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今回盛り過ぎです。厳しかったです。しかし音は期待通り。

2025年10月21日

【同軸2way・次期Z800】

2025年冬の新作同軸2wayスピーカーの試聴会

同軸2wayおよび次期Z800の下記の3項目について、

■(1)(2)の音の感想(同軸2way)

■(3)(4)の音の感想(次期Z800)

■試聴会全体の印象

ご感想をいただけますと幸いです。

とのことで順番に書いていきたいと思います。その前に一言申し上げたいことがあります。今回盛り過ぎです。なるべくたくさんの感想(情報)を集めたいと云う思いは分かりますが、全く初めての得体のしれない、もとい情報のほとんどないスピーカーを4台短時間に評価して下さい、と言われても庶民の耳では差を見極めるまでには程遠いです。せめて(1)(2)の音の感想(同軸2way)のみにして頂きたかったと思います。また、余分な先入観を取り除きたいと云うことだと思いますが、いつも試聴前の安達さんの商品説明は少ないですが、今回はほとんど説明なしで更にデモ試聴も無くいきなりの個人試聴に入りますとのことでした。幸い?我々の回は1名欠席されたので最初にデモ試聴を急遽やって頂けましたので多少は傾向を掴めました。試聴時間は1人6分ですので、割ると1台1分30秒これで評価を下さなければならないと云うのは厳しかったです。

さて、言い訳はこの辺にして私の感想に入ります。

■(1)(2)の音の感想(同軸2way)

メーカー希望で音工房専用のネーミングで出処を明かさないようにして下さいとのことで、発売時はオリジナルのネーミングになるそうですが、分かる人が見ればすぐバレますね「Tangband 16cm同軸ユニット W6-2313」詳細はコイズミ無線サイトや石田師匠のブログ2020/06/27(Sat) http://bhbs480.blog.fc2.com/blog-entry-812.html をご覧になれば詳細は分かります。私はこのユニットは値段もそれなりにするし、16cmと云うことでこれまであまり気に掛けたことはありませんでした。センターの中華風?金色デザインも好き嫌いが分かれるところと思います。私はこのデザインならシルバー系の方が良いと思います。勿論、聴くのは今回が初めてです。Qts:0.4とバスレフ、バックロードホーンのどちらでも行けそうですね。fs:50㎐と低域も期待できます。重低音を望まないのであれば箱次第でサブウーファー無しで楽しめそうです。因みに、このユニットはネットワークレスのためポン付けはできません。安達さんの腕の見せ処(稼ぎ処)ですね。

さて、今回試聴機はMDFの試作品で容積は24L、音工房としては比較的大型のブックシェルフ型BHBSです。(1)(2)で内部構造、ネットワークが違うので音はかなり違います。借り物のCDですが、何時ものイーグルスホテルカリフォルニアライブ版から試聴しました。最初一番右端で聴いていた時は(2)の方が音が前に出ているように感じましたが、中央で試聴すると(1)の方が奥行き感あり躍動感を感じました。(2)の方は広がり感はありますが私は空間表現に勝る(1)の方の音が気に入りました。但し、差はあまりなくソースによっては評価が逆転する可能性があります。低域から高域まで過不足なく、同軸のためか定位は流石に良く2wayの繋がりも全く気になりません。ネットワークも違うとのことなので(3)(4)は無しで、箱の内部構造違いとネットワーク違いの4台で比較できたらもっと深く探れたのにと残念に思います。もし、MDFとバーチの比較試聴会をやられることが有れば、ネットワーク違いの差のみも試聴したく要望しておきます。2曲目は低音を比べるため鬼太鼓座のCDを借りました。太鼓の音は直接音の鋭さを比較するのに一番差が出ると思います。弦楽器などの場合響きが邪魔して差が分かり難くなると思います。太鼓の音をリアルに再現できるスピーカーが生音に近いスピーカーと感じます。特に低音の大太鼓は小型ユニットではなかなか再生が難しいジャンルではないでしょうか。さて結果は、私には低域は差が分かりませんでした。2台とも甲乙つけ難いと云った仕上がりで、どちらの箱が良いかは中高音の好みで賛否が分かれると思いました。一応、挙手は(1)にしましたが別の曲なら(2)の方に挙手していたかもしれません。次の(3)(4)を聴いて思いましたが、こちらの箱もBergamoのようにバッフルに大きな面取り加工を加えると更に良くなるのではと思います。

