Z702-Bergamo レビュー総合
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Z702-Bergamo お客様投稿レビュー
大きさで断念したトールボーイスピーカーを超える音を手に入れました。
以前、小さな店舗でこだわりのスピーカーを販売していたお店で、非売品のトールボーイスピーカーを試聴しました。
フルレンジユニットから奏でられる驚くほどリアルな音、そしてそのサイズからは想像もつかないほど豊かな低音。
初めてその音を聴いたときの感動は、今でも忘れられません。
どうしても手に入れたかったのですが、スピーカーの箱があまりにも大きく、導入を断念した苦い思い出があります。
それから数年が経ち、たまたま見た記事から音工房Zさんのスピーカーの存在を知りました。
情熱をもって開発に費やされた時間と労力のレポートを拝見し、その想いは本物だろう思い。購入を決意しました。
初めてのスピーカー自作ということもあり、じっくりと数日かけて組み立てを進め、ようやく完成。Show more
そして、いざ機器に接続し、音を鳴らした瞬間――
あのときの感動を超える音が、目の前に広がりました。
自らの手で苦労して作り上げたという愛着を差し引いても、心が震えるような素晴らしい音。
リアルな音像と豊かな低音に包まれ、お気に入りのナンバーを再生するたび、思わず笑みがこぼれます。
使用機材
アンプ:Crown PS-400 / Studio Reference II / 清流管交換式 2A3 ロフティンホワイトアンプ
再生機材:CD – Marantz PMD-331 / PC + ONKYO WAVIO SE-200PCI LTD サウンドカード
ボリュームを上げて聴きたくなるスピーカー
外形は確かに少し大きいかなという感じです。今まで小型のブックシェルフスピーカーを使っていたので、設置スペースはギリギリでした。
とにかく音を聞いてみるのを最優先に塗装もせず、組み立て後すぐに聞いてみました。
機材はリビングでMARANZのAVアンプNR1609のプリアウトにPM5005をつなぎAppleMusicをAirPlayで聴いています。音源はおもにラテン系やジャズのギター曲で中高音主体で重低音はあまり重視していません。とにかく中高音を綺麗な音で聴きたいと思っています。したがってスピーカーは小型のブックシェルフ主体にDALIのMENUETやB&WのCM1、最近はフルレンジが気に入りZ601ーModenaやAlpair7MSなどを聴いていました。Show more
そんな中での音の第一印象は、中高音を綺麗に聴かせながらZ601やAlpairほど高音がキツくなく、気持ちよく聴けます。また低音も私にとっては十分に出ており、適度に引き締まった音でこちらも気持ちよく聴けます。さらに外径に余裕があるためか材質のバーチベニヤによるものかはわかりませんが、箱の響きが非常に綺麗に伝わってきます。これはZ601では感じられませんでした。
現在30時間くらい素のままで聴き、これからスーパーツイーターを取り付けて聴いてみるつもりです。
一点だけ気になる点は、組み立てはマニュアル通りで問題なくできましたが、ダボとダボ穴が少し甘いようで(手で抜き差しできる)組み立て後若干の板のずれが出てしまいました。
約150時間エージング後のZ702-Bergamoを聴いてみて
【その1】製作編
これからZ702-Bergamoを作ってみようと思っている方におせっかいなアドバイスです。
①まずBergamo は”でかい”です。Z1-Livornoと比べても高さで15cm、奥行で12cm、重さで4kgも違います。内容積で24Lと10Lと2倍以上。設置場所のスペースをよく検討しましょう。
②製作するには接着剤(Titebond)とクランプがあれば作れますが音工房Zのオリジナルクランプ(45cm)では長さが足りません。フロントバッフルが28mm厚もあるので前後を圧着するには最低50cm以上のボルトが必要になります。事前に用意しておかないと慌てますよ。ついでに写真のように蝶ナットも用意すると作業が楽です。その他クランプも300mm以上のものを数本用意した方が無難です。Show more
タイトボンドは硬化速度の遅いTitebond3 ULTIMATE(緑ラベル)をお勧めします。クランプの取付けに手間取ると硬化速度の速いTitebond ORIGINAL(赤ラベル)では固まってしまいます。
