Z1000-FE108Sol レビュー総合
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Z1000-FE108Sol お客様投稿レビュー
音のバランスが良い。
CD=フリオ・イグレシアス1 DEF junko Ohashi(大橋純子) CD-P=marantz 8004 プリアンプ=真空管 パワーアンプ=300B真空管(プリ・パワーAMP=オーディオ郡響)
一つひとつの楽器の音色が聴こえるスピーカーです。
プリメインアンプはLUXMAN L-595A LIMITED、SANSUI AU-D907Xなど。プリアンプは安井氏のアナログ式(オーダーです)と真空管自作アンプ。パワーアンプはTUBEWORKSの300Bシングルと6CA7のPP。CDは YAMAHAの S-1000。DACはTEACのUD-505です。
このスピーカーはユニットの在庫処分のために通常の販売期間終了後に製作販売されたものです。私が音工房Zを知る以前に販売終了されていたものですのですぐに飛びついて購入しました。購入できた時の喜びは忘れる事ができません。
そしてその期待を大きく上回る感動の音を奏でてくれました。音は高音から低音までバランス良く鮮やかに鳴ります。私は主にクラッシックを聴きますが、オーケストラの楽器の一つひとつの音色を聴き分ける事ができる特別なスピーカーというよりも楽器の部類に入るような唯一無二の存在です。
さらに音質を向上させようとZ501のスーパーツイーターを購入接続しましたが、結果はスーパーツイーター無しの方がまとまりがある良い音に思えたのですぐに取り外しました。
このスピーカーはフォステクスの素晴らしいユニットと大山さんの情熱とのコラボレーションによる奇跡だと思っています。
いよいよ我が家の主役になってしまいそうです。
限定発売のユニットだけ先に購入し、待ちに待ったZ1000-FE108sol、勢いで注文をしてから届くまではそれまでメインだったZ1000-FE103solからその場を奪えるか。
試聴会で音を確認してはいたのですが自分の環境とあまりに違ったためと103solがあまりにツボにはまっていたため期待より不安のほうが多い状態でした。
届いた日に一通りのセッティングをして出てきた音を聴いた瞬間、それが杞憂なことがわかりました。
103solの音が出た瞬間、部屋がパッと華やかになり音に包まれるのと違ってすべての楽器の音を一音残らず出し切るような硬派なスピーカーだと感じました。特にギターなどの弦楽器のリアル感は流石に限定のユニットだけあり正直ツイーターいらずの高音から地響きような重低音まで余さず感じられます。
曲によっては硬さが気になる感じが最初ありましたがそれも100時間くらい経った頃から気が付いたらカドもとれ、さらに音に厚みと立体感が増したように思います。
最初の頃103solと半々で聴いてましたが最近では気が付いたらメインになっています。
昨日専用のベースが届き早速取り付けをし、今試聴してますがこれは103solの時のようにセットにするべきだと思うくらい音の抜けが良くなりさらにワンランク上がりました。
いよいよ我が家の主役になってしまいそうです。
また私の環境では淺は入れないほうがバランス良いようです。
たまに低音がたっぷりのソースの時のみ淺を入れてバランスを取っております。
困ったことはZ1000-FE103solは双璧として残りますが自作キットで購入したスピーカー達の出番がいよいよなくなってしまうことです。
Z800-FW168HRはまだ全く違うカテゴリーのスピーカーとして残れると思いますがその他のZ600、Z700系統の物をどうするか悩むことになりそうです。(いったい何台買っていることか 苦笑)
またこれからもよい製品を出して欲しい気持ちがある一方、これ以上の物を出されるとさらに悩みが増えそうです。
もう音工房Z様抜きの生活には戻れなくなりました。これからもよろしくお願いいたします。