■(3)(4)の音の感想(次期Z800)

こちらはZ800-FW168HR後継フラッグシップの開発中間段階のものだそうです。来年発売予定とのことでとりあえずと云ったレベルの様です。エンクロージャーは同じに見えますが、ユニット、ネットワークは2台で全く別物です。サイズは前モデル大体同じぐらいとのことでした。ユニットの値段も(3)(4)で全然違うとのこと、安い方は価格が折り合えばZ1-Livornoの後継も視野に入れられてるのかなあなどと推察してしまいました。16cm+コーンツゥイーターの2wayでZ800-FW168HRよりオーソドックスなユニットの外観構成ですが、ウーファーユニットに自作マニアの憧れScan-Speakを採用、ツゥイーターはオリジナルになる予定とのことです。さて、高根の花のScan-Speak海外高級市販スピーカーにも採用実績の多いユニットの音はどうでしょう。いいです!特に(4)の音はこのままでもいいんじゃない!と言ってもいいレベルでした。是非、Z800-FW168HRと聴き比べたいと思いました。インターナショナルオーディオショウで聴いた新製品のJBL Summit Ama 比較としてもかなりいい線行ってると思いました。(3)(4)では圧倒的に(4)が素晴らしく、奥行き感、空間表現が秀逸で2wayブックシェルフとは思えない鳴り方で、音質も私好みでクリアーなのに厚みがあり音楽にのめり込める素敵な音の片鱗が感じられました。(3)は(4)に比べると引っ込んだ感じで平面的に感じられて、丁度Z800-FW168HRとZ1-Livornoの立ち位置に似ていると感じました。低域に関しては(1)(2)(3)(4)どれも十分でBHBSの(1)(2)と比べても(3)(4)も負けておらず、ユニットの性能に因るものかエンクロージャーの出来に因るものかは今回の試聴では判別できませんでした。箱は急造で参考出品と云ったあくまで試作のようですが、CNCルーターを駆使してアッと驚く!?様なデザイン、一目で音工房Zフラッグシップとイメージできるようなものになるといいですね。

■試聴会全体の印象

単純に音を聴かせるだけの試聴会ならば今回の様な(4台並列)も有りかもしれませんが、厳密に甲乙点けるための試聴会ならやはり、(1)(2)と(3)(4)は別々の会に分けるべきだったと思います。私は(1)(2)のみ交互に切り替え試聴と、(3)(4)のみ交互に切り替え試聴とに切り分けて試聴しました。多くの方は(1)(2)(3)(4)と順番に鳴らされている方が多かったように感じます。プロの音楽家でもないと4台の違いを正確に判断するのは無理ではないでしょうか、私の耳では3台でも厳しいです。1対1のガチンコ勝負をすれば余程差が無い場合以外は誰でもどちらが好みかぐらいははっきり分かると思います。

もう1点の要望はユニットの口径など最低限の概要、エンクロージャーのサイズ、形式ぐらいは事前に知らせて欲しいと思いました。皆さんご自分の引き出しをお持ちだと思いますので、記憶の中の音と比べることができます。私は完全音感などと云う能力は皆無ですので、せめて記憶の中の音を思い出しながら判断するほかありません。先入観やプラシーボを排除することは大事だと私も思いますが、短時間の試聴の場合慣れる前に終わってしまっては本末転倒ではと危惧します。