③組み立ての順番は私も先輩方のレビューを参考にしましたが、パーツ毎に少しずつ接着していきますが毎回必ず全てのタボをはめて全体を組み立てて歪みが出ないように進めていくのがポイントです。
④慎重に組み立ててもどうしても若干の段差が出来ますが、その時はタボの先端をカッターで削り板が少し動くようにしてから接着するときれいに仕上がります。
⑤特別な工具は不要と書きましたが仕上げをきれいにするにはサンダーの使用をお勧めします。BergamoやLivornoの大きさであれば一番小型のサイズが使いやすいです。私はAmazonのセールで4000円程の物を購入しましたがこれで十分です。接着面の段差をサンダーで仕上げると格段にきれいになります。塗装や突板仕上げを考えている人には必須です。
⑥付属のスピーカーターミナルは私には小さすぎました。視力が衰え、指先の勘が鈍った老人には狭すぎるボルトはうまく回せません。太めのスピーカーコードもつけにくいです。大山様には申し訳けありませんが少し大きめの角形ターミナルに交換しました。
異常な猛暑もおさまり過ごしやすい季節になってきましたのでそろそろ「突板」の選択を始めて完成させようかと思っています。前回Z1-Livornoには「ハードメープル」を貼りましたが音の性格が違うBergamoにはどの突板が似合うかじっくり検討したいと思います。
音質については現在150時間ほどエージングしてきましたがまだまだ本領発揮とはいかないようです。ごく初期の耳障りなピーキーな高音は収まってきましたが低音はまだまだなような気がします。Z1-Livornoと切り替え試聴するとかなり性格が異り面白いです。「突板」を貼り完成させ400〜500時間ほどエージング後に両者の比較試聴をしてみたいと思います。
完成度の高いキットとして5評価
詳しい制作レポートをダウンロードしてその説明通りに制作したが音頭版4と1の外側が口があく以外(1を押さないようにとのことと思う)すべてピッタリの部材加工精度だ。M8の全ネジと部材を痛めない圧縮木製のクランプで702Modenaのとき購入したもので各ステップ思い切り締めていったが最後のバフルの締め付けに長さが足らずホームセンターに走ったこととクランプが1本バフル締めで折れたことがあったが左右で細作に時差がつけていて難無かった。手持ちの足場用レンチ小を使った。マークオーディオのユニットとやら最初片方で鳴らせたらカタイ音と感じた(あらためてSP外観見るとその感じだ)がやがて手持ちDVDのギドンクレーメルの演奏が浮き上がってくるのを感じた。低音もこれだけで十分出てこれがメインになってしまった。Show more
聞こえなかった音が本当に聞こえるようになりました
絶賛のレビューが多いので、気になっていました。初めてのスピーカーの組み立てでしたが、詳しい資料に助けられて、半日で問題なく作れました。
どのような音が出るのか、少し不安を抱きながら鳴らしたところ、切れの良いクリアな音にびっくりしました。今まで使っていたスピーカーでは、他の音の広がりに隠れていた小さな音が分かれて聞こえてきました。エイジングでどのように良くなっていくのか、とても楽しみです。
元気を呼ぶスピーカーシステムだ!
スピーカーシステムのキットはこれが3機種目になります。元々DIYは好きな方ですが、いわゆる工房での仕事っていうか精密を求められる工作は実績がなく、またどっちかと言うとラフに仕上げる中で心持ち丁寧さがあるくらいが自分の性格に合っています。
今回が3回目ではありますが、スピーカーシステムの組み立ては最初から緊張の連続で、特に塗装の世界ははっきり言って難しいものだなあと毎回失敗を繰り返しています。
組み立ては多少慣れも手伝って今回はスムースに進めることができました。ただひとつ、ダボは大変ありがたいのですがダボ穴にボンドを若干多めに入れてしまいますと、ダボが途中で止まってしまい、慌ててダボをペンチで抜こうにもうまく抜けず苦労させられました。Show more
塗装は本当に難しいものです。
今回はキレイに仕上げようという欲を捨てて、最初から失敗せずに仕上げようと次のように致しました。
本来の木の色を損なわないために、下地処理はワトコオイルのクリアを一回塗って数日乾燥させてから蜜蝋を使用してみました。蜜蝋は固形物ですから、塗るというよりウエスに適量を取り、それを木目に沿って塗り込むという作業を3回繰り返しました。手触りがツルっとしていい感じに仕上がりました。
前置きが長くなりました。
さてZ702-Bergamoですが、4月12日に塗装も完成し、すぐに音出しに移りました。
