Z701-OMMF4 レビュー総合
Z701-OMMF4 レビュー投稿フォーム
Z701-OMMF4 お客様投稿レビュー
満足!!
機材は、fx-audioのプリ(tubu01j)とパワー(fx501j×2)。2か月ほどエージングしていますが、音がまともに聴けるようになりました。音の解像度が高いのか中高域がクリアで満足しています。低域は、このユニットの大きさとしては驚くほどよく出ていますが、しいて言えばバスレフっぽい音と言うか、少しボンつくような感じがします。また欲を言えば、もう少し音に艶やまろやかさが欲しいところです。全体としては、このサイズでこの音質のスピーカを購入して満足しています。
非常に高い解像度、そこそこ満足な低音
音源:Amazon Music HDなど
DAC:TOPPING E30
AMP:KENWOOD A-1001、FX AUDIO TUBE04J、
初めて作る本格スピーカーキットですが、1パーツの接着に完全硬化の24時間を使ったため、組み立てには12日間、色塗りには4日間かかりました。21/2/14に完成し、そろそろ馴染んできたと思われるのでレビューを書きます。低音重視でダクト長は90mmです。テレビと繋いで映画鑑賞、低音を試すために普段聞かないトッカータとフーガニ短調BWV565、普段よく聞くJ-POPも聞いてみました。
比較対象SPは、1993年に発売されたKENWOODのミニコンポ「K’s」の「LS-1001」。
ゆったりとした豊かな低音が特徴のSPです。中高音を補完するために、音工房zさんの
スーパーツィーターキットを1.5μFのコンデンサーで逆相接続しています。
NFJの『Bonneville Eaters』を2つつなげて、2アンプ:2スピーカーを切り替えて
試せる環境で聞いていますが、意外とアンプの差はそれほど大きくありませんでした。
Lepy LP-2024Aにつないでもそこそこ聞けますし、むしろ、今どきのデジタルアンプとの
相性が良いのかもしれません。
Z701-OMMF4はテレビの日常使いにしようとすると、少し高音が耳について聞き疲れします。意外と良かったのは映画鑑賞。小口径ユニットの反応の速さが良いのか、効果音は爆発音を含めてかなりの迫力になりますし、セリフも聞きやすいです。
音楽に関しては、比較した2つが全く方向性の異なるスピーカーだったため、同じ音源なのに全く別の音楽のように聞こえます。曲によって向き不向きがあり、どちらかが絶対的に良いとは言い難かったですが、低音に関してはLS-1001の方が圧倒的に音圧が高く迫力があります。
一方、中高音部分のボーカルや弦楽器についてては、ベース音含めて Z701-OMMF4の方が
解像度が高く、一つ一つの音の輪郭がはっきりしていて、それでいて艶っぽさがあります。
抽象的ですが、寝室でなんとなく流すならLS-1001、しっかり聞くならZ701-OMMF4が良さそうです。
初めてのキット製作でしたが、材料のカットの精度が高く、作っている最中も楽しく作業が出来ました。
5.1サラウンドのセンタースピーカー用に購入しました。思っていた以上に豊かで締まりのある低音と、伸びやかな高音なので、暫くはメインスピーカーとして楽しみます。エージングが進むにつれて、低音が更に出るようになりました。
自作真空管アンプとの相性が良く、室内楽を中心に聴いていますが、弦の音が気に入りました。
独特の音世界を展開(追記)
聴き込み1か月後の感想。当初気になっていた定位感については、ソースによっては気にならなくなりました。また、ダクトの長さを90mmから60mmに変更することで超低域の強調が和らぎ、中低域との繋がりがスムーズになって聴きやすくなりました。このスピーカーは管球アンプとの相性が良いようで、人の声の再生が秀逸です(使用アンプは、プリがマッキントッシュC28タイプ自作、メインがラックスMQ80)。特に中高域に独特の艶があり、原音再生とは違う方向で極めて魅力的な音を奏でてくれます。
同価格帯の既製品を凌駕する個性
支払いから品物の到着まで結構 (2カ月ほど) 待った。
おかげで期待だとか要求のようなモノも相応に増した訳だが、組み立て直後の音出し一発目で期待通りの手応えがありました。
端的に言えば小径&複数ユニットのメリットの具現化ですね。
