 534-2
Alone/Hey Rim Jeon 赤坂工芸音研 AKL-025
Bach Partitas for solo/Florin Paul TACET S10
CARMEN-FANTASIE/MUTTER UCCG-51074
Palma Habanera/SAYAKA Blueingreen ZQBG1002