Z600-Cannonball100のレビューページ

Z600-Cannonball100 レビュー総合

4.9
Rated 4.9 out of 5
4.9 out of 5 stars (based on 12 reviews)
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Z600-Cannonball100 レビュー投稿フォーム

Z600-Cannonball100 お客様投稿レビュー

軽量級のハイエンドスピーカー

Rated 5.0 out of 5
2025年7月27日

Z600-Cannonballのスピーカーユニットを今年4月にZ-Sienaに交換しました。

交換してすぐの音出しは中広域が分離の良く透明感があり明瞭な音色で歪感が少なく聴き疲れしない印象でした、低音は厚みとパンチが効いていて8センチの常識を超える迫力を感じる。ただ新品なのでやや高音が固く低音に伸びが無い、これはエージングが必要なタイプと見たので、しばらくこのままで鳴らすことにした。

7月になり3か月が経過したのでじっくり聞いて調整を試みることにした。エージングの効果は歴然で中高音域はフルレンジとは思えないほど、滑らかに美しく伸びて、中低音域は厚みがありタイトに締まる、これは前に取り付けてあった10センチのMAOP7より重みを感じる。このままでもモニタータイプの音のきれいなスピーカーなので十分満足ですが、よりレベルアップを目指して下記の調整を行いました。

①スーパーツイーターZ-501(V2.1)追加

②サブウーファー(自作)の再調整

③吸音材の調整

① スーパーツイーターを追加した結果は、まず高音域の広がりが増しました。それとピアノやバイオリンの高音部、特に弱音部分の繊細な余韻の減衰や揺らぎが感じられるようになり心地よい、

その分若干明瞭感は落ちる

② サブウーファーの調整はいつも悩ましいのですが今回は周波数カットと音量はやや高めで決めました。これは個人の好みもあるので正解はありません

③ 吸音材の調整は今までマニュアル通りミクロンウールを内部に一巻きでしたが、ウッドベースの最低域の胴鳴りを感じる部分の音がZ-Sienaの低音パワーに耐え切れずかなり膨らみぎみでぼやけるようになったのでエンクロージャーをデッド寄りに調整することにしました。最初に内側に鉛のテープを貼り付けてから次にフェルトを貼り付けました。その結果低音の膨らみが無くなり、タイトな音に変わりました。同時に少し中音域の明瞭感が増しました。

【試聴したCDの感想】

① ダイアナクラールのCD【Turn Up Quiet】からLike Someone In Loveこの曲は低音の膨らみチェックにも使った曲です。リズミカルなベースプレイに合わせたノリの良いピアノとダイアナクラールのハスキーボイスが、超カッコイイ

② ファジルサイのCD【悲しい鳥たち】これはクープラン、ドビッシー、ラヴェルのピアノ曲集です。その中からドビッシーの月の光の感想です。ピアノの音がまるで微細な粒子になって空中に浮遊するような感じが最高です。これは点音源ならではの透明感とスーパーツイーターによる高音の広がりと長い余韻の賜物だと思います。とても癒されます。

③ 【映画タイタニックのサウンドトラック】CDからネバーアンドアブソリューションです、まずイントロのバグパイプの透き通るような美しい音色が印象的で、その後に響く女性のスキャットの透明感と、はかなさが美しく、海鳴りを思わせるズドーンと響き広がる効果音が迫力満点で海の広さと底知れぬ深さを感じさせて泣ける、これはサブウーファーが良い仕事をしている

【総評】

良いことばかり書きましたが弱点はあります。大音量再生は無理です。音が潰れない程度の中音量で聞くのがこのスピーカーの良さを最大限に発揮するコツです。やはりフルレンジ8センチの限界はあるようです。でも音はハイエンドに負けないと私は思っています。軽量級のハイエンドの完成です。

ぐっさん

これはいいですね!(追加レビューです)

Rated 5.0 out of 5
2025年7月27日

このほどやっと仕上げました。仕上げておかないと長持ちしないので...