極小音でも非常にメリハリがあるし、音像に高さがあるので大画面モニターとの相性がとても良い。
エンクロージャーのサイズがそれなりに大きい訳だから、生み出す低音に関しては普通に想定の範囲内だったけれど、ある程度限られた音場の枠内での粒立ちやボーカルのライブ感は価格考慮で十分高評価に値すると感じました。
見た目は…お世辞にも美しいとは言えず、ちょっと滑稽な印象のスピーカーですが、音が気に入ったので目を瞑ります。
まとまりがあって、素晴らしい!(追記)
1か月経過後(エージングが進み?)、低音の響きと閉まりが格段に、良くなってきています。特に、低音は、芯が入ってきたというような感じで、19年度のOM-MF519で作成したバックロードホーンを凌駕しているように感じたことから、評価を上げました。
ここからは、評価についてですが、個人の感想として、総合評価を単純に5段階というのは、簡単であるものの、かなり主観が入り、難しいものです。今後、検討してもらえるのであれば、高音、中温、低音と分けた評価とリスニングの部屋(洋室、和室、デッド、ライブ等)の分類を記述し、総合評価のポイントを5段階にすると、かなりわかりやすくなると思います?(測定器を所有していないので、単なる主観での評価ではありますが。)
コントラバスマリンバの重低音がものすごいです。
驚異のコントラバスマリンバ(高橋美智子)の一曲目のガーンという一撃の重低音の再生能力に驚きました。
スーパーウーファーが受け持つような30Hzが普通に出ていますね・・・
これが6センチユニットの音なのだろうか・・・驚愕です。
EnyaのWatermarkの0:56の普通の小型スピーカーでは再生できない30Hz付近のズーンンという音も再生できます。すごい。
しかも低音だけではなく、高音から全域にわたっての表現力も忠実な感じで素晴らしいです。
ここまで重低音が出ていると何を聴いても音に厚みが出ますね。
ホテルカルフォルニアのイントロの重低音と拍手の高音、ギターの弦の表現もとてもいい感じです。
う~ん・・・すごい。
昨年に2019年モデルを作製して音の良さに感動し、今度の2020年モデルはどのような進化を遂げたかと楽しみでしたが、想像以上に素晴らしい進化を遂げていました。
まだ製作して1日ですのでまだまだと思いますが、この再生能力は素晴らしいと思います。
いわゆるスワンのバックロードホーンとは違う締まった低音がうらやましいです。おそるべしBHBS・・・
小口径の小気味の良さからくると思われるスネアのアタック音等の立ち上がりの良い音圧感にも驚きました。
私はメインでスワンa+FE-108sol+Z501+DSW-555左右2台を使っていますが、Z701-OMMF4の方が勝っている部分があると思えます。
(2019年版(無名なのが残念)はやはりスワンの方が良いと思える部分が多かった。)
バックロードホーン特有の低音のこもった感じがなく、低くしっかり伸びている低域。
自分は聴いたことがないのですが、いわゆるモニタースピーカーってこういう音のことをいうのかな?と思えるくらい忠実に音を再現している感じです。
あと、スワンa+FE-108solに負けていると思えた部分は、しっとりした落ち着いた感じと定位の良さが足りない気がします。
いつもFE-108solを聴いているせいか、すこしにぎやかな感じが否めないです。
ノラジョーンズのボーカルとかジャズ系はスワンa+FE-108solの方が色気がありますね。
でもこれはフルレンジ一発と振動版の素材の違いからくるもののように思えますので、しょうがないことかなと思います。
あとちょっと意外だったのはここまで重低音が再生できるのに、KODOのUBU-SUNAの和太鼓の張り詰めた鼓面が振動するような空気感が出ないのが残念というのは贅沢言いすぎでしょうか。
とにかく、今後はスワンと並べて、聴くソースによってスピーカーを切り替えて聴きたいと思える強力なライバルが我が家にやってきてしまいました。
いつもブログを拝見させていただいておりますが、試行錯誤でここまでのエンクロージャーを導き出す音工房さん!本当にすごいです。
(私のその他の再生環境、プレーヤーDNP-2500NE、アンプPMA-2000SE)
限定がもったいない、Fレンジの広いハイクオリティ!
