Z700W-OMMF4MICA レビュー総合
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Z700W-OMMF4MICA お客様投稿レビュー
MICAはリトルジャイアントでした
だいぶ時間が経過してしまいましたが…。
当方、試聴会に参加させて頂きこの商品を購入致しました。
フロントのMlCAもリアのModenaも事前に別の7.5リッターの箱で音出しを続け馴染ませていたのですが…箱はやっと8月末作成に至りました。
更に完成したこの箱で時間をかけて馴染ませておりましたら凄い表現力を出すようになり只々驚いております。
楽器なんかもその音域を多用するとその音域になれるといいますかその音域の表現がとても良くなる感じが致します。
同様にこの箱でスピーカーを馴染ませる事で更に良くなった感じは致しました。
当方はビックバンドもののジャズをメインに聴いておりまして、各楽器の音につきましてこの音でなければならないとの基準は持っております。どちらかというとトランペットセクションよりもサックスセクションの表現が気になるタイプです。
2020年のZ701-OMMF4を所有しておりこれはビックバンド物を再現するにはかなり良いと思っておりましたが、現在はトランペットセクションに比重を置くならばOMMF4で、サックスセクションに比重を置くならは間違えなくMICAであると思います。
(どうしても音源の録音状態で優劣は変わってしまいますが…概ねそんな感じでございます)
最近はあらゆるジャンルをMICAで聴く比率が大半になって来ております。
最低音再現を重視したスピーカーはバリトンと4番テナーのあたりが影響を受けて聴こえづらくなるのですが、比較的フラットに鳴り元気のいいこのスピーカーはその問題が発生しませんのでそのへんで悩んでいる方にはおすすめのスピーカーです。
情報量が少ない音源をドッカンと低域でも驚かせるスピーカーは他のスピーカーに任せますが、きっちり情報量を聴かせることができるのはこのMICAで、リトルジャイアントと申し上げて良いのではと思っております。
音工房さんではキットの在庫がまだあるようですので、このチャンスでゲットされるのをおすすめいたします。
追伸…作成におきましてタイトボンドはすぐでも1ミリもずらす事ができない事を実感いたしました。国内の木工ボンドとタイトボンドの中間の硬さのがあれば作業しやすいのですが…。
音の余韻が感じられる
AMP:SONY STR-DN1080 PLAYER:SONY RMT-VJ310J
ソース:SA-CD MULTI HYBRID PINK FLOYD アルバム「狂気」
Z700W-OMMF4MAICAの前面はOM-MF4-MAICA、後面はZ-Modena MK2
御社のSPスタンドも用意してましたが組み立てたら、ちょうどいい空間があり載せてしまったがやはり低音を出せる状況ではなかった後日スタンドに設置予定。
但し他のSPに比べて「音の余韻が感じられる」ような気がする。
LIVE音源に良い
音源は、PC(TuneBrowser)→DAC・AMP(Al-38432DS,Al-202H)→speaker selector(AS-5Ⅲ)←DENON PMA-1500SE(CD,LP,Network Audio)です。手軽さでPCがメインになっています。
Z700W-OMMF4MAICAの前面はOM-MF4-MAICA、後面は手持ちであったFE-83Solを使用しています。
LIVE音源を聞くことが多く、前後にスピーカーが有るため、奥行き、広がりがあり、また、少し高い位置に設置しているため、音が降ってくるような感じもあり、気分で切り替えて楽しんでいます。
大満足の定位感
Apple Mac Mini上のミュージックにある音楽をDAC(オントモのラックスマン製 ヘッドフォンアンプ付 USB-DAC LXU-OT2)を通して、2023 Nobsound New NS-01G Pro (パワーアンプ bluetooth 5.0 100W アンプ スピーカー HiFi オーディオ 電源付き)に繋ぎ、Z700W-OMMF4MICA(OM-MF4-MICAを前後に配置)から出力しています。
6cmのスピーカーなのに、4000円程度のアンプなのに、低音も高音も想像以上によく鳴ります。何よりも驚いたのは、カーペンターズのオンリーイエスタディを聴いた時です。カレンが叩くドラムセットのドラム一つ一つの位置が10cm刻みでわかるように圧倒的な定位感をもって聴こえました。私自身はオーディオの素人ですが、PCオーディオとして、大満足です。今後エージングが進んで、音がどう変わっていくか楽しみです。
低音もしっかり出て女性ボーカルが素晴らしい
私のシステムは書くのも恥ずかしいようないい加減なものです。
音源はiPadのミュージックアプリを使っています。よく使われるBluetooth伝送ではオーディオとは言えないほど音質が劣化してしまうので、BelkinのAUZ002dqBKと言うAirPlay2アダプターを使ってWiFiで伝送しています。そうすると、ほぼ劣化なしに音声信号を伝送できます。ただし、この方法では時にプチッとノイズがのる事があります。このノイズはApple TVを使ったAirPlay2では発生しないようで、サードパーティ製の製品で生ずる一種のバグのようです。その点さえ気にしなければ、私の耳にはこれで十分な高音質です。
まとめると以下ようになります。
(1)音源:iPad
iPadのミュージックアプリで音楽を送り出し、AirPlay2でサンプルレート44.1kHzのデジタル音声信号をBelkinへWifi伝送
(2)Belkin AUZ002dqBK
AirPlay2を使って受信し、サンプルレートを48kHzに変換したデジタル音声信号を出力
(3)Luxman DA-100
中古で購入したヘッドホンアンプ
Blekinのデジタル音声出力を受けるDACとして使用
ここからアナログ音声を出力
(4)自作真空管バッファーアンプ
Yahooオークションで購入したもの
DA-100の出力が小さいので、ここで少しだけ増幅
(5)エレキット真空管アンプキット TU-897
2A3を使ったシングル真空管アンプ
(6)Z700W-OMMF4MICA
Yahooオークションで探した中古のTAOCのスピーカースタンドに設置
こんなシステムで聴いた範囲での感想です。
背面のスピーカーをZ-ModenaMK2とOMMF4MICAの両方を試してみました。確かにZ-ModenaMK2の方が低音が豊かですが、OMMF4MICAの方が高音域が綺麗に伸びていて、濁ることのない美しい音色で聴くことができました。低音域も、Z-ModenaMK2に比べると少し寂しいですが、しっかりとしたタイトな低音が聴かれ、私には十分でした。それで最終的に、背面のスピーカーもOMMF4MICAにしました。場所も取らず超コンパクトなシステムを作る事が出来ました。