6/8cm用アダプターの段差をエポキシパテで埋めて、6/8cm専用とし、水性サンディングシーラー•水性シリコン多用途(ハピオセレクト)で仕上げました。ユニットはTanngband W3-1878になりました。ソースはほとんどQobuzになってます。

主な機材:Soundgenic plus→AIT研究所ES9038PRO DAC(バランス電流出力)→Z600-Cannonball100自作PX4シングルアンプ出力3wくらい+Z506-Livornosub2はBehringer CX2310 (80Hz -24db/oct)→ BakoonProducts 現行品ではAMP-5521MK4相当品(15年位前にキットで購入、出力段の電源はチョークインプット、抵抗は可能な場所はVishey VSRにするなど相当改変してます。電源電圧±20vなので16Ω負荷だと出力は10Wくらい。)この組み合わせで音量的には不満ないです。最近topwingのOptIsoBox,DataIsoBox導入しました。

雪男

スピーカー作成の醍醐味

Rated 5.0 out of 5
2025年5月8日

コンパクトで重量感のあるスピーカーを、楽しみながら作ることができました。初心者なのでエンクロージャーキットの5作目です。制度の良い音工房Zさんのキットといえども、直方体の躯体の組立とは勝手が異なり、ずれが生じないように接着するのがそれなりに苦労しました。最小限のずれで完成したと思います。推奨のマジックナットは高価なわりにもう一つ使いにくかったので、手元の貫通ノブナットを使いました。接着剤も推奨品で無く、手元のセメダインの木工用ボンド速乾タイプです。とくに問題はなかったと思います。Webサイトでの作成の仕方の説明は、とても役立ちました。

 当初10cmのMark Audioを付けていましたが、今は同梱されたサブバッフルを利用してFostex FE83NV2を付けています。今後もひんぱんに付け替える可能性があると思い、バッフルもサブバッフルも鬼目ナットの4M用を埋め込みました。

 2種類のスピーカーユニットを同時に比較できないのですが、どちらもNS-1000Mやタンノイアーデン(もどき)と傾向が異なるとは言え、遜色ない輝きで鳴っているように感じました。オプションで追加したスーパーツィーターとOnkyoのサブウーファ(左右)で再生レンジが広がり、一弾と豊かな音場を体験しています。アンプはYAMAHA A-2000です。

 いずれ塗装もするつもりで、さらに面取りをした厚めのサブバッフルを作成し10cmのスピーカーを付けて鳴らしてみたいと考えています。

遅れてきた高齢初心者

くせのない良いエンクロージャだった

Rated 5.0 out of 5
2024年11月5日

無限大のバッフル板が理想と昔言われていた筈、この形はなんだと思っていたが案内見て¥もリーズナブルで購入。圧掛けるタイミングを大体製作動画通りで進行、ただターミナルの小円板の接着しびれ切らして少し早かったら圧でズレ生じ30分以内なのでズレ修正しようと横に力かけるとパクッと外れたのでやりなおせたが冷や汗。気温が秋でも高めだったので写真のように余ったねじ部で(手持ち巾広MDF板は棚にしてしまったので)時間後の加圧に利用。手持ちあきSPユニットはP800K、エントリーモデルなので期待しなかったがこれが以前のエンクロージャでより遙かにいい音で鳴り低音も結構出て驚く。ターミナルへは半田スピーカーへは新みのむしクリップにしていろいろのSPユニットを試せるようにした。差込式は直ぐ劣化するので。場所をとらないしいずれにしても結果に満足している。

追伸

いまは取付けスピーカーユニットを手持ちの他に取付けていたDayton AudioのDS115-8(以前Amazonnで購入)に取替、これも大変良い音が出ております。Bergamoの上に乗せておりますが、切り換えても遜色ない位です。

TAKA

スーパースワンを超える中高音の美しさ!!!

Rated 5.0 out of 5
2024年10月18日

これは!!!

かつてない美しい音の解像感と音場感です!!!

ユニット丸裸に近い音が聴けるエンクロージャーとして名機スーパースワンがありますが(ヘッドを丸く円筒形に作ったのもあります)それ以来?いえ!おそらく音の流れがいちばんきれいなのではないと思われます

某社エッグシェル形状のスピーカーよりも痩せてますしね〜。。。

ただ。。。低音が出ないことでもこれまでのもの以上です

使っていてついつい「低音ほしーな〜〜」って思っちゃいます

解決法はちょ~ニアフィールドリスニング!

