Z505-Trento レビュー総合
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Z505-Trento お客様投稿レビュー
終の棲家の終のスピーカー
下の娘が入籍して出ていき、1年前に妻と二人きりの「終の棲家」を普請することを決め、3月に入居しました。4畳半ですが念願の書斎兼リスニングルームを確保できました。STEREO誌を見ながら38年前に組んだ長岡さんの20㎝一発BLHは、引っ越しを繰返したため満身創痍のうえ最近は油が抜けたのか合板の剥離が進み、しかも38年物のFOSTEXが劣化したのかキレがなくなっていたため、この際「終のスピーカー」の物色を始めました。ネットで見かけた音工房・大山さんのコンセプトに共感、去年に先ずはZ800-FW168HRを購入して組みました。軽度の難聴のうえ加齢で高音が聞こえなくなってきたので20万円の価値があるほどの違いが判るか不安でしたが、BLHでは聞こえなかったホールの残響がきれいに聞こえて感激!低音もコントラバスの締まった余韻が美しい!バッハの部伴奏チェロ組曲、バイオリン組曲やビヴァルディの調和の霊感は、在宅勤務で仕事しながらでも邪魔にならず小音量でよくかけますが、夜はウイスキー片手にダイアナクラールや中溝ひろみのジャズボーカルで癒され、酒が進むと何でもござれ、シベリウスやバルトークからジェフ・ベックやピンクフロイド、メンアットワークまで。システムは、YAMAHAの質量15.5㎏のAVアンプとCDデッキ、そして38年物のDENON DP57M + Audio-Technica AT7Vという、アンティークなるもハイCPな構成。(「ハイCP」という言葉は、長岡さんの発明かも知りません。)ソースはCDとLPだが、一応音質重視の録音。
昨年秋に「Z505これが最後」というメールをもらい、衝動買いしてしまいました。Z800-FW168HRは小型で完成度が高いと思っていましたが、9年の歳月をかけた(ほぼ)専用のウーハーとのこと、Z800に合わせて悪いわけないじゃん!ちょうど、地震でZ800ごと転倒しにくいスピーカー架台を探していたことでもあるし、ちょっと贅沢なアドオンをすることにしました。アンプに2出力あるので、チャンネルAにZ800、チャンネルBにZ505 を繋いで、ソースとその時の耳の聞こえによってA+BかAのみで聞いています。Z800だけでも低音は十分な気がしていましたが、これにZ505を加えると、低音の量もですがスピード感が良くなるようです。逆相接続+Z800密閉化で聞いています。Z505は組み終わってまだ1週間ですので、今のところのインプレッションはこの位です。なお、Z800もZ505も今のところ時間がなくて仕上げてないので積層合板むき出しです。バッフルの面取りは意匠的にも良いと思うのですが、断面の積層合板感は私の趣味には合いません。潰し塗装ができればよいのですが自信がなく、ウォルナットの突板を仕入れたので、夏休みにでも突板で仕上げる予定です。
組んでみての感想は、
① クランピングは手早く慎重に根気よく:ダボの加工精度も高く組みやすいが、接着後の圧着には気を遣う。ハンマーで圧入しても隙間が残ることが多く、特に作業した日は室温が20℃あったためか、タイトボンドが短時間で粘度増加して硬化し始めるようで、もたもたしていると隙間が空いたまま固まる。根気よく全部のクランプを締め上げた結果、最終的には目立つ隙間は無く仕上がったが。特に前面の天と地の稜の部分は、面取りしてあるのでクランプ力が旨く伝わらないので要注意。Z800のように、楔を使ってクランプした方が良いかも知れない。また有りったけのクランプを全部動員しても隙間がどうしても埋まらないことがあり、この時は焦った。クランプを斜めにかけて、より長い部分にクランプ力がかかるように工夫したら何とかなった。
② バッフルの大きさ:バッフルが音道より0.2㎜ほど大きくカットされているのは良いアイデアだと考える。組んだ後にバッフルの面取り部分をsしサンドで落として、音道と段差なしのきれいな面取り面に仕上げられると思う。実は去年組んだZ800ではサブバッフルがバッフルより若干小さく、バッフルとサブバッフルの間に最大で0.2㎜程の段差が生じてしまっていた。仕上げの前に0.2㎜厚の木口テープを貼ってツライチにするか、パテを薄く盛ってツライチにするしかないと考えている。Z800のサブバッフルもバッフルより大きめにカットしてあれば、作業は簡単だったと思う。音工房様、ご検討ください。
最後まで読んでくださって有難うございます。
Z800-FW168HRとの相性が抜群!