何か文句ばかり書いているようで申し訳ございません。折角の試聴会それも商品開発の大事な試聴会とのことなので少しでも良い商品が完成するように願っています。多少でもご協力になればとの思いで敢えて書かせて頂きました。新作同軸2wayスピーカーは音工房Zとして初めての同軸2way、サイズも16cmと久しぶりに大きな口径、10cm以下の口径でないとあまり売れないと以前おっしゃられていましたので挑戦ですね。しかし、16cmはベテラン自作マニアなら必ず通ってきた道、20cmは諦めても16cmならときっと反応するのではないでしょうか。また、Z800-FW168HRは3000台以上も売れた看板商品、その後継機となれば皆さんの期待も大でしょう。来年はModenaの後継機も出るとのこと楽しみが続きますね。

kochan

セッティングの違いで音がかなり変わるのはびっくりでした。

2025年10月21日

【同軸2way・次期Z800】

2025年冬の新作同軸2wayスピーカーの試聴会

Hell Freezes Over

Hotel Carifornia

持参した音源がデモ用と同じでした。

Moto

スピーカー、楽曲聴き比べ面白かった!

2025年10月20日

2025.10.18

[同軸2way①②.次期Z800③④]

田舎に住んでいるのでなかなか試作機の試聴などの機会がなくていい体験をさせて頂きました。

①と③は同じような傾向で音がまとまっていて長く聞いていても疲れない感じがしました。

②と④はクリアーで溌剌としていると感じました、特に②が気に入りました。

またこの様な機会がありました参加したいと思います。

アペンセル

耳には自信無いがとにかく行ってみようだったがやはりそれなりに良い音

2025年10月20日

【同軸2way・次期Z800】

派手な色彩の同軸2wayが(1)(2),次期Z800が(3)(4)左右に1セットずつ後ろにはZ103パネル手前には数多くのネットワーク部品。私の耳歴?は2021ある通販の追加品探しでFE166NVを買いHCで板切って自作、アンプはF社小型品で再開。2024安達大山氏のブログ読むようになり急進した初心者。

自分の持って行った音源よりむしろ標準のものや他者のもので差が感じられた。(3)より(4)、(1)より(2)が音が広く感じられた。アンプもいいしすべていい音出ているがやはり比較すると(4)がよりよく(3)は少しつまる感じ(1)(2)では(2)がややいい感じだがZ800次期にはおよばない感じ。

でもソースにより(4)はゆるゆるで他の方がしまった良い感じのこともあった。すべて全くかわらないソースもあった。心配なのはそれぞれのお値段かも知れません。

TAKA

10月18日15時の試聴会(1)(2)(同軸)及び(3)(4)の感想

2025年10月20日

【同軸2way・次期Z800】

(1)(2)同じユニットでツイータの振動板は、ALかチタン製ではないかと推測した次第で

す。1,2共に同じ音調でしたが(1)の方が中域が立っている様で弦楽器等結構きれいに出ている様です(ツイータ依存、分解能が良い)(2)の音調は中域が滑らかでしたクロスオーバー周波数の違いと低域の出し方若干違うようでした。(2)の方が歪が少ない様にも聞こえた。

z800(3)全体に低域~高域まで平坦な音で粒立ち(分解能)も良くまとまった音に聞こえ

ましたクラシックからロック、jazzすべて良くこなす又倍音等も良く出ていて安心して聞いていられる音調です。(4)はユニットが別物であり(3)と比較すると中域が明瞭に出るようで

小編成の弦楽四重奏など小編成を再生すると素晴らしいと思われるが曲によっては少しうるさく感じるかもしれませんね

試聴会、不思議とオーデオは圧倒的に男性が多いようです私のような爺さんでも参考になれば好いですね楽しかったです。

試聴時間を少し長めにほしいです、

追、DECCA、UCCS-50099、サイトウ・キネン・オーケストラ 指揮:小沢征爾の幻想交響曲第5番の中で鐘の

  音と大太鼓の動き及び大音量時の音のばらけ、小音量時のささやくような楽器の音が聞

  こえるか見えるか(3)で聞いてみたかったです。(第5番は9分57秒です)

