Z1000-FE168SSHP レビュー総合
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Z1000-FE168SSHP お客様投稿レビュー
憧れのバックロードホーンを手に入れた!
セミリタイアしている66歳男性です。
バックロードホーンについては、20歳代の頃からあこがれていまして、いつかはバックロードホーンを手に入れてやるぞと心に秘めていました。
60歳での定年退職を機に、アンプとCDプレーヤーを買い換えてしばらく楽しんでいました。それまで聴いていたオンキョーMONITOR2000Xも悪くなかったのですが、何か新しいスピーカーをと探していたところ、インターネットで音工房Zに巡り合いました。
音工房Zからスピーカーを購入したことはなく、実機での音も聴かずにで、一抹の不安もありましたが、フォステックスの評判の限定ユニットを使用していること、また、インターネットで見る限り、音工房Zのスピーカーづくりは信頼できるとの思いで、私の懐事情では決して安くないZ1000-FE168SSHP+TA90A-SEの購入に至りました。
音工房Zからはエージングを1日6時間×2週間程度とのコメントがありましたが、私の場合は、1日1時間で2カ月ですので、まだ少しエージング不足かもしれません。
現時点での音ですが、MONITOR2000Xと比べて、締りのある低音や音がスッキリしたことを感じています。私は、ヴァイオリンが好きなのですが、より艶っぽくなったと思います。また、DSDとPCMの違いが今まで以上によくわかるようになりました。巷で言われるバックロードホーンの癖は、私には感じられません。どのスピーカーにも当てはまることでしょうが、音を出してから1時間程度のウォーミングアップとそこそこの音量が必要なようです。
現在は、スピーカーやリスニングの位置を変えて試行錯誤しているところです。私の評価ですが、☆4つにしました。なぜ、☆5つではないのかというと、エージング不足、セッティング不足によるものでしょうが、もっと生々しいスピード感溢れる音が聴ける筈だとの思いからです。これからも、このスピーカーの持っている性能を引き出すために、アンプをセパレートに買い換えようか、DACを変えてみようかなど、妄想が膨らんでいくばかりです。
ソース
・ホテルカリフォルニア/イーグルス 192kHz/24bit flac
・富嶽百景/音太鼓座 192kHz/24bit flac
・シューベルト ピアノ五重奏曲「ます」/アンネ=ゾフィー・ムター 96kHz/24bit flac
・ケルンコンサート/キース・ジャレット 192kHz/24bit flac
・ペールギュント/カラヤン ベルリンフィル SACD
オーディオ機器
・SACDプレーヤー:デノン DCD-SX11(DACとしても使用)
・プリメインアンプ:アキュフェーズ E-370
真打ち!Z1000-FE168SSHP!
・Jazzライブ名盤、BILL EVANS TRIO、WALTS FOR DEBBY のMY FOOLISH HEART を聞いてみます。すると、演奏の開始とともに、会場にすっと引き込まれライブ演奏を楽しむことができます。これで十分と思えます。その理由を、私の見解でレポートします。まず、音が澄んでいます。こもった感じが全くありません。次に、極小音量まで明瞭です。そのため、楽器の余韻までスムーズで、会場内のざわめきもリアルに感じます。さらに、各楽器が分離し、しっかり定位します。周波数特性は、低音は引き締まり、高音は煩くなく、中音は出しゃばりません。以上の特徴から、ピアノ、ドラム、バス、さらに観客のざわめきが自然に響き、楽しむことができます。
・これらの音を楽しむため以下の準備をします。装置は部屋の中央で、スピーカとの距離は1.5m前後の比較的近距離での聴取です。まず、高域に影響を与えるサランネットは、カッコいいのですが取り外します。次に、音の指向性が強いので、リスナーは左右のスピーカーと正対し、左右の軸の交点付近のスイートスポットを探します。さらに、音量を上げすぎないようにして、聴覚の負担を減らします。迫力がないくらいの音量で良いと思います。あとは、少し部屋の照明を少し落として目を閉じれば、準備完了です。
・REBECCA Ⅳ、May be TomorrowのHot Spice を聞いてみます。こちらは、メリハリのきいたロックナッバーです。聴き所は、NOKKOの溌剌としたボーカルです。このボーカルを最初に聞いたとき、知っている声と微妙に違うな!と感じました。しかし、すぐに慣れてしまい気にならなくなりました。他のミュージシャンのソースでは、最初から違和感がない場合もあるので、相性もあるように思えます。ボーカルの再生音は、好き嫌いが分かれるかもしれません。