初めて出した音は60点でしょうか、低音が出ない点と中高音のトゲのある点ですが、何故かこのスピーカーシステムはエージング後の音の完成に凄く期待させる魔力みたいな暗示を感じましたね。
1ヶ月経ってエージング約150時間な音は未だ未熟でした。少し低音が出かけてきましたし中高音のトゲはかなり取れてマイルドに近づきました。でも未だ、うっとりレベルではありません。
エージングを継続し更に100時間で80点まで向上しました。
そして更に100時間程度鳴らし込んだ今、エージングスタートから350時間で90点です。
低音がうんと厚みを増し中高音はサラッとした北風のような優しい音に生まれ変わりました。
皆さんに申し上げたいことは、音出しから350時間たった今の音で90点です。
つまり後10点は未だ音が熟していない分良くなるってことです。
初めて音を出した4月12日に、このスピーカーシステムはとてつもなく完熟し聴く者をとりこにしてしまう、との確信が得られたのです。
このスピーカーユニットはModenaの8センチに比べ2センチ大きく、その僅か2センチ大きくなったことでエージングにも十分な時間が必要と思います。
確かModenaというユニットではエージング200時間で完熟な音だと思っていたら、その1週間後には突然豊かな低音が出るようになったのです。
ですからZ702-BergamoはModenaより2センチ大きい分もう少し鳴らし込んでやれば間違いなくビックリするすばらしい豊潤な音になることは必定です。
今月の下旬あたりがとても楽しみです。
ユニットが2センチ大きいだけに音に余裕と厚みが出てきました。驚異の成長が間もなくです。
毎日が期待感で身体が震えます。
低音はFW168HRと互角、高音はT250Dが一枚上
制作
Z800-168HR組み立ての教訓から、Z702-Bergamoの組み立てでは添付資料の組み立て手順とは異なる方式に変更しました。
部材の貼り付け、クランプはすべてのダボを打ち込んで全6面組み込んで行いました。クランプは直交2方向で締め付けました。
この結果、出来上がりの部材間の段差・ギャップはほぼゼロでした。
1 すべてのダボを打ち込んで全6面組み込んで、まずコ形3面を貼り付け、クランプしました。
2 側板1にコ形3面を貼り付け、側面2を組み込んでクランプしました。
3 音道板を貼り付け、側板2を組み込んでクランプしました。
4 吸音材を貼り付け、側板2を貼り付けてクランプしました。
5 ダクト、ターミナル、スピーカーを取り付けて完成。
高い加工精度とダボのおかげで、接着剤の養生2時間を確保しながら、丸2日で苦も無く出来上がりました。Show more
音出し
エージング1週間後、Z800-168HR、Fostex GX100と聴き比べました。
CDプレーヤーはSONYの557ESD、アンプは300Bシングル無帰還アンプ。
まず低音。
EaglesやEuropean Jazz Trioなど、バスドラ、ベースギター、コントラバスが際立つ曲で聴き比べました。
例のHotel California。大音量ではZ800-168HRはドンと突き上げます。Z702-Bergamoはドォンと轟きますが、バスドラの迫力は互角です。コントラバス・ベースギターについては、Z800-168HRは爪弾く様子が認識できますが、Z702-Bergamoはボォンと残響音が柔らかく響きます。
しかし、低音の少ない音源や夜間小音量で聴く時は、むしろその残響音が心地良く感じられます。
要約すると、Z702-Bergamo、Z800-168HRの低音は、両者とも甲乙つけ難くほぼ互角です。言い換えると違いはあるが大差ないということです。10cmフルレンジが16cmウーファーと互角の勝負をするとは衝撃です。驚きました。Fostex GX100は1ランク落ちます。
次に、高音~低音。
オーケストラ、ボーカルや、バイオリン、ピアノ、ギタ―のソロなど聴き比べました。
Z702-Bergamoの高音よりもT250Dの方が心地良く感じる割合が多いという結果でした。
総括すると、一番心地良かったのがZ800-168HR、次いで、Z702-Bergamo、Fostex GX100の順でした。
次に、我が家のZ800-168HRのネットワークが外付けであるのを利用して、T250Dのツイーター代わりにZ702-Bergamoを繋いで聴いてみると、T250Dの高音とは異なります。ツイーターZ702-Bergamo はT250Dよりマイルドな高音です。T250Dの方が心地良く感じました。