あとはサブウーファーかな〜(←欲しい!!)

Cannonball100はきっと聴く人を選びます

聴く音楽ソフトも選びます

ソロやデュオ少人数の音楽なら最高です!

あとたぶん

マニアな大大先輩方がお持ちの

現地録音マイク2本だけで録ってきました〜的なソフト

フツーに多チャンネルミキサーで編集された一般的な音楽にはしっかりウファー使ったスリーウェイとかをお薦めします!

それでもこのスピーカーの音の美しさは一聴に値します!

人生観が変わります!

生きててよかった!!

この音に出逢えて幸せ〜て必ず思います!!!

これから組み立てる方へ

大山先生の組み立て動画は必ずご覧になり

(そしたら誰でも作れます!)

上手くいったゾーといい気にならないで最後まで気を緩めないで作ってくださいね

最後の最後で3ミリずれました〜(´;ω;`)〜

さくら

使用機材:

TEACの小さいCDプレーヤー

YAMAHAのいちばん安いプリメイン

FOSTEX FE108sol

注 アンプもCDプレーヤーも何台も持ってますがこういうシンプル系のスピーカーにはよく肥えたオジサマ仕様の高級アンプって何かが出てこない気がします!

松尾優「ピアノウタヒメ」 

XNMU00001 IMU Music Japan

おすすめです!

追記

スタンドに置くだけよりもマジックテープでグイっと縛りつけると音の輪郭がよりハッキリするような気がします〜

音場再現的には空間に浮かせられればベストなのかもですが。。。

さくらです

今までの音工房Zで最良(Z506-Livornosub2との組み合わせで)

Rated 5.0 out of 5
2024年9月2日

音工房Z製品は6台目くらいですが、今までで一番いいです。今まではレビューを書こうとすると体調によって印象がかなり変わるので書く気にならなかったのが、今回は何回聞いても印象が変わりません。ライブはジャズもクラシックも割とよく行きますが、その感じをよく再現しています。

ユニットはOM-MF4-MIKAです。さすがに低音は不足するのでZ506-Livornosub2追加しました。

主な機材:Soundgenic→AIT研究所ES9038PRO DAC(バランス電流出力)→Z600-Cannonball100自作PX4シングルアンプこれは直結: Z506-Livornosub2はBehringer CX2310 (80Hz -24db/oct)→ BakoonProducts 現行品ではAMP-5521MK4相当品(15年位前にキットで購入、相当改変してます)

雪男

Z600がついに仕上がりました

Rated 5.0 out of 5
2024年4月15日

使用機器

アンプ:PS-audio製/ StellerStrataAmplifier

AVアンプ:ヤマハ製/ RX-S601

メインスピーカー:Z-703+Fostex/FE-108sol

センタースピーカー:Z600+Markaudio製/MAOP5

スーパーツィーター:Z-502

サブウーファー:DENON製/DSW-300G*DaytonAudio製/E180H-44に換装

リアスピーカー:INFINYTY製/ Reference 21

CDプレイヤー:marantz製 /CD6006

レコードプレーヤー:TRIO製/KP700D

サブスピーカー:Z600-Cannonball 100+Markaudio製/MAOP7

塗装日数延べ10日ついにZ600-Cannonball 100+Markaudio製/MAOP7が完成いたしました。塗装仕上げはピアノブラック。使用した塗料は和信の水性工芸うるしと水性サンディングシーラーです。作業の詳細は非常に過酷であったので割愛いたします。