京野恒夫

音の良さに驚きました。

2025年10月19日

【同軸2way・次期Z800】

2025年10月18日実施の同軸2wayおよび次期Z800の試聴会に参加させていただきました。

音工房Z様の試聴会への参加および御社のスピーカーを聴くのは初めてでした。小型スピーカーであることから、どの程度低音を感じることができるのか、御社のスピーカーから一体どのような音が出てくるのか期待と不安の中で参加しました。

以下、とりとめもなく長文となりますことご容赦いただければと思います。

御社からのメッセージやお客様からのポジティブなレビューをずっと読んできてはいたのですが、前日に東京インターナショナルオーディオショウに参加して「何百万円もするスピーカーなのにそんなに良い音とは思えないな・・・」という体験をしていたこともあり、どうしても半信半疑というのが正直ななところでした。しかし、百聞は一見にしかず、というのがまさに本日の体験でした。一聴して感じたのはこんな小さなスピーカーからこんなすごい音が出るのか!?という驚きでした。現有のスピーカー(NS-1000M)よりも情報量が多く、低音の量感も十分感じられ、音楽全体としても楽しく聴くことができるスピーカーだな、と思いました。

以下は、本日試聴したスピーカーに関する少し詳しい感想です。

同軸2wayの2つは、次期Z800と比べて高域がきれいに出ていると感じました。ただ、ソースによっては若干高域がうるさく感じることがありました(スピーカー1の方)。スピーカー2の方が低音から高音までバランスよく出ていて、どのソースでも聴きやすく感じました。

低音は、いずれの同軸もしっかり出ていたと思います。ぼやけることなくこれだけの量感ある低音を感じることができるのは驚きました。

いずれの同軸も音場感というのでしょうか、ライブ音源での会場のざわつきや、クラシックで音がホールに広がっていく様子をリアルに感じることができました。

同軸2wayと比べると次期Z800は、良く言えば落ち着いた音でしたが、ともすると音がこもりがちだと思いました(特にスピーカー3)。ライブ感やホールの様子も同軸の方がよく出ていると感じました。

私はピアノが好きなのですが、次期Z800のピアノの音はぼやけたように聞こえ、特にスピーカー3の方はソースによってはこもったアップライトピアノのように聞こえることがあると思いました。同軸の方は一音一音がはっきりと聞こえていたのでこちらの方が好みでした。

低音はいずれの次期Z800もぼやけることなく出ていたと思いますが、スピーカー4の方が量感が感じられ好みでした。

本日は2つのカテゴリー(同軸2way、次期Z800)で合計4台のスピーカーを試聴することができましたが、キャラクターが結構異なることに驚かされました。概ねスピーカー2が好みだと思ったのですが、ソースによって結構判定が変わることがあるのが面白くもあり、悩ましいところでした。

これまで、経験としては少ないながらも数十万円から数百万円するスピーカーを試聴したことはありました。現有のスピーカーよりも情報量が多いし良い音だな、と思うことはありましたが、自分でそれだけのお金を出して買いますか?と言われると、そこまでの価値を見出すことはできませんでした(中途半端なものを買うよりも今のスピーカーをとことんいじった方が楽しそうですし・・・)。けれども、今回試聴した音工房Zの単純に「欲しい」と思いました。特に自作できるのであれば遊ぶ要素が増えるしお財布にも優しいのですからなおさらです。

短い時間でしたがかけがえのない経験をすることができました。このような機会をいただいたこと、本当に感謝いたします。

なお、今回視聴させていただいた私のソースは以下のとおりです。

1.VIVALDI 協奏曲集「四季」より第4番「冬」

アイオナ・ブラウン(指揮とヴァイオリン)

アカデミー室内管弦楽団

1979年録音、PHILIPS

2.モーツァルト ピアノ協奏曲第13番 第2楽章

内田光子(ピアノ)、ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団

1987年録音、PHILIPS

3.サン=サーンス: ヴァイオリン協奏曲 第3番 第3楽章

Julian Rachlin (violin)

