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Z505-Trento レビュー総合

4.3
Rated 4.3 out of 5
4.3 out of 5 stars (based on 26 reviews)
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Z505-Trento お客様投稿レビュー

高分解能ウーファー?

Rated 5.0 out of 5
2020年9月21日

モニター系ウーファー?とかいうような新造語が出てきそうなウーファー。

フェライト磁石を追加して、ダンピングのチューニングを施してからは猶更である。

モニターライクな性能のZ800 との併用に焦点を合わせて、音のつながりが良いため、ソフトの音をまんま表現する方向で、手の届きそうな窮屈な設置に関わらず、増した音のリアル感、深み、ふくらみを享受している。

ストレートな性格と思うので、打ち込みや編集を重ねたソフトを聞きなれた耳には、低音が薄い、バランスが悪いとか、システムの組み方によっては予想と違ったと感じる事があるかもしれない。

しかし、演奏や録音のピュアな真実に気づかされ、このパートを聴いてくれ!と聴き慣れたソフトの中に自分だけの宝を発掘したような気持ちになれるのは、至福の経験だ。

手持ちのユニットはZ800も、Z505トレントもキットの組み立て品。本人の腕前は拙い日曜大工であり、電気関係の知識も乏しい。定数の変更も行わず、アッテネータ調整や取説の内容でダクトの変更を行う程度であるが、余程取り返しのつかない失敗をしなければ、このような素晴らしい体験が待っている。

手間がかかった分、愛しくもあり?キットで得られるコストパフォーマンスの高さは有形無形に驚異的ですらあると感じている。

Z505トレントの製作記や試聴記は私個人のHP(立石医院 Z505Trento で検索)に掲載しているが、製作は3畳ほどのスペースで、土曜の午後と日曜の二日間だった。

片ch当たりの重量は30㎏近いが、還暦過ぎの小柄な私でも、取説の指示通りに行えば、マイナーなトラブル以外、特に問題なかった。配線作業も内部が広いので問題なくこなせて、初めてのタッカー打ちに至っては、ガチン、ガチンと童心に帰るようで、なんだか楽しくついつい打ちすぎてしまった。

性急すぎる製作は褒められない、とお叱りを受けるかもしれないが参考になればと思う。

試聴のアンプは Nmode XPM100、再生機は PSAUDIO PerfectWaveTransport、音源はCDもしくはflac、WAVfile。幅広く聴いてみて、個人的に印象の良かったソフトはリアル感のある、クリアでシンプルな録音。

単なる低音の増幅にとどまらない、むしろ中域から低域への過渡特性の秀逸さリアルさにひかれる再生能力であるが、その意味でもフェライト磁石の追加のチューニングはかなりおすすめかもしれない。

Tateishi-cl

重低音の量感が足りない印象です。

Rated 2.0 out of 5
2019年6月27日

Z800-FW168HRのユーザでウーファーキットの発売を心待ちにしていました。アルペア7から始まり4台目となります。

初めての音だしの印象は、低音の締まりがなく、音程が半音くらい高くなっている、重低音の量感が足りない印象です。アンプはラックスマンのLX-32Uを使っていて、その点では不利ですが、箱の大きさから期待したほどの低音の量感、重低音が出ない印象です。例えばマドンナの「VOGUE」では最初のベースの音が「軽い」、松任谷由美の「Happy birthday to you ~ ヴィーナスの誕生」の杭打ち機のような合成音も「軽い」と感じました。

一方、ノイマンのドヴォルザーク「新世界」はZ800だけで聞いていたときと比べ、臨場感が圧倒的に広がり、実際のコンサートよりも良いと感じるほどでした。Yo-Yo Maのチェロの音もリアルな響きがありました。高音については、ギターの音の響きに”にごり”と奥に引っ込んでしまう印象があります。現在20時間ほどしか音を出していないので、電源タップの見直しや、ダクト調整、逆相から正相接続、置き方を含め調整してみます。

塗装については、Z800ではワトコオイルのダークウォールナットを使いましたが、石油系の臭いが強く今回は有限会社シマモトの「上柿渋色人」でダークブラウン色に着色してから「上柿渋」で上塗りをしました。仕上がりはダークブラウンに柿渋の赤がのってマットな古民家家具のような仕上がりになりました。柿渋特有の臭いが消えるのに3週間かかりましたが、仕上がりには満足しています。

キットの組立性についてですが、Z203のクランプは均等に力が掛からず、ベニヤの中ほどは締め付け力が弱く、隙間があいてしまいました。そのため、通常のクランプも併用しました。ネットワークについては、コンデンサーやコイルからスピーカや端子に直出しですが、端子台を設けると、もっと高級感と安定性が出ると考えます。取付も黒いジュラコンのワッシャーをスペーサとして使用しますが、取付時に落下しやすく苦労しました。ターミナルについても、塗装後の取り付けで良いとありますが、エンクロージャにネットワーク取付後塗装してターミナルを取り付けようとすると、スパナが干渉して入らず、ターミナルを外そうと思いましたが、黒いワッシャーが脱落をすると紛失する可能性が高いのであきらめ、組立家具に付属していたプレス成型の小形のスパナがたまたまあり、それを使いやっと取付できました。吸音材を取り付ける際も、このネットワークが邪魔でタッカーが入りませんでした。