スピーカーの調整はバスレフダクトの長さは8㎝(大山様推奨)、ミクロンウールを円周の底に半分位貼付けました。

⦅音出しの印象⦆

メインスピーカーのZ-703+Fostex/FE-108solと比較すると迫力や音場の広さはかなり小さめですがピアノやバイオリンの弱音部の響きが非常にきれいに表現されておりZ-703では表現できない演奏の細かいニュアンスまでもきちんと感じられます。定位感も良く、落ち着いた音色が心地よい。以前、Z-703にMAOP7を取付けていた時は高音部がややざらついた印象だったのでZ-502(スーパーツイーター)で高音をかぶせて調整していましたが今回はその必要がないくらい音が澄んで聞こえます。したがって下手に音を混ぜることは止めます。しかし低音は少し貧弱なのでサブウーファーを使用した方が演奏にふくらみが増し豊な印象になります。Z-703とZ600はタイプがまったく違うスピーカーだと感じたのでこれからは曲目や雰囲気で使い分けようと思います。交響曲・ライブ音源・パイプオルガン・ロック等の音場の大きい残響の強い曲はZ-703で聴き、ピアノソナタ・バイオリンソロや小編成の楽曲・ピアノの弾き語り等はZ600で聴くなどの使い分けです。

演歌でいえば石川さゆりの「津軽海峡冬景色」はZ-703で聞き、津軽海峡の凍てつく冬の荒波を感じながら涙し、「ウィスキーがお好きでしょ」はZ600で聞いて、ささやくような歌声に静か酔いしれる。

とにかく自分だけの世界で一つのスピーカーが作れたことは、とても楽しい気分です。

音工房Zさん、これからもユニークな製品を期待しています。

ぐっさん

音像定位が抜群に良い

Rated 5.0 out of 5
2024年4月15日

年末に注文して三月半ばにようやく届きました。組み上げは問題なかったのですが、MDFの塗装が木材の密度の違いで難しく上手くできませんでした。残念。

スピーカーユニットはメールで合うとのことだったBergamoをZ702から流用。ネジ位置が内側から4-5㎜と結構ギリギリでした。内側にミクロンウールをきっちり一周巻き、ダクトは切らずにそのまま使っています。

Z600単体で音出ししてみると、まず気付くのは定位の良さ。Z702-Bergamoも文句なしに良かったのですが、特に奥行きの位置関係が桁違いにクリアでしばらく違和感を覚えたくらいです。さすが砲弾型。

同じユニットなのに中高域はZ702-Bergamoよりハイスピードに感じますが、低音域が足りなくて乾いた音に聞こえるせいかもしれません。意外に低い音も聞こえるものの、途中に大きなディップがあるようで不自然な感じがするのでダクトを短くして下を捨てたほうが良いのかも。

現時点ではサブウーファーとスーパーツイーターZ502を追加して自分なりに自然に感じられるように調整している最中です。形式的に3wayになってしまいますが、定位の良さは消えてないので、Z702-Bergamoにはしばらくお休みしてもらってこのままℤ600のセッティングを詰めていきたいと思います。

カレーの王子様

定位感・音場感が最高‼

Rated 5.0 out of 5
2024年4月8日

200時間のエージングによりEF108-Solのややハイ上がりの音も落ち着いてきました。

Z600-Cannonball100(EF108-Sol)は今までに聞いたことのない、定位感・音場感で感動しています。音の広がりが横と縦方向にも感じられます。流石に低音域の再生は無理ですけれど・・

以前組立たZ506ーLivornosub1(13cmx1)にハイカットフィルター付モノラルアンプ(NobsoundG2Pro)

にてサブウーファー1本で重厚感が出ていましたが、音量を上げる13㎝ウーファーが底打ちしてし

まい、仮に40年前のダイアトーンDS1000をサブウーファー替わりつないでみたら、以外にきちんと

した重低音が出たので、更にハイカットフィルター付モノラルアンプをもう1台購入して各ch毎

サブウーファーの構成で雄大な重厚感に満足しています。DS1000の27㎝ハニカムコーンウーファー

は経年劣化でエッジ部分が硬化が激しく3年前にブレーキフルードで軟化処理をしたけど、近年

エッジが硬化し始めました。現在はサブウーファーのアンプの音量調整で現在に至っています。

SUB FREQのつまみ位置は8時位・VOLUMEつまみは2時位・逆相接続です。

スーパーツイーターZ501 ネットワークコンデンサ1.0µF・逆相接続です。

音工房様で今後販売予定の25㎝サブウーファーに期待しています。Z600-Cannonball100との組み合わせで我が家のスピーカーシステムが完成すると思っています。