Zubin Mehta指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

1991年録音、SONY classical

たまなる

とても良いです

2025年10月19日

【同軸2way・次期Z800】

価格に対してパフォーマンスがとても良いと思います。

音の解像度がとてもよくしっかり出ていました。

1と3は音が少しタイト目で、2、4は広がりがあるなと思いましたが。好みかもしれません。1と2は点音源で音が明瞭なので、1の方が合うかな? 3-4は2wayですし迫力と音像が広く感じる4の方が好きかなと思いました。

ジョー

華やかな楽器のような同軸と端正なモニターのような2ウェイ

2025年10月19日

【同軸2way・次期Z800】

今回は試作中の2種類の視聴をしました。

同軸16㎝のユニットを使った2種類(1と2)と、16㎝ウーファーとツイーター構成の2ウェイ(見た目はZ800-FW168HRのよう)の2種類(3と4)で計4種類を試聴しました。

 まず、同軸の方は2ウェイに比べてとても華やかな印象で、中高音が前に出てくる印象でした。特に弦楽器の倍音が美しく聞こえました。これでモーツァルトを聞いたらきっと気持ちよい音として聞こえるだろうと想像してしまいました。また、女性ボーカルも声が前に出てきて伴奏から浮き上がって聞こえました。低音の違いを比べると1は比較的すっきりした低音が出ていたのですが、2では量感はあるものの切れが悪いように感じました。どちらも中高音と低音とのつながりにやや違和感を感じました。

 次に2ウェイは同軸に比べておとなしい(地味に聞こえる?)音ですが、よく聞いてみるとソースに入っている音を丁寧に再現しているという印象でした。これは長時間聞いていても飽きず,疲れない音と感じました。3は比較的素直な低音に対して4の低音は最低域に力強さはあるものの、急な制動に対して残響音の残り方(音のキレ?)が気になりました。ボーカルも3に比べて4の方が残響の多いホールの遠いところで聞いたように聞こえました。

訂正 2点

(1)(2) 同軸  → 同軸2way

(3)(4) 2ウェイ → 次期Z800

追加 試聴会の印象

 各自持ち寄りのCDの聞き比べはそのままでいいのですが、

 音工房Zさんで用意されるデモ用音源は

 同じようなフレーズを繰り返す曲を準備していただけると

 ありがたいです。

 同じメロディーや楽器を繰り返した中で別スピーカーに切り替えて

 聞き比べないと比較がやや困難になることに気が付きました。

喜多川 清

臭みのないバックロードホーン

2025年4月21日

【Z703-FF125WK】

Z703-FF125WK 試聴会2回目に伺いました。当日は生憎の雨模様、5年間で初めての雨?かもしれません。越谷の家を出たときには霧雨程度だったのですが、途中から本降りになりずぶ濡れで到着しました。

最初に前回同様、Z703-FF125WK VS B&W805D3 のブラインドテストです。交互にどちらが鳴っているか分からない状態で聴き、好きな方にチェックを入れるという簡単?なものです。前回Z703-FF125WK を8曲選んだので今回もいい線行くかなと気楽に臨んだのですが、1曲目のホテルカリフォルニアから迷う始末(結果はハズレでした)でグダグダになりかけたのですが、途中から何とか持ち直して5勝5敗の五分に持ち込みました。(2択ですので50%なら分かっていないという声は正しいです)

どちらか分からない曲が半数以上で、前回は2曲でしたので焦りました。本人の体調が今一で集中力が散漫になっていたことと、前回の結果で差はハッキリ分かるはずと高を括っていたのが原因の半分ですが、もう半分が Z703-FF125WK と B&W805D3 の(音の)差が詰まったのではないかと考えています。

メルマガの試聴会案内にも「前回の試聴会ではビスで仮組状態の試作版でのブラインドテストでしたが、今回はボンドを入れて接着した本製作のホワイトバーチ版で行います。もちろん内部やダクト調整等も済ませた最終調整後のものになります。MDF とバーチ版の比較試聴もできます。」とのことで Z703-FF125WK の音が B&W805D3 に近づいたのではないかと思います。