・以上をまとめると、Z1000-FE168SSHPは、ボーカルはソースとの相性があるものの、高解像度なユニットを、熟慮された箱に納め、バランス良い周波数応答を実現した、臨場感あふれるスピーカーといえます。そして、音質は真打ちレベルと思います。
・私は、気分により、またはソースにより、端正にまとまった音が聞きたくなるときがあります。この場合、Z800-FW168HRの出番です。設置は部屋の制約から、Z1000-FE168SSHPの上に置いています。そしてツィーターの高さを合わせるため、ウーハーを上側にしています。音は上方向から降ってきますので、少し背筋を伸ばして耳の位置を高くして聴きます。Z800-FW168HRは、各楽器やボーカルがうまくミックスされるので、安心して聴くことができます。
・最後に、スピーカーメーカーのFOSTEX、その性能をフルに引き出す箱メーカーの音工房Z、さらに様々な情報提供をいただく全てのオーディオ愛好家に、深く感謝します。おかげさまで、楽しい音楽ライフをおくることができています。ありがとうございます。
・使用機材‥AMP:DENON PMA-QSA11、CD player:DENON DCD-QSA1、Record player:DENON DP-57L、カートリッジ:DENON DL301Ⅱ、Z1000-FE168SSHP ツィーター:T90A-SE
大満足のスピーカーです。
スパースワン+FE108SOLをメインに使用していました、以前二子玉川にあったFOSTEXのショ-ル-ムでFE168NSの視聴会があり、確かに16センチは迫力があり良いとおもっていましたが、金銭的な面とスパ-スワンを導入して日が浅かったので断念していました。
その後音工房Z様の大百科事典を知り、その内容とメルマガ読み共感し興味がわいていました。
ユニットFE168SS-HP発表後、ブログのZ1000-FE168SSHP制作過程を見ていると購入意欲が抑えらなくなり購入しました。
同時発売のT90A-SEをつけての感想です。
フルオケースロラを聴くと、まずあたかも会場が広くなっようなです、ぞれの楽器の音色が明確になり楽器の位置が見えるような感じで余韻の音が消えていく最後まできちんと聴こえ感激ものです。
芸能山城組の輪廻交響楽、AKIRAを聴くと、これまた驚きの連続で音の立ち上がりも早く低音も凄まじく今まで聞こえなかった音も聴こえます、リスナーの周囲をぐるぐる回るコーラスのところもスパースワンよりぐるぐる回ります。
井筒香奈江さん、ウィリアムス浩子さん等の女性ボーカルを聴くと、楽器とボーカルがハッキと分かれ聴きごたえあります。(ただし曲によってはボーカルが広がり過ぎると感じる時もあり、そのときはFE103A搭載の7LエンクロージャーBOXで聴きます。)
上記感想はZ1000-FE168SSHPが出す音は癖がなく、広範囲全域にフラットな特性によるものと思います。
よくバックロードホーンは特有の癖があると言われて、今までは具体的にどのようなことか?分かりませんでしたが、スパースワンと聴き比べて今は分かるようになりました。
大変良い買い物をしたと喜んでいます。
メイン使用機材;DENON PMA-2500NE,DNP-2500NE IO DATA Sundgenic
好バランスのバックロード決定版
機材:LINN SELEKT DSM-KA(プリメインアンプ内蔵),NAS(QNAP HS-210 + SSD)
ソース:ビリー・アイリッシュ『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』(FLAC 44.1kHz/24bit)
7年前からLINNのネットワークプレーヤーを中心に構成しています。その際CDプレーヤーを処分したので手持ちのCDは全てNASへリッピングしました。
スピーカーは,もともとバックロードホーンに憧れがあり,10年間Z700-DCUF122Wを愛用していたのですが,この度,限定販売でZ1000が出ると聞き,ラストチャンスだと思い即買いしました。
先日,大山さんのメルマガとブログに触発されて上記のアルバムを入手しました。
このアルバムには,押し出してくるような音圧や隠し味的に入っている重低音など多彩な音が入っていて,ヴォリュームを上げると家鳴震動しそうなほど(笑)ですが,本機は難なく再生しています。それでいて高音は刺激的にならず,ヴォーカルや演奏の輪郭も綺麗で,実にバランスがいいと感じました。
その他の音源もこれまで種々聴いてきて,ほぼ期待どおりの音が出ていると思います。
ただし,質がイマイチの音源(リマスターされる前のCDなど)は音の”悪さ”がかなり分かってしまうので,どんどん買い替えたくなるのが難点でしょうか(笑)。
音出ししてから一ヶ月半経ちますが,十分に満足しています。
ルックスもお気に入りです。