Z800-FW168HRと組み合わせ3way化すると、のびやかな低音はもちろん、高音の伸びも感じられ満足するスピーカーシステムになってます。
最近エージングも進んできて音楽をますます楽しんでいます。主に聞く音楽はクラシックで、室内楽の弦楽四重奏では、ヴァイオリン、ビオラ、チェロの四つの楽器の分離がわかって定位のすばらしさを感じます。大編成の管弦楽では、金管楽器特にホルンの音が素晴らしく、また打楽器のトライアングルやシンバルの音も冴え冴えと聞こえます。
再生機材は今のところMarantzのM-CR612ですが、CD、FM、ネットラジオを楽しんでます。これから、できる範囲で機材を充実していきたいと思います。
ただ、難点を言うと、Z505を製作するにあたり、その大きさと重量に年配の私(69歳)としては大変でやっと製作できたというのが本音です。しかし、製作できてうれしく思います。
音声がライブハウスで聞いている透明感
ソース:八神純子アルバム カセットデッキ:YAMAHA TC-1000
アンプ:YAMAHA A-5
Z800-FW168HRと同時に組み立てはじめ2か月で音出しです。
Trentoは大きいので、組み立てに時間がかかりました。特にはみ出しボンドの払拭に時間がかかりましたが、木版の段差があると中々解消できず部分的には妥協して完了です。
シーラーのサンダー工程は、使い古しのペーパーを使いきることできれいに仕上がる感じです。出来上がりには満足してます。
アンプが40年前のトランジスタなんで、真空管アンプに入れ替えを検討してます。
満足しています。
今回Z505-Trentoを購入させていただきました。届いたのが2022年2月の中旬です。一応出来上がって大まかな音のチューニングが出来たのが2月の20日、約1ヶ月かかりました。Z800・FW168HR Ver2の製作をしたのが2014年の5月連休でしたので7年9ヶ月ぶりのスピーカー製作でした。前回は車庫の隅っこで苦労して短時間で組み立てたのですが、今回は家の裏に作業場を作りゆっくり製作したので、前回よりはトラブルなく綺麗な仕事が出来ました。届いた品物に瑕疵はなく、すべて綺麗に整っておりました。組立も塗装も説明書やビデオなどを前もって学習してから行いました。サポートがしっかりしているので本当に助かります。独自に工夫したことは接着時に養生テープでマスクをしたことでしょうか?接着剤の付着による汚れは全くなくきれいに接着が出来ました。塗装はクリア塗装、組み立てる前に出来るところを塗装して組み立てたあとにさらに追塗装しました。苦労したのはバフルの取付です。不覚にも左右ともわずかながら隙間が残りました。やむをえずパテで埋めました。前もってダボが全部底まで届くように準備はしておいたのですが接着剤を塗ってダボを打ち込んでバフルを貼り合わせる段になって隙間が……、もうその時点で引き返せませんのであとは圧着するのみです。何かいい工夫があるのでしょうか?