B&W805D3 は同じ個体ですので音が変わるはずは有りません。そうすると Z703-FF125WK が B&W805D3 の音に近づいたと考えるしかないという結論になります。前回試作のZ703-FF125WK はビス仮組の試作品で粗削りのところが有りましたが、B&W805D3 とは全く違う音でした。今回、ボンドを入れて接着した本製作のホワイトバーチ版で内部やダクト調整等も済ませたことで、粗さが取れ帯域の広いフラットな特性に仕上がったと感じますが、反面以前の音工房Zらしさが薄れたようにも感じられました。オプションのオーバーダンピングマグネット(1個)+サブバフルの影響もあったかもしれせん。

個人試聴の時間にこの点を検証してみました。まず Z703-FF125WK MDFとバーチ版の比較ですが、内部構造板構成などは同じですので純粋に板材の違いのみです。基本的な音は同じで低域高域とも十分に出ています。今回もスーパーツイーターがセットされていますので高域は明らかに B&W805D3 より伸びています。ただ、前回スーパーツイーター無しでも不満はなかったので、どちらかというと FF125WK の高域の癖(キツさ)を和らげる効果が大きいかもしれません。MDFはバックロードホーンの音により近い元気な鳴り方で音が前に迫って来る感じで広がり感があります。対してバーチは箱の共振が抑えられた分引き締まったコントロールされた感じですが、音場が狭くなったようにも感じられます。MDF と B&W805D3 の中間ぐらいといった感じでしょうか。

今まで聴いたMDF と バーチ の場合(音工房Z以外も含めて)ほぼほぼバーチの方がいい音に感じますが今回音質の差はほとんど感じませんでした。今回のMDFが高品質なので悪い面が目立たないのかな、などと謎は深まるばかりです?

ひとつ気になったのは中低域の物足りなさです。Z702-Modena の印象が強かったせいかもっとグイグイと中低域が鳴る方が音工房Zらしい音のイメージがあります。今回のコンセプトは「基本は長岡先生のスワンやD10バッキーのような鳴りっぷりの良い低域。それにスーパーツィーターをあわせてハイエンド並の高域を目指します。中域のパイプ共鳴音や膨らみを抑えながらローエンドを伸ばすBHBS方式にします。スワンスピーカやD10バッキーの現代版をローコストで実現するというイメージです。高域はトゲがなく綺麗な高域ですが、普通のマルチウエイに比べたら少しだけハイあがりという形が理想です。」とのことですのでその点では十分目的は達成されていると思います。

しかし、私の嗜好が変わってきたのか粗は有ってもそのモデルでしか聴けない音のするスピーカーに魅力を感じるようになりました。私は原音忠実再生指向ではありませんので、自分が聴いて自然で気持ちいい音ならウエルカムです。実際の生の音より低音が多かろうが、高域が綺麗過ぎようが気に入ればOKです。中域のパイプ共鳴音や膨らみのサジ加減は個人差もあり難しい部分ですが、最終ダクトの調整(付属の板2枚その他)、吸音材、オプションのオーバーダンピングマグネット+サブバフルなどキットですのでイジル余地は満載ですので安心です。

ではMDF と バーチのどちらがお勧めでしょうか?

私の音の好みは、

Z703-FF125WK 試作>Z703-FF125WK MDF>Z703-FF125WK バーチ>B&W805D3

の順です。

試作版は買えないので、一押しは Z703-FF125WK MDF です。価格が 47,800円(税込)と魅力的で、オプション■オーバーダンピングマグネット+サブバフル(+4,800円)■専用コンデンサー付きスーパーツィーター(+9,800円)を足しても 62,400円と、Z703-FF125WK バーチ 64,800円よりお安く購入できます。音も上記のように元気が良くフルオケやハードロックもかなりの音量で楽しめると思います。バーチは外観はMDFよりずっと美しいのでそのままでも綺麗ですし、艶や消しの塗料などでお好きな色に塗ればマッドタイプからスケルトン迄楽しめます。バックロードホーンとしては大人しいほうですのでJAZZやボーカル系などシットリ聴きたい方に向くと思います。