あわせて、FW168HRのウーファー代わりにZ702-Bergamoを繋いで聴いてみると、FW168HRの低音とは異なります。ところが、このT250Dと Z702-Bergamoの組み合わせは感激するほどの心地良さです。低音の残響音が柔らかく響くのが原因です。素晴らしい発見をしました。Z702-Bergamoに T250Dを取り付けたいと思うほどでした。
まとめ
1 soundもmusicもcomfortable(心地良い)が第一、との視点から感想を記しました。
2 低域から高域まで総合すると、ナンバー1は結局Z800-168HR、次いでZ702-Bergamo、Fostex GX100の順でした。
Z702-Bergamo の高音よりもT250Dの方が心地良く感じました。締まった高音のT250Dの方が心地良く感じたのだと思います。低音の少ない音源や小音量では、Z702-Bergamo の柔らかい低音の方が心地良く感じました。
3 Z702-Bergamoは高音から低音まで柔らかく響くのが特徴です。低音から高音まで共鳴という名のベールを1枚被っている印象です。BHBSはユニットの能力を100%引き出すために音道の形状や長さなど木工技術によりで色付けして加工された音と考えます。低音では心地良く感じますが、高音ではかえって無い方が心地良く感じます。
Z800-168HRはユニット本来の音と推察しますが、音作りのコンセプトに隔たりのある2つのスピーカーシステムの今後の進化に期待します。
バランスが良く音場が広い
同じ部屋にこのスピーカーとZ703-FE108SSHPを置いており、それぞれに良さがありますが、
このスピーカーはバランスが良く音場が広いのと中高域がうるさくならないのが良い。
また、低域の伸びもgood!
使用機材
USBブリッジ: RMB-UB1、DAC: NEO iDSD
プリアンプ: C-2120、パワ-アンプ: B-2103MOS,FX-1001×2
立ち上がりが鋭く、柔らかい
だいぶ遅い評価となりました。
Z702-Bergamoを組み立てた時にL側は音道板が傾いてしまいました。側板を接着する際に力を加えて何とか修正し、接着で変形をおさえ込みました。
R側の組み立てではダボを入れて仮組を行った後で、説明書通りの接着順に接着剤で貼り付けますが、その際にも側板、天板、地板も一緒に仮組して、クランプします。次の接着は側板、天板、地板を外して、次の部品を接着します。この方法にしたので音道板が傾かないで組みあがりました。
しかし、塗装の際に1mの高さからコンクリートに落下させてしまい。角に大きな凹みを作ってしまいました。パテを埋めて修繕です。Show more
エージングは十分に終了しておりません。Z501に1μFを入れて接続しています。
第一印象はフルレンジらしくない音ということでした。Z1000-FE168SSHPと比較するとおとなしい感じがします。フルレンジの良いところの立ち上がりが悪いというのではなく、立ち上がりは十分に鋭いのですが、角がとがっていないという感じです。フルレンジの定位感や立ち上がりの良いところをそのままに聞きやすい音に仕上がったと思います。長く聞いても聞き疲れはしません。ながら聞きにも最適なのではないのでしょうか(失礼)。音源を選ばない傾向です。いろいろなジャンルの音楽を聴く方にはお勧めです。
ピンクノイズでZ702-BergamoとZ1000-FE168SSHPの波形をとってみました。iPhoneのアプリKRKでの測定です。正確さには欠けますが、比較にはなるのではないでしょうか。
Z702-Bergamoの方が2-3kHzに落ちこみがありますが、フラットの印象です。Z1000-FE168SSHPの方に出入りがあり、このあたりで印象が変わるのでしょうか。勝手な推測です。的外れかもしれませんが。MarkAudio とFostexとのスピーカーの違いもあるのでしょう。
Z506-Livornosubが最近発売されました。手持ちのZ505-Trentoをサブウーファーとして同じような使い方をしてみようかと考えています。これからが楽しみです。
機器 Marantz SACD30n、LUXMAN L550AXⅡ
でかい。サイズも音場も。
アンプ:300Bキット
写真で見るだけでは分からなかったのですが、クランプネジの追加注文のお誘いが来たため、大きいことを覚悟していました。
実際、Z-1の倍くらいでしょうか。
使い込んでいると、フルレンジ1発の効果でしょうか、音の広がりが気に入っています。
またバフルの厚みの効果か、音の締まりもいいですね。
アンプの力にも対応して低音が伸びています。
お気に入りになりました。