オーディオは学生の頃から趣味です。1970年代後半、秋葉原をさまよっていたころを思い出します。しがない学生でしたのでなけなしのお金をはたいてコンポーネントを組み立てました。あの頃から考えたら本当にいい品物が手に入るようになりました。特に音工房Zさんには本当にお世話になりました。文句なしにハイエンドクラスのスピーカーを私のような庶民の人間でも手にすることが出来るように名器をつくっていただき感謝の気持ちでいっぱいです。スピーカーに数百万円もかけるわけにはいきませんし、それでいい音が出るとも限りません。ブラインドテストをおこないユーザーからも専門家からもいろんな意見を取り入れて、その都度改善して作り上げたものですので購入することに迷いはありませんでした。本当にありがとうございました。
自作スピーカーの音に感動
Z800-168HRのウーファーとして使ってるんだけど、とにかく素晴らしい
今 完成品の再販を懇願中
タフなキットです。
完成したばかりで、もう少しエージングしてからの方がいいかな?
キットは精度よく、何も戸惑いません。唯、圧倒的大きさと重量に、老体には少し厳しい、かな?
止せばいいのにウレタン塗装をしてしまった2ウエイユニットに合わせるべく、ウーファーも油性ウレタン塗装にして色合わせしました。エアーコンプレッサーがありながら塗装ベンチを設けるには邪魔で刷毛塗り。素人の私としては、満足しています。6回塗装に約1週間、運び出し運び込みで筋肉痛。(笑)置く場所を考え、ウーファーまでの配線を長くしようと思います。
まずは密閉型で音出し開始。ソースは喜多朗のASIAから、機材はTEACのプレーヤー、オーディオリサーチ社製プリとメインアンプで、未だに真空管アンプです。(笑)
音は綺麗、唯、大太鼓の音がもっと腹を打つような感じと期待していましたが、オトナシイ。
恐らく、これでオーディオの趣味は一段落、と。これ以上は置けません。
いろいろな可能性を試してみたくなる、楽しい箱
本来はZ800-FW168HRと組み合わせるために購入したが、先に製作したZ701-OMMF4と組み合わせても面白かったので、そのまましばらくチューニングを続けている。最初にバスレフポートを開いたまま、数日エージングをしてから音出しをしたところ、低音が膨張し過ぎで、明らかにダンピング不足。慌てて追加マグネットを購入して取り付け、ついでにポートも閉じたら、今度は抑えすぎ。ポートを開いた状態で数週間聞いていたら、徐々にバランスが良くなってきた。しかし密閉にした時の締まりのある低音がとても魅力的なので、デジタルチャンネルデバイダーを入れて、マルチアンプにしようと本気で考え始めている。
床への振動の伝達を断つためにインシュレーター+ゴム板を入れてみたが、これも今後いろいろな材料、置き方などを試してみたい。
時々リスニングルームに孫たちが乱入するので、スピーカー保護のためにAmazonでパンチングメタルのカバーを購入。ブラケットを含めてぴったりの大きさのものが見つかり、大変気に入っている。
アンプは自作のLUXKIT A3600。音源はMac Miniに蓄えたCD音源をAudirvanaとDAC(Topping DSD D10)でアップコンバートしたものを主に利用。
音場も定位もダイナミックレンジも自作としては1級品だと思います。
比較用としてB&W 801DとVIVIDAUDIO B1を並べて聞き比べても劣るものではないと思います。
不器用な私が制作しても綺麗に仕上がりました。塗装は自信がないのでしておりませんが、
ウーハーを加えただけで中高音の質まで変化したように思います。他のスピーカーに比べて
若干能率が低いようですが、通常のアンプでも十分だと思います。PRIAMP ACCUPHASE 208L,POWERAMP A60 Sheffield labのJames Newton Howard & Friendsがソースです。
歯切れの良い低音で迫力が出ました。
気になったスピーカーをチョイスし、出費も大きかったですが、満足しています。ログでしっかりした作りなのと近所に家が無いので、気にせずボリュームを上げられます♪
機器は、DENONのミドルクラスになります。
去年の暮れから始めて、やっと一段落しました。
ジャズをメインに聴いています。スピーカーの色はブライワックスでレトロな雰囲気にしました!