1点大きさにはご注意ください。試聴会 1回目の写真は違うモデルが4台並んでいるので意外と分かりませんが、試聴会 2回目の写真ではZ703-FF125WK が2台並んでいるので B&W805D3 との大きさの差が良く分かると思います。サイズはW200mm×H500mm×D395mm で写真ではそれほど大きく見えませんが、実際は結構大きく Z702-Modena などは寝室使用などのレビューも見ますが、それなりに場所を取りますので失敗のないよう事前の確認はした方がいいかもです。内緒の情報ですが Z702-Modena の後継機も出るかもしれないようですので、ラブコールをすれば Z702-Modena(V7) も作ってくれるかもしれません。(オフレコ情報ですので出なかったらごめんなさい)

何で B&W805D3 のことを書かないのかと言われそうなので最後に少し書きます。1回目のレビューで B&W805D3 のことを結構悪く?書いていますので嫌いだから書かないのではないかと思われそうですが、実は今回改めて試聴してみてB&Wの好まれる理由が分かったような気がしました。今でもB&Wの音が好きかと問われるとハイとは即答できません。しかし、このスピーカーをしばらく聴いているとB&Wの音に慣れ魅力的に聴こえてきます。低域はあまり下までは出ないし、高域は若干詰まり気味、音場は狭く感じられますが中域にギュッと凝縮されたような厚みのある音で、安達さんの言われるようにボーカルなどはとても艶やか聞こえます。Z703-FF125WK から切り替えると詰まった感じがして気になるのですが、暫く聴いていると気にならなくなります。そして、Z703-FF125WK に切り替えると中低域が物足りなく感じます。

言葉でお伝えするのは難しいのでお分かり頂けたか自信はありませんが、5万円と100万円のスピーカーの対決、実際に聴いてみないと違いはなかなか分からないと思います。少しでも伝えられたら幸いです。たまたま私は音工房Zさんの近くに住んでいるため、毎回お邪魔できる環境です。毎回、長々と駄文を書いているのは来られないオーディオファンの方に少しでも情報を伝えられたらと考えているからで、私にとってはこのレビューを書くことが毎回勉強です。なるべく感じたままを書くよう努めていますが言いづらいことも行間に込めているつもりです。暖かく(暑い?)なってきてまた自転車で伺えるようになりました。次は何の試聴会か楽しみです。青木さん超主観的なメルマガ楽しみにしています。

kochan

Z703-FF125WK 試聴会

2025年4月15日

【Z703-FF125WK】

4月13日に行われたZ703-FF125WKの試聴会に参加する機会を頂きました。

先ず比較対象としてB&W805D3を用いたブラインドテストです。

どちらのスピーカーが鳴っているかわからない状態で曲を聴きますが、再生するスピーカーの順番は毎回かわります。

各曲ごとにどちらの音が好みだったかチェックする方式です。

結果は10曲中8曲でZ703-FF125WKを選択していました。

私の好みはZ703-FF125WKのようです。

コスパの良い耳ですね。

B&Wを選んでいたのは、Tears in HeavenとToccata and Fugueでした。

この2曲は奥行き感、音の広がりが良かったように感じ選んだと思います。

全体的には、音量違ってないか?というくらいの差を感じたのですが、音量は合わせてあるでしょうから、この差がどこから来るものか私には分かりませんでした。

後半の自由視聴での感想

B&Wはふくよかでありながらスピード感や煌びやかさを持つスピーカーと感じました。

対してZ703-FF125WKは小口径フルレンジでありながら、押し出しが強くエネルギッシュなスピーカーでローエンドの伸びは驚異的でした。

ホワイトバーチとMDFの違いについては、時間的にあまり比較は出来ませんでした。

開口部の調整やマグネット追加など遊べる要素もあり、長く楽しめそうなスピーカーですね。

お値段以上であることは間違いありません。

K T