アルペア7から始まって、Z800、ステレオの付録SPと4台目です、そのスピーカのおかげで歌手の上手い下手が明確にわかるようになりました。CDの録音もこんなに差があるものであると知りました。これからも安価で音の良い製品を生み出していただきたいと思います

TS

オシャレに塗装してZ501 Z800と積み上げるとまさに高級感と重量感が出て大いに満足。

Rated 4.0 out of 5
2019年6月27日

オシャレに塗装してZ501 Z800と積み上げるとまさに高級感と重量感が出て大いに満足。アバンギャルドのXDをマッキントッシュのMA9000で別部屋で鳴らしているのと比べても迫力十分でベースの響きはほとんど変わらない。

アンプが少ししょぼかったのでエソテリックのF-07に替えて久々にエルトンジョンを聴くと、昔JBLのD130をバックロードホーンにして聞いてた頃の爆音をおもいだしました。

z800のだけで聴いてる時はサブウーハーのを追加したりしてましたが変に低音が響くのでロックはあまり聞かなかったのですが、レコードを持ち出して楽しんでます。

塗装は側面を赤に前面を黒で締めています。ウハーのパネルを赤にした事でモダンなデザインになったと思ってます。ラッカー塗装なので塗装面を傷めないでしっかり積み重ねる材料が欲しいところです。

吉田 研二郎

はっきり言って最高です

Rated 5.0 out of 5
2019年6月9日

GW頃で完成していましたが、遅くなりました。はっきり言って最高です。クラシック、ジャズなど聞きます。

最初にエンヤのWater Markやオリノコ川。波が目に見えるような心地よい低音に酔いました。

次にオーケストラ。低減で大太鼓のピアノでの音。これはホールでは聞こえても、なかなかスピーカでは聞こえません。これが聞こえて絵が完成した感じで感激です。夜が更けるのも忘れて聞きほれることもしばしばです。

ビルエバンスが好きです。気持ち良く聞けます。

おそらく人によっては低音のスピード感とかもっと欲しいかもしれませんが私の場合は十分です。 将来BHBSも聞きたくなるかもしれませんが、当面は満足です。

いつも突板貼り+光郎ワックスで仕上げています。今回は大きかったので、なかなかやりがいがありました。バッフルアダプターには突板張りが難しかったので、左右に部分カバーを作りました。

この価格で、このクオリティ。ありがとうございます。

KH

手間暇とお金を使う価値がある一品だと思います

Rated 5.0 out of 5
2019年4月28日

今回スピーカー製作は初めてでしたが、以前オーディオラックを組み立てた時にカットの精度の高さは分かっていたので、作りには不安はありませんでした。3月下旬にガレージで作り始めたのですが、こちらはまだ寒くタイトボンドの硬化に問題があるようなので、急遽家の中へ運び込み作業したりの試行錯誤はありました。塗装には自信がなかったので、ビデオで事前に学習して臨みました。白化現象なのか?下地塗りで乾燥後に部分的に白い所が出たりしたのですが、何とか見苦しくはない程度に仕上げることができました。

 屋根裏部屋の狭い空間で、スピーカーを対面させたニアフィールド・リスリングしています

Z800-FW168HRで十分満足していたのですが、3Wayにしたらもっと幸せになれるかも知れないとの想いで導入しました。このような劣悪な環境でも、Z505-Trentoは心地良い響きを提供してくれました。手間暇とお金を使う価値がある一品だと思います。

 写真で、Z505-Trentoにコードを巻き付けているのは、昨年の胆振東部地震でスピーカーが倒れてしまい、壊れなかったものの表面に傷が少しついて非常に悲しい思いをしたので用心のためです。

KJ

このシステムがキットで40万はありえないでしょう。一生ものです。

Rated 5.0 out of 5
2019年3月30日

早く聞いて見たくてバタバタ組み立てました。一言で言えば最高です。cw200bを2台所有しておりますがこれで再生すると音源によってデバイダー部をいじり微調整する必要がありました。再生環境は山水のアンプau α607moslimited をdac oppo sonica 、音源をz800fw168hr にツイーターt900aを追加して再生していました。聴き比べてみたらわかりますが自然な優しい音で聴き安く手放せないです。

私も聴き比べをしたくて某ショップでb&w 802 を視聴しました。音場の違いはありましたがここまでくると好みの問題でもういい悪いという表現は出来ないくらいの再生能力でした。分解性能、中音の心地良さ、低音の再生能力、このシステムがキットで40万はありえないでしょう。一生ものです。

TY