販売予定の25㎝ウーファーボックス販売にはオプションで推奨25㎝ウーファー販売していただけれ

ば、私のような地方に住む者には購入しやすいです。

Xigang

ルックスも音もキュートなスピーカー

Rated 4.0 out of 5
2024年4月1日

使用機器

アンプ:PS-audio製/ StellerStrataAmplifier

AVアンプ:ヤマハ製/ RX-S601

センタースピーカー:Z600+Markaudio製/MAOP5

スーパーツィーター:Z-502

サブウーファー:DENON製/DSW-300G*DaytonAudio製/E180H-44に換装

リアスピーカー:INFINYTY製/ Reference 21

CDプレイヤー:marantz製 /CD6006

レコードプレーヤー:TRIO製/KP700D

サブスピーカー:Z600-Cannonball 100+Markaudio製/MAOP7

本日、Z600-Cannonball 100(以後Z600-C)が完成したので初音出しの感想を送ります。

使用スピーカーは以前Z-703に装着していたMAOP7です。一年以上鳴らしていたのでエージングは十分です。基本的に感想は現在のメインスピーカーのZ-703+FE108solとの比較になります。もちろん以前聞いていたZ-703+MAOP7の音も記憶にしっかり残っているのでスピーカーの違いも考慮した感想になります。又低音はどちらもサブウーファーを使用しているので違いはあまり無いと思います?(注意:ウーファーアンプのセッティングは少し違います)

最初はクラッシックの交響曲からドボルザークの新世界の感想です。Z600ーCはZ703に比べるとやはり音場が狭く、中高音の拡がり感も少し大人しい印象です。やはり大型のBHBSと小型のバスレフの差がはっきり出ました。ただZ600ーCはクセや誇張の無い聞きやすい音質だともいえます。結論は交響曲に関しては音場が広くコンサートホールの臨場感が良く再現されているZ703の方の良いと思います。但しピアノソナタなどの単楽器の演奏はZ600-Cのクセの無い柔らかい音も良い。

次にフュージョンの曲でフォープレイから101Eastbounndこの曲はシンセサイザーの口笛のような音とメイロディアスなギタープレイが最後まで続き、男性のバックボーカルが重なり合う綺麗な曲です。Z600-Cは定位のの良さが良く感じられ、音質も中低域に安定感がありMAOP7らしい柔らかな音で聴いていて心地が良い。Z703はFE108solの特徴の中高音域の拡がりや伸びが美しくBHBSらしい押し出しの強い乗りの良い音で思わず引き込まれそうな音。これはどちらも優劣つけがたい。休日になんとなく外の風景を眺めて聞くならZ600ーCが良く。夜、静かにじっくりと聴くならZ703の方が合う気がします。

次に歌謡曲やポップスからで、まず渚ゆうこの京都慕情、この曲は演歌ですが作曲がベンチャーズのせいか、あまり暗くなく失恋の気持ちを京都の美しい風景を織り交ぜながら歌い、どこか吹っ切れた感じの聞いていて心地よい名曲です、これはずばりZ-600ーCの音が私は好きです。音場が狭く柔らかい優しい音がドンピシャです。演歌は総じて録音時のエコーが強めでZ703で聞くとエコーがより誇張されて、どの曲も紅白歌合戦で歌っているような大げさで派手な感じで、しっとりと情感に浸れない嫌な音でした。この印象は音工房ZのBHBS試聴会でも感じたことがありました。ジャズ、クラッシク、ロックなどなどの曲はどれもBHBSは迫力があり良かったのですが、カーペンターズの曲になったとたんなぜかカレンのボーカルが大げさすぎて煩わしく刺さる音に感じました。同じ曲をZ1-Livornoに切り替えて聞くとなぜか柔らかくて心地よい音に変化したことが記憶に残っています。その時感じたのはBHBSで鳴らした静かなポップス、歌謡曲は私には合わない。以上がZ600ーC初音出しの感想です。

追伸

Z-600-Cの外装仕上げは全く手を付けていない状態で思案中ですが、フットボールの様な形状のZ600ーCは、いつも使っている化粧塩ビシートを貼るのは無理があるので、塗装で仕上げようと思っています。しかし一番簡単なクリアー塗装は下地がMDFの為、美しい仕上がりが想像できず悩んでいます。

ぐっさん