Z701-OMMF4
キットが届いてから1か月半、やっと完成しました。
バフル面の2本のスリットを活かすよう中央部を少し濃く色付けし
サイド部を大きくR形状にして積層の断面の縦線をバフル面に出し、
サランネットを付ける加工をしたので時間がかかりました。
まだエージングも少なく、あまり多くの音源を聴いてはいませんが、
Z1との比較を中心に感想を記します。
音の傾向はZ1に近いのですがFレンジが広く中域はZ1より少し厚みを
感じます。
Z1はウーファーにドームツイーターを加えた構成、Z701-OMMF4は
フルレンジにスーパーツイーターを加えた構成ですので中域の下の方で
音質に差が出たのだと思います。
ウーファー+ツイーターの構成は一般的で、比較に用いたSX-500も
Z1に近い音質でした。
どちらが好みか、音源によって判断が難しく、どのソースでも無難で
聴き疲れしないのはZ1という印象です。
今、我が家のZ701-OMMF4はダクト長90mmで聴いています。
私が参加した最初の試聴会ではダクト長90mmで、そのときの低域に
魅力を感じて購入を決めたので、90mmと60mmの両方のダクトを用意して
比較し、やはり90mmの方が良さそうに感じ、まずは90mmで聴いています。
エージングが進むとどうなるか楽しみですが、現時点でも優れたクオリティ
です。
Z1とこのZ701-OMMF4、大山氏の設計にはいつも驚きと感動があります。
Z701-OMMF4は残念ながら限定品ですが、限定にするのはもったいない。
なんとかこのOMMF4のユニットをマークオーディオさんに音工房Z用に
作っていただいて継続販売にすることはできないのかと思ってしまいます。
—————————-
<使用したソース>
・BEST AUDIO PHILE Ⅳ(jvc xrcd2)より
Lydia Gray ”Sorry Seems To Be The Hardest World”
・Sarah Brightman “time to say goodbye”
・milet ”inside you”
・平原綾香 “Jupiter”
・Carpenters “A SONG FOR YOU”
・鬼太鼓座 “三国幻想曲”
・ビクトリア ムローバ “チャイコフスキー バイオリン協奏曲”
・Eagles HELL FREZES より “hotel california”
<使用機材>
・Amp ONKYO integra A-927 / YAMAHA A-2000
・比較SP victor SX-500DolceⅡ / YAMAHA NS-1000M
まとまりがあって、素晴らしい!
いつも、よい商品を提供され、ありがとうございます。いままで、5万円以内(スピーカーの価格を除く。)のエンクロージャーを目指して、製作しております。今回はZ701-OMMF4を年末年始をかけて、製作しました。タボ付の製品を購入するのは、初めてで、その製作のし易さは特筆するものがあり、今まで作ってきた中で、最も誤差なくできました。(私として?)音出しですが、中音の出来が素晴らしいと感じました。ただ、総合評価4としたのは、私としまして、2019年のOM-MF519で作成したバックロードホーン((stereo誌P12「スリースター」)にtweeter Fountec NEOCD1.0を追加したもの)を軽く超えて欲しかったのですが、残念ながら、まとまり感はあるものの、超えることはできませんでした。(音は、それぞれの人の感覚なので、一概には言えませんし、私が正しいとは思ってはいませんが。)ただ、Fountecのtweeterは、1個8000円程度と少し高いので、雑誌の付録のスピーカーと合わせるのは、どうかな?と思います。リポンツイータ―は、意外と相性よく、高音(60過ぎには聞こえてないかも?)の伸びがあるように思います。MF519で製作したスピーカーは、低音の和太鼓・ドラム等の響き・閉まりがよく、高音はシンバルの繊細さも、うまく表現しているように思います。
機材は、AMP ONKYO A-5VL,CD DENON AL-32
ソースは、一般的には、なんでも聞きますが、スピーカーを比較するときは、山中千尋、AUN J CLASSIC ORCHESTRA,福田進一(ちょっとエコーが、多いかな?)をよく聞いています。もちろん、日本人女性ボーカル(絢香等)も聞きますが。
部屋は、デッドのフローリングの約10畳です。バックロードとの相性がいいのか、フローリングを含め、部屋全体の空気が響いているような感じがします。(家は7年前に音響効果も少し考え作ったので、意外としっかりしています。)(文章で、音がうまく表現できないので、すみません。)
今後とも、意欲的な製品の提供をお願いします。では。
また進化しましたね
前回の付録のマークオーディオのスピーカーのキットも制作させていただきました。ナチュラルで中音が聞きやすく、低音もバックロード系なので自然な感じの聞き疲れのしない物でした。それから金属系のユニットの特徴なのか若干の高音も苦手としない良いスピーカーでした。しかしZ701-Modenaの延長線上の音質に似た傾向であることは否めないと思ったのは私だけでしょうか?
しかし今回のZ701-OMMF4は新たな挑戦ともいうべきエンクロージャーでした。今回の付録のユニットもある意味挑戦的で6センチのユニットにどこまで低音を出せるかと考えさせてくれる面白いものでした。そこは音工房Zさんも応戦し挑戦的なエンクロージャーで6センチのユニットでどれだけ音の広がりを持たせるかと提案をさせているように思えました。パーチカルツインをバックロード系の音道で低音をも持ち上げつつ、中音をツインで力強くまた、ツイーターを入れることで女性ボーカルからオーケストラまでカバーできていました。大口径のスピーカーにはかないまでもブックシェルフ型のスピーカーでは敵なしとも思えるスピーカーでした。(こんな構成は世界初?)これはB&?8?3が歴史に残る名機だとしたらこれもまた名機だと言えるでしょう。ちょっとした日曜大工が出来、音楽鑑賞が趣味といえる方なら手に取ってもらいたいと思えるスピーカーです。値段を聞いたら桁が一つ足りないと思えた次第です。新作も楽しみにしています。